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JPH06228522A - 熱溶融型両面テープ用粘着剤組成物 - Google Patents

熱溶融型両面テープ用粘着剤組成物

Info

Publication number
JPH06228522A
JPH06228522A JP5037354A JP3735493A JPH06228522A JP H06228522 A JPH06228522 A JP H06228522A JP 5037354 A JP5037354 A JP 5037354A JP 3735493 A JP3735493 A JP 3735493A JP H06228522 A JPH06228522 A JP H06228522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block copolymer
weight
composition
block
coupling agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5037354A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Takematsu
稔 竹松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Nippon Zeon Co Ltd
Priority to JP5037354A priority Critical patent/JPH06228522A/ja
Publication of JPH06228522A publication Critical patent/JPH06228522A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低溶融粘度、高凝集力を発現する熱溶融型両
面テープ用粘着剤組成物を提供する。 【構成】 スチレン含量19重量%、イソプレン含量8
1重量%の(A−B)3-X型ブロック共重合体(I)
と、スチレン含量19重量%、イソプレン含量81重量
%の(A−B)2-Y型ブロック共重合体(II)と、ス
チレン含量19重量%、イソプレン含量81重量%の
(A−B)型ブロック共重合体(III)とを含有し、
(I)、(II)、(III)の重量が、(I)/(I
I)=90/10、および、((I)+(II))/
(III)=70/30である、重量平均分子量23.
3×104 であるブロック共重合体組成物100部と、
1,3−ペンタジエン47重量%、シクロペンテン18
重量%、ジイソブチレン15重量%、スチレン20重量
%を含有する単量体混合物を塩化アルミニウム存在下カ
チオン重合して得られる炭化水素樹脂80重量部を配合
して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱溶融型両面テープ用粘
着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、粘着テープ工業において脱溶剤化
が進み、スチレン−イソプレン系ブロック共重合体ゴム
(以下、SISと記す)をベースとした熱溶融型粘着剤
が梱包用テープを中心に展開されている。しかし、梱包
用途に比べて一般的に高凝集力が必要とされる両面テー
プ用途の分野では、従来のSISに脂肪族系炭化水素樹
脂を粘着付与剤として用いると熱溶融行程において塗布
不可能な高粘度を示すことが大きな障害であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は低溶融
粘度で、かつ、高凝集力を発現する熱溶融型両面テープ
用粘着剤組成物を提供することにある。そこで本発明者
らはかかる目的を達成すべく検討を行った結果、特定な
芳香族系炭化水素樹脂を用いることが有効なことを見出
し、本発明を完成するに到った。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、一般式(A−B)n Xで表されるブロック共重合体
(I)と、一般式(A−B)2 Yで表されるブロック共
重合体(II)と、一般式(A−B)で表されるブロッ
ク共重合体(III)とを含有し、(式中、n=3また
は4、Aは芳香族ビニル単量体の重合体ブロックを、B
は共役ジエン系単量体の重合体ブロックを、Xは3官能
性または4官能性カップリング剤の残基を、Yは2官能
性または4官能性カップリング剤の残基を表わす。)
(I)、(II)及び(III)の重量が、(I)/
(II)=5/95〜95/5および((I)+(I
I))/(III)=45/55〜95/5である関係
を満足するブロック共重合体組成物(1)に、炭素数4
〜8を有する脂肪族系モノオレフィン(a)5〜60重
量%、炭素数4または5を有する脂肪族系ジオレフィン
(b)20〜70重量%および炭素数8〜10を有する
芳香族系モノオレフィン(c)5〜40重量%を含有す
る単量体混合物をフリーデル・クラフツ触媒の存在下に
カチオン重合して得られる炭化水素樹脂(2)を配合し
て成る熱溶融型両面テープ用粘着剤組成物が提供され
る。
【0005】本発明で使用するブロック共重合体組成物
(1)のブロック共重合体(I)は、一般式(A−B)
n Xで表わされるブロック共重合体であって、芳香族ビ
ニル単量体の重合体ブロックAと重合活性末端を有する
共役ジエン系単量体の重合体ブロックBとより成る(A
−B)型のブロック共重合体を、3官能性または4官能
性のカップリング剤により、カップリングさせた構造を
有する分岐状のブロック共重合体である。
【0006】ブロック共重合体(I)中の芳香族ビニル
単量体の重合体ブロックAの割合は、5〜50重量%、
好ましくは10〜45重量%である。この割合が5重量
%未満では保持力が低下し、また、この割合が50重量
%を超えると初期接着力が低下するので好ましくない。
【0007】ブロック共重合体(I)を合成するための
芳香族ビニル単量体は、特に限定されるものではなく、
その具体例としては、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン、ビニルナフタレンなどが挙げられる
が、中でもスチレンが好ましい。
【0008】ブロック共重合体(I)の合成のための共
役ジエン系単量体も特に限定されるものではなく、その
具体例として、1,3−ブタジエン、イソプレン、2,
3−ジメチル−1,3−ブタジエン、ピペリレン、2,
4−ヘキサジエン等を挙げることができるが、中でも
1,3−ブタジエン、イソプレンが好ましい。
【0009】ブロック共重合体(I)のポリスチレン換
算重量平均分子量は、50,000〜500,000、
好ましくは100,000〜400,000である。該
分子量が前記下限未満では保持力が不十分となり、ま
た、前記上限超では加工性が不満足なものとなる。
【0010】ブロック共重合体(I)の合成に使用する
3官能性または4官能性のカップリング剤は特に限定さ
れないが、たとえば、メチルトリクロロスズ、テトラク
ロロスズなどのスズ系カップリング剤;フェニルトリメ
トキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、テトラメ
トキシシラン、テトラエトキシシラン等のアルコキシシ
ラン系のカップリング剤;四塩化ケイ素、四ブロモケイ
素などのハロゲン化ケイ素系カップリング剤;クロロホ
ルム、トリクロロエタン、トリクロロプロパン、トリブ
ロモプロパンなどのハロゲン化アルカン等を挙げること
ができる。中でもアルコキシシラン系のカップリング剤
を用いると、初期接着力、保持力、加工性のバランスに
優れた熱溶融型両面テープ用粘着剤組成物を得ることが
できるので好ましい。
【0011】本発明で使用するブロック共重合体組成物
(1)のブロック共重合体(II)は、一般式(A−
B)2 Yで表わされるブロック共重合体であって、芳香
族ビニル単量体の重合体ブロックAと、重合活性末端を
有する共役ジエン系単量体の重合体ブロックBとより成
る(A−B)型ブロック共重合体を、2または4官能性
のカップリング剤によりカップリングさせた構造を有す
るブロック共重合体である。
【0012】ブロック共重合体(II)における、芳香
族ビニル単量体の重合体ブロックAの割合は、5〜50
重量%、好ましくは10〜45重量%である。この割合
が5重量%未満では保持力が低下し、また、この割合が
50重量%を超えると初期接着力が低下する。
【0013】ブロック共重合体(II)に用いる芳香族
ビニル単量体及び共役ジエン系単量体としては、上記ブ
ロック共重合体(I)の合成に使用するものと同様の単
量体を示すことができる。
【0014】ブロック共重合体(II)のポリスチレン
換算重量平均分子量は、50,000〜500,00
0、好ましくは、100,000〜400,000であ
る。該分子量が前記下限未満では保持力が不十分とな
り、また、前記上限超では加工性が不満足なものとな
る。
【0015】ブロック共重合体(II)の合成に使用す
る2〜4官能性のカップリング剤としては、例えば、ジ
クロロスズ、モノメチルジクロロスズ、ジメチルジクロ
ロスズ、モノエチルジクロロスズ、ジエチルジクロロス
ズ、メチルトリクロロスズ、モノブチルジクロロスズ、
ジブチルジブロムスズ、モノヘキシルジクロロスズ、テ
トラクロロスズなどのスズ系カップリング剤;例えば、
ジクロロシラン、モノメチルジクロロシラン、ジメチル
ジクロロシラン、モノエチルジクロロシラン、ジエチル
ジクロロシラン、モノブチルジクロロシラン、ジブチル
ジクロロシラン、モノヘキシルジクロロシラン、ジヘキ
シルジクロロシラン、ジブロムシラン、モノメチルジブ
ロムシラン、ジメチルジブロムシラン、四塩化ケイ素、
四ブロモケイ素などのハロゲン化ケイ素系カップリング
剤;ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキ
シシランテトラメトキシシランなどのアルコキシシラ
ン;ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレンなどのジビ
ニル芳香族化合物;ジクロロエタン、ジブロモエタン、
メチレンクロライド、ジブロモメタン、ジクロロプロパ
ン、ジブロモプロパン、クロロホルム、トリクロロエタ
ン、トリクロロプロパン、トリブロモプロパンなどのハ
ロゲン化アルカン;ジブロモベンゼンなどのハロゲン化
芳香族化合物;安息香酸エステル、CO、2−クロロプ
ロペン、1−クロロ−1,3−ブタジエンなどのその他
のカップリング剤;を挙げることができる。これらの中
でも、ジブロムベンゼンなどが好ましい。
【0016】本発明で使用するブロック共重合体組成物
(1)のブロック共重合体(III)は、一般式(A−
B)で表わされるブロック共重合体であって芳香族ビニ
ル単量体と共役ジエン系単量体とをブロック共重合する
ことによって得られる。
【0017】ブロック共重合体(III)における芳香
族ビニル単量体の重合体ブロックCの割合は、5〜50
重量%、好ましくは10〜45重量%である。この割合
が5重量%未満では保持力が低下し、また、この割合が
50重量%を超えると初期接着力が低下する。
【0018】ブロック共重合体(III)に用いられる
芳香族ビニル単量体及び共役ジエン系単量体としては、
ブロック共重合体(I)の合成に使用するものと同様の
単量体が使用される。
【0019】ブロック共重合体(III)のポリスチレ
ン換算重量平均分子量は、10,000〜300,00
0、好ましくは、20,000〜250,000であ
る。分子量が前記下限未満では保持力が不十分となり、
また、前記上限超では加工性が不満足なものとなる。
【0020】本発明で使用するブロック共重合体組成物
(1)は、それが含有するブロック共重合体(I)、
(II)および(III)の重量の間に、(I)/(I
I)=5/95〜95/5、好ましくは、(I)/(I
I)=40/60〜90/10、および((I)+(I
I))/(III)=45/55〜95/5、好ましく
は、((I)+(II))/(III)=50/50〜
90/10、の関係が成立することが必要である。この
範囲を外れると得られる初期接着力、保持力のバランス
が不満足なものとなる。
【0021】なお、本発明の効果を損なわない範囲にお
いてブロック共重合体組成物(1)の5重量%以下をブ
ロック共重合体(I)ないし(III)以外のブロック
共重合体、天然ゴム、ブタジエンゴム、イソブレンゴム
などの他のポリマーに置き換えることができる。
【0022】本発明で使用するブロック共重合体組成物
(1)は、ブロック共重合体(I)、(II)および
(III)を、それぞれ別個に合成した後、これらを任
意の方法により上記重量比率で混合することによって得
てもよく、また、重合活性末端を有する共役ジエン系単
量体の重合体ブロックが芳香族ビニル単量体の重合体ブ
ロックに直接結合した(A−B)型のブロック共重合体
をカップリングさせるときに、カップリング剤の種類及
び量を制御し、さらに、必要ならば公知のカップリング
促進剤を併用することによって、ブロック共重合体
(I)ないし(III)のうちの任意の二成分よりなる
ブロック共重合体混合物を得て、これらを適宜混合する
ことにより得ることもできる。さらに、後者の方法によ
れば、本発明のブロック共重合体組成物を一時に得るこ
とも可能である。
【0023】本発明で使用するブロック共重合体組成物
(1)を得るためのブロック共重合体(I)ないし(I
II)の混合方法は特に限定されず、各成分をブラベン
ダーやニーダー等で加熱混合する方法を例示することが
できる。
【0024】本発明で使用するブロック共重合体(I)
の合成方法は、特に限定されるものではないが、例え
ば、特開平3−26747号公報に記載された以下のプ
ロセス(イ)〜(ニ)に従って作ることができる。即
ち、 (イ)まず、極性化合物を添加した溶媒中で芳香族ビニ
ル単量体をモノリチウム開始剤により重合させる。モノ
リチウム開始剤としては、芳香族ビニル単量体及び共役
ジエン系単量体の重合を開始し得る公知のものが使用で
き、メチルリチウム、n−プロピルリチウム、n−ブチ
ルリチウム、sec−ブチルリチウムなどがその代表例
として示されるが、特に好ましいのはn−ブチルリチウ
ムである。モノリチウム開始剤の使用量は、当業者に周
知の方法で、所望する重合体の分子量に応じて計算によ
り求められる。
【0025】重合溶媒は、モノリチウム開始剤に不活性
なものであれば特に限定されるものではなく、例えば、
開鎖炭化水素溶剤、環式炭化水素溶剤またはこれらの混
合溶剤が使用される。開鎖炭化水素溶剤としてはn−ブ
タン、イソブタン、あるいはこれらの混合物;1−ブテ
ン、イソブチレン、トランス−2−ブテン、シス−2−
ブテン、あるいはこれらの混合物、1−ペンテン、トラ
ンス−2−ペンテン、シス−2−ペンテンあるいはこれ
らの混合物;n−ペンタン、イソペンタン、sec−ペ
ンタンあるいはこれらの混合物;1−ペンテン、トラン
ス−2−ペンテン、シス−2−ペンテンあるいはこれら
の混合物などの炭素数4〜5の開鎖アルカン及びアルケ
ンを例示することができる。また、環式炭化水素溶剤の
具体例としては、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの
芳香族化合物;シクロヘキサンなどの脂環式炭化水素を
挙げることができる。重合温度の制御及び芳香族ビニル
単量体の重合体ブロックの分子量分布の制御の点から
は、炭素数4〜5の開鎖炭化水素溶剤と環式炭化水素溶
剤とを重量比5:95〜50:50の範囲、好ましくは
10:90〜40:60の範囲の混合溶剤として用いる
のが好ましい。
【0026】また、極性化合物を用いることは必須では
ないが、これを用いることにより、重合開始速度の調
整、共役ジエン系単量体の重合体のビニル含量の調整、
芳香族ビニル単量体の重合体ブロックの分子量分布の調
整などを行なうことができる。極性化合物としては、モ
ノリチウム開始剤による共役ジエン系単量体またはこれ
と芳香族ビニル単量体との共重合において、ビニル含量
調整剤ないしランダマイザーとして用いられる公知の極
性化合物のうち、比誘電率が2.5〜5.0の芳香族も
しくは脂肪族エーテルまたは第3級アミンが使用でき
る。このような極性化合物の具体例としては、ジフェニ
ルエーテル、アニソールなどの芳香族エーテル;ジエチ
ルエーテル、ジブチルエーテルなどの脂肪族エーテル;
エリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルア
ミンなどの第3級モノアミン類が挙げられ、これらの1
種または2種以上が使用される。芳香族ビニル単量体の
重合体ブロックの分子量分布を所定のものとし、得られ
たブロック共重合体を含有する粘着剤組成物の特性を優
れたものにするために、好ましい極性化合物の使用量
は、モノリチウム開始剤1モル当り0.1〜100モ
ル、さらに好ましくは0.5〜20モルの範囲である。
【0027】かかる芳香族ビニル単量体の重合方法は特
に限定されず、芳香族ビニル単量体の全量と開始剤の全
量を一括重合系に仕込んで反応させるバッチ重合、これ
らを連続的に重合系に供給しつつ反応させる連続重合、
単量体と開始剤の一部を用いて所定の転化率まで重合を
行なわせたのち残りの単量体と開始剤を添加して重合を
継続する方法などの、通常用いられる方法のいずれを用
いてもよい。重合は、通常0℃〜90℃、好ましくは2
0℃〜70℃の範囲で実施される。反応温度の制御が困
難な場合には還流型凝縮器を設置した反応容器を用い還
流冷却による温度制御を行なうのが好ましい。
【0028】(ロ)次に、重合活性末端を有する芳香族
ビニル単量体の重合体ブロックAが存在する重合系に共
役ジエン系単量体を添加して重合を行なわせる。共役ジ
エン系単量体は反応熱を制御する上で連続的に添加する
のが好ましいが、これ以外の添加方法を採用してもよ
い。かくして、重合活性末端を有する共役ジエン系単量
体の重合体ブロックBが芳香族ビニル単量体の重合体ブ
ロックAに直接結合した(A−B)型ブロック共重合体
が生成する。
【0029】(ハ)共役ジエン系単量体の重合反応終了
後、カップリング剤を重合系に添加することにより、前
記活性末端を有する(A−B)型ブロック共重合体を結
合して、目的とする一般式(A−B)3 X(式中、Aは
芳香族ビニル単量体の重合体ブロックを、Bは共役ジエ
ン系単量体の重合体ブロックを、Xは3官能性または4
官能性カップリング剤の残基を表わす)で表わされるブ
ロック共重合体が得られる。このとき、公知のカップリ
ング促進剤を添加することもできる。
【0030】(ニ)カップリング反応終了後、必要に応
じ水、アルコール、酸などを添加して重合活性種を失活
させ、必要ならば老化防止剤を添加した後、公知の重合
体分離法(例えばスチームストリッピングなど)により
重合体を分離し、乾燥工程を経て目的とする3分岐状ブ
ロック共重合体、またはこれと線状ジブロック共重合体
との混合物が得られる。
【0031】本発明で使用するブロック共重合体(I
I)は、上記工程(ハ)において使用するカップリング
剤を変更するほかはブロック共重合体(I)と同様にし
て合成する。
【0032】本発明で使用するブロック共重合体(II
I)は、上記のブロック共重合体(I)の合成プロセス
(イ)〜(ニ)と同様にして重合活性末端を有する共役
ジエン系単量体の重合体ブロックBが芳香族ビニル単量
体の重合体ブロックAに直接結合した線状(A−B)型
ブロック共重合体を得た後、上述のプロセス(ニ)のご
とく重合活性種を失活させ、必要ならば老化防止剤を添
加した後、カップリング反応を行なうことなく、分離、
乾燥工程を経て得ることができる。
【0033】本発明で使用するブロック共重合体(I)
のみを高収率で得るためには、3官能性または4官能性
のカップリング剤の使用量は、重合に使用したモノリチ
ウム開始剤1モルに対して1/3モルが最適である。こ
の使用量を1/3モルより多くすると第二成分が併生す
るが、さらにその量を増すと末端にカップリング剤の残
基を有する(A−B−X)の構造を有する線状ブロック
共重合体(ただし、A、B、Xは前記に同じ)が多量に
剛生してしまう。この末端にカップリング剤残基を有す
る(A−B−X)の構造を有する線状ブロック共重合体
は、ブロック共重合体製造工程において加水分解を起こ
し易く、スチーム凝固が困難で、ゲル化しやすいなどい
くつかの問題を生じるので、本発明においては3官能性
または4官能性カップリング剤の使用量はモノリチウム
開始剤1モルに対して0.375モル以下が好ましい。
【0034】また、上述のように本発明で使用するブロ
ック共重合体組成物(1)を一時に得る方法を採用する
ときは、カップリング剤及びカップリング促進剤の種類
及び使用量によって得られるブロック共重合体混合物の
組成が異なるので、予備実験を行なうことによりこれら
の種類及び最適使用量を求めるのがよいが、通常、カッ
プリング剤の量はモノリチウム開始剤1モルに対して
0.15〜0.375モルの範囲から、カップリング促
進剤の量はカップリング剤1モルに対して2〜12モル
の範囲から選定するのが好ましい。
【0035】本発明で使用する炭化水素樹脂(2)は、
炭素数4〜8を有する脂肪族系モノオレフィン(a)5
〜60重量%、炭素数4または5を有する脂肪族系ジオ
レフィン(b)20〜70重量%および炭素数8〜10
を有する芳香族系モノオレフィン(c)5〜40重量%
を含有する単量体混合物をフリーデル・クラフツ触媒の
存在下にカチオン重合して得られるものである。
【0036】炭素数4〜8を有する脂肪族系モノオレフ
ィン(a)には、直鎖状モノオレフインおよび脂環状モ
ノオレフインが含まれるものであり、その具体例として
はイソブチレン、ブテン−1、シス−ブテン−2、トラ
ンス−ブテン−2、ペンテン−1、シス−ペンテン−
2、トランス−ペンテン−2、2−メチル−ブテン−
1、2−メチル−ブテン−2、ジイソブチレン、シクロ
ペンテン、シクロヘキセンなどが例示され、特にシクロ
ペンテンが賞用される。かかる脂肪族系モノオレフィン
をカチオン重合して得られる炭化水素樹脂を粘着付与剤
として使用した粘着剤組成物は、ブロック共重合体ゴム
組成物(1)との相溶性が改良されることによって初期
接着力が向上する。しかし、その比率が60重量%を超
えるとカチオン重合によって得られる炭化水素樹脂の収
率が低下し、また、液状低分子量ポリマーが大量に副生
して該炭化水素樹脂の軟化点が著しく低下するので好ま
しくない。
【0037】炭素数4または5を有する脂肪族系ジオレ
フィン(b)としては、1,3−ブタジエン、イソプレ
ン、1,3−ペンタジエン、シクロペンタジエン等が例
示され、特に1,3−ペンタジエンが賞用される。かか
る脂肪族系ジオレフィンの使用比率が70重量%を超え
るとブロック共重合体ゴム組成物(1)との相溶性に悪
影響を及ぼす高分子ポリマーを生成しやすく、またこの
比率が20重量%を下回るとカチオン重合反応の際に液
状低分子量ポリマーが大量に副生し、得られる炭化水素
樹脂の軟化点が著しく低下するので好ましくない。
【0038】炭素数8〜10を有する芳香族系モノオレ
フィン(c)としては、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、イソプロペニルトルエンなどが例
示されるが、なかでも炭素数10以下のものが賞用され
る。かかる芳香族モノオレフインの使用比率が40重量
%を超えると初期接着力が低下するので好ましくない。
またこの比率が5重量%を下回るとブロック共重合体組
成物(1)との相溶性が低下し、また、熱溶融行程にお
ける溶融粘度が増大するので好ましくない。
【0039】さらに本発明の効果を本質的に阻害しない
範囲内でジシクロペンタジエン、メチルシクロペンタジ
エン、インデン、メチルインデン等の他の重合可能成分
を含むことができる。
【0040】本発明で使用する炭化水素樹脂(2)はこ
のような単量体混合物をフリーデル・クラフツ触媒の存
在下に常法に従ってカチオン重合することによって得ら
れる。使用される触媒としてはルイス酸が挙げられ、例
えば、塩化アルミニウム、臭化アルミニウムなどのハロ
ゲン化アルミニウム、ハロゲン化ホウ素、ハロゲン化ス
ズ等である。なかでもハロゲン化アルミニウム、特に塩
化アルミニウムが賞用される。また、液状の(塩化アル
ミニウム/塩酸/アルキル置換芳香族炭化水素)コンプ
レックスも使用することができる。
【0041】また重合溶媒としては芳香族炭化水素、脂
肪族炭化水素、脂環族炭化水素およびハロゲン化炭化水
素のいずれのも有効に利用されるが、なかでも芳香族炭
化水素が好ましい。この溶媒は通常単量体100重量部
当たり20〜1000重量部、好ましくは50〜500
重量部の割合で使用される。重合温度はとくに限定され
ないが、通常は0〜120℃、好ましくは20〜100
℃の温度で行われる。反応系の圧力は特に限定されない
が、通常は大気圧以上である。反応時間は特に限定され
ないが、通常は数秒ないし12時間の範囲で変化するこ
とができる。重合終了後、常法に従って処理し乾燥する
ことによって目的とする炭化水素樹脂が得られる。
【0042】ブロック共重合体ゴム組成物(1)と炭化
水素樹脂(2)との配合割合は熱溶融型両面テープ用粘
着剤組成物の要求性能に応じて変量し得るが、一般にブ
ロック共重合体ゴム組成物(1)100重量部に対し炭
化水素樹脂(2)30〜250重量部、好ましくは40
〜150重量部が配合される。
【0043】また、本発明の熱溶融型両面テープ用粘着
剤組成物には、本発明の効果を本質的に妨げない範囲で
他のエラストマーや他の粘着付与剤樹脂を併用すること
ができ、さらにプロセスオイル、ポリブテンなどの軟化
剤、酸化防止剤、充填剤などを配合することもできる。
【0044】本発明の熱溶融型両面テープ用粘着剤組成
物は任意の方法に従って製造される。例えば混練のため
の適当な形状を持つブレードを備えたブレードミキサー
に各配合成分を投入して加熱混練することができ、一軸
または二軸のスクリューを備えた押出機型混練機を用い
て連続的に製造することもできる。また各配合成分をト
ルエンなどの溶剤の存在下に撹拌混合して粘着剤溶液と
することができ、さらにゴムラテックスに予めエマルジ
ョン化した炭化水素樹脂を撹拌混合して粘着剤エマルジ
ョンとすることもできる。これらは熱溶融型両面テープ
用粘着剤組成物として、通常、塗布機を用いて所望の基
材に塗布され、各種の粘着テープあるいは粘着ラベル製
品が製造される。
【0045】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例、比較例及び参考例中の部及
び%はとくに断りのないかぎり重量基準である。また、
本実施例において、重合体の分子量は、テトラヒドロフ
ランをキャリアーとする高速液体クロマトグラフィーに
より求めたポリスチレン換算の重量平均分子量である。
さらに、共重合体の組成は、高速液体クロマトグラフィ
ーにより得られた各共重合体のピーク面積から求めた。
【0046】<粘着物性>ブロック共重合体組成物の不
揮発分濃度50%の粘着剤溶液を調製し、この溶液を2
5μm厚のポリエステルフィルム上に糊厚25μmにな
るように塗布して粘着テープを作成し、得られた粘着テ
ープの初期接着力、粘着力、保持力、Shear Ad
hesion Failure Temperatur
e(以下、SAFTと記す)、配合物粘度を測定した。 (1)初期接着力は、ASTM D−2979に準じ、
AA400番の研磨紙で研磨したプローブを使用し、接
触圧100g/cm2 、接触時間1秒、移動時間1cm
/秒、ウエイト19.6±0.2gの条件で23℃およ
び10℃において、プローブタックを測定した(単位:
N/cm2 )。 (2)粘着力は、JIS Z−0237に準じ、ポリエ
チレンフイルムおよび280番の耐水研磨紙で研磨した
ステンレス板に、それぞれ幅10mm×長さ100mm
とした粘着テープを貼りつけ、23℃において200m
m/分の速度で180度の方向に剥離して測定した(単
位:g/cm)。 (3)保持力は、JIS Z−0237に準じ、前記と
同様に処理したステンレス板に25mm×10mmの面
積が接するように粘着テープを貼りつけ、50℃におい
て1kgの荷重を加えて、粘着テープがステンレス板よ
り脱落するのに要する時間を測定した(単位:分)。 (4)SAFTは、前記と同様に処理したステンレス板
に25mm×10mmの面積が接するように粘着テープ
を貼りつけ、1kgの荷重を加えて、40℃から0.5
℃/分で昇温し、粘着テープがステンレス板より脱落す
る時の温度を測定した(単位:℃)。 (5)配合物粘度は、ブロック共重合体組成物と炭化水
素樹脂とをダルタン万能混合攪拌機5DMV−r型(三
英製作所製)を用いて180℃にて混練して製造した粘
着剤組成物を、サーモセル型粘度計DV−III型(ブ
ルックフイールドエンジニアリングラボラトリー社製)
をもちいて180℃にて測定した(単位:センチポイ
ズ)。
【0047】参考例1ブロック共重合体の合成 (1)乾燥窒素雰囲気下、3リットルのオートクレーブ
にて、1500gのシクロヘキサン溶媒中、n−ブチル
リチウム5.7ミリモルを重合開始剤として使用し、6
0℃、5時間でスチレン95g、イソプレン405gを
順次添加して重合を行い、しかる後、カップリング剤と
してテトラメトキシシランを使用してカップリング反応
を行い、表1に示す(A−B)3−X 型ブロック共重合
体(ブロック共重合体(I))を製造した。 (2)乾燥窒素雰囲気下、3リットルのオートクレーブ
にて、1500gのシクロヘキサン溶媒中、n−ブチル
リチウム5.7ミリモルを重合開始剤として使用し、6
0℃、5時間でスチレン95g、イソプレン405gを
順次添加して重合を行い、しかる後、カップリング剤と
してジブロムベンゼンを使用してカップリング反応を行
い、表1に示す(A−B)2−X 型ブロック共重合体
(ブロック共重合体(II))を製造した。 (3)乾燥窒素雰囲気下、3リットルのオートクレーブ
にて、1500gのシクロヘキサン溶媒中、n−ブチル
リチウム5.7ミリモルを重合開始剤として使用し、6
0℃、5時間でスチレン95g、イソプレン405gを
順次添加して重合を行い、表1に示す(A−B)型ブロ
ック共重合体(ブロック共重合体(III))を製造し
た。得られた各ブロック共重合体(I)〜(III)の
重量平均分子量、スチレンとイソプレンとの組成比を表
1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】参考例2 ベンゼン100部及び塩化アルミニウム2部を仕込んだ
のち、表2に示す組成の単量体混合物100部を徐々に
加え65℃で共重合することにより各種の炭化水素樹脂
(2)を製造した。なお軟化点はJIS K−2531
に規定された環球法に従い測定した。結果を表2に示
す。
【0050】
【表2】
【0051】実施例1、2および比較例1〜3 参考例1で製造したブロック共重合体(I)〜(II
I)を用いて表3に示す重量比のブロック共重合体組成
物(1)を調製し、これらのブロック共重合体組成物
(1)と参考例2で製造した炭化水素樹脂(2)とを表
4に示した配合処方により、各成分をダルトン混練機に
て混練して粘着剤組成物を製造し、該組成物をトルエン
に溶解し(不揮発分濃度50%)、この溶液を25μm
厚のポリエステルフィルム上に糊厚25μmになるよう
に塗布して粘着テープを作成した。結果を一括して表2
に示す。
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】表4の結果から、本発明の熱溶融型両面テ
ープ用粘着剤組成物を用いた粘着テープは、従来の脂肪
族炭化水素樹脂を粘着剤として用いたものと比較して、
低溶融粘度で、かつ、初期接着力、接着力および保持力
のバランスにも優れていることがわかる。
【0055】
【発明の効果】かくして本発明によれば、低溶融粘度
で、かつ、初期接着力、接着力および保持力のバランス
に優れた熱溶融型両面テープ用粘着剤組成物が得られ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(A−B)n Xで表されるブロッ
    ク共重合体(I)と、一般式(A−B)2 Yで表される
    ブロック共重合体(II)と、一般式(A−B)で表さ
    れるブロック共重合体(III)とを含有し、(式中、
    n=3または4、Aは芳香族ビニル単量体の重合体ブロ
    ックを、Bは共役ジエン系単量体の重合体ブロックを、
    Xは3官能性または4官能性カップリング剤の残基を、
    Yは2官能性または4官能性カップリング剤の残基を表
    わす。)(I)、(II)及び(III)の重量が、
    (I)/(II)=5/95〜95/5および((I)
    +(II))/(III)=45/55〜95/5であ
    る関係を満足するブロック共重合体組成物(1)に、炭
    素数4〜8を有する脂肪族系モノオレフィン(a)5〜
    60重量%、炭素数4または5を有する脂肪族系ジオレ
    フィン(b)20〜70重量%および炭素数8〜10を
    有する芳香族系モノオレフィン(c)5〜40重量%を
    含有する単量体混合物をフリーデル・クラフツ触媒の存
    在下にカチオン重合して得られる炭化水素樹脂(2)を
    配合して成る熱溶融型両面テープ用粘着剤組成物。
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