JPH0544515B2 - - Google Patents
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- JPH0544515B2 JPH0544515B2 JP60246289A JP24628985A JPH0544515B2 JP H0544515 B2 JPH0544515 B2 JP H0544515B2 JP 60246289 A JP60246289 A JP 60246289A JP 24628985 A JP24628985 A JP 24628985A JP H0544515 B2 JPH0544515 B2 JP H0544515B2
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ロータを収納したボデーに枢着さ
れ、ロータ前面を開閉するカバーを開方向に回動
させるとボデーと係合して開位置に保持され、キ
ーを抜脱するとカバーが閉位置に戻るようにした
シリンダ錠のカバー自動戻り装置の改良に関す
る。
れ、ロータ前面を開閉するカバーを開方向に回動
させるとボデーと係合して開位置に保持され、キ
ーを抜脱するとカバーが閉位置に戻るようにした
シリンダ錠のカバー自動戻り装置の改良に関す
る。
(従来の技術)
このようなものとして、例えば実開昭59−
122354号公報に記載されたものがある。
122354号公報に記載されたものがある。
このものでは、ロータを収納したボデーにロー
タ前面を開閉するカバーを枢着し、カバーに開状
態から閉状態の方向に回動力を付勢するスプリン
グをボデーとカバーの間に装着し、カバーを開状
態にしたときに相互に係止してカバーを開状態に
保持し、且つカバーがボデーから離れる方向に押
上げられた場合には係止が解除される係止部をカ
バー及びボデーの対応する位置にそれぞれ形成
し、キー挿入孔とガイドピンを有するストツパを
ロータ前端部に配置し、ガイドピンをロータ前端
部より突出させ、キーをストツパのキー挿入孔に
挿入するとガイドピンが移動してカバーを押上げ
前記係止が解除されると共に、該ガイドピンがカ
バーに形成されたガイド溝に係合し、カバーに付
勢された回動力に抗してカバーを保持するように
している。
タ前面を開閉するカバーを枢着し、カバーに開状
態から閉状態の方向に回動力を付勢するスプリン
グをボデーとカバーの間に装着し、カバーを開状
態にしたときに相互に係止してカバーを開状態に
保持し、且つカバーがボデーから離れる方向に押
上げられた場合には係止が解除される係止部をカ
バー及びボデーの対応する位置にそれぞれ形成
し、キー挿入孔とガイドピンを有するストツパを
ロータ前端部に配置し、ガイドピンをロータ前端
部より突出させ、キーをストツパのキー挿入孔に
挿入するとガイドピンが移動してカバーを押上げ
前記係止が解除されると共に、該ガイドピンがカ
バーに形成されたガイド溝に係合し、カバーに付
勢された回動力に抗してカバーを保持するように
している。
ところが、このものではスペースの少ないロー
タ前端部よりガイドピンを突出させているので、
製作精度を必要とし、且つガイドピンはロータの
回動と共にするため、ロータの回動時にカバーが
移動しないように溝を形成しなければならず、そ
れだけカバーの構造が複雑なものになつていると
共に、ロータがキー挿脱位置からいずれの方向に
も回転するようなものに使用することは非常に困
難であつた。
タ前端部よりガイドピンを突出させているので、
製作精度を必要とし、且つガイドピンはロータの
回動と共にするため、ロータの回動時にカバーが
移動しないように溝を形成しなければならず、そ
れだけカバーの構造が複雑なものになつていると
共に、ロータがキー挿脱位置からいずれの方向に
も回転するようなものに使用することは非常に困
難であつた。
(発明の目的)
本発明は、上記問題点を解決するためになされ
たもので、簡単な構造でカバーの自動戻りを可能
にすると共に、ロータがキー挿脱位置から左右い
ずれの方向へも回動できるシリンダ錠にも使用す
ることを可能にするようにしたシリンダ錠のカバ
ー自動戻り装置を提供することを目的とする。
たもので、簡単な構造でカバーの自動戻りを可能
にすると共に、ロータがキー挿脱位置から左右い
ずれの方向へも回動できるシリンダ錠にも使用す
ることを可能にするようにしたシリンダ錠のカバ
ー自動戻り装置を提供することを目的とする。
(発明の構成)
このため、本発明は、シリンダ錠のロータを収
納したカバーに枢着され、ロータのキー挿入孔の
前面を開閉するカバーを常時閉方向に付勢すると
共に、カバーを開方向に回動させたときボデーと
係合して開位置に保持し、キー操作後キーをシリ
ンダ錠から抜脱するとカバーが閉位置に戻るよう
にしたシリンダ錠のカバー自動戻り装置におい
て、キーのロータへの挿脱に応動しキー抜脱時に
はロータ内に没入しキー挿入時にはロータの外周
面まで移動する摺動部材と、一端が該摺動部材に
当接し他端にボデーの前面より突出する突出部を
形成した係合部材とを備え、前記ボデーの前面に
係合部を設け、前記カバーにはカバーを開方向に
回動させたときボデーの前面側に設けた係合部に
係合する第1の係合部とキー挿入時に前記係合部
材と係合する第2の係合部とを形成し、キー挿入
時に係合部材を駆動してボデーの係合部とカバー
の第1の係合部との係合を解除して係合部材の突
出部にカバーの第2の係合部を係合させ、キー抜
脱時に係合部材の突出部とカバーの第2の係合部
との係合を解除するようにしたものである。
納したカバーに枢着され、ロータのキー挿入孔の
前面を開閉するカバーを常時閉方向に付勢すると
共に、カバーを開方向に回動させたときボデーと
係合して開位置に保持し、キー操作後キーをシリ
ンダ錠から抜脱するとカバーが閉位置に戻るよう
にしたシリンダ錠のカバー自動戻り装置におい
て、キーのロータへの挿脱に応動しキー抜脱時に
はロータ内に没入しキー挿入時にはロータの外周
面まで移動する摺動部材と、一端が該摺動部材に
当接し他端にボデーの前面より突出する突出部を
形成した係合部材とを備え、前記ボデーの前面に
係合部を設け、前記カバーにはカバーを開方向に
回動させたときボデーの前面側に設けた係合部に
係合する第1の係合部とキー挿入時に前記係合部
材と係合する第2の係合部とを形成し、キー挿入
時に係合部材を駆動してボデーの係合部とカバー
の第1の係合部との係合を解除して係合部材の突
出部にカバーの第2の係合部を係合させ、キー抜
脱時に係合部材の突出部とカバーの第2の係合部
との係合を解除するようにしたものである。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面第1図ないし
第14図に基づいてより詳細に説明する。
第14図に基づいてより詳細に説明する。
1はカバーで、該カバー1の背面2には支軸
3、第1の係合部4、第2の係合部5が突設され
ている。第1の係合部4は急な傾斜面4aと緩や
かな傾斜面4bと水平面4cとを備えている。支
軸3の先端部は一段細くなつておりその一部に突
起3aを形成し、この先端部にスプリングホルダ
6がワツシヤ7を間にしてねじ8により取り付け
られる。スプリングホルダ6には支軸3の先端部
に形成された突起3aに嵌合する切欠き部(図示
せず)が形成され、従つて、スプリングホルダ6
は支軸3の先端部に回動不能に固定される。9は
スプリングホルダ6と後述するボデー11との間
に装着される円錘ばねで、その一端がスプリング
ホルダ6に、他端がボデー11に止められてい
る。そしてカバー1をボデー11に前面側から見
て反時計方向に且つ背面方向に付勢している。
尚、これらの部品の取り付けによつてカバー1は
ボデー11に前面方向に移動可能に枢着される。
10はカバー1の前面に載置されるデコレーシヨ
ンパネルである。ボデー11にはカバー1の支軸
3を枢着する軸孔12、係合部材収納凹部13、
スプリング収納凹部14、ロータ収納部15が設
けられ、さらにストツパ16が形成されている。
該ストツパ16はカバー1の背面2に形成された
当接部2aに当接しカバー1を閉位置に保持する
ようにしている。17はロータで、該ロータ17
はキー18の挿入によつて左右いずれの方向にも
回動が可能となり、ロータ17の背面側端部に取
り付けられたレバー19を駆動して、バツクドア
のロツク(図示せず)を解除するようになつてい
る。
3、第1の係合部4、第2の係合部5が突設され
ている。第1の係合部4は急な傾斜面4aと緩や
かな傾斜面4bと水平面4cとを備えている。支
軸3の先端部は一段細くなつておりその一部に突
起3aを形成し、この先端部にスプリングホルダ
6がワツシヤ7を間にしてねじ8により取り付け
られる。スプリングホルダ6には支軸3の先端部
に形成された突起3aに嵌合する切欠き部(図示
せず)が形成され、従つて、スプリングホルダ6
は支軸3の先端部に回動不能に固定される。9は
スプリングホルダ6と後述するボデー11との間
に装着される円錘ばねで、その一端がスプリング
ホルダ6に、他端がボデー11に止められてい
る。そしてカバー1をボデー11に前面側から見
て反時計方向に且つ背面方向に付勢している。
尚、これらの部品の取り付けによつてカバー1は
ボデー11に前面方向に移動可能に枢着される。
10はカバー1の前面に載置されるデコレーシヨ
ンパネルである。ボデー11にはカバー1の支軸
3を枢着する軸孔12、係合部材収納凹部13、
スプリング収納凹部14、ロータ収納部15が設
けられ、さらにストツパ16が形成されている。
該ストツパ16はカバー1の背面2に形成された
当接部2aに当接しカバー1を閉位置に保持する
ようにしている。17はロータで、該ロータ17
はキー18の挿入によつて左右いずれの方向にも
回動が可能となり、ロータ17の背面側端部に取
り付けられたレバー19を駆動して、バツクドア
のロツク(図示せず)を解除するようになつてい
る。
20はロータ17に収容され大略コの字状に形
成された摺動部材でキー18の抜脱時にはロータ
17内に没入しキー18をロータ17に挿入する
とその一端部20aがロータ17の前端部に装着
されたシリンダキヤツプ21の外周面の位置まで
移動するようになつている。該摺動部材20には
傾斜面20bが形成してありキー18の段部18
aが摺動部材20を右動させながら該傾斜面20
bに沿つて移動し、その後、キー18の段部18
aは摺動部材20の他端部20cに摺接しながら
移動する。この位置で摺動部材20の一端部20
aがロータ17に装着されたシリンダキヤツプ2
1の外周上と一致するように設定されている。2
2は係合部材でボデー11の係合部材収納凹部1
3上に突設された軸13aに枢着されその一端2
3は摺動部材20の一端部20aに当接し他端に
は係合突起24が形成され、該係合突起24には
傾斜面24aが設けられている。さらに係合部材
22にはばね受用突起25が形成され、この突起
25の外周部にボデー11のスプリング収納凹部
14に収納されたコイルスプリング26の一端側
が当接し、係合部材22を時計回転方向に付勢し
ている。そしてキー18の抜脱時にはコイルスプ
リング26の付勢力により係合部材22の一端2
3は摺動部材20と共にロータ17内に没入して
いる。このとき係合部材22の係合突起24の位
置はカバー1を支軸3を回転中心として回動させ
たときにカバー1の第1係合部4が通る軌跡上に
あり、キー18を挿入してコイルスプリング26
の付勢力に抗して係合部材22の一端をロータ1
7に装着されたシリンダキヤツプ21の外周面ま
で移動させたときの係合突起24の位置はカバー
1の第1の係合部が通る軌跡上から外れ、第2の
係合部が通る軌跡上に移動する。
成された摺動部材でキー18の抜脱時にはロータ
17内に没入しキー18をロータ17に挿入する
とその一端部20aがロータ17の前端部に装着
されたシリンダキヤツプ21の外周面の位置まで
移動するようになつている。該摺動部材20には
傾斜面20bが形成してありキー18の段部18
aが摺動部材20を右動させながら該傾斜面20
bに沿つて移動し、その後、キー18の段部18
aは摺動部材20の他端部20cに摺接しながら
移動する。この位置で摺動部材20の一端部20
aがロータ17に装着されたシリンダキヤツプ2
1の外周上と一致するように設定されている。2
2は係合部材でボデー11の係合部材収納凹部1
3上に突設された軸13aに枢着されその一端2
3は摺動部材20の一端部20aに当接し他端に
は係合突起24が形成され、該係合突起24には
傾斜面24aが設けられている。さらに係合部材
22にはばね受用突起25が形成され、この突起
25の外周部にボデー11のスプリング収納凹部
14に収納されたコイルスプリング26の一端側
が当接し、係合部材22を時計回転方向に付勢し
ている。そしてキー18の抜脱時にはコイルスプ
リング26の付勢力により係合部材22の一端2
3は摺動部材20と共にロータ17内に没入して
いる。このとき係合部材22の係合突起24の位
置はカバー1を支軸3を回転中心として回動させ
たときにカバー1の第1係合部4が通る軌跡上に
あり、キー18を挿入してコイルスプリング26
の付勢力に抗して係合部材22の一端をロータ1
7に装着されたシリンダキヤツプ21の外周面ま
で移動させたときの係合突起24の位置はカバー
1の第1の係合部が通る軌跡上から外れ、第2の
係合部が通る軌跡上に移動する。
次に本発明の作用について説明する。
第1図の状態ではキー18はロータ17に挿入
されていないため第4図及び第5図に示すように
係合部材22はコイルスプリング26によりその
一端23はロータ17内に没入しており、このと
き係合突起24は、カバー1を支軸3を回転中心
として回動させたときカバー1の第1の係合部4
が通る軌跡上にあり、従つて第1図の状態からカ
バー1を時計回り方向に回動させるとカバー1の
第1の係合部4は係合突起24を乗り越え、この
位置でカバー1の回動を止めると第1の係合部4
は係合突起24に係合し第8図に示すようにカバ
ー1は開いた位置に保持される。この作用を第1
1図ないし第13図により説明すると、まずカバ
ー1を時計回り方向に回動させると、すなわち第
11図においてカバー1を矢印A方向に移動させ
ると、係合部材22の係合突起24は第1の係合
部4が通る軌跡上にあり、第2の係合部5はそれ
より奥の方向にあるため、第2の係合部5は係合
突起24の奥側を通り抜けて第1の係合部4の緩
やかな傾斜面4bに係合突起24の傾斜面24a
が当接する。さらにカバー1を矢印A方向に移動
させるとカバー1は係合突起24の先端24bに
第1の係合部4の水平面4cが当接する位置まで
持ち上げられ係合突起24を乗り越え第12図に
示す位置まで移動する。この状態でカバー1の回
転を止めるとカバー1は円錘ばね9の作用により
反時計方向すなわち矢印B方向に移動し第13図
に示すように係合突起24が第1の係合部4の急
な傾斜面4aに当接した位置で止まるようになつ
ている。尚急な傾斜面4aが形成されているの
は、係合突起24に係合しカバー1を開いた位置
に保持するが、手動によりカバー1を閉方向に回
動させるとこの急な傾斜面4aにより係合突起2
4を乗り越えて係合を解除し、カバー1を手動に
よつても閉じることができるようにしている。
されていないため第4図及び第5図に示すように
係合部材22はコイルスプリング26によりその
一端23はロータ17内に没入しており、このと
き係合突起24は、カバー1を支軸3を回転中心
として回動させたときカバー1の第1の係合部4
が通る軌跡上にあり、従つて第1図の状態からカ
バー1を時計回り方向に回動させるとカバー1の
第1の係合部4は係合突起24を乗り越え、この
位置でカバー1の回動を止めると第1の係合部4
は係合突起24に係合し第8図に示すようにカバ
ー1は開いた位置に保持される。この作用を第1
1図ないし第13図により説明すると、まずカバ
ー1を時計回り方向に回動させると、すなわち第
11図においてカバー1を矢印A方向に移動させ
ると、係合部材22の係合突起24は第1の係合
部4が通る軌跡上にあり、第2の係合部5はそれ
より奥の方向にあるため、第2の係合部5は係合
突起24の奥側を通り抜けて第1の係合部4の緩
やかな傾斜面4bに係合突起24の傾斜面24a
が当接する。さらにカバー1を矢印A方向に移動
させるとカバー1は係合突起24の先端24bに
第1の係合部4の水平面4cが当接する位置まで
持ち上げられ係合突起24を乗り越え第12図に
示す位置まで移動する。この状態でカバー1の回
転を止めるとカバー1は円錘ばね9の作用により
反時計方向すなわち矢印B方向に移動し第13図
に示すように係合突起24が第1の係合部4の急
な傾斜面4aに当接した位置で止まるようになつ
ている。尚急な傾斜面4aが形成されているの
は、係合突起24に係合しカバー1を開いた位置
に保持するが、手動によりカバー1を閉方向に回
動させるとこの急な傾斜面4aにより係合突起2
4を乗り越えて係合を解除し、カバー1を手動に
よつても閉じることができるようにしている。
カバー1を開いた位置でキー18をロータ17
に挿入すると、キー18の段部18aが摺動部材
20の傾斜面20bに沿つて移動して摺動部材2
0を押し上げ、第6図及び第7図に示すようにそ
の一端部20aをロータ17に装着されたシリン
ダキヤツプ21の外周面まで移動させる。そして
コイルスプリング26の付勢力に抗して係合部材
22を反時計方向に回動させるとその係合突起2
4はカバー1の第1の係合部4から離脱し、カバ
ー1は円錘ばね9の付勢力により反時計方向に回
動する。このとき係合部材22の係合突起24は
カバー1の第2の係合部5を通る軌跡上にあるた
め第14図に示すように第2の係合部5と係合
し、第9図に示すようにカバー1をその位置に保
持する。
に挿入すると、キー18の段部18aが摺動部材
20の傾斜面20bに沿つて移動して摺動部材2
0を押し上げ、第6図及び第7図に示すようにそ
の一端部20aをロータ17に装着されたシリン
ダキヤツプ21の外周面まで移動させる。そして
コイルスプリング26の付勢力に抗して係合部材
22を反時計方向に回動させるとその係合突起2
4はカバー1の第1の係合部4から離脱し、カバ
ー1は円錘ばね9の付勢力により反時計方向に回
動する。このとき係合部材22の係合突起24は
カバー1の第2の係合部5を通る軌跡上にあるた
め第14図に示すように第2の係合部5と係合
し、第9図に示すようにカバー1をその位置に保
持する。
なお、係合突起24に傾斜面24aを形成して
いるのは、係合突起24を第1の係合部4が容易
に乗り越えることができるようにしているもので
あると共に係合突起24の強度を損わずに第1の
係合部4と第2の係合部5との間隔を狭くするこ
とができるようにしたものであり、従つて第1の
係合部4の緩やかな傾斜面4bと同じ角度の傾斜
面となつている。
いるのは、係合突起24を第1の係合部4が容易
に乗り越えることができるようにしているもので
あると共に係合突起24の強度を損わずに第1の
係合部4と第2の係合部5との間隔を狭くするこ
とができるようにしたものであり、従つて第1の
係合部4の緩やかな傾斜面4bと同じ角度の傾斜
面となつている。
キー18をロータ17に挿入することによりロ
ータ17は回動可能となり、ロータ17を時計方
向に回動させると第10図に示すように係合部材
22の一端23はシリンダキヤツプ21の外周上
を摺動するだけで、係合部材22は移動すること
がない。ロータ17の回動に応じてレバー19が
回動し、バツクドアのロツクを解除するようにな
つている。尚、ロータ17は反時計方向に回動さ
せてもバツクドアのロツクは解除するようになつ
ており、この場合も係合部材22の一端23はシ
リンダキヤツプ21の外周上を摺動するだけで移
動することがない。
ータ17は回動可能となり、ロータ17を時計方
向に回動させると第10図に示すように係合部材
22の一端23はシリンダキヤツプ21の外周上
を摺動するだけで、係合部材22は移動すること
がない。ロータ17の回動に応じてレバー19が
回動し、バツクドアのロツクを解除するようにな
つている。尚、ロータ17は反時計方向に回動さ
せてもバツクドアのロツクは解除するようになつ
ており、この場合も係合部材22の一端23はシ
リンダキヤツプ21の外周上を摺動するだけで移
動することがない。
バツクドアのロツクを解除し、すなわち、ロー
タ17をもとの位置に戻しキー18を抜脱する
と、係合部材22はコイルスプリング26の付勢
力により時計方向に回動し、その一端23は摺動
部材20と共にロータ17に没入する。そして係
合部材22の係合突起24は、カバー1の第2の
係合部5から離脱し、カバー1はボデー11のス
トツパ16にカバー1の背面2に形成された当接
部2aが当接するまで反時計方向に回動し、この
位置でカバー1はロータ17の前面を完全に覆う
ようになる。
タ17をもとの位置に戻しキー18を抜脱する
と、係合部材22はコイルスプリング26の付勢
力により時計方向に回動し、その一端23は摺動
部材20と共にロータ17に没入する。そして係
合部材22の係合突起24は、カバー1の第2の
係合部5から離脱し、カバー1はボデー11のス
トツパ16にカバー1の背面2に形成された当接
部2aが当接するまで反時計方向に回動し、この
位置でカバー1はロータ17の前面を完全に覆う
ようになる。
尚、本実施例では係合部材22の係合突起24
がカバー1の第1の係合部4と第2の係合部5の
いずれにも係合するようになつているが、第1の
係合部に係合する係合突起を別にボデーの前面に
設けてもよく、この場合第2の係合部に係合する
係合部材の移動によつて、カバーを前面側に押し
上げ、第1の係合部と係合突起の係合を解除する
ようにすればよい。
がカバー1の第1の係合部4と第2の係合部5の
いずれにも係合するようになつているが、第1の
係合部に係合する係合突起を別にボデーの前面に
設けてもよく、この場合第2の係合部に係合する
係合部材の移動によつて、カバーを前面側に押し
上げ、第1の係合部と係合突起の係合を解除する
ようにすればよい。
(発明の効果)
係合部材はロータの回動には応動しない為、カ
バーには単に第1の係合部と第2の係合部とを形
成すればよいのでカバーの構造が簡単化できる。
またロータをいずれの方向に回動させても係合部
材の一端はロータの外周上を摺動するだけであ
り、従つて、ロータがキー挿脱位置からいずれの
方向へも回転するシリンダ錠にも使用することが
できる。
バーには単に第1の係合部と第2の係合部とを形
成すればよいのでカバーの構造が簡単化できる。
またロータをいずれの方向に回動させても係合部
材の一端はロータの外周上を摺動するだけであ
り、従つて、ロータがキー挿脱位置からいずれの
方向へも回転するシリンダ錠にも使用することが
できる。
第1図は本発明のシリンダ錠の平面図、第2図
は第1図の−断面図、第3図はカバーの底面
図、第4図は第1図のカバーを取り除いた一部断
面図、第5図はシリンダ錠のカバーを取り除いた
一部断面正面図、第6図は第4図に対しキーを挿
入した状態を示す図、第7図は第5図に対しキー
を挿入した状態を示す図、第8図はカバーを開い
て係合突起と第1の係合部とが係合した状態を示
す図、第9図はキーを挿入して係合突起と第2の
係合部とが係合した状態を示す図、第10図は第
9図に対してロータを回動させた図、第11図は
カバーが閉じた位置にある要部断面図、第12図
はカバーを開いた状態を示す要部断面図、第13
図は係合突起と第1の係合部が係合した状態を示
す要部断面図、第14図は係合突起と第2の係合
部が係合した状態を示す要部断面図である。 1……カバー、4……第1の係合部、5……第
2の係合部、9……円錘ばね、11……ボデー、
17……ロータ、20……摺動部材、22……係
合部材、24……係合突起。
は第1図の−断面図、第3図はカバーの底面
図、第4図は第1図のカバーを取り除いた一部断
面図、第5図はシリンダ錠のカバーを取り除いた
一部断面正面図、第6図は第4図に対しキーを挿
入した状態を示す図、第7図は第5図に対しキー
を挿入した状態を示す図、第8図はカバーを開い
て係合突起と第1の係合部とが係合した状態を示
す図、第9図はキーを挿入して係合突起と第2の
係合部とが係合した状態を示す図、第10図は第
9図に対してロータを回動させた図、第11図は
カバーが閉じた位置にある要部断面図、第12図
はカバーを開いた状態を示す要部断面図、第13
図は係合突起と第1の係合部が係合した状態を示
す要部断面図、第14図は係合突起と第2の係合
部が係合した状態を示す要部断面図である。 1……カバー、4……第1の係合部、5……第
2の係合部、9……円錘ばね、11……ボデー、
17……ロータ、20……摺動部材、22……係
合部材、24……係合突起。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダ錠のロータを収納したボデーに枢着
され、ロータのキー挿入孔の前面を開閉するカバ
ーを常時閉方向に付勢すると共に、カバーを開方
向に回動させたときボデーと係合して開位置に保
持し、キー操作後キーをシリンダ錠から抜脱する
とカバーが閉位置に戻るようにしたシリンダ錠の
カバー自動戻り装置において、 キーのロータへの挿脱に応動しキー抜脱時には
ロータ内に没入しキー挿入時にはロータの外周面
まで移動する摺動部材と、一端が該摺動部材に当
接し他端にボデーの前面より突出する突出部を形
成した係合部材とを備え、前記ボデーの前面側に
係合部を設け、前記カバーにはカバーを開方向に
回動させたときボデーの前面側に設けた係合部に
係合する第1の係合部とキー挿入時に前記係合部
材と係合する第2の係合部とを形成し、キー挿入
時に係合部材を駆動してボデーの係合部とカバー
の第1の係合部との係合を解除して係合部材の突
出部にカバーの第2の係合部を係合させ、キー抜
脱時に係合部材の突出部とカバーの第2の係合部
との係合を解除するようにしたことを特徴とする
シリンダ錠のカバー自動戻り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60246289A JPS62107179A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | シリンダ錠のカバ−自動戻り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60246289A JPS62107179A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | シリンダ錠のカバ−自動戻り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62107179A JPS62107179A (ja) | 1987-05-18 |
JPH0544515B2 true JPH0544515B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=17146329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60246289A Granted JPS62107179A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | シリンダ錠のカバ−自動戻り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62107179A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002295059A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Honda Lock Mfg Co Ltd | 車両のアウトハンドル装置 |
-
1985
- 1985-11-05 JP JP60246289A patent/JPS62107179A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62107179A (ja) | 1987-05-18 |
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