JPH06139373A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH06139373A JPH06139373A JP4311217A JP31121792A JPH06139373A JP H06139373 A JPH06139373 A JP H06139373A JP 4311217 A JP4311217 A JP 4311217A JP 31121792 A JP31121792 A JP 31121792A JP H06139373 A JPH06139373 A JP H06139373A
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- Japan
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- power supply
- supply voltage
- module
- power consumption
- chip microcomputer
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
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- Power Sources (AREA)
- Microcomputers (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シングルチップマイクロコンピュータ等の低
消費電力モードにおけるリーク電流を低減する。これに
より、低消費電力モードを備えるシングルチップマシン
サイクル等の製品歩留まりを高め、その信頼性を高め
る。 【構成】 シングルチップマイクロコンピュータ等の外
部電源電圧供給端子VCCと中央処理ユニットモジュー
ルCPU,メモリモジュールMEM,周辺デバイスモジ
ュールPER及び入出力バッファモジュールIOとの間
に、通常の動作モードにおいて外部電源電圧VCCをそ
のまま伝達し、低消費電力モードにおいて外部電源電圧
VCCを所定の電位にクランプして伝達するスイッチ回
路S1〜S4を設け、各モジュールの電源電圧の絶対値
を低消費電力モードにおいて選択的に小さくする。これ
により、シングルチップマイクロコンピュータ等の通常
の動作モードにおける性能を保持しつつ、低消費電力モ
ードにおけるリーク電流を抑制し、製品出荷後における
リーク障害の発生確率を抑制する。
消費電力モードにおけるリーク電流を低減する。これに
より、低消費電力モードを備えるシングルチップマシン
サイクル等の製品歩留まりを高め、その信頼性を高め
る。 【構成】 シングルチップマイクロコンピュータ等の外
部電源電圧供給端子VCCと中央処理ユニットモジュー
ルCPU,メモリモジュールMEM,周辺デバイスモジ
ュールPER及び入出力バッファモジュールIOとの間
に、通常の動作モードにおいて外部電源電圧VCCをそ
のまま伝達し、低消費電力モードにおいて外部電源電圧
VCCを所定の電位にクランプして伝達するスイッチ回
路S1〜S4を設け、各モジュールの電源電圧の絶対値
を低消費電力モードにおいて選択的に小さくする。これ
により、シングルチップマイクロコンピュータ等の通常
の動作モードにおける性能を保持しつつ、低消費電力モ
ードにおけるリーク電流を抑制し、製品出荷後における
リーク障害の発生確率を抑制する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に関し、例
えば、低消費電力モードを備えるシングルチップマイク
ロコンピュータに利用して特に有効な技術に関するもの
である。
えば、低消費電力モードを備えるシングルチップマイク
ロコンピュータに利用して特に有効な技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】低速動作モードやスタンバイモード等の
いわゆる低消費電力モードを備えるシングルチップマイ
クロコンピュータがある。シングルチップマイクロコン
ピュータは、そのクロック信号の周波数が低くされるこ
とで低速動作モードとされ、そのクロック信号が停止さ
れることでスタンバイモードとされる。
いわゆる低消費電力モードを備えるシングルチップマイ
クロコンピュータがある。シングルチップマイクロコン
ピュータは、そのクロック信号の周波数が低くされるこ
とで低速動作モードとされ、そのクロック信号が停止さ
れることでスタンバイモードとされる。
【0003】一方、シングルチップマイクロコンピュー
タ等について規定される製品仕様の一つとして、低消費
電力モードにおけるリーク電流がある。このリーク電流
は、特にシングルチップマイクロコンピュータ等がCM
OS(相補型MOS)回路を基本に構成される場合にお
いて、MOSFET(金属酸化物半導体型電界効果トラ
ンジスタ。この明細書では、MOSFETをして絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタの総称とする)の高温高バ
イアスストレス試験によるゲート酸化膜の破壊やPN逆
接合耐圧低下等にともなうリーク障害を判定し、またバ
ッテリーバックアップ時における電池の耐用時間の予測
等に供される。
タ等について規定される製品仕様の一つとして、低消費
電力モードにおけるリーク電流がある。このリーク電流
は、特にシングルチップマイクロコンピュータ等がCM
OS(相補型MOS)回路を基本に構成される場合にお
いて、MOSFET(金属酸化物半導体型電界効果トラ
ンジスタ。この明細書では、MOSFETをして絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタの総称とする)の高温高バ
イアスストレス試験によるゲート酸化膜の破壊やPN逆
接合耐圧低下等にともなうリーク障害を判定し、またバ
ッテリーバックアップ時における電池の耐用時間の予測
等に供される。
【0004】低消費電力モードを備えるシングルチップ
マイクロコンピュータについては、例えば、1988年
2月、株式会社日立製作所発行の『日立マイクロコンピ
ュータ データブック 4ビットシングルチップ』第3
97頁ないし第401頁等に記載されている。
マイクロコンピュータについては、例えば、1988年
2月、株式会社日立製作所発行の『日立マイクロコンピ
ュータ データブック 4ビットシングルチップ』第3
97頁ないし第401頁等に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような低消費電
力モードを備える従来のシングルチップマイクロコンピ
ュータ等において、低消費電力モードにおける消費電力
は、前述のように、クロック信号の周波数を選択的に低
くし又は停止することによって選択的に小さくされる。
このとき、シングルチップマイクロコンピュータの各内
部回路に供給される電源電圧の電位は、通常の動作モー
ドの場合と同様に、外部から供給される外部電源電圧す
なわち例えば+5Vのままとされる。
力モードを備える従来のシングルチップマイクロコンピ
ュータ等において、低消費電力モードにおける消費電力
は、前述のように、クロック信号の周波数を選択的に低
くし又は停止することによって選択的に小さくされる。
このとき、シングルチップマイクロコンピュータの各内
部回路に供給される電源電圧の電位は、通常の動作モー
ドの場合と同様に、外部から供給される外部電源電圧す
なわち例えば+5Vのままとされる。
【0006】ところが、半導体集積回路の微細化・高集
積化が進むにしたがって、上記従来のシングルチップマ
イクロコンピュータ等には次のような問題点が生じるこ
とが本願発明者等によって明らかとなった。すなわち、
MOSFETのゲート酸化膜破壊つまりゲートピンホー
ル等に起因するシングルチップマイクロコンピュータ等
のリーク電流の大きさは、図7に例示されるように、そ
の電源電圧の絶対値が大きくなるにしたがって指数関数
的に増大する。このため、低消費電力モードにおいても
その電源電圧が+5Vのままとされる従来のシングルチ
ップマイクロコンピュータ等では、比較的小さなゲート
ピンホールの発生によってリーク電流に関する規定を満
たせなくなるとともに、出荷後におけるリーク障害の発
生確率が高くなってしまう。この結果、シングルチップ
マイクロコンピュータ等の製品歩留まりが低下し、その
信頼性が低下するものである。なお、シングルチップマ
イクロコンピュータ等がバイポーラ回路からなる場合に
おいても、トランジスタのベース長不足や不純物濃度不
足による同様なリーク障害が発生する。
積化が進むにしたがって、上記従来のシングルチップマ
イクロコンピュータ等には次のような問題点が生じるこ
とが本願発明者等によって明らかとなった。すなわち、
MOSFETのゲート酸化膜破壊つまりゲートピンホー
ル等に起因するシングルチップマイクロコンピュータ等
のリーク電流の大きさは、図7に例示されるように、そ
の電源電圧の絶対値が大きくなるにしたがって指数関数
的に増大する。このため、低消費電力モードにおいても
その電源電圧が+5Vのままとされる従来のシングルチ
ップマイクロコンピュータ等では、比較的小さなゲート
ピンホールの発生によってリーク電流に関する規定を満
たせなくなるとともに、出荷後におけるリーク障害の発
生確率が高くなってしまう。この結果、シングルチップ
マイクロコンピュータ等の製品歩留まりが低下し、その
信頼性が低下するものである。なお、シングルチップマ
イクロコンピュータ等がバイポーラ回路からなる場合に
おいても、トランジスタのベース長不足や不純物濃度不
足による同様なリーク障害が発生する。
【0007】この発明の目的は、低消費電力モードにお
けるリーク電流を低減したシングルチップマイクロコン
ピュータ等の半導体装置を提供することにある。この発
明の他の目的は、低消費電力モードを備えるシングルチ
ップマイクロコンピュータ等の製品歩留まりを高め、そ
の信頼性を高めることにある。
けるリーク電流を低減したシングルチップマイクロコン
ピュータ等の半導体装置を提供することにある。この発
明の他の目的は、低消費電力モードを備えるシングルチ
ップマイクロコンピュータ等の製品歩留まりを高め、そ
の信頼性を高めることにある。
【0008】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、低消費電力モードを備えるシ
ングルチップマイクロコンピュータ等の外部電源電圧供
給端子と内部回路との間に、通常の動作モードにおいて
外部電源電圧をそのまま伝達し、低消費電力モードにお
いて外部電源電圧を所定の電位にクランプして伝達する
スイッチ回路を設け、内部回路の電源電圧の絶対値を低
消費電力モードにおいて選択的に小さくする。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、低消費電力モードを備えるシ
ングルチップマイクロコンピュータ等の外部電源電圧供
給端子と内部回路との間に、通常の動作モードにおいて
外部電源電圧をそのまま伝達し、低消費電力モードにお
いて外部電源電圧を所定の電位にクランプして伝達する
スイッチ回路を設け、内部回路の電源電圧の絶対値を低
消費電力モードにおいて選択的に小さくする。
【0010】
【作用】上記手段によれば、シングルチップマイクロコ
ンピュータ等の通常の動作モードにおける性能を保持し
つつ、低消費電力モードにおけるリーク電流を抑制し、
出荷後におけるリーク障害の発生確率を抑制することが
できる。この結果、低消費電力モードを備えるシングル
チップマイクロコンピュータ等の製品歩留まりを高め、
その信頼性を高めることができる。
ンピュータ等の通常の動作モードにおける性能を保持し
つつ、低消費電力モードにおけるリーク電流を抑制し、
出荷後におけるリーク障害の発生確率を抑制することが
できる。この結果、低消費電力モードを備えるシングル
チップマイクロコンピュータ等の製品歩留まりを高め、
その信頼性を高めることができる。
【0011】
【実施例】図1には、この発明が適用されたシングルチ
ップマイクロコンピュータの一実施例のブロック図が示
されている。また、図2及び図6には、図1のシングル
チップマイクロコンピュータに含まれるスイッチ回路S
1及びS4の一実施例の回路図がそれぞれ示され、図7
には、図1のシングルチップマイクロコンピュータのリ
ーク電流と電源電圧との関係を示す特性図が示されてい
る。これらの図をもとに、この実施例のシングルチップ
マイクロコンピュータの構成及び動作の概要ならびにそ
の特徴について説明する。なお、図2及び図6の各回路
素子ならびに図1の各ブロックを構成する回路素子は、
特に制限されないが、公知のCMOS集積回路の製造技
術により、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上
に形成される。以下の回路図において、そのチャンネル
(バックゲート)部に矢印が付されるMOSFETはP
チャンネル型であって、矢印の付されないNチャンネル
MOSFETと区別して示される。
ップマイクロコンピュータの一実施例のブロック図が示
されている。また、図2及び図6には、図1のシングル
チップマイクロコンピュータに含まれるスイッチ回路S
1及びS4の一実施例の回路図がそれぞれ示され、図7
には、図1のシングルチップマイクロコンピュータのリ
ーク電流と電源電圧との関係を示す特性図が示されてい
る。これらの図をもとに、この実施例のシングルチップ
マイクロコンピュータの構成及び動作の概要ならびにそ
の特徴について説明する。なお、図2及び図6の各回路
素子ならびに図1の各ブロックを構成する回路素子は、
特に制限されないが、公知のCMOS集積回路の製造技
術により、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上
に形成される。以下の回路図において、そのチャンネル
(バックゲート)部に矢印が付されるMOSFETはP
チャンネル型であって、矢印の付されないNチャンネル
MOSFETと区別して示される。
【0012】図1において、この実施例のシングルチッ
プマイクロコンピュータは、ストアドプログラム方式の
中央処理ユニットモジュールCPU(第2のモジュー
ル)をその基本構成要素とする。この中央処理ユニット
モジュールCPUには、特に制限されないが、外部端子
STBBを介してスタンバイ信号STBB(ここで、そ
れが有効とされるとき選択的にロウレベルとされるいわ
ゆる反転信号等については、その名称の末尾にBを付し
て表す。以下同様)が供給され、クロック発生部CGか
ら所定のクロック信号CLKが供給される。クロック発
生部CGには、外部端子CPGBを介してクロック制御
信号CPGBが供給される。
プマイクロコンピュータは、ストアドプログラム方式の
中央処理ユニットモジュールCPU(第2のモジュー
ル)をその基本構成要素とする。この中央処理ユニット
モジュールCPUには、特に制限されないが、外部端子
STBBを介してスタンバイ信号STBB(ここで、そ
れが有効とされるとき選択的にロウレベルとされるいわ
ゆる反転信号等については、その名称の末尾にBを付し
て表す。以下同様)が供給され、クロック発生部CGか
ら所定のクロック信号CLKが供給される。クロック発
生部CGには、外部端子CPGBを介してクロック制御
信号CPGBが供給される。
【0013】中央処理ユニットモジュールCPUは、ク
ロック発生部CGから供給されるクロック信号CLKに
従って同期動作し、所定の論理演算処理を行うととも
に、シングルチップマイクロコンピュータの各部を制御
・統轄する。また、クロック発生部CGは、図示されな
い外部端子を介して水晶発振子に結合され、その固有振
動数に相当する周波数のクロック信号CLKを形成す
る。この実施例において、クロック発生部CGは、クロ
ック制御信号CPGBがロウレベルとされることによっ
てクロック信号CLKの周波数を選択的に低くし、シン
グルチップマイクロコンピュータをいわゆる低速動作モ
ードとする。また、中央処理ユニットモジュールCPU
は、スタンバイ信号STBBがロウレベルとされること
によってクロック信号CLKを実質的に停止し、シング
ルチップマイクロコンピュータをスタンバイモードとす
る。シングルチップマイクロコンピュータが低速動作モ
ード又はスタンバイモードとされるとき、中央処理ユニ
ットモジュールCPUを中心とするシングルチップマイ
クロコンピュータの動作はクロック周波数に応じて選択
的に遅く又は停止される。この結果、シングルチップマ
イクロコンピュータは低消費電力モードとされ、その消
費電力が選択的に小さくされる。
ロック発生部CGから供給されるクロック信号CLKに
従って同期動作し、所定の論理演算処理を行うととも
に、シングルチップマイクロコンピュータの各部を制御
・統轄する。また、クロック発生部CGは、図示されな
い外部端子を介して水晶発振子に結合され、その固有振
動数に相当する周波数のクロック信号CLKを形成す
る。この実施例において、クロック発生部CGは、クロ
ック制御信号CPGBがロウレベルとされることによっ
てクロック信号CLKの周波数を選択的に低くし、シン
グルチップマイクロコンピュータをいわゆる低速動作モ
ードとする。また、中央処理ユニットモジュールCPU
は、スタンバイ信号STBBがロウレベルとされること
によってクロック信号CLKを実質的に停止し、シング
ルチップマイクロコンピュータをスタンバイモードとす
る。シングルチップマイクロコンピュータが低速動作モ
ード又はスタンバイモードとされるとき、中央処理ユニ
ットモジュールCPUを中心とするシングルチップマイ
クロコンピュータの動作はクロック周波数に応じて選択
的に遅く又は停止される。この結果、シングルチップマ
イクロコンピュータは低消費電力モードとされ、その消
費電力が選択的に小さくされる。
【0014】シングルチップマイクロコンピュータは、
さらに、内部バスを介して中央処理ユニットモジュール
CPUに結合されるメモリモジュールMEM(第2のモ
ジュール)及び周辺デバイスモジュールPER(第2の
モジュール)を備え、これらの内部回路と図示されない
外部装置との間に設けられる入出力バッファモジュール
IO(第1のモジュール)を備える。このうち、メモリ
モジュールMEMは、リードオンリーメモリ及びランダ
ムアクセスメモリを含み、中央処理ユニットモジュール
CPUの動作に必要なプログラムや演算データ等を格納
する。また、周辺デバイスモジュールPERは、タイマ
ー回路やシリアル入出力制御装置等を含み、中央処理ユ
ニットモジュールCPUによる時間管理やシリアル入出
力装置との間のデータ授受を制御する。一方、入出力バ
ッファモジュールIOは、多数の入力バッファ及び出力
バッファを含み、シングルチップマイクロコンピュータ
の各モジュールと外部装置との間のインタフェース回路
となる。
さらに、内部バスを介して中央処理ユニットモジュール
CPUに結合されるメモリモジュールMEM(第2のモ
ジュール)及び周辺デバイスモジュールPER(第2の
モジュール)を備え、これらの内部回路と図示されない
外部装置との間に設けられる入出力バッファモジュール
IO(第1のモジュール)を備える。このうち、メモリ
モジュールMEMは、リードオンリーメモリ及びランダ
ムアクセスメモリを含み、中央処理ユニットモジュール
CPUの動作に必要なプログラムや演算データ等を格納
する。また、周辺デバイスモジュールPERは、タイマ
ー回路やシリアル入出力制御装置等を含み、中央処理ユ
ニットモジュールCPUによる時間管理やシリアル入出
力装置との間のデータ授受を制御する。一方、入出力バ
ッファモジュールIOは、多数の入力バッファ及び出力
バッファを含み、シングルチップマイクロコンピュータ
の各モジュールと外部装置との間のインタフェース回路
となる。
【0015】この実施例において、シングルチップマイ
クロコンピュータには、電源電圧供給端子VCCを介し
て外部電源電圧VCCが供給され、接地電位供給端子G
NDを介して接地電位GNDが供給される。また、シン
グルチップマイクロコンピュータは、上記電源電圧供給
端子VCCと中央処理ユニットモジュールCPU,メモ
リモジュールMEM及び周辺デバイスモジュールPER
との間にそれぞれ設けられる3個のスイッチ回路S1〜
S3(第2のスイッチ回路)を備え、電源電圧供給端子
VCCと入出力バッファモジュールIOとの間に設けら
れるもう1個のスイッチ回路S4(第1のスイッチ回
路)を備える。このうち、3個のスイッチ回路S1〜S
3には、その一方の入力端子にスタンバイ信号STBB
を受けその他方の入力端子にクロック制御信号CPGB
を受けるナンド(NAND)ゲートNAGの出力信号す
なわち内部信号CSが共通に供給され、すべてのスイッ
チ回路S1〜S4には、スタンバイ信号STBBのイン
バータIVによる反転信号すなわち内部信号STBYが
共通に供給される。
クロコンピュータには、電源電圧供給端子VCCを介し
て外部電源電圧VCCが供給され、接地電位供給端子G
NDを介して接地電位GNDが供給される。また、シン
グルチップマイクロコンピュータは、上記電源電圧供給
端子VCCと中央処理ユニットモジュールCPU,メモ
リモジュールMEM及び周辺デバイスモジュールPER
との間にそれぞれ設けられる3個のスイッチ回路S1〜
S3(第2のスイッチ回路)を備え、電源電圧供給端子
VCCと入出力バッファモジュールIOとの間に設けら
れるもう1個のスイッチ回路S4(第1のスイッチ回
路)を備える。このうち、3個のスイッチ回路S1〜S
3には、その一方の入力端子にスタンバイ信号STBB
を受けその他方の入力端子にクロック制御信号CPGB
を受けるナンド(NAND)ゲートNAGの出力信号す
なわち内部信号CSが共通に供給され、すべてのスイッ
チ回路S1〜S4には、スタンバイ信号STBBのイン
バータIVによる反転信号すなわち内部信号STBYが
共通に供給される。
【0016】なお、スイッチ回路S1〜S3は、すべて
同一の回路構成とされ、外部電源電圧は、+5Vのよう
な比較的絶対値の大きな正の電源電圧とされる。スイッ
チ回路S1〜S4の出力電圧は、電源電圧VC1〜VC
4として対応する中央処理ユニットモジュールCPU,
メモリモジュールMEM,周辺デバイスモジュールPE
R及び入出力バッファモジュールIOにそれぞれ供給さ
れる。
同一の回路構成とされ、外部電源電圧は、+5Vのよう
な比較的絶対値の大きな正の電源電圧とされる。スイッ
チ回路S1〜S4の出力電圧は、電源電圧VC1〜VC
4として対応する中央処理ユニットモジュールCPU,
メモリモジュールMEM,周辺デバイスモジュールPE
R及び入出力バッファモジュールIOにそれぞれ供給さ
れる。
【0017】ここで、スイッチ回路S1〜S3は、図2
のスイッチ回路S1に代表して示されるように、電源電
圧供給端子VCCと出力端子VC1等との間に設けられ
るPチャンネルMOSFETP1を含む。このMOSF
ETP1には、そのゲートが接地電位GNDに結合され
るデプレッション型のNチャンネルMOSFETND1
が並列形態に設けられ、さらにデプレッション型のNチ
ャンネルMOSFETND2及びPチャンネルMOSF
ETP2からなる直列回路が並列形態に設けられる。M
OSFETP1のゲートには、上記内部信号CSが供給
される。また、MOSFETND2のゲートは接地電位
GNDに結合され、MOSFETP2のゲートには上記
内部信号STBYが供給される。
のスイッチ回路S1に代表して示されるように、電源電
圧供給端子VCCと出力端子VC1等との間に設けられ
るPチャンネルMOSFETP1を含む。このMOSF
ETP1には、そのゲートが接地電位GNDに結合され
るデプレッション型のNチャンネルMOSFETND1
が並列形態に設けられ、さらにデプレッション型のNチ
ャンネルMOSFETND2及びPチャンネルMOSF
ETP2からなる直列回路が並列形態に設けられる。M
OSFETP1のゲートには、上記内部信号CSが供給
される。また、MOSFETND2のゲートは接地電位
GNDに結合され、MOSFETP2のゲートには上記
内部信号STBYが供給される。
【0018】この実施例において、MOSFETP1及
びP2は、そのオン抵抗が問題とならないような比較的
大きなサイズをもって形成される。また、MOSFET
ND1は、そのチャンネルに所定量の不純物がイオン注
入されることで、中央処理ユニットモジュールCPU等
にスタンバイモード時のリーク電流が流される場合のソ
ースドレイン電圧が例えば1.5Vに設定される。同様
に、MOSFETND2は、そのチャンネルに所定量の
不純物がイオン注入されることで、中央処理ユニットモ
ジュールCPU等に低速動作モード時に必要な小さな動
作電流が流される場合のソースドレイン電圧が例えば
2.5Vに設定される。
びP2は、そのオン抵抗が問題とならないような比較的
大きなサイズをもって形成される。また、MOSFET
ND1は、そのチャンネルに所定量の不純物がイオン注
入されることで、中央処理ユニットモジュールCPU等
にスタンバイモード時のリーク電流が流される場合のソ
ースドレイン電圧が例えば1.5Vに設定される。同様
に、MOSFETND2は、そのチャンネルに所定量の
不純物がイオン注入されることで、中央処理ユニットモ
ジュールCPU等に低速動作モード時に必要な小さな動
作電流が流される場合のソースドレイン電圧が例えば
2.5Vに設定される。
【0019】一方、スイッチ回路S4は、図6に示され
るように、電源電圧供給端子VCCと出力端子VC4と
の間に並列形態に設けられるPチャンネルMOSFET
P3及びデプレッション型のNチャンネルMOSFET
ND3を含む。このうち、MOSFETP3のゲートに
は内部信号STBYが供給され、MOSFETND3の
ゲートは接地電位GNDに結合される。MOSFETP
3は、そのオン抵抗が問題とならないような比較的大き
なサイズをもって形成される。また、MOSFETND
1は、そのチャンネルに所定量の不純物がイオン注入さ
れることで、入出力バッファモジュールIOにスタンバ
イモード時のリーク電流が流される場合のソースドレイ
ン電圧が例えば1.5Vに設定される。
るように、電源電圧供給端子VCCと出力端子VC4と
の間に並列形態に設けられるPチャンネルMOSFET
P3及びデプレッション型のNチャンネルMOSFET
ND3を含む。このうち、MOSFETP3のゲートに
は内部信号STBYが供給され、MOSFETND3の
ゲートは接地電位GNDに結合される。MOSFETP
3は、そのオン抵抗が問題とならないような比較的大き
なサイズをもって形成される。また、MOSFETND
1は、そのチャンネルに所定量の不純物がイオン注入さ
れることで、入出力バッファモジュールIOにスタンバ
イモード時のリーク電流が流される場合のソースドレイ
ン電圧が例えば1.5Vに設定される。
【0020】クロック制御信号CPGB及びスタンバイ
信号STBBがともにハイレベルとされるとき、クロッ
ク発生部CGでは、前述のように、クロック信号CLK
の周波数が比較的高い所定の周波数とされ、シングルチ
ップマイクロコンピュータは通常の動作モードとされ
る。このとき、ナンドゲートNAGの出力信号すなわち
内部信号CSは、クロック制御信号CPGB及びスタン
バイ信号STBBのハイレベルを受けてロウレベルとさ
れ、内部信号STBYは、スタンバイ信号STBBのハ
イレベルを受けてロウレベルとされる。このため、スイ
ッチ回路S1〜S3では、MOSFETP1及びP2が
それぞれ内部信号CS及びSTBYのロウレベルを受け
てオン状態とされ、スイッチ回路S4では、MOSFE
TP3が内部信号STBYのロウレベルを受けてオン状
態とされる。
信号STBBがともにハイレベルとされるとき、クロッ
ク発生部CGでは、前述のように、クロック信号CLK
の周波数が比較的高い所定の周波数とされ、シングルチ
ップマイクロコンピュータは通常の動作モードとされ
る。このとき、ナンドゲートNAGの出力信号すなわち
内部信号CSは、クロック制御信号CPGB及びスタン
バイ信号STBBのハイレベルを受けてロウレベルとさ
れ、内部信号STBYは、スタンバイ信号STBBのハ
イレベルを受けてロウレベルとされる。このため、スイ
ッチ回路S1〜S3では、MOSFETP1及びP2が
それぞれ内部信号CS及びSTBYのロウレベルを受け
てオン状態とされ、スイッチ回路S4では、MOSFE
TP3が内部信号STBYのロウレベルを受けてオン状
態とされる。
【0021】これらのことから、スイッチ回路S1〜S
4の出力端子VC1〜VC4には、外部電源電圧VCC
がそのまま伝達され、対応する中央処理ユニットモジュ
ールCPU,メモリモジュールMEM,周辺デバイスモ
ジュールPER及び入出力バッファモジュールIOに
は、+5Vのような比較的高い電位の動作電源がそれぞ
れ与えられる。これにより、各モジュールは高速動作
し、シングルチップマイクロコンピュータはその高速性
を保持しつつ通常の動作モードとされる。
4の出力端子VC1〜VC4には、外部電源電圧VCC
がそのまま伝達され、対応する中央処理ユニットモジュ
ールCPU,メモリモジュールMEM,周辺デバイスモ
ジュールPER及び入出力バッファモジュールIOに
は、+5Vのような比較的高い電位の動作電源がそれぞ
れ与えられる。これにより、各モジュールは高速動作
し、シングルチップマイクロコンピュータはその高速性
を保持しつつ通常の動作モードとされる。
【0022】次に、スタンバイ信号STBBがハイレベ
ルのままクロック制御信号CPGBがロウレベルとされ
ると、クロック発生部CGでは、クロック信号CLKの
周波数が例えば通常の動作モードに比較して1/10な
いし1/1000程度に低くされ、シングルチップマイ
クロコンピュータは低速動作モードとされる。このと
き、内部信号CSはクロック制御信号CPGBのロウレ
ベルを受けてハイレベルとされ、内部信号STBYはロ
ウレベルのままとされる。このため、スイッチ回路S1
〜S3では、MOSFETP1が内部信号CSのハイレ
ベルを受けてオフ状態とされ、MOSFETP2は内部
信号STBYのロウレベルを受けてオン状態のままとさ
れる。また、スイッチ回路S4では、MOSFETP3
が内部信号STBYのロウレベルを受けてオン状態のま
まとされる。
ルのままクロック制御信号CPGBがロウレベルとされ
ると、クロック発生部CGでは、クロック信号CLKの
周波数が例えば通常の動作モードに比較して1/10な
いし1/1000程度に低くされ、シングルチップマイ
クロコンピュータは低速動作モードとされる。このと
き、内部信号CSはクロック制御信号CPGBのロウレ
ベルを受けてハイレベルとされ、内部信号STBYはロ
ウレベルのままとされる。このため、スイッチ回路S1
〜S3では、MOSFETP1が内部信号CSのハイレ
ベルを受けてオフ状態とされ、MOSFETP2は内部
信号STBYのロウレベルを受けてオン状態のままとさ
れる。また、スイッチ回路S4では、MOSFETP3
が内部信号STBYのロウレベルを受けてオン状態のま
まとされる。
【0023】これらのことから、スイッチ回路S1〜S
3の出力端子VC1〜VC3には、外部電源電圧VCC
がMOSFETND2のソースドレイン電圧によってク
ランプされて伝達され、スイッチ回路S4の出力端子V
C4には、外部電源電圧VCCがそのまま伝達される。
これにより、中央処理ユニットモジュールCPU,メモ
リモジュールMEM及び周辺デバイスモジュールPER
は、+2.5V(第1のレベル)のような比較的絶対値
の小さな電源電圧VC1〜VC3を動作電源として低速
動作を行い、その消費電力は、低速動作されることもあ
って充分に小さくされる。また、入出力バッファモジュ
ールIOは、+5Vの電源電圧VC4を動作電源として
通常の高速動作を行い、これによって外部電源電圧VC
Cを動作電源とする外部装置とのインタフェース整合も
実現される。
3の出力端子VC1〜VC3には、外部電源電圧VCC
がMOSFETND2のソースドレイン電圧によってク
ランプされて伝達され、スイッチ回路S4の出力端子V
C4には、外部電源電圧VCCがそのまま伝達される。
これにより、中央処理ユニットモジュールCPU,メモ
リモジュールMEM及び周辺デバイスモジュールPER
は、+2.5V(第1のレベル)のような比較的絶対値
の小さな電源電圧VC1〜VC3を動作電源として低速
動作を行い、その消費電力は、低速動作されることもあ
って充分に小さくされる。また、入出力バッファモジュ
ールIOは、+5Vの電源電圧VC4を動作電源として
通常の高速動作を行い、これによって外部電源電圧VC
Cを動作電源とする外部装置とのインタフェース整合も
実現される。
【0024】一方、クロック制御信号CPGBがハイレ
ベルのままスタンバイ信号STBBがロウレベルとされ
ると、中央処理ユニットモジュールCPUは、クロック
信号CLKを実質的に停止し、シングルチップマイクロ
コンピュータはスタンバイモードとされる。このとき、
内部信号CSはスタンバイ信号STBBのロウレベルを
受けてハイレベルとされ、内部信号STBYもスタンバ
イ信号STBBのロウレベルを受けてハイレベルとされ
る。このため、スイッチ回路S1〜S3では、MOSF
ETP1が内部信号CSのハイレベルを受けてオフ状態
とされ、MOSFETP2も内部信号STBYのハイレ
ベルを受けてオフ状態とされる。また、スイッチ回路S
4では、MOSFETP3が内部信号STBYのハイレ
ベルを受けてオフ状態とされる。
ベルのままスタンバイ信号STBBがロウレベルとされ
ると、中央処理ユニットモジュールCPUは、クロック
信号CLKを実質的に停止し、シングルチップマイクロ
コンピュータはスタンバイモードとされる。このとき、
内部信号CSはスタンバイ信号STBBのロウレベルを
受けてハイレベルとされ、内部信号STBYもスタンバ
イ信号STBBのロウレベルを受けてハイレベルとされ
る。このため、スイッチ回路S1〜S3では、MOSF
ETP1が内部信号CSのハイレベルを受けてオフ状態
とされ、MOSFETP2も内部信号STBYのハイレ
ベルを受けてオフ状態とされる。また、スイッチ回路S
4では、MOSFETP3が内部信号STBYのハイレ
ベルを受けてオフ状態とされる。
【0025】これらのことから、スイッチ回路S1〜S
3の出力端子VC1〜VC3には、外部電源電圧VCC
がMOSFETND1のソースドレイン電圧によってク
ランプされて伝達され、スイッチ回路S4の出力端子V
C4には、外部電源電圧VCCがMOSFETND3の
ソースドレイン電圧によってクランプされて伝達され
る。これにより、中央処理ユニットモジュールCPU,
メモリモジュールMEM及び周辺デバイスモジュールP
ERならびに入出力バッファモジュールIOは、+1.
5V(第2のレベル)のようなさらに絶対値の小さな電
源電圧VC1〜VC4を動作電源として待機状態とされ
る。
3の出力端子VC1〜VC3には、外部電源電圧VCC
がMOSFETND1のソースドレイン電圧によってク
ランプされて伝達され、スイッチ回路S4の出力端子V
C4には、外部電源電圧VCCがMOSFETND3の
ソースドレイン電圧によってクランプされて伝達され
る。これにより、中央処理ユニットモジュールCPU,
メモリモジュールMEM及び周辺デバイスモジュールP
ERならびに入出力バッファモジュールIOは、+1.
5V(第2のレベル)のようなさらに絶対値の小さな電
源電圧VC1〜VC4を動作電源として待機状態とされ
る。
【0026】ところで、CMOS回路を基本に構成され
るシングルチップマイクロコンピュータでは、高温高バ
イアスストレス試験等にともなうゲート酸化膜の破壊や
高温動作時のゲートサイズ不足あるいはPN逆接合耐圧
低下又は寄生MOSFET等を原因とするリーク電流が
流れ、その大きさは、図7に示されるように、電源電圧
の絶対値が大きくなるにしたがって指数関数的に増大す
る。ところが、この実施例のシングルチップマイクロコ
ンピュータでは、前述のように、通常の動作モードにお
いては電源電圧の絶対値を5Vに保ちつつ、低速動作モ
ード及びスタンバイモードにおける電源電圧の絶対値が
選択的に2.5V又は1.5Vに小さくされる。このた
め、通常の動作モードにおける性能を保持しつつ、低消
費電力モードにおけるシングルチップマイクロコンピュ
ータのリーク電流を抑制し、出荷後におけるリーク障害
の発生確率を飛躍的に小さくすることができる。これら
の結果、低消費電力モードを備えるシングルチップマイ
クロコンピュータの製品歩留まりを高め、その信頼性を
高めることができるものとなる。
るシングルチップマイクロコンピュータでは、高温高バ
イアスストレス試験等にともなうゲート酸化膜の破壊や
高温動作時のゲートサイズ不足あるいはPN逆接合耐圧
低下又は寄生MOSFET等を原因とするリーク電流が
流れ、その大きさは、図7に示されるように、電源電圧
の絶対値が大きくなるにしたがって指数関数的に増大す
る。ところが、この実施例のシングルチップマイクロコ
ンピュータでは、前述のように、通常の動作モードにお
いては電源電圧の絶対値を5Vに保ちつつ、低速動作モ
ード及びスタンバイモードにおける電源電圧の絶対値が
選択的に2.5V又は1.5Vに小さくされる。このた
め、通常の動作モードにおける性能を保持しつつ、低消
費電力モードにおけるシングルチップマイクロコンピュ
ータのリーク電流を抑制し、出荷後におけるリーク障害
の発生確率を飛躍的に小さくすることができる。これら
の結果、低消費電力モードを備えるシングルチップマイ
クロコンピュータの製品歩留まりを高め、その信頼性を
高めることができるものとなる。
【0027】以上の本実施例に示されるように、この発
明を低消費電力モードを備えるシングルチップマイクロ
コンピュータ等の半導体装置に適用することで、次のよ
うな作用効果が得られる。すなわち、 (1)低消費電力モードを備えるシングルチップマイク
ロコンピュータ等の外部電源電圧供給端子と内部回路と
の間に、通常の動作モードにおいて外部電源電圧をその
まま伝達し、低消費電力モードにおいて外部電源電圧を
所定の電位にクランプして伝達するスイッチ回路を設
け、内部回路の電源電圧の絶対値を低消費電力モードに
おいて選択的に小さくすることで、シングルチップマイ
クロコンピュータ等の通常の動作モードにおける性能を
保持しつつ、低消費電力モードにおけるリーク電流を抑
制できるという効果が得られる。 (2)上記(1)項により、シングルチップマイクロコ
ンピュータ等の出荷後におけるリーク障害の発生確率を
抑制できるという効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、低消費電力モ
ードを備えるシングルチップマイクロコンピュータ等の
製品歩留まりを高め、その信頼性を高めることができる
という効果が得られる。
明を低消費電力モードを備えるシングルチップマイクロ
コンピュータ等の半導体装置に適用することで、次のよ
うな作用効果が得られる。すなわち、 (1)低消費電力モードを備えるシングルチップマイク
ロコンピュータ等の外部電源電圧供給端子と内部回路と
の間に、通常の動作モードにおいて外部電源電圧をその
まま伝達し、低消費電力モードにおいて外部電源電圧を
所定の電位にクランプして伝達するスイッチ回路を設
け、内部回路の電源電圧の絶対値を低消費電力モードに
おいて選択的に小さくすることで、シングルチップマイ
クロコンピュータ等の通常の動作モードにおける性能を
保持しつつ、低消費電力モードにおけるリーク電流を抑
制できるという効果が得られる。 (2)上記(1)項により、シングルチップマイクロコ
ンピュータ等の出荷後におけるリーク障害の発生確率を
抑制できるという効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、低消費電力モ
ードを備えるシングルチップマイクロコンピュータ等の
製品歩留まりを高め、その信頼性を高めることができる
という効果が得られる。
【0028】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、スイッチ回路S1〜S4から出力さ
れる電源電圧VC1ないしVC4の低速動作モード及び
スタンバイモードにおける電位は、任意に設定できる。
また、MOSFETP1のオン抵抗が問題とならない場
合、中央処理ユニットモジュールCPU,メモリモジュ
ールMEM及び周辺デバイスモジュールPERに対応し
てそれぞれ設けられるスイッチ回路S1〜S3を1個の
スイッチ回路に集約することができる。シングルチップ
マイクロコンピュータは、外部電源電圧VCCを降圧し
て例えば+3.3Vのような内部電源電圧を形成する降
圧回路を備えることができる。この場合、スイッチ回路
を設けず、降圧回路から出力される内部電源電圧の電位
をクロック制御信号CPGB及びスタンバイ信号STB
Bによって選択的に切り換える方法を採ることができ
る。シングルチップマイクロコンピュータは、低速動作
モードを備えることを必須条件とはしないし、その他の
低消費電力モードを備えることもできる。さらに、シン
グルチップマイクロコンピュータは、他の各種のモジュ
ールを備えることができるし、そのブロック構成や外部
電源電圧VCCの極性及び絶対値等、種々の実施形態を
採ることができる。
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、スイッチ回路S1〜S4から出力さ
れる電源電圧VC1ないしVC4の低速動作モード及び
スタンバイモードにおける電位は、任意に設定できる。
また、MOSFETP1のオン抵抗が問題とならない場
合、中央処理ユニットモジュールCPU,メモリモジュ
ールMEM及び周辺デバイスモジュールPERに対応し
てそれぞれ設けられるスイッチ回路S1〜S3を1個の
スイッチ回路に集約することができる。シングルチップ
マイクロコンピュータは、外部電源電圧VCCを降圧し
て例えば+3.3Vのような内部電源電圧を形成する降
圧回路を備えることができる。この場合、スイッチ回路
を設けず、降圧回路から出力される内部電源電圧の電位
をクロック制御信号CPGB及びスタンバイ信号STB
Bによって選択的に切り換える方法を採ることができ
る。シングルチップマイクロコンピュータは、低速動作
モードを備えることを必須条件とはしないし、その他の
低消費電力モードを備えることもできる。さらに、シン
グルチップマイクロコンピュータは、他の各種のモジュ
ールを備えることができるし、そのブロック構成や外部
電源電圧VCCの極性及び絶対値等、種々の実施形態を
採ることができる。
【0029】図2において、MOSFETND1は、図
3に示されるように、そのゲートに内部信号CSを受け
るエンハンスメント型のNチャンネルMOSFETN1
に置き換えることができるし、図4及び図5に示される
ように、抵抗R1あるいはそのゲートに外部電源電圧V
CCの抵抗R2及びR3による分圧電位を受けるエンハ
ンスメント型のNチャンネルMOSFETN2に置き換
えることもできる。図3の場合、MOSFETN1はス
タンバイモードにおいて選択的にオン状態とされ、外部
電源電圧VCCの電位をそのソースドレイン電圧分だけ
低くして電源電圧VC1等とする。また、図4の場合、
抵抗R1はスタンバイモードにおいて選択的に有効とさ
れ、電源電圧VC1の電位をその抵抗値とスタンバイモ
ード時のリーク電流との積に相当する分だけ低くする。
一方、図5の場合、NチャンネルMOSFETN2はス
タンバイモードにおいて選択的に有効とされ、電源電圧
VC1の電位をそのゲート電位つまりVCC×R3/
(R2+R3)よりそのしきい値電圧分だけ低い所定の
電位にクランプする。なお、図3ないし図5の変形例
は、MOSFETND2及びP2を削除することによ
り、スイッチ回路S4の変形例ともなりうる。スイッチ
回路S1〜S4の具体的構成ならびにMOSFETの導
電型等は、これらの実施例による制約を受けない。
3に示されるように、そのゲートに内部信号CSを受け
るエンハンスメント型のNチャンネルMOSFETN1
に置き換えることができるし、図4及び図5に示される
ように、抵抗R1あるいはそのゲートに外部電源電圧V
CCの抵抗R2及びR3による分圧電位を受けるエンハ
ンスメント型のNチャンネルMOSFETN2に置き換
えることもできる。図3の場合、MOSFETN1はス
タンバイモードにおいて選択的にオン状態とされ、外部
電源電圧VCCの電位をそのソースドレイン電圧分だけ
低くして電源電圧VC1等とする。また、図4の場合、
抵抗R1はスタンバイモードにおいて選択的に有効とさ
れ、電源電圧VC1の電位をその抵抗値とスタンバイモ
ード時のリーク電流との積に相当する分だけ低くする。
一方、図5の場合、NチャンネルMOSFETN2はス
タンバイモードにおいて選択的に有効とされ、電源電圧
VC1の電位をそのゲート電位つまりVCC×R3/
(R2+R3)よりそのしきい値電圧分だけ低い所定の
電位にクランプする。なお、図3ないし図5の変形例
は、MOSFETND2及びP2を削除することによ
り、スイッチ回路S4の変形例ともなりうる。スイッチ
回路S1〜S4の具体的構成ならびにMOSFETの導
電型等は、これらの実施例による制約を受けない。
【0030】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるシン
グルチップマイクロコンピュータに適用した場合につい
て説明したが、それに限定されるものではなく、例え
ば、シングルチップ化されないマイクロプロセッサや各
種の論理集積回路装置等にも適用できる。この発明は、
少なくとも低消費電力モードを備える半導体装置に広く
適用できる。
てなされた発明をその背景となった利用分野であるシン
グルチップマイクロコンピュータに適用した場合につい
て説明したが、それに限定されるものではなく、例え
ば、シングルチップ化されないマイクロプロセッサや各
種の論理集積回路装置等にも適用できる。この発明は、
少なくとも低消費電力モードを備える半導体装置に広く
適用できる。
【0031】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、低消費電力モードを備える
シングルチップマイクロコンピュータ等の外部電源電圧
供給端子と内部回路との間に、通常の動作モードにおい
て外部電源電圧をそのまま伝達し、低消費電力モードに
おいて外部電源電圧を所定の電位にクランプして伝達す
るスイッチ回路を設け、内部回路の電源電圧の絶対値を
低消費電力モードにおいて選択的に小さくすることで、
シングルチップマイクロコンピュータ等の通常の動作モ
ードにおける性能を保持しつつ、低消費電力モードにお
けるリーク電流を抑制し、出荷後におけるリーク障害の
発生確率を抑制することができる。この結果、低消費電
力モードを備えるシングルチップマイクロコンピュータ
等の製品歩留まりを高め、その信頼性を高めることがで
きる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、低消費電力モードを備える
シングルチップマイクロコンピュータ等の外部電源電圧
供給端子と内部回路との間に、通常の動作モードにおい
て外部電源電圧をそのまま伝達し、低消費電力モードに
おいて外部電源電圧を所定の電位にクランプして伝達す
るスイッチ回路を設け、内部回路の電源電圧の絶対値を
低消費電力モードにおいて選択的に小さくすることで、
シングルチップマイクロコンピュータ等の通常の動作モ
ードにおける性能を保持しつつ、低消費電力モードにお
けるリーク電流を抑制し、出荷後におけるリーク障害の
発生確率を抑制することができる。この結果、低消費電
力モードを備えるシングルチップマイクロコンピュータ
等の製品歩留まりを高め、その信頼性を高めることがで
きる。
【図1】この発明が適用されたシングルチップマイクロ
コンピュータの一実施例を示すブロック図である。
コンピュータの一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のシングルチップマイクロコンピュータに
含まれるスイッチ回路S1の第1の実施例を示す回路図
である。
含まれるスイッチ回路S1の第1の実施例を示す回路図
である。
【図3】図1のシングルチップマイクロコンピュータに
含まれるスイッチ回路S1の第2の実施例を示す回路図
である。
含まれるスイッチ回路S1の第2の実施例を示す回路図
である。
【図4】図1のシングルチップマイクロコンピュータに
含まれるスイッチ回路S1の第3の実施例を示す回路図
である。
含まれるスイッチ回路S1の第3の実施例を示す回路図
である。
【図5】図1のシングルチップマイクロコンピュータに
含まれるスイッチ回路S1の第4の実施例を示す回路図
である。
含まれるスイッチ回路S1の第4の実施例を示す回路図
である。
【図6】図1のシングルチップマイクロコンピュータに
含まれるスイッチ回路S4の一実施例を示す回路図であ
る。
含まれるスイッチ回路S4の一実施例を示す回路図であ
る。
【図7】図1のシングルチップマイクロコンピュータの
リーク電流と電源電圧との関係を示す特性図である。
リーク電流と電源電圧との関係を示す特性図である。
CPU・・・中央処理ユニットモジュール、MEM・・
・メモリモジュール、PER・・・周辺デバイスモジュ
ール、IO・・・入出力バッファモジュール、CG・・
・クロック発生部、S1〜S4・・・スイッチ回路。 NAG・・・ナンド(NAND)ゲート、IV・・・イ
ンバータ。 P1〜P3・・・PチャンネルMOSFET、N1〜N
2・・・エンハンスメント型NチャンネルMOSFE
T、ND1〜ND3・・・デプレッション型Nチャンネ
ルMOSFET、R1〜R3・・・抵抗。
・メモリモジュール、PER・・・周辺デバイスモジュ
ール、IO・・・入出力バッファモジュール、CG・・
・クロック発生部、S1〜S4・・・スイッチ回路。 NAG・・・ナンド(NAND)ゲート、IV・・・イ
ンバータ。 P1〜P3・・・PチャンネルMOSFET、N1〜N
2・・・エンハンスメント型NチャンネルMOSFE
T、ND1〜ND3・・・デプレッション型Nチャンネ
ルMOSFET、R1〜R3・・・抵抗。
Claims (5)
- 【請求項1】 その消費電力が選択的に小さくされる低
消費電力モードを備え、上記低消費電力モードにおいて
その所定の内部回路に供給される電源電圧の絶対値が通
常の動作モードでの上記内部回路に供給される電源電圧
の絶対値に比較して小さくされることを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項2】 上記半導体装置は、所定の外部電源電圧
が供給される電源電圧供給端子と上記内部回路との間に
設けられ通常の動作モードにおいて上記外部電源電圧を
そのまま上記内部回路に伝達し上記低消費電力モードに
おいて上記外部電源電圧の電位をクランプして上記内部
回路に伝達するスイッチ回路を具備するものであること
を特徴とする請求項1の半導体装置。 - 【請求項3】 上記内部回路は、外部とのインタフェー
ス回路を含む第1のモジュールと、これを含まない第2
のモジュールとを含むものであって、上記スイッチ回路
は、上記第1のモジュールに対応して設けられる第1の
スイッチ回路と、上記第2のモジュールに対応して設け
られる第2のスイッチ回路とを含むものであることを特
徴とする請求項1又は請求項2の半導体装置。 - 【請求項4】 上記半導体装置は、シングルチップマイ
クロコンピュータであって、上記低消費電力モードは、
そのクロック信号の周波数を低くして上記シングルチッ
プマイクロコンピュータを低速動作状態とする第1の低
消費電力モードと、そのクロック信号を停止して上記シ
ングルチップマイクロコンピュータを待機状態とする第
2の低消費電力モードとを含むものであることを特徴と
する請求項1,請求項2又は請求項3の半導体装置。 - 【請求項5】 上記第2のスイッチ回路は、上記第1の
低消費電力モードにおいて、上記外部電源電圧を第1の
レベルにクランプして上記第2のモジュールに伝達する
ものであり、上記第1及び第2のスイッチ回路は、上記
第2の低消費電力モードにおいて、上記外部電源電圧を
その絶対値が上記第1のレベルより小さな第2のレベル
にクランプして対応する上記第1及び第2のモジュール
にそれぞれ伝達するものであることを特徴とする請求項
4の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311217A JPH06139373A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4311217A JPH06139373A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06139373A true JPH06139373A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=18014515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4311217A Pending JPH06139373A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06139373A (ja) |
Cited By (11)
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---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-10-27 JP JP4311217A patent/JPH06139373A/ja active Pending
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