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JPH0529951A - リシンクパターン発生方法とそれを用いた符号化回路装置 - Google Patents

リシンクパターン発生方法とそれを用いた符号化回路装置

Info

Publication number
JPH0529951A
JPH0529951A JP3203220A JP20322091A JPH0529951A JP H0529951 A JPH0529951 A JP H0529951A JP 3203220 A JP3203220 A JP 3203220A JP 20322091 A JP20322091 A JP 20322091A JP H0529951 A JPH0529951 A JP H0529951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
resync
coding
circuit
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3203220A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Naito
守 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP3203220A priority Critical patent/JPH0529951A/ja
Publication of JPH0529951A publication Critical patent/JPH0529951A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な方法で(2,7)RLLコード符号化
規則に従わないコード列を発生するリシンクパターン発
生方法と,それを用いた符号化回路装置を提供する。 【構成】 本発明のリシンクパターン発生方法およびそ
れを用いた符号化回路装置は,(2,7)RLLコード
符号化規則に基づいて符号化データDTを符号化する符
号化回路6の入力として,予め決められたデータバイト
数おきにリシンクバイトとして一定のデータバイト、1
6進数表示で「62」をリシンクバイト発生回路2で発
生させて符号化データDTに挿入してリシンク区間前後
のデータビットシーケンスの集結と開始を適性化する。
さらに符号化回路6の出力に付加した所定ビット数のデ
ータを遅延させるか否かを遅延タイミング回路7で判断
し,適切なタイミングで遅延回路として機能するフリッ
プフロップ10に入力する。遅延させないときは符号化
回路6からの出力データを遅延/迂回切替えゲート回路
8から直接出力する。これにより,(2,7)RLLコ
ード符号化規則に存在しないリシンクパターンを発生さ
せ,このパターンを用いて符号化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,データ符号化回路およ
びその方法に関するものであり,特に,たとえば,光磁
気記録媒体への記録などに好適な(2,7)RLL(Ru
n Length Limitation)コード符号化規則に沿ってデータ
を符号化するコード列に(2,7)RLLコード符号化
規則外のシーケンスを持ったコードパターンを挿入して
符号化する符号化回路装置とそのリシンクパターンを発
生する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データを光記憶媒体,磁気記憶媒体,光
磁気記録媒体などの記録媒体に記録する際あるいは通信
などにおいて変調を行うときに用いる変調方式の条件
は,最大反転時間が短く,最小反転間隔が長く,読み出
し信号に直流成分や低周波成分を含まず,誤り伝播の少
ないことなどがあげられる。このような条件をある程度
満足させるためには,データ語のビットパターンに応じ
て最適なビットの組合わせを持つコード語を生成する必
要がある。この場合,コード語長とデータ語長の比率が
一定である「固定語長」でなく,データ語のビットパタ
ーン(ビットシーケンス)によって,コード語のビット
長が変化する「可変語長コード」となることがある。こ
のような可変長方式の符号化方式の一つとして,(2,
7)RLL符号化方式が知られており,その符号化方法
については,たとえば,特開昭50−142131号公
報に開示されている。
【0003】可変語長で変調されたコードで記録された
記憶媒体からそのコードを読み出す時,パルス弁別回路
でタイミングクロックとして用いられている可変周波数
発生回路(VFO)の同期がずれた場合,コードビット
が欠落するあるいは変化するなどして語長変化の規則を
見失って,かなり長い間,ビットの復号に失敗すること
がある。(2,7)RLLコードは,コードビット1ビ
ットのエラーは復号後のデータビット4ビットのエラー
にとどまるが,VFOの同期がずれた場合は復号データ
ビットの欠落あるいは増加が発生し,順次復号されるデ
ータビットを一定ビット数ごとに区切って認識していた
「バイト」の境界を誤り,その誤りがそれ以降も伝播す
る。この誤り伝播を一定範囲以内にとどめるために,一
定のデータバイトことに「再同期(リシンク)」区間を
設け,リシンク区間前のコードビットのエラーによるデ
ータビットのエラー伝播をリシンク区間内で終結させ,
かつ,リシンク区間終了後の最初のデータビットを1バ
イト(8ビット)の先頭ビットとすれば,リシンク区間
以前のコードビットのエラー伝播と前述のバイト境界の
誤りは「リシンク」区間でとどめられることが知られて
いる。
【0004】具体的には,データ語を符号化する際に,
データバイトの一定数ごとにリシンク区間を設け,符号
化されたコードビット列のリシンク区間に対応する位置
に,符号化規則には存在しない特殊なコードビット列
(リシンクパターン)を挿入する。この特殊なコードビ
ット列は符号化規則に存在しないため,データを符号化
したビット列とは明確に分離できるので,復号の際にこ
の特殊なコードビット列を監視し検出することによりリ
シンク区間を特定することができる。しかしながら,
(2,7)RLLコードは可変語長コードであるため,
符号化時のデータバイトとリシンクバイトの境界が常に
符号化のビット列の境界になるとは限らず,かつ,前述
した符号化処理を行う符号化回路は入力が2データビッ
トだけ先行してコードビットが出力されるため,データ
バイト自身のみでは符号化を終結することができない。
【0005】符号化終結のための,リシンクバイトの先
頭ビットシーケンスは,たとえば,表1に示す「3.5
インチ光磁気記録媒体標準化委員会(ISO/IEC
JTC1/SC23/WG2)のDP10091,PA
RT4のRLL(2,7)closure」の項目に記
載された「リシンク区間による(2,7)RLLコード
の終結」に示される。このように,NRZ(Non Return
to Zero) 残りビットのいかなるシーケンス(コード
列)に対しても一定のバイナリデータ「011」を付加
して,表2に示した変換規則に当てはめると,下記の結
果が得られる。(a)NRZ残りビットなしの場合「0
11」,(b)「0」の場合は「0011」,(c)
「1」の場合は「10」と「11」,(d)「00」の
場合は「000」と「11」,(f)「01」の場合は
「010」と「11」,(g)「001」の場合は「0
010」と「11」。このように,リシンクバイト内で
「011」と次のデータビットの境目で必ず符号化を終
結させることができることが知られている。
【0006】また,復号時に,リシンクバイトに続くデ
ータバイトの先頭ビットシーケンスに対応するコードビ
ット列は,先行する4コードビットと共に復号化規則に
よって復号されるが,データバイトの先頭ビットシーケ
ンスは常にデータバイト自身のコードビットシーケンス
(列)によってのみ決定されなければならず,この先行
する4コードビットは,表1に示す「0100」を用い
る。さらに,リシンクバイトに続くデータバイトを符号
化するにあたり,データバイトの先頭ビットシーケンス
が符号化規則の「データビット変換表」(表2参照)の
いずれかの先頭から始まるようにするため,前記の符号
化処理を行う符号化回路に先行して入力する必要のある
2データビットは,それ自身で符号化を終結でき,かつ
符号化した場合は,コードビットが「0100」となる
データビットでなければならない。一方,リシンクバイ
トに対応するコードビットシーケンスとしては,復号時
における上記機能を持ち,かつ,コードビットシーケン
ス全体を観察したときに符号化規則には存在しない特殊
なシーケンスであり,この特殊なシーケンスを検出する
ことにより「リシンクバイト」を特定できるものである
ことが求められる。
【0007】「ISO/IEC JTC1/SC23/
WG2」のDP10091,PART4のRLL(2,
7)closureの項目に記載された「RLL(2,
7)closure by RESYNC Fiel
d」には,上述した特殊なコードビットシーケンスとし
て16ビットの「0010000000100100」
が示されている。
【0008】このように,上述した符号化処理を行う符
号化回路における(2,7)RLLコード符号化規則か
ら外れたコードであるリシンクバイトを挿入したデータ
バイト列の符号化処理には,リシンク区間における符号
化終結ビットシーケンスと符号化開始ビットシーケンス
をデータバイト列に挿入して符号化するための回路と,
符号化規則に存在しないリシンクコードビットシーケン
ス(リシンクパターン)を発生する回路と,該リシンク
パターンを符号化回路の出力信号に挿入するための切り
換え回路を必要としていた。なお符号化方法には,上述
した符号化方法以外に,符号化規則をテーブル化し,符
号化すべきデータビットシーケンスを常に監視して,デ
ータビットシーケンスに適合したコード列をテーブルか
ら参照する方法があるが,この符号化方法は本発明には
直接関係しないためその詳細の記述を省略する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したリシンクバイ
トの挿入,リシンクパターンの発生,および,リシンク
パターンの挿入に関して,リシンクバイト前のデータビ
ットシーケンスの符号化終結のためのリシンクバイトの
先頭シーケンス「011」のパターン発生回路と挿入回
路,リシンクバイトに続くデータビットに対応したコー
ドビットシーケンスをデータビット自身のビットシーケ
ンスのみで決定するための符号化回路を初期化する回
路,リシンクパターンを発生する回路,および,リシン
クパターンを符号化されたコードビット列へ挿入する回
路を設けなければならず,これらの回路を個別に設ける
ことは上述した符号化回路に付加する回路が相当煩雑に
なり,符号化回路の特長である回路構成の簡略化を阻害
するといった問題を惹起させている。したがって,本発
明は,上述した符号化回路の入力として,印加されるリ
シンクパターンを簡単な方法で発生できる方法およびそ
のリシンクパターン発生方法を用いた符号化回路装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決し,
上記目的を達成するため,本発明のリシンクパターン発
生方法は,所定のRLLコード符号化規則に基づいて入
力信号を符号化する符号化回路の入力として,予め決め
られたデータバイト数おきに,リシンクバイトとして一
定に所定のデータバイトを挿入してリシンク区間前後の
データビットシーケンスの終結と開始を適正化し,上記
符号化回路の出力に付加した所定ビットデータを遅延さ
せるか否かを適切なタイミングで行い,上記符号化規則
に存在しないリシンクパターンを発生させる。また,こ
のリシンクパターン発生方法を適用した,所定のRLL
コード符号化規則に従ってデータを符号化して生成した
コード列に該RLLコード符号化規則から外れたコード
列であるリシンクパターンを挿入して符号化する符号化
回路装置は,上記所定のRLLコード符号化規則に従っ
て入力信号を符号化する符号化回路と,上記RLLコー
ド符号化規則から外れたコード列のリシンクバイトを発
生する手段と,符号化入力信号と上記リシンクバイトと
を所定のタイミングで切り換えて上記符号化回路に出力
する信号切り換え手段と,上記符号化回路からの出力デ
ータを所定時間遅延させる手段と,上記符号化回路から
の出力データを所定のタイミングで該遅延手段に印加し
て遅延させ,その他のタイミングで該遅延手段を迂回さ
せる信号迂回切り換え手段とを有する。さらに特定的に
は,本発明のリシンクパターン発生方法は,符号化バイ
ナリーデータビット列を(2,7)RLLコード符号化
規則に従って符号化して得たコード列に,(2,7)R
LL符号化規則から外れたコード列である16ビットの
バイナリ・リシンクパターン「00100000001
00100」を挿入するリシンクパターン発生方法であ
って,上記符号化バイナリーデータビット列に,上記リ
シンクパターンを挿入する直前の符号化バイナリーデー
タビット列のビットシーケンスに依存せず16進表示で
「62」の特殊データを挿入する段階と,該特殊データ
挿入後,(2,7)RLLコード符号化規則に従って符
号化を行い,挿入した上記16進表示のデータ「62」
をも符号化する段階と,上記リシンクパターンの先頭か
ら9ビットまでの一部のリシンクパターン「00100
0000」まで符号化され出力された時点で,該出力コ
ード列を1ビットの遅延させて前記符号化されて出力さ
れた一部のリシンクパターン「001000000」に
続く2ビットの符号化データ「10」を「01」に変換
する段階と,この遅延後に遅延を迂回させて次に続く残
りのコード列「00100」を遅延させないで出力デー
タを生成する段階とを具備する。
【0011】
【作用】上述した符号化回路の入力として,予め決めら
れたデータバイト数おきに,リシンクバイトとして一定
のバイトコード,たとえば,データバイト62
(H) ((H)は16進数表示(ヘキサ)を示す)を挿入
することで,リシンク区間前後のデータビットシーケン
スの終結と開始を適正化し,上記した符号化回路の出力
に付加した1ビットの遅延回路に出力信号を導くか否か
を適当なタイミングを以て行うことで,符号化規則に存
在しないリシンクパターンを発生させ,このリシンクパ
ターンを用いて符号化を行う。したがって,本来,上記
16進表示データ「62」を符号化して得られるコード
列「0010000001000100」を上記(2,
7)RLLコード符号化規則には存在しない「0010
000000100100」のリシンクパターンに変換
することが簡単な方法で実現でき,このリシンクパター
ン発生方法を用いることにより簡単な回路構成で符号化
回路装置を実現することができる。
【0012】
【実施例】本発明のリシンクパターン発生回路およびリ
シンクパターン発生方法として,バイナリ16ビットの
データを光磁気記憶媒体に記憶する場合を例示して述べ
る。図1に本発明の実施例のリシンクパターン発生回路
の構成図,図2に図1のリシンクパターン発生回路の動
作タイミングを示す信号波形図を示す。本発明の実施例
のリシンクパターン発生回路は,リシンクタイミング回
路1,リシンクバイト発生回路2,クロック発生回路
3,データ/リシンク切替えゲート回路4,ANDゲー
ト5,(2,7)RLLコード符号化回路6,遅延タイ
ミング回路7,遅延/迂回切替えゲート回路8,インバ
ータ9,遅延形フリップフロップ(DFF)10,イン
バータ55,インバータ56が図示の如く接続されてい
る。符号化回路としての(2,7)RLLコード符号化
回路6へ,リシンクパターンを入力するため,リシンク
パターン発生回路として,リシンクバイト発生回路2,
リシンクタイミング回路1,クロック発生回路3,デー
タ/リシンク切替えゲート回路4が設けられ,さらに,
選択的遅延を行うため,遅延タイミング回路7,遅延/
迂回切替えゲート回路8,遅延形フリップフロップ10
などの回路が配設されている。
【0013】図1に示すデータDTは符号化しようとす
るデータであり,外部のデータ転送用シフトレジスタ
(図示せず)にデータ転送クロックDTRFCKを送
り,このデータ転送クロックDTRFCKの立ち上がり
に同期して,図2に示すように,上記符号化データDT
が時間的に直列に得られる。
【0014】リシンクタイミング回路1はクロック発生
回路3から出力されるクロックCKの立ち上がりを計数
する回路であり,このクロックCKに応答して符号化デ
ータDTのビット数又はバイト数を計数し,(2,7)
RLLコード符号化規則から外れるコード=62(H)
あるリシンクバイトRSBYを挿入すべき値であるある
計数値に達すると,リシンクタイミング信号RSTMを
8ビット(1バイト)の間だけオン(「ハイ」レベル)
にする。それ以降,リシンクバイトRSBYを挿入すべ
き一定バイト毎にこの動作を繰り返す。リシンクバイト
発生回路2は,リシンクタイミング信号RSTMがオン
の間,クロックCKの立ち上がりに同期して上述した
(2,7)RLLコード符号化規則から外れるコード=
62(H) (バイナリ表示で「01100010」)のリ
シンクバイトRSBYを出力する回路である。(2,
7)RLLコード符号化回路6はそれ自体,本発明の直
接な対象の範囲外であるため,その細部は省略しそのブ
ロック図とその機能を記述するに止める。(2,7)R
LLコード符号化回路6は,符号化入力データDTIN
をクロック発生回路3からのクロックCKをインバータ
56で反転した反転クロックCKIに同期して(2,
7)RLLコードに変換し,符号化出力データCDOU
Tとして出力する。
【0015】リシンクタイミング回路1は,一定バイト
ごとに(2,7)RLLコード符号化回路6に対する入
力を,符号化データDTからリシンクバイトRSBYに
切り換えるためのリシンクタイミング信号RSTMを,
データ/リシンク切替えゲート回路4に送る。データ/
リシンク切替えゲート回路4はインバータ41,AND
ゲート42,43,ORゲート44から構成されてい
る。そして,リシンクタイミング信号RSTMがオンの
ときはANDゲート43を付勢してリシンクバイト発生
回路2からのリシンクバイトRSBYをORゲート44
を介して(2,7)RLLコード符号化回路6に出力す
る。一方,リシンクタイミング信号RSTMがオフのと
きはリシンクタイミング信号RSTMがインバータ41
で反転されてANDゲート42を付勢して符号化データ
DTをORゲート44を介して(2,7)RLLコード
符号化回路6に出力する。
【0016】リシンクバイトRSBYは,データの転送
を中止するためにデータ転送クロックDTRFCKをオ
フするタイミング信号となる。クロック発生回路3から
出力される2/7コードクロック2/7CKは,符号化
出力データCDOUTを認識するためのリファレンスク
ロックである。遅延タイミング回路7は,リシンクタイ
ミング信号RSTMがオン状態である時,符号化出力デ
ータCDOUTに現れるリシンクバイト「62(H) 」に
ついての(2,7)RLLコード「001000000
1000100」の一部分のビットシーケンスを遅延形
フリップフロップ10に送り,(2,7)RLLコード
「0010000000100100」に変更するため
の遅延タイミング信号DLTMを発生し,遅延/迂回切
替えゲート回路8に送る。
【0017】遅延/迂回切替えゲート回路8は,インバ
ータ81,ANDゲート82,83,ORゲート84か
ら構成されている。この遅延/迂回切替えゲート回路8
は遅延タイミング回路7からの遅延タイミング信号DL
TMがオン状態のとき,ANDゲート83を付勢して
(2,7)RLLコード符号化回路6からの符号化デー
タCDOUTを遅延形フリップフロップ10に出力し
て,2/7クロック2/7CKで遅延された結果入力し
てORゲート84を介して出力する。一方,遅延/迂回
切替えゲート回路8は遅延タイミング回路7からの遅延
タイミング信号DLTMがオフ状態のとき,インバータ
81で反転させてANDゲート82を付勢して(2,
7)RLLコード符号化回路6からの符号化データCD
OUTを直接ORゲート84を介して出力する。
【0018】本発明では,上述したように,以上の回路
に全体を同期制御するためのクロックCK,インバータ
56で反転される反転クロックCKI,2/7コードク
ロック2/7CKを発生するクロック発生回路3を加え
た構成により,リシンクバイト前後のデータビットシー
ケンスと,リシンクバイトを含めた符号化を(2,7)
RLLコード符号化規則に沿って行いつつ,(2,7)
RLLコード符号化規則に存在しないリシンクパターン
の発生と(2,7)RLLコードへの挿入を,より簡略
な回路および方法で実現している。以下,図1のリシン
クパターン発生回路の動作を図2を参照して述べる。
【0019】図2の時点t1でリシンクタイミング信号
RSTMがオンになると,ANDゲート5が閉じるた
め,データ転送クロックDTRFCKは「0(低レベ
ル)」に保持され,符号化データDTの転送は停止す
る。リシンクタイミング信号RSTMがオンになるとデ
ータ/リシンク切替えゲート回路4内のANDゲート4
2を閉じ(消勢し),ANDゲート43を開き(付勢
し),符号化データDTは符号化回路への入力経路から
切り離される一方,リシンクバイト発生回路2からのリ
シンクバイトRSBYが(2,7)RLLコード符号化
回路6の入力に接続される。リシンクタイミング信号R
STMがオンである区間,時点t1から時点t17の間に
データ/リシンク切替えゲート回路4から出力される
(2,7)RLLコード符号化回路6に対する符号化入
力データDTINは,上記タイミングで符号化データD
TにリシンクバイトRSBYが挿入された信号となる。
【0020】図2の時点t5から時点t21区間の符号化
出力データCDOUTは,リシンクバイトRSBYであ
るコード列「62(H) 」が符号化された,「00100
00001000100」である。符号化入力データD
TINに対するリシンクバイトRSBYへの切り換え
(挿入)は時点t1から時点t17間に行われるのに対し
て,符号化出力データCDOUTでのリシンクバイトR
SBYを符号化したコード列は時点t5から時点t21で
あり,符号化データDTで2ビットの遅れが生じる。
【0021】上記データ「0010000001000
100」を,リシンクパターンである「0010000
000100100」に変換するためには,時点t14か
ら時点t16の間のデータ「10」をデータ「01」に変
更する必要があるため,遅延タイミング回路7はリシン
クタイミング信号RSTMがオンに立ち上がりの時点t
1から反転クロックCKIの立ち上がり数を計数して,
時点t14で遅延タイミング信号DLTMをオンにし,遅
延/迂回切替えゲート回路8内のANDゲート82を閉
じ,ANDゲート83を開いて,符号化出力データCD
OUTを2/7クロック2/7CKだけ遅延させる遅延
回路として機能するるD形フリップフロップ10へ入力
する。そして,時点t16で遅延タイミング信号DLTM
をオフすることにより,ANDゲート82を開き,AN
Dゲート83を閉じて,フリップフロップ10を迂回し
て符号化出力データCDOUTをORゲート84を通し
てコードビットCBとして出力する。
【0022】フリップフロップ10は,時点t14〜時点
t15における符号化出力データCDOUTの「1」を,
クロック2/7CKの時点t15における立ち上がりで,
また時点t15〜時点t16における符号化出力データCD
OUTの「0」をクロック2/7CKの時点t16におけ
る立ち上がりでラッチして,遅延出力データDLOUT
を発生する。遅延した出力データDLOUTと,迂回し
た符号化出力データCDOUTはORゲート84で加え
られ,符号化データDTを符号化した(2,7)RLL
コードに,リシンクパターン「00100000001
00100」を挿入したコードビットCBを得る。この
ようにして,簡単な方法でリシンクパターンを発生する
ことができる。
【0023】以上の実施例は16ビットデータを光磁気
記憶媒体に記憶するときの符号化回路にリシンクパター
ンを発生する例について述べたが,本発明の符号化回路
装置およびリシンクパターン発生方法は上記実施例に限
定されず,他のビット数のデータ変調および光記憶装
置,通信システムなどの他の用途に適用できる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように,本発明のリシンクパ
ターン発生方法は,たとえば,16ビットデータの場
合,リシンクバイトとして一定の16進表示のデータバ
イト「62(H) 」を挿入することと,2ビットのコード
ビットを遅延回路に導くといった方法で,従来に比較し
てより簡便な方法で,リシンクバイト前後の符号化の終
結と開始の適正化,リシンクパターンの発生と挿入を実
現できるという効果を奏する。また上記リシンクパター
ン発生方法を用いた本発明の符号化回路装置は簡単な回
路構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のリシンクパターン発生方法を
適用した符号化回路装置の構成図である。
【図2】図1に示した符号化回路装置の動作およびリシ
ンクパターン発生方法の処理方法を説明するタイミング
図である。
【符号の説明】
1・・リシンクタイミング回路,2・・リシンクバイト
発生回路,3・・クロック発生回路,4・・データ/リ
シンク切替えゲート回路,5・・ANDゲート,6・・
(2,7)RLLコード符号化回路,7・・遅延タイミ
ング回路,8・・遅延/迂回切替えゲート回路,9・・
インバータ,10・・遅延形フリップフロップ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のRLLコード符号化規則に基づい
    て入力信号を符号化する符号化回路の入力として,予め
    決められたデータバイト数おきに,リシンクバイトとし
    て一定に所定のデータバイトを挿入してリシンク区間前
    後のデータビットシーケンスの終結と開始を適正化し, 上記符号化回路の出力に付加した所定ビットデータを遅
    延させるか否かを適切なタイミングで行い,上記符号化
    規則に存在しないリシンクパターンを発生させることを
    特徴とするリシンクパターン発生方法。
  2. 【請求項2】 所定のRLLコード符号化規則に従っ
    て,データを符号化して生成したコード列に該RLLコ
    ード符号化規則から外れたコード列であるリシンクパタ
    ーンを挿入して符号化する符号化回路装置であって, 上記所定のRLLコード符号化規則に従って入力信号を
    符号化する符号化回路と, 上記RLLコード符号化規則から外れたコード列のリシ
    ンクバイトを発生する手段と, 符号化入力信号と上記リシンクバイトとを所定のタイミ
    ングで切り換えて上記符号化回路に出力する信号切り換
    え手段と, 上記符号化回路からの出力データを所定時間遅延させる
    手段と, 上記符号化回路からの出力データを所定のタイミングで
    該遅延手段に印加して遅延させ,その他のタイミングで
    該遅延手段を迂回させる信号迂回切り換え手段とを有す
    る符号化回路装置。
  3. 【請求項3】 符号化バイナリーデータビット列を
    (2,7)RLLコード符号化規則に従って符号化して
    得たコード列に,(2,7)RLL符号化規則から外れ
    たコード列である16ビットのバイナリ・リシンクパタ
    ーン「0010000000100100」を挿入する
    リシンクパターン発生方法であって, 上記符号化バイナリーデータビット列に,上記リシンク
    パターンを挿入する直前の符号化バイナリーデータビッ
    ト列のビットシーケンスに依存せず16進表示で「6
    2」の特殊データを挿入する段階と, 該特殊データ挿入後,(2,7)RLLコード符号化規
    則に従って符号化を行い,挿入した上記16進表示のデ
    ータ「62」をも符号化する段階と, 上記リシンクパターンの先頭から9ビットまでの一部の
    リシンクパターン「001000000」まで符号化さ
    れ出力された時点で,該出力コード列を1ビットの遅延
    させて前記符号化されて出力された一部のリシンクパタ
    ーン「001000000」に続く2ビットの符号化デ
    ータ「10」を「01」に変換する段階と, この遅延後に遅延を迂回させて次に続く残りのコード列
    「00100」を遅延させないで出力データを生成する
    段階とを具備し, 本来,上記16進表示データ「62」を符号化して得ら
    れるコード列「0010000001000100」を
    上記(2,7)RLLコード符号化規則には存在しない
    「0010000000100100」のリシンクパタ
    ーンに変換することを特徴とするリシンクパターン発生
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393386B1 (ko) * 1998-02-17 2003-08-02 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 로버스트 재동기를 가진 실행 길이 제한 인코딩/디코딩 방법 및 장치
KR100458877B1 (ko) * 2001-12-28 2004-12-03 한국전자통신연구원 영상 부호화 장치 및 그 방법

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