JPH0523299A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
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- JPH0523299A JPH0523299A JP3179949A JP17994991A JPH0523299A JP H0523299 A JPH0523299 A JP H0523299A JP 3179949 A JP3179949 A JP 3179949A JP 17994991 A JP17994991 A JP 17994991A JP H0523299 A JPH0523299 A JP H0523299A
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- endoscope
- solid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内視鏡先端部の硬質長を短くする。
【構成】 対物光学系32と中心が合うようにCCD3
3が芯出しされてCCDホルダー34に固定されている
と共に、後方に延出したCCD33の外部リード36に
電子部品を実装した回路基板40を接続している。そし
て、前記回路基板40と信号ケーブル41とは、回路基
板40の反外部リード接続部面のCCD33側縁部に設
けられている図示しない導体パターンに接続している。
3が芯出しされてCCDホルダー34に固定されている
と共に、後方に延出したCCD33の外部リード36に
電子部品を実装した回路基板40を接続している。そし
て、前記回路基板40と信号ケーブル41とは、回路基
板40の反外部リード接続部面のCCD33側縁部に設
けられている図示しない導体パターンに接続している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端部内に固体撮像素
子と回路基板を内設し、この回路基板に後部へ延設され
る信号ケーブルを接続した内視鏡に関する。
子と回路基板を内設し、この回路基板に後部へ延設され
る信号ケーブルを接続した内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、細長の挿入部を体腔内に挿入する
ことにより、体腔内臓器などを観察したり、必要に応じ
て処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治
療処置のできる内視鏡が広く利用されている。又、これ
らの内視鏡は、医療用のみならず工業用においてもボイ
ラや機械及び化学プラントなどの管内、或いは、機械内
の対象物の観察及び検査に用いられている。
ことにより、体腔内臓器などを観察したり、必要に応じ
て処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治
療処置のできる内視鏡が広く利用されている。又、これ
らの内視鏡は、医療用のみならず工業用においてもボイ
ラや機械及び化学プラントなどの管内、或いは、機械内
の対象物の観察及び検査に用いられている。
【0003】このような内視鏡には、特開昭63−27
2180号公報に示されているように挿入部の先端部に
電化結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像手段に
用いた電子内視鏡がある。
2180号公報に示されているように挿入部の先端部に
電化結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像手段に
用いた電子内視鏡がある。
【0004】図8は従来例の電子内視鏡先端部分を示す
断面図である。図に示すように内視鏡1は、可撓性を有
する挿入部2と、固体撮像素子3を有する固体撮像装置
4を配設した硬質の先端部5とを備えている。前記固体
撮像装置4は、対物光学系6を介して被写体像が結像さ
れるように配設された前記固体撮像素子3と、この固体
撮像素子3の外部リード7を後方に延出し、この外部リ
ード7の後部内側に回路基板8の一端部を接続してい
る。そして、前記回路基板8と外部リード7との接続面
側の他端部は、信号ケーブル9に接続している。
断面図である。図に示すように内視鏡1は、可撓性を有
する挿入部2と、固体撮像素子3を有する固体撮像装置
4を配設した硬質の先端部5とを備えている。前記固体
撮像装置4は、対物光学系6を介して被写体像が結像さ
れるように配設された前記固体撮像素子3と、この固体
撮像素子3の外部リード7を後方に延出し、この外部リ
ード7の後部内側に回路基板8の一端部を接続してい
る。そして、前記回路基板8と外部リード7との接続面
側の他端部は、信号ケーブル9に接続している。
【0005】前記信号ケーブル9を回路基板8に半田な
どで接続するときは、束線である前記信号ケーブル9を
一本一本の信号線にばらしてから前記回路基板8に設け
られている接続部に接続していた。そして、前記回路基
板8に接続した後の信号線は、耐久性の劣化などを発生
させないように再び一括して接着剤10やケーブル固定
部材11で固定されていた。前記信号線は、接着剤など
で固定させるため必ず硬質部長をある程度必要とするの
で固体撮像装置4の全長を決める要素として接着剤で固
定された信号線の硬質部長は固体撮像装置4の全長を長
くし内視鏡先端の硬質長を長くする原因の一つであっ
た。
どで接続するときは、束線である前記信号ケーブル9を
一本一本の信号線にばらしてから前記回路基板8に設け
られている接続部に接続していた。そして、前記回路基
板8に接続した後の信号線は、耐久性の劣化などを発生
させないように再び一括して接着剤10やケーブル固定
部材11で固定されていた。前記信号線は、接着剤など
で固定させるため必ず硬質部長をある程度必要とするの
で固体撮像装置4の全長を決める要素として接着剤で固
定された信号線の硬質部長は固体撮像装置4の全長を長
くし内視鏡先端の硬質長を長くする原因の一つであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように固体撮像素
子の外部リードと信号ケーブルとを回路基板を介して接
続し、前記回路基板後方に信号ケーブルを接着剤等で固
めた硬質部長を位置させていることにより内視鏡先端部
の硬質長を長くしていた。前記内視鏡先端部の硬質長が
長くなることによって被検部への挿入のとき抵抗が大き
かった。
子の外部リードと信号ケーブルとを回路基板を介して接
続し、前記回路基板後方に信号ケーブルを接着剤等で固
めた硬質部長を位置させていることにより内視鏡先端部
の硬質長を長くしていた。前記内視鏡先端部の硬質長が
長くなることによって被検部への挿入のとき抵抗が大き
かった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、固体撮像装置を短くすることによって内視鏡先端部
の硬質長を短かくし、被検部への挿入を容易にした内視
鏡を提供することを目的としている。
で、固体撮像装置を短くすることによって内視鏡先端部
の硬質長を短かくし、被検部への挿入を容易にした内視
鏡を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡は、
内視鏡先端部内に固体撮像素子を配設し、この固体撮像
素子から後方側に外部リードを延出し、この外部リード
の少なくとも一部に回路基板を接続すると共に、この回
路基板に信号ケーブルの少なくとも一部を接続した内視
鏡において、前記固体撮像素子の外部リードに接続され
た回路基板の反外部リード接続部面であって固体撮像素
子近傍に信号ケーブルを接続している。
内視鏡先端部内に固体撮像素子を配設し、この固体撮像
素子から後方側に外部リードを延出し、この外部リード
の少なくとも一部に回路基板を接続すると共に、この回
路基板に信号ケーブルの少なくとも一部を接続した内視
鏡において、前記固体撮像素子の外部リードに接続され
た回路基板の反外部リード接続部面であって固体撮像素
子近傍に信号ケーブルを接続している。
【0009】
【作用】上記構成よりなる内視鏡は、信号ケーブルを回
路基板の反外部リード接続部面であって、固体撮像素子
近傍に接続して固体撮像装置の軸方向長さを短くしてい
る。
路基板の反外部リード接続部面であって、固体撮像素子
近傍に接続して固体撮像装置の軸方向長さを短くしてい
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、図
1は内視鏡先端部を示す断面図、図2は第1実施例と従
来例との固体撮像装置の全長を比較する説明図、図3は
内視鏡装置の全体構成を表す概略構成図である。
する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、図
1は内視鏡先端部を示す断面図、図2は第1実施例と従
来例との固体撮像装置の全長を比較する説明図、図3は
内視鏡装置の全体構成を表す概略構成図である。
【0011】図3に示すように電子内視鏡装置20は、
体腔内に挿入できるように細長に形成された電子内視鏡
21と、この電子内視鏡21に照明光を供給する光源装
置60と、前記電子内視鏡21に対する映像信号を処理
するビデオプロセッサ81と、このビデオプロセッサ8
1で信号処理された映像信号による被写体像を表示する
モニタ82と、映像信号を記録再生するVTR83と、
映像信号により被写体像を印字するビデオプリンタ84
と、映像信号を記録する大容量の記憶装置であるビデオ
ディスク85等から構成されている。
体腔内に挿入できるように細長に形成された電子内視鏡
21と、この電子内視鏡21に照明光を供給する光源装
置60と、前記電子内視鏡21に対する映像信号を処理
するビデオプロセッサ81と、このビデオプロセッサ8
1で信号処理された映像信号による被写体像を表示する
モニタ82と、映像信号を記録再生するVTR83と、
映像信号により被写体像を印字するビデオプリンタ84
と、映像信号を記録する大容量の記憶装置であるビデオ
ディスク85等から構成されている。
【0012】前記電子内視鏡21は、細長で可撓性を有
する挿入部22と、この挿入部22の後端に連設される
操作部50とを備えている。前記操作部50の側方に
は、可撓性を有するユニバーサルコード51が延出され
ている。前記ユニバーサルコード51先端のコネクタ7
0を前記光源装置60に接続している。前記コネクタ7
0は映像信号ケーブル86と接続可能であり、この映像
信号ケーブル86を前記ビデオプロセッサ81に接続す
ることにより、電子内視鏡21で撮像した信号を信号処
理して所定の映像信号に変換して出力する。
する挿入部22と、この挿入部22の後端に連設される
操作部50とを備えている。前記操作部50の側方に
は、可撓性を有するユニバーサルコード51が延出され
ている。前記ユニバーサルコード51先端のコネクタ7
0を前記光源装置60に接続している。前記コネクタ7
0は映像信号ケーブル86と接続可能であり、この映像
信号ケーブル86を前記ビデオプロセッサ81に接続す
ることにより、電子内視鏡21で撮像した信号を信号処
理して所定の映像信号に変換して出力する。
【0013】前記挿入部22は、基端を前記操作部50
に一体的に固定した細長で可撓性を有する可撓部23
と、この可撓部23の先端に設けられた湾曲部24と、
この湾曲部24の先端に設けられた硬質の先端部25と
から構成されている。又、前記光源装置60には、後述
する前記内視鏡21の漏水検知システムが設けられてお
り、前記着脱自在なコネクタ70には、図示しないライ
トガイドファイバの冷却機構を設けている。
に一体的に固定した細長で可撓性を有する可撓部23
と、この可撓部23の先端に設けられた湾曲部24と、
この湾曲部24の先端に設けられた硬質の先端部25と
から構成されている。又、前記光源装置60には、後述
する前記内視鏡21の漏水検知システムが設けられてお
り、前記着脱自在なコネクタ70には、図示しないライ
トガイドファイバの冷却機構を設けている。
【0014】図1を参照して内視鏡の先端部について説
明する。図に示すように内視鏡21は、可撓性を有する
挿入部22の先端側に湾曲部24を備え、この湾曲部2
4には、互いに回転自在に連結された複数の湾曲駒26
を配置している。前記湾曲駒26の外周は、ブレード2
7及びゴム製の外被28により被覆され、金属性の先端
部材29は、絶縁部材30を介在させて、最先端部に配
置された湾曲駒26に連結されている。前記先端部材2
9の露出部は、絶縁カバー31及び外被28により被覆
されている。そして、前記先端部材29と外被28は図
示しない糸巻き接着層により接続されている。
明する。図に示すように内視鏡21は、可撓性を有する
挿入部22の先端側に湾曲部24を備え、この湾曲部2
4には、互いに回転自在に連結された複数の湾曲駒26
を配置している。前記湾曲駒26の外周は、ブレード2
7及びゴム製の外被28により被覆され、金属性の先端
部材29は、絶縁部材30を介在させて、最先端部に配
置された湾曲駒26に連結されている。前記先端部材2
9の露出部は、絶縁カバー31及び外被28により被覆
されている。そして、前記先端部材29と外被28は図
示しない糸巻き接着層により接続されている。
【0015】前記挿入部22の先端に配置された先端部
材29及び絶縁カバー31には、軸方向に複数の取付孔
が形成され、この取り付け孔には、対物光学系32や図
示しない照明光学系が取り付けられている。前記複数の
対物レンズ32aを有する対物光学系32の後方には、
この対物光学系32と中心が合うように例えばCCD3
3などの固体撮像素子がCCDホルダー34に芯出しさ
れて接着剤35により固定されていると共に、前記CC
D33の後方に外部リード36を延出している。前記外
部リード36の内側には、IC37やコンデンサー38
を実装して封止部材39で封止された実装面を外側に向
けて信号変換回路等を成す回路基板40が接続されてい
る。更に、前記回路基板40のIC37やコンデンサ3
8などの実装面である内側面には、信号ケーブル41を
接続するための図示しない導体パターンが固体撮像素子
側縁部に設けられている。
材29及び絶縁カバー31には、軸方向に複数の取付孔
が形成され、この取り付け孔には、対物光学系32や図
示しない照明光学系が取り付けられている。前記複数の
対物レンズ32aを有する対物光学系32の後方には、
この対物光学系32と中心が合うように例えばCCD3
3などの固体撮像素子がCCDホルダー34に芯出しさ
れて接着剤35により固定されていると共に、前記CC
D33の後方に外部リード36を延出している。前記外
部リード36の内側には、IC37やコンデンサー38
を実装して封止部材39で封止された実装面を外側に向
けて信号変換回路等を成す回路基板40が接続されてい
る。更に、前記回路基板40のIC37やコンデンサ3
8などの実装面である内側面には、信号ケーブル41を
接続するための図示しない導体パターンが固体撮像素子
側縁部に設けられている。
【0016】前記信号ケーブル41は、回路基板40に
半田などで接続するときは、従来例と同様に束線である
信号ケーブル41を一本一本にばらしてから前記回路基
板40の反接続部面に設けられている導体パターンに接
続している。即ち、前記信号ケーブル41は、前記導体
パターンを配設した回路基板40及び回路基板を接続し
ない外部リード36に信号線を接続したのち、これらの
信号線を一括して接着剤42で固定している。
半田などで接続するときは、従来例と同様に束線である
信号ケーブル41を一本一本にばらしてから前記回路基
板40の反接続部面に設けられている導体パターンに接
続している。即ち、前記信号ケーブル41は、前記導体
パターンを配設した回路基板40及び回路基板を接続し
ない外部リード36に信号線を接続したのち、これらの
信号線を一括して接着剤42で固定している。
【0017】図2の(a)は第1実施例の固体撮像装置
の概略断面図、(b)は従来の固体撮像装置の概略断面
図である。
の概略断面図、(b)は従来の固体撮像装置の概略断面
図である。
【0018】図2(a)に示すように信号ケーブル41
を回路基板40の反外部リード接続部面の固体撮像素子
側縁部に設けた導体パターンに接続することにより、図
2(b)の信号ケーブル41を回路基板40のリード接
続部面の反固体撮像素子側端部に接続するよりも短くな
っている。第1実施例の固体撮像装置の長さをa1 と
し、従来の固体撮像装置の長さをa2 とするとき、固体
撮像装置の長さの差はa3 となる。即ち、本発明第1実
施例と従来例との固体撮像装置の長さを比較すると従来
例よりもa3 分第1実施例の固体撮像装置が短くなって
いる。前記内視鏡21において固体撮像装置の長さに影
響を与える信号ケーブル41の接着剤42による硬質部
長を短くすることにより、内視鏡先端部の硬質長は短く
なるので体腔内等への挿入がスムースになることによ
り、内視鏡検査の際患者の苦痛を和らげることができ
る。
を回路基板40の反外部リード接続部面の固体撮像素子
側縁部に設けた導体パターンに接続することにより、図
2(b)の信号ケーブル41を回路基板40のリード接
続部面の反固体撮像素子側端部に接続するよりも短くな
っている。第1実施例の固体撮像装置の長さをa1 と
し、従来の固体撮像装置の長さをa2 とするとき、固体
撮像装置の長さの差はa3 となる。即ち、本発明第1実
施例と従来例との固体撮像装置の長さを比較すると従来
例よりもa3 分第1実施例の固体撮像装置が短くなって
いる。前記内視鏡21において固体撮像装置の長さに影
響を与える信号ケーブル41の接着剤42による硬質部
長を短くすることにより、内視鏡先端部の硬質長は短く
なるので体腔内等への挿入がスムースになることによ
り、内視鏡検査の際患者の苦痛を和らげることができ
る。
【0019】尚、図2(a)の信号ケーブル41を回路
基板40に接続するときも回路基板接続後の信号線は接
着剤42で固定しているが、この接着剤42で固定され
る硬質部長は回路基板内に収まる。
基板40に接続するときも回路基板接続後の信号線は接
着剤42で固定しているが、この接着剤42で固定され
る硬質部長は回路基板内に収まる。
【0020】図4は本発明の第2実施例に係り、(a)
は第2実施例の固体撮像装置の概略断面図、(b)は第
1実施例の固体撮像装置の概略断面図である。
は第2実施例の固体撮像装置の概略断面図、(b)は第
1実施例の固体撮像装置の概略断面図である。
【0021】前記第1実施例においてはCCD33の外
部リード36の内側に接続されていた回路基板40を、
この第2実施例では二つの回路基板40a及び回路基板
40bに分割して、各々をCCD33の外部リード36
に接続して構成している。
部リード36の内側に接続されていた回路基板40を、
この第2実施例では二つの回路基板40a及び回路基板
40bに分割して、各々をCCD33の外部リード36
に接続して構成している。
【0022】第1実施例では一枚の基板内に構成されて
いた前記回路基板40を、この第2実施例では二枚の回
路基板40a及び回路基板40bに構成を変更すること
により、第2実施例の固体撮像装置は第1実施例の固体
撮像装置よりもさらに短くすることができる。図4にお
いて、第1実施例の固体撮像装置の長さをa4 とし、第
2実施例の固体撮像装置の長さをa5 とするとき、この
固体撮像装置の長さの差はa6 となる。即ち、第2実施
例と第1実施例との固体撮像装置の長さを比較すると第
2実施例は第1実施例よりもa6 分固体撮像装置を短く
することが可能である。
いた前記回路基板40を、この第2実施例では二枚の回
路基板40a及び回路基板40bに構成を変更すること
により、第2実施例の固体撮像装置は第1実施例の固体
撮像装置よりもさらに短くすることができる。図4にお
いて、第1実施例の固体撮像装置の長さをa4 とし、第
2実施例の固体撮像装置の長さをa5 とするとき、この
固体撮像装置の長さの差はa6 となる。即ち、第2実施
例と第1実施例との固体撮像装置の長さを比較すると第
2実施例は第1実施例よりもa6 分固体撮像装置を短く
することが可能である。
【0023】その他の構成及び作用効果は、第1実施例
と同様である。図5は本発明の第2実施例の変形例に係
る固体撮像装置の概略断面図である。
と同様である。図5は本発明の第2実施例の変形例に係
る固体撮像装置の概略断面図である。
【0024】図5において、前記外部リード36の外側
にIC37やコンデンサ38の実装面を内側に向けた回
路基板40a及び40bを接続し、信号ケーブル41の
代わりに同軸ケーブル41aを使用している。そして、
前記同軸ケーブル41aは、芯線とシールド線を前記回
路基板40a及び40bの実装面反接続部面に設けたパ
ターン上に接続している。
にIC37やコンデンサ38の実装面を内側に向けた回
路基板40a及び40bを接続し、信号ケーブル41の
代わりに同軸ケーブル41aを使用している。そして、
前記同軸ケーブル41aは、芯線とシールド線を前記回
路基板40a及び40bの実装面反接続部面に設けたパ
ターン上に接続している。
【0025】その他の構成要素及び作用効果は、上記第
2実施例と同様である。ここで、図6と図7とを参照し
て本発明の内視鏡に用いられる光源装置と、この光源装
置に着脱自在なコネクタ部について説明する。図6は光
源装置とコネクタ部との概略説明図、図7はコネクタの
内部を示す概略説明図である。
2実施例と同様である。ここで、図6と図7とを参照し
て本発明の内視鏡に用いられる光源装置と、この光源装
置に着脱自在なコネクタ部について説明する。図6は光
源装置とコネクタ部との概略説明図、図7はコネクタの
内部を示す概略説明図である。
【0026】従来、内視鏡の水漏れの有無を調べるに
は、内視鏡を外部装置に接続し内視鏡内を加圧し水槽内
に入れた内視鏡先端からの泡の発生の有無により確認し
ていた。しかし、この方法では水漏れの判断のために外
部装置を使用するので手間と時間がかかっていた。そこ
で、図6に示すように前記光源装置60にポンプ61と
通気用コネクタ62とを設け、前記内視鏡21の図示し
ない内腔に空気を送るようにしている。そして、内視鏡
21或いは、光源装置60の少なくとも一方に内視鏡内
の圧力を表示するための圧力検知手段63及び圧力表示
手段64を有する漏水検知システムを設けている。
は、内視鏡を外部装置に接続し内視鏡内を加圧し水槽内
に入れた内視鏡先端からの泡の発生の有無により確認し
ていた。しかし、この方法では水漏れの判断のために外
部装置を使用するので手間と時間がかかっていた。そこ
で、図6に示すように前記光源装置60にポンプ61と
通気用コネクタ62とを設け、前記内視鏡21の図示し
ない内腔に空気を送るようにしている。そして、内視鏡
21或いは、光源装置60の少なくとも一方に内視鏡内
の圧力を表示するための圧力検知手段63及び圧力表示
手段64を有する漏水検知システムを設けている。
【0027】前記漏水検知システムは、前記着脱自在な
コネクタ70を光源装置60に接続するときに、ライト
ガイド管65と光源装置60との接続及び内視鏡21の
図示しない内腔に接続されている送気管路67と光源装
置60に設けられた通気用コネクタ62との接続を同時
に行うと共に、前記光源装置60に設けたコネクタ接続
検知手段68によって前記コネクタ70と光源装置60
との接続を確認してから制御手段69によってポンプ6
1を駆動させる。前記ポンプ61の駆動により内視鏡2
1の内圧は上昇し、あらかじめ設定された圧力に到達し
たときポンプ61の駆動を停止する。そして、一定時間
経過後の内視鏡内圧を圧力検知手段63によって測定し
圧力の低下がなければ内視鏡内の漏水無しと判別し、前
記内視鏡21或いは光源装置60に設けられている表示
手段64に出力する。
コネクタ70を光源装置60に接続するときに、ライト
ガイド管65と光源装置60との接続及び内視鏡21の
図示しない内腔に接続されている送気管路67と光源装
置60に設けられた通気用コネクタ62との接続を同時
に行うと共に、前記光源装置60に設けたコネクタ接続
検知手段68によって前記コネクタ70と光源装置60
との接続を確認してから制御手段69によってポンプ6
1を駆動させる。前記ポンプ61の駆動により内視鏡2
1の内圧は上昇し、あらかじめ設定された圧力に到達し
たときポンプ61の駆動を停止する。そして、一定時間
経過後の内視鏡内圧を圧力検知手段63によって測定し
圧力の低下がなければ内視鏡内の漏水無しと判別し、前
記内視鏡21或いは光源装置60に設けられている表示
手段64に出力する。
【0028】更に、前記ポンプ61をライトガイドファ
イバ束71端部の冷却手段に使用している。従来のライ
トガイドファイバは図示しないコネクタ本体から突設し
たガイド管の中にライトガイドファイバを挿通し先端に
単ファイバを連結していたためライトガイドファイバ端
の冷却手段を設けようにもそのスペースが無かった。し
かし、図7に示すようにライトガイドファイバ束71と
単ファイバとを前記コネクタ70内で連結し、この連結
部に放熱器73と前記送気管路67とを外嵌させて接続
している。そして、この送気管路67を前記光源装置6
0内のポンプ61に連通する前記送気用コネクタ62に
接続してライトガイドファイバ71端部の冷却を行うと
共に、内視鏡21内の内腔に空気を送る構造としてい
る。
イバ束71端部の冷却手段に使用している。従来のライ
トガイドファイバは図示しないコネクタ本体から突設し
たガイド管の中にライトガイドファイバを挿通し先端に
単ファイバを連結していたためライトガイドファイバ端
の冷却手段を設けようにもそのスペースが無かった。し
かし、図7に示すようにライトガイドファイバ束71と
単ファイバとを前記コネクタ70内で連結し、この連結
部に放熱器73と前記送気管路67とを外嵌させて接続
している。そして、この送気管路67を前記光源装置6
0内のポンプ61に連通する前記送気用コネクタ62に
接続してライトガイドファイバ71端部の冷却を行うと
共に、内視鏡21内の内腔に空気を送る構造としてい
る。
【0029】上述のように光源装置60にコネクタ70
を接続することにより漏水検査とライトガイドファイバ
71端の冷却を行えるので作業性が向上する。
を接続することにより漏水検査とライトガイドファイバ
71端の冷却を行えるので作業性が向上する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、固
体撮像装置の軸方向の長さを短くすることによって内視
鏡先端部の硬質長を短かくし、被検部への挿入を容易に
することができる効果がある。
体撮像装置の軸方向の長さを短くすることによって内視
鏡先端部の硬質長を短かくし、被検部への挿入を容易に
することができる効果がある。
【図1】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、
図1は内視鏡先端部を示す断面図。
図1は内視鏡先端部を示す断面図。
【図2】第1実施例と従来例との固体撮像装置の全長を
比較する説明図。
比較する説明図。
【図3】内視鏡装置の全体構成を表す概略構成図。
【図4】第2実施例と第1実施例との固体撮像装置の全
長を比較する説明図。
長を比較する説明図。
【図5】本発明の第2実施例の変形例に係り、固体撮像
装置の概略断面図。
装置の概略断面図。
【図6】光源装置とコネクタ部の概略説明図。
【図7】コネクタの内部を示す概略説明図。
【図8】従来例の内視鏡先端部を示す断面図。
21… 内視鏡 22… 挿入部 25… 先端部 29… 先端部材 32… 対物光学系 33… CCD 36… 外部リード 40… 回路基板 41… 信号ケーブル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内視鏡先端部内に固体撮像素子を配設
し、この固体撮像素子から後方側に外部リードを延出
し、この外部リードの少なくとも一部に回路基板を接続
すると共に、この回路基板に信号ケーブルの少なくとも
一部を接続した内視鏡において、 前記固体撮像素子の外部リードに接続された回路基板の
反外部リード接続部面であって固体撮像素子近傍に信号
ケーブルを接続したことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17994991A JP3147312B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17994991A JP3147312B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523299A true JPH0523299A (ja) | 1993-02-02 |
JP3147312B2 JP3147312B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=16074770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17994991A Expired - Fee Related JP3147312B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3147312B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06285018A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-11 | Olympus Optical Co Ltd | 電子内視鏡 |
JP2006043130A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Olympus Corp | 内視鏡システム |
JP2012125442A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Hoya Corp | 内視鏡および内視鏡挿入部先端への外皮固定方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5731877B2 (ja) * | 2011-04-08 | 2015-06-10 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡装置 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP17994991A patent/JP3147312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06285018A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-11 | Olympus Optical Co Ltd | 電子内視鏡 |
JP2006043130A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Olympus Corp | 内視鏡システム |
JP2012125442A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Hoya Corp | 内視鏡および内視鏡挿入部先端への外皮固定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3147312B2 (ja) | 2001-03-19 |
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