JPH06211120A - 車両スリップ・アンチスキッド制御装置 - Google Patents
車両スリップ・アンチスキッド制御装置Info
- Publication number
- JPH06211120A JPH06211120A JP767993A JP767993A JPH06211120A JP H06211120 A JPH06211120 A JP H06211120A JP 767993 A JP767993 A JP 767993A JP 767993 A JP767993 A JP 767993A JP H06211120 A JPH06211120 A JP H06211120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- brake
- wheel brake
- master cylinder
- hydraulic pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ブレーキ配管の構成が簡単で、制御弁を多用
することのない車両スリップ・アンチスキッド制御装置
を提供する。 【構成】 各々が駆動輪ブレーキ4a、4cと従動輪ブ
レーキ4b、4dを含んだ2系統のブレーキ油圧系を備
え、前記駆動輪ブレーキに連結した第1油圧還流路10
a、10bと、前記従動輪ブレーキに連結した第2油圧
還流路11a、11bに設置された絞り通路14a、1
4bと、前記絞り通路と前記従動輪ブレーキとの間に設
置され前記従動輪ブレーキから前記マスタシリンダ1方
向への油圧の流れのみを許容する逆止弁13a、13b
と、前記第1油圧還流路および前記第2油圧還流路とマ
スタシリンダ1とを連結した油圧戻し路15a、15b
に設置され、両方向の油圧の吐出を行う油圧ポンプ16
a、16bとを備える。
することのない車両スリップ・アンチスキッド制御装置
を提供する。 【構成】 各々が駆動輪ブレーキ4a、4cと従動輪ブ
レーキ4b、4dを含んだ2系統のブレーキ油圧系を備
え、前記駆動輪ブレーキに連結した第1油圧還流路10
a、10bと、前記従動輪ブレーキに連結した第2油圧
還流路11a、11bに設置された絞り通路14a、1
4bと、前記絞り通路と前記従動輪ブレーキとの間に設
置され前記従動輪ブレーキから前記マスタシリンダ1方
向への油圧の流れのみを許容する逆止弁13a、13b
と、前記第1油圧還流路および前記第2油圧還流路とマ
スタシリンダ1とを連結した油圧戻し路15a、15b
に設置され、両方向の油圧の吐出を行う油圧ポンプ16
a、16bとを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本明細書にて開示された発明は、
車両スリップ・アンチスキッド制御装置に適用すること
ができる。
車両スリップ・アンチスキッド制御装置に適用すること
ができる。
【0002】
【従来の技術】車両スリップ・アンチスキッド制御装置
には、特開昭63−41272号に記載されたものが従
来技術として公知である。前記従来技術であるスリップ
制御装置は前記公報の図1にあるように、主にFF車に
多く見られるようにタンデム型マスタシリンダの2つの
油圧室を、各々駆動輪ブレーキと従動輪ブレーキの1つ
ずつに連結させるようにしたX型の配管ブレーキに、ス
リップ制御装置及びアンチスキッド装置を適用させたも
のである。
には、特開昭63−41272号に記載されたものが従
来技術として公知である。前記従来技術であるスリップ
制御装置は前記公報の図1にあるように、主にFF車に
多く見られるようにタンデム型マスタシリンダの2つの
油圧室を、各々駆動輪ブレーキと従動輪ブレーキの1つ
ずつに連結させるようにしたX型の配管ブレーキに、ス
リップ制御装置及びアンチスキッド装置を適用させたも
のである。
【0003】しかしながら上記従来技術は、本来複雑な
構成を伴うX型配管に対して、車輪ブレーキの油圧を
増、減圧するスリップ制御装置及びアンチスキッド装置
を結合しているため、配管が複雑であるばかりでなく、
油圧制御用の制御弁を多用しなければならない。
構成を伴うX型配管に対して、車輪ブレーキの油圧を
増、減圧するスリップ制御装置及びアンチスキッド装置
を結合しているため、配管が複雑であるばかりでなく、
油圧制御用の制御弁を多用しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、ブレーキ配管の構成が簡単で、制御弁を多用す
ることのない車両スリップ・アンチスキッド制御装置を
提供するものである。
ころは、ブレーキ配管の構成が簡単で、制御弁を多用す
ることのない車両スリップ・アンチスキッド制御装置を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1においては、各々が駆動輪ブレーキ
と従動輪ブレーキを含んだ2系統のブレーキ油圧系を備
えた車両スリップ・アンチスキッド制御装置において、
ブレーキマスタシリンダと前記駆動輪ブレーキとの間の
第1油圧主経路に設置され、前記駆動輪ブレーキと前記
ブレーキマスタシリンダとを連通する第1位置と、前記
駆動輪ブレーキと前記ブレーキマスタシリンダとの連通
を遮断する第2位置とを選択可能な第1油圧制御弁と、
前記駆動輪ブレーキに連結した第1油圧還流路および前
記従動輪ブレーキに連結した第2油圧還流路と、前記第
1油圧還流路および前記第2油圧還流路と前記マスタシ
リンダとを連結した油圧戻し路と、前記油圧戻し路に設
置され、前記ブレーキマスタシリンダから前記駆動輪ブ
レーキ方向への油圧の吐出と、前記駆動輪ブレーキおよ
び前記従動輪ブレーキから前記ブレーキマスタシリンダ
方向への油圧の吐出を行う油圧ポンプと、前記第1油圧
還流路に設置され前記駆動輪ブレーキと前記油圧ポンプ
とを遮断する第1位置と、前記駆動輪ブレーキと前記油
圧ポンプとの連通を連通する第2位置とを選択可能な第
2油圧制御弁と、前記第2油圧主経路に設置され、前記
従動輪ブレーキと前記ブレーキマスタシリンダとを連通
する第1位置と、前記従動輪ブレーキと前記ブレーキマ
スタシリンダとの連通を遮断する第2位置とを選択可能
な第3油圧制御弁と、前記第2油圧還流路に設置された
絞り通路と、前記第2油圧還流路の前記絞り通路と前記
従動輪ブレーキとの間に設置され前記従動輪ブレーキか
ら前記マスタシリンダ方向への油圧の流れのみを許容す
る逆止弁を備えたことを特徴とする車両スリップ・アン
チスキッド制御装置とした。
に本発明の請求項1においては、各々が駆動輪ブレーキ
と従動輪ブレーキを含んだ2系統のブレーキ油圧系を備
えた車両スリップ・アンチスキッド制御装置において、
ブレーキマスタシリンダと前記駆動輪ブレーキとの間の
第1油圧主経路に設置され、前記駆動輪ブレーキと前記
ブレーキマスタシリンダとを連通する第1位置と、前記
駆動輪ブレーキと前記ブレーキマスタシリンダとの連通
を遮断する第2位置とを選択可能な第1油圧制御弁と、
前記駆動輪ブレーキに連結した第1油圧還流路および前
記従動輪ブレーキに連結した第2油圧還流路と、前記第
1油圧還流路および前記第2油圧還流路と前記マスタシ
リンダとを連結した油圧戻し路と、前記油圧戻し路に設
置され、前記ブレーキマスタシリンダから前記駆動輪ブ
レーキ方向への油圧の吐出と、前記駆動輪ブレーキおよ
び前記従動輪ブレーキから前記ブレーキマスタシリンダ
方向への油圧の吐出を行う油圧ポンプと、前記第1油圧
還流路に設置され前記駆動輪ブレーキと前記油圧ポンプ
とを遮断する第1位置と、前記駆動輪ブレーキと前記油
圧ポンプとの連通を連通する第2位置とを選択可能な第
2油圧制御弁と、前記第2油圧主経路に設置され、前記
従動輪ブレーキと前記ブレーキマスタシリンダとを連通
する第1位置と、前記従動輪ブレーキと前記ブレーキマ
スタシリンダとの連通を遮断する第2位置とを選択可能
な第3油圧制御弁と、前記第2油圧還流路に設置された
絞り通路と、前記第2油圧還流路の前記絞り通路と前記
従動輪ブレーキとの間に設置され前記従動輪ブレーキか
ら前記マスタシリンダ方向への油圧の流れのみを許容す
る逆止弁を備えたことを特徴とする車両スリップ・アン
チスキッド制御装置とした。
【0006】又、請求項2においては、駆動輪ブレーキ
のみを含んだブレーキ系と従動輪ブレーキのみを含んだ
ブレーキ系の2系統のブレーキ油圧系を備えた車両スリ
ップ・アンチスキッド制御装置において、ブレーキマス
タシリンダと前記駆動輪ブレーキとの間の第1油圧主経
路に設置され、前記駆動輪ブレーキと前記ブレーキマス
タシリンダとを連通する第1位置と、前記駆動輪ブレー
キと前記ブレーキマスタシリンダとの連通を遮断する第
2位置とを選択可能な第1油圧制御弁と、前記駆動輪ブ
レーキに連結した第1油圧還流路と、前記第1油圧還流
路に設置され前記ブレーキマスタシリンダから前記駆動
輪ブレーキ方向への油圧の吐出と、前記駆動輪ブレーキ
から前記ブレーキマスタシリンダ方向への油圧の吐出を
行う第1油圧ポンプと、前記第1油圧還流路の前記第1
油圧ポンプと前記駆動輪ブレーキの間に設置され前記駆
動輪ブレーキと前記第1油圧ポンプとを遮断する第1位
置と、前記駆動輪ブレーキと前記第1油圧ポンプとの連
通を連通する第2位置とを選択可能な第2油圧制御弁
と、前記マスタシリンダと前記従動輪ブレーキとを連結
する第2油圧主経路と、前記第2油圧主経路に設置され
前記従動輪ブレーキと前記ブレーキマスタシリンダとを
連通する第1位置と、前記従動輪ブレーキと前記ブレー
キマスタシリンダとの連通を遮断する第2位置とを選択
可能な第3油圧制御弁と、前記第2油圧主経路に並行し
て前記マスタシリンダと前記従動輪ブレーキとを連結す
る前記第2油圧還流路に設置された絞り通路と、前記第
2油圧還流路の前記絞り通路と前記マスタシリンダとの
間に設置され前記従動輪ブレーキから前記マスタシリン
ダ方向への油圧の吐出を行う第2油圧ポンプを備えたこ
とを特徴とする車両スリップ・アンチスキッド制御装置
とした。
のみを含んだブレーキ系と従動輪ブレーキのみを含んだ
ブレーキ系の2系統のブレーキ油圧系を備えた車両スリ
ップ・アンチスキッド制御装置において、ブレーキマス
タシリンダと前記駆動輪ブレーキとの間の第1油圧主経
路に設置され、前記駆動輪ブレーキと前記ブレーキマス
タシリンダとを連通する第1位置と、前記駆動輪ブレー
キと前記ブレーキマスタシリンダとの連通を遮断する第
2位置とを選択可能な第1油圧制御弁と、前記駆動輪ブ
レーキに連結した第1油圧還流路と、前記第1油圧還流
路に設置され前記ブレーキマスタシリンダから前記駆動
輪ブレーキ方向への油圧の吐出と、前記駆動輪ブレーキ
から前記ブレーキマスタシリンダ方向への油圧の吐出を
行う第1油圧ポンプと、前記第1油圧還流路の前記第1
油圧ポンプと前記駆動輪ブレーキの間に設置され前記駆
動輪ブレーキと前記第1油圧ポンプとを遮断する第1位
置と、前記駆動輪ブレーキと前記第1油圧ポンプとの連
通を連通する第2位置とを選択可能な第2油圧制御弁
と、前記マスタシリンダと前記従動輪ブレーキとを連結
する第2油圧主経路と、前記第2油圧主経路に設置され
前記従動輪ブレーキと前記ブレーキマスタシリンダとを
連通する第1位置と、前記従動輪ブレーキと前記ブレー
キマスタシリンダとの連通を遮断する第2位置とを選択
可能な第3油圧制御弁と、前記第2油圧主経路に並行し
て前記マスタシリンダと前記従動輪ブレーキとを連結す
る前記第2油圧還流路に設置された絞り通路と、前記第
2油圧還流路の前記絞り通路と前記マスタシリンダとの
間に設置され前記従動輪ブレーキから前記マスタシリン
ダ方向への油圧の吐出を行う第2油圧ポンプを備えたこ
とを特徴とする車両スリップ・アンチスキッド制御装置
とした。
【0007】
【作用】上記したように本発明に記載された手段によれ
ば、従動輪ブレーキの油圧を還流する油圧ポンプと前記
従動輪ブレーキの間に絞り通路を備え、更に、駆動輪ブ
レーキの油圧を還流する油圧ポンプを両方向回転ポンプ
としたため、従動輪側の車輪ブレーキの減圧時に前記絞
り通路によって油圧を適当な勾配で減圧できるため、減
圧用の制御弁を必要とせず、又、車輪スリップ制御時に
はマスタシリンダから駆動側の車輪ブレーキ方向に油圧
を吐出できるため、車輪スリップ制御時のカット弁も必
要としない。
ば、従動輪ブレーキの油圧を還流する油圧ポンプと前記
従動輪ブレーキの間に絞り通路を備え、更に、駆動輪ブ
レーキの油圧を還流する油圧ポンプを両方向回転ポンプ
としたため、従動輪側の車輪ブレーキの減圧時に前記絞
り通路によって油圧を適当な勾配で減圧できるため、減
圧用の制御弁を必要とせず、又、車輪スリップ制御時に
はマスタシリンダから駆動側の車輪ブレーキ方向に油圧
を吐出できるため、車輪スリップ制御時のカット弁も必
要としない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を表す図面を参照しながら説明
する。
する。
【0009】図1は本発明のスリップ・アンチスキッド
制御装置を主にFF車に多いX型配管の車両に適用した
場合の実施例を表す図である。図において、1はブレー
キ液タンク2を備えたマスタシリンダ、3a、3cは車
両の駆動輪(本実施例では前輪とする)、3b、3dは
従動輪(本実施例では後輪とする)、4a〜4dは前記
各輪に取付けられた車輪ブレーキである。又、前記マス
タシリンダ1を作動させるべく、ブレーキペダル1aが
取付けられている。以下、片側の油圧回路を中心に説明
する。前記マスタシリンダ1からの油圧を供給する油圧
供給路5aには、前記車輪ブレーキ4aに連結した第1
油圧主経路6aと前記車輪ブレーキ4bに連結した第2
油圧主経路7aが各々連結され、前記第1油圧主経路6
aには前記マスタシリンダ1と前記車輪ブレーキ4aと
の間を連通させる第1位置8a′と、前記マスタシリン
ダ1と前記車輪ブレーキ4aとの間を遮断する第2位置
8a″とを選択する第1油圧制御弁8aが設置されてい
る。又、第2油圧主経路7aには、前記マスタシリンダ
1と前記車輪ブレーキ4bとの間を連通させる第1位置
9a′と、前記マスタシリンダ1と前記車輪ブレーキ4
bとの間を遮断する第2位置9a″とを選択する第3油
圧制御弁9aが設置されている。同様に、前記マスタシ
リンダ1からの油圧を供給するもう1つの油圧供給路5
bには、前記車輪ブレーキ4cに連結した第1油圧主経
路6bと前記車輪ブレーキ4dに連結した第2油圧主経
路7bが各々連結され、前記第1油圧主経路6bには前
記マスタシリンダ1と前記車輪ブレーキ4cとの間を連
通させる第1位置8b′と、前記マスタシリンダ1と前
記車輪ブレーキ4cとの間を遮断する第2位置8b″と
を選択する第1油圧制御弁8bが設置されている。又、
第2油圧主経路7bには、前記マスタシリンダ1と前記
車輪ブレーキ4dとの間を連通させる第1位置9b′
と、前記マスタシリンダ1と前記車輪ブレーキ4dとの
間を遮断する第2位置9b″とを選択する第3油圧制御
弁9bが設置されている。
制御装置を主にFF車に多いX型配管の車両に適用した
場合の実施例を表す図である。図において、1はブレー
キ液タンク2を備えたマスタシリンダ、3a、3cは車
両の駆動輪(本実施例では前輪とする)、3b、3dは
従動輪(本実施例では後輪とする)、4a〜4dは前記
各輪に取付けられた車輪ブレーキである。又、前記マス
タシリンダ1を作動させるべく、ブレーキペダル1aが
取付けられている。以下、片側の油圧回路を中心に説明
する。前記マスタシリンダ1からの油圧を供給する油圧
供給路5aには、前記車輪ブレーキ4aに連結した第1
油圧主経路6aと前記車輪ブレーキ4bに連結した第2
油圧主経路7aが各々連結され、前記第1油圧主経路6
aには前記マスタシリンダ1と前記車輪ブレーキ4aと
の間を連通させる第1位置8a′と、前記マスタシリン
ダ1と前記車輪ブレーキ4aとの間を遮断する第2位置
8a″とを選択する第1油圧制御弁8aが設置されてい
る。又、第2油圧主経路7aには、前記マスタシリンダ
1と前記車輪ブレーキ4bとの間を連通させる第1位置
9a′と、前記マスタシリンダ1と前記車輪ブレーキ4
bとの間を遮断する第2位置9a″とを選択する第3油
圧制御弁9aが設置されている。同様に、前記マスタシ
リンダ1からの油圧を供給するもう1つの油圧供給路5
bには、前記車輪ブレーキ4cに連結した第1油圧主経
路6bと前記車輪ブレーキ4dに連結した第2油圧主経
路7bが各々連結され、前記第1油圧主経路6bには前
記マスタシリンダ1と前記車輪ブレーキ4cとの間を連
通させる第1位置8b′と、前記マスタシリンダ1と前
記車輪ブレーキ4cとの間を遮断する第2位置8b″と
を選択する第1油圧制御弁8bが設置されている。又、
第2油圧主経路7bには、前記マスタシリンダ1と前記
車輪ブレーキ4dとの間を連通させる第1位置9b′
と、前記マスタシリンダ1と前記車輪ブレーキ4dとの
間を遮断する第2位置9b″とを選択する第3油圧制御
弁9bが設置されている。
【0010】前記車輪ブレーキ4a、4bと連結するよ
うに各々第1油圧還流路10a、第2油圧還流路11a
が前記油圧供給路5aと並行して設けられ、前記第1油
圧還流路10a、第2油圧還流路11aと前記マスタシ
リンダとを連結するように油圧戻し路15aが設けられ
ている。前記油圧戻し路15a上には前記駆動輪3aの
車輪ブレーキ4aのスリップ制御時およびアンチスキッ
ド制御時、前記従動輪3bの車輪ブレーキ4bのアンチ
スキッド制御時の油圧吐出用として使用する油圧ポンプ
16aが設置されている。前記第1油圧還流路10a上
には前記車輪ブレーキ4aと前記油圧ポンプ16aとの
間の連通を遮断する第1位置12a′と前記車輪ブレー
キ4aと前記油圧ポンプ16aとを連通させる第2位置
12a″とを選択する第2油圧制御弁12aを備え、前
記第2油圧還流路11a上には前記車輪ブレーキ4bか
ら前記油圧ポンプ16aへの油圧の流れのみを許容する
逆止弁13aを備えており、更に、前記第2油圧還流路
11a上の前記逆止弁13aと前記油圧ポンプ16a間
には絞り通路14aが設置されている。
うに各々第1油圧還流路10a、第2油圧還流路11a
が前記油圧供給路5aと並行して設けられ、前記第1油
圧還流路10a、第2油圧還流路11aと前記マスタシ
リンダとを連結するように油圧戻し路15aが設けられ
ている。前記油圧戻し路15a上には前記駆動輪3aの
車輪ブレーキ4aのスリップ制御時およびアンチスキッ
ド制御時、前記従動輪3bの車輪ブレーキ4bのアンチ
スキッド制御時の油圧吐出用として使用する油圧ポンプ
16aが設置されている。前記第1油圧還流路10a上
には前記車輪ブレーキ4aと前記油圧ポンプ16aとの
間の連通を遮断する第1位置12a′と前記車輪ブレー
キ4aと前記油圧ポンプ16aとを連通させる第2位置
12a″とを選択する第2油圧制御弁12aを備え、前
記第2油圧還流路11a上には前記車輪ブレーキ4bか
ら前記油圧ポンプ16aへの油圧の流れのみを許容する
逆止弁13aを備えており、更に、前記第2油圧還流路
11a上の前記逆止弁13aと前記油圧ポンプ16a間
には絞り通路14aが設置されている。
【0011】又、同様に前記車輪ブレーキ4c、4dと
連結するように各々第1油圧還流路10b、第2油圧還
流路11bが前記油圧供給路5bと並行して設けられ、
前記第1油圧還流路10b、第2油圧還流路11bと前
記マスタシリンダとを連結するように油圧戻し路15b
が設けられている。前記油圧戻し路15b上には前記駆
動輪3cの車輪ブレーキ4cのスリップ制御時およびア
ンチスキッド制御時、前記従動輪3dの車輪ブレーキ4
dのアンチスキッド制御時の油圧吐出用として使用する
油圧ポンプ16bが設置されている。前記第1油圧還流
路10b上には前記車輪ブレーキ4cと前記油圧ポンプ
16bとの間の連通を遮断する第1位置12b′と前記
車輪ブレーキ4cと前記油圧ポンプ16bとを連通させ
る第2位置12b″とを選択する第2油圧制御弁12b
を備え、前記第2油圧還流路11b上には前記車輪ブレ
ーキ4dから前記油圧ポンプ16bへの油圧の流れのみ
を許容する逆止弁13bを備えており、更に、前記第2
油圧還流路11b上の前記逆止弁13bと前記油圧ポン
プ16b間には絞り通路14bが設置されている。
連結するように各々第1油圧還流路10b、第2油圧還
流路11bが前記油圧供給路5bと並行して設けられ、
前記第1油圧還流路10b、第2油圧還流路11bと前
記マスタシリンダとを連結するように油圧戻し路15b
が設けられている。前記油圧戻し路15b上には前記駆
動輪3cの車輪ブレーキ4cのスリップ制御時およびア
ンチスキッド制御時、前記従動輪3dの車輪ブレーキ4
dのアンチスキッド制御時の油圧吐出用として使用する
油圧ポンプ16bが設置されている。前記第1油圧還流
路10b上には前記車輪ブレーキ4cと前記油圧ポンプ
16bとの間の連通を遮断する第1位置12b′と前記
車輪ブレーキ4cと前記油圧ポンプ16bとを連通させ
る第2位置12b″とを選択する第2油圧制御弁12b
を備え、前記第2油圧還流路11b上には前記車輪ブレ
ーキ4dから前記油圧ポンプ16bへの油圧の流れのみ
を許容する逆止弁13bを備えており、更に、前記第2
油圧還流路11b上の前記逆止弁13bと前記油圧ポン
プ16b間には絞り通路14bが設置されている。
【0012】ここで、前記油圧ポンプ16aおよび16
bは、両方向に回転可能な油圧ポンプであって、各々前
記車輪ブレーキ4a〜4dから前記マスタシリンダ1方
向と、前記マスタシリンダ1から前記車輪ブレーキ4a
〜4d方向への油圧の吐出を行うことができる。
bは、両方向に回転可能な油圧ポンプであって、各々前
記車輪ブレーキ4a〜4dから前記マスタシリンダ1方
向と、前記マスタシリンダ1から前記車輪ブレーキ4a
〜4d方向への油圧の吐出を行うことができる。
【0013】次に、上記した実施例の作動について説明
する。車両運行時に運転者がブレーキペダル1aを操作
すれば、マスタシリンダ1に発生した油圧が油圧供給路
5a、5bと、これらに連結した第1油圧主経路6a、
6b第2油圧主経路7a、7b、前記車輪ブレーキ4a
〜4dと前記マスタシリンダ1とを連通させる第1位置
8a′、8b′、9a′、9b′にある各第1油圧制御
弁8a、8bおよび第3油圧制御弁9a、9bを各々介
して各車輪ブレーキ4a〜4dに伝達し、各駆動輪3
a、3cおよび従動輪3b、3dに制動力を与える。
する。車両運行時に運転者がブレーキペダル1aを操作
すれば、マスタシリンダ1に発生した油圧が油圧供給路
5a、5bと、これらに連結した第1油圧主経路6a、
6b第2油圧主経路7a、7b、前記車輪ブレーキ4a
〜4dと前記マスタシリンダ1とを連通させる第1位置
8a′、8b′、9a′、9b′にある各第1油圧制御
弁8a、8bおよび第3油圧制御弁9a、9bを各々介
して各車輪ブレーキ4a〜4dに伝達し、各駆動輪3
a、3cおよび従動輪3b、3dに制動力を与える。
【0014】車両が路面μが低い道路(例えば雪道や凍
結路)を進行中に、前記各輪3a〜3dに過大な制動力
がかかり、車輪速度センサ(図示せず)が例えば車輪3
aのロック状態を検出すると、コントローラ(図示せ
ず)がロック状態となった車輪の第1油圧制御弁8a
を、前記車輪ブレーキ4aと前記マスタシリンダ1との
連通を遮断する第2位置8a″に切換え、同時に第2油
圧制御弁12aを前記車輪ブレーキ4aと前記油圧ポン
プ16aとを連通する第2位置12a″に切り換え、更
に油圧ポンプ16aが前記車輪ブレーキ4aから前記マ
スタシリンダ1へ油圧を吐出する方向へと回転すること
によって、前記車輪ブレーキ4aの油圧は前記マスタシ
リンダ1へと排出され、前記車輪ブレーキ4aの油圧は
減圧され車輪3aの回転が回復する。前記車輪3aの回
転が回復したことを車輪速度センサが検出すると、前記
コントローラが前記第1油圧制御弁8aを前記車輪ブレ
ーキ4aと前記マスタシリンダ1とを連通させる第1位
置8a′に、第2油圧制御弁12aを前記車輪ブレーキ
4aと前記油圧ポンプ16aとの連通を遮断する第1位
置12a′に切り換え、前記マスタシリンダ1から再び
油圧が、前記第1油圧制御弁8aを介して車輪ブレーキ
4aに供給され、車輪3aの再制動を行う。すなわちア
ンチスキッド制御時は、これらの加圧と減圧を繰り返す
ことによって車輪をロックさせることなしに、車両を安
定させて停止させることができる。又、従動輪、例えば
3bがロック状態となった場合は、前記第3油圧制御弁
9aが前記車輪ブレーキ4bと前記マスタシリンダ1と
の連通を遮断する第2位置9a″に切換えられるため、
車輪ブレーキ4b内の油圧はそれ以上に上昇することは
なく、一定圧にて保持されるか、あるいは前記油圧ポン
プ16aの吸引力によって、逆止弁13aを介した油圧
が絞り通路14aから一定の速さで前記油圧ポンプ16
aに流出することによって一定の勾配で減圧する。駆動
輪3c、従動輪3dのロック時においても同様にアンチ
スキッド制御が行われる。
結路)を進行中に、前記各輪3a〜3dに過大な制動力
がかかり、車輪速度センサ(図示せず)が例えば車輪3
aのロック状態を検出すると、コントローラ(図示せ
ず)がロック状態となった車輪の第1油圧制御弁8a
を、前記車輪ブレーキ4aと前記マスタシリンダ1との
連通を遮断する第2位置8a″に切換え、同時に第2油
圧制御弁12aを前記車輪ブレーキ4aと前記油圧ポン
プ16aとを連通する第2位置12a″に切り換え、更
に油圧ポンプ16aが前記車輪ブレーキ4aから前記マ
スタシリンダ1へ油圧を吐出する方向へと回転すること
によって、前記車輪ブレーキ4aの油圧は前記マスタシ
リンダ1へと排出され、前記車輪ブレーキ4aの油圧は
減圧され車輪3aの回転が回復する。前記車輪3aの回
転が回復したことを車輪速度センサが検出すると、前記
コントローラが前記第1油圧制御弁8aを前記車輪ブレ
ーキ4aと前記マスタシリンダ1とを連通させる第1位
置8a′に、第2油圧制御弁12aを前記車輪ブレーキ
4aと前記油圧ポンプ16aとの連通を遮断する第1位
置12a′に切り換え、前記マスタシリンダ1から再び
油圧が、前記第1油圧制御弁8aを介して車輪ブレーキ
4aに供給され、車輪3aの再制動を行う。すなわちア
ンチスキッド制御時は、これらの加圧と減圧を繰り返す
ことによって車輪をロックさせることなしに、車両を安
定させて停止させることができる。又、従動輪、例えば
3bがロック状態となった場合は、前記第3油圧制御弁
9aが前記車輪ブレーキ4bと前記マスタシリンダ1と
の連通を遮断する第2位置9a″に切換えられるため、
車輪ブレーキ4b内の油圧はそれ以上に上昇することは
なく、一定圧にて保持されるか、あるいは前記油圧ポン
プ16aの吸引力によって、逆止弁13aを介した油圧
が絞り通路14aから一定の速さで前記油圧ポンプ16
aに流出することによって一定の勾配で減圧する。駆動
輪3c、従動輪3dのロック時においても同様にアンチ
スキッド制御が行われる。
【0015】次に、前記した低μ路において、駆動輪3
aに過大な駆動力をかけた場合、駆動輪3aが路面上で
空転し、いわゆるスリップ状態となったことを前記車輪
速度センサが検出すると、前記コントローラが前記第1
油圧制御弁8aを前記マスタシリンダ1と前記車輪ブレ
ーキ4aとの間の連通を遮断する第2位置8a″に、そ
して第2油圧制御弁12aを前記車輪ブレーキ4aと前
記油圧ポンプ16aとの間を連通する第2位置12a″
にそれぞれ切り換え、更に前記油圧ポンプ16aを前記
マスタシリンダ1から前記車輪ブレーキ4a方向へ油圧
を吐出する方向に回転させる。これによって油圧ポンプ
16aから油圧が前記第2油圧制御弁12aを介して前
記車輪ブレーキ4aに適用され、駆動輪3aに制動力を
働かせて前記駆動輪3aの空転を防止する。前記駆動輪
3aの空転がなくなり、再び駆動輪が路面をグリップし
たことを車輪速度センサが検出すると、前記コントロー
ラが前記第1油圧制御弁8a、第2油圧制御弁12aを
共に第2位置8a″、12a″に切り換え、前記油圧ポ
ンプ16aから前記車輪ブレーキ4aに供給されていた
油圧を前記第2油圧制御弁12aによって遮断するのと
同時に、第1油圧制御弁8aを介して前記マスタシリン
ダ1へと排出し、駆動輪3aのブレーキ力を低下させ、
再び前記駆動輪の駆動力を回復させる。駆動輪スリップ
制御時には上記したように、車輪ブレーキ4aへの加圧
と減圧を繰り返すことによって、駆動輪の空転をなく
し、車両を安定させたまま発進させる。尚、上記した駆
動輪スリップ制御時には、前記油圧ポンプ16aによっ
て吐出された油圧は逆止弁13aによって遮断されるた
め、従動輪3bの車輪ブレーキ4bには適用されない。
又、もう1つの駆動輪3cのスリップ時にも同様に制御
が行われる。
aに過大な駆動力をかけた場合、駆動輪3aが路面上で
空転し、いわゆるスリップ状態となったことを前記車輪
速度センサが検出すると、前記コントローラが前記第1
油圧制御弁8aを前記マスタシリンダ1と前記車輪ブレ
ーキ4aとの間の連通を遮断する第2位置8a″に、そ
して第2油圧制御弁12aを前記車輪ブレーキ4aと前
記油圧ポンプ16aとの間を連通する第2位置12a″
にそれぞれ切り換え、更に前記油圧ポンプ16aを前記
マスタシリンダ1から前記車輪ブレーキ4a方向へ油圧
を吐出する方向に回転させる。これによって油圧ポンプ
16aから油圧が前記第2油圧制御弁12aを介して前
記車輪ブレーキ4aに適用され、駆動輪3aに制動力を
働かせて前記駆動輪3aの空転を防止する。前記駆動輪
3aの空転がなくなり、再び駆動輪が路面をグリップし
たことを車輪速度センサが検出すると、前記コントロー
ラが前記第1油圧制御弁8a、第2油圧制御弁12aを
共に第2位置8a″、12a″に切り換え、前記油圧ポ
ンプ16aから前記車輪ブレーキ4aに供給されていた
油圧を前記第2油圧制御弁12aによって遮断するのと
同時に、第1油圧制御弁8aを介して前記マスタシリン
ダ1へと排出し、駆動輪3aのブレーキ力を低下させ、
再び前記駆動輪の駆動力を回復させる。駆動輪スリップ
制御時には上記したように、車輪ブレーキ4aへの加圧
と減圧を繰り返すことによって、駆動輪の空転をなく
し、車両を安定させたまま発進させる。尚、上記した駆
動輪スリップ制御時には、前記油圧ポンプ16aによっ
て吐出された油圧は逆止弁13aによって遮断されるた
め、従動輪3bの車輪ブレーキ4bには適用されない。
又、もう1つの駆動輪3cのスリップ時にも同様に制御
が行われる。
【0016】次に、図2について説明する。図2は本発
明による車両スリップ・アンチスキッド制御装置を主に
FR車に多用される前後型配管車両に応用したものであ
る。
明による車両スリップ・アンチスキッド制御装置を主に
FR車に多用される前後型配管車両に応用したものであ
る。
【0017】図2において図1と同一部材には同一の符
号を付してある。6aはマスタシリンダ1と駆動輪3
a、3cの各々の車輪ブレーキ4a、4cとを連結する
第1油圧主経路であり、前記第1油圧主経路6aには第
1油圧制御弁8aが備えられている。前記第1油圧主経
路6aと並行して設置されマスタシリンダ1と車輪ブレ
ーキ4a、4cとを連結する第1油圧還流路10aには
第2油圧制御弁12aと両方向回転可能な第1油圧ポン
プ17が備えられている。
号を付してある。6aはマスタシリンダ1と駆動輪3
a、3cの各々の車輪ブレーキ4a、4cとを連結する
第1油圧主経路であり、前記第1油圧主経路6aには第
1油圧制御弁8aが備えられている。前記第1油圧主経
路6aと並行して設置されマスタシリンダ1と車輪ブレ
ーキ4a、4cとを連結する第1油圧還流路10aには
第2油圧制御弁12aと両方向回転可能な第1油圧ポン
プ17が備えられている。
【0018】又、一方マスタシリンダ1と従動輪3b、
3dの各々の車輪ブレーキ4b、4dとを連結する第2
油圧主経路7aには、各々第2油圧制御弁9a、9bが
備えられている。又、第2油圧還流路11a上には絞り
管路14a、14dおよび車輪ブレーキ4b、4dから
マスタシリンダ1方向への油圧吐出のみが可能な第2油
圧ポンプ18が備えられている。
3dの各々の車輪ブレーキ4b、4dとを連結する第2
油圧主経路7aには、各々第2油圧制御弁9a、9bが
備えられている。又、第2油圧還流路11a上には絞り
管路14a、14dおよび車輪ブレーキ4b、4dから
マスタシリンダ1方向への油圧吐出のみが可能な第2油
圧ポンプ18が備えられている。
【0019】
【発明の効果】本発明に記載された手段によれば、従動
輪ブレーキの油圧を還流する油圧ポンプと前記従動輪ブ
レーキの間に絞り通路を備え、更に、駆動輪ブレーキの
油圧を還流する油圧ポンプを両方向回転ポンプとしたた
め、従動輪ブレーキの減圧時に前記絞り通路によって油
圧を適当な勾配で減圧できるため、減圧用の制御弁を必
要とせず、又、車輪スリップ制御時にはマスタシリンダ
から駆動輪ブレーキ方向に油圧を吐出できるため、車輪
スリップ制御時のカット弁も必要としないため、ブレー
キ配管の構成を簡単にでき、油圧制御弁も多用する必要
がない。従って、小型、軽量で、低コストの車両スリッ
プ・アンチスキッド制御装置を提供することができる。
又、更に構成が簡単なため、車両スリップ・アンチスキ
ッド制御装置の故障を低減することができる。
輪ブレーキの油圧を還流する油圧ポンプと前記従動輪ブ
レーキの間に絞り通路を備え、更に、駆動輪ブレーキの
油圧を還流する油圧ポンプを両方向回転ポンプとしたた
め、従動輪ブレーキの減圧時に前記絞り通路によって油
圧を適当な勾配で減圧できるため、減圧用の制御弁を必
要とせず、又、車輪スリップ制御時にはマスタシリンダ
から駆動輪ブレーキ方向に油圧を吐出できるため、車輪
スリップ制御時のカット弁も必要としないため、ブレー
キ配管の構成を簡単にでき、油圧制御弁も多用する必要
がない。従って、小型、軽量で、低コストの車両スリッ
プ・アンチスキッド制御装置を提供することができる。
又、更に構成が簡単なため、車両スリップ・アンチスキ
ッド制御装置の故障を低減することができる。
【図1】本発明の第1の実施例による車両スリップ・ア
ンチスキッド制御装置のシステム図
ンチスキッド制御装置のシステム図
【図2】本発明の第2の実施例による車両スリップ・ア
ンチスキッド制御装置のシステム図
ンチスキッド制御装置のシステム図
1 マスタシリンダ 4a、4b、4c、4d 車輪
ブレーキ 6a、6b 第1油圧主経路 7a、7b 第2油圧
主経路 8a、8b 第1油圧制御弁 9a、9b 第3油圧
制御弁 10a、10b 第1油圧還流路 11a、11b
第2油圧還流路 12a、12b 第2油圧制御弁 13a、13b
逆止弁 14a、14b 絞り通路 15a、15b 油圧戻
し路 16a、16b 油圧ポンプ 17 第1油圧ポンプ 18 第2油圧ポンプ
ブレーキ 6a、6b 第1油圧主経路 7a、7b 第2油圧
主経路 8a、8b 第1油圧制御弁 9a、9b 第3油圧
制御弁 10a、10b 第1油圧還流路 11a、11b
第2油圧還流路 12a、12b 第2油圧制御弁 13a、13b
逆止弁 14a、14b 絞り通路 15a、15b 油圧戻
し路 16a、16b 油圧ポンプ 17 第1油圧ポンプ 18 第2油圧ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 各々が駆動輪ブレーキと従動輪ブレーキ
を含んだ2系統のブレーキ油圧系を備えた車両スリップ
・アンチスキッド制御装置において、ブレーキマスタシ
リンダと前記駆動輪ブレーキとの間の第1油圧主経路に
設置され、前記駆動輪ブレーキと前記ブレーキマスタシ
リンダとを連通する第1位置と、前記駆動輪ブレーキと
前記ブレーキマスタシリンダとの連通を遮断する第2位
置とを選択可能な第1油圧制御弁と、前記駆動輪ブレー
キに連結した第1油圧還流路および前記従動輪ブレーキ
に連結した第2油圧還流路と、前記第1油圧還流路およ
び前記第2油圧還流路と前記マスタシリンダとを連結し
た油圧戻し路と、前記油圧戻し路に設置され、前記ブレ
ーキマスタシリンダから前記駆動輪ブレーキ方向への油
圧の吐出と、前記駆動輪ブレーキおよび前記従動輪ブレ
ーキから前記ブレーキマスタシリンダ方向への油圧の吐
出を行う油圧ポンプと、前記第1油圧還流路に設置され
前記駆動輪ブレーキと前記油圧ポンプとを遮断する第1
位置と、前記駆動輪ブレーキと前記油圧ポンプとの連通
を連通する第2位置とを選択可能な第2油圧制御弁と、
前記第2油圧主経路に設置され、前記従動輪ブレーキと
前記ブレーキマスタシリンダとを連通する第1位置と、
前記従動輪ブレーキと前記ブレーキマスタシリンダとの
連通を遮断する第2位置とを選択可能な第3油圧制御弁
と、前記第2油圧還流路に設置された絞り通路と、前記
第2油圧還流路の前記絞り通路と前記従動輪ブレーキと
の間に設置され前記従動輪ブレーキから前記マスタシリ
ンダ方向への油圧の流れのみを許容する逆止弁を備えた
ことを特徴とする車両スリップ・アンチスキッド制御装
置。 - 【請求項2】 駆動輪ブレーキのみを含んだブレーキ系
と従動輪ブレーキのみを含んだブレーキ系の2系統のブ
レーキ油圧系を備えた車両スリップ・アンチスキッド制
御装置において、ブレーキマスタシリンダと前記駆動輪
ブレーキとの間の第1油圧主経路に設置され、前記駆動
輪ブレーキと前記ブレーキマスタシリンダとを連通する
第1位置と、前記駆動輪ブレーキと前記ブレーキマスタ
シリンダとの連通を遮断する第2位置とを選択可能な第
1油圧制御弁と、前記駆動輪ブレーキに連結した第1油
圧還流路と、前記第1油圧還流路に設置され前記ブレー
キマスタシリンダから前記駆動輪ブレーキ方向への油圧
の吐出と、前記駆動輪ブレーキから前記ブレーキマスタ
シリンダ方向への油圧の吐出を行う第1油圧ポンプと、
前記第1油圧還流路の前記第1油圧ポンプと前記駆動輪
ブレーキの間に設置され前記駆動輪ブレーキと前記第1
油圧ポンプとを遮断する第1位置と、前記駆動輪ブレー
キと前記第1油圧ポンプとの連通を連通する第2位置と
を選択可能な第2油圧制御弁と、前記マスタシリンダと
前記従動輪ブレーキとを連結する第2油圧主経路と、前
記第2油圧主経路に設置され前記従動輪ブレーキと前記
ブレーキマスタシリンダとを連通する第1位置と、前記
従動輪ブレーキと前記ブレーキマスタシリンダとの連通
を遮断する第2位置とを選択可能な第3油圧制御弁と、
前記第2油圧主経路に並行して前記マスタシリンダと前
記従動輪ブレーキとを連結する前記第2油圧還流路に設
置された絞り通路と、前記第2油圧還流路の前記絞り通
路と前記マスタシリンダとの間に設置され前記従動輪ブ
レーキから前記マスタシリンダ方向への油圧の吐出を行
う第2油圧ポンプを備えたことを特徴とする車両スリッ
プ・アンチスキッド制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP767993A JPH06211120A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 車両スリップ・アンチスキッド制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP767993A JPH06211120A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 車両スリップ・アンチスキッド制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06211120A true JPH06211120A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11672482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP767993A Pending JPH06211120A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 車両スリップ・アンチスキッド制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06211120A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997004998A1 (de) * | 1995-07-28 | 1997-02-13 | Itt Automotive Europe Gmbh | Hydraulische kraftfahrzeugbremsanlage mit radschlupfregelung |
WO1997012791A1 (de) * | 1995-09-29 | 1997-04-10 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulische fahrzeugbremsanlage mit blockierschutzeinrichtung |
WO1998017516A1 (de) * | 1996-10-21 | 1998-04-30 | Robert Bosch Gmbh | Schlupfgeregelte hydraulische fahrzeug-bremsanlage |
WO1998042554A1 (de) * | 1997-03-26 | 1998-10-01 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulische fahrzeugbremsanlage mit blockierschutzeinrichtung |
WO2008050744A1 (fr) | 2006-10-26 | 2008-05-02 | Bosch Corporation | Dispositif de commande de freinage pour véhicule deux roues à moteur |
CN114435327A (zh) * | 2020-10-30 | 2022-05-06 | 现代摩比斯株式会社 | 车辆的集成制动系统及其制动方法 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP767993A patent/JPH06211120A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997004998A1 (de) * | 1995-07-28 | 1997-02-13 | Itt Automotive Europe Gmbh | Hydraulische kraftfahrzeugbremsanlage mit radschlupfregelung |
WO1997012791A1 (de) * | 1995-09-29 | 1997-04-10 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulische fahrzeugbremsanlage mit blockierschutzeinrichtung |
AU710117B2 (en) * | 1995-09-29 | 1999-09-16 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulic vehicle braking system with anti-lock arrangement |
WO1998017516A1 (de) * | 1996-10-21 | 1998-04-30 | Robert Bosch Gmbh | Schlupfgeregelte hydraulische fahrzeug-bremsanlage |
WO1998042554A1 (de) * | 1997-03-26 | 1998-10-01 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulische fahrzeugbremsanlage mit blockierschutzeinrichtung |
US6322163B1 (en) * | 1997-03-26 | 2001-11-27 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulic vehicle brake system with antilock device |
WO2008050744A1 (fr) | 2006-10-26 | 2008-05-02 | Bosch Corporation | Dispositif de commande de freinage pour véhicule deux roues à moteur |
US8210619B2 (en) | 2006-10-26 | 2012-07-03 | Bosch Corporation | Braking control system of two-wheeled motor vehicle |
CN114435327A (zh) * | 2020-10-30 | 2022-05-06 | 现代摩比斯株式会社 | 车辆的集成制动系统及其制动方法 |
US11958452B2 (en) | 2020-10-30 | 2024-04-16 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Integrated braking device for vehicle and braking method therefor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100256856B1 (ko) | Abs와 asr을 가진 전체 차륜 구동 차량용 브레이크 압력 제어장치 | |
JP4155386B2 (ja) | 自動二輪車のブレーキ制御方法及び装置 | |
JPS63242756A (ja) | ロツキング防止手段を備えた車両の液圧ブレーキ装置 | |
JP2002308079A (ja) | ハイドロリック式の車両ブレーキ装置 | |
JPS6358740B2 (ja) | ||
JPH06211120A (ja) | 車両スリップ・アンチスキッド制御装置 | |
JPH0834338A (ja) | 車両用液圧制御装置 | |
JP3156531B2 (ja) | アンチスキッド液圧制御装置 | |
JP2009185545A (ja) | 自走式舗装機械における走行装置 | |
JP3493159B2 (ja) | 道路舗装用建設機械走行装置 | |
JP2923223B2 (ja) | 車両用アンチスキッド制御装置 | |
CN218858519U (zh) | 一种液压转向系统和高空作业设备 | |
JP3133523B2 (ja) | 4輪走行装置の制御装置 | |
JP2520953Y2 (ja) | ブレーキ液圧制御装置 | |
JP3239486B2 (ja) | 車両スリップ制御装置 | |
JP4332175B2 (ja) | 自動二輪車のブレーキ制御方法及び装置 | |
JPH0532379Y2 (ja) | ||
JP2558511B2 (ja) | 車両用液圧ブレーキ制御装置 | |
JP2001260843A (ja) | ブレーキ装置 | |
JPH09221015A (ja) | ブレーキ液圧制御装置 | |
JPS6338070A (ja) | 車両の駆動輪ブレ−キ油圧制御装置 | |
JPH08156761A (ja) | 車両制動装置 | |
JPH0343899Y2 (ja) | ||
JPS59149851A (ja) | ブレ−キ装置 | |
JPH10287224A (ja) | ブレーキ圧制御装置 |