JPH0564627A - 管内検査装置 - Google Patents
管内検査装置Info
- Publication number
- JPH0564627A JPH0564627A JP3229060A JP22906091A JPH0564627A JP H0564627 A JPH0564627 A JP H0564627A JP 3229060 A JP3229060 A JP 3229060A JP 22906091 A JP22906091 A JP 22906091A JP H0564627 A JPH0564627 A JP H0564627A
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- Japan
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- guide wire
- moving body
- inspected
- tube
- pipe
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】被検査管内を確実にかつ低侵襲で自走すること
のできる管内検査装置を提供することを目的とする。 【構成】被検査管内に挿入されるガイドワイヤ31に移
動体32を前後方向に移動可能に保持したことを特徴と
する。
のできる管内検査装置を提供することを目的とする。 【構成】被検査管内に挿入されるガイドワイヤ31に移
動体32を前後方向に移動可能に保持したことを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管内検査装置に係り、特
に自走式の管内検査装置に関する。
に自走式の管内検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】胆管、血管等の生体管路や配管内を自走
しながら検査する手段として、車輪走行式あるいはクロ
ーラ走行式の管内検査装置が知られている。これらの管
内検査装置は被検査管の内面が鋼管のように硬い場合に
は良いが、生体管路のように柔らかい場合には滑りを起
こし、被検査管内を自走することが困難となる。
しながら検査する手段として、車輪走行式あるいはクロ
ーラ走行式の管内検査装置が知られている。これらの管
内検査装置は被検査管の内面が鋼管のように硬い場合に
は良いが、生体管路のように柔らかい場合には滑りを起
こし、被検査管内を自走することが困難となる。
【0003】そこで、この問題を解決するために被検査
管内に挿入される挿入部の先端に軸方向に伸縮する伸縮
部を設けると共に伸縮部の前後にバルーンを設け、これ
らのバルーンを膨脹収縮させると共に伸縮部を軸方向に
伸縮させることにより被検査管内を自走する蠕動式の管
内検査装置が提案されている。このような蠕動式管内検
査装置によると、車輪走行式やクローラ走行式の管内検
査装置に比べて滑りの発生が少ないため、被検査管の内
面が柔らかい場合でも管内を確実に自走することができ
る。
管内に挿入される挿入部の先端に軸方向に伸縮する伸縮
部を設けると共に伸縮部の前後にバルーンを設け、これ
らのバルーンを膨脹収縮させると共に伸縮部を軸方向に
伸縮させることにより被検査管内を自走する蠕動式の管
内検査装置が提案されている。このような蠕動式管内検
査装置によると、車輪走行式やクローラ走行式の管内検
査装置に比べて滑りの発生が少ないため、被検査管の内
面が柔らかい場合でも管内を確実に自走することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た蠕動式の管内検査装置では、膨脹したバルーンを被検
査管の内面に押し当てることによって被検査管内を自走
するため、被検査管の深部を検査しようとした場合には
バルーンを被検査管の内面に強固に押し当てる必要があ
り、患者への苦痛が増大するという問題があった。
た蠕動式の管内検査装置では、膨脹したバルーンを被検
査管の内面に押し当てることによって被検査管内を自走
するため、被検査管の深部を検査しようとした場合には
バルーンを被検査管の内面に強固に押し当てる必要があ
り、患者への苦痛が増大するという問題があった。
【0005】本発明は上記のような問題点に着目してな
されたもので、その目的は被検査管内を確実にかつ低侵
襲で自走することのできる管内検査装置を提供すること
にある。
されたもので、その目的は被検査管内を確実にかつ低侵
襲で自走することのできる管内検査装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、被検査管内に挿入されるガイドワイヤと、
このガイドワイヤに前後動可能に保持された移動体と、
この移動体に設けられた管内検査手段とを具備したもの
である。
に本発明は、被検査管内に挿入されるガイドワイヤと、
このガイドワイヤに前後動可能に保持された移動体と、
この移動体に設けられた管内検査手段とを具備したもの
である。
【0007】
【作用】本発明によると、被検査管内に挿入されるガイ
ドワイヤに移動体を前後方向に移動可能に保持すること
により、蠕動式のようにバルーンを被検査管の内面に強
固に押し当てる必要がないので、被検査管内を確実にか
つ低侵襲で自走することができる。
ドワイヤに移動体を前後方向に移動可能に保持すること
により、蠕動式のようにバルーンを被検査管の内面に強
固に押し当てる必要がないので、被検査管内を確実にか
つ低侵襲で自走することができる。
【0008】
【実施例】図3は本発明の第1実施例を示す図であり、
図中1は内視鏡である。この内視鏡1は体腔内に挿入さ
れる挿入部2と、この挿入部2の後端に設けられた操作
部3および挿入部2の先端に設けられた湾曲部4とから
なり、湾曲部4の先端には先端部材5(図6参照)が設
けられている。この先端部材5は内視鏡の先端部を形成
するものであり、先端部材5の外周面には図5に示す如
く平坦面6が形成されている。この平坦面6には開口窓
7,8が形成されており、これらの開口窓7,8には観
察光学系の光学部材と照明光学系の光学部材がそれぞれ
液密に設けられている。
図中1は内視鏡である。この内視鏡1は体腔内に挿入さ
れる挿入部2と、この挿入部2の後端に設けられた操作
部3および挿入部2の先端に設けられた湾曲部4とから
なり、湾曲部4の先端には先端部材5(図6参照)が設
けられている。この先端部材5は内視鏡の先端部を形成
するものであり、先端部材5の外周面には図5に示す如
く平坦面6が形成されている。この平坦面6には開口窓
7,8が形成されており、これらの開口窓7,8には観
察光学系の光学部材と照明光学系の光学部材がそれぞれ
液密に設けられている。
【0009】また、前記先端部材5の外周面には凹部9
が平坦面6の側部に隣接して形成されている。この凹部
9内には扇形の処置具誘導子10が収容されており、軸
11を中心に回動可能となっている。この処置具誘導子
10は処置具の向きを調整するためのものであり、処置
具誘導子10の側面には図7に示す如く弓状に湾曲した
連結板13の一端がピン12を介して回動自在に連結さ
れている。この連結板13の他端には金属製の棒状部材
14を介してワイヤ15の一端が連結されている。この
ワイヤ15の他端は先端部材5に形成された貫通孔16
を挿通して操作部3に導かれており、ワイヤ15を牽引
操作することにより処置具誘導子10の傾き角度を変え
られるようになっている。なお、連結板13の他端部に
は長孔17が連結板13の長手方向に沿って形成されて
おり、棒状部材14は長孔17内を移動可能となってい
る。
が平坦面6の側部に隣接して形成されている。この凹部
9内には扇形の処置具誘導子10が収容されており、軸
11を中心に回動可能となっている。この処置具誘導子
10は処置具の向きを調整するためのものであり、処置
具誘導子10の側面には図7に示す如く弓状に湾曲した
連結板13の一端がピン12を介して回動自在に連結さ
れている。この連結板13の他端には金属製の棒状部材
14を介してワイヤ15の一端が連結されている。この
ワイヤ15の他端は先端部材5に形成された貫通孔16
を挿通して操作部3に導かれており、ワイヤ15を牽引
操作することにより処置具誘導子10の傾き角度を変え
られるようになっている。なお、連結板13の他端部に
は長孔17が連結板13の長手方向に沿って形成されて
おり、棒状部材14は長孔17内を移動可能となってい
る。
【0010】また、前記先端部材5の外周には樹脂製の
先端カバー18が着脱自在に嵌着されている。この先端
カバー18の外周面には開口窓19が先端部材5の平坦
面6と凹部9に対応して形成されており、この開口窓1
9から処置具の先端部を突出させることができるように
なっている。なお、前記操作部3には接眼部20、湾曲
操作ノブ21、処置具挿入口22等が設けられている。
また、前記貫通孔16にはワイヤ15を遊嵌案内するワ
イヤガイド23と樹脂製のワイヤ支持管24が固着され
ており、このワイヤ支持管24の内径は棒状部材13と
ほぼ同径であり、隙間がほとんどない状態で棒状部材1
3が摺動可能となっている。
先端カバー18が着脱自在に嵌着されている。この先端
カバー18の外周面には開口窓19が先端部材5の平坦
面6と凹部9に対応して形成されており、この開口窓1
9から処置具の先端部を突出させることができるように
なっている。なお、前記操作部3には接眼部20、湾曲
操作ノブ21、処置具挿入口22等が設けられている。
また、前記貫通孔16にはワイヤ15を遊嵌案内するワ
イヤガイド23と樹脂製のワイヤ支持管24が固着され
ており、このワイヤ支持管24の内径は棒状部材13と
ほぼ同径であり、隙間がほとんどない状態で棒状部材1
3が摺動可能となっている。
【0011】また、図3において、30は本発明の第1
実施例に係る管内検査装置である。この管内検査装置3
0は被検査管内に挿入されるガイドワイヤ31と、この
ガイドワイヤ31に前後方向に移動可能に保持された円
筒状の移動体32とからなり、移動体32の外周面には
図1に示す如く管内検査手段としての超音波振動子33
が設けられている。
実施例に係る管内検査装置である。この管内検査装置3
0は被検査管内に挿入されるガイドワイヤ31と、この
ガイドワイヤ31に前後方向に移動可能に保持された円
筒状の移動体32とからなり、移動体32の外周面には
図1に示す如く管内検査手段としての超音波振動子33
が設けられている。
【0012】前記移動体32は図1及び図2に示す如く
中心部にワイヤ挿通孔34を有する本体35と、この本
体35内に設けられたローラ36a,36bと、これら
のローラ36a,36bを駆動するモータ37とで構成
されており、ガイドワイヤ31をローラ36a,36b
で挟んで自走するようになっている。
中心部にワイヤ挿通孔34を有する本体35と、この本
体35内に設けられたローラ36a,36bと、これら
のローラ36a,36bを駆動するモータ37とで構成
されており、ガイドワイヤ31をローラ36a,36b
で挟んで自走するようになっている。
【0013】上記のように構成される第1実施例では、
被検査管内に挿入されるガイドワイヤ31に移動体32
が前後方向に移動可能に保持されているので、蠕動式の
ようにバルーンを被検査管の内面に押し当てることなく
被検査管内を自走することができる。したがって、蠕動
式のようにバルーンを被検査管の内面に押し当てる必要
がないので、被検査管内を確実にかつ低侵襲で自走する
ことができる。
被検査管内に挿入されるガイドワイヤ31に移動体32
が前後方向に移動可能に保持されているので、蠕動式の
ようにバルーンを被検査管の内面に押し当てることなく
被検査管内を自走することができる。したがって、蠕動
式のようにバルーンを被検査管の内面に押し当てる必要
がないので、被検査管内を確実にかつ低侵襲で自走する
ことができる。
【0014】また、上述した第1実施例では、内視鏡1
の先端カバー18が先端部材5に対し着脱自在となって
いるので、先端カバー18の内面も容易に洗浄すること
ができる。
の先端カバー18が先端部材5に対し着脱自在となって
いるので、先端カバー18の内面も容易に洗浄すること
ができる。
【0015】また、ワイヤ支持管24の内径は棒状部材
13とほぼ同径であり、隙間がほとんどない状態で棒状
部材13が摺動可能となっているので、貫通孔16内に
血液等か侵入し難い。
13とほぼ同径であり、隙間がほとんどない状態で棒状
部材13が摺動可能となっているので、貫通孔16内に
血液等か侵入し難い。
【0016】図8及び図9は本発明の第2実施例を示す
図であり、図中40は本発明の第2実施例に係る管内検
査装置である。この管内検査装置40は被検査管内に挿
入されるガイドワイヤ41と、このガイドワイヤ41に
前後方向に移動可能に保持された移動体42とからな
り、移動体42の先端には管内検査手段としての対物レ
ンズ43と照明レンズ44が設けられている。
図であり、図中40は本発明の第2実施例に係る管内検
査装置である。この管内検査装置40は被検査管内に挿
入されるガイドワイヤ41と、このガイドワイヤ41に
前後方向に移動可能に保持された移動体42とからな
り、移動体42の先端には管内検査手段としての対物レ
ンズ43と照明レンズ44が設けられている。
【0017】前記移動体42はガイドワイヤ41が挿通
する内側ベローズ45と、この内側ベローズ45の外側
に設けられた外側ベローズ46と、これらベローズ4
5,46の両端に固定されたリング状の固定部材47,
48とで構成されており、固定部材47,48の内側と
外側にはそれぞれバルーン49,50,51,52が設
けられている。なお、移動体42の後端部にはベローズ
45,46を軸方向に伸縮させると共にバルーン49,
50,51,52を膨脹収縮させるための加圧空気供給
管路53が接続されている。
する内側ベローズ45と、この内側ベローズ45の外側
に設けられた外側ベローズ46と、これらベローズ4
5,46の両端に固定されたリング状の固定部材47,
48とで構成されており、固定部材47,48の内側と
外側にはそれぞれバルーン49,50,51,52が設
けられている。なお、移動体42の後端部にはベローズ
45,46を軸方向に伸縮させると共にバルーン49,
50,51,52を膨脹収縮させるための加圧空気供給
管路53が接続されている。
【0018】上記のように構成される第2実施例では、
固定部材47,48の内側に設けられたバルーン49,
50を交互に膨脹収縮させると共にベローズ45,46
を軸方向に伸縮させることにより、移動体42がガイド
ワイヤ41に沿って移動するので、被検査管内を確実に
かつ低侵襲で自走することができる。
固定部材47,48の内側に設けられたバルーン49,
50を交互に膨脹収縮させると共にベローズ45,46
を軸方向に伸縮させることにより、移動体42がガイド
ワイヤ41に沿って移動するので、被検査管内を確実に
かつ低侵襲で自走することができる。
【0019】図10及び図11は本発明の第3実施例を
示す図であり、図中60は本発明の第3実施例に係る管
内検査装置である。この管内検査装置60は被検査管内
に挿入されるガイドワイヤ61と、このガイドワイヤ6
1に前後方向に移動可能に保持された移動体62とから
なり、移動体62の先端部には管内検査手段としてのT
Vカメラ63と照明装置64が設けられている。また、
移動体62の後端には噴出ノズル65が設けられてお
り、この噴出ノズル65から噴出する加圧流体によって
移動体62を前進させるように構成されている。なお、
移動体62の中心部にはガイドワイヤ61が挿通するワ
イヤ挿通孔66が形成されている。また、移動体62の
後端には噴出ノズル65に加圧流体を供給する加圧流体
供給管路67とケーブル68が接続されている。
示す図であり、図中60は本発明の第3実施例に係る管
内検査装置である。この管内検査装置60は被検査管内
に挿入されるガイドワイヤ61と、このガイドワイヤ6
1に前後方向に移動可能に保持された移動体62とから
なり、移動体62の先端部には管内検査手段としてのT
Vカメラ63と照明装置64が設けられている。また、
移動体62の後端には噴出ノズル65が設けられてお
り、この噴出ノズル65から噴出する加圧流体によって
移動体62を前進させるように構成されている。なお、
移動体62の中心部にはガイドワイヤ61が挿通するワ
イヤ挿通孔66が形成されている。また、移動体62の
後端には噴出ノズル65に加圧流体を供給する加圧流体
供給管路67とケーブル68が接続されている。
【0020】上記のように構成される第3実施例では、
被検査管内に挿入されるガイドワイヤ61に移動体62
が前後方向に移動可能に保持されているので、蠕動式の
ようにバルーンを被検査管の内面に押し当てることなく
被検査管内を確実にかつ低侵襲で自走することができ
る。
被検査管内に挿入されるガイドワイヤ61に移動体62
が前後方向に移動可能に保持されているので、蠕動式の
ようにバルーンを被検査管の内面に押し当てることなく
被検査管内を確実にかつ低侵襲で自走することができ
る。
【0021】図12及び図13は本発明の第4実施例を
示す図であり、図中70は本発明の第4実施例に係る管
内検査装置である。この管内検査装置70は被検査管内
に挿入されるガイドワイヤ71と、このガイドワイヤ7
1に前後方向に移動可能に保持された移動体72とから
なり、移動体72の前端部には管内検査手段としてのT
Vカメラ73と照明装置74が設けられている。
示す図であり、図中70は本発明の第4実施例に係る管
内検査装置である。この管内検査装置70は被検査管内
に挿入されるガイドワイヤ71と、このガイドワイヤ7
1に前後方向に移動可能に保持された移動体72とから
なり、移動体72の前端部には管内検査手段としてのT
Vカメラ73と照明装置74が設けられている。
【0022】また、移動体72の前端部と後端部には積
層型圧電素子75,76が歪み方向を上下方向に合わせ
て配設されている。これらの圧電素子75,76はガイ
ドワイヤ71を押圧固定するためのものであり、図13
に示す硬質の枠78内に配置されている。また、移動体
72の内部には積層型圧電素子77が圧電素子75,7
6との間に水平に設けられている。この積層型圧電素子
77は前述した圧電素子75,76と協働して移動体7
2を前後進させるためのものであり、移動体72を前後
方向に伸縮するようになっている。なお、移動体72の
後端には圧電素子75,76,77に駆動電圧を供給す
るためのケーブル79が接続されている。
層型圧電素子75,76が歪み方向を上下方向に合わせ
て配設されている。これらの圧電素子75,76はガイ
ドワイヤ71を押圧固定するためのものであり、図13
に示す硬質の枠78内に配置されている。また、移動体
72の内部には積層型圧電素子77が圧電素子75,7
6との間に水平に設けられている。この積層型圧電素子
77は前述した圧電素子75,76と協働して移動体7
2を前後進させるためのものであり、移動体72を前後
方向に伸縮するようになっている。なお、移動体72の
後端には圧電素子75,76,77に駆動電圧を供給す
るためのケーブル79が接続されている。
【0023】上記のように構成される第4実施例では、
積層型圧電素子75,76,77を順次駆動することに
より、移動体72がガイドワイヤ71に沿って前進する
ので、蠕動式のようにバルーンを被検査管の内面に押し
当てる必要がなく、被検査管内を確実にかつ低侵襲で自
走することができる。
積層型圧電素子75,76,77を順次駆動することに
より、移動体72がガイドワイヤ71に沿って前進する
ので、蠕動式のようにバルーンを被検査管の内面に押し
当てる必要がなく、被検査管内を確実にかつ低侵襲で自
走することができる。
【0024】図14及び図15は本発明の第5実施例を
示す図であり、図中80は本発明の第5実施例に係る管
内検査装置である。この管内検査装置80は被検査管内
に挿入されるガイドワイヤ81と、このガイドワイヤ8
1に前後方向に移動可能に保持された移動体82とから
なり、移動体82の先端部にはTVカメラ等の管内検査
手段(図示せず)が設けられている。
示す図であり、図中80は本発明の第5実施例に係る管
内検査装置である。この管内検査装置80は被検査管内
に挿入されるガイドワイヤ81と、このガイドワイヤ8
1に前後方向に移動可能に保持された移動体82とから
なり、移動体82の先端部にはTVカメラ等の管内検査
手段(図示せず)が設けられている。
【0025】前記移動体82はベローズ83の両端に前
側本体84と後側本体85を固定して構成されており、
ベローズ83内には放電電極86の衝撃波を前側本体8
4に伝えるための流体(例えば水)が充填されている。
なお、前側本体84及び後側本体85の下面には前脚8
7及び後脚88が設けられている。
側本体84と後側本体85を固定して構成されており、
ベローズ83内には放電電極86の衝撃波を前側本体8
4に伝えるための流体(例えば水)が充填されている。
なお、前側本体84及び後側本体85の下面には前脚8
7及び後脚88が設けられている。
【0026】上記のように構成される第5実施例では、
後側本体85に放電電極86から放電衝撃波を発生させ
ると、ベローズ83が軸方向に伸縮して移動体82が前
進するので、蠕動式のようにバルーンを被検査管の内面
に押し当てる必要がなく、被検査管内を確実にかつ低侵
襲で自走することができる。
後側本体85に放電電極86から放電衝撃波を発生させ
ると、ベローズ83が軸方向に伸縮して移動体82が前
進するので、蠕動式のようにバルーンを被検査管の内面
に押し当てる必要がなく、被検査管内を確実にかつ低侵
襲で自走することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検査管内に挿入されるガイドワイヤに移動体を前後方向
に移動可能に保持したので、被検査管内を確実にかつ低
侵襲で自走することのできる管内検査装置を提供でき
る。
検査管内に挿入されるガイドワイヤに移動体を前後方向
に移動可能に保持したので、被検査管内を確実にかつ低
侵襲で自走することのできる管内検査装置を提供でき
る。
【図1】本発明の第1実施例に係る管内検査装置の概略
構成図。
構成図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】同実施例に係る管内検査装置と内視鏡を示す
図。
図。
【図4】内視鏡の外観図。
【図5】内視鏡の先端部を示す平面図。
【図6】図5のB−B線に沿った断面図。
【図7】内視鏡の処置具誘導子に連結された連結板を示
す斜視図。
す斜視図。
【図8】本発明の第2実施例に係る管内検査装置の概略
構成図。
構成図。
【図9】本発明の第2実施例に係る管内検査装置の正面
図。
図。
【図10】本発明の第3実施例に係る管内検査装置の概
略構成図。
略構成図。
【図11】図10のC−C線に沿った断面図。
【図12】本発明の第4実施例に係る管内検査装置の概
略構成図。
略構成図。
【図13】図12のD−D線に沿った断面図。
【図14】本発明の第5実施例に係る管内検査装置の概
略構成図。
略構成図。
【図15】同実施例の作用説明図。
31,41,61,71,81…ガイドワイヤ、32,
42,62,72,82…移動体、33…超音波振動
子、43…対物レンズ、44…照明レンズ、63,73
…TVカメラ。
42,62,72,82…移動体、33…超音波振動
子、43…対物レンズ、44…照明レンズ、63,73
…TVカメラ。
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、被検査管内に挿入されるガイドワイヤと、
このガイドワイヤが挿通する挿通孔を有する移動体本体
と、この移動体本体を前記ガイドワイヤに対して前後進
させる駆動手段と、前記移動体本体に設けられた管内検
査手段とを具備したものである。
に本発明は、被検査管内に挿入されるガイドワイヤと、
このガイドワイヤが挿通する挿通孔を有する移動体本体
と、この移動体本体を前記ガイドワイヤに対して前後進
させる駆動手段と、前記移動体本体に設けられた管内検
査手段とを具備したものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 被検査管内に挿入されるガイドワイヤ
と、このガイドワイヤに前後方向に移動可能に保持され
た移動体と、この移動体に設けられた管内検査手段とを
具備したことを特徴とする管内検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3229060A JPH0564627A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 管内検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3229060A JPH0564627A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 管内検査装置 |
Publications (1)
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JPH0564627A true JPH0564627A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16886113
Family Applications (1)
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JP3229060A Withdrawn JPH0564627A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 管内検査装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0564627A (ja) |
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