[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH05270362A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

Info

Publication number
JPH05270362A
JPH05270362A JP4095810A JP9581092A JPH05270362A JP H05270362 A JPH05270362 A JP H05270362A JP 4095810 A JP4095810 A JP 4095810A JP 9581092 A JP9581092 A JP 9581092A JP H05270362 A JPH05270362 A JP H05270362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper blade
wiper
wiping operation
rise
water drop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4095810A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Tanaka
光 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4095810A priority Critical patent/JPH05270362A/ja
Publication of JPH05270362A publication Critical patent/JPH05270362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転者が格別操作を行なうことなく、所定モ
ード条件に対応してワイパブレードを自動的に格納/ラ
イズアップ可能なワイパ装置を提供する。 【構成】 所定モード条件時のみ格納/ライズアップ手
段18によりワイパブレード12,12を自動的にライ
ズアップまたは格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両のウイ
ンドシールドガラスに付着した水滴(雨滴、雪等も含
む)を検知したとき、該ウインドシールドガラスを払拭
するワイパブレードを自動的に払拭作動させるワイパ装
置に関し、特にワイパブレードを動かさないとき、該ワ
イパブレードをウインドシールドガラスとボンネットと
の間に格納し得るようにしたワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にワイパブレードの払拭動作
のオン−オフ及び動作速度の選択は、ワイパスイッチを
手動にて切り換えることにより行なわれていたが、斯か
るワイパスイッチの操作上の煩わしさをなくすため、ワ
イパ駆動装置にウインドシールドガラスに付着した水滴
を検出する水滴検出手段を設け、ワイパスイッチを常に
自動駆動制御モード位置に切り換え保持しておくことに
より、前記水滴検出手段が水滴を検出したときに、その
検出信号に基づいて前記ワイパブレードの動作(ワイパ
モータの駆動)を自動的に制御するようにしたワイパ装
置は、例えば特開昭61−37560号公報により公知
である。
【0003】このようなワイパ装置において、ワイパブ
レードを動かさないとき、図8に示す如く該ワイパブレ
ード1,1をウインドシールドガラス2とボンネット3
との間に破線で示す如く格納し、ワイパブレード1,1
の払拭作動時、該ワイパブレード1,1を実線で示す位
置にライズアップし得るようにしたフルコンシールド型
と呼ばれるワイパ装置が公知である。
【0004】この種のワイパ装置は、ワイパブレード
1,1の払拭作動時の最下端の停止(または反転)位置
がライズアップ位置であり、ワイパブレード1,1の非
払拭作動時の格納位置は、それより下方位置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】斯かる従来のワイパ装
置にあっては、ワイパブレードを水滴検出手段の検出信
号に基づいて自動的に制御することはできるが、ワイパ
ブレードの格納/ライズアップを水滴検出手段の検出信
号に基づいて自動的に制御することができない。従っ
て、ワイパブレードの格納/ライズアップのためのスイ
ッチ操作を運転者が行なわなければならず、その操作が
煩わしい。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、運転者が格別操作を行な
うことなく、所定モード条件に対応してワイパブレード
を自動的に格納またはライズアップ可能なワイパ装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め本発明は、車両のウィンドシールドガラスを払拭する
ワイパブレードを駆動する駆動手段と、前記ウインドシ
ールドガラスに付着した水滴を検出する水滴検出手段
と、該水滴検出手段からの検出信号に基づいて前記駆動
手段を自動的に制御する制御手段と、非払拭作動時前記
ワイパブレードをその払拭作動停止位置より下方の格納
部へ格納すると共に払拭作動時前記ワイパブレードを前
記格納部から前記払拭作動停止位置にライズアップする
格納/ライズアップ手段とを備えたワイパ装置におい
て、所定モード条件時のみ前記格納/ライズアップ手段
により前記ワイパブレードを自動的にライズアップまた
は格納することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1のワイパ装置は、所定モード条件時の
み格納/ライズアップ手段が自動的に作動する。
【0009】また、請求項2のワイパ装置は、水滴検出
手段からの検出信号に基づくワイパブレードの初回目の
払拭作動を行なう場合に、格納/ライズアップ手段が自
動的に作動して前記ワイパブレードがライズアップし、
該ワイパブレードのライズアップ状態は所定条件が整う
までの間継続する。
【0010】更に、請求項3のワイパ装置は、水滴検出
手段からの検出信号に基づくワイパブレードの払拭作動
を行なわなくなってから所定時間経過後、或は特定の設
定されたモードに移行後、格納/ライズアップ手段が自
動的に作動して前記ワイパブレードが格納される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7に基づ
き説明する。図1は本発明に係るワイパ装置のブロック
構成図であり、同図中、10は車両で、そのボディには
ウインドシールドガラス11の外面を払拭するワイパブ
レード12,12が設けられている。ウインドシールド
ガラス11の内面には、ワイパブレード12,12の払
拭範囲内に位置して水滴検出手段である雨滴センサ13
が設けられている。
【0012】この雨滴センサ13はウインドシールドガ
ラス11に付着した水滴を検出するもので、前記水滴量
に応じた所定の電気物理量(電圧または周波数)の変化
を得る光学式または静電容量式等が採用される。雨滴セ
ンサ13の検出信号は信号処理手段(A/Dコンバー
タ)14によりA/D変換された後、制御手段15に入
力される。
【0013】この制御手段15は、信号処理手段14か
ら入力する水滴検出信号に基づいてワイパモータ19の
駆動及び停止を制御するものである。制御手段15に
は、ワイパブレード12を作動させるための第1の駆動
回路16、タイミングプレート17及び格納/ライズア
ップ手段18がそれぞれ接続されている。第1の駆動回
路にはワイパモータ(駆動手段)19が接続されてい
る。このワイパモータ19と第1の駆動回路16には、
格納/ライズアップ手段18を駆動する第2の駆動回路
20が接続されている。
【0014】格納/ライズアップ手段18は、ワイパブ
レード12,12が払拭動作を行なわないときは該ワイ
パブレード12,12を図7に示す従来と同様に、ウイ
ンドシールドガラス11とボンネット10aとの間の格
納部へ格納し、またワイパブレード12,12が払拭動
作を行なうときは、該ワイパブレード12を払拭作動時
の最下端位置にライズアップするものである。
【0015】そして、制御手段6からの制御信号によ
り、第1の駆動回路16または第2の駆動回路20に通
電されると、ワイパモータ19はタイミングプレート1
7によって所定角度分通電されて、ワイパブレード1
2,12を1回払拭動作させたり、格納/ライズアップ
手段18を作動させるようになっている。
【0016】なお、図1中、21は自動制御モードを設
定するオートスイッチで、これは図示しないミストスイ
ッチ等と共に、1つのワイパスイッチとして集約されて
いる。また、22はバッテリで、イグニッションスイッ
チ23を介して、制御手段15、第1の駆動回路16、
タイミングプレート17、ワイパモータ19にそれぞれ
接続されている。
【0017】また、制御手段6には、エンジン回転数検
出手段、車速検出手段、ウインドシールドガラス11付
近の外気温度を検出する外気温度検出手段(いずれも図
示省略)からの検出信号がそれぞれ入力される。
【0018】更に制御回路6の出力側にはインジケータ
(図示省略)が接続されている。このインジケータは、
オートスイッチ21がオンとなって自動制御モードにあ
るとき点灯して、運転者に自動制御モードであることを
知らせるものである。
【0019】次に、本発明のワイパ装置の動作を図1と
共に、図2〜図6のフローチャートに基づき説明する。
【0020】本実施例においては、イグニッションスタ
ートモード、オートスタートモード、主制御モード及び
2種の待機モードの制御が行なわれるようになってい
る。
【0021】まず、イグニッションスタートモードにお
ける制御手順を図2のフローチャートに基づき説明す
る。
【0022】ワイパスイッチが自動制御モード位置(オ
ートスタート位置)にある状態でイグニッションスイッ
チ23をオンするとステップ200のイグニッションス
タートモードに入る。そして、まず、ステップ201
で、ウィンドシールドガラス11付近の外気温度が所定
値以上か否かを判別し、所定値以上であれば、ステップ
202に進んでエンジン始動後の第1の所定時間(例え
ば1秒)内か否かを判別し、第1の所定時間内であれ
ば、ステップ204に進んで、水滴検出手段(雨滴セン
サ)13に基づく水滴検出(1)が有るか否かを判別す
る。
【0023】また、前記ステップ201でウィンドシー
ルドガラス11付近の外気温度が所定値以上でないと判
別されたとき及び前記ステップ202でエンジン始動後
の第1の所定時間内でないと判別されたときは、いずれ
もステップ203に進んで、車両走行開始後の第2の所
定時間内であるか否かを判別し、該第2の所定時間内で
あれば前記ステップ204に進む。
【0024】そして、このステップ204において、水
滴検出(1)が有ればステップ205へ進んで、オート
スイッチ21がオンか否かを判別し、オンであれば、ス
テップ206へ進んで、ワイパブレード12,12を格
納/ライズアップ手段18により自動的にライズアップ
し、次いでステップ207でワイパブレード12,12
の払拭作動が行なわれた後、後述する図3のステップ3
04に移り、オートスタートモードに入る。
【0025】なお、前記ステップ203で車両走行開始
後の第2の所定時間内でないと判別されたときと、前記
ステップ204で水滴検出手段13の検出信号に基づく
水滴検出(1)がないと判断されたとき及び前記ステッ
プ205でオートスイッチ21がオンでないと判別され
たときは、いずれも前記ステップ201に戻る。
【0026】次に、このオートスタートモードの制御手
順を図3のフローチャートに基づき説明する。
【0027】まず、ステップ301でオートスイッチ2
1がオンか否かを判別し、オンであればステップ302
に進んでミスト操作があるか否かを判別し、あればステ
ップ304に進んでインジケ−タを点灯した後、ステッ
プ305のオートスタートモードに入る。
【0028】また、前記ステップ301でオートスイッ
チ21がオンでないと判別されたとき及び前記ステップ
302でミスト操作がないと判別されたときは、いずれ
もステップ303に進んでオートスイッチ21がオンか
らオフに切り換わったか否かを判別し、オンに切り換わ
れば前記ステップ304に進み、オンに切り換わらなけ
れば、前記ステップ301に戻る。
【0029】そして、前記ステップ305のオートスタ
ートモードに入ると、次のステップ306に進んで、次
のステップ307の第3、第4の所定時間を計測するタ
イマをスタートする。次いで、ステップ307に進んで
オートスタートモード導入後の第3の所定時間(例えば
T+30秒)+第4の所定時間(例えば90秒)が経過
したか否かを判別し、経過しなければステップ312に
進んで、水滴検出手段13に基づく水滴検出(2)が有
ったか否かを判別する。
【0030】水滴検出(2)が無ければ前記ステップ3
07に戻り、水滴検出(2)が有れば、ステップ313
に進んでワイパブレード12,12がライズアップ中か
否かを判別する。ライズアップ中であれば、ステップ3
15でワイパブレード12,12を払拭作動した後、前
記ステップ301に戻る。また、前記ステップ313で
ライズアップ中でないと判別されたときは、ステップ3
14に進んで、ワイパブレード12,12を格納/ライ
ズアップ手段18により自動的にライズアップした後、
前記ステップ315に進む。
【0031】一方、前記ステップ307で第3の所定時
間+第4の所定時間が経過したと判別されると、ステッ
プ308に進み、前記第3の所定時間経過後、第4の所
定時間内にワイパブレード12,12の払拭作動が有っ
たか否かを判別し、有れば後述する主制御モードに移行
する。
【0032】また、前記ステップ308でワイパブレー
ド12,12の払拭作動がないと判別されたときは、ス
テップ309に進んでワイパブレード12,12を格納
/ライズアップ手段18により自動的に格納した後、ス
テップ310でインジケータを消灯し、次のステップ3
11で自動制御モードを解除する。
【0033】即ち、オートスタートモードにて、そのモ
ード導入直後から所定の短時間(第3の所定時間)と所
定の中時間(第4の所定時間)とに分けて、オートスタ
ートモード導入初期の第3の所定時間の検出(または払
拭作動)については、停車時におけるウィンドシールド
ガラスへの付着水等による検出のため、ワイパブレード
12,12による払拭の必要の継続性がないので、ワイ
パブレード12,12を格納して自動制御モードを解除
する。
【0034】一方、オートスタートモード導入後半の第
4の所定時間(または払拭作動)の検出については、払
拭の必要の継続性のある天候、即ち雨天として、ワイパ
ブレード12,12の払拭作動をイメージとする主制御
モードへ移行させるものである。
【0035】このように、払拭の必要の継続性のない場
合は、ワイパブレード12,12を自動的に格納し且つ
自動制御モードを解除するため、水滴以外の物体の影響
によるワイパブレード12,12の誤動作を防止でき
る。
【0036】次に、主制御モードの制御手順を図4のフ
ローチャートに基づき説明する。ステップ400の主制
御モードに入ると、まず、後述するステップ406の第
5の所定時間を計測するタイマをセットした後、次のス
テップ402に進んで水滴検出手段13に基づく水滴検
出(2)が有ったか否かを判別し、有ればステップ40
3に進む。そして、このステップ403でワイパブレー
ド12,12を払拭作動した後、ステップ404に進ん
で前記ステップ401でセットしたタイマをリセットし
た後、前記ステップ401に戻る。
【0037】一方、前記ステップ402で水滴検出手段
13の検出信号に基づく水滴検出(2)が無いと判別さ
れたときは、ステップ405に進む。このステップ40
5では、ミスト作動か否かが判別され、ミスト作動であ
れば前記ステップ400に戻り、ミスト作動でなければ
ステップ406に進む。このステップ406ではワイパ
ブレード12,12の払拭作動が無くなってから第5の
所定時間(例えば約2分)経過したか否かを判別し、経
過しなければ前記ステップ402に戻り、経過すれば後
述する待機モード(I)に移行する。
【0038】次に、待機モード(I)の制御手順を図5
のフローチャートに基づき説明する。この待機モード
(I)においては、水滴検出手段13の検出感度は、イ
グニッションモード、オートスタートモード、主制御モ
ードのときの検出感度より1段階低下する。
【0039】ステップ500の待機モード(I)に入る
と、まず、後述するステップ506の第6の所定時間を
計測するタイマをセットした後、次のステップ502に
進んで水滴検出手段13に基づく水滴検出(3)が有っ
たか否かを判別し、有ればステップ503に進む。この
ステップ503でワイパブレード12,12を払拭作動
した後、次のステップ504に進んで、前記ステップ5
01でセットしたタイマをリセットした後、上述した主
制御モードに移行する。
【0040】一方、前記ステップ502で水滴検出手段
13の検出信号に基づく水滴検出がないと判別されたと
きは、ステップ505に進み、ミスト作動か否かを判別
する。ミスト作動であれば上述した主制御モードに移行
し、ミスト作動でなければステップ506に進む。
【0041】このステップ506では、ワイパブレード
12,12の払拭作動が無くなってから第6の所定時間
(例えば約5分)経過したか否かを判別し、経過すれば
ステップ507に進んでワイパブレード12,12を格
納/ライズアップ手段18により自動的に格納した後、
後述する如く水滴検出手段13の検出感度が待機モード
(I)のときより更に1段低い待機モード(II)に移行
する。また前記ステップ506で第6の所定時間が経過
しなければ、前記ステップ502に戻る。
【0042】このように、待機モード(I)において、
ミスト作動があれば、払拭の必要の継続性があるものと
して、検出感度の1段高い主制御モードに直ちに移行す
るので、天候の変化による払拭の必要の継続性に迅速に
対処できる。
【0043】また、ワイパブレード12,12の払拭作
動が無くなってから第6の所定時間が経過しても次の払
拭作動が無ければ、払拭の必要の継続性がないものとし
て、ワイパブレード12,12を自動的に格納し且つ検
出感度が更に1段低い待機モード(II)に移行するの
で、より一層水滴以外の物の影響によるワイパブレード
12,12の誤動作を防止できる。
【0044】次に、待機モード(II)の制御手順を図6
のフローチャートに基づき説明する。この待機モード
(II)における水滴検出手段13の検出感度は、待機モ
ード(I)における検出感度より1段低下する。
【0045】待機モード(II)に入ると、まず、ステッ
プ601で水滴検出手段13に基づく水滴検出(4)が
有ったか否かを判別し、有れば次のステップ602に進
んでワイパブレード12,12を格納/ライズアップ手
段18により自動的にライズアップした後、ステップ6
03に進んで、ワイパブレード12,12を払拭作動し
て、上述した待機モード(I)に移行する。
【0046】一方、前記ステップ601で水滴検出手段
13の検出信号に基づく水滴検出が無いと判別されたと
きは、ステップ604に進んでミスト作動か否かを判別
し、ミスト作動であれば、前記ステップ602を実行
し、ミスト作動でないと判別されたときは、前記ステッ
プ601に戻る。
【0047】このように待機モード(II)においても、
ワイパブレード12,12の払拭作動が有れば、直ちに
水滴検出手段13の検出感度が1段高い待機モード
(I)に移行するから、払拭の必要の継続性に迅速に対
処できる。
【0048】水滴検出手段13の上述した各モード中に
おける検出感度の重み付けは次の通りである。
【0049】(1)主制御モードにおいては、所定の電
気物理量に対し、相対比較値(1または2)を下まわっ
たとき、または絶対値(1または2)を下まわったと
き、検出信号を出力する。
【0050】(2)待機モード(I)においては、所定
の電気物理量に対し、相対比較値(1)を下まわると共
に検出ディレーを付加し且つヒス分を付加したとき、ま
たは絶対値(1または2)を下まわると共に車両が走行
状態にあるとき、それぞれ検出信号を出力する。
【0051】(3)待機モード(II)においては、所定
の電気物理量に対し、相対比較値(1)を下まわると共
に検出ディレーを付加し且つヒス分を付加したとき、ま
たは絶対値(1または2)を下まわると共に車両が走行
状態にあるとき、それぞれ検出信号を出力する。
【0052】なお、検出感度のプライオリティは、主制
御モード>待機モード(I)>待機モード(II)とな
る。
【0053】上述した実施例によれば、払拭作動が必要
なときはワイパブレード12,12を素早くライズアッ
プし、また水滴検出手段13が水滴を検出しなくなった
ときは、ワイパブレード12,12を直ちに格納しない
で自動検出モードへの移行(検出感度を低下させるべ
く)に合わせて適宜のタイミングにて格納することで、
運転者に対し煩わしさを与えない。また、主制御モード
〜待機モード(I)のような比較的長い間欠作動状態に
おいても、突然の飛散水等での素早いワイパ払拭応答が
できるようにワイパブレード12,12のライズアップ
を継続し、待機モード(II)の検出感度低下時に合わせ
てワイパブレード12,12を格納するため、視界を迅
速に確保でき、安全な運転が可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上の如く本発明のワイパ装置によれ
ば、所定モード条件時のみ格納/ライズアップ手段によ
りワイパブレードが自動的に格納またはライズアップす
るので、ワイパブレードを格納またはライズアップする
ための操作を運転者が格別行なう必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るワイパ自動制御装置の
ブロック構成図である。
【図2】同装置におけるイグニッションスタートモード
の制御手順を示すフローチャートである。
【図3】同装置におけるオートスタートモードの制御手
順を示すフローチャートである。
【図4】同装置における主制御モードの制御手順を示す
フローチャートである。
【図5】同装置における待機モード(II)の制御手順を
示すフローチャートである。
【図6】同装置における待機モード(II)の制御手順を
示すフローチャートである。
【図7】従来のフルコンシールド型ワイパ装置を備えた
車両の一部を切欠した斜視図である。
【符号の説明】
10 車両 11 ウインドシールドガラス 12 ワイパブレード 13 雨滴センサ(水滴検出手段) 15 制御手段 18 格納/ライズアップ手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のウィンドシールドガラスを払拭す
    るワイパブレードを駆動する駆動手段と、前記ウインド
    シールドガラスに付着した水滴を検出する水滴検出手段
    と、該水滴検出手段からの検出信号に基づいて前記駆動
    手段を自動的に制御する制御手段と、非払拭作動時前記
    ワイパブレードをその払拭作動停止位置より下方の格納
    部へ格納すると共に払拭作動時前記ワイパブレードを前
    記格納部から前記払拭作動停止位置にライズアップする
    格納/ライズアップ手段とを備えたワイパ装置におい
    て、所定モード条件時のみ前記格納/ライズアップ手段
    により前記ワイパブレードを自動的にライズアップまた
    は格納することを特徴とするワイパ装置。
  2. 【請求項2】 前記水滴検出手段からの検出信号に基づ
    く前記ワイパブレードの初回目の払拭作動を行なう場合
    に前記格納/ライズアップ手段により、該ワイパブレー
    ドを自動的にライズアップし、該ライズアップ状態を所
    定条件が整うまでの間継続することを特徴とする請求項
    1記載のワイパ装置。
  3. 【請求項3】 前記水滴検出手段からの検出信号に基づ
    く前記ワイパブレードの払拭作動を行なわなくなってか
    ら所定時間経過後、或は特定の設定されたモードに移行
    後、前記格納/ライズアップ手段により該ワイパブレー
    ドを自動的に格納することを特徴とする請求項1記載の
    ワイパ装置。
JP4095810A 1992-03-23 1992-03-23 ワイパ装置 Pending JPH05270362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4095810A JPH05270362A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 ワイパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4095810A JPH05270362A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 ワイパ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05270362A true JPH05270362A (ja) 1993-10-19

Family

ID=14147787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4095810A Pending JPH05270362A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 ワイパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05270362A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6216309B1 (en) 1997-11-11 2001-04-17 Nissan Motor Co., Ltd. Wiper device for vehicle
US6254167B1 (en) 1997-11-11 2001-07-03 Nissan Motor Co., Ltd. Wiper device for vehicle
US6347427B2 (en) 1997-11-11 2002-02-19 Nissan Motor Co., Ltd. Wiper device for vehicle
US10256026B2 (en) 2013-12-04 2019-04-09 Epcos Ag Transformer component with setting of an inductance

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6216309B1 (en) 1997-11-11 2001-04-17 Nissan Motor Co., Ltd. Wiper device for vehicle
US6254167B1 (en) 1997-11-11 2001-07-03 Nissan Motor Co., Ltd. Wiper device for vehicle
US6347427B2 (en) 1997-11-11 2002-02-19 Nissan Motor Co., Ltd. Wiper device for vehicle
DE19851881C2 (de) * 1997-11-11 2003-08-07 Nissan Motor Wischervorrichtung für Fahrzeuge
DE19851845C2 (de) * 1997-11-11 2003-09-25 Nissan Motor Wischervorrichtung für Fahrzeuge
US10256026B2 (en) 2013-12-04 2019-04-09 Epcos Ag Transformer component with setting of an inductance

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5140234A (en) Windshield wiper control based on rate of change of sensor signal
JP2004243937A (ja) 車両用ワイパ制御装置および車両用ワイパ制御方法
JPH1059133A (ja) 雨滴センサ
JPH1170857A (ja) ワイパ制御方法
JPH05270362A (ja) ワイパ装置
JP3998533B2 (ja) ワイパ制御装置
JP3033044B2 (ja) ワイパ自動制御装置
JP2782343B2 (ja) オートワイパ装置
JP2605101B2 (ja) ワイパ駆動装置
JPH06328998A (ja) ワイパ自動制御装置
JPH06321058A (ja) ワイパ自動制御装置
US9260081B2 (en) Wiper apparatuses, motor vehicles having wiper apparatuses, and methods for operating wiper apparatuses
JPH06321057A (ja) ワイパ自動制御装置
JPH115514A (ja) ワイパー自動制御装置
JP3033043B2 (ja) ワイパ自動制御装置
JPH04362448A (ja) ワイパ制御装置
JP2582618Y2 (ja) オートワイパ装置
JPH05178167A (ja) ワイパ制御装置
JP2598566Y2 (ja) ワイパ制御装置
JPH05105034A (ja) ワイパ制御装置
JP2002046580A (ja) ワイパー駆動装置の制御方法
JPH0437804Y2 (ja)
KR100431970B1 (ko) 자동차의 리어 와이퍼 작동 방법
JPH0476817B2 (ja)
JP3511945B2 (ja) 車両用ワイパ制御装置