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JPH0616753U - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

Info

Publication number
JPH0616753U
JPH0616753U JP6020992U JP6020992U JPH0616753U JP H0616753 U JPH0616753 U JP H0616753U JP 6020992 U JP6020992 U JP 6020992U JP 6020992 U JP6020992 U JP 6020992U JP H0616753 U JPH0616753 U JP H0616753U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balls
input
pockets
continuously variable
variable transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6020992U
Other languages
English (en)
Inventor
弘志 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP6020992U priority Critical patent/JPH0616753U/ja
Priority to US08/095,014 priority patent/US5391126A/en
Publication of JPH0616753U publication Critical patent/JPH0616753U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】軽量で高性能のトロイダル型無段変速機を安価
に得る。 【構成】パワーローラに加わるスラスト荷重を支承する
スラスト軸受の保持器32を、合成樹脂により一体成形
する。ポケット33、33内に保持された玉を、各ポケ
ット33、33の開口部に設けた爪片38、38により
抑え付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係るトロイダル型無段変速機は、例えば自動車用変速機として利用 する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用変速機として、図7〜8に略示する様な、トロイダル型無段変速機を 使用する事が研究されている。このトロイダル型無段変速機は、例えば実開昭6 2−71465号公報に開示されている様に、入力軸1と同心に入力側ディスク 2を支持し、出力軸3の端部に出力側ディスク4を固定している。トロイダル型 無段変速機を納めたケーシングの内面、或はこのケーシング内に設けられた支持 ブラケットには、上記入力軸1並びに出力軸3に対して捻れの位置にある枢軸5 を中心として揺動するトラニオン6、6が設けられている。
【0003】 各トラニオン6、6は、十分な剛性を有する金属材により形成されたもので、 両端部外側面に前記枢軸5を設けている。又、各トラニオン6、6の中心部には 変位軸8の基端部を支持し、上記枢軸5を中心として各トラニオン6、6を揺動 させる事により、各変位軸8の傾斜角度の調節を自在としている。
【0004】 各トラニオン6、6に支持された変位軸8、8の周囲には、それぞれパワーロ ーラ9、9が回転自在に支持されている。そして、各パワーローラ9、9を、前 記入力側、出力側両ディスク2、4の間に挟持している。
【0005】 入力側、出力側両ディスク2、4の互いに対向する内側面2a、4aは、それ ぞれ断面が、上記枢軸5を中心とする円弧形の凹面をなしている。そして、球面 状の凸面に形成された各パワーローラ9、9の周面9a、9aは、前記内側面2 a、4aに当接させている。
【0006】 前記入力軸1と入力側ディスク2との間には、ローディングカム式の加圧装置 10を設け、この加圧装置10によって、前記入力側ディスク2を出力側ディス ク4に向け弾性的に押圧している。例えば特開平2−261950号公報に詳示 されている様に、この加圧装置10は、図7〜8に示す様に、入力軸1と共に回 転するカム板11と、リテーナ12により保持された複数個(例えば4個)のロ ーラ13、13とから構成されている。
【0007】 前記カム板11の片側面(図7〜8の右側面)には、円周方向に亙る凹凸面で あるカム面14を形成し、又、前記入力側ディスク2の外側面(図7〜8の左側 面)にも、同様のカム面15を形成している。そして、前記複数個のローラ13 、13を、前記入力軸1の中心に対して放射方向の軸を中心に、回転自在として いる。
【0008】 上述の様に構成されるトロイダル型無段変速機の使用時、入力軸1の回転に伴 なってカム板11が回転すると、カム面14によって複数個のローラ13、13 が、入力側ディスク2外側面のカム面15に押圧される。この結果、前記入力側 ディスク2が、前記複数のパワーローラ9、9に押圧されると同時に、前記1対 のカム面14、15と複数個のローラ13、13との噛合に基づいて、前記入力 側ディスク2が回転する。そして、この入力側ディスク2の回転が、前記複数の パワーローラ9、9を介して出力側ディスク4に伝達され、この出力側ディスク 4に固定の出力軸3が回転する。
【0009】 入力軸1と出力軸3との回転速度比を変える場合で、先ず入力軸1と出力軸3 との間で減速を行なう場合には、枢軸5、5を中心として各トラニオン6、6を 、図7に示す様に揺動させ、各パワーローラ9、9の周面9a、9aが、入力側 ディスク2の内側面2aの中心寄り部分と、出力側ディスク4の内側面4aの外 周寄り部分とに、それぞれ当接する様に、各変位軸8、8を傾斜させる。
【0010】 反対に、増速を行なう場合には、前記トラニオン6、6を図8に示す様に揺動 させ、各パワーローラ9、9の周面9a、9aが、入力側ディスク2の内側面2 aの外周寄り部分と、出力側ディスク4の内側面4aの中心寄り部分とに、それ ぞれ当接する様に、各変位軸8、8を傾斜させる。各変位軸8、8の傾斜角度を 、図7と図8との中間にすれば、入力軸1と出力軸3との間で、中間の変速比を 得る事が出来る。
【0011】 図9〜10は、実際に自動車等の変速機として使用されるトロイダル型無段変 速機の1例を示している。この図9〜10に示した構造の場合、前記図7〜8に 示した様な基本構造を有するトロイダル型無段変速機を2組、互いに並列に設け ているが、これは、1組のトロイダル型無段変速機に加わる負荷が過大になる事 を防止しつつ、全体として多くの動力を伝達出来る様にする為である。
【0012】 トラニオン6、6は、支持装置7により支持されている。この支持装置7は、 1個のロアーリンク16と、2個のアッパーリンク17、17と、1個のアッパ ーリンクポスト18とを、互いに組み合わせる事で構成されている。前記ロアー リンク16の四隅部分と、前記アッパーリンク17の両端部分とに形成した円孔 19、20の内側に、前記トラニオン6の両端部に設けた枢軸5、5を、それぞ れ転がり軸受21、21を介して、揺動自在に支持している。
【0013】 そして、前記各トラニオン6、6の中間部に形成した円孔22、22の内側に 前記変位軸8、8の基端部を、それぞれラジアル軸受23、23を介して、回転 自在に支持している。又、前記各変位軸8、8の先端部には、別のラジアル軸受 24、24を介して前記パワーローラ9、9を、回転自在に支持している。更に 、前記トラニオン6、6の互いに対向する側面6a、6aと、前記パワーローラ 9、9の端面9b、9bとの間にはスラスト軸受25、25を設けて、各パワー ローラ9、9に加わるスラスト荷重を、前記各トラニオン6、6で支承出来る様 にしている。
【0014】 前記各スラスト軸受25、25は、それぞれ1個の外輪31と、複数個の玉2 6、26と、この複数個の玉26、26を転動自在に支承する保持器27とから 構成される。この内の外輪31の外側面は、スラストニードル軸受28を介して 、前記トラニオン6、6の側面6a、6aに突き当て、前記複数個の玉26、2 6は、前記外輪31の内側面に形成した外輪軌道と前記パワーローラ9、9の端 面9b、9bに形成した内輪軌道との間で挟持している。
【0015】 又、前記保持器27としては、HBsC1(高力黄銅)等の金属材により、図 5〜6に詳示する様に円輪状に形成された、金属板の円周方向等間隔位置に、そ れぞれが円形の複数のポケット29、29を形成した、所謂もみ抜き保持器が使 用されている。各ポケット29、29の一端(図6の下端)開口の内径は、前記 玉26、26の外径及び他端(図6の上端)開口の内径よりも小さくすると共に 、この一端開口部内周面には、前記玉26、26の外径に合わせた曲面部30を 形成している。
【0016】 前記各ポケット29、29内に玉26、26を保持する場合、前記他端開口の 側から各ポケット29、29内に玉26、26を挿入した後、図5の実線イ、イ 位置にポンチを押し当てる事で、前記他端開口の内径を縮めるかしめ作業を行な う。この結果、前記各ポケット29、29の両端開口部の内径が、玉26、26 の外径よりも小さくなって、各玉26、26が各ポケット29、29から脱落す る事がなくなる。
【0017】
【考案が解決しようとする課題】
本考案のトロイダル型無段変速機は、各パワーローラ9、9に加わるスラスト 荷重を支承する為のスラスト軸受25、25を改良する事で、軽量化と性能の向 上とを図るものである。
【0018】 上述した従来構造に於けるスラスト軸受25、25は、金属製の保持器27、 27を組み込んでいた為、重量が嵩むだけでなく、各ポケット29、29から玉 26、26が脱落するのを防止する為にかしめ作業が必要になる等、組立作業が 煩雑で製作費が高くなる。
【0019】 又、かしめ代を確保する為、隣り合うポケット29、29同士の間隔を或る程 度確保しなければならず、玉26、26の径を同じとした場合には、ポケット2 9、29及び玉26、26の数がその分少なくなってしまう。又、玉26、26 の数を同じにする為には、その分、各玉26、26の径を小さくしなければなら ない。玉26、26の数が少なくなる分、或は径が小さくなる分、前記スラスト 軸受25、25の負荷容量が減少し、このスラスト軸受25、25を組み込んだ トロイダル型無段変速機により伝達可能な動力(トルク)が小さくなってしまう 。
【0020】 更に、保持器27が金属製である為、各ポケット29、29の内周面と各玉2 6、26の外面との間に若干の隙間を設ける必要がある。従って、玉26、26 の回転案内は、各玉26、26が転接している軌道を基準とする、所謂軌道輪案 内となる。一方、トロイダル型無段変速機の使用時に各パワーローラ9、9は、 入力側ディスク2及び出力側ディスク4により、円周方向2点で大きな荷重を受 ける。この結果、前記各スラスト軸受25、25に加わる荷重は、円周方向に亙 って不均一なものとなる。そして、前記各トラニオン6、6は、パワーローラ9 、9から大きな荷重を受ける事で弾性変形し、前記軌道の形状も、真円から楕円 形に僅かに変形する。
【0021】 この様に軌道が楕円形に変形した状態で、前記保持器27と共に玉26、26 が回転すると、各ポケット29、29内に緩く保持された玉26、26が、楕円 形に変形した軌道に沿って転動する、所謂振れ回り現象が発生する。この様な振 れ回り現象が発生した場合、軌道の偏摩耗や運転時に於ける騒音並びに振動発生 の原因となり易い。
【0022】 本考案のトロイダル型無段変速機は、上述の様な不都合を解消すべく考案され たものである。
【0023】
【課題を解決する為の手段】
本考案のトロイダル型無段変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機 と同様に、入力軸と共に回転自在な入力側ディスクと、この入力側ディスクと同 心に配置され、且つこの入力側ディスクに対する回転自在に支持された出力側デ ィスクと、入力側、出力側両ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中 心として揺動するトラニオンと、このトラニオンにその基端部を支持された変位 軸と、この変位軸の先端部に、ラジアル軸受を介して回転自在に支持され、入力 側、出力側両ディスクの間に挟持されたパワーローラと、前記トラニオンの側面 と前記パワーローラの端面との間に設けられたスラスト軸受とを備えている。そ して、前記入力側、出力側両ディスクの互いに対向する内側面を、それぞれ断面 が円弧形の凹面とし、パワーローラの周面を球面状の凸面として、この周面と前 記内側面とを当接させている。又、前記スラスト軸受は、前記トラニオンの側面 に対向する円輪状の外輪と、この外輪と前記パワーローラの端面との間に転動自 在に設けられた複数の玉と、この複数の玉を転動自在に保持する保持器とから構 成している。
【0024】 特に、本考案のトロイダル型無段変速機に於いては、前記保持器は弾性を有す る合成樹脂を一体成形する事により造られ、円周方向等間隔位置に、それぞれの 内側に前記玉を1個ずつ転動自在に保持する複数個のポケットを有するものであ り、各ポケットの開口部には、当該ポケット内に保持された玉の外周面を弾性的 に抑え付ける複数個の爪片を設けている事を特徴としている。
【0025】
【作用】
上述の様に構成される本考案のトロイダル型無段変速機により、入力軸と出力 軸との間で回転力の伝達を行なったり、或は入力軸と出力軸との間の変速比を変 える際の作用自体は、前述した従来構造の場合と同様である。
【0026】 特に、本考案のトロイダル型無段変速機の場合、パワーローラに加わるスラス ト荷重を支承する為のスラスト軸受の保持器を合成樹脂製としている為、組み立 て工数を少なく抑え、しかも玉の径並びに数を確保して、スラスト荷重に対する 負荷容量を確保出来る。
【0027】 又、爪片の働きにより各玉は、保持器のポケット内に、がたつきなく保持され る為、各玉は保持器に案内されて真円上を転動する。従って、軌道が変形した場 合でも玉の振れ回り現象が発生しにくい。
【0028】
【実施例】
図1〜4は本考案の実施例を示している。尚、本考案のトロイダル型無段変速 機の特徴は、パワーローラ9、9(図7、8、10)に加わるスラスト荷重を支 承するスラスト軸受25に組み込む保持器の材質並びに形状に特徴があり、その 他の構成及び作用は、前述した従来構造と同様である為、重複する説明を省略し 、以下本考案の特徴部分に就いて説明する。
【0029】 弾性を有する合成樹脂を射出成形する事で一体に造られた保持器32は、円輪 状の基板部34の外周縁に外側立壁35を、内周縁に内側立壁36を、それぞれ 全周に亙り形成して断面係数を増大させ、前記基板部34の強度保持を図ってい る。そして、前記基板部34に、複数個(図示の例では9個)のポケット33、 33を、円周方向等間隔位置に形成している。又、各ポケット33、33の周縁 部で、前記各立壁35、36と同じ側には、この立壁35、36よりも低い突条 37、37を、各ポケット33、33の全周に亙って形成している。尚、前記外 側立壁35の直径方向に亙る厚さ寸法は十分に大きくして、遠心力に対する強度 保持を図っている。これに対して、内側立壁36の直径方向に亙る厚さ寸法は小 さくして、合成樹脂の射出成形時に気泡の発生やひけ等の成形不良が生じない様 にしている。
【0030】 それぞれが円形に形成された各ポケット33、33の内周面33a、33a及 びこの内周面33a、33aから滑らかに連続する、前記突条37、37の内周 面は、各ポケット33、33内に保持すべき玉26の外面とほぼ一致する球面状 に形成して、各ポケット33、33の内側に前記玉26を1個ずつ転動自在に保 持自在としている。但し、前記内周面33aの曲率中心点O(図2)は、前記基 板部34の片側面よりも前記各立壁35、36を形成した方向に突出している。 従って、前記各ポケット33、33の内径は、前記突条37、37側開口から反 対側開口に向けて、次第に小さくなる。
【0031】 更に、前記各ポケット33、33の開口部で、前記各突条37、37の直径方 向反対位置には、各ポケット33、33毎に1対の爪片38、38を設けている 。各爪片38、38は、先端に向かうに従ってポケット33の中心軸に近付く方 向に、湾曲している。従って、前記各ポケット33、33内に玉26を保持した 状態で、各玉26の外周面は、前記各爪片38、38により弾性的に抑え付けら れる。
【0032】 即ち、前記各ポケット33、33内に玉26を保持する場合、先ず、この玉2 6を前記爪片38、38を設けた側の開口部に対向させる。そして、前記玉26 を、各ポケット33、33内に向けて強く押す。この結果、前記各爪片38、3 8の間隔が弾性的に押し広げられて、前記玉26がポケット33、33内に進入 する。そして、玉26が各ポケット33、33内に進入した後に於いては、前記 各爪片38、38が弾性的に復元して、この爪片38、38が前記玉26の外面 を抑え付ける。この状態で玉26は、各ポケット33内にがたつきなく保持され る。
【0033】 上述の様に構成される保持器32を備えたスラスト軸受25(図10)を組み 込んだ本考案のトロイダル型無段変速機の場合、組み立て工数を少なく抑え、し かも玉26の径並びに数を確保して、スラスト荷重に対する負荷容量を確保出来 る。
【0034】 即ち、保持器32に玉26を組み付ける作業は、玉26をポケット33、33 に対向させ、この玉26をポケット33、33内に向け押し付けるのみで良い。 玉26がポケット33、33内に進入した後は、前記各爪片38、38の作用に 基づき、玉26がポケット33、33内から不用意に脱落する事がなくなる。
【0035】 従って、従来構造の場合の様なかしめ作業が不要になり、工程の簡略化を図れ るだけでなく、かしめ代が不要となって、隣り合うポケット33、33同士の間 隔を短く出来て、玉26の径並びに数を確保出来る。
【0036】 又、前記各爪片38、38の働きにより各玉26は、保持器32のポケット3 3、33内に、がたつきなく保持される。この為、各玉26は保持器32に案内 されて真円上を転動する。従って、軌道が変形した場合でも玉の振れ回り現象が 発生しにくい。
【0037】
【考案の効果】
本考案のトロイダル型無段変速機は、以上に述べた通り構成され作用する為、 軽量で高性能のトロイダル型無段変速機を安価に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す保持器の平面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】同拡大B−B断面図。
【図4】同部分拡大斜視図。
【図5】従来使用されていた保持器の平面図。
【図6】図5の拡大C−C断面図。
【図7】本考案の対象となるトロイダル型無段変速機の
基本的構成を、最大減速時の状態で示す側面図。
【図8】同じく最大増速時の状態で示す側面図。
【図9】実際のトロイダル型無段変速機の1例を示す部
分断面図。
【図10】図9のD−D断面図。
【符号の説明】
1 入力軸 2 入力側ディスク 2a 内側面 3 出力軸 4 出力側ディスク 4a 内側面 5 枢軸 6 トラニオン 6a 側面 7 支持装置 8 変位軸 9 パワーローラ 9a 周面 9b 端面 10 加圧装置 11 カム板 12 リテーナ 13 ローラ 14 カム面 15 カム面 16 ロアーリンク 17 アッパーリンク 18 アッパーリンクポスト 19 円孔 20 円孔 21 転がり軸受 22 円孔 23、24 ラジアル軸受 25 スラスト軸受 26 玉 27 保持器 28 スラストニードル軸受 29 ポケット 30 曲面部 31 外輪 32 保持器 33 ポケット 33a 内周面 34 基板部 35 外側立壁 36 内側立壁 37 突条 38 爪片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸と共に回転自在な入力側ディスク
    と、この入力側ディスクと同心に配置され、且つこの入
    力側ディスクに対する回転自在に支持された出力側ディ
    スクと、入力側、出力側両ディスクの中心軸に対し捻れ
    の位置にある枢軸を中心として揺動するトラニオンと、
    このトラニオンにその基端部を支持された変位軸と、こ
    の変位軸の先端部に、ラジアル軸受を介して回転自在に
    支持され、入力側、出力側両ディスクの間に挟持された
    パワーローラと、前記トラニオンの側面と前記パワーロ
    ーラの端面との間に設けられたスラスト軸受とを備え、
    前記入力側、出力側両ディスクの互いに対向する内側面
    を、それぞれ断面が円弧形の凹面とし、パワーローラの
    周面を球面状の凸面として、この周面と前記内側面とを
    当接させ、前記スラスト軸受は、前記トラニオンの側面
    に対向する円輪状の外輪と、この外輪と前記パワーロー
    ラの端面との間に転動自在に設けられた複数の玉と、こ
    の複数の玉を転動自在に保持する保持器とから構成した
    トロイダル型無段変速機に於いて、前記保持器は弾性を
    有する合成樹脂を一体成形する事により造られ、円周方
    向等間隔位置に、それぞれの内側に前記玉を1個ずつ転
    動自在に保持する複数個のポケットを有するものであ
    り、各ポケットの開口部には、当該ポケット内に保持さ
    れた玉の外周面を弾性的に抑え付ける複数個の爪片を設
    けている事を特徴とするトロイダル型無段変速機。
JP6020992U 1992-08-05 1992-08-05 トロイダル型無段変速機 Pending JPH0616753U (ja)

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US08/095,014 US5391126A (en) 1992-08-05 1993-07-22 Toroidal type continuously variable transmission

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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