JP2638326B2 - コードレス電話機 - Google Patents
コードレス電話機Info
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- JP2638326B2 JP2638326B2 JP3068857A JP6885791A JP2638326B2 JP 2638326 B2 JP2638326 B2 JP 2638326B2 JP 3068857 A JP3068857 A JP 3068857A JP 6885791 A JP6885791 A JP 6885791A JP 2638326 B2 JP2638326 B2 JP 2638326B2
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- JP
- Japan
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- message
- unit
- recording
- signal
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に接続される
とともにメッセージの録音機能を有する親機と、この親
機とはそれぞれが無線回線によって接続された複数台の
子機とを備えたコードレス電話機に係り、より詳細に
は、特定の子機に対して伝言メッセージの送出を可能と
したコードレス電話機に関する。
とともにメッセージの録音機能を有する親機と、この親
機とはそれぞれが無線回線によって接続された複数台の
子機とを備えたコードレス電話機に係り、より詳細に
は、特定の子機に対して伝言メッセージの送出を可能と
したコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に使用されているメッセージ
の録音機能(例えば、留守番電話機能)を備えたコード
レス電話機は、電話回線に接続された留守番機能を有す
る固定部である親機と、この親機とはそれぞれが無線回
線によって接続された携帯部である複数台の子機とで構
成されており、電話回線を通じて相手側端末から送られ
てきた用件メッセージや伝言メッセージ、親機自体の入
力部から入力された伝言メッセージ、任意の子機から送
信されてきた伝言メッセージを、親機に内蔵されている
録音部(磁気メモリやICメモリ等で形成されてい
る。)に録音するようになっている。
の録音機能(例えば、留守番電話機能)を備えたコード
レス電話機は、電話回線に接続された留守番機能を有す
る固定部である親機と、この親機とはそれぞれが無線回
線によって接続された携帯部である複数台の子機とで構
成されており、電話回線を通じて相手側端末から送られ
てきた用件メッセージや伝言メッセージ、親機自体の入
力部から入力された伝言メッセージ、任意の子機から送
信されてきた伝言メッセージを、親機に内蔵されている
録音部(磁気メモリやICメモリ等で形成されてい
る。)に録音するようになっている。
【0003】そして、このコードレス電話機の使用者
が、親機側の操作、電話回線からの外線リモコン操作、
任意の子機側から親機側への内線リモコン操作等の操作
を行うことにより、親機の録音部に録音されている用件
メッセージや伝言メッセージをその操作機から聴取でき
るようになっている。
が、親機側の操作、電話回線からの外線リモコン操作、
任意の子機側から親機側への内線リモコン操作等の操作
を行うことにより、親機の録音部に録音されている用件
メッセージや伝言メッセージをその操作機から聴取でき
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時ではこ
のような複数台の子機を備えたコードレス電話機を使用
する家庭が増えてきているが、この場合、子機は家族一
人一人に一台ずつ、又は各部屋に一台ずつといった使用
形態が一般的である。また、2世帯、3世帯が同居して
いる場合には、各世帯毎に一台ずつ子機を使用するとい
ったことも考えられる。すなわち、各子機が家庭内で特
定の使用者によって使用されるようになっている。
のような複数台の子機を備えたコードレス電話機を使用
する家庭が増えてきているが、この場合、子機は家族一
人一人に一台ずつ、又は各部屋に一台ずつといった使用
形態が一般的である。また、2世帯、3世帯が同居して
いる場合には、各世帯毎に一台ずつ子機を使用するとい
ったことも考えられる。すなわち、各子機が家庭内で特
定の使用者によって使用されるようになっている。
【0005】しかしながら、上記した従来のコードレス
電話機では、親機に録音された用件メッセージや伝言メ
ッセージは、何れの子機からの再生要求に対しても送出
されるため、特定の使用者にだけメッセージを伝えたい
場合でも、関係の無い別の使用者にメッセージの内容を
聞かれてしまうといった不具合があった。
電話機では、親機に録音された用件メッセージや伝言メ
ッセージは、何れの子機からの再生要求に対しても送出
されるため、特定の使用者にだけメッセージを伝えたい
場合でも、関係の無い別の使用者にメッセージの内容を
聞かれてしまうといった不具合があった。
【0006】本発明は係る実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、メッセージを伝えたい特定の子機に対
してのみ、その子機からの再生要求によりメッセージの
送出を可能とするとともに、全ての子機に対する伝言メ
ッセージを親機に設けられたメモリに一括して記憶する
ことにより、部品点数の削減を図ったコードレス電話機
を提供することにある。
で、その目的は、メッセージを伝えたい特定の子機に対
してのみ、その子機からの再生要求によりメッセージの
送出を可能とするとともに、全ての子機に対する伝言メ
ッセージを親機に設けられたメモリに一括して記憶する
ことにより、部品点数の削減を図ったコードレス電話機
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のコードレス電話機は、電話回線に接続され
るとともにメッセージの録音機能を有する親機と、この
親機とはそれぞれが無線回線によって接続された複数台
の子機とを備えたコードレス電話機において、前記複数
台の子機のそれぞれに固有のコードが割り当てられてお
り、前記親機には、伝言メッセージを送出すべき特定の
子機のコードを記憶するとともに、その子機のコードと
ともに入力される伝言メッセージの録音と再生とを行う
メッセージ録再手段と、このメッセージ録再手段によっ
て伝言メッセージの録音終了後、前記特定の子機からの
再生要求があったときのみ、伝言メッセージを再生して
前記特定の子機に送信する制御を行う制御手段とを備
え、前記メッセージ録再手段は、メッセージ録再部と音
声合成分析回路とメモリとによって構成され、親機に設
けられた前記メモリに全ての子機に対する伝言メッセー
ジを一括して記憶するものである。
め、本発明のコードレス電話機は、電話回線に接続され
るとともにメッセージの録音機能を有する親機と、この
親機とはそれぞれが無線回線によって接続された複数台
の子機とを備えたコードレス電話機において、前記複数
台の子機のそれぞれに固有のコードが割り当てられてお
り、前記親機には、伝言メッセージを送出すべき特定の
子機のコードを記憶するとともに、その子機のコードと
ともに入力される伝言メッセージの録音と再生とを行う
メッセージ録再手段と、このメッセージ録再手段によっ
て伝言メッセージの録音終了後、前記特定の子機からの
再生要求があったときのみ、伝言メッセージを再生して
前記特定の子機に送信する制御を行う制御手段とを備
え、前記メッセージ録再手段は、メッセージ録再部と音
声合成分析回路とメモリとによって構成され、親機に設
けられた前記メモリに全ての子機に対する伝言メッセー
ジを一括して記憶するものである。
【0008】また、本発明のコードレス電話機は、前記
複数台の子機のそれぞれに固有のコードが割り当てられ
ており、前記親機には、伝言メッセージを送出すべき特
定の子機のコードを記憶するとともに、その子機のコー
ドとともに入力される伝言メッセージの録音と再生とを
行うメッセージ録再手段と、このメッセージ録再手段に
よって伝言メッセージの録音終了後、記憶されたコード
を読み出し、その読み出したコードの子機に対して発信
動作を行い、伝言有りを示す信号をその発信先の子機に
送信する制御を行うとともに、発信先の子機からの再生
要求により、伝言メッセージを再生して発信先の子機に
送信する制御を行う制御手段とが設けられ、前記メッセ
ージ録再手段は、メッセージ録再部と音声合成分析回路
とメモリとによって構成され、親機に設けられた前記メ
モリに全ての子機に対する伝言メッセージを一括して記
憶し、前記複数台の子機のそれぞれには、自らに送信さ
れてきた前記親機からの伝言有りの信号を受信すること
により、伝言有りの表示を行う表示手段と、この表示手
段に表示された表示内容に基づき、当該子機の使用者の
操作によって前記親機に対し伝言メッセージの再生要求
を行う再生要求手段とが設けられたものである。
複数台の子機のそれぞれに固有のコードが割り当てられ
ており、前記親機には、伝言メッセージを送出すべき特
定の子機のコードを記憶するとともに、その子機のコー
ドとともに入力される伝言メッセージの録音と再生とを
行うメッセージ録再手段と、このメッセージ録再手段に
よって伝言メッセージの録音終了後、記憶されたコード
を読み出し、その読み出したコードの子機に対して発信
動作を行い、伝言有りを示す信号をその発信先の子機に
送信する制御を行うとともに、発信先の子機からの再生
要求により、伝言メッセージを再生して発信先の子機に
送信する制御を行う制御手段とが設けられ、前記メッセ
ージ録再手段は、メッセージ録再部と音声合成分析回路
とメモリとによって構成され、親機に設けられた前記メ
モリに全ての子機に対する伝言メッセージを一括して記
憶し、前記複数台の子機のそれぞれには、自らに送信さ
れてきた前記親機からの伝言有りの信号を受信すること
により、伝言有りの表示を行う表示手段と、この表示手
段に表示された表示内容に基づき、当該子機の使用者の
操作によって前記親機に対し伝言メッセージの再生要求
を行う再生要求手段とが設けられたものである。
【0009】
【作用】特定の子機のコードとともに電話回線から送ら
れてきた伝言メッセージ、特定の子機のコードとともに
親機自体の入力部から入力された伝言メッセージ、及び
特定の子機のコードとともに別の子機から入力された伝
言メッセージは、親機内部のメッセージ録再手段によっ
てそのコードとともに録音される。この場合、メッセー
ジ録再手段は、メッセージ録再部と音声合成分析回路と
メモリとによって構成されており、全ての子機に対する
伝言メッセージは親機に設けられたメモリに一括して記
憶される。
れてきた伝言メッセージ、特定の子機のコードとともに
親機自体の入力部から入力された伝言メッセージ、及び
特定の子機のコードとともに別の子機から入力された伝
言メッセージは、親機内部のメッセージ録再手段によっ
てそのコードとともに録音される。この場合、メッセー
ジ録再手段は、メッセージ録再部と音声合成分析回路と
メモリとによって構成されており、全ての子機に対する
伝言メッセージは親機に設けられたメモリに一括して記
憶される。
【0010】制御手段では、メッセージ録再手段による
コードの記憶と伝言メッセージの録音とを終了すると、
その記憶したコードを再び読み出し、読み出したコード
の子機に対して発信動作を行って、伝言有りを示す信号
をその発信先の子機に送信する制御を行う。
コードの記憶と伝言メッセージの録音とを終了すると、
その記憶したコードを再び読み出し、読み出したコード
の子機に対して発信動作を行って、伝言有りを示す信号
をその発信先の子機に送信する制御を行う。
【0011】一方、対応する子機では、自らに送信され
てきた親機からの伝言有りの信号を受信すると、表示手
段に伝言有りの表示を行う。この表示は、ランプの点灯
(又は点滅)であってもよく、液晶表示装置等による文
字表示であってもよい。
てきた親機からの伝言有りの信号を受信すると、表示手
段に伝言有りの表示を行う。この表示は、ランプの点灯
(又は点滅)であってもよく、液晶表示装置等による文
字表示であってもよい。
【0012】子機の使用者が、この表示手段に表示され
た表示内容に基づいて再生要求の操作を行うと、再生要
求手段では、この操作を検出して、親機に対して再生要
求の信号を送信する。
た表示内容に基づいて再生要求の操作を行うと、再生要
求手段では、この操作を検出して、親機に対して再生要
求の信号を送信する。
【0013】親機では、この再生要求の信号を受ける
と、これが特定の子機からの再生要求であるのかの確認
を行った後、メッセージ録再手段から伝言メッセージを
再生して、当該子機に送信する。
と、これが特定の子機からの再生要求であるのかの確認
を行った後、メッセージ録再手段から伝言メッセージを
再生して、当該子機に送信する。
【0014】これにより、その特定の子機のみが伝言メ
ッセージを聴取することが可能となる。また、全ての子
機に対する伝言メッセージは、親機に設けられたメモリ
に一括して記憶されるので、従来の親機に比べて部品点
数が増加するといったこともない。
ッセージを聴取することが可能となる。また、全ての子
機に対する伝言メッセージは、親機に設けられたメモリ
に一括して記憶されるので、従来の親機に比べて部品点
数が増加するといったこともない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0016】図1は本発明のコードレス電話機を構成す
る親機Aの電気的ブロック図、図2は本発明のコードレ
ス電話機を構成する子機Bの電気的ブロック図である。
ただし、子機Bについては、全てが同一の構成(ただ
し、固有のコードである識別符号は各子機に応じて異な
っている。)となっていることから、図面では1台の子
機Bのみを示している。
る親機Aの電気的ブロック図、図2は本発明のコードレ
ス電話機を構成する子機Bの電気的ブロック図である。
ただし、子機Bについては、全てが同一の構成(ただ
し、固有のコードである識別符号は各子機に応じて異な
っている。)となっていることから、図面では1台の子
機Bのみを示している。
【0017】図1において、電話回線1には、直流の極
性を一定にする整流回路2が接続されており、整流回路
2には、フックスイッチ3を介して、送話信号及び受話
信号の混合・分離を行う通話回路4が双方向性に接続さ
れている。
性を一定にする整流回路2が接続されており、整流回路
2には、フックスイッチ3を介して、送話信号及び受話
信号の混合・分離を行う通話回路4が双方向性に接続さ
れている。
【0018】また、通話回路4には、電波の送受信を行
うアンテナ6を備えた無線送受信回路5が双方向性に接
続されている。
うアンテナ6を備えた無線送受信回路5が双方向性に接
続されている。
【0019】また、親機A全体の動作制御を行う制御回
路11は、メッセージ録再部12、データ送受信部1
3、録再操作検出部14、制御部15等によって構成さ
れている。
路11は、メッセージ録再部12、データ送受信部1
3、録再操作検出部14、制御部15等によって構成さ
れている。
【0020】そして、機能ボタン16の出力が導かれた
録再操作検出部14の出力は制御部15に導かれてい
る。また、制御部15とメッセージ録再部12及びデー
タ送受信部13とはそれぞれが双方向性の接続となって
おり、制御部15からは、フックスイッチ3に対して切
換制御信号が出力されている。
録再操作検出部14の出力は制御部15に導かれてい
る。また、制御部15とメッセージ録再部12及びデー
タ送受信部13とはそれぞれが双方向性の接続となって
おり、制御部15からは、フックスイッチ3に対して切
換制御信号が出力されている。
【0021】また、録再操作検出部14と通話回路4、
データ送受信部13と無線送受信回路5、及びメッセー
ジ録再部12と音声合成分析回路7とはそれぞれが双方
向性の接続となっている。
データ送受信部13と無線送受信回路5、及びメッセー
ジ録再部12と音声合成分析回路7とはそれぞれが双方
向性の接続となっている。
【0022】また、音声合成分析回路7と通話回路4、
及び音声合成分析回路7とメモリ8とはそれぞれが双方
向性の接続となっている。また、音声合成分析回路7に
は、マイク10の出力がアンプ9を介して接続された構
成となっている。
及び音声合成分析回路7とメモリ8とはそれぞれが双方
向性の接続となっている。また、音声合成分析回路7に
は、マイク10の出力がアンプ9を介して接続された構
成となっている。
【0023】音声合成分析回路7は、アナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器と、デジタル信号を
アナログ信号に変換するD/A変換器とを備えており、
メモリ8との間でデータの授受を行う。
ジタル信号に変換するA/D変換器と、デジタル信号を
アナログ信号に変換するD/A変換器とを備えており、
メモリ8との間でデータの授受を行う。
【0024】すなわち、メッセージ録再部12からの制
御信号に基づいて、通話回路4やマイク10からの音声
データをメモリ8の所定の記憶領域に記憶するととも
に、記憶した音声データを読み出して、通話回路4に送
出するようになっている。
御信号に基づいて、通話回路4やマイク10からの音声
データをメモリ8の所定の記憶領域に記憶するととも
に、記憶した音声データを読み出して、通話回路4に送
出するようになっている。
【0025】メモリ8は、半導体メモリ等の記憶媒体で
構成され、留守番モード時の着信に対する応答メッセー
ジ、留守番モード時に電話回線1を通じて送られてきた
用件メッセージ、留守番モード時に特定の子機のコード
(以下、識別符号という。)とともに電話回線1を通じ
て送られてきた伝言メッセージ、特定の子機の識別符号
とともに親機Aのマイク10から入力された伝言メッセ
ージ、及び特定の子機Bの識別符号とともに別の子機B
から送信されてきた伝言メッセージの各音声データを記
憶するようになっている。
構成され、留守番モード時の着信に対する応答メッセー
ジ、留守番モード時に電話回線1を通じて送られてきた
用件メッセージ、留守番モード時に特定の子機のコード
(以下、識別符号という。)とともに電話回線1を通じ
て送られてきた伝言メッセージ、特定の子機の識別符号
とともに親機Aのマイク10から入力された伝言メッセ
ージ、及び特定の子機Bの識別符号とともに別の子機B
から送信されてきた伝言メッセージの各音声データを記
憶するようになっている。
【0026】メッセージ録再部12は、制御部15から
の録再信号に基づいて音声合成分析回路7を駆動し、マ
イク10からの伝言メッセージや通話回路4からの伝言
メッセージをメモリ8に記憶させたり、メモリ8に記憶
された用件メッセージや伝言メッセージを読み出させる
制御を行う。また、メッセージ録再部12は、特定の子
機の識別符号と、この識別符号とともに入力された伝言
メッセージのメモリ8への記憶位置を示すアドレスデー
タとを対応させて記憶している。
の録再信号に基づいて音声合成分析回路7を駆動し、マ
イク10からの伝言メッセージや通話回路4からの伝言
メッセージをメモリ8に記憶させたり、メモリ8に記憶
された用件メッセージや伝言メッセージを読み出させる
制御を行う。また、メッセージ録再部12は、特定の子
機の識別符号と、この識別符号とともに入力された伝言
メッセージのメモリ8への記憶位置を示すアドレスデー
タとを対応させて記憶している。
【0027】データ送受信部13は、親機Aと子機Bと
の間の識別符号を照合したり、通信制御信号の送受信を
行う。また、データ送受信部13は、無線送受信回路5
を通じて任意の子機Bから送られてくる内線操作信号が
どの子機Bに対する伝言メッセージの録再操作であるの
かの検出を行い、検出信号を制御部15に出力するよう
になっている。
の間の識別符号を照合したり、通信制御信号の送受信を
行う。また、データ送受信部13は、無線送受信回路5
を通じて任意の子機Bから送られてくる内線操作信号が
どの子機Bに対する伝言メッセージの録再操作であるの
かの検出を行い、検出信号を制御部15に出力するよう
になっている。
【0028】録音操作検出部14は、機能ボタン16か
ら入力される操作信号、及び電話回線1を通じて送られ
てくる遠隔操作信号がどの子機Bに対する伝言メッセー
ジの録再操作であるのかの検出を行い、その検出信号を
制御部15に出力するようになっている。
ら入力される操作信号、及び電話回線1を通じて送られ
てくる遠隔操作信号がどの子機Bに対する伝言メッセー
ジの録再操作であるのかの検出を行い、その検出信号を
制御部15に出力するようになっている。
【0029】制御部15は、ソフトウエアを含む構成と
なっており、録再操作検出部14からの検出信号、デー
タ送受信部13からの制御信号、メッセージ録再部12
からの信号に基づいて各部の動作制御を行うようになっ
ている。
なっており、録再操作検出部14からの検出信号、デー
タ送受信部13からの制御信号、メッセージ録再部12
からの信号に基づいて各部の動作制御を行うようになっ
ている。
【0030】無線送受信回路5は、送受信の切り換えを
行うとともに、送信部として動作するときは、データ送
受信部13からの通信制御信号や通話回路4からの受話
信号を、子機B側に送信するための所要周波数に変換す
る変調処理を行って子機B側に送信し、受信部として動
作するときは、子機Bからの高周波電波信号を復調する
復調処理を行って、送話信号を通信回路4へ、通信制御
信号をデータ送受信部13へそれぞれ出力するようにな
っている。
行うとともに、送信部として動作するときは、データ送
受信部13からの通信制御信号や通話回路4からの受話
信号を、子機B側に送信するための所要周波数に変換す
る変調処理を行って子機B側に送信し、受信部として動
作するときは、子機Bからの高周波電波信号を復調する
復調処理を行って、送話信号を通信回路4へ、通信制御
信号をデータ送受信部13へそれぞれ出力するようにな
っている。
【0031】機能ボタン16は、通話ボタンや通話終了
ボタン等通常の親機が備えているボタン類の他に、伝言
メッセージの録音ボタン等を含んでいる。
ボタン等通常の親機が備えているボタン類の他に、伝言
メッセージの録音ボタン等を含んでいる。
【0032】図2において、親機Aとの間で電波の送受
信を行うアンテナ17は無線送受信回路18に接続され
ており、無線送受信回路18の出力は、アンプ19を介
してスピーカ20に接続されている。
信を行うアンテナ17は無線送受信回路18に接続され
ており、無線送受信回路18の出力は、アンプ19を介
してスピーカ20に接続されている。
【0033】また、子機B全体の動作制御を行う制御回
路23は、データ送受信部24、ボタン識別部25、制
御部26等によって構成されており、データ送受信部2
4と無線送受信回路18とは双方向性の接続となってい
る。
路23は、データ送受信部24、ボタン識別部25、制
御部26等によって構成されており、データ送受信部2
4と無線送受信回路18とは双方向性の接続となってい
る。
【0034】また、データ送受信部24と制御部26と
は双方向性の接続となっており、制御部26には、ボタ
ン識別部25の出力が導かれている。また、ボタン識別
部25には、機能ボタン22の出力が導かれている。
は双方向性の接続となっており、制御部26には、ボタ
ン識別部25の出力が導かれている。また、ボタン識別
部25には、機能ボタン22の出力が導かれている。
【0035】機能ボタン22は、通話ボタンや通話終了
ボタン等通常の子機が備えているボタン類の他に、伝言
メッセージの録音ボタンや再生ボタン等を含んでいる。
ボタン等通常の子機が備えているボタン類の他に、伝言
メッセージの録音ボタンや再生ボタン等を含んでいる。
【0036】また、制御部26から表示回路21に対し
て伝言有りを示す信号が出力されるようになっている。
て伝言有りを示す信号が出力されるようになっている。
【0037】無線送受信回路18は、送受信の切り換え
を行うとともに、送信部として動作するときは、データ
送受信部24からの通信制御信号や図示しないマイクか
らの送話信号を、親機A側に送信するための所要周波数
に変換する変調処理を行って親機A側に送信し、受信部
として動作するときは、親機Aからの高周波電波信号を
復調する復調処理を行って、受話信号をスピーカ20
へ、通信制御信号をデータ送受信部24へそれぞれ出力
するようになっている。
を行うとともに、送信部として動作するときは、データ
送受信部24からの通信制御信号や図示しないマイクか
らの送話信号を、親機A側に送信するための所要周波数
に変換する変調処理を行って親機A側に送信し、受信部
として動作するときは、親機Aからの高周波電波信号を
復調する復調処理を行って、受話信号をスピーカ20
へ、通信制御信号をデータ送受信部24へそれぞれ出力
するようになっている。
【0038】データ送受信部24は、親機Aと子機Bと
の間の識別符号を照合したり、通信制御信号の送受信を
行う。
の間の識別符号を照合したり、通信制御信号の送受信を
行う。
【0039】ボタン識別部25は、機能ボタン22から
入力される操作信号の種類を判別するもので、例えば伝
言メッセージの再生要求の操作信号であるときには、そ
の識別信号を制御部26に出力するようになっている。
入力される操作信号の種類を判別するもので、例えば伝
言メッセージの再生要求の操作信号であるときには、そ
の識別信号を制御部26に出力するようになっている。
【0040】制御部26は、ソフトウエアを含む構成と
なっており、データ送受信部24からの制御信号やボタ
ン識別部25からの識別信号に基づいて各部の動作制御
を行うようになっている。
なっており、データ送受信部24からの制御信号やボタ
ン識別部25からの識別信号に基づいて各部の動作制御
を行うようになっている。
【0041】表示回路21は、LEDや液晶表示装置等
によって構成され、制御部26からの表示信号により、
自らの子機に対して伝言メッセージが存在することを使
用者に知らせるための表示を行うようになっている。
によって構成され、制御部26からの表示信号により、
自らの子機に対して伝言メッセージが存在することを使
用者に知らせるための表示を行うようになっている。
【0042】次に、上記構成のコードレス電話機の動作
を、(1)複数台の子機Bのうち特定の子機Bに対して
親機A側で伝言メッセージを録音する場合、(2)複数
台の子機Bのうち特定の子機Bに対して遠隔操作により
伝言メッセージを録音する場合、(3)複数台の子機B
のうち特定の子機Bに対して別の子機Bから伝言メッセ
ージを録音する場合、(4)録音された伝言メッセージ
を特定の子機Bによって再生する場合に分けて説明す
る。
を、(1)複数台の子機Bのうち特定の子機Bに対して
親機A側で伝言メッセージを録音する場合、(2)複数
台の子機Bのうち特定の子機Bに対して遠隔操作により
伝言メッセージを録音する場合、(3)複数台の子機B
のうち特定の子機Bに対して別の子機Bから伝言メッセ
ージを録音する場合、(4)録音された伝言メッセージ
を特定の子機Bによって再生する場合に分けて説明す
る。
【0043】ただし、以後の説明において、子機Bを区
別する必要があるときは、符号Bの後に一桁の数字を添
えて区別するものとする。
別する必要があるときは、符号Bの後に一桁の数字を添
えて区別するものとする。
【0044】(1) 複数台の子機Bのうち特定の子機
Bに対して親機A側で伝言メッセージを録音する場合。
Bに対して親機A側で伝言メッセージを録音する場合。
【0045】メッセージの伝達者は、まず親機Aの機能
ボタン16に含まれる録音ボタンを操作した後、これか
ら入力する伝言メッセージがどの子機Bに対しての伝言
メッセージであるのかを示す識別符号を入力する。録音
ボタンの操作信号と識別符号とは録再操作検出部14に
よって検出され、その検出信号が制御部15に与えられ
る。
ボタン16に含まれる録音ボタンを操作した後、これか
ら入力する伝言メッセージがどの子機Bに対しての伝言
メッセージであるのかを示す識別符号を入力する。録音
ボタンの操作信号と識別符号とは録再操作検出部14に
よって検出され、その検出信号が制御部15に与えられ
る。
【0046】制御部15は、この検出信号に基づき、特
定の子機Bに対しての録音モードを設定し、メッセージ
録再部12に録音信号を出力する。メッセージ録再部1
2は、この録音信号に基づいて音声合成分析回路7を駆
動する。
定の子機Bに対しての録音モードを設定し、メッセージ
録再部12に録音信号を出力する。メッセージ録再部1
2は、この録音信号に基づいて音声合成分析回路7を駆
動する。
【0047】この後、メッセージの伝達者がマイク10
から音声によって伝言メッセージを入力すると、この伝
言メッセージは電気信号に変換され、アンプ9において
適宜増幅された後、音声合成分析回路7に与えられ、こ
こでデータ変換を行ってメモリ8の所定の記憶領域に記
憶する。
から音声によって伝言メッセージを入力すると、この伝
言メッセージは電気信号に変換され、アンプ9において
適宜増幅された後、音声合成分析回路7に与えられ、こ
こでデータ変換を行ってメモリ8の所定の記憶領域に記
憶する。
【0048】これと同時に、メッセージ録再部12は、
制御部15から与えられた特定の子機Bの識別符号と、
マイク10から入力された伝言メッセージのメモリ8へ
の記憶位置を示すアドレスデータとを対応させて記憶す
る。
制御部15から与えられた特定の子機Bの識別符号と、
マイク10から入力された伝言メッセージのメモリ8へ
の記憶位置を示すアドレスデータとを対応させて記憶す
る。
【0049】この後、伝言メッセージの録音を終了した
伝達者が機能ボタン16を操作して、伝言メッセージの
終了を示す信号を入力すると、この信号は録再操作検出
部14によって検出され、その検出信号が制御部15に
与えられる。
伝達者が機能ボタン16を操作して、伝言メッセージの
終了を示す信号を入力すると、この信号は録再操作検出
部14によって検出され、その検出信号が制御部15に
与えられる。
【0050】制御部15は、この検出信号に基づき、録
音モードを解除するとともに、メッセージ録再部12に
対して録音停止信号を出力する。メッセージ録再部12
は、この録音停止信号に基づいて音声合成分析回路7の
駆動を停止する。
音モードを解除するとともに、メッセージ録再部12に
対して録音停止信号を出力する。メッセージ録再部12
は、この録音停止信号に基づいて音声合成分析回路7の
駆動を停止する。
【0051】また、制御部15は、録再操作検出部14
からの録音終了を示す検出信号に基づき、メッセージ録
再部12に記憶された特定の子機Bの識別符号を読み出
すとともに、その識別符号の子機Bに対して伝言有りの
信号を送信させるための指令信号を、データ送受信部1
3に出力する。
からの録音終了を示す検出信号に基づき、メッセージ録
再部12に記憶された特定の子機Bの識別符号を読み出
すとともに、その識別符号の子機Bに対して伝言有りの
信号を送信させるための指令信号を、データ送受信部1
3に出力する。
【0052】データ送受信部13は、この指令信号を受
けて特定の子機Bの識別符号信号と伝言有りを示す信号
とを無線送受信回路5に送出し、無線送受信回路5はこ
れらの信号を送信可能な周波数に変換してアンテナ6か
ら特定の子機B側に送信する。
けて特定の子機Bの識別符号信号と伝言有りを示す信号
とを無線送受信回路5に送出し、無線送受信回路5はこ
れらの信号を送信可能な周波数に変換してアンテナ6か
ら特定の子機B側に送信する。
【0053】この信号は特定の子機Bの無線送受信回路
18によって受信され、ここで元の信号に復調されてデ
ータ送受信部24に与えられる。データ送受信部24で
は、この受信信号に含まれる識別符号信号によって親機
Aと自らの子機Bとの関係を調べ、この識別符号が自ら
に割り当てられた識別符号であるときには、その識別符
号と応答信号とを無線送受信回路18に送出し、アンテ
ナ17を介して親機A側に送信する。
18によって受信され、ここで元の信号に復調されてデ
ータ送受信部24に与えられる。データ送受信部24で
は、この受信信号に含まれる識別符号信号によって親機
Aと自らの子機Bとの関係を調べ、この識別符号が自ら
に割り当てられた識別符号であるときには、その識別符
号と応答信号とを無線送受信回路18に送出し、アンテ
ナ17を介して親機A側に送信する。
【0054】また、データ送受信部24は、受信された
信号に含まれる伝言有りを示す信号を制御部26に送出
する。制御部26では、この伝言有りを示す信号に基づ
き、表示回路21に制御信号を出力し、表示回路21を
駆動して伝言有りの表示を行う。この表示は、LEDや
液晶表示装置等の表示画面に文字表示される。ただし、
伝言有りを示すランプ等の点灯(又は点滅)表示であっ
てもよい。
信号に含まれる伝言有りを示す信号を制御部26に送出
する。制御部26では、この伝言有りを示す信号に基づ
き、表示回路21に制御信号を出力し、表示回路21を
駆動して伝言有りの表示を行う。この表示は、LEDや
液晶表示装置等の表示画面に文字表示される。ただし、
伝言有りを示すランプ等の点灯(又は点滅)表示であっ
てもよい。
【0055】一方、親機Aでは、特定の子機Bから送信
されてきた識別符号信号と応答信号とを無線送受信回路
5によって受信し、データ送受信部13を介して制御部
15に送出する。制御部15では、この応答信号に基づ
き、特定の子機Bへの伝言メッセージの送出動作を終了
する。
されてきた識別符号信号と応答信号とを無線送受信回路
5によって受信し、データ送受信部13を介して制御部
15に送出する。制御部15では、この応答信号に基づ
き、特定の子機Bへの伝言メッセージの送出動作を終了
する。
【0056】(2) 複数台の子機Bのうち特定の子機
Bに対して遠隔操作により伝言メッセージを録音する場
合。
Bに対して遠隔操作により伝言メッセージを録音する場
合。
【0057】この場合、本コードレス電話機は留守番モ
ードに設定されているものとする。この状態において、
遠隔地に居るメッセージの伝達者は、本コードレス電話
機に対し電話回線1を通じて発呼信号を送出する。親機
Aでは、この発呼信号を図示しない着信検出部によって
検出すると、着信検出信号が制御部15に与えられる。
ードに設定されているものとする。この状態において、
遠隔地に居るメッセージの伝達者は、本コードレス電話
機に対し電話回線1を通じて発呼信号を送出する。親機
Aでは、この発呼信号を図示しない着信検出部によって
検出すると、着信検出信号が制御部15に与えられる。
【0058】制御部15は、この着信検出信号に基づ
き、フックスイッチ3に制御信号を出力してオフフック
させるとともに、メッセージ録再部12に応答信号を出
力する。メッセージ録再部12は、この応答信号に基づ
いて音声合成分析回路7を駆動する。
き、フックスイッチ3に制御信号を出力してオフフック
させるとともに、メッセージ録再部12に応答信号を出
力する。メッセージ録再部12は、この応答信号に基づ
いて音声合成分析回路7を駆動する。
【0059】これにより、音声合成分析回路7はメモリ
8に記憶されている応答メッセージを読み出して通話回
路4に送出し、フックスイッチ3、整流回路2を介して
電話回線1に出力する。
8に記憶されている応答メッセージを読み出して通話回
路4に送出し、フックスイッチ3、整流回路2を介して
電話回線1に出力する。
【0060】この後、応答メッセージを聞いたメッセー
ジ伝達者がこれに応答して、これから送信する伝言メッ
セージがどの子機Bに対しての伝言メッセージであるの
かを示す識別符号(その子機Bに固有の識別符号)を送
信する。この識別符号は、整流回路2、フックスイッチ
3、通話回路4を介して録再操作検出部14によって検
出され、その検出信号が制御部15に与えられる。
ジ伝達者がこれに応答して、これから送信する伝言メッ
セージがどの子機Bに対しての伝言メッセージであるの
かを示す識別符号(その子機Bに固有の識別符号)を送
信する。この識別符号は、整流回路2、フックスイッチ
3、通話回路4を介して録再操作検出部14によって検
出され、その検出信号が制御部15に与えられる。
【0061】制御部15は、この検出信号に基づき、特
定の子機Bに対しての録音モードを設定し、メッセージ
録再部12に録音信号を出力する。メッセージ録再部1
2は、この録音信号に基づいて音声合成分析回路7を駆
動する。
定の子機Bに対しての録音モードを設定し、メッセージ
録再部12に録音信号を出力する。メッセージ録再部1
2は、この録音信号に基づいて音声合成分析回路7を駆
動する。
【0062】この後、メッセージ伝達者により、電話回
線1を通じて送られてくる伝言メッセージは、整流回路
2、フックスイッチ3、通話回路4を通じて音声合成分
析回路7に導かれ、ここでデータ変換が行われてメモリ
8の所定の記憶領域に記憶される。
線1を通じて送られてくる伝言メッセージは、整流回路
2、フックスイッチ3、通話回路4を通じて音声合成分
析回路7に導かれ、ここでデータ変換が行われてメモリ
8の所定の記憶領域に記憶される。
【0063】これと同時に、メッセージ録再部12は、
制御部15から与えられた特定の子機Bの識別符号と、
メッセージ伝達者から送られてきた伝言メッセージのメ
モリ8への記憶位置を示すアドレスデータとを対応させ
て記憶する。
制御部15から与えられた特定の子機Bの識別符号と、
メッセージ伝達者から送られてきた伝言メッセージのメ
モリ8への記憶位置を示すアドレスデータとを対応させ
て記憶する。
【0064】この後、伝言メッセージの送信を終了した
伝達者が遠隔地の電話をオンフックすると、交換機から
送られてくる通話終了信号(ビジィ信号)が整流回路
2、フックスイッチ3、通話回路4を介して録再操作検
出部14によって検出され、その検出信号が制御部15
に与えられる。
伝達者が遠隔地の電話をオンフックすると、交換機から
送られてくる通話終了信号(ビジィ信号)が整流回路
2、フックスイッチ3、通話回路4を介して録再操作検
出部14によって検出され、その検出信号が制御部15
に与えられる。
【0065】制御部15は、この検出信号に基づき、録
音モードを解除するとともに、メッセージ録再部12に
対して録音停止信号を出力する。メッセージ録再部12
は、この録音停止信号に基づいて音声合成分析回路7の
駆動を停止する。
音モードを解除するとともに、メッセージ録再部12に
対して録音停止信号を出力する。メッセージ録再部12
は、この録音停止信号に基づいて音声合成分析回路7の
駆動を停止する。
【0066】また、制御部15は、録再操作検出部14
からの通話終了を示す検出信号に基づき、メッセージ録
再部12に記憶された特定の子機Bの識別符号を読み出
すとともに、その識別符号の子機Bに対して伝言有りの
信号を送信させるための指令信号を、データ送受信部1
3に出力する。
からの通話終了を示す検出信号に基づき、メッセージ録
再部12に記憶された特定の子機Bの識別符号を読み出
すとともに、その識別符号の子機Bに対して伝言有りの
信号を送信させるための指令信号を、データ送受信部1
3に出力する。
【0067】データ送受信部13は、この指令信号を受
けて特定の子機Bの識別符号信号と伝言有りを示す信号
とを無線送受信回路5に送出し、無線送受信回路5はこ
れらの信号を送信可能な周波数に変換してアンテナ6か
ら特定の子機B側に送信する。
けて特定の子機Bの識別符号信号と伝言有りを示す信号
とを無線送受信回路5に送出し、無線送受信回路5はこ
れらの信号を送信可能な周波数に変換してアンテナ6か
ら特定の子機B側に送信する。
【0068】この信号は特定の子機Bの無線送受信回路
18によって受信され、ここで元の信号に復調されてデ
ータ送受信部24に与えられる。データ送受信部24で
は、この受信信号に含まれる識別符号信号によって親機
Aと自らの子機Bとの関係を調べ、この識別信号が自ら
に割り当てられた識別信号であるときには、その識別信
号と応答信号とを無線送受信回路18に送出し、無線送
受信回路18はこれらの信号を送信可能な周波数に変換
してアンテナ17から親機A側に送信する。
18によって受信され、ここで元の信号に復調されてデ
ータ送受信部24に与えられる。データ送受信部24で
は、この受信信号に含まれる識別符号信号によって親機
Aと自らの子機Bとの関係を調べ、この識別信号が自ら
に割り当てられた識別信号であるときには、その識別信
号と応答信号とを無線送受信回路18に送出し、無線送
受信回路18はこれらの信号を送信可能な周波数に変換
してアンテナ17から親機A側に送信する。
【0069】また、データ送受信部24は、受信された
信号に含まれる伝言有りを示す信号を制御部26に送出
する。制御部26では、この伝言有りを示す信号に基づ
き、表示回路21に制御信号を出力し、表示回路21を
駆動して伝言有りの表示を行わせる。この表示は、LE
Dや液晶表示装置等の表示画面に文字表示される。ただ
し、伝言有りを示すランプ等の点灯(又は点滅)表示で
あってもよい。
信号に含まれる伝言有りを示す信号を制御部26に送出
する。制御部26では、この伝言有りを示す信号に基づ
き、表示回路21に制御信号を出力し、表示回路21を
駆動して伝言有りの表示を行わせる。この表示は、LE
Dや液晶表示装置等の表示画面に文字表示される。ただ
し、伝言有りを示すランプ等の点灯(又は点滅)表示で
あってもよい。
【0070】一方、親機Aでは、特定の子機Bから送信
されてきた識別符号信号と応答信号とを無線送受信回路
5によって受信し、無線送受信回路5はこれらの信号を
元の信号に復調してデータ送受信部13に送出する。制
御部15では、データ送受信部13から送られてきた応
答信号に基づき、特定の子機Bへの伝言メッセージの送
出動作を終了する。
されてきた識別符号信号と応答信号とを無線送受信回路
5によって受信し、無線送受信回路5はこれらの信号を
元の信号に復調してデータ送受信部13に送出する。制
御部15では、データ送受信部13から送られてきた応
答信号に基づき、特定の子機Bへの伝言メッセージの送
出動作を終了する。
【0071】(3) 複数台の子機Bのうち特定の子機
B2に対して別の子機B1から伝言メッセージを録音す
る場合。
B2に対して別の子機B1から伝言メッセージを録音す
る場合。
【0072】子機B1の使用者であるメッセージの伝達
者が、その子機B1を取り上げて機能ボタン22に含ま
れる伝言メッセージの録音ボタンを操作した後、これか
ら送信する伝言メッセージがどの子機Bに対しての伝言
メッセージであるのかを示す識別符号を入力操作する。
ボタン識別部25はこれらの操作を識別し、その識別し
た操作信号を制御部26に与える。
者が、その子機B1を取り上げて機能ボタン22に含ま
れる伝言メッセージの録音ボタンを操作した後、これか
ら送信する伝言メッセージがどの子機Bに対しての伝言
メッセージであるのかを示す識別符号を入力操作する。
ボタン識別部25はこれらの操作を識別し、その識別し
た操作信号を制御部26に与える。
【0073】制御部26は、この操作信号によりデータ
送受信部24を制御する指令信号を送出する。データ送
受信部24は、この指令信号により伝言メッセージの録
音信号や識別符号信号等を無線送受信回路18に送出
し、無線送受信回路18はこれらの信号を送信可能な周
波数に変換してアンテナ17から親機A側に送信する。
送受信部24を制御する指令信号を送出する。データ送
受信部24は、この指令信号により伝言メッセージの録
音信号や識別符号信号等を無線送受信回路18に送出
し、無線送受信回路18はこれらの信号を送信可能な周
波数に変換してアンテナ17から親機A側に送信する。
【0074】この送信信号は、親機Aのアンテナ6を介
して無線送受信回路5によって受信され、ここで元の信
号に復調されてデータ送受信部13に与えられる。デー
タ送受信部13では、伝言メッセージの録音信号を受け
て応答信号と親子間の無線通信路設定信号とを無線送受
信回路5に送出し、無線送受信回路5はこれらの信号を
送信可能な周波数に変換してアンテナ6から子機B1側
に送信する。これにより、親機Aと子機B1との間で無
線通信路が形成される。
して無線送受信回路5によって受信され、ここで元の信
号に復調されてデータ送受信部13に与えられる。デー
タ送受信部13では、伝言メッセージの録音信号を受け
て応答信号と親子間の無線通信路設定信号とを無線送受
信回路5に送出し、無線送受信回路5はこれらの信号を
送信可能な周波数に変換してアンテナ6から子機B1側
に送信する。これにより、親機Aと子機B1との間で無
線通信路が形成される。
【0075】これと同時に、親機Aの制御部15は、子
機B1から送られてきた識別符号信号に基づき、その識
別符号が割り当てられている特定の子機B2に対しての
録音モードを設定し、メッセージ録再部12に録音信号
を出力する。メッセージ録再部12は、この録音信号に
基づいて音声合成分析回路7を駆動する。
機B1から送られてきた識別符号信号に基づき、その識
別符号が割り当てられている特定の子機B2に対しての
録音モードを設定し、メッセージ録再部12に録音信号
を出力する。メッセージ録再部12は、この録音信号に
基づいて音声合成分析回路7を駆動する。
【0076】この後、メッセージ伝達者により、子機B
1の図示しないマイクから入力された伝言メッセージ
(音声信号)は、子機B1側の無線送受信回路18を介
してアンテナ17から親機A側に送信され、親機A側の
アンテナ6を介して無線送受信回路5によって受信さ
れ、通話回路4を介して音声合成分析回路7に導かれ
る。そして、ここで記憶可能なデータに変換されてメモ
リ8の所定の記憶領域に記憶される。
1の図示しないマイクから入力された伝言メッセージ
(音声信号)は、子機B1側の無線送受信回路18を介
してアンテナ17から親機A側に送信され、親機A側の
アンテナ6を介して無線送受信回路5によって受信さ
れ、通話回路4を介して音声合成分析回路7に導かれ
る。そして、ここで記憶可能なデータに変換されてメモ
リ8の所定の記憶領域に記憶される。
【0077】これと同時に、メッセージ録再部12は、
制御部15から与えられた特定の子機B2の識別符号
と、メッセージ伝達者から送られてきた伝言メッセージ
のメモリ8への記憶位置を示すアドレスデータとを対応
させて記憶する。
制御部15から与えられた特定の子機B2の識別符号
と、メッセージ伝達者から送られてきた伝言メッセージ
のメモリ8への記憶位置を示すアドレスデータとを対応
させて記憶する。
【0078】この後、伝言メッセージの送信を終了した
伝達者が、子機B1の機能ボタン22に含まれる通話終
了ボタンを操作すると、子機Bは通話終了信号を親機A
側に送信した後、親子間の無線通信路を開放する。
伝達者が、子機B1の機能ボタン22に含まれる通話終
了ボタンを操作すると、子機Bは通話終了信号を親機A
側に送信した後、親子間の無線通信路を開放する。
【0079】親機Aの制御部15は、子機B1からの通
話終了信号に基づき、録音モードを解除するとともに、
メッセージ録再部12に対して録音停止信号を出力す
る。メッセージ録再部12は、この録音停止信号に基づ
いて音声合成分析回路7の駆動を停止する。
話終了信号に基づき、録音モードを解除するとともに、
メッセージ録再部12に対して録音停止信号を出力す
る。メッセージ録再部12は、この録音停止信号に基づ
いて音声合成分析回路7の駆動を停止する。
【0080】また、制御部15は、データ送受信部13
からの通話終了信号に基づき、メッセージ録再部12に
記憶された特定の子機B2の識別符号を読み出すととも
に、その識別符号の子機B2に対して伝言有りの信号を
送信させるための指令信号を、データ送受信部13に出
力する。
からの通話終了信号に基づき、メッセージ録再部12に
記憶された特定の子機B2の識別符号を読み出すととも
に、その識別符号の子機B2に対して伝言有りの信号を
送信させるための指令信号を、データ送受信部13に出
力する。
【0081】データ送受信部13は、この指令信号を受
けて特定の子機B2の識別符号信号と伝言有りを示す信
号とを無線送受信回路5に送出し、無線送受信回路5は
これらの信号を送信可能な周波数に変換してアンテナ6
から特定の子機B2側に送信する。
けて特定の子機B2の識別符号信号と伝言有りを示す信
号とを無線送受信回路5に送出し、無線送受信回路5は
これらの信号を送信可能な周波数に変換してアンテナ6
から特定の子機B2側に送信する。
【0082】この信号は特定の子機B2の無線送受信回
路18によって受信され、ここで元の信号に復調されて
データ送受信部24に与えられる。データ送受信部24
では、この受信信号に含まれる識別符号信号によって親
機Aと自らの子機B2との関係を調べ、この識別符号が
自らに割り当てられた識別符号であるときには、その識
別符号信号と応答信号とを無線送受信回路18に送出
し、無線送受信回路18はこれらの信号を送信可能な周
波数に変換してアンテナ17から親機A側に送信する。
路18によって受信され、ここで元の信号に復調されて
データ送受信部24に与えられる。データ送受信部24
では、この受信信号に含まれる識別符号信号によって親
機Aと自らの子機B2との関係を調べ、この識別符号が
自らに割り当てられた識別符号であるときには、その識
別符号信号と応答信号とを無線送受信回路18に送出
し、無線送受信回路18はこれらの信号を送信可能な周
波数に変換してアンテナ17から親機A側に送信する。
【0083】また、データ送受信部24は、受信された
信号に含まれる伝言有りを示す信号を制御部26に送出
する。制御部26では、この伝言有りを示す信号に基づ
いて表示回路21に制御信号を出力し、表示回路21を
駆動して伝言有りの表示を行わせる。この表示は、LE
Dや液晶表示装置等の表示画面に文字表示される。ただ
し、伝言有りを示すランプ等の点灯(又は点滅)表示で
あってもよい。
信号に含まれる伝言有りを示す信号を制御部26に送出
する。制御部26では、この伝言有りを示す信号に基づ
いて表示回路21に制御信号を出力し、表示回路21を
駆動して伝言有りの表示を行わせる。この表示は、LE
Dや液晶表示装置等の表示画面に文字表示される。ただ
し、伝言有りを示すランプ等の点灯(又は点滅)表示で
あってもよい。
【0084】一方、親機Aでは、特定の子機B2から送
信されてきた識別符号信号と応答信号とを無線送受信回
路5によって受信し、ここで元の信号に復調してデータ
送受信部13に送出する。制御部15では、データ送受
信部13からの応答信号に基づき、特定の子機B2への
伝言メッセージの送出動作を終了する。
信されてきた識別符号信号と応答信号とを無線送受信回
路5によって受信し、ここで元の信号に復調してデータ
送受信部13に送出する。制御部15では、データ送受
信部13からの応答信号に基づき、特定の子機B2への
伝言メッセージの送出動作を終了する。
【0085】(4) 録音された伝言メッセージを特定
の子機Bによって再生する場合。特定の子機Bの使用者
(伝言メッセージを受ける側)は、子機Bの表示回路2
1に伝言有りの表示が行われていることを確認して、機
能ボタン22に含まれる伝言メッセージの再生ボタンを
操作する。ボタン識別部25はこのボタン操作を識別
し、その識別した操作信号を制御部26に与える。
の子機Bによって再生する場合。特定の子機Bの使用者
(伝言メッセージを受ける側)は、子機Bの表示回路2
1に伝言有りの表示が行われていることを確認して、機
能ボタン22に含まれる伝言メッセージの再生ボタンを
操作する。ボタン識別部25はこのボタン操作を識別
し、その識別した操作信号を制御部26に与える。
【0086】制御部26は、この操作信号によりデータ
送受信部24を制御する指令信号を送出する。データ送
受信部24は、この指令信号により伝言メッセージの識
別符号信号や再生信号等を無線送受信回路18に送出
し、無線送受信回路18はこれらの信号を送信可能な周
波数に変換してアンテナ17から親機A側に送信する。
送受信部24を制御する指令信号を送出する。データ送
受信部24は、この指令信号により伝言メッセージの識
別符号信号や再生信号等を無線送受信回路18に送出
し、無線送受信回路18はこれらの信号を送信可能な周
波数に変換してアンテナ17から親機A側に送信する。
【0087】この送信信号は、親機Aのアンテナ6を介
して無線送受信回路5によって受信され、元の信号に復
調されてデータ送受信部13に与えられる。データ送受
信部13は、受信した信号に含まれる識別符号信号が親
機Aと子機Bとで一致した場合には、応答信号と親子間
の無線通信路設定信号とを無線送受信回路5に送出し、
無線送受信回路5はこれらの信号を送信可能な周波数に
変換してアンテナ6から子機B側に送信する。これによ
り、親機Aと子機Bとの間で無線通信路が形成される。
して無線送受信回路5によって受信され、元の信号に復
調されてデータ送受信部13に与えられる。データ送受
信部13は、受信した信号に含まれる識別符号信号が親
機Aと子機Bとで一致した場合には、応答信号と親子間
の無線通信路設定信号とを無線送受信回路5に送出し、
無線送受信回路5はこれらの信号を送信可能な周波数に
変換してアンテナ6から子機B側に送信する。これによ
り、親機Aと子機Bとの間で無線通信路が形成される。
【0088】これと同時に、親機Aの制御部15は、受
信した信号に含まれる伝言メッセージの再生信号に基づ
き、メッセージ録再部12に再生信号を出力する。メッ
セージ録再部12は、この再生信号に基づいて音声合成
分析回路7を駆動し、メモリ8に記憶されている特定の
子機Bに対する伝言メッセージの記憶場所をアクセスし
て読み出す。
信した信号に含まれる伝言メッセージの再生信号に基づ
き、メッセージ録再部12に再生信号を出力する。メッ
セージ録再部12は、この再生信号に基づいて音声合成
分析回路7を駆動し、メモリ8に記憶されている特定の
子機Bに対する伝言メッセージの記憶場所をアクセスし
て読み出す。
【0089】この読み出された伝言メッセージは、通話
回路4を介して無線送受信回路5に送出され、無線送受
信回路5はこのデータを送信可能な周波数に変換してア
ンテナ6から特定の子機B側に送信する。
回路4を介して無線送受信回路5に送出され、無線送受
信回路5はこのデータを送信可能な周波数に変換してア
ンテナ6から特定の子機B側に送信する。
【0090】この送信信号は、特定の子機Bのアンテナ
17を介して無線送受信回路18によって受信され、こ
こで元の伝言メッセージ(音声信号)に変換されてアン
プ19に送出され、ここで必要なレベルまで増幅されて
スピーカ20から放音される。
17を介して無線送受信回路18によって受信され、こ
こで元の伝言メッセージ(音声信号)に変換されてアン
プ19に送出され、ここで必要なレベルまで増幅されて
スピーカ20から放音される。
【0091】これにより、特定の子機Bの使用者のみが
伝言メッセージを聞くことができるものである。
伝言メッセージを聞くことができるものである。
【0092】
【発明の効果】本発明のコードレス電話機によれば、親
機は、複数台の子機のうちある特定の子機に対してのみ
伝言メッセージを録音でき、その特定の子機に対しての
み伝言メッセージが録音されたことを示す信号を送信す
る。また、その特定の子機のみが伝言メッセージが録音
されたことを表す報知を行うことにより、その特定の子
機において何等操作を行わなくても、その子機への伝言
メッセージが録音されているか否かを容易に確認するこ
とができる。そのため、その子機の使用者は、煩雑な操
作をすることなく、伝言メッセージを聴取できるもので
ある。また、全ての子機に対する伝言メッセージは、親
機に設けられたメモリに一括して記憶されるので、従来
の親機に比べて部品点数を増加することなく、本発明の
コードレス電話機を実現することができるものである。
機は、複数台の子機のうちある特定の子機に対してのみ
伝言メッセージを録音でき、その特定の子機に対しての
み伝言メッセージが録音されたことを示す信号を送信す
る。また、その特定の子機のみが伝言メッセージが録音
されたことを表す報知を行うことにより、その特定の子
機において何等操作を行わなくても、その子機への伝言
メッセージが録音されているか否かを容易に確認するこ
とができる。そのため、その子機の使用者は、煩雑な操
作をすることなく、伝言メッセージを聴取できるもので
ある。また、全ての子機に対する伝言メッセージは、親
機に設けられたメモリに一括して記憶されるので、従来
の親機に比べて部品点数を増加することなく、本発明の
コードレス電話機を実現することができるものである。
【図1】本発明のコードレス電話機を構成する親機の電
気的ブロック図である。
気的ブロック図である。
【図2】本発明のコードレス電話機を構成する子機の電
気的ブロック図である。
気的ブロック図である。
A 親機 1 電話回線 4 通話回路 5 無線送受信回路 7 音声合成分析回路 8 メモリ 11 制御回路 12 メッセージ録再部 13 データ送受信部 14 録再操作検出部 16 機能ボタン B 子機 18 無線送受信回路 21 表示回路 22 機能ボタン 23 制御回路 24 データ送受信部 25 ボタン識別部
Claims (2)
- 【請求項1】 電話回線に接続されるとともにメッセー
ジの録音機能を有する親機と、この親機とはそれぞれが
無線回線によって接続された複数台の子機とを備えたコ
ードレス電話機において、 前記複数台の子機のそれぞれに固有のコードが割り当て
られており、 前記親機には、 伝言メッセージを送出すべき特定の子機のコードを記憶
するとともに、その子機のコードとともに入力される伝
言メッセージの録音と再生とを行うメッセージ録再手段
と、 このメッセージ録再手段によって伝言メッセージの録音
終了後、前記特定の子機からの再生要求があったときの
み、伝言メッセージを再生して前記特定の子機に送信す
る制御を行う制御手段とが設けられ、 前記メッセージ録再手段は、メッセージ録再部と音声合
成分析回路とメモリとによって構成され、親機に設けら
れた前記メモリに全ての子機に対する伝言メッセージを
一括して記憶する ことを特徴とするコードレス電話機。 - 【請求項2】 電話回線に接続されるとともにメッセー
ジの録音機能を有する親機と、この親機とはそれぞれが
無線回線によって接続された複数台の子機とを備えたコ
ードレス電話機において、 前記複数台の子機のそれぞれに固有のコードが割り当て
られており、 前記親機には、 伝言メッセージを送出すべき特定の子機のコードを記憶
するとともに、その子機のコードとともに入力される伝
言メッセージの録音と再生とを行うメッセージ録再手段
と、 このメッセージ録再手段によって伝言メッセージの録音
終了後、記憶されたコードを読み出し、その読み出した
コードの子機に対して発信動作を行い、伝言有りを示す
信号をその発信先の子機に送信する制御を行うととも
に、発信先の子機からの再生要求により、伝言メッセー
ジを再生して発信先の子機に送信する制御を行う制御手
段とが設けられ、前記メッセージ録再手段は、メッセージ録再部と音声合
成分析回路とメモリと によって構成され、親機に設けら
れた前記メモリに全ての子機に対する伝言メッセージを
一括して記憶し、 前記複数台の子機のそれぞれには、 自らに送信されてきた前記親機からの伝言有りの信号を
受信することにより、伝言有りの表示を行う表示手段
と、 この表示手段に表示された表示内容に基づき、当該子機
の使用者の操作によって前記親機に対し伝言メッセージ
の再生要求を行う再生要求手段とが設けられたことを特
徴とするコードレス電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3068857A JP2638326B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3068857A JP2638326B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | コードレス電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05300225A JPH05300225A (ja) | 1993-11-12 |
JP2638326B2 true JP2638326B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13385763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3068857A Expired - Fee Related JP2638326B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638326B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006135639A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Sanyo Electric Co Ltd | コードレス電話機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03232351A (ja) * | 1990-02-07 | 1991-10-16 | Fujitsu Ltd | コードレス電話システム |
JP2765163B2 (ja) * | 1990-03-05 | 1998-06-11 | ソニー株式会社 | コードレステレホン |
JP2567731B2 (ja) * | 1990-09-20 | 1996-12-25 | 三洋電機株式会社 | 無線電話装置 |
JPH04220047A (ja) * | 1990-12-20 | 1992-08-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 留守番電話機装置 |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP3068857A patent/JP2638326B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05300225A (ja) | 1993-11-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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