JPH06121356A - 波長分割型光通話路 - Google Patents
波長分割型光通話路Info
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- JPH06121356A JPH06121356A JP4266186A JP26618692A JPH06121356A JP H06121356 A JPH06121356 A JP H06121356A JP 4266186 A JP4266186 A JP 4266186A JP 26618692 A JP26618692 A JP 26618692A JP H06121356 A JPH06121356 A JP H06121356A
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- input
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- wavelength
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 波長変換の回数を1回として、所要の波長変
換回路の個数を低減し、かつ波長変換回路の出力波長を
固定波長とした、コストの低廉な波長分割型光通話路を
提供する。 【構成】 M波長分割多重されて入力された光信号30
−1をルーティング経路毎に複数波長を多重したまま振
り分け32−1、各入力光ハイウェイから振り分けられ
てきた光信号を合流してM波長を多重33−1し、多重
されたM波長を所望の出力波長に変換するM個の波長変
換回路37に分配し、波長変換された出力のM波長を、
出力光ハイウェイ31−1を選択して振り分ける。
換回路の個数を低減し、かつ波長変換回路の出力波長を
固定波長とした、コストの低廉な波長分割型光通話路を
提供する。 【構成】 M波長分割多重されて入力された光信号30
−1をルーティング経路毎に複数波長を多重したまま振
り分け32−1、各入力光ハイウェイから振り分けられ
てきた光信号を合流してM波長を多重33−1し、多重
されたM波長を所望の出力波長に変換するM個の波長変
換回路37に分配し、波長変換された出力のM波長を、
出力光ハイウェイ31−1を選択して振り分ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光交換方式における波
長分割型光通話路に関するものである。光交換方式の根
幹をなす光通話路方式には、空間分割型、時分割型、波
長分割型などがあり、本発明は、その中の波長分割型、
即ち光の持つ高周波性により、使用可能な波長数は理論
的には無限に近いとされている波長分割型の光通話路に
関するものである。
長分割型光通話路に関するものである。光交換方式の根
幹をなす光通話路方式には、空間分割型、時分割型、波
長分割型などがあり、本発明は、その中の波長分割型、
即ち光の持つ高周波性により、使用可能な波長数は理論
的には無限に近いとされている波長分割型の光通話路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来提案されている波長分割
型光通話路の構成例を示す回路図である。この波長分割
型光通話路は、λ3 スイッチと呼ばれている。(文献:
S.Suzuki and K.Nagashima "Optical Broadband Commun
ications Network Architecture Utilizing Wavelength
-Division Switching Technology" Proc. Topical Meet
ing on Photonic Switching, ThA-2, 1987 参照)
型光通話路の構成例を示す回路図である。この波長分割
型光通話路は、λ3 スイッチと呼ばれている。(文献:
S.Suzuki and K.Nagashima "Optical Broadband Commun
ications Network Architecture Utilizing Wavelength
-Division Switching Technology" Proc. Topical Meet
ing on Photonic Switching, ThA-2, 1987 参照)
【0003】図10において、10−1〜10−Nはそ
れぞれ入力光ハイウェイ、11−1〜11−Nはそれぞ
れ出力光ハイウェイ、12−11〜12−1N,12−
21〜12−2N,12−31〜12−3Nは、それぞ
れデマルチプレクサDEMUX、13−11〜13−1
N,13−21〜13−2N,13−31〜13−3N
はそれぞれマルチプレクサMUX、14−1〜14−3
は、それぞれ可変波長出力波長変換回路である。
れぞれ入力光ハイウェイ、11−1〜11−Nはそれぞ
れ出力光ハイウェイ、12−11〜12−1N,12−
21〜12−2N,12−31〜12−3Nは、それぞ
れデマルチプレクサDEMUX、13−11〜13−1
N,13−21〜13−2N,13−31〜13−3N
はそれぞれマルチプレクサMUX、14−1〜14−3
は、それぞれ可変波長出力波長変換回路である。
【0004】図10を参照する。N本の入線(入力光ハ
イウエイ)10−1〜10−Nのそれぞれには、波長λ
1 〜λM というM波の光信号が波長分割多重されてい
る。各光信号は、デマルチプレクサDEMUX12−1
1〜12−1Nのそれぞれにおいて、各波長毎に分離さ
れ、予め割り当てられたルーティング経路に従って、デ
マルチプレクサDEMUX12−21〜12−2Nで経
路選択がなされるように波長変換回路14−1により波
長変換された後、マルチプレクサMUX13−11〜1
3−1Nで再び多重化される。
イウエイ)10−1〜10−Nのそれぞれには、波長λ
1 〜λM というM波の光信号が波長分割多重されてい
る。各光信号は、デマルチプレクサDEMUX12−1
1〜12−1Nのそれぞれにおいて、各波長毎に分離さ
れ、予め割り当てられたルーティング経路に従って、デ
マルチプレクサDEMUX12−21〜12−2Nで経
路選択がなされるように波長変換回路14−1により波
長変換された後、マルチプレクサMUX13−11〜1
3−1Nで再び多重化される。
【0005】多重化された各光信号は、同様にデマルチ
プレクサDEMUX12−21〜12−2N、波長変換
回路14−2、マルチプレクサMUX13−21〜13
−2N、デマルチプレクサDEMUX12−31〜12
−3N、波長変換回路14−3、マルチプレクサMUX
13−31〜13−3Nを経て、所望の出線11−1〜
11−Nに到達する。
プレクサDEMUX12−21〜12−2N、波長変換
回路14−2、マルチプレクサMUX13−21〜13
−2N、デマルチプレクサDEMUX12−31〜12
−3N、波長変換回路14−3、マルチプレクサMUX
13−31〜13−3Nを経て、所望の出線11−1〜
11−Nに到達する。
【0006】ここで交換動作の例を説明する。入線(入
力光ハイウエイ)10−1から波長λ1 できた或る信号
が、出線(出力光ハイウエイ)11−1に交換されて出
てゆくものとする。次に入線10−2から波長λ1 でき
た別の信号も、同じ出線11−1に交換されて出てゆく
ことが望まれているものとすると、両信号は別個の信号
でありながら、波長が同じであるため、出線11−1に
おいて混じり合ってしまい不都合である。そこでそのよ
うなときには、どちらか一方の信号の波長を途中で変え
て混じり合わないようにすることが行われる。
力光ハイウエイ)10−1から波長λ1 できた或る信号
が、出線(出力光ハイウエイ)11−1に交換されて出
てゆくものとする。次に入線10−2から波長λ1 でき
た別の信号も、同じ出線11−1に交換されて出てゆく
ことが望まれているものとすると、両信号は別個の信号
でありながら、波長が同じであるため、出線11−1に
おいて混じり合ってしまい不都合である。そこでそのよ
うなときには、どちらか一方の信号の波長を途中で変え
て混じり合わないようにすることが行われる。
【0007】先ず入線10−1から入ってきた多重信号
をデマルチプレクサDEMUX12−11で一旦各波長
毎に分ける。ここで次の波長変換回路14−1で波長変
換を行うわけだが、例えばλ1 をλ2 に変換したとする
と、次に13−11を経て12−21でλ2 として分離
されるので、13−22へ行くことができる。また波長
変換回路14−1でλ1 をλM に変換したとすると、次
に13−11を経て12−21でλM として分離される
ので、13−2Nへ行くことができる。
をデマルチプレクサDEMUX12−11で一旦各波長
毎に分ける。ここで次の波長変換回路14−1で波長変
換を行うわけだが、例えばλ1 をλ2 に変換したとする
と、次に13−11を経て12−21でλ2 として分離
されるので、13−22へ行くことができる。また波長
変換回路14−1でλ1 をλM に変換したとすると、次
に13−11を経て12−21でλM として分離される
ので、13−2Nへ行くことができる。
【0008】同様に、波長変換回路14−2で波長変換
を行う際、どういう波長に変換するかで、その後の行き
先を13−31〜13−3Nの中から選択することがで
きる。波長変換回路14−3では、同じ波長の信号チャ
ンネルが次の段階で同じマルチプレクサMUXに入らな
いように、波長変換を行う。以上のようにして、図10
に示す従来の波長分割型光通話路では、交換動作を行う
のに3回の波長変換を必要とし、λ3 スイッチと呼ばれ
ているわけである。
を行う際、どういう波長に変換するかで、その後の行き
先を13−31〜13−3Nの中から選択することがで
きる。波長変換回路14−3では、同じ波長の信号チャ
ンネルが次の段階で同じマルチプレクサMUXに入らな
いように、波長変換を行う。以上のようにして、図10
に示す従来の波長分割型光通話路では、交換動作を行う
のに3回の波長変換を必要とし、λ3 スイッチと呼ばれ
ているわけである。
【0009】図11において、(a)は図10における
マルチプレクサMUX13−11とデマルチプレクサD
EMUX12−21の組み合わせを改めて図示した図で
あるが、これと等価な機能は、(b)に示すようにカプ
ラ21とフィルタ22で実現することができる。即ち、
カプラ21で各光信号を合波・分流し、フィルタ22を
用いて各波長毎に分離するわけである。
マルチプレクサMUX13−11とデマルチプレクサD
EMUX12−21の組み合わせを改めて図示した図で
あるが、これと等価な機能は、(b)に示すようにカプ
ラ21とフィルタ22で実現することができる。即ち、
カプラ21で各光信号を合波・分流し、フィルタ22を
用いて各波長毎に分離するわけである。
【0010】なお、図10に示す波長変換回路14−
1、14−2、14−3は、交換のルーティング経路が
変更されるたびに、変換して出力すべき波長を変更する
ものであるため、可変波長出力の波長変換回路を用いる
必要がある。
1、14−2、14−3は、交換のルーティング経路が
変更されるたびに、変換して出力すべき波長を変更する
ものであるため、可変波長出力の波長変換回路を用いる
必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の波長分割
型光通話路では、上述したように3回の波長変換が必要
であり、図10の構成では、N×M×3個の波長変換回
路が必要である。また、波長変換回路の出力波長は、入
力光信号のルーティング経路が変更される毎に変更する
必要がある。その結果、波長分割型光通話路として高価
なものとなるのを免れなかった。
型光通話路では、上述したように3回の波長変換が必要
であり、図10の構成では、N×M×3個の波長変換回
路が必要である。また、波長変換回路の出力波長は、入
力光信号のルーティング経路が変更される毎に変更する
必要がある。その結果、波長分割型光通話路として高価
なものとなるのを免れなかった。
【0012】本発明の目的は、波長変換の回数を1回と
して、波長変換回路の個数を図10のような構成ではN
×Mに低減し、かつ波長変換回路の出力波長が固定波長
でも実現できるようにして、コストの低減を可能にした
波長分割型光通話路を提供することにある。
して、波長変換回路の個数を図10のような構成ではN
×Mに低減し、かつ波長変換回路の出力波長が固定波長
でも実現できるようにして、コストの低減を可能にした
波長分割型光通話路を提供することにある。
【0013】
【問題を解決するための手段】本発明では、M波長分割
多重された入力光ハイウェイのN本の上で、各波長をそ
れぞれ信号チャンネルとしてそこに乗せた光信号を、任
意に交換してN本の出力光ハイウェイ上に出力する波長
分割型光通話路において、波長分割多重されて入力され
た光信号をルーティング経路毎に複数波長を多重したま
ま振り分け、各入力光ハイウェイから振り分けられてき
た光信号を合流してM波長を多重し、多重されたM波長
を所望の出力波長に変換するM個の波長変換回路に分配
し、波長変換された出力のM波長を、出力光ハイウェイ
を選択して振り分けることとした。
多重された入力光ハイウェイのN本の上で、各波長をそ
れぞれ信号チャンネルとしてそこに乗せた光信号を、任
意に交換してN本の出力光ハイウェイ上に出力する波長
分割型光通話路において、波長分割多重されて入力され
た光信号をルーティング経路毎に複数波長を多重したま
ま振り分け、各入力光ハイウェイから振り分けられてき
た光信号を合流してM波長を多重し、多重されたM波長
を所望の出力波長に変換するM個の波長変換回路に分配
し、波長変換された出力のM波長を、出力光ハイウェイ
を選択して振り分けることとした。
【0014】
【作用】本発明では、ルーティング経路の設定を波長変
換回路を用いない手段で設定することにより、波長変換
回路の個数をN×Mに低減し、かつ波長変換回路の出力
波長を固定波長とするコスト低廉な波長分割型光通話路
を実現する。
換回路を用いない手段で設定することにより、波長変換
回路の個数をN×Mに低減し、かつ波長変換回路の出力
波長を固定波長とするコスト低廉な波長分割型光通話路
を実現する。
【0015】
【実施例】図1と図2は、破線を引いた位置で相互に結
合するとき、本発明の第1の実施例を示すことになるブ
ロック図である。これらの図において、30−1〜30
−4はそれぞれ入力光ハイウエイ、32−1〜32−4
はそれぞれ分配器、33−1〜33−4,34−1〜3
4−4はそれぞれ合流・分配器、35−1〜35−4は
それぞれ合流器、36−1,36−2はそれぞれ複数波
長選択フィルタ、37は波長変換器、31−1〜31−
4はそれぞれ出力光ハイウエイ、である。
合するとき、本発明の第1の実施例を示すことになるブ
ロック図である。これらの図において、30−1〜30
−4はそれぞれ入力光ハイウエイ、32−1〜32−4
はそれぞれ分配器、33−1〜33−4,34−1〜3
4−4はそれぞれ合流・分配器、35−1〜35−4は
それぞれ合流器、36−1,36−2はそれぞれ複数波
長選択フィルタ、37は波長変換器、31−1〜31−
4はそれぞれ出力光ハイウエイ、である。
【0016】本実施例では、入出力光ハイウェイ数N=
4、波長多重数M=6の場合を採り上げ説明するが、も
ちろん任意の数のN、Mを用いて構成可能である。図
1,図2において、4本の入力光ハイウェイ30−1〜
30−4には、λ1 〜λ6 の6波長の光信号が多重化さ
れている。
4、波長多重数M=6の場合を採り上げ説明するが、も
ちろん任意の数のN、Mを用いて構成可能である。図
1,図2において、4本の入力光ハイウェイ30−1〜
30−4には、λ1 〜λ6 の6波長の光信号が多重化さ
れている。
【0017】入力光ハイウェイより入力される光信号
は、入力ハイウェイ対応に設置されている1対4光分配
器32−1〜32−4により分配され、複数波長選択フ
ィルタ36−1に入力される。各複数波長選択フィルタ
では、λ1 〜λ6 の中から特定の一つ或いは複数の波長
のみを透過させ、その出力は、各入力ハイウェイ毎に1
出力づつ4対6合流分配器33−1〜33−4に入力さ
れる。
は、入力ハイウェイ対応に設置されている1対4光分配
器32−1〜32−4により分配され、複数波長選択フ
ィルタ36−1に入力される。各複数波長選択フィルタ
では、λ1 〜λ6 の中から特定の一つ或いは複数の波長
のみを透過させ、その出力は、各入力ハイウェイ毎に1
出力づつ4対6合流分配器33−1〜33−4に入力さ
れる。
【0018】各4対6光合流分配器33−1〜33−4
の出力には、多重されている6波長から任意の波長の光
信号を取り出すための波長変換を行う固定波長出力の波
長変換器37が接続される(波長変換は行われても、そ
こに乗っている信号そのものまで変わるわけではな
い)。
の出力には、多重されている6波長から任意の波長の光
信号を取り出すための波長変換を行う固定波長出力の波
長変換器37が接続される(波長変換は行われても、そ
こに乗っている信号そのものまで変わるわけではな
い)。
【0019】各波長変換器の出力は、6対4光合流分配
器34−1〜34−4により分配され、複数波長選択フ
ィルタ36−2に入力される。各複数波長選択フィルタ
36−2の出力は、出力光ハイウェイ31−1〜34−
4対応に設置される4対1光合流器35−1〜354に
接続され、光信号は出力光ハイウェイ31−1〜31−
4に出力される。
器34−1〜34−4により分配され、複数波長選択フ
ィルタ36−2に入力される。各複数波長選択フィルタ
36−2の出力は、出力光ハイウェイ31−1〜34−
4対応に設置される4対1光合流器35−1〜354に
接続され、光信号は出力光ハイウェイ31−1〜31−
4に出力される。
【0020】図3は、図1,図2に示す実施例で使用さ
れる複数波長選択フィルタ36−1の構成例を示すブロ
ック図である。図3に示す本複数波長選択フィルタは、
入線41よりフィルタ44に入力される波長λ1 〜λ6
の異なる光信号より、制御装置43で指定される波長の
光信号(図の例ではλ1 、λ3 、λ6 )を出線42に出
力し、他の波長の光信号を阻止する動作を行う。
れる複数波長選択フィルタ36−1の構成例を示すブロ
ック図である。図3に示す本複数波長選択フィルタは、
入線41よりフィルタ44に入力される波長λ1 〜λ6
の異なる光信号より、制御装置43で指定される波長の
光信号(図の例ではλ1 、λ3 、λ6 )を出線42に出
力し、他の波長の光信号を阻止する動作を行う。
【0021】このようなフィルタとしては、文献:N.Fu
jimoto, et al. "Photonic Cross-connect Node Archit
ecture Utilizing Novel Multiwavelength Selective F
ilters" Proc. ECOC'90(1990)に具体例が示されてい
る。
jimoto, et al. "Photonic Cross-connect Node Archit
ecture Utilizing Novel Multiwavelength Selective F
ilters" Proc. ECOC'90(1990)に具体例が示されてい
る。
【0022】図4は、図1,図2に示す実施例で使用さ
れる固定波長出力の波長変換器37の構成例を示すブロ
ック図である。図4に示す本波長変換器は、入線51よ
り入力される波長λ1 〜λ6 の異なる光信号より、制御
装置53で指定される1波長(図の例ではλ3 )をフィ
ルタ54により抜き出し、波長変換回路55で波長変換
(図の例では出力波長λ1 )して、出線52に出力する
動作を行う。
れる固定波長出力の波長変換器37の構成例を示すブロ
ック図である。図4に示す本波長変換器は、入線51よ
り入力される波長λ1 〜λ6 の異なる光信号より、制御
装置53で指定される1波長(図の例ではλ3 )をフィ
ルタ54により抜き出し、波長変換回路55で波長変換
(図の例では出力波長λ1 )して、出線52に出力する
動作を行う。
【0023】なお、波長変換回路55としては、有機あ
るいは無機の非線系材料による三光波混合あるいは四光
波混合を用いる方法、強度変調時に元信号をトリガ光と
した双安定LDを用いる方法、周波数変調時にFM−I
M変換後LD等の光源に信号光を注入して光源内のキャ
リア密度を変化させて発信周波数を変調させる方法、変
調信号光のサイドバンドを抽出して増幅する方法、注入
同期やブリルアン散乱のように周波数変移の小さい効果
を多段に接続して大きな周波数変化を得る方法、光受信
機で光電気変換してその電気信号で特定の波長の光信号
を変調する方法等がある。
るいは無機の非線系材料による三光波混合あるいは四光
波混合を用いる方法、強度変調時に元信号をトリガ光と
した双安定LDを用いる方法、周波数変調時にFM−I
M変換後LD等の光源に信号光を注入して光源内のキャ
リア密度を変化させて発信周波数を変調させる方法、変
調信号光のサイドバンドを抽出して増幅する方法、注入
同期やブリルアン散乱のように周波数変移の小さい効果
を多段に接続して大きな周波数変化を得る方法、光受信
機で光電気変換してその電気信号で特定の波長の光信号
を変調する方法等がある。
【0024】本実施例においては出力波長λ1 〜λ6 を
持つ6種類の波長変換器を用意することになる。次に、
図1,図2を参照して光通話路としての動作を説明す
る。
持つ6種類の波長変換器を用意することになる。次に、
図1,図2を参照して光通話路としての動作を説明す
る。
【0025】光通話路は、入力ハイウェイから入力され
る波長の異なる光信号を、所望の出力ハイウェイへ所望
の波長に変換して出力することが要求される。当然同一
の入力ハイウェイより入力された波長の異なる光信号
が、異なる出力ハイウェイへ、同一の波長となって出力
される場合にも正しくルーティングされる必要がある。
る波長の異なる光信号を、所望の出力ハイウェイへ所望
の波長に変換して出力することが要求される。当然同一
の入力ハイウェイより入力された波長の異なる光信号
が、異なる出力ハイウェイへ、同一の波長となって出力
される場合にも正しくルーティングされる必要がある。
【0026】本実施例では、4本のハイウェイ上にλ1
〜λ6 の6波長が多重化されているから、同一の波長を
持った光信号が4個づつ存在している。波長変換器37
の出力では、同一の波長の光信号が6対4光合流分配器
34−1〜34−4に入力されることがないのは明らか
であるから、4対6光合流分配器33−1〜33−4へ
の入力光信号は、(1)変換後同一波長にならない。
(2)変換前に同一波長ではない、の二つの条件を満た
す(このような組合せは必ず存在する)必要がある。そ
の組合せを次の表1に示したので参照されたい。
〜λ6 の6波長が多重化されているから、同一の波長を
持った光信号が4個づつ存在している。波長変換器37
の出力では、同一の波長の光信号が6対4光合流分配器
34−1〜34−4に入力されることがないのは明らか
であるから、4対6光合流分配器33−1〜33−4へ
の入力光信号は、(1)変換後同一波長にならない。
(2)変換前に同一波長ではない、の二つの条件を満た
す(このような組合せは必ず存在する)必要がある。そ
の組合せを次の表1に示したので参照されたい。
【0027】
【表1】
【0028】ルーティング経路の設定は、4対6光合流
分配器33−1〜33−4へは、同一の波長の光信号が
入力されずに、かつ所望の波長変換が実現されるように
複数波長選択フィルタ36−1の選択波長を制御するこ
と、及び実現所望の出力ハイウェイに出力されるように
複数波長選択フィルタ36−2の選択波長を制御するこ
とにより実現される。
分配器33−1〜33−4へは、同一の波長の光信号が
入力されずに、かつ所望の波長変換が実現されるように
複数波長選択フィルタ36−1の選択波長を制御するこ
と、及び実現所望の出力ハイウェイに出力されるように
複数波長選択フィルタ36−2の選択波長を制御するこ
とにより実現される。
【0029】図5と図6は、破線を引いた位置で相互に
結合するとき、本発明の第2の実施例を示すことになる
ブロック図である。これらの図において、60−11〜
60−14,60−21〜60−24は、それぞれ任意
の波長組合せで波長分離が可能な波長分離回路、61−
1〜61−4は、それぞれ合流器である。
結合するとき、本発明の第2の実施例を示すことになる
ブロック図である。これらの図において、60−11〜
60−14,60−21〜60−24は、それぞれ任意
の波長組合せで波長分離が可能な波長分離回路、61−
1〜61−4は、それぞれ合流器である。
【0030】本実施例では、入力光ハイウェイより入力
される光信号は、入力ハイウェイ対応に設置されている
任意の波長の組合せで波長分離が可能な波長分離回路6
0−11〜60−14により、直接入力光信号のルーテ
ィング経路に従って振り分けられて、4対6合流分配器
33−1〜33−4へと入力される。
される光信号は、入力ハイウェイ対応に設置されている
任意の波長の組合せで波長分離が可能な波長分離回路6
0−11〜60−14により、直接入力光信号のルーテ
ィング経路に従って振り分けられて、4対6合流分配器
33−1〜33−4へと入力される。
【0031】また、各波長変換器37の出力は、6入力
合流器61−1〜61−4により多重化された後、任意
の波長の組合せで波長分離が可能な波長分離回路60−
21〜60−24により経路毎に振り分けられて4対1
光合流器35−1〜35−4に接続される。その他の構
成は第1の実施例のそれと同一である。
合流器61−1〜61−4により多重化された後、任意
の波長の組合せで波長分離が可能な波長分離回路60−
21〜60−24により経路毎に振り分けられて4対1
光合流器35−1〜35−4に接続される。その他の構
成は第1の実施例のそれと同一である。
【0032】図7は、図5,図6に示す実施例で使用さ
れる波長分離回路60−21〜60−24の構成例を示
すブロック図である。本波長分離回路は、文献: K.Aid
a etal. "Optical Protection Switchies for Trunk Tr
ansmission Systems" Proc.ICC'88(1988)に具体的に示
されている。
れる波長分離回路60−21〜60−24の構成例を示
すブロック図である。本波長分離回路は、文献: K.Aid
a etal. "Optical Protection Switchies for Trunk Tr
ansmission Systems" Proc.ICC'88(1988)に具体的に示
されている。
【0033】図7において、入線70より入力された波
長λ1 〜λ6 の光信号は、制御装置74により設定され
る6個の発振器73のそれぞれの発振周波数に応じて、
トランスジューサ72、音響・光学デフレクタ( Acous
t-Optic Deflector )71によってその進行方向が制御
されて、受光ガイド75−1〜75−4を通じて任意の
波長組合せで出線76−1〜76−4に波長分離され
る。本図では、(λ1 λ3 )、(λ2 λ5 )、
(λ4 )、(λ6 )、の組合せで分離した例を示してい
る。
長λ1 〜λ6 の光信号は、制御装置74により設定され
る6個の発振器73のそれぞれの発振周波数に応じて、
トランスジューサ72、音響・光学デフレクタ( Acous
t-Optic Deflector )71によってその進行方向が制御
されて、受光ガイド75−1〜75−4を通じて任意の
波長組合せで出線76−1〜76−4に波長分離され
る。本図では、(λ1 λ3 )、(λ2 λ5 )、
(λ4 )、(λ6 )、の組合せで分離した例を示してい
る。
【0034】図8と図9は、破線を引いた位置で相互に
結合するとき、本発明の第3の実施例を示すことになる
ブロック図である。これらの図において、80−1〜8
0−4はそれぞれデマルチプレクサDEMUX、81−
11〜81−14,81−21〜81−24はそれぞれ
空間スイッチ、82−1,82−2はそれぞれマルチプ
レクサMUXである。
結合するとき、本発明の第3の実施例を示すことになる
ブロック図である。これらの図において、80−1〜8
0−4はそれぞれデマルチプレクサDEMUX、81−
11〜81−14,81−21〜81−24はそれぞれ
空間スイッチ、82−1,82−2はそれぞれマルチプ
レクサMUXである。
【0035】図8,図9に示す本実施例では、入力光ハ
イウェイより入力される光信号は、入力ハイウェイ対応
に設置されているデマルチプレクサDEMUX80−1
〜80−4により波長毎に分離されて、6入力(6×
4)出力の空間スイッチ81−11〜81−14に入力
される。
イウェイより入力される光信号は、入力ハイウェイ対応
に設置されているデマルチプレクサDEMUX80−1
〜80−4により波長毎に分離されて、6入力(6×
4)出力の空間スイッチ81−11〜81−14に入力
される。
【0036】入力光信号は、空間スイッチによりそのル
ーティング経路に従って振り分けられた後、マルチプレ
クサMUX82−1により多重化されて4対6合流分配
器33−1〜33−4へと入力される。また、各波長変
換器37の出力は、6入力(6×4)出力の空間スイッ
チ81−21〜81−24により経路毎に振り分けられ
た後、マルチプレクサMUX82−2により多重化され
て4対1光合流器35−1〜35−4に接続される。そ
の他の構成は第1の実施例のそれと同一である。
ーティング経路に従って振り分けられた後、マルチプレ
クサMUX82−1により多重化されて4対6合流分配
器33−1〜33−4へと入力される。また、各波長変
換器37の出力は、6入力(6×4)出力の空間スイッ
チ81−21〜81−24により経路毎に振り分けられ
た後、マルチプレクサMUX82−2により多重化され
て4対1光合流器35−1〜35−4に接続される。そ
の他の構成は第1の実施例のそれと同一である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、波
長変換回数が1回でルーティングが可能であり、波長変
換回路の所要個数が(入出力光ハイウェイ数をN、波長
多重数をMとするとき)N×M個で、また波長変換回路
の出力波長は固定で、低コストの波長分割型光通話路が
実現できるという利点がある。
長変換回数が1回でルーティングが可能であり、波長変
換回路の所要個数が(入出力光ハイウェイ数をN、波長
多重数をMとするとき)N×M個で、また波長変換回路
の出力波長は固定で、低コストの波長分割型光通話路が
実現できるという利点がある。
【図1】本発明の第1の実施例の上半分を示すブロック
図である。
図である。
【図2】本発明の第1の実施例の下半分を示すブロック
図である。
図である。
【図3】複数波長選択フィルタ36−1の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】固定波長出力の波長変換器37の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例の上半分を示すブロック
図である。
図である。
【図6】本発明の第2の実施例の下半分を示すブロック
図である。
図である。
【図7】波長分離回路60−21〜60−24の構成例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施例の上半分を示すブロック
図である。
図である。
【図9】本発明の第3の実施例の下半分を示すブロック
図である。
図である。
【図10】従来提案されている波長分割型光通話路の構
成例を示す回路図である。
成例を示す回路図である。
【図11】マルチプレクサMUX13−11とデマルチ
プレクサDEMUX12−21の組み合わせを(a)
に、それと等価な機能を持つ別の回路を(b)に、それ
ぞれ示す構成図である。
プレクサDEMUX12−21の組み合わせを(a)
に、それと等価な機能を持つ別の回路を(b)に、それ
ぞれ示す構成図である。
10−1〜10−N,30−1〜30−4…入力光ハイ
ウェイ、11−1〜11−N,31−1〜31−4…出
力光ハイウェイ、12−11〜12−3N,80−1〜
80−4…デマルチクサDEMUX、13−11〜13
−3N,82−1,82−2…マルチクサMUX、14
−1〜14−3…可変波長出力波長変換回路、21…カ
プラ、22…固定波長フィルタ、32−1〜32−4…
分配器、33−1〜33−4,34−1〜34−4…合
流・分配器、35−1〜35−4,61−1〜61−4
…合流器、36−1,36−2,44…複数波長選択フ
ィルタ、37…波長変換器、41,51,70…入線、
42,52,76−1〜76−4…出線、43,53…
選択波長制御装置、54…可変波長フィルタ、55…固
定波長出力波長変換回路、60−11〜60−24…任
意波長組合せ波長分離回路、71…音響・光学デフレク
タ、72…トランスジューサ、73…発振器、74…発
振器制御装置、75−1〜75−4…受光ガイド、81
−11〜81−24…空間スイッチ
ウェイ、11−1〜11−N,31−1〜31−4…出
力光ハイウェイ、12−11〜12−3N,80−1〜
80−4…デマルチクサDEMUX、13−11〜13
−3N,82−1,82−2…マルチクサMUX、14
−1〜14−3…可変波長出力波長変換回路、21…カ
プラ、22…固定波長フィルタ、32−1〜32−4…
分配器、33−1〜33−4,34−1〜34−4…合
流・分配器、35−1〜35−4,61−1〜61−4
…合流器、36−1,36−2,44…複数波長選択フ
ィルタ、37…波長変換器、41,51,70…入線、
42,52,76−1〜76−4…出線、43,53…
選択波長制御装置、54…可変波長フィルタ、55…固
定波長出力波長変換回路、60−11〜60−24…任
意波長組合せ波長分離回路、71…音響・光学デフレク
タ、72…トランスジューサ、73…発振器、74…発
振器制御装置、75−1〜75−4…受光ガイド、81
−11〜81−24…空間スイッチ
Claims (7)
- 【請求項1】 光をM個の波長に分割し、各波長を信号
チャンネルとして、そのM個の波長をMチャンネルとし
て多重化することにより構成した光ハイウエイのN本を
入力ハイウエイとし、該入力ハイウエイ上で、信号チャ
ンネルの所望の入れ替えを行った後、N本の出力ハイウ
エイとして出力するようにした波長分割型光通話路にお
いて(但しM,Nはそれぞれ2以上の自然数)、 前記各入力光ハイウェイ上のM個の波長からなるMチャ
ンネルの光信号を取り込みN分岐して出力するN個のN
分配器(32−1〜32−4)と、 前記各N分配器のN本の出力に接続され、M個の波長か
らなるMチャンネルの光信号から任意の複数波長の組合
せからなる複数チャンネルの光信号を抜き出して出力す
るN×N個の複数波長選択フィルタ(36−1)と、 前記各複数波長選択フィルタの出力を、各入力ハイウェ
イ毎に1出力づつ選択して合流し、M分配するN個のN
入力M出力合流分配器(33−1〜33−4)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から、任
意特定の1波長からなる1チャンネルの信号を波長変換
により取り出すN×M個の波長変換回路(37)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続され
た前記M個の波長変換回路の出力光信号を合流し、各出
力ハイウェイ対応にN分配するN個のM入力N出力合流
分配器(34−1〜34−4)と、 前記各M入力N出力合流分配器のN本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から任意
の複数波長からなる複数チャンネルの信号を抜き出して
出力するN×N個の複数波長選択フィルタ(36−2)
と、 を少なくとも具備して成ることを特徴とする波長分割型
光通話路。 - 【請求項2】 光をM個の波長に分割し、各波長を信号
チャンネルとして、そのM個の波長をMチャンネルとし
て多重化することにより構成した光ハイウエイのN本を
入力ハイウエイとし、該入力ハイウエイ上で、信号チャ
ンネルの所望の入れ替えを行った後、N本の出力ハイウ
エイとして出力するようにした波長分割型光通話路にお
いて(但しM,Nはそれぞれ2以上の自然数)、 前記各入力光ハイウェイ上のM個の波長からなるMチャ
ンネルの光信号を取り込み任意の波長の組合せでN本の
出力に分離して出力するN個の波長分離回路(60−1
1〜60−14)と、 前記N個の各波長分離回路の出力を、各入力ハイウェイ
毎に1出力づつ選択して合流し、M分配するN個のN入
力M出力合流分配器(33−1〜33−4)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から、任
意特定の1波長からなる1チャンネルの信号を波長変換
により取り出すN×M個の波長変換回路(37)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続され
た前記M個の波長変換回路の出力光信号を合流し、各出
力ハイウェイ対応にN分配するN個のM入力N出力合流
分配器(34−1〜34−4)と、 前記各M入力N出力合流分配器のN本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から任意
の複数波長からなる複数チャンネルの信号を抜き出して
出力するN×N個の複数波長選択フィルタ(36−2)
と、 を少なくとも具備して成ることを特徴とする波長分割型
光通話路。 - 【請求項3】 光をM個の波長に分割し、各波長を信号
チャンネルとして、そのM個の波長をMチャンネルとし
て多重化することにより構成した光ハイウエイのN本を
入力ハイウエイとし、該入力ハイウエイ上で、信号チャ
ンネルの所望の入れ替えを行った後、N本の出力ハイウ
エイとして出力するようにした波長分割型光通話路にお
いて(但しM,Nはそれぞれ2以上の自然数)、 前記各入力光ハイウェイ上のM個の波長からなるMチャ
ンネルの光信号を取り込みN分岐して出力するN個のN
分配器(32−1〜32−4)と、 前記各N分配器のN本の出力に接続され、M個の波長か
らなるMチャンネルの光信号から任意の複数波長の組合
せからなる複数チャンネルの光信号を抜き出して出力す
るN×N個の複数波長選択フィルタ(36−1)と、 前記各複数波長選択フィルタの出力を、各入力ハイウェ
イ毎に1出力づつ選択して合流し、M分配するN個のN
入力M出力合流分配器(33−1〜33−4)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から、任
意特定の1波長からなる1チャンネルの信号を波長変換
により取り出すN×M個の波長変換回路(37)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続され
た前記M個の波長変換回路の出力光信号を取り込み合流
して出力するN個のM入力合流器(61−1〜61−
4)と、 前記各M入力合流器からの合流出力である、M個の波長
からなるMチャンネルの光信号を取り込み任意の波長の
組合せでN本の出力に分離して出力するN個の波長分離
回路(60−21〜60−24)と、 を少なくとも具備して成ることを特徴とする波長分割型
光通話路。 - 【請求項4】 光をM個の波長に分割し、各波長を信号
チャンネルとして、そのM個の波長をMチャンネルとし
て多重化することにより構成した光ハイウエイのN本を
入力ハイウエイとし、該入力ハイウエイ上で、信号チャ
ンネルの所望の入れ替えを行った後、N本の出力ハイウ
エイとして出力するようにした波長分割型光通話路にお
いて(但しM,Nはそれぞれ2以上の自然数)、 前記各入力光ハイウェイ上のM個の波長からなるMチャ
ンネルの光信号を取り込み任意の波長の組合せでN本の
出力に分離して出力するN個の波長分離回路(60−1
1〜60−14)と、 前記N個の各波長分離回路の出力を、各入力ハイウェイ
毎に1出力づつ選択して合流し、M分配するN個のN入
力M出力合流分配器(33−1〜33−4)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から、任
意特定の1波長からなる1チャンネルの信号を波長変換
により取り出すN×M個の波長変換回路(37)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続され
た前記M個の波長変換回路の出力光信号を取り込み合流
して出力するN個のM入力合流器(61−1〜61−
4)と、 前記各M入力合流器からの合流出力である、M個の波長
からなるMチャンネルの光信号を取り込み任意の波長の
組合せでN本の出力に分離して出力するN個の波長分離
回路(60−21〜60−24)と、 を少なくとも具備して成ることを特徴とする波長分割型
光通話路。 - 【請求項5】 光をM個の波長に分割し、各波長を信号
チャンネルとして、そのM個の波長をMチャンネルとし
て多重化することにより構成した光ハイウエイのN本を
入力ハイウエイとし、該入力ハイウエイ上で、信号チャ
ンネルの所望の入れ替えを行った後、N本の出力ハイウ
エイとして出力するようにした波長分割型光通話路にお
いて(但しM,Nはそれぞれ2以上の自然数)、 前記各入力光ハイウェイ上のM個の波長からなるMチャ
ンネルの光信号を取り込み、それぞれの波長の信号チャ
ンネルに分離して出力するN個の波長分離器(80−1
〜80−4)と、 前記各波長分離器の波長分離出力であるM本の出力を入
力として、N×M本の出力を生じるN個のM入力(N×
M)出力空間スイッチ(81−11〜81−14)と、 前記M入力(N×M)出力空間スイッチのN個のM出力
にそれぞれ接続され、そのM出力を取り込み合流して出
力するN×N個のM入力合流器(82−1)と、 前記各M入力合流器の出力を、各入力ハイウェイ毎に1
出力づつ選択して合流し、M分配するN個のN入力M出
力合流分配器(33−1〜33−4)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から、任
意特定の1波長からなる1チャンネルの信号を波長変換
により取り出すN×M個の波長変換回路(37)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続され
た前記M個の波長変換回路の出力光信号を合流し、各出
力ハイウェイ対応にN分配するN個のM入力N出力合流
分配器(34−1〜34−4)と、 前記各M入力N出力合流分配器のN本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から任意
の複数波長からなる複数チャンネルの信号を抜き出して
出力するN×N個の複数波長選択フィルタ(36−2)
と、 を少なくとも具備して成ることを特徴とする波長分割型
光通話路。 - 【請求項6】 光をM個の波長に分割し、各波長を信号
チャンネルとして、そのM個の波長をMチャンネルとし
て多重化することにより構成した光ハイウエイのN本を
入力ハイウエイとし、該入力ハイウエイ上で、信号チャ
ンネルの所望の入れ替えを行った後、N本の出力ハイウ
エイとして出力するようにした波長分割型光通話路にお
いて(但しM,Nはそれぞれ2以上の自然数)、 前記各入力光ハイウェイ上のM個の波長からなるMチャ
ンネルの光信号を取り込みN分岐して出力するN個のN
分配器(32−1〜32−4)と、 前記各N分配器のN本の出力に接続され、M個の波長か
らなるMチャンネルの光信号から任意の複数波長の組合
せからなる複数チャンネルの光信号を抜き出して出力す
るN×N個の複数波長選択フィルタ(36−1)と、 前記各複数波長選択フィルタの出力を、各入力ハイウェ
イ毎に1出力づつ選択して合流し、M分配するN個のN
入力M出力合流分配器(33−1〜33−4)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から、任
意特定の1波長からなる1チャンネルの信号を波長変換
により取り出すN×M個の波長変換回路(37)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続され
た前記M個の波長変換回路の出力光信号を入力としてN
×M本の出力を生じるN個のM入力(N×M)出力空間
スイッチ(81−21〜81−24)と、 前記M入力(N×M)出力空間スイッチのN個のM出力
にそれぞれ接続され、そのM出力を取り込み合流して出
力するN×N個のM入力合流器(82−2)と、 を少なくとも具備して成ることを特徴とする波長分割型
光通話路。 - 【請求項7】 光をM個の波長に分割し、各波長を信号
チャンネルとして、そのM個の波長をMチャンネルとし
て多重化することにより構成した光ハイウエイのN本を
入力ハイウエイとし、該入力ハイウエイ上で、信号チャ
ンネルの所望の入れ替えを行った後、N本の出力ハイウ
エイとして出力するようにした波長分割型光通話路にお
いて(但しM,Nはそれぞれ2以上の自然数)、 前記各入力光ハイウェイ上のM個の波長からなるMチャ
ンネルの光信号を取り込み、それぞれの波長の信号チャ
ンネルに分離して出力するN個の波長分離器(80−1
〜80−4)と、 前記各波長分離器の波長分離出力であるM本の出力を入
力として、N×M本の出力を生じるN個のM入力(N×
M)出力空間スイッチ(81−11〜81−14)と、 前記M入力(N×M)出力空間スイッチのN個のM出力
にそれぞれ接続され、そのM出力を取り込み合流して出
力するN×N個のM入力合流器(82−1)と、 前記各M入力合流器の出力を、各入力ハイウェイ毎に1
出力づつ選択して合流し、M分配するN個のN入力M出
力合流分配器(33−1〜33−4)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続さ
れ、M個の波長からなるMチャンネルの光信号から、任
意特定の1波長からなる1チャンネルの信号を波長変換
により取り出すN×M個の波長変換回路(37)と、 前記各N入力M出力合流分配器のM本の出力に接続され
た前記M個の波長変換回路の出力光信号を入力としてN
×M本の出力を生じるN個のM入力(N×M)出力空間
スイッチ(81−21〜81−24)と、 前記M入力(N×M)出力空間スイッチのN個のM出力
にそれぞれ接続され、そのM出力を取り込み合流して出
力するN×N個のM入力合流器(82−2)と、 を少なくとも具備して成ることを特徴とする波長分割型
光通話路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266186A JPH06121356A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 波長分割型光通話路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266186A JPH06121356A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 波長分割型光通話路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121356A true JPH06121356A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17427455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4266186A Pending JPH06121356A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 波長分割型光通話路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06121356A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001308794A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-11-02 | Marconi Communications Ltd | 光通信システム |
US6741811B2 (en) | 2000-11-29 | 2004-05-25 | Fujitsu Limited | Optical cross-connect device and system having the device |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP4266186A patent/JPH06121356A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001308794A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-11-02 | Marconi Communications Ltd | 光通信システム |
JP4610754B2 (ja) * | 2000-02-18 | 2011-01-12 | エリクソン アクチボラゲット | 光通信システム |
US6741811B2 (en) | 2000-11-29 | 2004-05-25 | Fujitsu Limited | Optical cross-connect device and system having the device |
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