JPH0581705A - 光学式デイスクおよび光学式デイスク装置 - Google Patents
光学式デイスクおよび光学式デイスク装置Info
- Publication number
- JPH0581705A JPH0581705A JP3272072A JP27207291A JPH0581705A JP H0581705 A JPH0581705 A JP H0581705A JP 3272072 A JP3272072 A JP 3272072A JP 27207291 A JP27207291 A JP 27207291A JP H0581705 A JPH0581705 A JP H0581705A
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- Japan
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- optical disk
- focus error
- magneto
- error signal
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォーカスエラー信号を規格化し、安定した
フォーカス引き込みができるようにする。 【構成】 最内周トラックにミラー部を設けた光磁気デ
ィスク1を光磁気ディスク装置に装着すると、光ピック
アップ(OP)3は光磁気ディスク1の最内周トラック
まで移動して、そのミラー部に光を照射する。照射され
た光の反射光から、フォーカスエラー変換回路8におい
て、フォーカスエラー信号が検出される。ピーク検出回
路9において、フォーカスエラー信号の最大値と最小値
との差(いわゆる、S字曲線のピーク・トゥ・ピーク
値)が求められる。求められたピーク・トゥ・ピーク値
に対応して、コントロール回路10により、可変抵抗器
11の抵抗値が調整される。
フォーカス引き込みができるようにする。 【構成】 最内周トラックにミラー部を設けた光磁気デ
ィスク1を光磁気ディスク装置に装着すると、光ピック
アップ(OP)3は光磁気ディスク1の最内周トラック
まで移動して、そのミラー部に光を照射する。照射され
た光の反射光から、フォーカスエラー変換回路8におい
て、フォーカスエラー信号が検出される。ピーク検出回
路9において、フォーカスエラー信号の最大値と最小値
との差(いわゆる、S字曲線のピーク・トゥ・ピーク
値)が求められる。求められたピーク・トゥ・ピーク値
に対応して、コントロール回路10により、可変抵抗器
11の抵抗値が調整される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報の記録ま
たは再生が行われる光ディスク、光磁気ディスクなどの
光学式ディスクおよびその光学式ディスクに対して情報
を記録または再生する光ディスク装置、光磁気ディスク
装置などの光学式ディスク装置に関する。
たは再生が行われる光ディスク、光磁気ディスクなどの
光学式ディスクおよびその光学式ディスクに対して情報
を記録または再生する光ディスク装置、光磁気ディスク
装置などの光学式ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばサンプルサーボ方式によりサーボ
制御が行われる光磁気ディスクは、セクタごとに制御信
号が記録されており、そのセクタの一部分に光の回折を
生じないミラー部を有する。光磁気ディスク装置はこの
ミラー部に光を照射し、例えばその反射光から、いわゆ
る非点収差方式でフォーカスエラー信号を生成し、その
フォーカスエラー信号に対応してフォーカスサーボ制御
を行う。
制御が行われる光磁気ディスクは、セクタごとに制御信
号が記録されており、そのセクタの一部分に光の回折を
生じないミラー部を有する。光磁気ディスク装置はこの
ミラー部に光を照射し、例えばその反射光から、いわゆ
る非点収差方式でフォーカスエラー信号を生成し、その
フォーカスエラー信号に対応してフォーカスサーボ制御
を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
光磁気ディスクを光磁気ディスク装置に装着して情報の
記録または再生を行う場合、装着直後においては、光磁
気ディスクに記録されているミラー部の位置を判定(検
出)することができない。このため、光磁気ディスク装
置は光磁気ディスクの任意の位置でフォーカスエラー信
号を検出し、フォーカスサーボのロックイン制御を行
う。
光磁気ディスクを光磁気ディスク装置に装着して情報の
記録または再生を行う場合、装着直後においては、光磁
気ディスクに記録されているミラー部の位置を判定(検
出)することができない。このため、光磁気ディスク装
置は光磁気ディスクの任意の位置でフォーカスエラー信
号を検出し、フォーカスサーボのロックイン制御を行
う。
【0004】このように光磁気ディスク装着直後におい
ては、光磁気ディスクの任意の位置でフォーカスエラー
信号が検出されるため、多くの場合、光磁気ディスクに
形成されているピットが存在する位置において、フォー
カスエラー信号の検出が行われる。このため、そのピッ
トにより反射光に回折が生じ、その反射光から生成され
るフォーカスエラー信号は誤差を含んでしまい、安定し
たフォーカスサーボのロックイン制御を行うことができ
ない課題があった。
ては、光磁気ディスクの任意の位置でフォーカスエラー
信号が検出されるため、多くの場合、光磁気ディスクに
形成されているピットが存在する位置において、フォー
カスエラー信号の検出が行われる。このため、そのピッ
トにより反射光に回折が生じ、その反射光から生成され
るフォーカスエラー信号は誤差を含んでしまい、安定し
たフォーカスサーボのロックイン制御を行うことができ
ない課題があった。
【0005】また、光磁気ディスクの反射率と光ディス
クの反射率とは、大きく異なるため、反射光から生成さ
れるフォーカスエラー信号のダイナミックレンジが大き
くなり、安定したフォーカスサーボ制御が行えず、光デ
ィスクと光磁気ディスクと兼用の情報を記録または再生
する装置を実現することが困難である課題があった。
クの反射率とは、大きく異なるため、反射光から生成さ
れるフォーカスエラー信号のダイナミックレンジが大き
くなり、安定したフォーカスサーボ制御が行えず、光デ
ィスクと光磁気ディスクと兼用の情報を記録または再生
する装置を実現することが困難である課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、フォーカスエラー信号を規格化し、安定し
たフォーカスサーボのロックイン制御ができるようにす
るものである。
ものであり、フォーカスエラー信号を規格化し、安定し
たフォーカスサーボのロックイン制御ができるようにす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光学式
ディスクは、光学的に情報の記録または再生が行われる
光学式ディスクにおいて、所定の少なくとも1トラック
の全てが光の回折を生じないミラー部であることを特徴
とする。
ディスクは、光学的に情報の記録または再生が行われる
光学式ディスクにおいて、所定の少なくとも1トラック
の全てが光の回折を生じないミラー部であることを特徴
とする。
【0008】請求項2に記載の光学式ディスク装置は、
所定の少なくとも1トラックの全てが光の回折を生じな
いミラー部である光学式ディスクに光を照射する例えば
光ピックアップ3などの照射手段と、照射された光の例
えば反射光からフォーカスエラー信号を生成するフォー
カスエラー変換回路8などからなるフォーカスエラー生
成手段と、ミラー部におけるフォーカスエラー信号の最
大値と最小値との差を検出する例えばピーク検出回路9
などよりなる検出手段と、ミラー部におけるフォーカス
エラー信号の最大値と最小値との差によってフォーカス
エラー信号を規格化する例えばコントロール回路10な
どよりなる規格化手段とを備えることを特徴とする。
所定の少なくとも1トラックの全てが光の回折を生じな
いミラー部である光学式ディスクに光を照射する例えば
光ピックアップ3などの照射手段と、照射された光の例
えば反射光からフォーカスエラー信号を生成するフォー
カスエラー変換回路8などからなるフォーカスエラー生
成手段と、ミラー部におけるフォーカスエラー信号の最
大値と最小値との差を検出する例えばピーク検出回路9
などよりなる検出手段と、ミラー部におけるフォーカス
エラー信号の最大値と最小値との差によってフォーカス
エラー信号を規格化する例えばコントロール回路10な
どよりなる規格化手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の光学式ディスクにおいては、
所定の少なくとも1トラックの殆ど全てが光の回折を生
じないミラー部になっているので、あらかじめそのトラ
ックにおいて安定したフォーカスサーボロックイン制御
を行うことができる。
所定の少なくとも1トラックの殆ど全てが光の回折を生
じないミラー部になっているので、あらかじめそのトラ
ックにおいて安定したフォーカスサーボロックイン制御
を行うことができる。
【0010】請求項2に記載の光学式ディスク装置にお
いては、所定の少なくとも1トラックの殆ど全てが光の
回折を生じないミラー部である光学式ディスクのそのミ
ラー部におけるフォーカスエラー信号の最大値と最小値
との差によってフォーカスエラー信号を規格化する。従
って、光学式ディスクの種類によらず、安定したフォー
カスサーボのロックイン制御を行うことができる。
いては、所定の少なくとも1トラックの殆ど全てが光の
回折を生じないミラー部である光学式ディスクのそのミ
ラー部におけるフォーカスエラー信号の最大値と最小値
との差によってフォーカスエラー信号を規格化する。従
って、光学式ディスクの種類によらず、安定したフォー
カスサーボのロックイン制御を行うことができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の光学式ディスク装置を応用
した光磁気ディスク装置の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。光磁気ディスク1は、本発明の光学式ディ
スクを応用した光磁気ディスクであり、例えばサンプル
サーボ方式によりサーボ制御が行われる光磁気ディスク
装置により情報が記録または再生され、さらに例えば最
内周のトラックの殆ど全てがミラー部になっている。
した光磁気ディスク装置の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。光磁気ディスク1は、本発明の光学式ディ
スクを応用した光磁気ディスクであり、例えばサンプル
サーボ方式によりサーボ制御が行われる光磁気ディスク
装置により情報が記録または再生され、さらに例えば最
内周のトラックの殆ど全てがミラー部になっている。
【0012】モータ(M)2は、光磁気ディスク1を回
転制御する。光ピックアップ(OP)3は、例えば半導
体レーザ(図示せず)や受光素子(図示せず)などを含
み、半導体レーザが発光する光を集光して、光磁気ディ
スク1の目標位置に照射する。さらに、OP3は光磁気
ディスク1に照射された光の反射光を受光し、受光素子
は、これを受光量に比例する電気信号(電圧)に変換す
る。
転制御する。光ピックアップ(OP)3は、例えば半導
体レーザ(図示せず)や受光素子(図示せず)などを含
み、半導体レーザが発光する光を集光して、光磁気ディ
スク1の目標位置に照射する。さらに、OP3は光磁気
ディスク1に照射された光の反射光を受光し、受光素子
は、これを受光量に比例する電気信号(電圧)に変換す
る。
【0013】フェイズロックループ回路(PLL)4
は、OP3において変換された電気信号(RF信号)か
ら同期信号(クロック信号)を抽出する。そのクロック
信号に同期して、データセパレータ5は、OP3から出
力されるRF信号から記録信号を分離する。データデコ
ーダ6は、データセパレータ5から出力された信号から
データ成分を解読(再生)する。アドレスデコーダ7
は、データセパレータ5から出力された制御信号から、
OP3の半導体レーザが光磁気ディスク1に光を照射し
ている位置を表すアドレスを解読する。
は、OP3において変換された電気信号(RF信号)か
ら同期信号(クロック信号)を抽出する。そのクロック
信号に同期して、データセパレータ5は、OP3から出
力されるRF信号から記録信号を分離する。データデコ
ーダ6は、データセパレータ5から出力された信号から
データ成分を解読(再生)する。アドレスデコーダ7
は、データセパレータ5から出力された制御信号から、
OP3の半導体レーザが光磁気ディスク1に光を照射し
ている位置を表すアドレスを解読する。
【0014】フォーカスエラー変換回路8は、光磁気デ
ィスク1の反射光からフォーカスエラー信号を生成す
る。ピーク検出回路9は、光磁気ディスク1の最内周の
トラックに設けられたミラー部において、フォーカスエ
ラー検出回路8から出力されるフォーカスエラー信号の
最大値と最小値との差を検出する。この差は、光磁気デ
ィスク1とOP3が内蔵する対物レンズとの距離と、フ
ォーカスエラー信号との関係を表す、いわゆるS字曲線
のピーク・トゥ・ピーク値に対応している。
ィスク1の反射光からフォーカスエラー信号を生成す
る。ピーク検出回路9は、光磁気ディスク1の最内周の
トラックに設けられたミラー部において、フォーカスエ
ラー検出回路8から出力されるフォーカスエラー信号の
最大値と最小値との差を検出する。この差は、光磁気デ
ィスク1とOP3が内蔵する対物レンズとの距離と、フ
ォーカスエラー信号との関係を表す、いわゆるS字曲線
のピーク・トゥ・ピーク値に対応している。
【0015】コントロール回路10は、ピーク検出回路
9から出力されるピーク・トゥ・ピーク値に対応して可
変抵抗器11の抵抗値を制御する。可変抵抗器11は、
ピーク検出回路10の出力によりその抵抗値が制御さ
れ、フォーカスエラー変換回路8から出力されるフォー
カスエラー信号を規格化(分圧)する。位相補償回路1
2は、可変抵抗器11において分圧されたフォーカスエ
ラー信号の位相を補償し、OP3と、フォーカスエラー
変換回路8と、可変抵抗器11と、位相補償回路12
と、アンプ15からなるフォーカスサーボループ(系)
が安定に動作するようにしている。アンプ15は、位相
補償回路12から出力される規格化されたフォーカスエ
ラー信号を、OP3内部に構成されているフォーカスを
調整するフォーカスアクチュエータ(図示せず)を駆動
するために適した電圧に変換(増幅)する。
9から出力されるピーク・トゥ・ピーク値に対応して可
変抵抗器11の抵抗値を制御する。可変抵抗器11は、
ピーク検出回路10の出力によりその抵抗値が制御さ
れ、フォーカスエラー変換回路8から出力されるフォー
カスエラー信号を規格化(分圧)する。位相補償回路1
2は、可変抵抗器11において分圧されたフォーカスエ
ラー信号の位相を補償し、OP3と、フォーカスエラー
変換回路8と、可変抵抗器11と、位相補償回路12
と、アンプ15からなるフォーカスサーボループ(系)
が安定に動作するようにしている。アンプ15は、位相
補償回路12から出力される規格化されたフォーカスエ
ラー信号を、OP3内部に構成されているフォーカスを
調整するフォーカスアクチュエータ(図示せず)を駆動
するために適した電圧に変換(増幅)する。
【0016】駆動回路13は、鋸歯状波を発生(出力)
し、フォーカスアクチュエータを駆動する。スイッチ1
4は、駆動回路13から出力される鋸歯状波と位相補償
回路12を通じて出力されるフォーカスエラー信号とを
切り換え、アンプ15を通じてフォーカスアクチュエー
タに供給する。
し、フォーカスアクチュエータを駆動する。スイッチ1
4は、駆動回路13から出力される鋸歯状波と位相補償
回路12を通じて出力されるフォーカスエラー信号とを
切り換え、アンプ15を通じてフォーカスアクチュエー
タに供給する。
【0017】次にその動作について説明する。最内周ト
ラックがミラー部になっている光磁気ディスク1が光磁
気ディスク装置に装着された後、モータ2は、装着され
た光磁気ディスク1を所定の回転数で回転するように回
転制御される。次に、任意の位置に停止していたOP3
は、光磁気ディスク1の内周側へ移動して、半導体レー
ザから発光される光が光磁気ディスク1の最内周トラッ
クに照射(集光)することができる位置に設けられてい
るリミットスイッチ(図示せず)に接触して停止する。
ラックがミラー部になっている光磁気ディスク1が光磁
気ディスク装置に装着された後、モータ2は、装着され
た光磁気ディスク1を所定の回転数で回転するように回
転制御される。次に、任意の位置に停止していたOP3
は、光磁気ディスク1の内周側へ移動して、半導体レー
ザから発光される光が光磁気ディスク1の最内周トラッ
クに照射(集光)することができる位置に設けられてい
るリミットスイッチ(図示せず)に接触して停止する。
【0018】停止したOP3は、光磁気ディスク1の最
内周トラックに設けたミラー部に光を照射し、その反射
光を受光する。また、OP3に内蔵されている対物レン
ズを光磁気ディスク1に対して、遠い位置から近い位置
まで移動する動作(フォーカスサーチ動作)を繰り返す
ように、駆動回路13からスイッチ14、アンプ15を
介して、フォーカスアクチュエータに鋸歯状波の駆動信
号が供給される。このとき、受光された光から、フォー
カスエラー変換回路8において、非点収差法によりフォ
ーカスエラー信号が生成される。こうして生成されたフ
ォーカスエラー信号はピーク検出回路9に記憶され、ピ
ーク検出回路9において、S字曲線(フォーカスエラー
信号)のピーク・トゥ・ピーク値が検出されるまで、O
P3は半導体レーザから発光される光の合焦位置を変化
させる。
内周トラックに設けたミラー部に光を照射し、その反射
光を受光する。また、OP3に内蔵されている対物レン
ズを光磁気ディスク1に対して、遠い位置から近い位置
まで移動する動作(フォーカスサーチ動作)を繰り返す
ように、駆動回路13からスイッチ14、アンプ15を
介して、フォーカスアクチュエータに鋸歯状波の駆動信
号が供給される。このとき、受光された光から、フォー
カスエラー変換回路8において、非点収差法によりフォ
ーカスエラー信号が生成される。こうして生成されたフ
ォーカスエラー信号はピーク検出回路9に記憶され、ピ
ーク検出回路9において、S字曲線(フォーカスエラー
信号)のピーク・トゥ・ピーク値が検出されるまで、O
P3は半導体レーザから発光される光の合焦位置を変化
させる。
【0019】ピーク検出回路9において、フォーカスエ
ラー信号のピーク・トゥ・ピーク値が検出されると、そ
の値はコントロール回路10に入力される。コントロー
ル回路10は、フォーカスエラー信号のピーク・トゥ・
ピーク値に対応して可変抵抗器11の抵抗値を調節し、
フォーカスエラー変換回路8から出力されるフォーカス
エラー信号が、所定の規格(一定のダイナミックレン
ジ)で位相補償回路12に入力されるようにする。
ラー信号のピーク・トゥ・ピーク値が検出されると、そ
の値はコントロール回路10に入力される。コントロー
ル回路10は、フォーカスエラー信号のピーク・トゥ・
ピーク値に対応して可変抵抗器11の抵抗値を調節し、
フォーカスエラー変換回路8から出力されるフォーカス
エラー信号が、所定の規格(一定のダイナミックレン
ジ)で位相補償回路12に入力されるようにする。
【0020】フォーカスエラー信号のレベルが、所定の
範囲の小さい値になったとき、スイッチ14は駆動回路
13側から位相補償回路12側に切り換わる。これによ
り、規格化されたフォーカスエラー信号(所定のダイナ
ミックレンジのフォーカスエラー信号)が位相補償回路
12において、位相補償され、アンプ15において増幅
された後、フォーカスアクチュエータに出力され、以
後、フォーカスアクチュエータは、そのフォーカスエラ
ー信号に対応して駆動される。
範囲の小さい値になったとき、スイッチ14は駆動回路
13側から位相補償回路12側に切り換わる。これによ
り、規格化されたフォーカスエラー信号(所定のダイナ
ミックレンジのフォーカスエラー信号)が位相補償回路
12において、位相補償され、アンプ15において増幅
された後、フォーカスアクチュエータに出力され、以
後、フォーカスアクチュエータは、そのフォーカスエラ
ー信号に対応して駆動される。
【0021】このようにして、フォーカス引き込み(ロ
ックイン)が終了した後、OP3は光磁気ディスク1の
外周側へ移動する。そして、PLL4において、OP3
から出力されるRF信号からクロックが検出されると、
そのクロックに同期してデータセパレータ5において、
信号が検出される。さらに、アドレスデコーダ7におい
て、データセパレータ5から出力される信号からトラッ
キング用のウォブルドピットが検出されると、トラッキ
ングが開始され、アドレスが読み取られる。
ックイン)が終了した後、OP3は光磁気ディスク1の
外周側へ移動する。そして、PLL4において、OP3
から出力されるRF信号からクロックが検出されると、
そのクロックに同期してデータセパレータ5において、
信号が検出される。さらに、アドレスデコーダ7におい
て、データセパレータ5から出力される信号からトラッ
キング用のウォブルドピットが検出されると、トラッキ
ングが開始され、アドレスが読み取られる。
【0022】このようにして、トラッキングが開始され
ると、光磁気ディスク装置は、光磁気ディスク1に情報
を記録または再生することができる状態になる。
ると、光磁気ディスク装置は、光磁気ディスク1に情報
を記録または再生することができる状態になる。
【0023】以上のように、本実施例では、光磁気ディ
スク1の最内周トラックの殆ど全て(全周)にミラー部
を設けたが、例えばOP3を停止させるリミットスイッ
チを光磁気ディスク1の最外周トラックに対応する位置
に設け、且つ光磁気ディスク1の最外周トラックにミラ
ー部を設けてもかまわない。
スク1の最内周トラックの殆ど全て(全周)にミラー部
を設けたが、例えばOP3を停止させるリミットスイッ
チを光磁気ディスク1の最外周トラックに対応する位置
に設け、且つ光磁気ディスク1の最外周トラックにミラ
ー部を設けてもかまわない。
【0024】さらに、本発明の光学式ディスク装置は、
フォーカスエラー信号を規格化して、フォーカス引き込
みを行うので、上述した光磁気ディスク以外にも、反射
率の大きく異なる例えば光ディスクなどに同一の装置で
情報を記録または再生することができる。
フォーカスエラー信号を規格化して、フォーカス引き込
みを行うので、上述した光磁気ディスク以外にも、反射
率の大きく異なる例えば光ディスクなどに同一の装置で
情報を記録または再生することができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の光学式ディスクによれ
ば、所定の少なくとも1トラックの実質的に全てがミラ
ー部になっているので、あらかじめそのトラックにおい
て安定したフォーカスサーボ制御のロックインを行うこ
とができる。
ば、所定の少なくとも1トラックの実質的に全てがミラ
ー部になっているので、あらかじめそのトラックにおい
て安定したフォーカスサーボ制御のロックインを行うこ
とができる。
【0026】請求項2に記載の光学式ディスク装置によ
れば、所定の少なくとも1トラックが光の回折を生じな
いミラー部におけるフォーカスエラー信号の最大値と最
小値との差によってフォーカスエラー信号を規格化する
ようになっている。従って、光学式ディスクの種類によ
らず、安定したフォーカスサーボのロックイン制御を行
うことができる。
れば、所定の少なくとも1トラックが光の回折を生じな
いミラー部におけるフォーカスエラー信号の最大値と最
小値との差によってフォーカスエラー信号を規格化する
ようになっている。従って、光学式ディスクの種類によ
らず、安定したフォーカスサーボのロックイン制御を行
うことができる。
【図1】本発明の光学式ディスク装置を応用した光磁気
ディスク装置の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
ディスク装置の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
1 光磁気ディスク 2 モータ(M) 3 光ピックアップ(OP) 4 フェイズロックループ回路(PLL) 5 データセパレータ 6 データデコーダ 7 アドレスデコーダ 8 フォーカスエラー変換回路 9 ピーク検出回路 10 コントロール回路 11 可変抵抗器 12 位相補償回路 13 駆動回路 14 スイッチ 15 アンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 光学的に情報の記録または再生が行われ
る光学式ディスクにおいて、 所定の少なくとも1トラックの全てが光の回折を生じな
いミラー部であることを特徴とする光学式ディスク。 - 【請求項2】 所定の少なくとも1トラックの全てが光
の回折を生じないミラー部である光学式ディスクに光を
照射する照射手段と、 前記光学式ディスクを経た光からフォーカスエラー信号
を生成するフォーカスエラー生成手段と、 前記ミラー部における前記フォーカスエラー信号の最大
値と最小値との差を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記フォーカスエラー信
号の最大値と最小値との差によって前記フォーカスエラ
ー信号を規格化する規格化手段とを備えることを特徴と
する光学式ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272072A JPH0581705A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 光学式デイスクおよび光学式デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272072A JPH0581705A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 光学式デイスクおよび光学式デイスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581705A true JPH0581705A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17508707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3272072A Pending JPH0581705A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 光学式デイスクおよび光学式デイスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0581705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0765404A (ja) * | 1993-08-30 | 1995-03-10 | Victor Co Of Japan Ltd | 光記録媒体並びにその記録及び/又は再生装置 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3272072A patent/JPH0581705A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0765404A (ja) * | 1993-08-30 | 1995-03-10 | Victor Co Of Japan Ltd | 光記録媒体並びにその記録及び/又は再生装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001120 |