JPH0584918A - インク吸引キヤツプ - Google Patents
インク吸引キヤツプInfo
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- JPH0584918A JPH0584918A JP24815391A JP24815391A JPH0584918A JP H0584918 A JPH0584918 A JP H0584918A JP 24815391 A JP24815391 A JP 24815391A JP 24815391 A JP24815391 A JP 24815391A JP H0584918 A JPH0584918 A JP H0584918A
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Abstract
られたスボンジ状の多孔性樹脂で成る発泡体を設けたイ
ンク吸引キャップに関し、簡単な構成でコストの改善を
図ることができるインク吸引キャップを提供することを
目的とする。 【構成】 印字ヘッド1のノズル10よりインクを噴射し
て媒体にドット印字を行い、電源投入時等にノズル10に
キャップ60の開口部61を密着させキャップ60の吸引口62
よりノズル10内のインクを吸引するインクジェットプリ
ンタにおいて、キャップ60の内部に収容され、所定寸法
だけ開口部61より突出し突出面が少なくともノズル10を
覆うように弾性及び多孔性を有する材料で形成された発
泡体14を設け、ノズル10にキャップ60の開口部61を密着
させた時に、発泡体14が所定寸法だけ圧縮される構成と
する。
Description
タの印字ヘッドのノズルを清掃するインク吸引キャップ
に係り、特にキャップ内に開口部より突出する寸法に設
けられたスボンジ状の多孔性樹脂で形成された発泡体を
設けたインク吸引キャップに関するものである。
吹きつけて記録するインクジェットプリンタが、印字媒
体に対する制限がなく、且つ高速印字、低騒音であり、
カラー化が容易であることから急速に普及しつつある。
ットヘッド (以下印字ヘッドという) のノズルは印字休
止中にインクの粘りが増したり気泡が入って印字を開始
した時にインクが出にくくなったり、印字中にノズルに
気泡が入って印字にドット抜けが生じることがあるの
で、電源投入時或いは必要時に、ノズルにインク吸引キ
ャップを被せて、粘りが増したインクや気泡が混入した
インクを除去する吸引パージをするバックアップ動作が
行われる。
プの開口部からインク垂れが生じるので、これを防止す
るために大気圧開放弁とその駆動装置を設けているが、
構造が複雑になり、且つコストが掛かるので、簡単な構
成でコストの改善ができる方法が望まれている。
示す。図に示すように、インクジェットヘッド(以下印
字ヘッドという)1a を搭載したキャリア2にガイドシャ
フト3が嵌合し、又キャリア2に送りねじ4が螺合し、
送りねじ4は図示省略したモータに連結されている。
れ、モータの正逆回転により送りねじ4によってプラテ
ン5に平行に矢印A,B方向に移動する。印字ヘッド1a
はプラテン5に所定の間隙を介して対向し、先端に配列
した複数のノズル(図5に示すノズル101,102,─で例え
ば12×2=24個) を有している。
方にバックアップユニット6が設けられている。バック
アップユニット6は、装置に電源が投入された時、或い
はオペレータが必要時に図示省略した操作釦で指示した
時に、印字ヘッド1aの後述するノズル101,102,─内のイ
ンク(図5に示すインク7)を吸引して清掃する。
が移動しながら、印字ヘッド1aのノズル101,102,─から
インク7を選択的に射出して印字用紙8にマトリックス
ドットによって印字が形成される。印字用紙8は図示し
ていない移動機構の駆動及びプラテン5の回転によって
矢印C方向に行送りされる。
すように、共通インク室9から分岐し、中間位置に圧力
室111,112,─が設けられ、先端にノズル101,102,─を有
するノズル部10aを形成した1列で12個のインク供給通
路121,122,─がプレート13に形成されている。
るように、プレート13とブランクのプレート(図示して
いない)を交互に積層して例えば拡散溶接によって固着
して印字ヘッド1aが作成されている。
に配置された図示していない例えば圧電素子に選択的に
電圧を印加させて振動させることによって上記のように
ノズル101,102,─からインク7の粒子を射出する。
よるインク7の吸引機構を図6により詳細に説明する
と、図6に示すように、開口部61a、吸引口62a及び通
気口63を有するキャップ60aと、吸引口62aに連結され
た吸引ボンプ64と、通気口63に連結した大気圧開放弁65
で構成されている。
引する時は、図7(a) に示すように、キャップ60aを図
示省略した駆動機構により前進させて開口部61aをノズ
ル部10aの前面に密着させて、吸引ポンプによって吸引
すると、ノズル101,102,─内のインク7がキャップ60a
内に吸引され、更に吸引口62aから吸引されて排出され
る。
前面から後退させると、キャップ60a内に残留していた
インク7がノズル部10aの前面に沿って流れ落ちて装置
内を汚してしまうので、キャップ60aを離す前に、図7
(b) に示すように、大気開放弁65を図示省略した駆動装
置により開放して吸引口62aからキャップ60a内のイン
ク7を全部吸い取り、その後でキャップ60aを後退させ
る。
ば、キャップによってノズルのインクを吸引した時に、
直ぐにキャップが後退させると、残留インクが垂れて装
置内を汚してしまうので、これを防止するために大気開
放弁とその駆動装置を必要としており、構造が複雑にな
り、且つコストが掛かるという問題点がある。
ることができるインク吸引キャップを提供することを目
的としている。
ある。図において、1は印字ヘッド、10はノズル、60は
キャップ、61は開口部、62は吸引口、14はキャップ60の
内部に収容され、所定寸法だけ開口部61より突出し、突
出した面が少なくともノズル10を覆うように弾性及び多
孔性を有する材料で形成された発泡体である。
密着させた時に、発泡体14が所定寸法だけ圧縮されるよ
うに構成されている。
字ヘッド1のノズル10からインクを吸引する時は、キャ
ップ60を前進させてノズル10に発泡体14を押し付けて圧
縮しながら開口部61を密着させると、発泡体14が所定寸
法だけ圧縮される。そこで吸引口62よりインクを吸引す
ると、ノズル10内のインクは発泡体14を通過して吸引さ
れる。この時、内部の気圧が下がり、吸引しきれないイ
ンクが残留する。
ノズル10から通気可能な間隙だけ離すとキャップ60内は
大気圧になり、発泡体14はノズル10に接触したまま圧縮
が緩くなり残留インクを吸収する。そこで更に吸引する
と垂れることなく残留インクを吸引することができ、簡
単な構成で且つコストの改善を図ることができる。
する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
び吸引口62aを有するキャップ60b内に、キャップ60b
のほぼ内法の面積で、開口部61aより寸法h(例えば3
mm)だけ突出させた厚さの発泡体14aが設けられてい
る。発泡体14aはスポンジ状の多孔性を有する材料、例
えば発泡ウレタンで形成されている。
が投入された時、或いはオペレータが必要時に図示省略
した操作釦で指示すると、図示省略した駆動機構により
キャップ60bが前進して、開口部61aをノズル部10aの
前面に密着させると、発泡体14aが寸法hだけ圧縮され
る。
と、ノズル101,102,─内のインク7が発泡体14aを通過
して吸引される。この時、内部の気圧が下がり、吸引し
きれないで残留したインク7が発泡体14aに吸収されて
いる。
61aをノズル部10aの前面から通気可能な間隙だけ離す
と、キャップ60b内は大気圧になり、発泡体14aは圧縮
が緩くなるため、インク7は流れ落ちることなく発泡体
14aに吸収される。
ク7が垂れることなく吸引され、吸引後、キャップ60a
を元の位置まで後退させて吸引動作は終了する。このよ
うにして、キャップ60b内にスポンジ状の発泡体14aを
設けることにより、インク7の垂れを防止でき、従来方
法で必要とした大気開放弁とその駆動装置が不要とな
り、簡単な構成で且つコストの改善を図ることができ
る。
ャップの内部に、所定寸法だけ開口部より突出し、突出
した面が少なくともノズルを覆うように弾性及び多孔性
を有する材料で形成された発泡体を設けることにより、
インクの垂れを防止して吸引することができ、簡単な構
成で且つコストの改善を図ることができるという効果が
ある。
0,101,102はノズル、10aはノズル部、 14,14a
は発泡体、 60,60a,60bはキャップ、61,61aは開
口部、 62,62aは吸引口、
Claims (1)
- 【請求項1】 印字ヘッド(1) のノズル(10)よりインク
を噴射して媒体にドット印字を行い、電源投入時或いは
必要時に該ノズル(10)にキャップ(60)の開口部(61)を密
着させて該キャップ(60)に設けられた吸引口(62)より該
ノズル(10)内のインクを吸引するインクジェットプリン
タにおいて、 前記キャップ(60)の内部に収容され、所定寸法だけ前記
開口部(61)より突出し、該突出した面が少なくとも前記
ノズル(10)を覆うように弾性及び多孔性を有する材料で
形成された発泡体(14)を設け、 前記ノズル(10)に前記キャップ(60)の前記開口部(61)を
密着させた時に、前記発泡体(14)が該所定寸法だけ圧縮
される構成を有することを特徴とするインク吸引キャッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24815391A JP3018642B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | インク吸引キャップ |
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JP24815391A JP3018642B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | インク吸引キャップ |
Publications (2)
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Family
ID=17174012
Family Applications (1)
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JP24815391A Expired - Lifetime JP3018642B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | インク吸引キャップ |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998006584A1 (en) * | 1996-08-15 | 1998-02-19 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Service station for ink jet printers |
US8172360B2 (en) | 2008-02-27 | 2012-05-08 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printhead servicing system and method |
US10274708B2 (en) | 2013-12-11 | 2019-04-30 | Olympus Corporation | Variable magnification optical system, and image pickup apparatus and image pickup optical system using the same |
CN111867844A (zh) * | 2018-03-16 | 2020-10-30 | 株式会社理光 | 擦拭构件,擦拭方法和图像形成装置 |
US12030090B2 (en) | 2018-03-16 | 2024-07-09 | Ricoh Company, Ltd. | Wiping member, wiping method, and image forming apparatus |
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---|---|---|---|---|
JP4581600B2 (ja) | 2004-09-28 | 2010-11-17 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットプリンタ用ヘッド |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP24815391A patent/JP3018642B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
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CN111867844B (zh) * | 2018-03-16 | 2022-04-26 | 株式会社理光 | 擦拭构件,擦拭方法和图像形成装置 |
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