JPH052387U - コネクタ - Google Patents
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- JPH052387U JPH052387U JP048545U JP4854591U JPH052387U JP H052387 U JPH052387 U JP H052387U JP 048545 U JP048545 U JP 048545U JP 4854591 U JP4854591 U JP 4854591U JP H052387 U JPH052387 U JP H052387U
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
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- H01R13/506—Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R13/6581—Shield structure
- H01R13/6582—Shield structure with resilient means for engaging mating connector
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボディに対するシールドフレームや接片部材
の組付構造に工夫を講じてコネクタの薄型化を促進す
る。シールドフレームの形成工程の簡略化を図る。 【構成】 ボディ1に被せたコ字形のシールドフレーム
6,7の脚片部の端面同士を突き合わせ、かつそれらの
フレーム6,7の前端部分をボディ1の係合溝部を利用
して結合し、後端部分をフレーム6,7同士を係合させ
て結合する。カンチレバータイプの接片部材8の端子部
81をボディ1に固定し、接片部材8の先端部を接片支
持壁4に弾接支持させ、ボディ1の内部空間に張り出す
接点エリア83を接片部材8に湾曲状に形成する。
の組付構造に工夫を講じてコネクタの薄型化を促進す
る。シールドフレームの形成工程の簡略化を図る。 【構成】 ボディ1に被せたコ字形のシールドフレーム
6,7の脚片部の端面同士を突き合わせ、かつそれらの
フレーム6,7の前端部分をボディ1の係合溝部を利用
して結合し、後端部分をフレーム6,7同士を係合させ
て結合する。カンチレバータイプの接片部材8の端子部
81をボディ1に固定し、接片部材8の先端部を接片支
持壁4に弾接支持させ、ボディ1の内部空間に張り出す
接点エリア83を接片部材8に湾曲状に形成する。
Description
【0001】
本考案は、シールドフレームによるノイズ対策を施したコネクタに関する。
【0002】
本出願人が実願平1−23659号によって先に提案したコネクタを図7に示
してあり、このコネクタは次のように構成されている。すなわち、このコネクタ
のシールドフレーム100は、断面視形状がコ字形をなす第1および第2の2つ
のシールドフレーム110,120でなり、それぞれのシールドフレーム110
,120の脚片部に内向きに曲成された係合片111,121を相互に重ね合わ
せた状態でボディ200の係合溝部210,210に差し込むことによって2つ
のシールドフレーム110,120が互いに固定され、かつそれらのシールドフ
レーム110,120でボディ200の周囲が取り囲まれる構成になっている。
【0003】
このようなコネクタにおいて、第1および第2のシールドフレーム110,1
20を互いに固定するためにボディ200に形成されている係合溝部210はそ
の係合溝部210が形成されているボディ200の壁部を薄肉にしてコネクタの
小型化を図る上での障害になる。また、各シールドフレーム110,120の脚
片部に内向きに係合片111,121を曲成することは、シールドフレーム11
0,120の形成工程を複雑化する。
【0004】
他方、ボディ200に内蔵される接片部材300は、端子部310とその端子
部310から前方に延び出た接片部320とを備えており、接片部320を折返
し状に曲げることによって接点エリア321を構成してある。そして、接片部材
300をボディ200の内部に組み付けた状態では、接片部材300の端子部3
10がボディ200に固定され、接片部320はボディ200の内部空間に片持
ち状態で配置される。このように、接片部材300の接片部320がボディ20
0の内部空間に片持ち状態で支持されるタイプのコネクタはカンチレバータイプ
であると言える。
【0005】
ところが、カンチレバータイプのコネクタにおいて、接片部材300の接片部
320を折り返して接点エリア321を形成すると、ボディ200にその折返し
部分の収容空間を形成しなければならないため、それだけボディ200を厚くす
る必要が生じ、そのことがコネクタの小型化を推進する上での障害になる。
【0006】
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、ボディに対するシールドフレー
ムや接片部材の組付構造に工夫を講じてコネクタの薄型化を促進すると同時に、
シールドフレームの形成工程の簡略化を図ることを目的とする。
【0007】
請求項1の考案のコネクタは、内部空間に挿入された相手方コネクタの接点に
接触する接片部材を内蔵した中空直方体形状のボディと、ボディの相対向する2
つの壁部の前端部外面に段付膨出状に形成された縁枠部と、ボディの相対向する
2つの壁部において上記縁枠部の後方縁部から前方縁部に向けて凹入された係合
溝部と、板状部と板状部の幅方向両縁から各別に張り出された一対の脚片部とを
具備するコ字形に形成され、上記ボディの半周部分に外嵌合される第1装着部と
その第1装着部の後方に位置して一対の上記脚片部に係合部を具備する第1固定
部とを一体に備えた第1シールドフレームと、板状部と板状部の幅方向両縁から
各別に張り出された一対の脚片部とを具備するコ字形に形成され、上記ボディの
他の半周部分に外嵌合される第2装着部とその第2装着部の後方に位置して一対
の上記脚片部に第1固定部の係合部に対応する被係合部を具備する第2固定部と
を一体に備え、かつ第1装着部における一対の脚片部の端面が第1装着部におけ
る一対の脚片部の端面に突き合わされ、かつ第2固定部が上記第1固定部に重ね
合わされる第2シールドフレームと、第1シールドフレームにおける第1装着部
の前端および第2シールドフレームにおける第2装着部の前端からそれぞれ突き
出され、上記縁枠部の係合溝部にその溝幅方向に並列された状態で嵌合状に係合
される第1突片および第2突片と、を備えるものである。
【0008】
請求項2の考案のコネクタは、請求項1の考案のコネクタにおいて、ボディの
相対向する2つの壁部に形成された前後方向に延びる接片保持孔と、接片保持孔
における前後方向中間部位の相応位置で上記壁部に形成されボディの内部空間と
接片保持孔とを連通させる開口、その開口の前部に位置する接片支持壁およびそ
の開口の後部に位置する端子支持壁と、上記接片保持孔における上記端子支持壁
の相応位置で固定される端子部およびその端子部から前方に延び出てその先端部
が上記接片保持孔内で上記接片支持壁に支持される接片部とを具備する接片部材
と、接片部材の接片部に湾曲状に形成され上記開口を通してボディの内部空間に
張り出される接点エリアと、を備えるものである。
【0009】
請求項3の考案のコネクタは、接片保持孔が壁部に形成された接片保持孔がボ
ディの前面においてその壁部の厚み内で開口し、その接片保持孔における接片支
持壁に対応する箇所が接片部材の先端部の変位を許容する空間となされているも
のである。
【0010】
請求項4の考案のコネクタは、第1シールドフレームにおける第1固定部の後
方に挾持片部が一体に設けられ、第2シールドフレームにおける第2固定部の後
方に突出片が一体に設けられ、信号ケーブルの外被側に折り返されたシールド層
が第1シールドフレームの挾持片部により挾持されていると共に、第2シールド
フレームの突出片が上記挾持片部と上記シールド層との間に挾み込まれているも
のである。
【0011】
請求項5の考案のコネクタは、第1支持フレームの第1装着部がボディの半周
部分に外嵌合され、第2支持フレームの第2装着部がボディの他の半周部分に外
嵌合されて第1装着部の脚片部端面と第2装着部の脚片部端面とが突き合わされ
、かつ第1固定部の第2固定部とが重ね合わされ、それらのシールドフレームの
モールド部分全体に銅箔などの金属箔が巻き付けられ、この金属箔の外周部分に
樹脂モールドをインサート成形してあるものである。
【0012】
請求項1の考案によると、第1シールドフレームと第2シールドフレームの相
互間において、第1突片と第2突片とを並列させてボディにおける縁枠部の係合
溝部に係合させ、第1装着部と第2装着部とをボディに外嵌合してそれらの装着
部を具備する脚片部同士の端面を突き合わせ、第1固定部と第2固定部とを重ね
合わせて係合部を被係合部に係合させると、両シールドフレームが前後両端部に
おいて連結され、そのように連結されたシールドフレームによってボディが取り
囲まれる。
【0013】
請求項2の考案によると、接片部材の接片部を湾曲状に曲げて接点エリアを形
成してあるので、ボディにそのような湾曲状の接点エリアの収容空間を形成する
だけで済む。
【0014】
請求項3の考案によると、接片部材の無理のない変位が可能になる。
【0015】
請求項4の考案によると、第1シールドフレームと第2シールドフレームとが
挾持片部と突出片とを介して強固に結合され、同時に信号ケーブルのシールド層
に電気的に確実に接続される。
【0016】
請求項5の考案によると、シールドフレームの折曲加工を容易にするために折
曲げ箇所に小孔などの欠除部分を形成した場合でも、金型への注入樹脂がシール
ドフレームの内部に入り込まなくなる。また、上記小孔が金属箔で塞がれること
によりシールド性能が向上する。
【0017】
図1は本考案の実施例によるコネクタのボディ1とシールドフレーム6,7を
示す分解斜視図、図2はボディ1をシールドフレーム6,7で取り囲んだ状態の
平面図、図3は同コネクタの正面図、図4はボディの背面図、図5は同コネクタ
の横断平面図である。
【0018】
図3や図4で示すように、ボディ1は、上壁部11と下壁部12と左右の側壁
部13,13とを有する中空直方体形状をなし、側壁部13,13と下壁部12
との境界部分に傾斜部14,14を有しており、絶縁体である合成樹脂で一体成
形したものである。そして、ボディ1は横厚方向Xの幅寸法(横厚寸法)よりも
縦厚方向Yの幅寸法(縦厚寸法)が長くなっている。
【0019】
ボディ1の前端部外面には上壁部11と下壁部12と側壁部13,13と傾斜
部14,14を取り巻く形態で段付膨出状に縁枠部15が一体形成されており、
その縁枠部15における上壁部11とそれに対向する下壁部12に相応する部分
のそれぞれに、縁枠部15の後方縁部から前方縁部に向けて凹入された係合溝部
16が形成されている。図4で明らかなように係合溝部16の溝底面は上壁部1
1や表面や下壁部12の表面と面一になっている。
【0020】
左右の側壁部13,13における縦厚方向Yの等間隔おきの3箇所にそれぞれ
前後方向に貫通する接片保持孔2…が形成されており、それらの接片保持孔2…
における前後方向中間部位で上記側壁部13,13に、図5に示したように、開
口3…が形成されていると共に、その開口3の前部に位置する接片支持壁4およ
びその開口3の後部に位置する端子支持壁5がそれぞれ形成されている。このこ
とを言い換えると、図3のようにボディ1を正面から見た場合、接片保持孔2…
は左右の各側壁部13,13の厚み内で縦1列に並んで開口し、接片保持孔2に
おける接片支持壁4の対応箇所が接片部材8の先端部の変位を許容する空間Sと
なされている。図4のようにボディ1を背面から見た場合も同様に接片保持孔2
…は左右の各側壁部13,13の厚み内で縦1列に並んで開口し、図5のように
ボディ1を横断平面で表した場合には開口3によってボディ1の内部空間と接片
保持孔2…とが連通されている。
【0021】
そして、図5のように、接片支持壁4の内面は内窄まりの傾斜面41に形成さ
れており、この傾斜面41のガイド作用によって相手形コネクタ(不図示)をボ
ディ1の内部空間に無理なく案内できるようにしてある。また、端子支持壁5は
その前端部に段付部51を備えている。
【0022】
シールドフレームは第1シールドフレーム6と第2シールドフレーム7とでな
る。
【0023】
第1シールドフレーム6は、板状部61と板状部61の幅方向両縁の全長部分
から各別に張り出された一対の脚片部62,62とを具備するコ字形に形成され
ている。このようなシールドフレーム6において、その前半部分は上記ボディ1
の半周部分に外嵌合される第1装着部63となされ、その第1装着部63の板状
部61に膨出状の突起64と内向きに切り起こされた係合爪65とが形成されて
いると共に、第1装着部63の脚片部62,62の前端に第1突片62a,62
aが突出されている。シールドフレーム6の後半部分は第1装着部63の後方に
位置した第1固定部66となされ、その第1固定部66における脚片部62,6
2の所定箇所に膨出状に切り起こされた係合部67,67が形成されている。ま
た、第1固定部66の脚片部62,62は第1装着部63の脚片部62,62よ
りも突き出ていて、第1固定部66と第1装着部63との間にスリット状の切込
み68が形成されている。さらに、第1固定部66の後方部分には信号ケーブル
を挾持するためのU字状の挾持片69a,69bが連設されている。
【0024】
第2シールドフレーム7は第1シールドフレーム6と類似形状を有する。すな
わち、板状部71と板状部71の幅方向両縁の全長部分から各別に張り出された
一対の脚片部72,72とを具備するコ字形に形成されており、その前半部分が
上記ボディ1の他の半周部分に外嵌合される第2装着部73となされ、その第2
装着部73の板状部71に膨出状の突起74と内向きに切り起こされた係合爪7
5とが形成されていると共に、第2装着部73の脚片部72,72の前端に第2
突片72a,72aが突出されている。シールドフレーム7の後半部分は第2装
着部73の後方に位置した第2固定部76となされ、その第2固定部76におけ
る脚片部72,72の所定箇所に矩形の係合孔でなる被係合部77,77が形成
されている。また、第2固定部76の脚片部72,72は第2装着部73の脚片
部72,72よりも突き出ている。第2固定部76の後方部分には突出片79,
79が連設されている。
【0025】
以上説明した第1シールドフレーム6と第2シールドフレーム7においては、
ボディ1の半周部分に嵌合した第1装着部63における脚片部62,62の端面
とボディ1の他の半周部分に嵌合した第2装着部73における脚片部72,72
の端面とを突き合わせ、第1固定部66における脚片部62,62を第2固定部
76における脚片部72,72に内嵌合し、係合部67を被係合部77に嵌入状
に係合させることによって後端部分が連結される。また、第1突片62a,62
aと第2突片72a,72aとを係合溝部16の溝幅方向(上記横厚方向)に並
列させてボディ1における縁枠部15の係合溝部16に図2のように嵌合状に係
合させることによって前端部分が開かないように連結される。また、図5のよう
に、信号ケーブルCは、そのシールド層C1を外被に折り返した部分が第1シー
ルドフレーム6の挾持片部69a,69bにより挾持される。第2シールドフレ
ーム7の突出片79,79は挾持片部69a,69aの内側に配置される。この
ため、第1シールドフレーム6と第2シールドフレーム7とが挾持片部69a,
69bと突出片79,79とを介して強固に結合され、同時に信号ケーブルCの
シールド層C1に電気的に確実に接続される。また、係合爪65,75はボディ
1の係合凹部17に係合される。
【0026】
上記のように第1シールドフレーム6と第2シールドフレーム7とが前端部分
と後端部分とで連結されていると、相手方コネクタに対する抜き差しが多頻度で
行われる場合であっても両フレーム6,7が開いたりすることがなく、また、輸
送時になどに両フレーム6,7が開いたりすることがない。
【0027】
図5に示したように、接片部材8は、端子部81とその端子部81から前方に
延び出た接片部82とを一体に備え、接片部82には湾曲状に形成された接点エ
リア83が具備されている。この接片部材8はボディ1の各接片保持孔2…に1
つずつ組み付けられる。すなわち、接片部材8はボディ1における接片挿入孔2
の背面開口からその接片挿入孔2に差し込むことにより組み付けられ、組付状態
では、接片部82の先端部が接片保持孔2内で上記接片支持壁4に弾接状態に支
持され、端子部81が接片保持孔2における上記端子支持壁5の相応位置で固定
され、さらに接点エリア83が上記開口3を通してボディ1の内部空間に張り出
された状態になる。なお、接片部材8には係合爪84が設けられており、この係
合爪84が端子支持壁5の段付部51に係合して接片部材8を抜止めする。信号
ケーブルCの信号線は端子部82に接続される。
【0028】
ボディ1に接片部材8と第1シールドフレーム6および第2シールドフレーム
7を組み付け、信号ケーブルCの信号線を接片部材8の端子部81に接続すると
共に、信号ケーブルCを挾持片69a,69bで挾持した後において、図2や図
5に示したように各シールドフレーム6,7の所定箇所に把手として機能する樹
脂モールド9が施される。この樹脂モールド9をインサート成形する場合、金型
内への樹脂射出に先立って各シールドフレーム6,7のモールド部分に銅箔など
の金属箔10を巻き付けておくことが望ましい。すなわち、シールドフレーム6
,7はそれらの折曲加工を容易にするために折曲げ箇所の肉を欠除しておくとい
う対策が一般的に行われるため、肉の欠除部分には小孔が開いたままになる。ま
た、挾持片69a,69bと第1固定部66との間には比較的大きな隙間が形成
される。そして、このように小孔が開いたままになっていたり隙間が形成されて
いたりすると、その箇所から注入樹脂がシールドフレーム6,7の内部に入り込
むおそれがあるのであるが、上記のように金属箔10を巻き付けておくとそのお
それが無くなり、同時に金属箔10によってシールド作用が増長される。
【0029】
図6は実施例で説明したコネクタに相手方コネクタ400を差し込んで接続し
た状態を示している。同図に示されるように、相手方コネクタ400はボディ4
10がシールドフレーム420で取り囲まれていると共に、ボディ410の接片
保持部411の両面に接片部材の接点エリア412,412が配備されている。
したがって、図6の状態では、当該コネクタにおける接片部材8の接点エリア8
3が相手方コネクタ400における接点エリア412,412により接点保持孔
2の内部で反返り状に押されて変形し、その状態で相手方コネクタ400におけ
る接点エリア412,412に弾接する。
【0030】
請求項1の考案によれば、ボディの壁部の肉厚を薄くすることが可能になり、
そのことによってコネクタの薄型化を促進して小型化を達成することができると
いう効果がある。
【0031】
請求項2の考案によれば、カンチレバータイプのコネクタでありながら、ボデ
ィの内部に確保しなければならない接片部材の収容空間を従来より狭くすること
が可能になり、そのことによって上記同様にコネクタの薄型化を促進して小型化
を達成することができるという効果がある。
【0032】
請求項3の考案によれば、耐用寿命の長いカンチレバータイプのコネクタを提
供できるようになる。
【0033】
請求項4の考案によれば、第1シールドフレームと第2シールドフレームとが
それらの後端部において強固に結合され、同時に信号ケーブルのシールド層にそ
れらのシールドフレームが電気的に確実に接続されてシールド性能が向上する。
【0034】
請求項5の考案によると、モールドをインサート成形で形成することができる
ようになり、同時にシールド性能が向上する。
【図1】本考案の実施例によるコネクタのボディとシー
ルドフレームを示す分解斜視図である。
ルドフレームを示す分解斜視図である。
【図2】同コネクタのボディをシールドフレームで取り
囲んだ状態の平面図である。
囲んだ状態の平面図である。
【図3】同コネクタの正面図である。
【図4】ボディの背面図である。
【図5】同コネクタの横断平面図である。
【図6】当該コネクタと相手方コネクタとを接続した状
態の部分横断平面図である。
態の部分横断平面図である。
【図7】従来例の分解斜視図である。
1 ボディ
2 接片保持孔
3 開口
4 接片支持壁
5 端子支持壁
6 第1シールドフレーム
7 第2シールドフレーム
8 接片部材
9 モールド
10 金属箔
11 上壁部
12 下壁部
13 側壁部
15 縁枠部
16 係合溝部
61,71 板状部
62,72 脚片部
62a 第1突片
63 第1装着部
66 第1固定部
67 係合部
69a,69b 挾持片部
72a 第2突片
73 第2装着部
77 被係合部
76 第2固定部
79 突出片
81 端子部
82 接片部
83 接点エリア
400 相手方コネクタ
412 相手方コネクタの接点エリア
S 接片部材の先端部の変位を許容する空間
C 信号ケーブル
C1 信号ケーブルのシールド層
Claims (5)
- 【請求項1】 内部空間に挿入された相手方コネクタの
接点に接触する接片部材を内蔵した中空直方体形状のボ
ディと、ボディの相対向する2つの壁部の前端部外面に
段付膨出状に形成された縁枠部と、ボディの相対向する
2つの壁部において上記縁枠部の後方縁部から前方縁部
に向けて凹入された係合溝部と、板状部と板状部の幅方
向両縁から各別に張り出された一対の脚片部とを具備す
るコ字形に形成され、上記ボディの半周部分に外嵌合さ
れる第1装着部とその第1装着部の後方に位置して一対
の上記脚片部に係合部を具備する第1固定部とを一体に
備えた第1シールドフレームと、板状部と板状部の幅方
向両縁から各別に張り出された一対の脚片部とを具備す
るコ字形に形成され、上記ボディの他の半周部分に外嵌
合される第2装着部とその第2装着部の後方に位置して
一対の上記脚片部に第1固定部の係合部に対応する被係
合部を具備する第2固定部とを一体に備え、かつ第2装
着部における一対の脚片部の端面が上記第1装着部にお
ける一対の脚片部の端面に突き合わされ、かつ第2固定
部が上記第1固定部に重ね合わされる第2シールドフレ
ームと、第1シールドフレームにおける第1装着部の前
端および第2シールドフレームにおける第2装着部の前
端からそれぞれ突き出され、上記縁枠部の係合溝部にそ
の溝幅方向に並列された状態で嵌合状に係合される第1
突片および第2突片と、を備えることを特徴とするコネ
クタ。 - 【請求項2】 ボディの相対向する2つの壁部に形成さ
れた前後方向に延びる接片保持孔と、接片保持孔におけ
る前後方向中間部位で上記壁部に形成されボディの内部
空間と接片保持孔とを連通させる開口、その開口の前部
に位置する接片支持壁およびその開口の後部に位置する
端子支持壁と、上記接片保持孔における上記端子支持壁
の相応位置で固定される端子部およびその端子部から前
方に延び出てその先端部が上記接片保持孔内で上記接片
支持壁に支持される接片部とを具備する接片部材と、接
片部材の接片部に湾曲状に形成され上記開口を通してボ
ディの内部空間に張り出される接点エリアと、を備える
請求項1のコネクタ。 - 【請求項3】 接片保持孔が壁部に形成された接片保持
孔がボディの前面においてその壁部の厚み内で開口し、
その接片保持孔における接片支持壁に対応する箇所が接
片部材の先端部の変位を許容する空間となされている請
求項2のコネクタ。 - 【請求項4】 第1シールドフレームにおける第1固定
部の後方に挾持片部が一体に設けられ、第2シールドフ
レームにおける第2固定部の後方に突出片が一体に設け
られ、信号ケーブルの外被側に折り返されたシールド層
が第1シールドフレームの挾持片部により挾持されてい
ると共に、第2シールドフレームの突出片が上記挾持片
部と上記シールド層との間に挾み込まれている請求項1
のコネクタ。 - 【請求項5】 第1支持フレームの第1装着部がボディ
の半周部分に外嵌合され、第2支持フレームの第2装着
部がボディの他の半周部分に外嵌合されて第1装着部の
脚片部端面と第2装着部のの脚片部端面とが突き合わさ
れ、かつ第1固定部の第2固定部とが重ね合わされ、そ
れらのシールドフレームのモールド部分全体に胴箔など
の金属箔が巻き付けられ、この金属箔の外周部分に樹脂
モールドをインサート成形してある請求項1、請求項
2、請求項3または請求項4のコネクタ。
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