JPH0583745A - テレビジヨン受像機 - Google Patents
テレビジヨン受像機Info
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- JPH0583745A JPH0583745A JP3243309A JP24330991A JPH0583745A JP H0583745 A JPH0583745 A JP H0583745A JP 3243309 A JP3243309 A JP 3243309A JP 24330991 A JP24330991 A JP 24330991A JP H0583745 A JPH0583745 A JP H0583745A
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- scan converter
- double
- double scan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 PAL PLUS方式またはHD−MAC方
式のテレビジョン放送の受信ができるとともに、PAL
標準方式のテレビジョン放送を受信し、倍スキャンコン
バータ10で倍速モードの映像信号に変換してCRT1
5に映出できるテレビジョン受像機において、PAL信
号受信時の垂直解像度の低下を防止すること。 【構成】 倍スキャンコンバータ10の出力側に、当該
出力信号のペデスタルレベルに等しい定電圧電源20,
21と、上記出力信号と上記定電圧電源の出力電圧とを
切替えるスイッチ22とを設け、この切替スイッチ22
をコントローラ9から出力される切替信号によって、1
回目の読出期間は倍スキャンコンバータ10の出力信号
側に、2回目の読出信号期間は定電圧電源20,21側
に切替えるようにした。 【効果】 CRT15には、1回目の読出信号だけが映
出されるので、垂直解像度の低下は発生しない。
式のテレビジョン放送の受信ができるとともに、PAL
標準方式のテレビジョン放送を受信し、倍スキャンコン
バータ10で倍速モードの映像信号に変換してCRT1
5に映出できるテレビジョン受像機において、PAL信
号受信時の垂直解像度の低下を防止すること。 【構成】 倍スキャンコンバータ10の出力側に、当該
出力信号のペデスタルレベルに等しい定電圧電源20,
21と、上記出力信号と上記定電圧電源の出力電圧とを
切替えるスイッチ22とを設け、この切替スイッチ22
をコントローラ9から出力される切替信号によって、1
回目の読出期間は倍スキャンコンバータ10の出力信号
側に、2回目の読出信号期間は定電圧電源20,21側
に切替えるようにした。 【効果】 CRT15には、1回目の読出信号だけが映
出されるので、垂直解像度の低下は発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、PAL標準方式(6
25/2:1/50)またはNTSC方式(525/
2:1/59.94)のテレビジョン放送信号を受信し
て、倍速モードの映像信号(625/1:1/50),
または(525/1:1/59.94)に変換する倍ス
キャンコンバータを備えたテレビジョン受像機に関す
る。
25/2:1/50)またはNTSC方式(525/
2:1/59.94)のテレビジョン放送信号を受信し
て、倍速モードの映像信号(625/1:1/50),
または(525/1:1/59.94)に変換する倍ス
キャンコンバータを備えたテレビジョン受像機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のこの種のテレビジョン受
像機の倍スキャンコンバータを中心とした信号処理系の
ブロック回路図である。図において、1はアンテナ、2
はチューナ、3はVIF回路、4はPAL標準方式(6
25/2:1/50)の映像信号処理回路で、VIF回
路3から入力される検波信号を輝度信号(以下、「Y信
号」という)と色信号(以下、「C信号」という)とに
分離するとともに、色副搬送波信号(以下、「fsc」
という)を出力するY/C分離回路5と、C信号を色差
信号R−Y(以下、「U信号」という)とB−Y(以
下、「V信号」という)復調するクロマデコーダ回路6
と、Y信号から水平同期信号(以下、「fH 信号」とい
う)および垂直同期信号(以下、「fV信号」という)
を分離する同期分離回路7とで構成されている。
像機の倍スキャンコンバータを中心とした信号処理系の
ブロック回路図である。図において、1はアンテナ、2
はチューナ、3はVIF回路、4はPAL標準方式(6
25/2:1/50)の映像信号処理回路で、VIF回
路3から入力される検波信号を輝度信号(以下、「Y信
号」という)と色信号(以下、「C信号」という)とに
分離するとともに、色副搬送波信号(以下、「fsc」
という)を出力するY/C分離回路5と、C信号を色差
信号R−Y(以下、「U信号」という)とB−Y(以
下、「V信号」という)復調するクロマデコーダ回路6
と、Y信号から水平同期信号(以下、「fH 信号」とい
う)および垂直同期信号(以下、「fV信号」という)
を分離する同期分離回路7とで構成されている。
【0003】8はPAL PLUS方式(625/1:
1/50)またはHD−MAC方式(1250/2:1
/50)の映像信号処理回路で、Y/C分離回路,クロ
マデコーダ回路および同期分離回路等で構成され、受信
したPAL PLUS方式のテレビジョン放送信号か
ら、625/1:1/50のY信号,U,V信号および
同期信号を復調して出力する。
1/50)またはHD−MAC方式(1250/2:1
/50)の映像信号処理回路で、Y/C分離回路,クロ
マデコーダ回路および同期分離回路等で構成され、受信
したPAL PLUS方式のテレビジョン放送信号か
ら、625/1:1/50のY信号,U,V信号および
同期信号を復調して出力する。
【0004】9はコントローラで、入力された周波数
4.43361875MHZ のfsc信号の4倍の周波
数のクロック4fscと、8倍の周波数のクロック8f
scと、入力されたfH 信号およびfV 信号の2倍の周
波数の水平および垂直同期信号2fH 信号および2fV
信号を出力する。
4.43361875MHZ のfsc信号の4倍の周波
数のクロック4fscと、8倍の周波数のクロック8f
scと、入力されたfH 信号およびfV 信号の2倍の周
波数の水平および垂直同期信号2fH 信号および2fV
信号を出力する。
【0005】10は倍スキャンコンバータで、二系統の
A/Dコンバータ11,ラインメモリ12およびD/A
コンバータ13で構成され、コントローラ9から入力さ
れる周波数4fscのクロックでY信号およびU,V信
号をデジタルデータに変換してラインメモリ11に書き
込み、コントローラ9から入力される周波数8fscの
クロックで読み出してアナログ信号に変換した625/
1:1/50のY信号およびU,V信号を出力する。
A/Dコンバータ11,ラインメモリ12およびD/A
コンバータ13で構成され、コントローラ9から入力さ
れる周波数4fscのクロックでY信号およびU,V信
号をデジタルデータに変換してラインメモリ11に書き
込み、コントローラ9から入力される周波数8fscの
クロックで読み出してアナログ信号に変換した625/
1:1/50のY信号およびU,V信号を出力する。
【0006】14は駆動信号作成回路で、映像信号処理
回路8または倍スキャンコンバータ10から入力される
Y信号およびU,V信号から、カラー陰極線管(以下、
「CRT」という)15を駆動するR,G,B駆動信号
を作成する。
回路8または倍スキャンコンバータ10から入力される
Y信号およびU,V信号から、カラー陰極線管(以下、
「CRT」という)15を駆動するR,G,B駆動信号
を作成する。
【0007】16は同期信号切替スイッチ、17は偏向
回路、18は偏向ヨークの水平偏向コイル、19は垂直
偏向コイルで、CRT15は、信号処理回路14から入
力されるR,G,B駆動信号によって駆動され、偏向回
路17から水平,垂直偏向コイル18,19に出力され
る2倍の周波数の水平,垂直偏向電流によって発生する
偏向磁界によって、625/1:1/50のノンインタ
レース倍スキャンモードの映像を映出する。
回路、18は偏向ヨークの水平偏向コイル、19は垂直
偏向コイルで、CRT15は、信号処理回路14から入
力されるR,G,B駆動信号によって駆動され、偏向回
路17から水平,垂直偏向コイル18,19に出力され
る2倍の周波数の水平,垂直偏向電流によって発生する
偏向磁界によって、625/1:1/50のノンインタ
レース倍スキャンモードの映像を映出する。
【0008】次に、倍スキャンコンバータ10の動作
を、図3および図4を参照して説明する。なお、Y信号
とU,V信号の倍スキャン動作は同様であるので、ここ
ではY信号を例に説明する。A/Dコンバータ11に入
力されたY信号(図3(a)図示)は、4fscのクロ
ックでサンプリングされてデジタルデータに変換されて
ラインメモリに書き込まれ、8fscのクロックで同じ
フィールドのY信号が2回づつ読み出され、D/Aコン
バータでアナログ信号に変換されて図3(b)のような
倍スキャンY信号となる。
を、図3および図4を参照して説明する。なお、Y信号
とU,V信号の倍スキャン動作は同様であるので、ここ
ではY信号を例に説明する。A/Dコンバータ11に入
力されたY信号(図3(a)図示)は、4fscのクロ
ックでサンプリングされてデジタルデータに変換されて
ラインメモリに書き込まれ、8fscのクロックで同じ
フィールドのY信号が2回づつ読み出され、D/Aコン
バータでアナログ信号に変換されて図3(b)のような
倍スキャンY信号となる。
【0009】図4(a)は倍スキャンコンバータ10に
入力されるY信号を、図4(b)は倍スキャンコンバー
タ10から出力されるY信号の走査線の画面上の走査位
置を示す図で、a〜hはそれぞれ一本の走査線を示し、
a,b,c,dは第1フィールドの走査線,e,f,
g,hは第2フィールドの走査線を示しており、a1〜
h1は1回目に読み出されたY信号の走査線、a2〜h
2は2回目に読み出されたY信号の走査線をそれぞれ示
している。
入力されるY信号を、図4(b)は倍スキャンコンバー
タ10から出力されるY信号の走査線の画面上の走査位
置を示す図で、a〜hはそれぞれ一本の走査線を示し、
a,b,c,dは第1フィールドの走査線,e,f,
g,hは第2フィールドの走査線を示しており、a1〜
h1は1回目に読み出されたY信号の走査線、a2〜h
2は2回目に読み出されたY信号の走査線をそれぞれ示
している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の倍スキャンコン
バータを備えたテレビジョン受像機では、同じ映像信号
で二つの走査線を形成するので、例えば図4(a)に示
したように、走査線fだけが白線となるような映像信号
を倍スキャンコンバータに入力した場合、図4(b)に
示すように、走査線b2とf1およびc1とf2がそれ
ぞれ同じ走査位置に表示されるので、2ライン幅のライ
ンフリッカ、つまり、1本の白線が2ライン幅の灰色の
線に見えるため垂直解像度が低下する、という問題点が
あった。
バータを備えたテレビジョン受像機では、同じ映像信号
で二つの走査線を形成するので、例えば図4(a)に示
したように、走査線fだけが白線となるような映像信号
を倍スキャンコンバータに入力した場合、図4(b)に
示すように、走査線b2とf1およびc1とf2がそれ
ぞれ同じ走査位置に表示されるので、2ライン幅のライ
ンフリッカ、つまり、1本の白線が2ライン幅の灰色の
線に見えるため垂直解像度が低下する、という問題点が
あった。
【0011】この発明は、上記のような課題の解決を目
的としてなされたもので、インタレース映像信号を倍速
モードのノンインタレース信号に変換しても、垂直解像
度を低下させない倍スキャンコンバータを備えたテレビ
ジョン受像機を得ることを目的とする。
的としてなされたもので、インタレース映像信号を倍速
モードのノンインタレース信号に変換しても、垂直解像
度を低下させない倍スキャンコンバータを備えたテレビ
ジョン受像機を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテレビジ
ョン受像機は、ラインメモリに書き込まれたY信号およ
びU,V信号が2回目に読み出される映像信号を、それ
ぞれペデスタルレベルに固定する手段を備えたことを特
徴とする。
ョン受像機は、ラインメモリに書き込まれたY信号およ
びU,V信号が2回目に読み出される映像信号を、それ
ぞれペデスタルレベルに固定する手段を備えたことを特
徴とする。
【0013】
【作用】この発明に係るテレビジョン受像機では、イン
タレース映像信号を倍スキャンコンバータによって倍速
モードのノンインタレース映像信号に変換したとき、2
回目の読み出し期間の映像信号はブランキングされるの
で、ラインフリッカ等が発生することがなく、したがっ
て、垂直解像度の低下も生じない。
タレース映像信号を倍スキャンコンバータによって倍速
モードのノンインタレース映像信号に変換したとき、2
回目の読み出し期間の映像信号はブランキングされるの
で、ラインフリッカ等が発生することがなく、したがっ
て、垂直解像度の低下も生じない。
【0014】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例のブロ
ック回路図で、1〜19は図2に示した従来例と同一構
成部分を示しており、20はY信号のペデスタルレベル
に相当する定電圧電源、21はU,V信号のペデスタル
レベルに相当する定電圧電源、22は2系統の切替スイ
ッチで、コントローラ9から出力される切替信号によっ
て、ラインメモリ12から1回目に読み出された信号が
D/Aコンバータ13から出力される期間はD/Aコン
バータ13側に、2回目に読み出された信号がD/Aコ
ンバータ13から出力される期間は定電圧電源20,2
1側に切替えられる。
ック回路図で、1〜19は図2に示した従来例と同一構
成部分を示しており、20はY信号のペデスタルレベル
に相当する定電圧電源、21はU,V信号のペデスタル
レベルに相当する定電圧電源、22は2系統の切替スイ
ッチで、コントローラ9から出力される切替信号によっ
て、ラインメモリ12から1回目に読み出された信号が
D/Aコンバータ13から出力される期間はD/Aコン
バータ13側に、2回目に読み出された信号がD/Aコ
ンバータ13から出力される期間は定電圧電源20,2
1側に切替えられる。
【0015】このように、切替スイッチ22によってY
信号およびU,V信号が切替えられると、駆動信号作成
回路14に入力される信号は、図3(c)のように2回
目の信号期間はペデスタルレベルとなり、CRT15に
映出される走査線は、図4(c)に示すように、2回目
の各走査線a2〜h2はそれぞれブランキングレベル以
下となるため映出されず、走査線f1のみが映出される
ので、ラインフリッカは発生せず、したがって垂直解像
度の低下は生じない。
信号およびU,V信号が切替えられると、駆動信号作成
回路14に入力される信号は、図3(c)のように2回
目の信号期間はペデスタルレベルとなり、CRT15に
映出される走査線は、図4(c)に示すように、2回目
の各走査線a2〜h2はそれぞれブランキングレベル以
下となるため映出されず、走査線f1のみが映出される
ので、ラインフリッカは発生せず、したがって垂直解像
度の低下は生じない。
【0016】なお、実施例1では、PAL標準方式のテ
レビジョン放送を受信し、倍スキャンコンバータ10で
周波数4fscと8fscのクロックを用いたので、コ
ントローラ9にfsc信号を基準信号として入力した。
しかし、13.5MHZ と2×13.5MHZ のクロッ
クを用いる場合には、ライロック動作させればよいの
で、基準信号をコントローラ9に入力する必要はない。
レビジョン放送を受信し、倍スキャンコンバータ10で
周波数4fscと8fscのクロックを用いたので、コ
ントローラ9にfsc信号を基準信号として入力した。
しかし、13.5MHZ と2×13.5MHZ のクロッ
クを用いる場合には、ライロック動作させればよいの
で、基準信号をコントローラ9に入力する必要はない。
【0017】また、上記実施例では、PAL標準方式を
例に説明したが、NTSC方式の映像信号を(525/
1:1/59.94)の倍速モードに変換する場合にも
同様に適用できる。
例に説明したが、NTSC方式の映像信号を(525/
1:1/59.94)の倍速モードに変換する場合にも
同様に適用できる。
【0018】また、実施例1では、定電圧電源20と2
1を別に設けとが、倍スキャンコンバータ10の回路構
成によっては共用が可能である。
1を別に設けとが、倍スキャンコンバータ10の回路構
成によっては共用が可能である。
【0019】また、Y信号およびU,V信号をラインメ
モリへ書き込むとき、コンポジットシンク信号を付加し
たままA/D変換してもよく、また、コンポジットシン
ク部を圧縮してA/D変換し、D/A変換後に伸長また
は付け換えてもよい。
モリへ書き込むとき、コンポジットシンク信号を付加し
たままA/D変換してもよく、また、コンポジットシン
ク部を圧縮してA/D変換し、D/A変換後に伸長また
は付け換えてもよい。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、倍スキャンコンバー
タから2回目に読み出される信号のレベルを、ペデスタ
ルレベルに固定する手段を設けたので、2回目の読出信
号で構成される走査線は表示面上に映出されない。この
ため、ラインフリッカが発生することがなく、垂直解像
度の低下を防止できる効果が得られる。
タから2回目に読み出される信号のレベルを、ペデスタ
ルレベルに固定する手段を設けたので、2回目の読出信
号で構成される走査線は表示面上に映出されない。この
ため、ラインフリッカが発生することがなく、垂直解像
度の低下を防止できる効果が得られる。
【図1】この発明の実施例1を示すブロック回路図であ
る。
る。
【図2】従来の倍スキャンコンバータを備えたテレビジ
ョン受像機のブロック回路図である。
ョン受像機のブロック回路図である。
【図3】実施例1および従来例の倍スキャンコンバータ
の入力信号および出力信号の波形図である。
の入力信号および出力信号の波形図である。
【図4】実施例1および従来例の走査線の構成を示す図
である。
である。
9 コントローラ 10 倍スキャンコンバータ 11 A/Dコンバータ 12 ラインメモリ 13 D/Aコンバータ 20 定電圧電源 21 定電圧電源 22 切替スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のこの種のテレビジョン受
像機の倍スキャンコンバータを中心とした信号処理系の
ブロック回路図である。図において、1はアンテナ、2
はチューナ、3はVIF回路、4はPAL標準方式(6
25/2:1/50)の映像信号処理回路で、VIF回
路3から入力される検波信号を輝度信号(以下、「Y信
号」という)と色信号(以下、「C信号」という)とに
分離するとともに、色副搬送波信号(以下、「fsc」
という)を出力するY/C分離回路5と、C信号を色差
信号R−Y(以下、「V信号」という)とB−Y(以
下、「U信号」という)復調するクロマデコーダ回路6
と、Y信号から水平同期信号(以下、「fH 信号」とい
う)および垂直同期信号(以下、「fV 信号」という)
を分離する同期分離回路7とで構成されている。
像機の倍スキャンコンバータを中心とした信号処理系の
ブロック回路図である。図において、1はアンテナ、2
はチューナ、3はVIF回路、4はPAL標準方式(6
25/2:1/50)の映像信号処理回路で、VIF回
路3から入力される検波信号を輝度信号(以下、「Y信
号」という)と色信号(以下、「C信号」という)とに
分離するとともに、色副搬送波信号(以下、「fsc」
という)を出力するY/C分離回路5と、C信号を色差
信号R−Y(以下、「V信号」という)とB−Y(以
下、「U信号」という)復調するクロマデコーダ回路6
と、Y信号から水平同期信号(以下、「fH 信号」とい
う)および垂直同期信号(以下、「fV 信号」という)
を分離する同期分離回路7とで構成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】8はPAL PLUS方式(625/1:
1/50)の映像信号処理回路で、受信したPAL P
LUS方式のテレビジョン放送信号から、625/1:
1/50のY信号,U,V信号および同期信号を復調し
て出力する。
1/50)の映像信号処理回路で、受信したPAL P
LUS方式のテレビジョン放送信号から、625/1:
1/50のY信号,U,V信号および同期信号を復調し
て出力する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】10は倍スキャンコンバータで、A/Dコ
ンバータ11,ラインメモリ12およびD/Aコンバー
タ13で構成され、コントローラ9から入力される周波
数4fscのクロックでY信号およびU,V信号をデジ
タルデータに変換してラインメモリ11に書き込み、コ
ントローラ9から入力される周波数8fscのクロック
で読み出してアナログ信号に変換した625/1:1/
50のY信号およびU,V信号を出力する。
ンバータ11,ラインメモリ12およびD/Aコンバー
タ13で構成され、コントローラ9から入力される周波
数4fscのクロックでY信号およびU,V信号をデジ
タルデータに変換してラインメモリ11に書き込み、コ
ントローラ9から入力される周波数8fscのクロック
で読み出してアナログ信号に変換した625/1:1/
50のY信号およびU,V信号を出力する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】次に、倍スキャンコンバータ10の動作
を、図3および図4を参照して説明する。なお、Y信号
とU,V信号の倍スキャン動作は同様であるので、ここ
ではY信号を例に説明する。A/Dコンバータ11に入
力されたY信号(図3(a)図示)は、4fscのクロ
ックでサンプリングされてデジタルデータに変換されて
ラインメモリに書き込まれ、8fscのクロックで同じ
ラインのY信号が2回づつ読み出され、D/Aコンバー
タでアナログ信号に変換されて図3(b)のような倍ス
キャンY信号となる。
を、図3および図4を参照して説明する。なお、Y信号
とU,V信号の倍スキャン動作は同様であるので、ここ
ではY信号を例に説明する。A/Dコンバータ11に入
力されたY信号(図3(a)図示)は、4fscのクロ
ックでサンプリングされてデジタルデータに変換されて
ラインメモリに書き込まれ、8fscのクロックで同じ
ラインのY信号が2回づつ読み出され、D/Aコンバー
タでアナログ信号に変換されて図3(b)のような倍ス
キャンY信号となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【作用】この発明に係るテレビジョン受像機では、イン
タレース映像信号を倍スキャンコンバータによって倍速
モードのノンインタレース映像信号に変換したとき、2
回目の読み出し期間の映像信号はブランキングされるの
で、垂直解像度の低下が生じない。
タレース映像信号を倍スキャンコンバータによって倍速
モードのノンインタレース映像信号に変換したとき、2
回目の読み出し期間の映像信号はブランキングされるの
で、垂直解像度の低下が生じない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】このように、切替スイッチ22によってY
信号およびU,V信号が切替えられると、駆動信号作成
回路14に入力される信号は、図3(c)のように2回
目の信号期間はペデスタルレベルとなり、CRT15に
映出される走査線は、図4(c)に示すように、2回目
の各走査線a2〜h2はそれぞれブランキングされ、走
査線f1のみが映出されるので、垂直解像度の低下は生
じない。
信号およびU,V信号が切替えられると、駆動信号作成
回路14に入力される信号は、図3(c)のように2回
目の信号期間はペデスタルレベルとなり、CRT15に
映出される走査線は、図4(c)に示すように、2回目
の各走査線a2〜h2はそれぞれブランキングされ、走
査線f1のみが映出されるので、垂直解像度の低下は生
じない。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】なお、実施例1では、PAL標準方式のテ
レビジョン放送を受信し、倍スキャンコンバータ10で
周波数4fscと8fscのクロックを用いたので、コ
ントローラ9にfsc信号を基準信号として入力した。
しかし、13.5MHZ と2×13.5MHZ のクロッ
クを用いる場合には、ラインロック動作させればよいの
で、基準信号をコントローラ9に入力する必要はない。
レビジョン放送を受信し、倍スキャンコンバータ10で
周波数4fscと8fscのクロックを用いたので、コ
ントローラ9にfsc信号を基準信号として入力した。
しかし、13.5MHZ と2×13.5MHZ のクロッ
クを用いる場合には、ラインロック動作させればよいの
で、基準信号をコントローラ9に入力する必要はない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、倍スキャンコンバー
タから2回目に読み出される信号のレベルを、ペデスタ
ルレベルに固定する手段を設けたので、2回目の読出信
号で構成される走査線は表示面上に映出されない。この
ため、垂直解像度の低下を防止できる効果が得られる。
タから2回目に読み出される信号のレベルを、ペデスタ
ルレベルに固定する手段を設けたので、2回目の読出信
号で構成される走査線は表示面上に映出されない。この
ため、垂直解像度の低下を防止できる効果が得られる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (1)
- 【請求項1】 受信したインタレース方式の映像信号を
輝度信号と色差信号とに分離し、これらの信号をそれぞ
れ倍走査密度のノンインタレース方式の輝度信号および
色差信号に変換する倍スキャンコンバータを備え、上記
インタレース方式の映像信号と倍走査密度のノンインタ
レース方式の映像信号の双方を切り替えて受像できるよ
うに構成されているテレビジョン受像機において、上記
インタレース方式の映像信号の受像時に、各走査ライン
について上記倍スキャンコンバータから出力される2回
目の信号をペデスタルレベルに固定する手段を備えたこ
とを特徴とするテレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3243309A JPH0583745A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | テレビジヨン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3243309A JPH0583745A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | テレビジヨン受像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583745A true JPH0583745A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17101919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3243309A Pending JPH0583745A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | テレビジヨン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0583745A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996031054A1 (fr) * | 1995-03-28 | 1996-10-03 | Sony Corporation | Processeur de signaux d'image |
KR100332747B1 (ko) * | 1994-12-14 | 2002-11-13 | 엘지전자주식회사 | 방송형태송신및수신장치 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3243309A patent/JPH0583745A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100332747B1 (ko) * | 1994-12-14 | 2002-11-13 | 엘지전자주식회사 | 방송형태송신및수신장치 |
WO1996031054A1 (fr) * | 1995-03-28 | 1996-10-03 | Sony Corporation | Processeur de signaux d'image |
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