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JPH0570461A - イソキノリン化合物の製造法 - Google Patents

イソキノリン化合物の製造法

Info

Publication number
JPH0570461A
JPH0570461A JP4032049A JP3204992A JPH0570461A JP H0570461 A JPH0570461 A JP H0570461A JP 4032049 A JP4032049 A JP 4032049A JP 3204992 A JP3204992 A JP 3204992A JP H0570461 A JPH0570461 A JP H0570461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diethoxy
theophylline
benzyl
dihydro
acetate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4032049A
Other languages
English (en)
Inventor
Antal Friesz
フリエスズ アンタル
Zsuzsanna Nad
ナツド ズスズサンナ
Lajos Nagy
ナギイ ラヨス
Tamas Kallay
カレイ タマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chinoin Private Co Ltd
Original Assignee
Chinoin Gyogyszer es Vegyeszeti Termekek Gyara Zrt
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chinoin Gyogyszer es Vegyeszeti Termekek Gyara Zrt filed Critical Chinoin Gyogyszer es Vegyeszeti Termekek Gyara Zrt
Publication of JPH0570461A publication Critical patent/JPH0570461A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D217/00Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems
    • C07D217/12Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with radicals, substituted by hetero atoms, attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring
    • C07D217/18Aralkyl radicals
    • C07D217/20Aralkyl radicals with oxygen atoms directly attached to the aromatic ring of said aralkyl radical, e.g. papaverine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • C07D473/02Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6
    • C07D473/04Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6 two oxygen atoms
    • C07D473/06Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6 two oxygen atoms with radicals containing only hydrogen and carbon atoms, attached in position 1 or 3
    • C07D473/08Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6 two oxygen atoms with radicals containing only hydrogen and carbon atoms, attached in position 1 or 3 with methyl radicals in positions 1 and 3, e.g. theophylline

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高純度の1−(3′,4′−ジエトキシ−ベン
ジル)−6,7−ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イソ
キノリニウム−テオフィリン−7−アセテートの製造方
法を提供する。 【構成】 水および1種以上の有機溶剤の存在下で、1
−(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−ジ
エトキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリンとテオフイ
リン−7−酢酸とを反応させ、ついで生成した1−
(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−ジエ
トキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリニウム−テオフ
イリン−7−アセテートモノハイドレートを脱水する、
純度約99.5%の1−(3′,4′−ジエトキシ−ベ
ンジル)−6,7−ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イ
ソキノリニウム−テオフイリン−7−アセテートの製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高純度の1−(3′,
4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−ジエトキシ−
3,4−ジヒドロ−イソキノリニウム−テオフイリン−
7−アセテートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テオフイリン−7−酢酸を使用して形成
される各種のテトラヒドロ−イソキノリン誘導体の塩
は、貴重な治療学的特性を有することは公知である。前
記の塩は、特に血圧減少、呼吸安定化および鎮痙効果を
示し、そして、さらに生体に対して示される全般的な活
性増進効果は重要である(ハンガリー国特許第167,
246号明細書)。
【0003】テオフイリン−7−酢酸を使用して形成さ
れる1−(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,
7−ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリン(以
後NO−Spa塩基と呼ぶ)の塩は、特に有効であり、
デポゲン(Depogen)として周知の老人病医薬品
である。
【0004】以後デポゲンと呼ぶ1−(3′,4′−ジ
エトキシ−ベンジル)−6,7−ジエトキシ−3,4−
ジヒドロ−イソキノリニウム−テオフイリン−7−アセ
テートの製造方法はわずか一方法が公知であるに過ぎ
ず、この方法はNO−Spa塩基とテオフイリン−7−
酢酸の等量とを、アルコール中好ましくはエタノールま
たはイソプロパノール中で反応させ、冷却によって沈殿
した固体を濾別する方法である(ハンガリー国特許第1
67,246号明細書)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】NO−Spa−塩酸塩
は安定な化合物であるが、この塩から遊離させたこの塩
基は不安定であることは周知である。NO−Spa塩基
は特に酸化に敏感であり、空気の酸素のような軽い酸化
剤でも酸化の程度の異なる副生物を生成する。この高酸
化活性はベンジル基のメチレンブリッジが酸化に対して
非常に高い感度を有することによる。
【0006】デポゲン製造の第1工程において、NO−
Spa塩基をその塩酸塩から遊離させる。かように遊離
した塩基は、そのテオフイリン−7−酢酸塩が形成され
るまでは不安定である。実際の経験では、今まではNO
−Spa塩基の酸化を抑制することができず、その理由
のために相当量の副生物が含まれる反応混合物中でデポ
ゲンの結晶化がおきる。デポゲンは再結晶化によって非
常に僅かしか精製されないために副生物の完全除去を非
常に困難にしている。この原因は構造的に酷似している
副生物の存在およびデポゲンのゆるい結晶構造に帰せら
れる(ハンガリー国特許第167,246号明細書によ
って製造されたデポゲンは3〜5%の量の汚染物を含有
する)。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上記の
障害をなくし、かつ克服する方法を提供することであ
る。本発明は、NO−Spa塩基とテオフイリン−7−
酢酸との反応を好適な水含有溶媒中で行えば、易結晶性
の純粋なデポゲンモノハイドレートが得られるという驚
くべき知見に基づくものである。この結晶性モノハイド
レートは新規化合物であり、結晶水を除去してデポゲン
に転化できる。
【0008】本発明は、1−(3′,4′−ジエトキシ
−ベンジル)−6,7−ジエトキシ−3,4−ジヒドロ
−イソキノリンとテオフイリン−7−酢酸とを反応させ
て汚染性酸化生成物を含まない純粋な1−(3′,4′
−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−ジエトキシ−3,
4−ジヒドロ−イソキノリニウム−テオフイリン−7−
アセテートの改良製造方法であって、最初に、1−
(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−ジエ
トキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリニウム−テオフ
イリン−7−アセテートの結晶性モノハイドレートを形
成し、洗浄によって汚染性酸化生成物を除去し、そし
て、生成した純粋の結晶性1−(3′,4′−ジエトキ
シ−ベンジル)−6,7−ジエトキシ−3,4−ジヒド
ロ−イソキノリニウム−テオフイリン−7−アセテート
−モノハイドレートから結晶水を除去することを特徴と
する上記の改良方法に関する。
【0009】本発明の別の態様によって、1−(3′,
4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−ジエトキシ−
3,4−ジヒドロ−イソキノリンとテオフイリン−7−
酢酸とを、水および1種またはそれ以上の有機溶媒の存
在下で反応させ、所望により追加の溶媒を添加後、1−
(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−ジエ
トキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリニウム−テオフ
イリン−7−アセテートを結晶化させ、そして、溶液中
に存在する汚染性酸化副生物から濾過によって前記の生
成物を分離することから成る1−(3′,4′−ジエト
キシ−ベンジル)−6,7−ジエトキシ−3,4−ジヒ
ドロ−イソキノリニウム−テオフイリン−7−アセテー
トの結晶性モノハイドレートの製造方法が提供される。
【0010】本発明によるデポゲンの改良された製造方
法の本質的特徴は、水および有機溶媒の存在にある。無
制限に水と混和性しうる有機溶媒の使用が好ましい。例
えば、ケトンおよびアルコール、特にアセトンおよびイ
ソプロパノールの使用が特に好ましい。NO−Spa塩
基の形成過程において、デポゲンの製造で使用した溶媒
とは異なる有機溶媒を使用した場合は、蒸留によって過
剰の溶媒を除去し、そして、デポゲンモノハイドレート
の結晶化を水と水混和性溶媒との混合物中で行うことに
よって好ましく進めることができる。
【0011】デポゲン−モノハイドレートの脱水は数種
の方法によって行うことができる。熱処理による真空下
で結晶水を除去することによって行うことができる。再
結晶化に好適な無水溶媒中、加温下でデポゲン−モノハ
イドレートを溶解させ、その後溶液を冷却して、結晶水
のない生成物を得ることもできる。この目的のために
は、デポゲンが可溶性ではあるが限られた範囲で溶解す
る溶媒が使用できる。この方式の実施方法では、脱水に
長時間を要する。
【0012】本発明のさらに詳細を、実施例によって保
護の範囲を限定しない次の実施例によって説明する。
【0013】例1 1−(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−
ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリニウム−テ
オフイリン−7−アセテートの結晶性モノハイドレート
(以後、デポゲン.H2 Oと呼ぶ)の製造 スターラーを備えた1000mlの三つ口フラスコに、
NO−Spa塩酸塩104.16g(0.235モ
ル)、ジクロロメタン160mlおよび水160mlを
添加する。攪拌下で透明溶液が形成する。11.2gの
固体水酸化ナトリウムおよび224mlの水の溶液を添
加し、さらに15分間攪拌を続ける。相が分離し、水性
相を40mlのジクロロメタンで抽出し、ジクロロメタ
ン相を一緒にする。スターラー、蒸留ヘッドを備えた2
000mlの四つ口フラスコ中に、54.4g(0.2
28モル)のテオフイリン−7−酢酸、960mlのア
セトンおよび80mlの水を加える。前項によって調製
したジクロロメタン溶液を攪拌下添加し、そして、反応
混合物を攪拌下で沸騰加熱する。ジクロロメタンの蒸留
が開始される。蒸留は蒸気の温度が57℃に達するまで
続ける。蒸留間、ジクロロメタンは等容量のアセトンと
置換する。蒸留後、熱溶液を濾過し、そして、冷却かつ
攪拌下15〜20℃で480mlのアセトンに徐々に添
加する。1/3の溶液を添加したとき、結晶化した生成
物を10〜15分間攪拌し、その後、熱反応の混合物の
残余量を注ぐ。添加が完了後、結晶化ペーストを15〜
20℃で2時間攪拌し、そして、0℃で12時間静置す
る。生成物を濾別し、各200mlの92%水性アセト
ンで2回洗浄し乾燥する。142gの目的化合物が9
5.5%収率で黄白色結晶形態で得られる。生成物の構
造を、分析、含水量の測定、IRスペクトルおよび結晶
構造の決定により確認する。 分析:計算値:C=60.63%,H=6.63%,N
=10.71%,O=22.03%; 実測値:C=60.61%,H=6.62%,N=1
0.67%,O=22.10%。
【0014】例2 スターラーを備えた500mlの三つ口フラスコ中に、
80mlの20%水酸化ナトリウム溶液、および80m
lのメチルエチルケトンを秤量添加し、これに、40℃
で43.4g(0.1モル)のNO−Spa−塩酸塩を
添加し、固体物質が溶解するまで混合物を攪拌する。相
が分離し、水性相を20mlおよび10mlのメチルエ
チルケトンで抽出する。スターラー、温度計、および還
流コンデンサーを備えた1000mlの四つ口フラスコ
中に、335mlのメチルケトン、20mlの水および
22.6g(0.095モル)のテオフイリン−7−酢
酸を攪拌しながら秤量添加し、このサスペンションに前
項によって得た合体した有機相を45〜50℃で添加す
る。反応混合物を弱い還流下で1時間加熱し、そして、
熱時濾過する。濾液を予め洗浄してある前記のフラスコ
に注ぎ戻し、水冷却下、約20℃で2時間攪拌する。反
応混合物を−3℃〜0℃の温度に冷却し、3時間結晶化
させる。沈殿した結晶を濾過し、95%水性エチルケト
ン50mlで2回洗浄し、そして、乾燥させる。かよう
にして60gの目的化合物が92%収率で黄白色結晶の
形態で得られる。例1に開示した方法によって生成物は
デポゲン.H2 Oと一致した。
【0015】例3 スターラーおよび温度計を備えた500ml三つ口フラ
スコ中に、175mlの水、13.3g(0.125モ
ル)の炭酸ナトリウムおよび35mlのジクロロメタン
を秤量添加し、これに、35℃で43.3g(0.1モ
ル)のNO−Spa−塩酸塩を攪拌下で添加する。全部
の固体物質が溶解したとき、相が分離し、そして、水性
相をジクロロメタン15mlで抽出する。300mlの
イソプロパノールに、37mlの水および22.6g
(0.095モル)のテオフイリン−7−酢酸を添加
し、35℃でNO−Spa塩基のジクロロメタン溶液を
添加する。反応混合物から100mlの溶媒を留去し、
これに100mlのイソプロパノールと3mlの水との
混合物を添加し、そして、熱混合物を濾過し、10℃に
冷却し、2時間結晶化させる。結晶を濾過し、100m
lの95%アセトンで洗浄し、そして、乾燥させる。か
ようにして、52.5gの目的化合物が83%の収率で
黄白色結晶の形態で得られる。例1に記載の方法によっ
て生成物はデポゲン.H2 Oと一致する。
【0016】例4 1−(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−
ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリニウム−テ
オフイリン−7−アセテート(以後、デポゲンと呼ぶ)
の製造 スターラー、温度計およびコンデンサーを備えた250
mlの四つ口フラスコ中に、35gの結晶性1−
(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−ジエ
トキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリニウム−テオフ
イリン−7−アセテートモノハイドレート、および20
0mlのエタノールを秤量添加し、混合物を攪拌下で沸
騰するまで加熱する。透明な溶液が形成され、これを濾
過し、熱濾液を冷却させる。23.1gの目的化合物が
95%の収率で黄白色繊維状生成物として沈殿する。m
p.:152〜154℃。元素分析およびIR−スペク
トルの比較によって、生成物はデポゲンと同一であり、
純度99.5%である。
【0017】例5 1−(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)−6,7−
ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリニウム−テ
オフイリン−7−アセテートの製造 スターラーを備えた250mlの四つ口フラスコに攪拌
しながら、25gの1−(3′,4′−ジエトキシ−ベ
ンジル)−6,7−ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イ
ソキノリニウム−テオフイリン−7−アセテートモノハ
イドレートおよび250mlの無水アセトンを秤量添加
する。反応混合物を室温で5時間攪拌する。結晶性生成
物は、ゆるい黄白色濃厚物質に変る、これを濾過し、各
20mlのアセトンで2回洗浄し、そして、乾燥させ
る。かようにして、23.5gの目的化合物が96.5
%の収率で得られる。mp.:152〜154℃。生成
物は例4によって製造した物質と同一である。
【0018】例6 デポゲン.H2 水80ml、炭酸ナトリウム11.6g(0.11モ
ル)及び酢酸エチル80mlの混合物に、温度40℃で
Na−Spa酢酸塩43.4g(0.1モル)を加え
る。この反応混合物を溶解するまで攪拌する。この層を
分離し、水層は20+10mlの酢酸エチルとともに振
とうする。化合した有機層を、酢酸エチル120ml、
水45ml及びテオフイリン−7−酢酸22.6g
(0.095モル)のサスペンションに温度45〜50
℃で加える。この反応混合物を1時間おだやかに還流
し、熱濾過する。濾液を温度0℃の酢酸エチル500m
lに加える。結晶化の後、反応混合物を濾過し、95%
酢酸エチル水溶液50mlで2回洗浄し、乾燥する。か
ようにして、59.5g(91%)の黄白色結晶物質を
得る。この物質は表−の生成物である。
【0019】例7 デポゲン.H2 アセトン220ml、水45ml及びNa−Spa酢酸
塩43.4g(0.1モル)を混合し40〜45℃に加
熱する。テオフイリン−7−酢酸ナトリウム塩24.7
g(0.095モル)をこの反応混合物中に攪拌下に加
え、この混合物を1時間還流し、熱濾過する。濾液を温
度0℃のアセトン500mlに加え、反応混合物を結晶
化し、濾過しそして95%アセトン水溶液50mlで2
回洗浄して乾燥する。かようにして、60g(92%)
の黄白色結晶物質を得る。この物質は表題の生成物であ
る。
【0020】例8 デポゲン デポゲン.H2 O65.3g(0.1モル)を、80℃
不活性ガス中50Hgmm圧力で8時間乾燥する。かよ
うにして、63g(99.2%)の黄色結晶物質を得
る。この物質は表題の生成物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラヨス ナギイ ハンガリア国スゼンテンドレ,バサルヘル イ ケイ.テル,16 (72)発明者 タマス カレイ ハンガリア国ブダペスト,ゲツプマダル ユー.,16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純度約99.5%の1−(3′,4′−
    ジエトキシ−ベンジル)−6,7−ジエトキシ−3,4
    −ジヒドロ−イソキノリニウム−テオフイリン−7−ア
    セテートの製造方法において、水および1種以上の有機
    溶剤の存在下で、1−(3′,4′−ジエトキシ−ベン
    ジル)−6,7−ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イソ
    キノリンとテオフイリン−7−酢酸とを反応させ、つい
    で生成した1−(3′,4′−ジエトキシ−ベンジル)
    −6,7−ジエトキシ−3,4−ジヒドロ−イソキノリ
    ニウム−テオフイリン−7−アセテートモノハイドレー
    トを脱水することを特徴とする、上記化合物の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 熱処理によって脱水を行う、請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 溶剤で処理することによって脱水を行
    う、請求項1記載の方法。
JP4032049A 1985-10-03 1992-02-19 イソキノリン化合物の製造法 Pending JPH0570461A (ja)

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