JPH0595403A - コードレス電話機 - Google Patents
コードレス電話機Info
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- JPH0595403A JPH0595403A JP27879691A JP27879691A JPH0595403A JP H0595403 A JPH0595403 A JP H0595403A JP 27879691 A JP27879691 A JP 27879691A JP 27879691 A JP27879691 A JP 27879691A JP H0595403 A JPH0595403 A JP H0595403A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】親機を呼び出さなくとも子機から用件メッセー
ジを聞くことができる利便性に優れたコードレス電話機
を提供することを目的とする。 【構成】親機の留守録モード中に設定された子機録音モ
ード時に、電話回線を介して供給される用件メッセージ
を親機は子機側へ送信する。子機内の記録制御手段31
aは、親機から送信されてきた用件メッセージを留守録
用メモリ36に記録させる。さらに、読出し再生制御手
段31bは、用件メッセージの再生時に前記留守録用メ
モリ36に記憶された用件メッセージを読出して再生さ
せる。
ジを聞くことができる利便性に優れたコードレス電話機
を提供することを目的とする。 【構成】親機の留守録モード中に設定された子機録音モ
ード時に、電話回線を介して供給される用件メッセージ
を親機は子機側へ送信する。子機内の記録制御手段31
aは、親機から送信されてきた用件メッセージを留守録
用メモリ36に記録させる。さらに、読出し再生制御手
段31bは、用件メッセージの再生時に前記留守録用メ
モリ36に記憶された用件メッセージを読出して再生さ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親機と子機との間の通
信を無線で行うコードレス電話に関し、特に留守番電話
機能を備えたコードレス電話機に関するものである。
信を無線で行うコードレス電話に関し、特に留守番電話
機能を備えたコードレス電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コードレス電話機が市場に広まっ
てきている。このコードレス電話機は、図4(a),
(b)に示すように、電話回線に接続する親機(ベース
セット)と電話回線に接続しない子機(コードレスハン
ドセット)とに分離されていて、これら親機と子機との
間を無線で通信するものである。このように、コードレ
ス電話機は、親機、子機間を無線で通信するため、従来
の外付け電話機のように親機との配線が可能か否かによ
って、子機の設置場所が左右されることがなく、親機と
の通信が可能な範囲であれば、子機はどこでも設置でき
る利点がある。さらに、子機は、持ち運びができるよう
になっており、場所を選ばず使用できる利点もある。
てきている。このコードレス電話機は、図4(a),
(b)に示すように、電話回線に接続する親機(ベース
セット)と電話回線に接続しない子機(コードレスハン
ドセット)とに分離されていて、これら親機と子機との
間を無線で通信するものである。このように、コードレ
ス電話機は、親機、子機間を無線で通信するため、従来
の外付け電話機のように親機との配線が可能か否かによ
って、子機の設置場所が左右されることがなく、親機と
の通信が可能な範囲であれば、子機はどこでも設置でき
る利点がある。さらに、子機は、持ち運びができるよう
になっており、場所を選ばず使用できる利点もある。
【0003】さらに、この種のコードレス電話機には、
親機側に留守番電話機能を有するものもある。この場
合、子機からの操作により、応答メッセージの録音/再
生、用件メッセージの再生、及び留守番電話として機能
するための留守モードの設定なども行える。また、電話
回線からのDTMF信号によるリモートコントロール機
能がある場合は、外部の電話機からも前記した子機から
の留守番電話機能操作が同様に行える。
親機側に留守番電話機能を有するものもある。この場
合、子機からの操作により、応答メッセージの録音/再
生、用件メッセージの再生、及び留守番電話として機能
するための留守モードの設定なども行える。また、電話
回線からのDTMF信号によるリモートコントロール機
能がある場合は、外部の電話機からも前記した子機から
の留守番電話機能操作が同様に行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のコードレス電話機では、次のような課題があっ
た。
来例のコードレス電話機では、次のような課題があっ
た。
【0005】すなわち、親機に録音されている用件メッ
セージを子機から聞くには、親機を呼び出して親機との
通信によって行う必要があり、その分、時間がかかる。
セージを子機から聞くには、親機を呼び出して親機との
通信によって行う必要があり、その分、時間がかかる。
【0006】また、親機と子機との間の通信が困難な状
況下では、用件メッセージを聞くまで、より一層時間が
かかったり、聞き取りにくかったり、さらに最悪時には
通信不能となったりして、操作者は、速やかに用件メッ
セージを聞くことができず、利便性に欠けていた。
況下では、用件メッセージを聞くまで、より一層時間が
かかったり、聞き取りにくかったり、さらに最悪時には
通信不能となったりして、操作者は、速やかに用件メッ
セージを聞くことができず、利便性に欠けていた。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、親機を
呼び出さなくとも子機から用件メッセージを聞くことが
できる利便性に優れたコードレス電話機を提供すること
を目的とする。
呼び出さなくとも子機から用件メッセージを聞くことが
できる利便性に優れたコードレス電話機を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は上記目的を
達成するために、電話回線に接続され留守録モード時に
該電話回線を介して供給される用件メッセージを取り込
む親機と、前記親機に取り込まれた用件メッセージを無
線通信で受信して再生する子機とを備えたコードレス電
話機において、前記子機は、前記用件メッセージを記憶
するための留守録用メモリと、子機録音モード時に、前
記親機を介して送信されてきた用件メッセージを前記留
守録用メモリに記録させる記録制御手段と、前記留守録
用メモリに記憶された用件メッセージを読出して再生さ
せる読出し再生制御手段とを、備えたことを特徴とす
る。
達成するために、電話回線に接続され留守録モード時に
該電話回線を介して供給される用件メッセージを取り込
む親機と、前記親機に取り込まれた用件メッセージを無
線通信で受信して再生する子機とを備えたコードレス電
話機において、前記子機は、前記用件メッセージを記憶
するための留守録用メモリと、子機録音モード時に、前
記親機を介して送信されてきた用件メッセージを前記留
守録用メモリに記録させる記録制御手段と、前記留守録
用メモリに記憶された用件メッセージを読出して再生さ
せる読出し再生制御手段とを、備えたことを特徴とす
る。
【0009】第2の発明は、前記第1の発明において、
前記子機録音モード時における前記親機と子機との通信
状態が異常である場合に、前記電話回線を介して供給さ
れる用件メッセージを親機内の留守録用メモリに記憶さ
せる異常対処手段を設けたことを特徴する。
前記子機録音モード時における前記親機と子機との通信
状態が異常である場合に、前記電話回線を介して供給さ
れる用件メッセージを親機内の留守録用メモリに記憶さ
せる異常対処手段を設けたことを特徴する。
【0010】第3の発明は、前記第2の発明において、
前記通信状態が異常である場合にそれを外部へ報知する
異常報知手段を設けたことを特徴とする。
前記通信状態が異常である場合にそれを外部へ報知する
異常報知手段を設けたことを特徴とする。
【0011】第4の発明は、前記第1、第2または第3
の発明において、前記子機内の留守録用メモリの記憶容
量が満たされた場合は、前記親機内の留守録用メモリに
前記用件メッセージを記憶させ、且つ該親機内の留守録
用メモリの記憶容量が満たされた場合は、子機内の留守
録用メモリに前記用件メッセージを記憶させる切換記憶
制御手段を設けたことを特徴とする。
の発明において、前記子機内の留守録用メモリの記憶容
量が満たされた場合は、前記親機内の留守録用メモリに
前記用件メッセージを記憶させ、且つ該親機内の留守録
用メモリの記憶容量が満たされた場合は、子機内の留守
録用メモリに前記用件メッセージを記憶させる切換記憶
制御手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】第1の発明は、上記構成により、親機の留守録
モード中に設定された子機録音モード時に、電話回線を
介して供給される用件メッセージを親機は子機側へ送信
する。子機内の記録制御手段は、親機から送信されてき
た用件メッセージを留守録用メモリに記録させる。さら
に、再生制御手段は、用件メッセージの再生時に前記留
守録用メモリに記憶された用件メッセージを読出して再
生させる。これにより、親機を呼び出さなくとも子機側
から用件メッセージを聞くことができる。
モード中に設定された子機録音モード時に、電話回線を
介して供給される用件メッセージを親機は子機側へ送信
する。子機内の記録制御手段は、親機から送信されてき
た用件メッセージを留守録用メモリに記録させる。さら
に、再生制御手段は、用件メッセージの再生時に前記留
守録用メモリに記憶された用件メッセージを読出して再
生させる。これにより、親機を呼び出さなくとも子機側
から用件メッセージを聞くことができる。
【0013】第2の発明では、異常対処手段は、子機録
音モード時における親機と子機との通信状態が異常であ
るか否かを判定し、それが異常である場合に強制的に電
話回線を介して供給されてきた用件メッセージを親機内
の留守録用メモリに記憶させる。これにより、用件メッ
セージの録音が的確に行われる。
音モード時における親機と子機との通信状態が異常であ
るか否かを判定し、それが異常である場合に強制的に電
話回線を介して供給されてきた用件メッセージを親機内
の留守録用メモリに記憶させる。これにより、用件メッ
セージの録音が的確に行われる。
【0014】第3の発明では、異常報知手段が、子機録
音モード時における親機と子機との通信状態が異常であ
る場合にそれを外部へ報知するので、操作者は、用件メ
ッセージが親機内の留守録用メモリに記憶されたことを
速やかに知ることができる。
音モード時における親機と子機との通信状態が異常であ
る場合にそれを外部へ報知するので、操作者は、用件メ
ッセージが親機内の留守録用メモリに記憶されたことを
速やかに知ることができる。
【0015】第4の発明では、切換記憶制御手段が、前
記親機または子機内の留守録用メモリの記憶容量が満た
された場合に、親機及び子機内の留守録用メモリの内、
記憶容量に余裕のある留守録用メモリを選択して用件メ
ッセージを記憶させる。これにより、用件メッセージの
記憶を長時間、行うことができる。
記親機または子機内の留守録用メモリの記憶容量が満た
された場合に、親機及び子機内の留守録用メモリの内、
記憶容量に余裕のある留守録用メモリを選択して用件メ
ッセージを記憶させる。これにより、用件メッセージの
記憶を長時間、行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0017】図1は本発明に係るコードレス電話機の実
施例を示す子機の概略構成を示すブロック図、及び図2
は前記実施例のコードレス電話機の親機を示すブロック
図である。
施例を示す子機の概略構成を示すブロック図、及び図2
は前記実施例のコードレス電話機の親機を示すブロック
図である。
【0018】本実施例のコードレス電話機は、親機及び
子機を有し、留守番電話機能を備えている。図2におい
て、このコードレス電話機の親機は、親機全体の動作を
制御するCPU11を有している。このCPU11は、
異常対処手段11a、異常報知手段11b、及び切換記
憶制御手段11cを備えている。さらに、CPU11に
は、該CPU11が動作するために必要なプログラム等
が記憶されたメモリ12、電話番号等の必要なデータ等
を入力するための操作部13、表示部14、音声信号処
理回路15、留守録用のメモリ16aを有する留守録ユ
ニット16、及びダイアラ17が接続されている。
子機を有し、留守番電話機能を備えている。図2におい
て、このコードレス電話機の親機は、親機全体の動作を
制御するCPU11を有している。このCPU11は、
異常対処手段11a、異常報知手段11b、及び切換記
憶制御手段11cを備えている。さらに、CPU11に
は、該CPU11が動作するために必要なプログラム等
が記憶されたメモリ12、電話番号等の必要なデータ等
を入力するための操作部13、表示部14、音声信号処
理回路15、留守録用のメモリ16aを有する留守録ユ
ニット16、及びダイアラ17が接続されている。
【0019】そのうえ、ダイアラ17の出力側にはスピ
ーチネットワーク18が接続され、そのスピーチネット
ワーク18が電話回線側及び音声信号処理回路15に接
続されている。さらに、ダイアラ17及びスピーチネッ
トワーク18の出力側にはトーンリンガ19が共通接続
され、このトーンリンガ19がスピーカ20に接続され
ている。
ーチネットワーク18が接続され、そのスピーチネット
ワーク18が電話回線側及び音声信号処理回路15に接
続されている。さらに、ダイアラ17及びスピーチネッ
トワーク18の出力側にはトーンリンガ19が共通接続
され、このトーンリンガ19がスピーカ20に接続され
ている。
【0020】一方、音声信号処理回路15には、ハンド
セットの送話部21と受話部22が接続されると共に、
スピーカ20及び送信部23が接続されている。この送
信部23は親機から子機へ信号を送信するため回路であ
る。さらに、送信部23、送受信切換器(DUPLEX
ER)24、受信部25、及びモデム26がリング接続
され、そのうちの受信部25が音声信号処理回路15に
接続され、モデム26がCPU11に接続されていると
共に、送受信切換器24がアンテナ27に接続されてい
る。ここで、送受信切換器24は送、受信の信号を切り
分けるためのものであり、受信部25は子機から送信さ
れた信号を受信するための回路である。また、モデム2
6はアナログ/ディジタル変換またはディジタル/アナ
ログ変換を行う機能を有している。
セットの送話部21と受話部22が接続されると共に、
スピーカ20及び送信部23が接続されている。この送
信部23は親機から子機へ信号を送信するため回路であ
る。さらに、送信部23、送受信切換器(DUPLEX
ER)24、受信部25、及びモデム26がリング接続
され、そのうちの受信部25が音声信号処理回路15に
接続され、モデム26がCPU11に接続されていると
共に、送受信切換器24がアンテナ27に接続されてい
る。ここで、送受信切換器24は送、受信の信号を切り
分けるためのものであり、受信部25は子機から送信さ
れた信号を受信するための回路である。また、モデム2
6はアナログ/ディジタル変換またはディジタル/アナ
ログ変換を行う機能を有している。
【0021】次に、子機の概略構成を説明する。
【0022】図1において、このコードレス電話機の子
機は、子機全体の動作を制御するCPU31を備えてい
る。このCPU31は、記録制御手段31a及び読出し
再生制御手段31bを備えている。さらに、CPU31
には、プログラム等が記憶されたメモリ32と、電話番
号等の必要なデータ等を入力するための操作部33と、
表示部34と、音声信号処理回路35とが接続されてい
る。さらに、CPU31と音声信号処理回路35との間
には、留守録用メモリ36が接続されている。
機は、子機全体の動作を制御するCPU31を備えてい
る。このCPU31は、記録制御手段31a及び読出し
再生制御手段31bを備えている。さらに、CPU31
には、プログラム等が記憶されたメモリ32と、電話番
号等の必要なデータ等を入力するための操作部33と、
表示部34と、音声信号処理回路35とが接続されてい
る。さらに、CPU31と音声信号処理回路35との間
には、留守録用メモリ36が接続されている。
【0023】一方、音声信号処理回路35には、送話器
37及び受話器38が接続されると共に、子機から親機
へ信号を送信するための送信部39が接続されている。
そのうえ、送信部39、送受信切換器(DUPLEXE
R)40、受信部41、及びモデム42がリング接続さ
れ、加えてそのモデム42がCPU31に接続されると
共に、送受信切換器40がアンテナ43に接続されてい
る。ここで、送受信切換器40及びモデム42は親機同
様の機能を有し、さらに受信部41は親機から送信され
た信号を受信するための回路である。
37及び受話器38が接続されると共に、子機から親機
へ信号を送信するための送信部39が接続されている。
そのうえ、送信部39、送受信切換器(DUPLEXE
R)40、受信部41、及びモデム42がリング接続さ
れ、加えてそのモデム42がCPU31に接続されると
共に、送受信切換器40がアンテナ43に接続されてい
る。ここで、送受信切換器40及びモデム42は親機同
様の機能を有し、さらに受信部41は親機から送信され
た信号を受信するための回路である。
【0024】以上のように構成されるコードレス電話機
の外観が図3(a)、(b)に示されており、同図
(a)が親機で、同図(b)が子機である。なお、図中
の51は親機の操作部13に設けられた子機録音モード
設定ボタン、52は親機の表示部14に設けられたLE
D(発光ダイオード)、53は子機の操作部33に設け
られた子機録音モード設定ボタン、54は子機の表示部
34に設けられたLED(発光ダイオード)である。
の外観が図3(a)、(b)に示されており、同図
(a)が親機で、同図(b)が子機である。なお、図中
の51は親機の操作部13に設けられた子機録音モード
設定ボタン、52は親機の表示部14に設けられたLE
D(発光ダイオード)、53は子機の操作部33に設け
られた子機録音モード設定ボタン、54は子機の表示部
34に設けられたLED(発光ダイオード)である。
【0025】次に、本実施例の留守録動作(A)、
(B)を説明する。 (A)親機への用件メッセージ録音動作 まず、留守番電話として機能するために、親機を留守録
モードに設定する。この時、子機録音モード設定ボタン
51,53を押下しなければ、親機の留守録用メモリ1
6aに用件メッセージを録音するモードになる。この状
態で電話回線を介して外部操作者からの着信があった場
合、CPU11は、留守録ユニット16を起動し、留守
録ユニット16に記憶しておいた応答メッセージを電話
回線上へ送出して前記外部操作者へ送信する。この応答
メッセージの送出が終了すると、用件メッセージの録音
に入り、外部操作者が発した用件メッセージが留守録用
メモリ16aに録音される。このような動作を着信があ
る度に繰り返し行う。 (B)子機への用件メッセージ録音動作 親機を留守録モードに設定した時に、親機側で子機録音
モード設定ボタン51が押下されると、親機のCPU1
1は操作部13からの信号でそれを検出し、LED52
を点灯させるように表示部14へ信号を送出してLED
52を点灯させる。さらに、CPU11は、子機との通
信を行い、子機のCPU31に対して子機側のLED5
4を点灯させるよう要求する。この要求を受けた子機C
PU31は、LED54を点灯させるための信号を表示
部34へ送り、LED54を点灯させる。
(B)を説明する。 (A)親機への用件メッセージ録音動作 まず、留守番電話として機能するために、親機を留守録
モードに設定する。この時、子機録音モード設定ボタン
51,53を押下しなければ、親機の留守録用メモリ1
6aに用件メッセージを録音するモードになる。この状
態で電話回線を介して外部操作者からの着信があった場
合、CPU11は、留守録ユニット16を起動し、留守
録ユニット16に記憶しておいた応答メッセージを電話
回線上へ送出して前記外部操作者へ送信する。この応答
メッセージの送出が終了すると、用件メッセージの録音
に入り、外部操作者が発した用件メッセージが留守録用
メモリ16aに録音される。このような動作を着信があ
る度に繰り返し行う。 (B)子機への用件メッセージ録音動作 親機を留守録モードに設定した時に、親機側で子機録音
モード設定ボタン51が押下されると、親機のCPU1
1は操作部13からの信号でそれを検出し、LED52
を点灯させるように表示部14へ信号を送出してLED
52を点灯させる。さらに、CPU11は、子機との通
信を行い、子機のCPU31に対して子機側のLED5
4を点灯させるよう要求する。この要求を受けた子機C
PU31は、LED54を点灯させるための信号を表示
部34へ送り、LED54を点灯させる。
【0026】また、親機を留守録モードに設定した時
に、子機側で子機録音モード設定ボタン53が押下され
た場合は、親機側で設定ボタン51が押下された場合
と、動作の流れが逆になる。すなわち、子機のCPU3
1が操作部33からの信号で設定ボタン53の押下を検
出すると、LED54を点灯させるための信号を表示部
34へ送出して、該LED54を点灯させる。それと同
時に、親機との通信を行い、親機のCPU11に対し
て、親機のLED52を点灯させるように要求する。こ
の要求を受けた親機のCPU11は、表示部14へLE
D52を点灯させるための信号を送り、該LED52を
点灯させる。
に、子機側で子機録音モード設定ボタン53が押下され
た場合は、親機側で設定ボタン51が押下された場合
と、動作の流れが逆になる。すなわち、子機のCPU3
1が操作部33からの信号で設定ボタン53の押下を検
出すると、LED54を点灯させるための信号を表示部
34へ送出して、該LED54を点灯させる。それと同
時に、親機との通信を行い、親機のCPU11に対し
て、親機のLED52を点灯させるように要求する。こ
の要求を受けた親機のCPU11は、表示部14へLE
D52を点灯させるための信号を送り、該LED52を
点灯させる。
【0027】このように、親機の留守録モード時に、親
機側の設定ボタン51または子機側の設定ボタン53の
いずれか一方が押下されると、親機側及び子機側のLE
D52,54が共に点灯して、子機録音モードに入る。
機側の設定ボタン51または子機側の設定ボタン53の
いずれか一方が押下されると、親機側及び子機側のLE
D52,54が共に点灯して、子機録音モードに入る。
【0028】この子機録音モード時に、電話回線を介し
て外部操作者からの着信があった場合には、親機のCP
U11は、留守録ユニット16を起動し、留守録ユニッ
ト16に記憶しておいた応答メッセージを電話回線上へ
送出して前記外部操作者へ送信する。それと同時に、子
機への通信を行い、子機のCPU31に対して子機側の
留守録用メモリ36に用件メッセージを録音するための
準備を行うよう要求する。この要求を受けた子機側CP
U31は、該留守録用メモリ36を録音可能状態にして
おく。そして、前記応答メッセージの送出が終了する
と、親機側CPU11は用件メッセージを子機側へ送出
し、子機側CPU31の記憶制御手段31aは留守録用
メモリ36に用件メッセージを録音する。このような動
作を着信がある度に繰り返し行う。
て外部操作者からの着信があった場合には、親機のCP
U11は、留守録ユニット16を起動し、留守録ユニッ
ト16に記憶しておいた応答メッセージを電話回線上へ
送出して前記外部操作者へ送信する。それと同時に、子
機への通信を行い、子機のCPU31に対して子機側の
留守録用メモリ36に用件メッセージを録音するための
準備を行うよう要求する。この要求を受けた子機側CP
U31は、該留守録用メモリ36を録音可能状態にして
おく。そして、前記応答メッセージの送出が終了する
と、親機側CPU11は用件メッセージを子機側へ送出
し、子機側CPU31の記憶制御手段31aは留守録用
メモリ36に用件メッセージを録音する。このような動
作を着信がある度に繰り返し行う。
【0029】ところで、この子機録音モード時に、親機
の異常対処手段11aによって親機と子機との間の通信
状態が良好でないと判定された場合は、モードに関係な
く、前記用件メッセージを親機の留守録用メモリ16a
に録音し、異常報知手段によりLED52,54を点滅
させて外部に異常を報知する。また、切換記憶制御手段
11cは、用件メッセージの録音時に、子機の留守録用
メモリ36が満杯になった場合は、親機側の留守録用メ
モリ16aに切り替え、逆に、親機側の留守録用メモリ
16aが満杯になった場合は、子機側の留守録用メモリ
36を使用する。
の異常対処手段11aによって親機と子機との間の通信
状態が良好でないと判定された場合は、モードに関係な
く、前記用件メッセージを親機の留守録用メモリ16a
に録音し、異常報知手段によりLED52,54を点滅
させて外部に異常を報知する。また、切換記憶制御手段
11cは、用件メッセージの録音時に、子機の留守録用
メモリ36が満杯になった場合は、親機側の留守録用メ
モリ16aに切り替え、逆に、親機側の留守録用メモリ
16aが満杯になった場合は、子機側の留守録用メモリ
36を使用する。
【0030】このようにして、子機側の留守録用メモリ
36に録音された用件メッセージを子機から聞く場合
は、操作部33に設けられた用件メッセージ再生用のボ
タンを押下する。その結果、CPU31の読出し再生制
御手段31bは、留守録用メモリ36から用件メッセー
ジを読出して音声信号処理回路35へ送る。該用件メッ
セージはこの音声信号処理回路35で音声信号に再生さ
れた後、受話部38へ送出される。これによって、操作
者は受話部38より前記用件メッセージを聞くことがで
きる。
36に録音された用件メッセージを子機から聞く場合
は、操作部33に設けられた用件メッセージ再生用のボ
タンを押下する。その結果、CPU31の読出し再生制
御手段31bは、留守録用メモリ36から用件メッセー
ジを読出して音声信号処理回路35へ送る。該用件メッ
セージはこの音声信号処理回路35で音声信号に再生さ
れた後、受話部38へ送出される。これによって、操作
者は受話部38より前記用件メッセージを聞くことがで
きる。
【0031】本実施例は、次のような利点を有してい
る。 (1)親機を呼び出さなくとも子機側から直接、用件メ
ッセージを読み出すことができ、短時間で用件メッセー
ジを聞くことができる。これにより、利便性が向上す
る。(2)子機録音モード時に、親機と子機との間の通
信状態が良好でないと判定された場合は、用件メッセー
ジを親機の留守録用メモリ16aに録音するようにした
ので、発せられた用件メッセージが録音できなくなるこ
とがなく、さらにLED52,54の点滅により、外部
に異常を報知することができる。 (3)用件メッセージの録音時に子機の留守録用メモリ
36が満杯になった場合は、親機側の留守録用メモリ1
6aに切り替える。逆に、親機側の留守録用メモリ16
aが満杯になった場合は、子機側の留守録用メモリ36
を使用するようにしたので、用件メッセージの長時間録
音が可能となる。
る。 (1)親機を呼び出さなくとも子機側から直接、用件メ
ッセージを読み出すことができ、短時間で用件メッセー
ジを聞くことができる。これにより、利便性が向上す
る。(2)子機録音モード時に、親機と子機との間の通
信状態が良好でないと判定された場合は、用件メッセー
ジを親機の留守録用メモリ16aに録音するようにした
ので、発せられた用件メッセージが録音できなくなるこ
とがなく、さらにLED52,54の点滅により、外部
に異常を報知することができる。 (3)用件メッセージの録音時に子機の留守録用メモリ
36が満杯になった場合は、親機側の留守録用メモリ1
6aに切り替える。逆に、親機側の留守録用メモリ16
aが満杯になった場合は、子機側の留守録用メモリ36
を使用するようにしたので、用件メッセージの長時間録
音が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、第1の発明によ
れば、用件メッセージを記憶するための留守録用メモリ
と、子機録音モード時に親機を介して送信されてきた用
件メッセージを前記留守録用メモリに記録させる記録制
御手段と、前記留守録用メモリに記憶された用件メッセ
ージを読出して再生させる読出し再生制御手段とを子機
に備えたので、親機を呼び出さなくとも子機側から直
接、用件メッセージを読み出すことができ、操作者は短
時間で用件メッセージを聞くことができる。これによ
り、利便性が向上する。
れば、用件メッセージを記憶するための留守録用メモリ
と、子機録音モード時に親機を介して送信されてきた用
件メッセージを前記留守録用メモリに記録させる記録制
御手段と、前記留守録用メモリに記憶された用件メッセ
ージを読出して再生させる読出し再生制御手段とを子機
に備えたので、親機を呼び出さなくとも子機側から直
接、用件メッセージを読み出すことができ、操作者は短
時間で用件メッセージを聞くことができる。これによ
り、利便性が向上する。
【0033】第2の発明によれば、子機録音モード時に
おける親機と子機との通信状態が異常である場合に、電
話回線を介して供給される用件メッセージを親機内の留
守録用メモリに記憶させる異常対処手段を設けたので、
用件メッセージの録音を的確に行うことができる。
おける親機と子機との通信状態が異常である場合に、電
話回線を介して供給される用件メッセージを親機内の留
守録用メモリに記憶させる異常対処手段を設けたので、
用件メッセージの録音を的確に行うことができる。
【0034】第3の発明は、前記子機録音モード時にお
ける親機と子機との通信状態が異常である場合に、それ
を外部へ報知する異常報知手段を設けたので、操作者
は、用件メッセージが親機内の留守録用メモリに記憶さ
れたことを速やかに知ることができ、より利便性が向上
する。
ける親機と子機との通信状態が異常である場合に、それ
を外部へ報知する異常報知手段を設けたので、操作者
は、用件メッセージが親機内の留守録用メモリに記憶さ
れたことを速やかに知ることができ、より利便性が向上
する。
【0035】第4の発明によれば、前記子機内の留守録
用メモリの記憶容量が満たされた場合は、前記親機内の
留守録用メモリに前記用件メッセージを記憶させ、且つ
該親機内の留守録用メモリの記憶容量が満たされた場合
は、子機内の留守録用メモリに前記用件メッセージを記
憶させる切換記憶制御手段を設けたので、これにより、
多くの用件メッセージを記憶でき、長時間録音が可能と
なる。
用メモリの記憶容量が満たされた場合は、前記親機内の
留守録用メモリに前記用件メッセージを記憶させ、且つ
該親機内の留守録用メモリの記憶容量が満たされた場合
は、子機内の留守録用メモリに前記用件メッセージを記
憶させる切換記憶制御手段を設けたので、これにより、
多くの用件メッセージを記憶でき、長時間録音が可能と
なる。
【図1】本発明に係るコードレス電話機の実施例を示す
子機の概略構成を示すブロック図である。
子機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】前記実施例のコードレス電話機の親機を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】前記実施例のコードレス電話機の外観図であ
る。
る。
【図4】従来のコードレス電話機の外観図である。
11a 異常対処手段 11b 異常報知手段 11c 切換記憶制御手段 16a 留守録用メモリ 31a 記録制御手段 31b 読出し再生制御手段 36 留守録用メモリ
Claims (4)
- 【請求項1】 電話回線に接続され留守録モード時に該
電話回線を介して供給される用件メッセージを取り込む
親機と、前記親機に取り込まれた用件メッセージを無線
通信で受信して再生する子機とを備えたコードレス電話
機において、 前記子機は、 前記用件メッセージを記憶するための留守録用メモリ
と、 子機録音モード時に、前記親機を介して送信されてきた
用件メッセージを前記留守録用メモリに記録させる記録
制御手段と、 前記留守録用メモリに記憶された用件メッセージを読出
して再生させる読出し再生制御手段とを、 備えたことを特徴とするコードレス電話機。 - 【請求項2】 前記子機録音モード時における前記親機
と子機との通信状態が異常である場合に、前記電話回線
を介して供給される用件メッセージを親機内の留守録用
メモリに記憶させる異常対処手段を設けたことを特徴す
る請求項1記載のコードレス電話機。 - 【請求項3】 前記通信状態が異常である場合にそれを
外部へ報知する異常報知手段を設けたことを特徴とする
請求項2記載のコードレス電話機。 - 【請求項4】 前記子機内の留守録用メモリの記憶容量
が満たされた場合は、 前記親機内の留守録用メモリに前記用件メッセージを記
憶させ、且つ該親機内の留守録用メモリの記憶容量が満
たされた場合は、子機内の留守録用メモリに前記用件メ
ッセージを記憶させる切換記憶制御手段を設けたことを
特徴とする請求項1、2または3記載のコードレス電話
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03278796A JP3092678B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03278796A JP3092678B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コードレス電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595403A true JPH0595403A (ja) | 1993-04-16 |
JP3092678B2 JP3092678B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=17602299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03278796A Expired - Fee Related JP3092678B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3092678B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP03278796A patent/JP3092678B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3092678B2 (ja) | 2000-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |