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JPH0592577A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

Info

Publication number
JPH0592577A
JPH0592577A JP3255196A JP25519691A JPH0592577A JP H0592577 A JPH0592577 A JP H0592577A JP 3255196 A JP3255196 A JP 3255196A JP 25519691 A JP25519691 A JP 25519691A JP H0592577 A JPH0592577 A JP H0592577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recovery operation
ink
ejection
recording
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3255196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Yano
健太郎 矢野
Hiromitsu Hirabayashi
弘光 平林
Naoji Otsuka
尚次 大塚
Hitoshi Sugimoto
仁 杉本
Kiichiro Takahashi
喜一郎 高橋
Miyuki Matsubara
美由紀 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3255196A priority Critical patent/JPH0592577A/ja
Priority to US07/953,117 priority patent/US6227646B1/en
Priority to EP92308872A priority patent/EP0540174B1/en
Priority to DE69219555T priority patent/DE69219555T2/de
Priority to CA002079546A priority patent/CA2079546C/en
Publication of JPH0592577A publication Critical patent/JPH0592577A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/1652Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録装置において、その装置
の使用頻度に応じた最適な吐出回復動作を行うことによ
り、不必要なインク消費を抑制するとともに、装置の小
型化を可能とする。 【構成】 ステップS220で記録動作中にユーザーの
指示によって過去に行われた吐出回復動作の回数MPが
比較的多い2回以上であると判断されると、本装置は比
較的吐出回復動作を必要とする条件下にあるとし、ステ
ップS221,S222,S223で電源オン時に行わ
れる吐出回復動作の回数Pを増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に関し、詳しくは記録ヘッドの吐出回復のための機構
を具えたインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワープ
ロ等のOA機器が広く普及しており、これら機器におい
て入力,処理された情報を出力する記録方式としては、
例えばワイヤードット方式,熱転写方式,インクジェッ
ト方式等、種々の記録方式が知られている。これらの記
録方式は、それぞれの方式よりなる記録ヘッドにより搬
送される記録シート等に記録を行うものであり、それぞ
れの記録ヘッドにはその方式によって大きな構造上の差
がある。
【0003】インクジェット方式の記録装置において
は、比較的微細な断面積を有した吐出口からインクを吐
出して記録を行う。このため、インクの乾燥による増
粘、また吐出口やその近傍に付着した塵等によって吐出
口の目詰まりや吐出方向の偏向等を生じ、記録不良を引
き起こすことがある。これを防ぐため、記録ヘッドに対
するインクの吸引あるいは加圧を行って増粘したインク
等を記録ヘッドから強制的に排出させる吐出回復機構を
備えるのが一般的である。
【0004】従来、上述のような強制的なインク排出に
よる吐出回復動作は、インクジェット記録装置に備えら
れた回復用スイッチをユーザーが操作した時や、また装
置の電源投入直後や、前回の回復動作時から一定時間経
過する毎に、自動的に行うといった方式によって行われ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の吐出回復処理方式にあっては、ユーザーによる操作の
場合、一般にどのような条件の時、回復処理を指示する
スイッチを押せばよいかについてユーザーが判断するこ
とは困難である。また、回復処理のための操作が面倒で
あったり、不必要な回復処理が行われてインク消費量増
大にもつながるという問題がある。
【0006】また、電源投入時に自動的に吐出回復動作
を行う場合には、電源のオン,オフを頻繁に行うユーザ
ーにあっては不必要な回復動作が行われる可能性が高く
なり、この場合もインクを消費してしまう。
【0007】さらに、一定時間毎に自動的に回復動作を
行う場合には、回復動作の間隔をカウントするタイマが
必要になる。このタイマは装置の電源がオフされている
場合にも経過時間をカウントしなければならないため、
電源オフ時用の、例えばバックアップ電源を持たねばな
らない。バックアップ用の電源は一般的に装置の寿命よ
りも短く、ユーザーによる交換が必要であり、そのため
の手間がかかることになる。また、最適な回復動作の間
隔は、記録装置自体の使用頻度によって大きく異なるの
で、予め最適間隔に設定しておくことは困難である。
【0008】加えて、以上の各方式において吐出回復動
作の回数が増大するとインク消費量の増大を招く。さら
にそれに伴って、排出したインクを溜めておくための廃
インクタンクが大型化し、記録装置小型化の妨げにもな
る。
【0009】また、廃インク以外に廃インク吸収体を用
いる構成にあっては、一般に、これを大量に設けること
が行われており、この場合にも、担当の安全係数をかけ
た多大なものとなってしまう。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決し、電源
オフ時の時間のカウントを必要とせずに、記録装置の使
用条件や使用頻度に応じた最適な記録ヘッドの吐出回復
動作を行うことにより、不必要なインク消費を防止し、
また、廃インクタンクの負荷を低減して記録装置の小型
化を可能としたインクジェット記録装置を提供すること
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
被記録媒体にインクを吐出することにより記録を行うイ
ンクジェット記録装置において、インクを吐出するため
の記録ヘッドと、該記録ヘッドにインクを供給すること
により、当該記録ヘッドの吐出状態を良好に保つための
吐出回復動作を行う吐出回復手段と、該吐出回復手段に
より行われた吐出回復動作の量を記憶する記憶手段と、
該記憶手段が記憶する前記量に基づいて、前記吐出回復
手段が行うべき吐出回復動作を制御する回復動作量制御
手段と、を具えたことを特徴とする。
【0012】また、被記録媒体にインクを吐出すること
により記録を行うインクジェット記録装置において、イ
ンクを吐出するための記録ヘッドと、該記録ヘッドにイ
ンクを供給することにより、当該記録ヘッドの吐出状態
を良好に保つための吐出回復動作を行う吐出回復手段
と、当該インクジェット記録装置の使用頻度を検出する
検出手段と、該検出手段が検出する使用頻度に応じて前
記吐出回復手段が行う吐出回復動作を制御する回復動作
量制御手段と、を具えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】以上の構成によれば、過去に行われた吐出回復
動作の量や装置の使用頻度に応じて吐出回復動作の量が
定められる。これにより、その装置の使用条件や使用頻
度に応じた適切な吐出回復動作を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】(第1実施例)図1は、本発明の実施例に
かかるインクジェット記録装置の概略斜視図である。
【0016】まず、記録装置の全体構成を説明すると、
図において、被記録媒体としての記録シート1は、紙あ
るいはプラスチックシート等よりなる。不図示のカセッ
ト等に複数枚積層されたシート1は給紙ローラ(不図
示)によって1枚ずつ分離されて給紙される。この給紙
されたシート1は一定間隔を隔てて配置され、それぞれ
個々のステッピングモータ(図示せず)によって駆動さ
れる第1搬送ローラ対3および第2搬送ローラ対4によ
って図中矢印A方向に搬送される。
【0017】記録シート1にインクを吐出して記録を行
うための記録ヘッド5に対して、インクは不図示のイン
クカートリッジからサブタンク10を介して供給され
る。記録ヘッド5は、記録シート1の搬送方向に配列す
る複数の吐出口それぞれから画像信号に応じてインクを
吐出する。この吐出方式は、記録ヘッド5の各吐出口に
連通する液路のそれぞれに配設された電気熱変換体が、
上記画像信号に応じて熱を発生し、この熱を利用してイ
ンク中に気泡を生成することによってインクを吐出する
ものである。この記録ヘッド5およびサブタンク10は
キャリッジ6に搭載される。キャリッジ6には、ベルト
7の一部が接続し、ベルト7はプーリ8a,8bによっ
て張設される。そしてプーリ8aはキャリッジモータ2
3の駆動軸に取付けられる。これにより、キャリッジモ
ータ23の駆動によってキャリッジ6がガイドシャフト
9に沿って往復走査することが可能となる。
【0018】上記構成により、記録ヘッド5は図中矢印
B方向に移動しながら画像信号に応じてインクを記録シ
ート1に吐出し記録を行う。また、必要に応じて記録ヘ
ッド5はホームポジションに戻って吐出回復装置2によ
り吐出口内の増粘インクの除去等吐出回復動作を行う。
上記記録ヘッド5の移動に伴うインク吐出口による1行
分の記録が行われる毎に、搬送ローラ対3,4が駆動さ
れて記録シート1が矢印A方向に1行分搬送される。こ
れを繰返すことによって記録シート1に所定の記録が行
われる。回復装置2に隣接して設けられるブレード30
は、記録ヘッド5の移動によってその吐出口面と係合
し、吐出口面に付着した水滴,ゴミ等の除去を行う。
【0019】図2は上述したインクジェット記録装置の
各部を動作させるための制御系の一例を示すブロック図
である。
【0020】図2において、制御部20は、例えばマイ
クロプロセッサ等からなるCPU20a,CPU20a
の制御プログラムや各種データを格納しているROM2
0b,CPU20aのワークエリアとして使用されると
ともに、各種データの一時保管等を行うRAM20cお
よび電源のオン,オフに左右されずに、電源オン直後の
最適クリーニング回数,自動クリーニングを行った回
数,手動クリーニングを行った回数等のデータを記憶す
ることができる読み書き可能な不揮発性のEEPROM
20d等からなる。インタフェース21は以下に示す被
制御各部と制御部20との間の信号の授受を媒介する。
操作パネル22は、オペレータが本記録装置に指示入力
等を行うためのキー等を具える。各モータ(キャリッジ
駆動用のモータ23,給紙モータ駆動用のモータ24,
第1搬送ローラ対駆動用のモータ25,第2搬送ローラ
対駆動用のモータ26)はドライバ27を介して駆動さ
れる。記録ヘッド5は制御部20からの画像信号に基づ
いたヘッドドライバ28の駆動によりインク吐出を行
う。タイマ30は本装置の電源オンの時間を計算する。
【0021】上述の制御系において、制御部20はイン
タフェース21を介して操作パネル22からの各種情報
(例えば文字ピッチ,文字種類等)を入力し、外部装置
29からの画像信号を入力する。また、制御部20はイ
ンタフェース21を介して各モータ23〜26を駆動さ
せるためのオン,オフ信号および画像信号を出力する。
さらに、必要に応じてタイマ30をセット/リセットす
るとともにタイマの時間情報を入力する。
【0022】上述したようなインクジェット記録装置に
おいては、例えば、記録シートの紙粉が吐出口に付着し
てしまうような偶発的な場合以外にも以下のような理由
で記録ヘッドの吐出回復処理を必要とする。
【0023】前述のとおり、インクジェット記録ヘッド
にあっては、吐出口近傍のインクは、吐出が行われない
場合、時間の経過とともに増粘し吐出が不安定になるこ
とがある。また、インクタンクからサブタンクまでのチ
ューブやサブタンクから記録ヘッドまでのチューブ等の
インク流路内のインクも時間とともに増粘し、流路抵抗
が増加する。さらに、サブタンク内のインク量もインク
水分の蒸発等によって変化する。このように、記録ヘッ
ドおよびインクタンクから記録ヘッドに至るインク路に
おいてインク水分蒸発によるインク増粘やインク量変化
に対応するための吐出回復動作によるインク供給が必要
となる。
【0024】しかしながら、電源オンのたびに吐出回復
動作を行う構成では、電源オン,オフをこまめに行うユ
ーザーにとって回復動作が無駄なものになってしまう。
これに対し、一定時間毎に回復動作を行うよう制御する
ことが考えられるが、この場合は、電源オフの時にもタ
イマを動作させるための、例えばバックアップ電源が必
要であり、前述のような問題が生じてしまう。
【0025】本実施例では、電源投入直後に、あるいは
電源投入時に、装置毎に必要な間隔で必要な回数だけ吐
出回復動作が行われるので、上記問題が解消される。
【0026】この制御の詳細を以下に具体的に説明す
る。
【0027】本実施例では、EEPROM20dには、
以下の3つの情報が書き込まれている。すなわち、図3
に示すように、EEPROM20dの アドレスn に「電源オン時に行う自動吐出回復動作
の回数;P」 アドレスn+1に「自動吐出回復動作を行った回数;A
P」 アドレスn+2に「手動吐出回復動作を行った回数;M
P」 (ただし、初期時は、P=1,AP=MP=0) がそれぞれ格納されている。
【0028】なお、ここで吐出回復動作の回数とは、上
述したように回復装置による記録ヘッド内インクの吸引
または加圧の1回あるいは所定回数の1単位をいう。こ
の1回または所定回数は具体的な装置の仕様に応じて定
められる。また、自動吐出回復動作とは、装置側が電源
オン時所定時間間隔で自動的に行うものであり、手動吐
出回復動作とは、ユーザー(オペレータ)のキー入力等
の指示によって行うものである。これら回復動作の実体
は、装置が所定の機構によって自動的に行うものであ
り、同一のものである。
【0029】上記情報に基づき、電源オン直後(電源オ
ン時)にはP回の自動吐出回復動作が行われ、その後予
め設定されている時間間隔で(本実施例では24時間間
隔で)自動吐出回復動作が1回ずつ行われる。そして、
この間に上記自動吐出回復動作が行われた時には、EE
PROM20dのアドレス「n+1」の値に1を加えて
更新し(AP=AP+1)、手動吐出回復動作が行われ
た時には、EEPROM20dのアドレス「n+2」の
値に1を加えて更新する(MP=MP+1)。
【0030】また、自動吐出回復動作の回数が一定回数
を超えた場合には、自動吐出回復動作の回数および手動
吐出回復動作の回数を比較する。この比較で手動吐出回
復動作の回数が多い場合、それは、そのユーザーの使用
方法では現状の自動吐出回復動作の回数が不足している
と判断し、電源オン時の自動吐出回復動作の回数Pを増
やすよう制御する。すなわち、EEPROM20dのア
ドレス「n」の内容をインクリメントする。逆に、手動
吐出回復動作の回数が少なければその内容Pをデクリメ
ントする。本実施例では、自動吐出回復動作が20回を
超えた時点で上記比較を行い、その時点で手動吐出回復
動作の回数が2回以上であったならば電源オン時の自動
吐出回復動作の回数Pをインクリメントし、0回の時に
はPをデクリメントし、1回の時には適当と判断し現状
の設定を変えないよう制御する。
【0031】次に、上述した制御を図4〜図6のフロー
チャートを参照して具体的に説明する。
【0032】図4は電源オン直後の動作のフローチャー
トである。
【0033】電源がオンされると、ステップS110で
電源オン直後の最適クリーニング回数PをEEPROM
20dのアドレス「n」から読込み、RAM20cに記
憶する。次にP=0となるまで自動吐出回復動作を繰返
す。すなわち、ステップS120でP=0でないと判断
されるうちは、まずステップS121で自動吐出回復動
作を1回行い、ステップS122で変数Pの値をデクリ
メントする(P=P−1)。また、自動吐出回復動作が
1回行われたので、EEPROM20dのアドレス「n
+1」からまず今までに行われた自動吐出回復動作の回
数を変数APとして読込み、ステップS124でAPを
インクリメントし(AP=AP+10)、ステップS1
25でアドレス「n+1」に再格納(更新)した後ステ
ップS120の判断に戻る。
【0034】ステップS120で電源オン直後のP回の
吐出回復動作が終了したと判断したら、ステップS13
0で自動吐出回復動作の回数を変数APとして読み込
む。そして、ステップS140でこの回数APが20回
未満であれば(AP<20)、ステップS150でタイ
マをリセットしてスタートさせて電源オン直後の吐出回
復にかかる処理を終了する。ステップS140でAP<
=20と判断した時には、図5に示す「吐出回復動作回
数リセットルーチン」に進む。
【0035】「吐出回復動作回数リセットルーチン」に
進むと、図5のように、まず、ステップS210で、E
EPROM20dのアドレス「n+2」に格納された手
動吐出回復動作回数MPを読み込む。次に、ステップS
220でこのMPの値が2以上か否かを判断する。ここ
で、MPが2以上であったならば、すなわち、自動吐出
回復動作が20回行われるうちに手動吐出回復動作が2
回以上行われていた場合には、本ユーザーの使用モード
にあっては現状の自動吐出回復動作の回数の設定が不十
分であったとし、アドレス「n」の電源オン時自動吐出
回復動作回数Pを1回増やす。すなわちPをインクリメ
ントして更新する(ステップS221,S222,S2
33)。
【0036】逆に、ステップS220の判断でMPが2
未満で、さらにステップS230の判断でMPが0であ
った場合には、不必要に多くの吐出回復動作が自動的に
行われてしまっているとし、Pをデクリメントして更新
する(ステップS231,S232,S233)。
【0037】これら一連の電源オン直後の吐出回復動作
回数の更新が終了したら、ステップS240でMP,A
Pをリセットする。すなわち、EEPROM20dのア
ドレス「n+1」,「n+2」に格納されている自動吐
出回復動作回数APと手動吐出回復動作回数MPの累計
をそれぞれゼロに設定し直す(ステップS250,S2
60)。
【0038】本吐出回復動作回数リセットルーチンの戻
り先は図4のステップS150であるので、リターン後
はステップS150のタイマのリセットを行って計時を
スタートさせ、電源オン直後の制御を終了する。
【0039】次に、電源オン後放置時の制御を図6を用
いて説明する。
【0040】電源オン後放置時は以下の3つの事項を確
認しながら放置されている。すなわち、1つ目は記録命
令の割り込みである。記録命令が入った場合には(ステ
ップS300)、ステップS301の記録処理ルーチン
に分岐し、図1に示すキャリッジ6の移動に伴う記録ヘ
ッド5からインク吐出等通常の記録処理を行う。
【0041】記録命令がない場合、あるいは記録処理ル
ーチンを終了すると、第2の確認として、ステップS3
10でユーザーのキー操作による吐出回復動作命令の割
り込みを確認する。手動吐出回復動作命令が入った場合
には、ステップS311で、まず、吐出回復動作を行
い、その後、手動吐出回復動作回数の累積値の更新を行
う(ステップS312〜S314)。詳しくは、EEP
ROM20dのアドレス「n+2」に格納されているデ
ータを読み込み、インクリメントして再格納する。そし
て、これら処理の後、ステップS315でタイマをリセ
ットし、再スタートさせ、ステップS320の処理へ移
る。
【0042】手動吐出回復動作命令がなかった場合、あ
るいは手動の吐出回復動作を終了して本ルーチンに戻る
と、第3の確認として、ステップS320でタイマの示
す時間を確認する。このタイマは電源オンもしくは吐出
回復動作後にリセットされている。本実施例ではタイマ
が24時間を超えていなければ吐出回復動作制御は行わ
ず、ステップS300の記録命令割り込み確認に戻る。
しかし、24時間を超えていた場合には、例え記録を行
っていたとしても吐出口やインク路の増粘、あるいはサ
ブタンクのインク容量の最適化のために吐出回復動作を
行い記録ヘッド内に新たなインクを多量に流通させる必
要があると判断し、吐出回復動作ルーチンに進む。すな
わちステップS330で、まず吐出回復動作を行う。そ
して、ステップS340,S350,S360で、EE
PROM20d内の自動吐出回復動作回数の累積値をイ
ンクリメントして更新する。次にステップS370で自
動吐出回復動作の回数の累積が20以上となったかどう
かを判断し、20回以上であった場合には、ステップS
200で図5に示した「吐出回復動作回数リセットルー
チン」のサブルーチンに飛び、電源オン時吐出回復動作
回数の最適化を行い、その後、自動吐出回復動作回数,
手動吐出回復動作回数のリセットを行う。そして、ステ
ップS380でタイマをリセットし再スタートさせ、ス
テップS300の記録命令割り込み確認に戻る。
【0043】以上のごとく制御を行うことにより、電源
オフ時に時間を計測するためタイマのバックアップ用の
電源を具えて一定時間間隔で吐出回復動作を行ったり、
電源オン直後に要,不要に関わりなく吐出回復動作を行
ったりすることなく、記録装置の使用頻度を判断して最
適な間隔で記録ヘッドの吐出回復動作を行うことができ
る。この結果、不必要なインク消費を防止し、ランニン
グコストを抑えることができるとともに、排インクタン
クの容量を低減し、記録装置の小型化を可能としたイン
クジェット記録装置を提供できる。
【0044】なお、本実施例では、吐出回復動作の回数
を最適化しているが、例えば回復量(回復動作1回当た
りの吸引量)などのクリーニング能力を可変にして最適
化してもよい。
【0045】また、電源オン直後の吐出回復動作回数は
無限にインクリメント,デクリメントされるのではな
く、最小値,最大値を設定し、それ以上にも以下にもな
らないように設定してもよい。
【0046】さらに、吐出回復動作の必要度合いは、周
囲環境によっても影響されるので、電源オン直後の必要
な吐出回復動作回数データが、温度,湿度とのマトリッ
クスで格納されている形式であってもよい。
【0047】本実施例で用いている定数、例えば、図5
に示すステップS220の分岐基準の{MP>=2}の
2や、ステップS230の{MP=0}の0、図6のス
テップS320の{t<=24}の24や、ステップS
370の{AP>=20}の20等の定数は、本装置の
構成や位置づけ等により可変であることはいうまでもな
い。
【0048】(第2実施例)吐出回復動作間隔を最適化
する他の実施例について以下に説明する。
【0049】前記第1実施例では、手動吐出回復動作の
頻度が高い場合には、電源オン時の吐出回復動作回数、
あるいは回復量を増減することで最適化を図ったが、電
源オン後放置時のタイマによる吐出回復動作間隔を増減
する制御であってもよい。
【0050】図7は本実施例における「吐出回復動作回
数リセットルーチン」のフローチャートである。
【0051】このルーチンでは、自動吐出回復動作の頻
度と比較して手動吐出回復動作の頻度が高すぎないか、
低すぎないかを判断する。これに応じて、前記第1実施
例では、頻度が高すぎた場合には電源オン直後の吐出回
復動作回数が増えるよう制御したが、本実施例では、さ
らにタイマによる吐出回復動作間隔も短くなるように制
御する。
【0052】そのためにEEPROM20dのアドレス
「m」にタイマによる回復の間隔を示す値Iを格納す
る。すなわち、タイマによる吐出回復動作間隔は上記ア
ドレス「m」に格納されている値(時間)毎に行われる
ようにする(図8のステップS820)。よって、図7
の「吐出回復動作回数リセットルーチン」で、手動吐出
回復動作の頻度が高いと推定された場合には、ステップ
S721,S722で電源オン時の吐出回復動作回数を
インクリメントした後に、ステップS771,S772
でタイマ回復間隔Iをデクリメントすることにより、吐
出回復動作間隔を短縮する。同様に、手動吐出回復動作
回数が少ないと推定したときには、タイマ回復間隔Iを
インクリメントし(ステップS781,S782)、吐
出回復動作間隔を長くする。
【0053】前記第1実施例では、電源のオン,オフを
余り行わないユーザーに対しては最適化の効果が薄い場
合が考えられるが、本実施例では、電源オン後の放置の
間の吐出回復動作を行う間隔が最適化されるため、頻繁
に電源をオン,オフするユーザーに対しては勿論のこ
と、オン,オフを余り行わないユーザーに対しても、よ
りユーザーの使用状況にあった吐出回復制御が可能とな
る。
【0054】また、本実施例ではタイマ回復間隔と、電
源オン時吐出回復の回数の双方の情報を格納し最適化し
ているが、本実施例に挙げたタイマ回復間隔だけで制御
してもよい。
【0055】さらに、吐出回復動作間隔を可変にするの
ではなく、1回当たりの回復量を可変にする方式であっ
てもよい。
【0056】加えて、電源オン後放置時の吐出回復動作
間隔、あるいは回復量を、前記第1実施例同様周囲環境
の温度,湿度のマトリックスで格納されている方式であ
ってもよい。
【0057】(第3実施例)吐出回復動作間隔を最適化
するさらに他の実施例について以下に説明する。
【0058】前記第2実施例では、電源オン後放置時の
回復間隔は可変であるが、その変化の量は一定であっ
た。しかし、回復間隔の変化量は必ずしも一定である必
要はない。すなわち、電源オフ時には長時間吐出回復動
作が行われていない場合が想定できるので、電源オン後
の当初は吐出回復動作の間隔の変化量を短めにして回復
間隔が大きく変化しないようにし、比較的短い間隔で吐
出回復動作を行うようにする。そして、電源オン後、時
間を経るにつれて徐々に上記変化量を大きくしていく方
式にする。このための構成として、例えばタイマ回復間
隔Iを関数の形でEEPROM20dに格納しておく。
そして、この関数を複数格納しておき手動吐出回復動作
の頻度によって最適関数を選択し、電源オン後放置時の
吐出回復動作の制御を行う。
【0059】このような制御を行うことにより、より一
層吐出回復動作の回数を減少でき、不必要なインク消費
を防止しランニングコストを抑えることができるととも
に、廃インクタンクの容量を低減し記録装置の小型化を
可能としたインクジェット記録装置を提供することが可
能となる。
【0060】なお、上記回復間隔の変化量が徐々に延び
ていく方式の他に、ランダムな変化量制御とすることも
でき、装置の構成に最適な制御を選択することができ
る。
【0061】(第4実施例)上記各実施例では、最適吐
出回復動作回数、あるいは回復間隔は手動吐出回復動作
の頻度に応じて設定していたが、装置における電源オン
状態にある平均時間(以下、電源オン時間)を上記設定
の因子の1つに加えてもよい。すなわち、EEPROM
20dに最近数回の電源オン時間を格納しておき、平均
電源オン時間から最適な吐出回復動作の回数,回復間隔
を設定する。
【0062】電源を頻繁にオン,オフするユーザーの場
合、1回当たりの電源オン時間は短くなるので、電源オ
ン後の放置時に制御される前述のタイマによる回復動作
が実施されることは少ない。よって、このようなユーザ
ーの場合の最適な吐出回復動作の制御は、主に電源オン
直後の吐出回復動作に重点を置いた方が効果的である。
従って、例えば電源オン時間の平均が5時間に満たない
ユーザーの場合には、電源オン時吐出回復動作回数Pの
増減を、例えば2段階(P=P−2)ずつ行う。
【0063】またその逆に電源のオン,オフをあまり行
わないユーザーの場合には、電源オン放置中のタイマ回
復間隔Iを、例えば2段階ずつ増減してできるだけ早期
にユーザーの使用状況にあった最適な吐出回復動作を行
えるようにする。
【0064】また、本発明はユーザーの使用状況に応じ
て、最適な吐出回復動作に近付けるよう制御されるの
で、ユーザーの使用状況が歴然と変化した場合には最適
ではなくなり、場合によっては、現状の吐出回復制御が
弊害にもなり得る。しかし、この場合、本実施例の場合
には、ユーザーの過去にわたっての平均電源オン時間が
格納されているので、使われ方が変わったかどうか電源
オン時間の変化から推定できる。従って、例えば最近1
0回の平均電源オン時間が過去の平均電源オン時間の2
倍以上になった場合には、使用状況が明らかに変化した
として、現状の設定は解除し、初期の吐出回復制御に戻
し、再度最適化を図っていくよう制御することもでき
る。
【0065】なお、本発明によれば、適正な回復条件を
必要時のみ行うようにできるので、従来のユーザーによ
る手動回復キーを省略することができる。また、従来の
ユーザーによる手動回復キーに対して上記判別に基づい
て、手動回復キーの「使用不要」を禁止モードとして行
ったり、「回復せずに良好な記録可能」といった表示を
行うようにすることもできる。本発明においては請求項
1と4との複合構成も好ましい発明となることはいうま
でもない。
【0066】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0067】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0068】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0069】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0070】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0071】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0072】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0073】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0074】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、過去に行われた吐出回復動作の量や装置の使
用頻度に応じて吐出回復動作の量が定められる。これに
より、その装置の使用条件や使用頻度に応じた適切な吐
出回復動作を行うことができる。この結果、不必要なイ
ンク消費を防止してランニングコストを抑え、また、廃
インクタンクの容量を低減でき記録装置の小型化を可能
としたインクジェット記録装置を提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるインクジェット記録装
置の概略斜視図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録装置の制御構
成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したEEPROMの内容を示す模式図
である。
【図4】本発明の第1実施例にかかる電源オン時の処理
を示すフローチャートである。
【図5】図4に示した吐出回復動作回数リセット処理を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施例にかかる電源オン後の処理
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例にかかる吐出回復動作回数
リセット処理を示すフローチャートである。
【図8】上記第2実施例にかかる電源オン後の処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録シート 2 吐出回復装置 3 第1搬送ローラ 4 第2搬送ローラ 5 記録ヘッド 6 キャリッジ 7 ベルト 8a,8b プーリ 9 ガイドシャフト 10 サブタンク 20 制御部 20a CPU 20b ROM 20c RAM 20d EEPROM 21 インタフェース 22 操作パネル 23,24,25,26 モータ 27,28 ドライバ 29 外部装置 30 タイマ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】ステップS120で電源オン直後のP回の
吐出回復動作が終了したと判断したら、ステップS13
0で自動吐出回復動作の回数を変数APとして読み込
む。そして、ステップS140でこの回数APが20回
未満であれば(AP<20)、ステップS150でタイ
マをリセットしてスタートさせて電源オン直後の吐出回
復にかかる処理を終了する。ステップS140でAP>
=20と判断した時には、図5に示す「吐出回復動作回
数リセットルーチン」に進む。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/20 8804−2C (72)発明者 杉本 仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高橋 喜一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松原 美由紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体にインクを吐出することによ
    り記録を行うインクジェット記録装置において、 インクを吐出するための記録ヘッドと、 該記録ヘッドにインクを供給することにより、当該記録
    ヘッドの吐出状態を良好に保つための吐出回復動作を行
    う吐出回復手段と、 該吐出回復手段により行われた吐出回復動作の量を記憶
    する記憶手段と、 該記憶手段が記憶する前記量に基づいて、前記吐出回復
    手段が行うべき吐出回復動作を制御する回復動作量制御
    手段と、 を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段が記憶する前記量は、前記
    吐出回復動作の回数であることを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記吐出回復手段が行う吐出回復動作の
    量は、当該吐出回復動作の回数および/または時間間隔
    であることを特徴とする請求項1または2に記載のイン
    クジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 被記録媒体にインクを吐出することによ
    り記録を行うインクジェット記録装置において、 インクを吐出するための記録ヘッドと、 該記録ヘッドにインクを供給することにより、当該記録
    ヘッドの吐出状態を良好に保つための吐出回復動作を行
    う吐出回復手段と、 当該インクジェット記録装置の使用頻度を検出する検出
    手段と、 該検出手段が検出する使用頻度に応じて前記吐出回復手
    段が行うべき吐出回復動作を制御する回復動作量制御手
    段と、 を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段が検出する使用頻度は、当
    該インクジェット記録装置に電源が投入されている時間
    であることを特徴とする請求項4に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  6. 【請求項6】 前記吐出回復手段が行う吐出回復動作の
    量は、当該吐出回復動作の回数および/または時間間隔
    であることを特徴とする請求項4または5に記載のイン
    クジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクに気泡を生成させ、該気泡の生成に基づいて
    インクを吐出することを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれかに記載のインクジェット記録装置。
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