JPH0543117A - 刷本集積方法及びそれに使用する刷本集積装置 - Google Patents
刷本集積方法及びそれに使用する刷本集積装置Info
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- JPH0543117A JPH0543117A JP3229673A JP22967391A JPH0543117A JP H0543117 A JPH0543117 A JP H0543117A JP 3229673 A JP3229673 A JP 3229673A JP 22967391 A JP22967391 A JP 22967391A JP H0543117 A JPH0543117 A JP H0543117A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H31/00—Pile receivers
- B65H31/32—Auxiliary devices for receiving articles during removal of a completed pile
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/42—Piling, depiling, handling piles
- B65H2301/422—Handling piles, sets or stacks of articles
- B65H2301/4223—Pressing piles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大束状態での集積を可能とし、さらに次工程
への移送を安定した状態で行えるようにする。 【構成】 搬送されてくる刷本sを第1仮受板2上で横
積み状態で一旦小束に集積する。この小束を第2仮受板
4上に受け渡した後、第2仮受板4と第1仮受板2との
間でプレスして一瞬エア抜きした後、昇降テーブル5上
に受け渡し、次の小束と順次ドッキングして所定の大束
Tの刷本束を形成する。形成した大束Tの袋側上面をク
ランプ6で押圧した状態を保ちながら、昇降テーブル5
とはめ合う形状の移送テーブル7に受け渡し、移送テー
ブルごと押圧状態のままで次工程に移送する。第2仮受
板4をこれらが上下動する時に互いに干渉しないように
して複数設けるようにしてもよい。
への移送を安定した状態で行えるようにする。 【構成】 搬送されてくる刷本sを第1仮受板2上で横
積み状態で一旦小束に集積する。この小束を第2仮受板
4上に受け渡した後、第2仮受板4と第1仮受板2との
間でプレスして一瞬エア抜きした後、昇降テーブル5上
に受け渡し、次の小束と順次ドッキングして所定の大束
Tの刷本束を形成する。形成した大束Tの袋側上面をク
ランプ6で押圧した状態を保ちながら、昇降テーブル5
とはめ合う形状の移送テーブル7に受け渡し、移送テー
ブルごと押圧状態のままで次工程に移送する。第2仮受
板4をこれらが上下動する時に互いに干渉しないように
して複数設けるようにしてもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷工程から排出され
てくる刷本を大束の状態に集積するための刷本集積方法
及びそれに使用する刷本集積装置に関するものである。
てくる刷本を大束の状態に集積するための刷本集積方法
及びそれに使用する刷本集積装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、輪転機或いはシート状の印刷物を
一部ずつ折る紙折機のデリバリより排出される刷本を集
積する方法として、例えば図11及び図12に示す手順
からなる方法が知られている。
一部ずつ折る紙折機のデリバリより排出される刷本を集
積する方法として、例えば図11及び図12に示す手順
からなる方法が知られている。
【0003】この方法では、まず、(1)に示すよう
に、搬送用コンベア21上をさしみ状或いは一部ずつ搬
送される刷本sが昇降テーブル22上に集積され、所定
量集積されて小束tを形成した後、(2)に示すよう
に、瀬切り板23が下降して刷本sを押さえることで一
瞬瀬切り状態になると同時に、昇降板テーブル22が小
束tと共に所定位置まで下降する。下降後、(3)に示
すように、仮受板24がシリンダ24aにより押し出さ
れ、(4)に示すように、瀬切り板23を開放した後に
再び流れる刷本sを仮受板24で受けはじめる。一方、
下降した昇降テーブル22は再び上昇させられ、(5)
に示すように、出された仮受板24との間で小束tをプ
レスすることにより刷本間のエア抜き動作を一瞬行った
後、(6)に示すように、再び下降してプッシャー駆動
用シリンダ25aにより出入りするプッシャー25によ
り小束tは前方に排出されて次工程に送られる。小束t
の排出動作終了後、(7)に示すように、プッシャー2
5は後退し、同時に昇降テーブル22は上昇する。次い
で、(8)に示すように仮受板24をシリンダ24aで
後退させることにより、(9)に示すように仮受板24
上に集積された刷本を昇降テーブル22上へ受け渡す。
集積途中の刷本が受け渡された後、仮受板24は所定位
置まで下降して(10)に示すようにその上に刷本が集積
されて次の小束が形成される。そして、上記動作を繰り
返すことによって、次工程に刷本の小束を順次送り出す
ものである。
に、搬送用コンベア21上をさしみ状或いは一部ずつ搬
送される刷本sが昇降テーブル22上に集積され、所定
量集積されて小束tを形成した後、(2)に示すよう
に、瀬切り板23が下降して刷本sを押さえることで一
瞬瀬切り状態になると同時に、昇降板テーブル22が小
束tと共に所定位置まで下降する。下降後、(3)に示
すように、仮受板24がシリンダ24aにより押し出さ
れ、(4)に示すように、瀬切り板23を開放した後に
再び流れる刷本sを仮受板24で受けはじめる。一方、
下降した昇降テーブル22は再び上昇させられ、(5)
に示すように、出された仮受板24との間で小束tをプ
レスすることにより刷本間のエア抜き動作を一瞬行った
後、(6)に示すように、再び下降してプッシャー駆動
用シリンダ25aにより出入りするプッシャー25によ
り小束tは前方に排出されて次工程に送られる。小束t
の排出動作終了後、(7)に示すように、プッシャー2
5は後退し、同時に昇降テーブル22は上昇する。次い
で、(8)に示すように仮受板24をシリンダ24aで
後退させることにより、(9)に示すように仮受板24
上に集積された刷本を昇降テーブル22上へ受け渡す。
集積途中の刷本が受け渡された後、仮受板24は所定位
置まで下降して(10)に示すようにその上に刷本が集積
されて次の小束が形成される。そして、上記動作を繰り
返すことによって、次工程に刷本の小束を順次送り出す
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法におい
ては、単純に昇降テーブル22上に刷本sを集積するよ
うになっているが、刷本sは一辺に袋を有しており集積
すると袋側が盛り上がるので、一度に多くは集積でき
ず、小束状態で次工程に排出せざるを得ない。また、刷
本間のエア抜き動作により袋側の盛り上がりは若干修正
されるが、保持しない状態でプッシャー25により押し
出されるため、非常に不安定であると共に小束の集積高
さを上げられないという問題点もある。また、上記のよ
うに、高さを制限された小束tを一つの単位として作動
するので、装置サイクルタイムは自ずと制限されてしま
い、しかもコンベア21上の刷本供給量も制約を受ける
ため、上流側である輪転機等の高速化への対応が困難で
あると同時に下流側における次工程での処理速度にも制
約を与えるという問題点があった。
ては、単純に昇降テーブル22上に刷本sを集積するよ
うになっているが、刷本sは一辺に袋を有しており集積
すると袋側が盛り上がるので、一度に多くは集積でき
ず、小束状態で次工程に排出せざるを得ない。また、刷
本間のエア抜き動作により袋側の盛り上がりは若干修正
されるが、保持しない状態でプッシャー25により押し
出されるため、非常に不安定であると共に小束の集積高
さを上げられないという問題点もある。また、上記のよ
うに、高さを制限された小束tを一つの単位として作動
するので、装置サイクルタイムは自ずと制限されてしま
い、しかもコンベア21上の刷本供給量も制約を受ける
ため、上流側である輪転機等の高速化への対応が困難で
あると同時に下流側における次工程での処理速度にも制
約を与えるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、大束状態
での集積を可能とし、さらに次工程への移送を安定した
状態で行うことのできる刷本集積方法及びそれに使用す
る刷本集積装置を提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、大束状態
での集積を可能とし、さらに次工程への移送を安定した
状態で行うことのできる刷本集積方法及びそれに使用す
る刷本集積装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の刷本集積方法は、さしみ状或いは一部ずつ
搬送されてくる刷本を横積み状態で一旦小束に集積し、
該小束をプレスしてエア抜きした後、順次ドッキングし
て所定の刷本束を形成し、この刷本束を押圧状態で次工
程に搬送するようにしたものである。
に、本発明の刷本集積方法は、さしみ状或いは一部ずつ
搬送されてくる刷本を横積み状態で一旦小束に集積し、
該小束をプレスしてエア抜きした後、順次ドッキングし
て所定の刷本束を形成し、この刷本束を押圧状態で次工
程に搬送するようにしたものである。
【0007】また、上記方法に使用する本発明の刷本集
積装置は、搬送されてくる刷本を横積み状態で集積して
小束とする進退可能な第1仮受板と、第1仮受板の下方
に位置し進退可能でかつ上下動可能であって第1仮受板
から小束を受け取る第2仮受板と、第2仮受板の下方に
位置し第2仮受板から順次小束を受け取って所定の刷本
束を形成する昇降テーブルと、昇降テーブルとはめ合い
可能で昇降テーブルから刷本束を受け取って次工程に搬
送する移送テーブルと、移送テーブルに取り付けられ昇
降テーブル上の刷本束を押圧すると共に移送テーブル上
の刷本束を押圧するクランプ機構とからなることを特徴
としている。
積装置は、搬送されてくる刷本を横積み状態で集積して
小束とする進退可能な第1仮受板と、第1仮受板の下方
に位置し進退可能でかつ上下動可能であって第1仮受板
から小束を受け取る第2仮受板と、第2仮受板の下方に
位置し第2仮受板から順次小束を受け取って所定の刷本
束を形成する昇降テーブルと、昇降テーブルとはめ合い
可能で昇降テーブルから刷本束を受け取って次工程に搬
送する移送テーブルと、移送テーブルに取り付けられ昇
降テーブル上の刷本束を押圧すると共に移送テーブル上
の刷本束を押圧するクランプ機構とからなることを特徴
としている。
【0008】そして、大束形成のサイクルタイムを短縮
するために、上記刷本集積装置において、前記第2仮受
板を複数設けると共にこれらが上下動する時に互いに干
渉しないようにすることもできる。
するために、上記刷本集積装置において、前記第2仮受
板を複数設けると共にこれらが上下動する時に互いに干
渉しないようにすることもできる。
【0009】
【作用】上記のように構成された刷本集積方法及びそれ
に使用する刷本集積装置は、搬送されてくる刷本を横積
み状態で順次小束とし、この小束を一旦圧縮してエア抜
きした後、順次ドッキングして所定の刷本束とすること
により、高さのある大束状の刷本束の形成を可能とす
る。この場合、エア抜きを行っても一旦開放状態にする
と刷本束は再び瞬時に袋側が盛り上がるが、ドッキング
時において下方の束の上面を押圧するので安定したドッ
キング動作を可能とする。さらに、次工程への移送に際
しても、袋側の盛り上がりを押さえることで安定した移
送を可能とする。
に使用する刷本集積装置は、搬送されてくる刷本を横積
み状態で順次小束とし、この小束を一旦圧縮してエア抜
きした後、順次ドッキングして所定の刷本束とすること
により、高さのある大束状の刷本束の形成を可能とす
る。この場合、エア抜きを行っても一旦開放状態にする
と刷本束は再び瞬時に袋側が盛り上がるが、ドッキング
時において下方の束の上面を押圧するので安定したドッ
キング動作を可能とする。さらに、次工程への移送に際
しても、袋側の盛り上がりを押さえることで安定した移
送を可能とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】図1〜図4は輪転機或いは折機から排出さ
れてくる折丁状態の刷本を順次小束とし、この小束を所
定の刷本束とした後、これを次工程へ搬送する工程を示
している。
れてくる折丁状態の刷本を順次小束とし、この小束を所
定の刷本束とした後、これを次工程へ搬送する工程を示
している。
【0012】搬送用コンベア1上をさしみ状或いは一部
ずつ離れた状態でかつ袋側先行状態で連続的に搬送され
てくる刷本sは、まず(1)に示すように第1仮受板2
上に一旦所定量の小束tに集積された後、瀬切り板3が
下降して刷本sの流れを止めた状態で第1仮受板2がシ
リンダ2aで引っ込められることにより、(2)に示す
ように第2仮受板4上に受け渡される。次いで、(3)
に示すように第2仮受板4がシリンダ4bにより所定位
置まで下降した後、(4)に示すように第1仮受板2が
押し出された状態で第2仮受板4が再び上昇することに
より、出された第1仮受板2との間で小束tをプレスし
て刷本s間のエア抜き動作を十分に行った後、(5)に
示すように、第2仮受板4が再び下降し後退することで
昇降テーブル5に小束tを受け渡す。一方、この動作と
同時に瀬切り板3が開放され、再び流れる刷本sが第1
仮受板2上に集積開始される。
ずつ離れた状態でかつ袋側先行状態で連続的に搬送され
てくる刷本sは、まず(1)に示すように第1仮受板2
上に一旦所定量の小束tに集積された後、瀬切り板3が
下降して刷本sの流れを止めた状態で第1仮受板2がシ
リンダ2aで引っ込められることにより、(2)に示す
ように第2仮受板4上に受け渡される。次いで、(3)
に示すように第2仮受板4がシリンダ4bにより所定位
置まで下降した後、(4)に示すように第1仮受板2が
押し出された状態で第2仮受板4が再び上昇することに
より、出された第1仮受板2との間で小束tをプレスし
て刷本s間のエア抜き動作を十分に行った後、(5)に
示すように、第2仮受板4が再び下降し後退することで
昇降テーブル5に小束tを受け渡す。一方、この動作と
同時に瀬切り板3が開放され、再び流れる刷本sが第1
仮受板2上に集積開始される。
【0013】次に、(6)に示すように、昇降テーブル
5は小束tと共に下降させられ、一方、第1仮受板2上
に刷本sが集積される。そして、所定量の小束t’が形
成された後、(7)に示すように、第1仮受板2がシリ
ンダ2aにより後退して小束t’は第2仮受板4上に受
け渡される。次いで、(8)に示すように、第2仮受板
4と小束t’がシリンダ4bにより所定位置まで下降
し、昇降テーブル5と小束tが上昇して、既に昇降テー
ブル5上に集積され袋側の盛り上がりをクランプ6によ
り押さえられ上面が平坦となっている先の小束t上に、
次の小束t’が合わされ、(9)に示すように、第2仮
受板4がシリンダ4aにより後退しシリンダ4bにより
上昇することで両者がドッキングされる。この間に第1
仮受板2はシリンダ2aにより押し出されその上に刷本
sの集積が開始される。
5は小束tと共に下降させられ、一方、第1仮受板2上
に刷本sが集積される。そして、所定量の小束t’が形
成された後、(7)に示すように、第1仮受板2がシリ
ンダ2aにより後退して小束t’は第2仮受板4上に受
け渡される。次いで、(8)に示すように、第2仮受板
4と小束t’がシリンダ4bにより所定位置まで下降
し、昇降テーブル5と小束tが上昇して、既に昇降テー
ブル5上に集積され袋側の盛り上がりをクランプ6によ
り押さえられ上面が平坦となっている先の小束t上に、
次の小束t’が合わされ、(9)に示すように、第2仮
受板4がシリンダ4aにより後退しシリンダ4bにより
上昇することで両者がドッキングされる。この間に第1
仮受板2はシリンダ2aにより押し出されその上に刷本
sの集積が開始される。
【0014】昇降板5上のドッキング後、(10)に示す
ように、先の小束tの袋側をクランプ6で押圧したまま
両小束t,t’が上昇し、次いで、(11)に示すよう
に、シリンダ6aによりクランプ6が後退して引き抜か
れて大束Tが形成されると同時に、第2仮受板4と昇降
テーブル5との間でプレスされ大束Tが全体としてエア
抜きされ、クランプ6がシリンダ6bにより上昇しシリ
ンダ6aにより押し出され少し下降することにより大束
Tの袋側上面が押さえられる。このように大束Tの上面
が押さえられた状態で昇降テーブル5は下降し、(12)
に示すように、下方で待機している移送テーブル7に受
け渡す動作が行われる。なお、昇降テーブル5と移送テ
ーブル7は両方とも串刃形状をしており互いにはめ合う
ようになっている。次いで、移送テーブル7上に受け渡
された大束Tは、(13)に示すように、上面をクランプ
6により押さえられた状態で、移送テーブル7ごと駆動
モータ7aにより次工程に移送される。そして、上記動
作を繰り返すことによって、次工程に刷本の大束Tを順
次送り出すものである。
ように、先の小束tの袋側をクランプ6で押圧したまま
両小束t,t’が上昇し、次いで、(11)に示すよう
に、シリンダ6aによりクランプ6が後退して引き抜か
れて大束Tが形成されると同時に、第2仮受板4と昇降
テーブル5との間でプレスされ大束Tが全体としてエア
抜きされ、クランプ6がシリンダ6bにより上昇しシリ
ンダ6aにより押し出され少し下降することにより大束
Tの袋側上面が押さえられる。このように大束Tの上面
が押さえられた状態で昇降テーブル5は下降し、(12)
に示すように、下方で待機している移送テーブル7に受
け渡す動作が行われる。なお、昇降テーブル5と移送テ
ーブル7は両方とも串刃形状をしており互いにはめ合う
ようになっている。次いで、移送テーブル7上に受け渡
された大束Tは、(13)に示すように、上面をクランプ
6により押さえられた状態で、移送テーブル7ごと駆動
モータ7aにより次工程に移送される。そして、上記動
作を繰り返すことによって、次工程に刷本の大束Tを順
次送り出すものである。
【0015】図5に第1仮受板2、第2仮受板4及び昇
降テーブル5の詳細を示している。刷本束は各ガイド
(前方ガイド8、側面ガイド9,10)により囲まれて
いるが、まず、各仮受板2,4が図示のように串刃状と
なっていることにより、刷本のサイズに拘わらず、前方
ガイド8は設置可能となっており、また、側方ガイド
9,10についても、両仮受板2,4ともに分割可能で
分割部分に関しては各々シリンダ11,12を個別に駆
動することが可能なため、サイズに合わせて出入りを行
うことにより、これもまた任意位置に設置できるように
なっている。さらにシリンダ5aにより昇降する昇降テ
ーブル5についても、全串刃中数本が着脱可能となって
おり、刷本sのサイズに対応できるようになっている。
また、昇降テーブル5は、前述したように、図示の如く
串刃状になっており、後述する移送テーブル7とはめ合
う形状となっている。
降テーブル5の詳細を示している。刷本束は各ガイド
(前方ガイド8、側面ガイド9,10)により囲まれて
いるが、まず、各仮受板2,4が図示のように串刃状と
なっていることにより、刷本のサイズに拘わらず、前方
ガイド8は設置可能となっており、また、側方ガイド
9,10についても、両仮受板2,4ともに分割可能で
分割部分に関しては各々シリンダ11,12を個別に駆
動することが可能なため、サイズに合わせて出入りを行
うことにより、これもまた任意位置に設置できるように
なっている。さらにシリンダ5aにより昇降する昇降テ
ーブル5についても、全串刃中数本が着脱可能となって
おり、刷本sのサイズに対応できるようになっている。
また、昇降テーブル5は、前述したように、図示の如く
串刃状になっており、後述する移送テーブル7とはめ合
う形状となっている。
【0016】図6に移送テーブル7及びその駆動系、そ
してクランプ6の作動機構の詳細を示している。移送時
の大束Tはシリンダ6a,6bの作動によりその袋側上
面をクランプ6により保持されると共に、その前方をク
ランプガイド13により、後方を後方ガイド14により
支持され、さらには下部を支える移送テーブル7ごとそ
の駆動系(駆動モータ7a、送りネジ15、ガイド1
6)により次工程へ安定して移送される。
してクランプ6の作動機構の詳細を示している。移送時
の大束Tはシリンダ6a,6bの作動によりその袋側上
面をクランプ6により保持されると共に、その前方をク
ランプガイド13により、後方を後方ガイド14により
支持され、さらには下部を支える移送テーブル7ごとそ
の駆動系(駆動モータ7a、送りネジ15、ガイド1
6)により次工程へ安定して移送される。
【0017】図7は刷本集積装置全体の詳細を示す側面
図である。順次昇降テーブル5上に集積されドッキング
された刷本sの小束t’’は、昇降テーブル5と第2仮
受板4との間でプレスされる際に、毎回袋側上面をクラ
ンプ6により押さえられ、次の小束ドッキング動作に備
える。そして、所定数の小束をドッキングした後、作成
された大束Tは昇降テーブル5上にクランプ6により押
さえられた状態で所定位置まで下降するが、下降終了と
同時に下方より移送テーブル7が後方ガイド14と共に
シリンダ7bにより上昇し、昇降テーブル5より移送テ
ーブル7上に大束Tの受渡し動作を行う。その際、前述
したように、昇降テーブル5と移送テーブル7ははめ合
い形状となっているので、受渡し動作がスムースに行わ
れる。また、クランプ6機構は移送テーブル7に付属し
ており、受渡し動作終了後の大束Tは今度は移送テーブ
ル7上で同様にクランプ6により上面を押さえられた状
態となり、またクランプガイド13と後方ガイド14に
より前後方を保持されている。なお、移送テーブル7は
ユニット化していてその全体が駆動用ガイド16上を移
動可能となっており、大束Tは上記の安定した保持状態
のまま次工程へ移送される。
図である。順次昇降テーブル5上に集積されドッキング
された刷本sの小束t’’は、昇降テーブル5と第2仮
受板4との間でプレスされる際に、毎回袋側上面をクラ
ンプ6により押さえられ、次の小束ドッキング動作に備
える。そして、所定数の小束をドッキングした後、作成
された大束Tは昇降テーブル5上にクランプ6により押
さえられた状態で所定位置まで下降するが、下降終了と
同時に下方より移送テーブル7が後方ガイド14と共に
シリンダ7bにより上昇し、昇降テーブル5より移送テ
ーブル7上に大束Tの受渡し動作を行う。その際、前述
したように、昇降テーブル5と移送テーブル7ははめ合
い形状となっているので、受渡し動作がスムースに行わ
れる。また、クランプ6機構は移送テーブル7に付属し
ており、受渡し動作終了後の大束Tは今度は移送テーブ
ル7上で同様にクランプ6により上面を押さえられた状
態となり、またクランプガイド13と後方ガイド14に
より前後方を保持されている。なお、移送テーブル7は
ユニット化していてその全体が駆動用ガイド16上を移
動可能となっており、大束Tは上記の安定した保持状態
のまま次工程へ移送される。
【0018】なお、上記の実施例では、2つの小束をド
ッキングして大束を形成する例を示したが、第2仮受板
4を複数設けることにより、3つ以上の小束をドッキン
グして大束を形成するようにしてもよい。例えば3つの
小束の場合でいえば、図8〜図10に示すように、上下
方向に干渉せずうまく交差できる形態の2枚の第2仮受
板41,42を設けるものである。このような構成とす
ることにより、図8に示すように、第1仮受板2と第2
仮受板41にて小束tをプレスしエア抜きを行っている
最中においても、第2仮受板42により昇降テーブル5
上での小束ドッキング動作が行われる。すなわち、図8
に示す位置で小束tのエア抜きを終了した第2仮受板4
1は、図9に示すように、そのままシリンダ41bによ
り所定の位置まで下降し、昇降テーブル5上での小束
t,t’のドッキング動作に入り、一方、ドッキング動
作を終えた第2仮受板42はシリンダ42aにより後退
した後、シリンダ42bにより第2仮受板41とうまく
交差しながら所定位置まで上昇を行い第1仮受板2と小
束の受渡し動作に入る。このように、第2仮受板を1枚
追加することで、エア抜き動作とドッキング動作が独立
して並行で行えるようになり、サイクルタイムの短縮が
可能となる。
ッキングして大束を形成する例を示したが、第2仮受板
4を複数設けることにより、3つ以上の小束をドッキン
グして大束を形成するようにしてもよい。例えば3つの
小束の場合でいえば、図8〜図10に示すように、上下
方向に干渉せずうまく交差できる形態の2枚の第2仮受
板41,42を設けるものである。このような構成とす
ることにより、図8に示すように、第1仮受板2と第2
仮受板41にて小束tをプレスしエア抜きを行っている
最中においても、第2仮受板42により昇降テーブル5
上での小束ドッキング動作が行われる。すなわち、図8
に示す位置で小束tのエア抜きを終了した第2仮受板4
1は、図9に示すように、そのままシリンダ41bによ
り所定の位置まで下降し、昇降テーブル5上での小束
t,t’のドッキング動作に入り、一方、ドッキング動
作を終えた第2仮受板42はシリンダ42aにより後退
した後、シリンダ42bにより第2仮受板41とうまく
交差しながら所定位置まで上昇を行い第1仮受板2と小
束の受渡し動作に入る。このように、第2仮受板を1枚
追加することで、エア抜き動作とドッキング動作が独立
して並行で行えるようになり、サイクルタイムの短縮が
可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、搬送さ
れてくる刷本を横積み状態で順次小束とし、この小束を
一旦圧縮してエア抜きした後、押圧状態で順次ドッキン
グして所定の刷本束を形成するようにしたので、大束状
態での集積が可能となり、しかも、袋側上面を押圧した
まま安定状態で刷本束の次工程への移送を行うことがで
きる。
れてくる刷本を横積み状態で順次小束とし、この小束を
一旦圧縮してエア抜きした後、押圧状態で順次ドッキン
グして所定の刷本束を形成するようにしたので、大束状
態での集積が可能となり、しかも、袋側上面を押圧した
まま安定状態で刷本束の次工程への移送を行うことがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示すフロー図である。
【図2】図1に続くフロー図である。
【図3】図2に続くフロー図である。
【図4】図3に続くフロー図である。
【図5】刷本集積装置おける第1仮受板、第2仮受板及
び昇降テーブルを示す詳細図である。
び昇降テーブルを示す詳細図である。
【図6】刷本集積装置における移送テーブル、その駆動
系及びクランプの作動機構を示す詳細図である。
系及びクランプの作動機構を示す詳細図である。
【図7】刷本集積装置の側面図である。
【図8】本発明の他の実施例の説明図である。
【図9】同じく本発明の他の実施例の説明図である。
【図10】図8及び図9における第2仮受板と第3仮受
板の平面図である。
板の平面図である。
【図11】従来の刷本集積方法の動作を示すフロー図で
ある。
ある。
【図12】図11に続くフロー図である。
2 第1仮受板 4 第2仮受板 41,42 第2仮受板 5 昇降テーブル 6 クランプ 7 移送テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 晶彦 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 高橋 正明 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 秋道 高志 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 米津 忠 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 さしみ状或いは一部ずつ搬送されてくる
刷本を横積み状態で一旦小束に集積し、該小束をプレス
してエア抜きした後、順次ドッキングして所定の刷本束
を形成し、この刷本束を押圧状態で次工程に搬送するこ
とを特徴とする刷本集積方法。 - 【請求項2】 搬送されてくる刷本を横積み状態で集積
して小束とする進退可能な第1仮受板と、第1仮受板の
下方に位置し進退可能でかつ上下動可能であって第1仮
受板から小束を受け取る第2仮受板と、第2仮受板の下
方に位置し第2仮受板から順次小束を受け取って所定の
刷本束を形成する昇降テーブルと、昇降テーブルとはめ
合い可能で昇降テーブルから刷本束を受け取って次工程
に搬送する移送テーブルと、移送テーブルに取り付けら
れ昇降テーブル上の刷本束を押圧すると共に移送テーブ
ル上の刷本束を押圧するクランプ機構とからなることを
特徴とする刷本集積装置。 - 【請求項3】 前記第2仮受板を複数設けると共にこれ
らが上下動する時に互いに干渉しないようにしたことを
特徴とする請求項2記載の刷本集積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3229673A JPH0543117A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 刷本集積方法及びそれに使用する刷本集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3229673A JPH0543117A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 刷本集積方法及びそれに使用する刷本集積装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543117A true JPH0543117A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16895894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3229673A Pending JPH0543117A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 刷本集積方法及びそれに使用する刷本集積装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543117A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05132218A (ja) * | 1991-09-19 | 1993-05-28 | Nichiro Kogyo Kk | 折帖の搬送装置 |
JP2014012609A (ja) * | 2005-09-14 | 2014-01-23 | Muller Martini Holding Ag | デジタル印刷された新聞の製造装置 |
JP2014148407A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-21 | Plex International Design Co Ltd | スタッカー |
JP2017095234A (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 株式会社東京自働機械製作所 | シート状製品の集積装置 |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP3229673A patent/JPH0543117A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05132218A (ja) * | 1991-09-19 | 1993-05-28 | Nichiro Kogyo Kk | 折帖の搬送装置 |
JP2014012609A (ja) * | 2005-09-14 | 2014-01-23 | Muller Martini Holding Ag | デジタル印刷された新聞の製造装置 |
JP2014148407A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-21 | Plex International Design Co Ltd | スタッカー |
JP2017095234A (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 株式会社東京自働機械製作所 | シート状製品の集積装置 |
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