JPH06114038A - 聴覚検査・訓練装置 - Google Patents
聴覚検査・訓練装置Info
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- JPH06114038A JPH06114038A JP4266385A JP26638592A JPH06114038A JP H06114038 A JPH06114038 A JP H06114038A JP 4266385 A JP4266385 A JP 4266385A JP 26638592 A JP26638592 A JP 26638592A JP H06114038 A JPH06114038 A JP H06114038A
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 聴覚検査・訓練を高精度にかつ効率的に行
う。 【構成】 検査音および/またはガイダンス音としての
純音および自然音が格納された音源手段と、前記音源手
段に格納された検査音および/またはガイダンス音を被
検者の左右の耳に対して独立して出力可能な音声出力手
段と、被検者が前記検査音および/またはガイダンス音
を認識して操作するための操作手段と、前記操作手段か
らの応答を検出し、検査あるいは訓練を制御する制御手
段と、前記制御手段の処理進行に対応して被検者に操作
を促す画像情報を提供する画像出力手段とを有するシス
テム構成とした。そして前記制御手段ではガイダンスス
テップと練習ステップとを実行するようにした。
う。 【構成】 検査音および/またはガイダンス音としての
純音および自然音が格納された音源手段と、前記音源手
段に格納された検査音および/またはガイダンス音を被
検者の左右の耳に対して独立して出力可能な音声出力手
段と、被検者が前記検査音および/またはガイダンス音
を認識して操作するための操作手段と、前記操作手段か
らの応答を検出し、検査あるいは訓練を制御する制御手
段と、前記制御手段の処理進行に対応して被検者に操作
を促す画像情報を提供する画像出力手段とを有するシス
テム構成とした。そして前記制御手段ではガイダンスス
テップと練習ステップとを実行するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、聴覚の検査および訓練
の精度を高めることのできる聴覚検査・訓練システムに
関する。
の精度を高めることのできる聴覚検査・訓練システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の聴覚検査装置では、検者が被検
者の検査音に対する認識状態を観察しながら操作を行う
ものが一般的であった。
者の検査音に対する認識状態を観察しながら操作を行う
ものが一般的であった。
【0003】また、被検者の押しボタンスイッチによっ
て出力音圧が一定の速さで上昇または下降し、そのレベ
ルが記録紙上に連動して記入される、いわゆる自記オー
ジオメータも知られている。
て出力音圧が一定の速さで上昇または下降し、そのレベ
ルが記録紙上に連動して記入される、いわゆる自記オー
ジオメータも知られている。
【0004】さらに、純音聴力や語音聴力検査に関して
は、たとえば特開昭58−10098号公報または特開
昭57−1256号公報等のように、その自動化を検討
しているものも種々ある。
は、たとえば特開昭58−10098号公報または特開
昭57−1256号公報等のように、その自動化を検討
しているものも種々ある。
【0005】これらの聴力検査の自動化では一般に測定
手順の効率化にのみ主眼がおかれ、被検者の心理状態や
検査に対する慣れ等に着目したものは殆どなかった。す
なわち、従来のこの種の装置では、検査の前に医師また
はオペレータ等の専門家から検査装置の使用方法および
検査方法等の説明を受けた後、被検者に対して押しボタ
ンスイッチ等の操作器具が与えられて検査が開始される
ようになっていた。
手順の効率化にのみ主眼がおかれ、被検者の心理状態や
検査に対する慣れ等に着目したものは殆どなかった。す
なわち、従来のこの種の装置では、検査の前に医師また
はオペレータ等の専門家から検査装置の使用方法および
検査方法等の説明を受けた後、被検者に対して押しボタ
ンスイッチ等の操作器具が与えられて検査が開始される
ようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な聴力検査環境は、被検者にとって聴力の自己管理のた
めに気軽に検査を受けられるようなものではなかった。
な聴力検査環境は、被検者にとって聴力の自己管理のた
めに気軽に検査を受けられるようなものではなかった。
【0007】つまり、検査装置が如何に自動化されてい
たとしても、病院等の検査環境下における緊張、検査に
対する不慣れと専門検査装置に対する恐れとからくる緊
張等によって被検者は精神的に高ぶった状態となってお
り、折角高性能な検査装置を用いても高い検査精度が得
られない場合があった。
たとしても、病院等の検査環境下における緊張、検査に
対する不慣れと専門検査装置に対する恐れとからくる緊
張等によって被検者は精神的に高ぶった状態となってお
り、折角高性能な検査装置を用いても高い検査精度が得
られない場合があった。
【0008】たとえば、被検者は極度の緊張状態が続く
と、本来聴取していない検査音に対しても「聴こえてい
る」と誤認識してしまう等、いわゆる軽い幻聴状態が発
生することが見い出されている。
と、本来聴取していない検査音に対しても「聴こえてい
る」と誤認識してしまう等、いわゆる軽い幻聴状態が発
生することが見い出されている。
【0009】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は聴覚検査・訓練における検査
精度を向上させるために、被検者の検査装置に対する違
和感を取り除くとともに、検査を自動化することにあ
る。
たものであり、その目的は聴覚検査・訓練における検査
精度を向上させるために、被検者の検査装置に対する違
和感を取り除くとともに、検査を自動化することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検者に対し
てガイダンス音および/または検査音を提供し、被検者
からの反応で聴覚の検査あるいは訓練を行う装置におい
て以下のような構成とした。
てガイダンス音および/または検査音を提供し、被検者
からの反応で聴覚の検査あるいは訓練を行う装置におい
て以下のような構成とした。
【0011】すなわち、検査音および/またはガイダン
ス音としての純音および自然音が格納された音源手段
と、前記音源手段に格納された検査音および/またはガ
イダンス音を被検者の左右の耳に対して独立して出力可
能な音声出力手段と、被検者が前記検査音および/また
はガイダンス音を認識して操作するための操作手段と、
前記操作手段からの応答を検出し、検査あるいは訓練を
制御する制御手段と、前記制御手段の処理進行に対応し
て被検者に操作を促す画像情報を提供する画像出力手段
とを有するシステム構成とした。そして前記制御手段で
はガイダンスステップと練習ステップとを順次実行する
ようにした。
ス音としての純音および自然音が格納された音源手段
と、前記音源手段に格納された検査音および/またはガ
イダンス音を被検者の左右の耳に対して独立して出力可
能な音声出力手段と、被検者が前記検査音および/また
はガイダンス音を認識して操作するための操作手段と、
前記操作手段からの応答を検出し、検査あるいは訓練を
制御する制御手段と、前記制御手段の処理進行に対応し
て被検者に操作を促す画像情報を提供する画像出力手段
とを有するシステム構成とした。そして前記制御手段で
はガイダンスステップと練習ステップとを順次実行する
ようにした。
【0012】前記ガイダンスステップでは、(1).前記制
御手段は前記音源手段よりロードした純音または自然音
からなるガイダンス音を検査・練習ステップで出力する
検査音よりも高い音量で音声出力手段より出力するステ
ップと、(2).前記ガイダンス音を出力するのに同期し
て、前記画像出力手段を通じて左右いずれの音声出力手
段を通じてガイダンス音を出力しているかを表示するス
テップとを含む処理を実行する。
御手段は前記音源手段よりロードした純音または自然音
からなるガイダンス音を検査・練習ステップで出力する
検査音よりも高い音量で音声出力手段より出力するステ
ップと、(2).前記ガイダンス音を出力するのに同期し
て、前記画像出力手段を通じて左右いずれの音声出力手
段を通じてガイダンス音を出力しているかを表示するス
テップとを含む処理を実行する。
【0013】一方、練習ステップでは、(1).前記ガイダ
ンスステップで用いた純音または自然音を検査音として
音声出力手段より出力するステップと、(2).前記検査音
の出力に対して操作手段が操作されたか否かを判定する
ステップと、(3).前記検査音の出力開始から操作手段の
操作までの時間を計測し、あらかじめ設定された時間内
に操作手段の操作が行われたか否かの判定を行うステッ
プと、(4).前記設定時間内に操作手段の操作がなされな
かったときには、前記画像出力手段を通じて被検者に対
して設定時間内の操作を促すステップと、(5).前記操作
手段の操作が誤ってなされた場合には、前記画像出力手
段を通じて被検者に対して誤った操作がなされた旨の表
示を行うステップとを実行する。
ンスステップで用いた純音または自然音を検査音として
音声出力手段より出力するステップと、(2).前記検査音
の出力に対して操作手段が操作されたか否かを判定する
ステップと、(3).前記検査音の出力開始から操作手段の
操作までの時間を計測し、あらかじめ設定された時間内
に操作手段の操作が行われたか否かの判定を行うステッ
プと、(4).前記設定時間内に操作手段の操作がなされな
かったときには、前記画像出力手段を通じて被検者に対
して設定時間内の操作を促すステップと、(5).前記操作
手段の操作が誤ってなされた場合には、前記画像出力手
段を通じて被検者に対して誤った操作がなされた旨の表
示を行うステップとを実行する。
【0014】
【作用】本発明によれば、たとえば音源手段を2値化し
てファイル化しマイクロプロセッサ等の制御手段を通じ
て出力の制御、反応状態の分析を行うことにより、前記
のようなガイダンスステップと練習ステップとを容易に
実行することが可能となった。また特に、予め高い音量
で実施されるガイダンスステップ・練習ステップと通常
の検査・訓練ステップとを分割したことにより、被検者
は装置の操作を習熟することができ、検査・訓練ステッ
プにおいても緊張せずに検査に臨むことができる。さら
に、音源手段を2値データで保持することにより、純音
のみならず自然音を劣化のおそれなく保持することが可
能となり、音量の制御、音長の制御も容易となるため、
少ない音源で多様な検査・訓練が実施できる。
てファイル化しマイクロプロセッサ等の制御手段を通じ
て出力の制御、反応状態の分析を行うことにより、前記
のようなガイダンスステップと練習ステップとを容易に
実行することが可能となった。また特に、予め高い音量
で実施されるガイダンスステップ・練習ステップと通常
の検査・訓練ステップとを分割したことにより、被検者
は装置の操作を習熟することができ、検査・訓練ステッ
プにおいても緊張せずに検査に臨むことができる。さら
に、音源手段を2値データで保持することにより、純音
のみならず自然音を劣化のおそれなく保持することが可
能となり、音量の制御、音長の制御も容易となるため、
少ない音源で多様な検査・訓練が実施できる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例としての聴覚検査・
訓練装置の全体構成を示すブロック図、図2はシステム
全体の外観図、図3はモニタにおける画像表示例を示す
説明図である。
訓練装置の全体構成を示すブロック図、図2はシステム
全体の外観図、図3はモニタにおける画像表示例を示す
説明図である。
【0016】本実施例は、図2に示すように、たとえば
汎用コンピュータ27(検査ユニット1)とヘッドホン
3で構成することが可能である。同図中25は磁気ディ
スク装置あるいは光ディスク装置等の外部記憶装置であ
るが、この外部記憶装置25は検査ユニット1の内部に
実装されているものであってもよい。当該検査ユニット
1には入出力端末としてキーボード38およびマウス4
0等が準備されている。
汎用コンピュータ27(検査ユニット1)とヘッドホン
3で構成することが可能である。同図中25は磁気ディ
スク装置あるいは光ディスク装置等の外部記憶装置であ
るが、この外部記憶装置25は検査ユニット1の内部に
実装されているものであってもよい。当該検査ユニット
1には入出力端末としてキーボード38およびマウス4
0等が準備されている。
【0017】なお、ヘッドホン3の代わりにスピーカ6
あるいはスピーカ6を備えた民生品のラジオ付きカセッ
トテープレコーダ32を用いてもよい。また、同図には
示されていないが、出力装置としてプリンタ8等を備え
ていてもよい。
あるいはスピーカ6を備えた民生品のラジオ付きカセッ
トテープレコーダ32を用いてもよい。また、同図には
示されていないが、出力装置としてプリンタ8等を備え
ていてもよい。
【0018】検査ユニット1のモニタ7にはセンサ、た
とえば透明体で構成された感圧センサ14あるいは静電
容量センサが装着されており、図3に示すように、画面
上に表示されたアイコン45にしたがって感圧センサ1
4の区画領域が変更されるよう制御されている。なお、
このような感圧センサ14を用いる場合には、被検者は
キーボード38あるいはマウス40を操作する必要はな
い。なお前記感圧センサ14の代わりに静電容量センサ
を用いてもよい。
とえば透明体で構成された感圧センサ14あるいは静電
容量センサが装着されており、図3に示すように、画面
上に表示されたアイコン45にしたがって感圧センサ1
4の区画領域が変更されるよう制御されている。なお、
このような感圧センサ14を用いる場合には、被検者は
キーボード38あるいはマウス40を操作する必要はな
い。なお前記感圧センサ14の代わりに静電容量センサ
を用いてもよい。
【0019】検査ユニット1の内部構成は図1に示す通
りである。すなわち、バス(BUS)には制御手段とし
ての主制御部(CPU)が接続されており、同じくこの
バス(BUS)上に接続されたメモリ33、音源手段4
1、音声出力手段42、操作手段43および画像出力手
段44とのデータの入出力を制御するようになってい
る。
りである。すなわち、バス(BUS)には制御手段とし
ての主制御部(CPU)が接続されており、同じくこの
バス(BUS)上に接続されたメモリ33、音源手段4
1、音声出力手段42、操作手段43および画像出力手
段44とのデータの入出力を制御するようになってい
る。
【0020】図4は、前記で説明した各部をさらに詳細
に機能的に示したブロッック図である。ICメモリ31
は検査ユニット1内に装着されており、音源に関するデ
ータが音源ファイルとしてROM化されている。しか
し、この音源ファイルは検査ユニット1の外部あるいは
内部の外部記憶装置25より磁気ディスクあるいは光デ
ィスクで与えられるものであってもよい。
に機能的に示したブロッック図である。ICメモリ31
は検査ユニット1内に装着されており、音源に関するデ
ータが音源ファイルとしてROM化されている。しか
し、この音源ファイルは検査ユニット1の外部あるいは
内部の外部記憶装置25より磁気ディスクあるいは光デ
ィスクで与えられるものであってもよい。
【0021】音源ファイルの詳細については説明を省略
するが、検査音または背景音として用いる具体的な音源
データが2値化されて格納されている。この音源データ
としては、一般の聴力検査で用いられる純音の他に、音
楽、波の音や鳥の鳴き声等の自然音を格納しておいても
よいし、人間の問いかけの言葉、たとえば「この声は左
右どちらから聞こえますか?」等の音声を格納しておい
てもよい。さらに、モニタ7に表示されたメニューから
選択可能な被検者の出身地方の方言で登録しておいても
よい。たとえば、被検者が関西地方出身であれば「わて
の声聞こえまっか?」等のように問いかけるようにして
もよい。このように被検者に安心感を与えたり、精神的
にリラックスさせる多様な音源を多数用意しておくこと
により、検査精度を向上させることができる。
するが、検査音または背景音として用いる具体的な音源
データが2値化されて格納されている。この音源データ
としては、一般の聴力検査で用いられる純音の他に、音
楽、波の音や鳥の鳴き声等の自然音を格納しておいても
よいし、人間の問いかけの言葉、たとえば「この声は左
右どちらから聞こえますか?」等の音声を格納しておい
てもよい。さらに、モニタ7に表示されたメニューから
選択可能な被検者の出身地方の方言で登録しておいても
よい。たとえば、被検者が関西地方出身であれば「わて
の声聞こえまっか?」等のように問いかけるようにして
もよい。このように被検者に安心感を与えたり、精神的
にリラックスさせる多様な音源を多数用意しておくこと
により、検査精度を向上させることができる。
【0022】このように、種々の検査音または背景音を
音源ファイルとして構成することによって、地方毎の方
言または自然音を用いた検査・訓練ができ、被検者に安
心感を与えるとともに、自己検査・訓練の継続効果が期
待できる。このように、本発明では音源が多周波数成分
を持つことができるので、各個人の聴力特性に関らずに
検査方法を練習することができる。また、純音のみによ
る練習だとその周波数の聴力レベルが低い被検者には十
分な練習ができないが、本発明によれば多彩な検査音を
提供できるため、より実生活に則した検査・練習が可能
である。
音源ファイルとして構成することによって、地方毎の方
言または自然音を用いた検査・訓練ができ、被検者に安
心感を与えるとともに、自己検査・訓練の継続効果が期
待できる。このように、本発明では音源が多周波数成分
を持つことができるので、各個人の聴力特性に関らずに
検査方法を練習することができる。また、純音のみによ
る練習だとその周波数の聴力レベルが低い被検者には十
分な練習ができないが、本発明によれば多彩な検査音を
提供できるため、より実生活に則した検査・練習が可能
である。
【0023】図4において、検査メニューテーブル2
8、音属性テーブル30、バッファ18および重畳音源
バッファ20はともにメモリ33内に設定されている。
ここで、主制御部(CPU)は、検査メニューテーブル
28から検査パラメータを取り出してICメモリ31に
格納された実際の音源データ(主検査音、背景音)をバ
ッファ18と重畳音源バッファ20とに展開し、これら
を加算器21によって重畳し、検査信号として音声出力
手段42よりスピーカ6またはヘッドホン3より出力す
る。
8、音属性テーブル30、バッファ18および重畳音源
バッファ20はともにメモリ33内に設定されている。
ここで、主制御部(CPU)は、検査メニューテーブル
28から検査パラメータを取り出してICメモリ31に
格納された実際の音源データ(主検査音、背景音)をバ
ッファ18と重畳音源バッファ20とに展開し、これら
を加算器21によって重畳し、検査信号として音声出力
手段42よりスピーカ6またはヘッドホン3より出力す
る。
【0024】また、主制御部(CPU)は、デジタル入
出力部(Di/o)を通じて得られた被検者の前記検査
音に対する反応信号を分析し、この分析結果をモニタ7
またはプリンタ8に出力する。
出力部(Di/o)を通じて得られた被検者の前記検査
音に対する反応信号を分析し、この分析結果をモニタ7
またはプリンタ8に出力する。
【0025】音声出力手段42は、図4では検査音の出
力系統を1系統のみ示しているが、実際には左右1系統
ずつ設けられている。音声出力手段42は図4に示すよ
うに、バッファ18と重畳音源バッファ20との出力を
加算する加算器21と、デジタル・アナログ変換部(D
/A)と、一定の低音域および高音域を遮断するフィル
タ22と、信号増幅を行うアンプ23と、音圧調整部2
4とで構成されている。
力系統を1系統のみ示しているが、実際には左右1系統
ずつ設けられている。音声出力手段42は図4に示すよ
うに、バッファ18と重畳音源バッファ20との出力を
加算する加算器21と、デジタル・アナログ変換部(D
/A)と、一定の低音域および高音域を遮断するフィル
タ22と、信号増幅を行うアンプ23と、音圧調整部2
4とで構成されている。
【0026】なお、加算器21の部分はデジタルシグナ
ルプロセッサ(DSP)で置き換えてもよい。この場
合、バッファ18と重畳音源バッファ20とを個別に増
幅することができる。また、背景音や検査音が、前もっ
て音属性テーブル30等に登録されたレベルとは異なる
場合には、音声出力手段42内に増幅演算回路を設けて
レベルの変更を可能にしてもよい。
ルプロセッサ(DSP)で置き換えてもよい。この場
合、バッファ18と重畳音源バッファ20とを個別に増
幅することができる。また、背景音や検査音が、前もっ
て音属性テーブル30等に登録されたレベルとは異なる
場合には、音声出力手段42内に増幅演算回路を設けて
レベルの変更を可能にしてもよい。
【0027】次に、本実施例のシステムを用いた純音検
査における練習ステップを図5のフロー図に基づいて説
明する。本練習ステップは、ガイダンスステップ(50
1〜506)と、実際の練習ステップ(507〜51
2)と、分析例表示ステップ(513)とからなる。
査における練習ステップを図5のフロー図に基づいて説
明する。本練習ステップは、ガイダンスステップ(50
1〜506)と、実際の練習ステップ(507〜51
2)と、分析例表示ステップ(513)とからなる。
【0028】まず被検者がスタンバイすると(たとえば
検査ユニット1の電源が投入され、起動プログラムが読
み込まれると)被検者に対してヘッドホン3の装着を促
す表示が画像出力手段44を通じて行われる(ステップ
501)。これは検査ユニット1自身にスピーカ6を備
えている場合には、音声出力手段42を通じて音声によ
り行ってもよい。
検査ユニット1の電源が投入され、起動プログラムが読
み込まれると)被検者に対してヘッドホン3の装着を促
す表示が画像出力手段44を通じて行われる(ステップ
501)。これは検査ユニット1自身にスピーカ6を備
えている場合には、音声出力手段42を通じて音声によ
り行ってもよい。
【0029】次に、主制御部(CPU)の制御により、
音声出力手段42に対して、検査・訓練ステップよりも
いくぶん高い音量、たとえば5乃至10dB高い音量で
音源手段41からの音を出力するよう指示する(50
2)。ここで聴力検査において一般に実施される検査音
の音量は40〜50dBであるとされている。したがっ
て、本発明におけるガイダンス音はたとえば45〜60
dBに設定することができる。
音声出力手段42に対して、検査・訓練ステップよりも
いくぶん高い音量、たとえば5乃至10dB高い音量で
音源手段41からの音を出力するよう指示する(50
2)。ここで聴力検査において一般に実施される検査音
の音量は40〜50dBであるとされている。したがっ
て、本発明におけるガイダンス音はたとえば45〜60
dBに設定することができる。
【0030】次に、左右の音声出力手段42を通じて、
被検者の左右の耳に対して順次ガイダンス音(自然音)
を出力する。このとき、主制御部(CPU)は画像出力
手段44を通じて前記ガイダンス音の出力に同期して、
左右いずれからガイダンス音を出力しているかを表示す
る(503)。このような表示はたとえば左右のガイダ
ンス音の出力に同期して図3に示すようにモニタ7の画
面上に表示した左右いずれかのアイコン45を点滅させ
てもよい。
被検者の左右の耳に対して順次ガイダンス音(自然音)
を出力する。このとき、主制御部(CPU)は画像出力
手段44を通じて前記ガイダンス音の出力に同期して、
左右いずれからガイダンス音を出力しているかを表示す
る(503)。このような表示はたとえば左右のガイダ
ンス音の出力に同期して図3に示すようにモニタ7の画
面上に表示した左右いずれかのアイコン45を点滅させ
てもよい。
【0031】このように、本実施例では被検者は実際の
検査・訓練ステップに先立って自然音ガイダンスを受け
ることができるため、緊張度合いを低減させることがで
きる。ここで自然音によるガイダンスとは、たとえば、
「この声は左から聞こえています」等の音声であっても
よいし、鳥の鳴き声等であってもよい。このときに、被
検者にとって左右が逆に聞こえていれば、ヘッドホン3
の装着間違いもチェックすることができる。
検査・訓練ステップに先立って自然音ガイダンスを受け
ることができるため、緊張度合いを低減させることがで
きる。ここで自然音によるガイダンスとは、たとえば、
「この声は左から聞こえています」等の音声であっても
よいし、鳥の鳴き声等であってもよい。このときに、被
検者にとって左右が逆に聞こえていれば、ヘッドホン3
の装着間違いもチェックすることができる。
【0032】前記自然音による練習の後、左右の音声出
力手段42を通じて、被検者の左右の耳に対して今度は
純音を出力する(504)。このとき、前記ステップ5
03と同様に画像出力手段44を通じて、左右いずれか
らガイダンス音を出力しているかを表示し、その音が聞
こえた時に操作すべきボタンを表示し、音と操作ボタン
の関連付けを示す(505)。
力手段42を通じて、被検者の左右の耳に対して今度は
純音を出力する(504)。このとき、前記ステップ5
03と同様に画像出力手段44を通じて、左右いずれか
らガイダンス音を出力しているかを表示し、その音が聞
こえた時に操作すべきボタンを表示し、音と操作ボタン
の関連付けを示す(505)。
【0033】以上のガイダンス処理を終了した後、ステ
ップ506以降の操作練習ステップに移行する。操作練
習ステップでは、まず操作練習に入ることを画像出力手
段44を通じてモニタ7上に表示し、さらにモニタ7上
に左右の操作ボタンに対応するアイコン45を表示する
(ステップ506,図3参照)。
ップ506以降の操作練習ステップに移行する。操作練
習ステップでは、まず操作練習に入ることを画像出力手
段44を通じてモニタ7上に表示し、さらにモニタ7上
に左右の操作ボタンに対応するアイコン45を表示する
(ステップ506,図3参照)。
【0034】次に、ガイダンスで用いた自然音を音声出
力手段42を通じて被検者の左右いずれかの耳に対して
出力する(507)。この状態で被検者からの応答を待
つ(508)。ここで被検者は、本実施例では、前記自
然音を認識した側の耳に対応する画面上のアイコン45
(図3参照)に触れることにより応答操作を行う。
力手段42を通じて被検者の左右いずれかの耳に対して
出力する(507)。この状態で被検者からの応答を待
つ(508)。ここで被検者は、本実施例では、前記自
然音を認識した側の耳に対応する画面上のアイコン45
(図3参照)に触れることにより応答操作を行う。
【0035】ここで、主制御部(CPU)は、図示しな
い内蔵タイマにより一定時間だけ自然音の出力を継続
し、この出力中に被検者からの応答がない場合には、自
然音出力中に応答操作を行うように促す(509)。ま
た、前記出力中に被検者からの応答操作があってもこれ
が誤って認識されていた場合、たとえば音声出力手段の
「左」から自然音を出力したにもかかわらず被検者の応
答操作が「右」のアイコン45に触れた場合には「不正
解」である旨の表示を行う(509)。さらに、被検者
が出力中に正しく応答操作を行った場合には「正解」で
ある旨の表示を行う。
い内蔵タイマにより一定時間だけ自然音の出力を継続
し、この出力中に被検者からの応答がない場合には、自
然音出力中に応答操作を行うように促す(509)。ま
た、前記出力中に被検者からの応答操作があってもこれ
が誤って認識されていた場合、たとえば音声出力手段の
「左」から自然音を出力したにもかかわらず被検者の応
答操作が「右」のアイコン45に触れた場合には「不正
解」である旨の表示を行う(509)。さらに、被検者
が出力中に正しく応答操作を行った場合には「正解」で
ある旨の表示を行う。
【0036】次に、主制御部(CPU)は、自然音の代
わりに純音を音源手段41(ICメモリ31)よりロー
ドして音声出力手段42を通じて被検者の左右いずれか
の耳に対して出力する(510)。そして、前記ステッ
プ508と同様に被検者からの応答を待つ(511)。
わりに純音を音源手段41(ICメモリ31)よりロー
ドして音声出力手段42を通じて被検者の左右いずれか
の耳に対して出力する(510)。そして、前記ステッ
プ508と同様に被検者からの応答を待つ(511)。
【0037】この被検者の応答操作、非操作に対して前
記ステップ509と同様の判定を行い、それぞれに対応
した表示を行う(512)。前記ステップ507〜51
2の操作練習ステップは1回のみ行った場合で説明した
が、2回以上繰り返し行ってもよい。またステップ50
9または512における正解率が著しく低い場合には一
定の正解率に達するまで繰り返してもよい。
記ステップ509と同様の判定を行い、それぞれに対応
した表示を行う(512)。前記ステップ507〜51
2の操作練習ステップは1回のみ行った場合で説明した
が、2回以上繰り返し行ってもよい。またステップ50
9または512における正解率が著しく低い場合には一
定の正解率に達するまで繰り返してもよい。
【0038】最後に、オージオグラム(聴力レベルの周
波数特性グラフ)の例(図9)を表示し、その説明を併
せて表示して操作練習ステップを終了する(513)。
このステップ513は必ずしも必須のものではないが、
本検査の結果がこのように表示される例としてその意味
を伝えること、あるいは操作練習ステップの段階で被検
者の興味をひく画像情報を挿入することで被検者を飽き
させることなく検査・訓練に集中させることができると
いう利点がある。
波数特性グラフ)の例(図9)を表示し、その説明を併
せて表示して操作練習ステップを終了する(513)。
このステップ513は必ずしも必須のものではないが、
本検査の結果がこのように表示される例としてその意味
を伝えること、あるいは操作練習ステップの段階で被検
者の興味をひく画像情報を挿入することで被検者を飽き
させることなく検査・訓練に集中させることができると
いう利点がある。
【0039】次に、図7および図8を用いて純音検査開
始にあたっての検査コースメニューの選択手順を説明す
る。この処理は、検査のための所要時間を被検者の都合
にあわせて選択可能とし、最も効率的に検査を実施でき
るようにするためのものである。
始にあたっての検査コースメニューの選択手順を説明す
る。この処理は、検査のための所要時間を被検者の都合
にあわせて選択可能とし、最も効率的に検査を実施でき
るようにするためのものである。
【0040】まず純音検査の開始がモニタ7上に表示さ
れ(ステップ701)、被検者による検査開始の選択処
理を待つ(702)。検査の開始が、これに対応する検
査開始のアイコンが押されることにより検知されると、
検査のコースメニューがアイコンとともに表示される
(703)。たとえば本実施例では、1000Hzと4
000Hzの2つの周波数のみによって効率的な検査を
行う第1のコースと、10種の周波数(125,25
0,500,1000,1500,2000,300H
z)によって精度の高い検査を行う第2のコースと、複
数種類の周波数(25,250,500,1000,1
500,2000,3000Hz)のいずれか1種また
は複数種での任意の周波数帯域での検査を行う第3のコ
ースとが準備されている。
れ(ステップ701)、被検者による検査開始の選択処
理を待つ(702)。検査の開始が、これに対応する検
査開始のアイコンが押されることにより検知されると、
検査のコースメニューがアイコンとともに表示される
(703)。たとえば本実施例では、1000Hzと4
000Hzの2つの周波数のみによって効率的な検査を
行う第1のコースと、10種の周波数(125,25
0,500,1000,1500,2000,300H
z)によって精度の高い検査を行う第2のコースと、複
数種類の周波数(25,250,500,1000,1
500,2000,3000Hz)のいずれか1種また
は複数種での任意の周波数帯域での検査を行う第3のコ
ースとが準備されている。
【0041】ここで主制御部(CPU)は、いずれかの
コースが選択されるのを一定時間だけ待ち(704)、
いずれかのコースが選択された場合には選択されたコー
スの各周波数の純音を音源手段41(ICメモリ31)
よりロードする(705)。
コースが選択されるのを一定時間だけ待ち(704)、
いずれかのコースが選択された場合には選択されたコー
スの各周波数の純音を音源手段41(ICメモリ31)
よりロードする(705)。
【0042】次に測定ルーチンが呼び出され、先に選択
されたそれぞれの周波数の検査音を順次出力し、これに
対する被検者の応答操作によって正解・不正解を判定
し、被検者が聞き取ることのできる最少の音量を計測す
る(706)。
されたそれぞれの周波数の検査音を順次出力し、これに
対する被検者の応答操作によって正解・不正解を判定
し、被検者が聞き取ることのできる最少の音量を計測す
る(706)。
【0043】この時の応答は、先に練習したアイコン4
5を用いるので被検者は操作に迷うことなく自分自身で
測定を継続することができる。前記ステップ706にお
ける測定ルーチンの詳細ステップを示したものが図8で
ある。この測定ルーチンでは、前記ステップ705で選
択・設定された検査音テーブル(検査メニューテーブル
28)に記述された周波数に基づいて下記のステップ
(802〜805)が順次繰り返される。
5を用いるので被検者は操作に迷うことなく自分自身で
測定を継続することができる。前記ステップ706にお
ける測定ルーチンの詳細ステップを示したものが図8で
ある。この測定ルーチンでは、前記ステップ705で選
択・設定された検査音テーブル(検査メニューテーブル
28)に記述された周波数に基づいて下記のステップ
(802〜805)が順次繰り返される。
【0044】すなわち、選択された検査開始音を出力し
た後(802)、その応答を待ち(803)、当該応答
が正しい場合には検査音の音量を10dB程下げて検査
音を再度出力する(804)。また被検者からの応答が
間違えているかあるいは応答がない場合には、検査音の
音量を5dB程上げて当該検査音を再出力する(80
4)。
た後(802)、その応答を待ち(803)、当該応答
が正しい場合には検査音の音量を10dB程下げて検査
音を再度出力する(804)。また被検者からの応答が
間違えているかあるいは応答がない場合には、検査音の
音量を5dB程上げて当該検査音を再出力する(80
4)。
【0045】前記ステップ804において、一旦は間違
えた応答がなされ、あるいは応答がなかった場合におい
て、その次の検査音、すなわち5dB程音量を増加した
再検査音によって正しい応答となった場合には、そのと
きの聴力レベル(音量)を結果テーブル46に記録し、
ステップ803〜805のループを抜け、ステップ80
2に戻り次の検査開始音を出力する。
えた応答がなされ、あるいは応答がなかった場合におい
て、その次の検査音、すなわち5dB程音量を増加した
再検査音によって正しい応答となった場合には、そのと
きの聴力レベル(音量)を結果テーブル46に記録し、
ステップ803〜805のループを抜け、ステップ80
2に戻り次の検査開始音を出力する。
【0046】このようにして検査音テーブル(検査メニ
ューテーブル28)に準備された全ての検査音を終了し
たときには、図7のステップ707に戻る。すなわち、
各周波数毎に結果テーブル46より数値(聴力レベル:
音量)を読み出してその結果をグラフ表示する(70
7)。
ューテーブル28)に準備された全ての検査音を終了し
たときには、図7のステップ707に戻る。すなわち、
各周波数毎に結果テーブル46より数値(聴力レベル:
音量)を読み出してその結果をグラフ表示する(70
7)。
【0047】次に、図6を用いて実際の語音による聴力
検査の処理手順を説明する。まず、主制御部(CPU)
は、メモリに用意された変数Fにこれから行う全ての検
査音数(一つの検査音に対して検査回数は1回とする)
をセットする(601)。
検査の処理手順を説明する。まず、主制御部(CPU)
は、メモリに用意された変数Fにこれから行う全ての検
査音数(一つの検査音に対して検査回数は1回とする)
をセットする(601)。
【0048】次に、語音検査が選択されるまで待つ(6
02)。ここで語音検査の選択は、たとえばモニタ7上
に表示された処理メニューのうち、語音検査に対応する
アイコンが押されることにより行われる。
02)。ここで語音検査の選択は、たとえばモニタ7上
に表示された処理メニューのうち、語音検査に対応する
アイコンが押されることにより行われる。
【0049】前記語音検査が選択されると、主制御部
(CPU)は画像出力手段44を通じて検査開始を表示
する。また音声出力手段42を通じて検査開始の合図音
を出力する。この表示と合図音の出力とは両者を用いて
もよいし、いずれか一方であってもよい(603)。
(CPU)は画像出力手段44を通じて検査開始を表示
する。また音声出力手段42を通じて検査開始の合図音
を出力する。この表示と合図音の出力とは両者を用いて
もよいし、いずれか一方であってもよい(603)。
【0050】次に、主制御部(CPU)は、左右それぞ
れに対応した語音のテーブル(検査メニューテーブル2
8)をメモリ33上に設定する。このとき、右の検査回
数を示す変数Rと左の検査回数を示す変数Lとをリセッ
トする(604)。
れに対応した語音のテーブル(検査メニューテーブル2
8)をメモリ33上に設定する。このとき、右の検査回
数を示す変数Rと左の検査回数を示す変数Lとをリセッ
トする(604)。
【0051】次に、主制御部(CPU)はメモリ33に
用意された乱数発生ルーチンを用いて被検者の左右いず
れの耳に対して検査音を出力するかを決定する(60
5)。このとき、変数RとLの値が等しくかつこれらが
全検査音数の1/2に達していれば予定していた検査音
数を全て出力したことになるのでステップ610にジャ
ンプする。また、変数Rが右の全出力音数すなわちF/
2に達していれば既に右耳への検査音の出力は全て終了
してしまっていることになるので、左耳に対して検査音
を出力することを決定する。また、変数Lが左の全出力
音数すなわちF/2に達していれば既に左耳への検査音
の出力は全て終了してしまっていることになるので、右
耳に対して検査音を出力することを決定する(60
5)。
用意された乱数発生ルーチンを用いて被検者の左右いず
れの耳に対して検査音を出力するかを決定する(60
5)。このとき、変数RとLの値が等しくかつこれらが
全検査音数の1/2に達していれば予定していた検査音
数を全て出力したことになるのでステップ610にジャ
ンプする。また、変数Rが右の全出力音数すなわちF/
2に達していれば既に右耳への検査音の出力は全て終了
してしまっていることになるので、左耳に対して検査音
を出力することを決定する。また、変数Lが左の全出力
音数すなわちF/2に達していれば既に左耳への検査音
の出力は全て終了してしまっていることになるので、右
耳に対して検査音を出力することを決定する(60
5)。
【0052】前記で決定された側が右であれば語音テー
ブル(検査メニューテーブル28)のR番目の音を音源
手段41(ICメモリ31)よりロードする。このとき
変数Rをインクリメント(+1)する(606)。同様
にして前記で決定された側が左であれば語音テーブル
(検査メニューテーブル28)のL番目の音を音源手段
41(ICメモリ31)よりロードする。このとき変数
Lをインクリメント(+1)する(606)。
ブル(検査メニューテーブル28)のR番目の音を音源
手段41(ICメモリ31)よりロードする。このとき
変数Rをインクリメント(+1)する(606)。同様
にして前記で決定された側が左であれば語音テーブル
(検査メニューテーブル28)のL番目の音を音源手段
41(ICメモリ31)よりロードする。このとき変数
Lをインクリメント(+1)する(606)。
【0053】次に、前記ロードした検査音を音声出力手
段42を通じてヘッドホン3より被検者の左右いずれか
の耳に対して出力する(607)。このとき、出力語音
と間違え易い語音候補を画面にアイコン表示する。たと
えば検査音が「び」である場合、主制御部(CPU)
は、正解音である「び」の文字が表示されたアイコンと
ともに、「り」「み」「に」あるいは「い」等の文字が
表示されたアイコンを生成しモニタ7上に出力する(6
07、図10参照)。
段42を通じてヘッドホン3より被検者の左右いずれか
の耳に対して出力する(607)。このとき、出力語音
と間違え易い語音候補を画面にアイコン表示する。たと
えば検査音が「び」である場合、主制御部(CPU)
は、正解音である「び」の文字が表示されたアイコンと
ともに、「り」「み」「に」あるいは「い」等の文字が
表示されたアイコンを生成しモニタ7上に出力する(6
07、図10参照)。
【0054】前記各アイコンとともに、残りの検査音数
(変数F,R,L)を表示する(607)。これにより
被検者はあと何回の検査があるかを認識できる。これは
図10の右上に示されたレベルメータ49のようなアナ
ログ表示で行ってもよい。
(変数F,R,L)を表示する(607)。これにより
被検者はあと何回の検査があるかを認識できる。これは
図10の右上に示されたレベルメータ49のようなアナ
ログ表示で行ってもよい。
【0055】また、前記検査音の出力開始と同期して主
制御部(CPU)はタイマ変数Tをリセットし、1/1
0秒単位で時間計測を開始する(607)。この状態で
所定の時間でタイムアップするまで主制御部(CPU)
は被検者の応答操作を待つ(608)。
制御部(CPU)はタイマ変数Tをリセットし、1/1
0秒単位で時間計測を開始する(607)。この状態で
所定の時間でタイムアップするまで主制御部(CPU)
は被検者の応答操作を待つ(608)。
【0056】タイムアップするまでの間に被検者からの
応答があった場合、すなわちモニタ7上のいずれかのア
イコン45を被検者が押した場合には時間計測を停止
し、このときのカウント値(T=Tcount)を保持
し、メモリ33上に設定された結果テーブル46上に出
力音、応答音およびカウント値(Tcount)を格納
する。たとえば検査音が「び」であり、被検者が「り」
という音として認識した場合すなわち「り」のアイコン
が押された場合には、出力音を「び」、応答音を「り」
として応答までの時間とともに結果テーブル46に登録
しておく。
応答があった場合、すなわちモニタ7上のいずれかのア
イコン45を被検者が押した場合には時間計測を停止
し、このときのカウント値(T=Tcount)を保持
し、メモリ33上に設定された結果テーブル46上に出
力音、応答音およびカウント値(Tcount)を格納
する。たとえば検査音が「び」であり、被検者が「り」
という音として認識した場合すなわち「り」のアイコン
が押された場合には、出力音を「び」、応答音を「り」
として応答までの時間とともに結果テーブル46に登録
しておく。
【0057】以上のステップ605〜609が繰り返さ
れて、ステップ605においてこれらの検査が全検査音
数Fだけ終了したことが判定されたときには、主制御部
(CPU)はメモリ33の結果テーブル46を読み出し
て左右各々について、正解音数を出力音で除算してそれ
ぞれの正解率を算出する(610)。
れて、ステップ605においてこれらの検査が全検査音
数Fだけ終了したことが判定されたときには、主制御部
(CPU)はメモリ33の結果テーブル46を読み出し
て左右各々について、正解音数を出力音で除算してそれ
ぞれの正解率を算出する(610)。
【0058】次に、出力音と間違えた応答音のリストを
画像出力手段44を通じてモニタ7上に表示する(61
1)。このリストにより被検者は自己の聴取力の特性を
知ることができる。
画像出力手段44を通じてモニタ7上に表示する(61
1)。このリストにより被検者は自己の聴取力の特性を
知ることができる。
【0059】最後に、各出力音に対する応答時間の平均
値を算出し、その平均時間よりも20%以上の割合で反
応操作が遅れた出力音と応答音のリストを表示する(6
12、図11参照)。このリストにより被検者はどのよ
うな音に対して聴取に時間がかかるか、あるいはどのよ
うな音に対して聴取を迷うかを知ることができる。この
ときこの割合は前記20%の数値以外にも被検者の年齢
等に応じて予め自由に設定しておくことができ、検査を
柔軟に実行できる。
値を算出し、その平均時間よりも20%以上の割合で反
応操作が遅れた出力音と応答音のリストを表示する(6
12、図11参照)。このリストにより被検者はどのよ
うな音に対して聴取に時間がかかるか、あるいはどのよ
うな音に対して聴取を迷うかを知ることができる。この
ときこの割合は前記20%の数値以外にも被検者の年齢
等に応じて予め自由に設定しておくことができ、検査を
柔軟に実行できる。
【0060】また、予め定常的な(例えば1.5秒等の
ような)一定時間を設定しておき、これよりも応答時間
が遅れたものを全て表示するようにしてもよい。なお、
ステップ610の正解率と、ステップ611および61
2のリストとは同時に画面表示するようにしてもよい。
ような)一定時間を設定しておき、これよりも応答時間
が遅れたものを全て表示するようにしてもよい。なお、
ステップ610の正解率と、ステップ611および61
2のリストとは同時に画面表示するようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、被検者の検査装置の操
作に対する違和感を取り除くことができ、検査効率を向
上させることができるとともに、検査精度を高めること
ができる。
作に対する違和感を取り除くことができ、検査効率を向
上させることができるとともに、検査精度を高めること
ができる。
【図1】本発明の検査ユニットの内部構成を示すハード
ウエアブロック図
ウエアブロック図
【図2】本発明のシステム構成を示す外観図
【図3】本発明のモニタにおける画像表示の一例を示す
説明図
説明図
【図4】本発明の検査ユニットの内部構成を示す機能ブ
ロック図
ロック図
【図5】本発明における練習ステップの処理を示すフロ
ー図
ー図
【図6】本発明における検査・訓練ステップの詳細な処
理フロー図
理フロー図
【図7】本発明の検査・訓練ステップにおける検査コー
スメニューでの処理ステップを示すフロー図
スメニューでの処理ステップを示すフロー図
【図8】図7における測定ルーチンでの処理を示すフロ
ー図
ー図
【図9】純音検査の練習においてモニタ上に表示される
オージオグラムの一例を示す説明図
オージオグラムの一例を示す説明図
【図10】語音検査においてモニタ上に表示されるアイ
コンおよびレベルメータの一例を示す説明図
コンおよびレベルメータの一例を示す説明図
【図11】語音検査においてモニタ上に表示される出力
音と応答音のリストの一例を示す説明図
音と応答音のリストの一例を示す説明図
CPU・・制御手段(主制御部) 1・・検査ユニット 3・・ヘッドホン 6・・スピーカ 7・・モニタ 8・・プリンタ 14・・感圧センサ 18・・バッファ 20・・重畳音源バッファ 21・・加算器 22・・フィルタ 23・・アンプ 24・・音圧調整部 25・・外部記憶装置 27・・汎用コンピュータ 28・・検査メニューテーブル 30・・音属性テーブル 31・・ICメモリ 33・・メモリ 38・・キーボード 40・・マウス 41・・音源手段 42・・音声出力手段 43・・操作手段 44・・画像出力手段 45・・アイコン 46・・結果テーブル 49・・レベルメータ
Claims (5)
- 【請求項1】 被検者に対してガイダンス音および/ま
たは検査音を提供し、被検者からの反応で聴覚の検査あ
るいは訓練を行う装置において、 検査音および/またはガイダンス音としての純音および
自然音が格納された音源手段と、 前記音源手段に格納された検査音および/またはガイダ
ンス音を被検者の左右の耳に対して独立して出力可能な
音声出力手段と、 被検者が前記検査音および/またはガイダンス音に応答
して操作するための操作手段と、 前記操作手段からの応答操作を検出し、検査あるいは訓
練を制御する制御手段と、 前記制御手段の処理進行に対応して被検者に操作を促す
画像情報を提供する画像出力手段とを有し、 前記制御手段は、少なくともガイダンスステップと練習
ステップとを順次実行し、 前記ガイダンスステップでは、(1).前記制御手段は前記
音源手段よりロードした純音または自然音からなるガイ
ダンス音を検査・練習ステップで出力する検査音よりも
高い音量で音声出力手段より出力するステップと、(2).
前記ガイダンス音を出力するのに同期して、前記画像出
力手段を通じて左右いずれの音声出力手段を通じてガイ
ダンス音を出力しているかを表示するステップとを含
み、 前記練習ステップでは、(1).前記ガイダンスステップで
用いた純音または自然音を検査音として音声出力手段よ
り出力するステップと、(2).前記検査音の出力に対して
操作手段が操作されたか否かを判定するステップと、
(3).前記検査音の出力開始から操作手段の操作までの時
間を計測し、あらかじめ設定された時間内に操作手段の
操作が行われたか否かの判定を行うステップと、(4).前
記設定時間内に操作手段の操作がなされなかったときに
は、前記画像出力手段を通じて被検者に対して設定時間
内の操作を促すステップと、(5).前記操作手段の操作が
誤ってなされた場合には、前記画像出力手段を通じて被
検者に対して誤った操作がなされた旨の表示を行うステ
ップとを含む聴覚検査・訓練装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記ガイダンスステッ
プまたは練習ステップの後に、あるいは前記ガイダンス
ステップおよび練習ステップに代えて検査・訓練ステッ
プを実行し、当該検査・訓練ステップでは、 前記操作手段からの応答を検出するとともに、当該応答
結果を演算処理しその結果を画像出力手段を通じて表示
するステップ含むことを特徴とする請求項1記載の聴覚
検査・訓練装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記検査・訓練ステッ
プにおいて、(1).全検査回数をセットした後、ガイダン
ス音または検査音を前記左右の音声出力手段を通じて左
右各々に対して等分した回数だけ出力するステップと、
(2).出力された検査音に対して、操作手段を通じて被検
者が応答可能な複数の応答選択枝のうちいずれを選択し
たかを検知するステップと、(3).前記検知結果に基づき
正解・不正解を判定し、左右各々の検査音について正解
率を算出するステップと、(4).前記検査音の出力開始か
ら操作手段の操作までの応答時間を計測し、あらかじめ
設定された時間内に操作手段の操作が行われたか否かの
判定を行うとともに、当該操作があらかじめ設定された
時間よりも大きな値となる傾向の検査音を索出しこれを
画像出力手段を通じて表示するステップとを含む請求項
2記載の聴覚検査・訓練装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記検査・訓練ステッ
プにおいて、前記請求項3における(4)のステップの代
わりに、 前記検査音の出力開始から操作手段の操作までの応答時
間を計測した後、その平均応答時間を算出し、当該平均
応答時間を基準としてこれよりも一定の割合だけ大きく
なる傾向にある検査音を索出しこれを画像出力手段を通
じて表示するステップを含むことを特徴とする請求項3
記載の聴覚検査・訓練装置。 - 【請求項5】 前記画像出力手段の表示画面の表面に
は、画素毎または一定の画素群毎に区画されたセンサが
設けられており、 前記制御手段は、前記練習ステップまたは前記検査・訓
練ステップの実行に同期して、前記表示画面上にに被検
者が応答可能な複数の応答選択枝をアイコンとして表示
するとともに、当該アイコンの表示領域に対応させて前
記センサの応答領域を区画しこれを操作手段としたこと
を特徴とする請求項1,2,3または4記載の聴覚検査
・訓練装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266385A JPH06114038A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 聴覚検査・訓練装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266385A JPH06114038A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 聴覚検査・訓練装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06114038A true JPH06114038A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17430207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4266385A Pending JPH06114038A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 聴覚検査・訓練装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06114038A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09308621A (ja) * | 1996-05-22 | 1997-12-02 | Morita Mfg Co Ltd | インピーダンスオージオメータ |
JP2002219140A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-06 | Tatsuya Ishikawa | 咬合診査診断装置 |
JP2008146083A (ja) * | 1994-12-08 | 2008-06-26 | Univ California | 言語障害者間の語音の認識を向上させるための方法および装置 |
JP2011036640A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-24 | Jb Electronics Kk | 聴力評価装置 |
WO2011093005A1 (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-04 | パナソニック株式会社 | 語音明瞭度評価システム、その方法およびそのプログラム |
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JP5289591B1 (ja) * | 2012-01-18 | 2013-09-11 | 三菱電機株式会社 | 音声ガイダンス機能搭載家電製品 |
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