JPH05290260A - 商品販売装置 - Google Patents
商品販売装置Info
- Publication number
- JPH05290260A JPH05290260A JP9287692A JP9287692A JPH05290260A JP H05290260 A JPH05290260 A JP H05290260A JP 9287692 A JP9287692 A JP 9287692A JP 9287692 A JP9287692 A JP 9287692A JP H05290260 A JPH05290260 A JP H05290260A
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- Japan
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- stopper
- product
- merchandise
- products
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 購入する商品の現物に直接触れて確認するこ
とができ、しかも一つの商品陳列部から複数の商品を順
次陳列して販売することができる商品販売装置を提供す
る。 【構成】 商品陳列庫3内に奥行きへ向かうに従い漸次
高くなるよう傾斜させて装架した商品陳列棚4に複数商
品を配置する。前方の商品は前方へ回動できるストッパ
8にて係止されるが、ストッパ8はロック部材12にて
商品を係止する状態に保持される。次順位の商品は商品
陳列棚4の上面を転動するローラーを備えた商品載置装
置24に載置され、通常このローラーはストッパ25に
て回動が阻止される。制御装置が所定の商品販売指令に
応答してロック部材12のロックを解除したとき、スト
ッパ8を回動させて商品を取り出し、ストッパ8が係止
状態に復帰するのを検知したときストッパ25によるロ
ーラーの係止を解除して、商品載置装置24がストッパ
8まで移動して、次順位の商品が次の販売のために準備
される。
とができ、しかも一つの商品陳列部から複数の商品を順
次陳列して販売することができる商品販売装置を提供す
る。 【構成】 商品陳列庫3内に奥行きへ向かうに従い漸次
高くなるよう傾斜させて装架した商品陳列棚4に複数商
品を配置する。前方の商品は前方へ回動できるストッパ
8にて係止されるが、ストッパ8はロック部材12にて
商品を係止する状態に保持される。次順位の商品は商品
陳列棚4の上面を転動するローラーを備えた商品載置装
置24に載置され、通常このローラーはストッパ25に
て回動が阻止される。制御装置が所定の商品販売指令に
応答してロック部材12のロックを解除したとき、スト
ッパ8を回動させて商品を取り出し、ストッパ8が係止
状態に復帰するのを検知したときストッパ25によるロ
ーラーの係止を解除して、商品載置装置24がストッパ
8まで移動して、次順位の商品が次の販売のために準備
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陳列している現物の商
品を販売することができる商品販売装置に関する。
品を販売することができる商品販売装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品販売装置としては自動販売機がある
が、一般的に自動販売機の場合は、販売する商品の現物
を顧客が確認した上で購入できるようにはなっていな
い。しかして、自動販売機でも、扉を具備した商品収納
用の小室を複数備え、所定の販売指令により扉のロック
を解除して小室内から商品を取り出せるようにした、例
えば特開平2−12395号にて示される構成の自動販
売機や、横置きに配したスパイラルの各螺旋間に商品を
奥行き方向に複数配置してスパイラルを駆動することに
より前面の商品から一つづつ販売するようにした構成の
自動販売機が、それぞれ前面から商品を見ることができ
るようになっており、陳列している商品を確認した上で
購入できる自動販売機として知られている。
が、一般的に自動販売機の場合は、販売する商品の現物
を顧客が確認した上で購入できるようにはなっていな
い。しかして、自動販売機でも、扉を具備した商品収納
用の小室を複数備え、所定の販売指令により扉のロック
を解除して小室内から商品を取り出せるようにした、例
えば特開平2−12395号にて示される構成の自動販
売機や、横置きに配したスパイラルの各螺旋間に商品を
奥行き方向に複数配置してスパイラルを駆動することに
より前面の商品から一つづつ販売するようにした構成の
自動販売機が、それぞれ前面から商品を見ることができ
るようになっており、陳列している商品を確認した上で
購入できる自動販売機として知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
自動販売機は販売指令が発生するまでは扉が開かないた
めに、透明の扉を通してしか陳列している商品を確認で
きず、従って、後者のものも含めて従来、いずれのタイ
プの自動販売機も、直接現物の商品に触れて確認するこ
とはできなかった。
自動販売機は販売指令が発生するまでは扉が開かないた
めに、透明の扉を通してしか陳列している商品を確認で
きず、従って、後者のものも含めて従来、いずれのタイ
プの自動販売機も、直接現物の商品に触れて確認するこ
とはできなかった。
【0004】また、前者の自動販売機は、一つの商品陳
列部(この場合、商品収納用の小室が相当する)で一つ
の商品しか販売できないために販売効率の面でも問題が
あった。上記点から本発明は、購入する商品の現物に直
接触れて確認することができ、しかも一つの商品陳列部
で複数の商品を順次陳列して販売することができる商品
販売装置を提供するものである。
列部(この場合、商品収納用の小室が相当する)で一つ
の商品しか販売できないために販売効率の面でも問題が
あった。上記点から本発明は、購入する商品の現物に直
接触れて確認することができ、しかも一つの商品陳列部
で複数の商品を順次陳列して販売することができる商品
販売装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、前面側に商品取り出し用の開口を備えた商
品陳列庫と、前面側から奥行き方向へ向かうに従い漸次
高くなるよう傾斜して該商品陳列庫内に装架される商品
陳列棚と、該商品陳列棚に奥行き方向に沿って複数配置
される商品のうちの前方の商品を係止するよう設けられ
前方へ回動することができる第1ストッパと、前記商品
陳列棚の奥行き方向に配置される商品の少なくとも次順
位以降の商品に対応して設けられてこの商品陳列棚の上
面を転動するローラーを備えた商品載置装置と、前記第
1ストッパを商品を係止する位置に保持するロック部材
と、前記商品載置装置に載置されている次順位の商品が
前方へ移動するのを阻止する第2ストッパと、前記ロッ
ク部材によるロックの解除により前方へ回動した前記第
1ストッパが再び係止状態へ復帰するのを検知する検知
装置と、所定の商品販売指令に応答して前記ロック部材
のロックを解除するよう制御し、且つ前記検知装置が前
記第1ストッパが再び係止状態へ復帰するのを検知した
とき前記第2ストッパによる次順位の商品の阻止を解除
するよう制御する制御装置とを備えた構成である。
に本発明は、前面側に商品取り出し用の開口を備えた商
品陳列庫と、前面側から奥行き方向へ向かうに従い漸次
高くなるよう傾斜して該商品陳列庫内に装架される商品
陳列棚と、該商品陳列棚に奥行き方向に沿って複数配置
される商品のうちの前方の商品を係止するよう設けられ
前方へ回動することができる第1ストッパと、前記商品
陳列棚の奥行き方向に配置される商品の少なくとも次順
位以降の商品に対応して設けられてこの商品陳列棚の上
面を転動するローラーを備えた商品載置装置と、前記第
1ストッパを商品を係止する位置に保持するロック部材
と、前記商品載置装置に載置されている次順位の商品が
前方へ移動するのを阻止する第2ストッパと、前記ロッ
ク部材によるロックの解除により前方へ回動した前記第
1ストッパが再び係止状態へ復帰するのを検知する検知
装置と、所定の商品販売指令に応答して前記ロック部材
のロックを解除するよう制御し、且つ前記検知装置が前
記第1ストッパが再び係止状態へ復帰するのを検知した
とき前記第2ストッパによる次順位の商品の阻止を解除
するよう制御する制御装置とを備えた構成である。
【0006】
【作用】商品販売指令が発生すると、制御装置は第1ス
トッパのロックを解除するよう第1ロック部材を制御す
る。これにより、当該ストッパは前方に回動することが
でき、顧客は商品を商品陳列庫から取り出すことができ
る。そして、前方に回動した第1ストッパが再び商品の
係止状態に復帰するのを検知装置が検知すると、制御装
置は第2ストッパによる次順位の商品の阻止を解除する
よう該ストッパを制御する。これにより、次順位の商品
を載置している商品載置装置はローラーの回動により商
品陳列棚上を前方へ移動し、この次順位の商品は次の販
売に備えて第1ストッパにて係止されることになる。第
1ストッパにて係止されている商品は、顧客にて触れる
ことはできても商品陳列庫から取り出すことはできない
状態である。
トッパのロックを解除するよう第1ロック部材を制御す
る。これにより、当該ストッパは前方に回動することが
でき、顧客は商品を商品陳列庫から取り出すことができ
る。そして、前方に回動した第1ストッパが再び商品の
係止状態に復帰するのを検知装置が検知すると、制御装
置は第2ストッパによる次順位の商品の阻止を解除する
よう該ストッパを制御する。これにより、次順位の商品
を載置している商品載置装置はローラーの回動により商
品陳列棚上を前方へ移動し、この次順位の商品は次の販
売に備えて第1ストッパにて係止されることになる。第
1ストッパにて係止されている商品は、顧客にて触れる
ことはできても商品陳列庫から取り出すことはできない
状態である。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1及び図2に示す1は商品販売装置で、本体を構
成する断熱性のケース2にて画成される商品陳列庫内3
の前面を商品収納及び取り出し用の開口とし、この開口
には2枚の扉が開閉自在に設けている。そして、前記ケ
ース2内には商品陳列庫内3を冷却するための図示しな
い冷却装置が具備されており、この冷却装置により商品
陳列庫3内は所定の温度に保持される。
る。図1及び図2に示す1は商品販売装置で、本体を構
成する断熱性のケース2にて画成される商品陳列庫内3
の前面を商品収納及び取り出し用の開口とし、この開口
には2枚の扉が開閉自在に設けている。そして、前記ケ
ース2内には商品陳列庫内3を冷却するための図示しな
い冷却装置が具備されており、この冷却装置により商品
陳列庫3内は所定の温度に保持される。
【0008】商品陳列庫内3の内部には商品陳列棚4が
複数段にわたって配置されている。そして、商品陳列棚
4の上部は仕切部5によって左右方向に複数に分割さ
れ、前後方向に延びる商品陳列部6が商品陳列棚4上に
複数並列して設けられる。これらの商品陳列部6に商品
7が並べて陳列される。
複数段にわたって配置されている。そして、商品陳列棚
4の上部は仕切部5によって左右方向に複数に分割さ
れ、前後方向に延びる商品陳列部6が商品陳列棚4上に
複数並列して設けられる。これらの商品陳列部6に商品
7が並べて陳列される。
【0009】また、商品陳列棚4は手前側から後方へ向
かうに従い漸次高くなるように傾斜して装架されてお
り、この奥行き方向に沿っては同一の商品が複数並べら
れる。従って、商品陳列棚4上の商品は手前側にバイア
スされており、顧客によって見易くそして取り出し易い
ようになっている。このため、各商品陳列部6の前面に
は、販売順位にある商品7を係止するための第1ストッ
パ8がそれぞれ設けられている。
かうに従い漸次高くなるように傾斜して装架されてお
り、この奥行き方向に沿っては同一の商品が複数並べら
れる。従って、商品陳列棚4上の商品は手前側にバイア
スされており、顧客によって見易くそして取り出し易い
ようになっている。このため、各商品陳列部6の前面に
は、販売順位にある商品7を係止するための第1ストッ
パ8がそれぞれ設けられている。
【0010】商品陳列棚4上にはローラー23を備えた
商品載置装置24を設けており、図5にて示すように、
ローラー23は商品陳列棚4に設けたガイド部28上を
転動するようになっている。そして、商品載置装置24
には商品7が載置されて、ローラー23の回動により商
品を前方へ移送するようになっている。この商品載置装
置24は、必ずしも商品陳列棚4の奥行き方向に並べる
商品の数に対応させる必要はなく、この数より一つ少な
くてもよい。なんとなれば、最初に奥行き方向に商品7
を並べたとき、一番手前に配置した商品は前方へ移動す
ることがないため、直接商品陳列棚4の上に載置できる
からである。本例の商品陳列棚4は2個の商品を奥行き
方向に並べるために、各商品陳列棚4毎に一個の商品載
置装置24を設けている。
商品載置装置24を設けており、図5にて示すように、
ローラー23は商品陳列棚4に設けたガイド部28上を
転動するようになっている。そして、商品載置装置24
には商品7が載置されて、ローラー23の回動により商
品を前方へ移送するようになっている。この商品載置装
置24は、必ずしも商品陳列棚4の奥行き方向に並べる
商品の数に対応させる必要はなく、この数より一つ少な
くてもよい。なんとなれば、最初に奥行き方向に商品7
を並べたとき、一番手前に配置した商品は前方へ移動す
ることがないため、直接商品陳列棚4の上に載置できる
からである。本例の商品陳列棚4は2個の商品を奥行き
方向に並べるために、各商品陳列棚4毎に一個の商品載
置装置24を設けている。
【0011】図3に示すごとく、回動可能に軸支されて
いるストッパ8の一端には、販売順位にある商品7を係
止する係止部8aが、他端にはロック部材12のカム9
と当接する当接部8bが形成されており、通常このスト
ッパ8は、係止部8aにて商品7を係止するよう、ロッ
ク部材12にて保持されている。即ち、カム9とソレノ
イド10とバネ11とから構成されるロック部材12
は、カム9の二つの突部の一方をソレノイド10のプラ
ンジャーに接続して、他方をストッパ8の当接部8bと
接するよう配置しており、ソレノイド10が不動作のと
きは、カム9はバネ11に付勢されて一方の突部がスト
ッパ8の当接部8bと接する状態に保持されるよう構成
されている。従って、通常、ストッパ8は手前方向の回
動が阻止されているため、係止部8aにて販売順位にあ
る商品7は係止されることになる。
いるストッパ8の一端には、販売順位にある商品7を係
止する係止部8aが、他端にはロック部材12のカム9
と当接する当接部8bが形成されており、通常このスト
ッパ8は、係止部8aにて商品7を係止するよう、ロッ
ク部材12にて保持されている。即ち、カム9とソレノ
イド10とバネ11とから構成されるロック部材12
は、カム9の二つの突部の一方をソレノイド10のプラ
ンジャーに接続して、他方をストッパ8の当接部8bと
接するよう配置しており、ソレノイド10が不動作のと
きは、カム9はバネ11に付勢されて一方の突部がスト
ッパ8の当接部8bと接する状態に保持されるよう構成
されている。従って、通常、ストッパ8は手前方向の回
動が阻止されているため、係止部8aにて販売順位にあ
る商品7は係止されることになる。
【0012】商品陳列棚4の前端部には、各商品陳列部
6に対応して商品選択スイッチ14が設けられており、
この商品選択スイッチ14を押すことにより商品選択動
作が行われ、選択された商品に対応するロック部材12
のソレノイド10が駆動される。また、各商品陳列部6
には、商品陳列棚4上の商品の有無によりオン・オフし
て商品の売り切れを検知する売切スイッチ22を設けて
ある。
6に対応して商品選択スイッチ14が設けられており、
この商品選択スイッチ14を押すことにより商品選択動
作が行われ、選択された商品に対応するロック部材12
のソレノイド10が駆動される。また、各商品陳列部6
には、商品陳列棚4上の商品の有無によりオン・オフし
て商品の売り切れを検知する売切スイッチ22を設けて
ある。
【0013】商品選択動作により、ソレノイド10がバ
ネ11に抗して吸引動作しカム9が矢印方向に回動する
と、ストッパ8の当接部8bとカム9との係止が外れ
て、図4に示すようにストッパ8を手前方向に回動する
ことで商品を商品陳列棚4より取り出すことができる。
そして、顧客が商品を取り出すためにストッパ8を手前
側に回動するのをマイクロスイッチ13にて検知したと
き、ソレノイド10は不動作となる。このマイクロスイ
ッチ13は、ストッパ8が手前側に回動したときオフか
らオンとなる。
ネ11に抗して吸引動作しカム9が矢印方向に回動する
と、ストッパ8の当接部8bとカム9との係止が外れ
て、図4に示すようにストッパ8を手前方向に回動する
ことで商品を商品陳列棚4より取り出すことができる。
そして、顧客が商品を取り出すためにストッパ8を手前
側に回動するのをマイクロスイッチ13にて検知したと
き、ソレノイド10は不動作となる。このマイクロスイ
ッチ13は、ストッパ8が手前側に回動したときオフか
らオンとなる。
【0014】カム9はソレノイド10の不動作により、
バネ11の復帰力にて反矢印の方向に回動しようとする
が、顧客が商品の取り出しのためにストッパ8に手前方
向の力を加えているときは、カム9の回動は阻止されて
いる。そして、商品の取り出しが終了して顧客が手を離
すとカム9は回動し、このときストッパ8は回動自在で
あるために、カム9の突部はストッパ8の当接部8bを
乗り越えて該当接部8bの背面で当接するようになっ
て、ストッパ8はロックされる。
バネ11の復帰力にて反矢印の方向に回動しようとする
が、顧客が商品の取り出しのためにストッパ8に手前方
向の力を加えているときは、カム9の回動は阻止されて
いる。そして、商品の取り出しが終了して顧客が手を離
すとカム9は回動し、このときストッパ8は回動自在で
あるために、カム9の突部はストッパ8の当接部8bを
乗り越えて該当接部8bの背面で当接するようになっ
て、ストッパ8はロックされる。
【0015】そして、次販売順位にある商品7は、第2
ストッパ25にて商品載置装置24のローラー23が係
止されることにより、前方への移動が阻止されている。
即ち、回動可能に軸支されているストッパ25の一端に
は、商品載置装置24のローラー23を係止する係止部
25aが、他端にはソレノイド26のプランジャーが接
続されており、ソレノイド26が不動作のときは、スト
ッパ25はバネ27に付勢されて係止部25aがローラ
ー23に係止する状態に保持されている。
ストッパ25にて商品載置装置24のローラー23が係
止されることにより、前方への移動が阻止されている。
即ち、回動可能に軸支されているストッパ25の一端に
は、商品載置装置24のローラー23を係止する係止部
25aが、他端にはソレノイド26のプランジャーが接
続されており、ソレノイド26が不動作のときは、スト
ッパ25はバネ27に付勢されて係止部25aがローラ
ー23に係止する状態に保持されている。
【0016】このソレノイド26は、ロック部材12に
よる保持が解除されて手前方向に引かれて回動したスト
ッパ8が再び商品の係止状態に戻り、これによりマイク
ロスイッチ13がオフに復帰したとき、動作するように
なっている。そして、ソレノイド26がバネ27に抗し
て吸引動作すると、ストッパ25は矢印方向に回動し
て、ストッパ25による商品載置装置24のローラー2
3の係止が解除される。
よる保持が解除されて手前方向に引かれて回動したスト
ッパ8が再び商品の係止状態に戻り、これによりマイク
ロスイッチ13がオフに復帰したとき、動作するように
なっている。そして、ソレノイド26がバネ27に抗し
て吸引動作すると、ストッパ25は矢印方向に回動し
て、ストッパ25による商品載置装置24のローラー2
3の係止が解除される。
【0017】そして、ローラー23の係止が外れた商品
載置装置24がローラー23の回動により前方へ移動す
ると、この次順位の商品7はストッパ8に係止されるよ
うになり、新たな販売順位の商品7となる。
載置装置24がローラー23の回動により前方へ移動す
ると、この次順位の商品7はストッパ8に係止されるよ
うになり、新たな販売順位の商品7となる。
【0018】かかる商品の取り出し動作において、商品
選択動作によるソレノイド10の駆動は、商品販売装置
1に所定金額が投入されたとき可能となる。そのため、
この商品販売装置1は本体ケース2の前面に紙幣挿入口
16及び硬貨投入口17を配設すると共に、内部には紙
幣挿入口16から挿入された紙幣を選別してその紙幣種
類を示す信号を発生するユニットである紙幣識別装置1
8や、硬貨投入口17から投入された硬貨を選別し硬貨
種類を示す信号を発生するユニットであるコインメカニ
ズム19を設けている。これら、紙幣識別装置18やコ
インメカニズム19は、自動販売機等において従来より
用いられている周知のものが使用されるが、コインメカ
ニズム19は釣り銭用の硬貨を保有しており所定の釣り
銭信号にしたがって、商品陳列装置1は本体ケース2の
前面に設けた釣銭返却口20に釣り銭を払い出す。
選択動作によるソレノイド10の駆動は、商品販売装置
1に所定金額が投入されたとき可能となる。そのため、
この商品販売装置1は本体ケース2の前面に紙幣挿入口
16及び硬貨投入口17を配設すると共に、内部には紙
幣挿入口16から挿入された紙幣を選別してその紙幣種
類を示す信号を発生するユニットである紙幣識別装置1
8や、硬貨投入口17から投入された硬貨を選別し硬貨
種類を示す信号を発生するユニットであるコインメカニ
ズム19を設けている。これら、紙幣識別装置18やコ
インメカニズム19は、自動販売機等において従来より
用いられている周知のものが使用されるが、コインメカ
ニズム19は釣り銭用の硬貨を保有しており所定の釣り
銭信号にしたがって、商品陳列装置1は本体ケース2の
前面に設けた釣銭返却口20に釣り銭を払い出す。
【0019】紙幣識別装置18やコインメカニズム19
と共に、本体ケース2内に設けられている制御ユニット
21は、CPUやメモリなどの電子コンポーネントから
構成される制御装置を含み、紙幣識別装置18からの紙
幣種類信号やコインメカニズム19からの硬貨種類信号
に基づき投入金額の演算動作を行う。そして、顧客が商
品選択スイッチ14を動作すると、これにより発生する
選択信号が制御ユニット21に入力されて、制御ユニッ
ト21は演算した投入金額が選択された商品の販売価格
以上であるかを比較することで商品販売の可能性を判断
する。従って、制御ユニット21のメモリには、商品陳
列部6ごとに陳列されている商品の販売価格があらかじ
め記憶されており、CPUは選択信号に基づいて、該当
する販売価格をメモリから読み出して比較演算を行うよ
うにプログラムされている。また、制御ユニット21に
は、各商品陳列部6毎の売切スイッチ22が接続されて
おり、商品選択スイッチ14が押し圧されたとき該当す
る商品陳列部6に商品があることを条件に、上記の商品
販売の可能性の判断を行う。
と共に、本体ケース2内に設けられている制御ユニット
21は、CPUやメモリなどの電子コンポーネントから
構成される制御装置を含み、紙幣識別装置18からの紙
幣種類信号やコインメカニズム19からの硬貨種類信号
に基づき投入金額の演算動作を行う。そして、顧客が商
品選択スイッチ14を動作すると、これにより発生する
選択信号が制御ユニット21に入力されて、制御ユニッ
ト21は演算した投入金額が選択された商品の販売価格
以上であるかを比較することで商品販売の可能性を判断
する。従って、制御ユニット21のメモリには、商品陳
列部6ごとに陳列されている商品の販売価格があらかじ
め記憶されており、CPUは選択信号に基づいて、該当
する販売価格をメモリから読み出して比較演算を行うよ
うにプログラムされている。また、制御ユニット21に
は、各商品陳列部6毎の売切スイッチ22が接続されて
おり、商品選択スイッチ14が押し圧されたとき該当す
る商品陳列部6に商品があることを条件に、上記の商品
販売の可能性の判断を行う。
【0020】制御ユニット21は、選択された商品が販
売可能であると判断すると、該当する商品陳列部6のソ
レノイド10に駆動信号を与えて商品の取り出しを可能
とする。そして、顧客による商品の取り出し終了により
ストッパ8が係止状態に復帰するのを、マイクロスイッ
チ13がオンからオフ、そして再びオンに復帰すること
で検知すると、CPUはソレノイド26を一定時間駆動
する。従って、マイクロスイッチ13は、ストッパ8が
係止状態に復帰するのを検知する検知装置でもある。ま
た、上記の一定時間は、ストッパ25による係止が外れ
た商品載置装置24がストッパ8まで移動するのに十分
な時間となっている。
売可能であると判断すると、該当する商品陳列部6のソ
レノイド10に駆動信号を与えて商品の取り出しを可能
とする。そして、顧客による商品の取り出し終了により
ストッパ8が係止状態に復帰するのを、マイクロスイッ
チ13がオンからオフ、そして再びオンに復帰すること
で検知すると、CPUはソレノイド26を一定時間駆動
する。従って、マイクロスイッチ13は、ストッパ8が
係止状態に復帰するのを検知する検知装置でもある。ま
た、上記の一定時間は、ストッパ25による係止が外れ
た商品載置装置24がストッパ8まで移動するのに十分
な時間となっている。
【0021】そして、制御ユニット21のCPUは、投
入金額と商品の販売価格との差額を演算し、釣り銭が必
要であるとこの差額データをコインメカニズム17に出
力する。これにより、コインメカニズム17は釣銭を釣
銭返却口20に払い出す動作を行う。
入金額と商品の販売価格との差額を演算し、釣り銭が必
要であるとこの差額データをコインメカニズム17に出
力する。これにより、コインメカニズム17は釣銭を釣
銭返却口20に払い出す動作を行う。
【0022】
【発明の効果】本発明による商品販売装置は、販売する
現物の商品を第1ストッパにて係止する構成のために、
事前に商品触れて確認することができる。そして、商品
が販売のために取り出されると、次に販売する商品が商
品陳列棚上を移動してくるために、奥行き方向に配列し
た商品を順次陳列して販売することができる。
現物の商品を第1ストッパにて係止する構成のために、
事前に商品触れて確認することができる。そして、商品
が販売のために取り出されると、次に販売する商品が商
品陳列棚上を移動してくるために、奥行き方向に配列し
た商品を順次陳列して販売することができる。
【図1】本発明による商品販売装置の外観正面図であ
る。
る。
【図2】本発明による商品販売装置の側断面図である。
【図3】商品陳列部の側面図である。
【図4】ストッパの動作を説明する図である。
【図5】商品を載置している商品載置装置を正面にて示
す図である。
す図である。
1 商品陳列装置 3 商品陳列庫 4 商品陳列棚 8 第1ストッパ 12 ロック部材 13 検知装置 21 制御ユニット 23 ローラー 24 商品載置装置 25 第2ストッパ
Claims (1)
- 【請求項1】 前面側に商品取り出し用の開口を備えた
商品陳列庫と、前面側から奥行き方向へ向かうに従い漸
次高くなるよう傾斜して該商品陳列庫内に装架される商
品陳列棚と、該商品陳列棚に奥行き方向に沿って複数配
置される商品のうちの前方の商品を係止するよう設けら
れ前方へ回動することができる第1ストッパと、前記商
品陳列棚の奥行き方向に配置される商品の少なくとも次
順位以降の商品に対応して設けられてこの商品陳列棚の
上面を転動するローラーを備えた商品載置装置と、前記
第1ストッパを商品を係止する位置に保持するロック部
材と、前記商品載置装置に載置されている次順位の商品
が前方へ移動するのを阻止する第2ストッパと、前記ロ
ック部材によるロックの解除により前方へ回動した前記
第1ストッパが再び係止状態へ復帰するのを検知する検
知装置と、所定の商品販売指令に応答して前記ロック部
材のロックを解除するよう制御し、且つ前記検知装置が
前記第1ストッパが再び係止状態へ復帰するのを検知し
たとき前記第2ストッパによる次順位の商品の阻止を解
除するよう制御する制御装置とを備えた商品販売装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9287692A JPH05290260A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 商品販売装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9287692A JPH05290260A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 商品販売装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05290260A true JPH05290260A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14066653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9287692A Pending JPH05290260A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 商品販売装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05290260A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100763444B1 (ko) * | 2006-04-21 | 2007-10-04 | 최철훈 | 숙박시설용 냉장고 물품 배출장치 |
JP2012194726A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 商品収納装置 |
JP2012194725A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 商品収納装置 |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP9287692A patent/JPH05290260A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100763444B1 (ko) * | 2006-04-21 | 2007-10-04 | 최철훈 | 숙박시설용 냉장고 물품 배출장치 |
JP2012194726A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 商品収納装置 |
JP2012194725A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 商品収納装置 |
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