JPH05218669A - プリント基板の保持機構 - Google Patents
プリント基板の保持機構Info
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- JPH05218669A JPH05218669A JP4016620A JP1662092A JPH05218669A JP H05218669 A JPH05218669 A JP H05218669A JP 4016620 A JP4016620 A JP 4016620A JP 1662092 A JP1662092 A JP 1662092A JP H05218669 A JPH05218669 A JP H05218669A
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- Japan
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- printed circuit
- circuit board
- holding mechanism
- head
- connector
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/301—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/368—Assembling printed circuits with other printed circuits parallel to each other
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板同志の着脱を容易に行えるとともに、有
効使用スペースを大きくする。 【構成】 下側基板1に実装された雄コネクタ3の両側
部には、それぞれ頭部5aを有する突起5が設けられ
る。一方、上側基板2に実装された雌コネクタ4の両側
方の、各頭部5aと対向する部位には、それぞれ孔6が
形成される。各孔6の径は、それぞれ頭部5aの大きさ
より小さく、頭部5aが弾性変形することによって、頭
部5aが孔に着脱自在に嵌合可能になっている。このこ
とにより、下側基板1と上側基板2との着脱作業を、工
具を用いずに容易に行える。また、突起5および孔6に
よる、各基板1、2の有効使用スペースの減少分は、従
来のスペーサにより保持する場合に比較して小さくする
ことができ、その結果、有効使用スペースが増大する。
効使用スペースを大きくする。 【構成】 下側基板1に実装された雄コネクタ3の両側
部には、それぞれ頭部5aを有する突起5が設けられ
る。一方、上側基板2に実装された雌コネクタ4の両側
方の、各頭部5aと対向する部位には、それぞれ孔6が
形成される。各孔6の径は、それぞれ頭部5aの大きさ
より小さく、頭部5aが弾性変形することによって、頭
部5aが孔に着脱自在に嵌合可能になっている。このこ
とにより、下側基板1と上側基板2との着脱作業を、工
具を用いずに容易に行える。また、突起5および孔6に
よる、各基板1、2の有効使用スペースの減少分は、従
来のスペーサにより保持する場合に比較して小さくする
ことができ、その結果、有効使用スペースが増大する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに対向して配置さ
れるプリント基板の保持機構に関する。
れるプリント基板の保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、互いに対向して配置された2枚の
プリント基板の保持機構としては、図5に示すものがし
られている。図5は、従来の、プリント基板の保持機構
の要部斜視図であり、図5に示すように、2枚の基板5
1、52は互いにコネクタ53、54を介して電気的に
接続されて、対向配置される。両基板51、52間の所
定の部位には、ねじ56によって両基板51、52に固
定された、外径が8mm程度の円筒状のスペーサ55が
設けられ、両基板51、52は、スペーサ55によって
所定の間隔で保持されている。
プリント基板の保持機構としては、図5に示すものがし
られている。図5は、従来の、プリント基板の保持機構
の要部斜視図であり、図5に示すように、2枚の基板5
1、52は互いにコネクタ53、54を介して電気的に
接続されて、対向配置される。両基板51、52間の所
定の部位には、ねじ56によって両基板51、52に固
定された、外径が8mm程度の円筒状のスペーサ55が
設けられ、両基板51、52は、スペーサ55によって
所定の間隔で保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の保持機構では2枚の基板をねじによって固定し
ているため、製造工程や、メインテナンス時の、両基板
の結合作業や取外し作業の効率が悪いという問題点があ
った。
た従来の保持機構では2枚の基板をねじによって固定し
ているため、製造工程や、メインテナンス時の、両基板
の結合作業や取外し作業の効率が悪いという問題点があ
った。
【0004】また、両基板には、それぞれスペーサ固定
用のスペース(10mm角程度)を設ける必要があるの
で、プリント基板の、部品が実装可能な有効使用スペー
スが小さくなり、部品の高密度実装の大きな障害となっ
ていた。
用のスペース(10mm角程度)を設ける必要があるの
で、プリント基板の、部品が実装可能な有効使用スペー
スが小さくなり、部品の高密度実装の大きな障害となっ
ていた。
【0005】本発明の目的は、基板同志の着脱を容易に
行えるとともに、有効使用スペースが大きなプリント基
板の保持機構を提供することにある。
行えるとともに、有効使用スペースが大きなプリント基
板の保持機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のプリント基板の保持機構は、少なくとも1対の
コネクタを介して互いに対向配置される2枚のプリント
基板の保持機構において、前記コネクタのうち、一方の
プリント基板に実装されたコネクタの側端部に、弾性部
材からなる頭部を有する突起が設けられ、他方のプリン
ト基板、あるいは前記他方のプリント基板に実装され
た、前記一方のプリント基板に実装されたコネクタと対
をなすコネクタの、前記突起と対向する部位には、前記
突起の頭部が着脱自在に強嵌合される孔が形成されてい
ることを特徴とする。
本発明のプリント基板の保持機構は、少なくとも1対の
コネクタを介して互いに対向配置される2枚のプリント
基板の保持機構において、前記コネクタのうち、一方の
プリント基板に実装されたコネクタの側端部に、弾性部
材からなる頭部を有する突起が設けられ、他方のプリン
ト基板、あるいは前記他方のプリント基板に実装され
た、前記一方のプリント基板に実装されたコネクタと対
をなすコネクタの、前記突起と対向する部位には、前記
突起の頭部が着脱自在に強嵌合される孔が形成されてい
ることを特徴とする。
【0007】また、少なくとも1対のコネクタを介して
互いに対向配置される2枚のプリント基板の保持機構に
おいて、前記コネクタのうち、一方のプリント基板に実
装されたコネクタの側端部に係合爪が設けられ、前記コ
ネクタのうち、他方のプリント基板に実装された、前記
一方のプリント基板に実装されたコネクタと対をなすコ
ネクタの、前記係合爪と対向する部位には、前記係合爪
に係合される係合突起が設けられているものや、少なく
とも1対のコネクタを介して互いに対向配置される2枚
のプリント基板の保持機構において、前記コネクタのう
ち、一方のプリント基板に実装されたコネクタの側端部
に、他方のプリント基板の縁部に係合する係合部を有す
る、弾性部材からなるレバーが設けられているものであ
ってもよい。
互いに対向配置される2枚のプリント基板の保持機構に
おいて、前記コネクタのうち、一方のプリント基板に実
装されたコネクタの側端部に係合爪が設けられ、前記コ
ネクタのうち、他方のプリント基板に実装された、前記
一方のプリント基板に実装されたコネクタと対をなすコ
ネクタの、前記係合爪と対向する部位には、前記係合爪
に係合される係合突起が設けられているものや、少なく
とも1対のコネクタを介して互いに対向配置される2枚
のプリント基板の保持機構において、前記コネクタのう
ち、一方のプリント基板に実装されたコネクタの側端部
に、他方のプリント基板の縁部に係合する係合部を有す
る、弾性部材からなるレバーが設けられているものであ
ってもよい。
【0008】さらに、1枚のプリント基板に対向して複
数枚のプリント基板が配置される、プリント基板の保持
機構において、一端に、弾性部材からなる頭部が設けら
れているとともに、他端部が前記複数枚のプリント基板
に対応して分岐され、前記他端部の各先端にもそれぞれ
前記頭部と同様の頭部が設けられた保持部材を有し、前
記各プリント基板には、前記保持部材の各頭部がそれぞ
れ強嵌合される孔が形成されているものであってもよ
い。
数枚のプリント基板が配置される、プリント基板の保持
機構において、一端に、弾性部材からなる頭部が設けら
れているとともに、他端部が前記複数枚のプリント基板
に対応して分岐され、前記他端部の各先端にもそれぞれ
前記頭部と同様の頭部が設けられた保持部材を有し、前
記各プリント基板には、前記保持部材の各頭部がそれぞ
れ強嵌合される孔が形成されているものであってもよ
い。
【0009】
【作用】上記のとおり構成された請求項1に記載の発明
では、1対のコネクタを互いに結合させると、一方のプ
リント基板のコネクタに設けられた突起の頭部が、他方
の基板側の孔に嵌合する。このことにより、他方のプリ
ント基板は一方のプリント基板に、互いに対向して保持
される。また、突起や孔は大きさを小さくすることがで
きるので、従来の、スペーサによる保持の場合に比較し
て、プリント基板の有効使用スペースは大きくなる。
では、1対のコネクタを互いに結合させると、一方のプ
リント基板のコネクタに設けられた突起の頭部が、他方
の基板側の孔に嵌合する。このことにより、他方のプリ
ント基板は一方のプリント基板に、互いに対向して保持
される。また、突起や孔は大きさを小さくすることがで
きるので、従来の、スペーサによる保持の場合に比較し
て、プリント基板の有効使用スペースは大きくなる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】(第1実施例)図1は、本発明のプリント
基板の保持機構の第1実施例の要部斜視図である。図1
に示すように、一方のプリント基板としての下側基板1
には雄コネクタ3が実装されている。雄コネクタ3の両
側部には、それぞれ図示上方に延びる、外径が5mm程
度の突起5を有し、各突起5の上端部にはそれぞれ弾性
部材からなる頭部5aが一体的に設けられている。各頭
部5aは、それぞれ断面略菱形状の中空部を有し、突起
5の軸心部に向ってつぶれやすい(弾性変形しやすい)
形状となっている。
基板の保持機構の第1実施例の要部斜視図である。図1
に示すように、一方のプリント基板としての下側基板1
には雄コネクタ3が実装されている。雄コネクタ3の両
側部には、それぞれ図示上方に延びる、外径が5mm程
度の突起5を有し、各突起5の上端部にはそれぞれ弾性
部材からなる頭部5aが一体的に設けられている。各頭
部5aは、それぞれ断面略菱形状の中空部を有し、突起
5の軸心部に向ってつぶれやすい(弾性変形しやすい)
形状となっている。
【0012】一方、下側基板1と対向配置される、他方
のプリント基板としての上側基板2には、雄コネクタ3
と対をなす雌コネクタ4が実装されており、上側基板2
の雌コネクタ4の両側方の、各頭部5aと対向する部位
には、それぞれ孔6が形成されている。各孔6の径は、
それぞれ頭部5aの大きさより小さく、頭部5aが弾性
変形することによって、頭部5aが孔に着脱自在に嵌合
可能になっている。
のプリント基板としての上側基板2には、雄コネクタ3
と対をなす雌コネクタ4が実装されており、上側基板2
の雌コネクタ4の両側方の、各頭部5aと対向する部位
には、それぞれ孔6が形成されている。各孔6の径は、
それぞれ頭部5aの大きさより小さく、頭部5aが弾性
変形することによって、頭部5aが孔に着脱自在に嵌合
可能になっている。
【0013】雄コネクタ3と雌コネクタ4とを結合させ
ると、各突起部5の頭部5aがそれぞれ孔6に嵌合する
ので、上側基板2は、各コネクタ3、4および各突起5
を介して下側基板1に保持される。また、上側基板2が
下側基板1に保持された状態から、上側基板2を下側基
板1から引き離すと、各突起5の頭部5aがそれぞれ孔
6から外れるとともに、雌コネクタ4が雄コネクタ3か
ら外れ、容易に上側基板2を下側基板1から取り外すこ
とができる。さらに、雄コネクタ3に突起5を設けるこ
とで雄コネクタ3の大きさが大きくなるものの、各突起
5を設けたことによる下側基板1の、雄コネクタ3の固
定用スペースの増加分、および各孔6を形成したことに
よる上側基板2のスペースの減少分、すなわち各基板
1、2の、部品が実装可能な有効使用スペースの減少分
は、従来のスペーサにより保持する場合の有効使用スペ
ースの減少分に比較して小さくすることができ、その結
果、有効使用スペースを増大させることができる。
ると、各突起部5の頭部5aがそれぞれ孔6に嵌合する
ので、上側基板2は、各コネクタ3、4および各突起5
を介して下側基板1に保持される。また、上側基板2が
下側基板1に保持された状態から、上側基板2を下側基
板1から引き離すと、各突起5の頭部5aがそれぞれ孔
6から外れるとともに、雌コネクタ4が雄コネクタ3か
ら外れ、容易に上側基板2を下側基板1から取り外すこ
とができる。さらに、雄コネクタ3に突起5を設けるこ
とで雄コネクタ3の大きさが大きくなるものの、各突起
5を設けたことによる下側基板1の、雄コネクタ3の固
定用スペースの増加分、および各孔6を形成したことに
よる上側基板2のスペースの減少分、すなわち各基板
1、2の、部品が実装可能な有効使用スペースの減少分
は、従来のスペーサにより保持する場合の有効使用スペ
ースの減少分に比較して小さくすることができ、その結
果、有効使用スペースを増大させることができる。
【0014】本実施例では、各孔6をそれぞれ上側基板
2に設けたものの例を示したが、それに限らず、雌コネ
クタ4の両側部に一体的に設けてもよい。
2に設けたものの例を示したが、それに限らず、雌コネ
クタ4の両側部に一体的に設けてもよい。
【0015】(第2実施例)図2は、本発明のプリント
基板の保持機構の第2実施例の要部斜視図である。図2
に示すように、本実施例の保持機構では、下側基板11
に実装された雄コネクタ13の一側部にラッチ機構15
を有する。ラッチ機構15は、その上部に、それぞれ図
示矢印方向に回動自在に支持される係合爪16が設けら
れている。
基板の保持機構の第2実施例の要部斜視図である。図2
に示すように、本実施例の保持機構では、下側基板11
に実装された雄コネクタ13の一側部にラッチ機構15
を有する。ラッチ機構15は、その上部に、それぞれ図
示矢印方向に回動自在に支持される係合爪16が設けら
れている。
【0016】一方、下側基板11と対向配置される上側
基板12に実装された雌コネクタ14の、ラッチ機構1
5に対向する部位には、各係合爪16に係合される係合
突起17が一体的に設けられている。
基板12に実装された雌コネクタ14の、ラッチ機構1
5に対向する部位には、各係合爪16に係合される係合
突起17が一体的に設けられている。
【0017】雄コネクタ13と雌コネクタ14とを結合
させると、係合突起17は、その両端が2つの係合爪1
6によって挟持されて係合されるので、上側基板12が
下側基板11に保持される。また、上側基板12を下側
基板11から取り外す際には、各係合爪16をそれぞれ
ラッチ機構15の外方に広げることで係合爪16と係合
突起17との係合が外れ、容易に上側基板12を下側基
板11から取り外すことができる。
させると、係合突起17は、その両端が2つの係合爪1
6によって挟持されて係合されるので、上側基板12が
下側基板11に保持される。また、上側基板12を下側
基板11から取り外す際には、各係合爪16をそれぞれ
ラッチ機構15の外方に広げることで係合爪16と係合
突起17との係合が外れ、容易に上側基板12を下側基
板11から取り外すことができる。
【0018】(第3実施例)図3は、本発明のプリント
基板の保持機構の第3実施例を示す図である。図3に示
すように、下側基板21に実装された雄コネクタ23の
一側部には、ラッチ機構15(図2参照)の代りに、弾
性部材からなるレバー25が一体的に設けられている。
レバー25は、上側基板22に実装された雌コネクタ2
4を雄コネクタ23に結合させた時に、上側基板22
の、下側基板21と対向する面に当接する当接部25a
と、当接部25aの上端部から湾曲しながら図示上方に
延び、上側基板22の他面の縁部に係合する係合部25
bと、係合部25bから上側基板22の外方に延びる斜
面部25cとからなる。
基板の保持機構の第3実施例を示す図である。図3に示
すように、下側基板21に実装された雄コネクタ23の
一側部には、ラッチ機構15(図2参照)の代りに、弾
性部材からなるレバー25が一体的に設けられている。
レバー25は、上側基板22に実装された雌コネクタ2
4を雄コネクタ23に結合させた時に、上側基板22
の、下側基板21と対向する面に当接する当接部25a
と、当接部25aの上端部から湾曲しながら図示上方に
延び、上側基板22の他面の縁部に係合する係合部25
bと、係合部25bから上側基板22の外方に延びる斜
面部25cとからなる。
【0019】雄コネクタ23と雌コネクタ24とを結合
させると、上側基板22は、その端部で斜面部25cを
押し退けつつ下側基板21に接近し、レバー25の当接
部25aに当接する。上側基板22が当接部25aに当
接すると、レバー25の係合部25bが上側基板22の
他面の縁部に係合し、上側基板22は下側基板21に保
持される。また、上側基板22を下側基板21から取り
外す際には、レバー25を図示矢印方向に弾性変形さ
せ、その状態で、雌コネクタ24を雄コネクタ23から
引き抜くだけで、容易に上側基板22を下側基板21か
ら取り外すことができる。以上説明したように、本実施
例のプリント基板の保持機構は、雄コネクタ23にレバ
ー25を設けるだけでよいので、第2実施例に比較し
て、より簡単な構成とすることができる。
させると、上側基板22は、その端部で斜面部25cを
押し退けつつ下側基板21に接近し、レバー25の当接
部25aに当接する。上側基板22が当接部25aに当
接すると、レバー25の係合部25bが上側基板22の
他面の縁部に係合し、上側基板22は下側基板21に保
持される。また、上側基板22を下側基板21から取り
外す際には、レバー25を図示矢印方向に弾性変形さ
せ、その状態で、雌コネクタ24を雄コネクタ23から
引き抜くだけで、容易に上側基板22を下側基板21か
ら取り外すことができる。以上説明したように、本実施
例のプリント基板の保持機構は、雄コネクタ23にレバ
ー25を設けるだけでよいので、第2実施例に比較し
て、より簡単な構成とすることができる。
【0020】以上説明した3つの実施例において、雄コ
ネクタおよび雌コネクタをそれぞれ入れ替えても差し支
えない。
ネクタおよび雌コネクタをそれぞれ入れ替えても差し支
えない。
【0021】(第4実施例)図4は、本発明のプリント
基板の保持機構の第4実施例の一部を破断した正面図で
ある。図4に示すように、本実施例では、1枚の下側基
板31に対して2枚の上側基板32が対向配置されるも
のである。基板のコンパクト化やオプションボード的な
基板の構成にともない、近年は、基板がこのように配置
される場合がある。
基板の保持機構の第4実施例の一部を破断した正面図で
ある。図4に示すように、本実施例では、1枚の下側基
板31に対して2枚の上側基板32が対向配置されるも
のである。基板のコンパクト化やオプションボード的な
基板の構成にともない、近年は、基板がこのように配置
される場合がある。
【0022】下側基板31には、孔31aが形成されて
おり、孔31aに、保持部材35の一端部に一体的に設
けられた頭部35aが着脱自在に嵌合される。この頭部
35aは、第1実施例で用いた頭部5a(図1参照)と
同様のものでよいのでその説明は省略する。また、孔3
1aの径と頭部35aの大きさとの関係も、第1実施例
の場合と同様である。保持部材35の他端部は、各上側
基板32に対応して2つに分岐し、分岐した2つの先端
には、保持部材35の一端部に設けられた頭部35aと
同様の頭部35bが、それぞれ一体的に設けられてい
る。
おり、孔31aに、保持部材35の一端部に一体的に設
けられた頭部35aが着脱自在に嵌合される。この頭部
35aは、第1実施例で用いた頭部5a(図1参照)と
同様のものでよいのでその説明は省略する。また、孔3
1aの径と頭部35aの大きさとの関係も、第1実施例
の場合と同様である。保持部材35の他端部は、各上側
基板32に対応して2つに分岐し、分岐した2つの先端
には、保持部材35の一端部に設けられた頭部35aと
同様の頭部35bが、それぞれ一体的に設けられてい
る。
【0023】一方、各上側基板32の、保持部材35の
他端に設けられた頭部35bに対向する部位には、それ
ぞれ頭部35bが着脱自在に嵌合される孔32aが形成
されている。これら各孔32aの径と頭部35bの大き
さとの関係も、第1実施例の場合と同様である。
他端に設けられた頭部35bに対向する部位には、それ
ぞれ頭部35bが着脱自在に嵌合される孔32aが形成
されている。これら各孔32aの径と頭部35bの大き
さとの関係も、第1実施例の場合と同様である。
【0024】保持部材35の一端の頭部35aを下側基
板31の孔31aに押し込むとともに、保持部材35の
他端の各頭部35bをそれぞれ上側基板32の孔32a
に押し込むと、各頭部35a、35bがそれぞれ各孔3
1a、32aに嵌合され、各上側基板32は下側基板3
1に対向保持される。また、上側基板32を下側基板3
1から取り外す際には、下側基板31と上側基板32と
を互いに引き離すことで、各頭部35a、35bと各孔
31a、32aとの嵌合が外され、容易に上側基板32
を下側基板31から取り外すことができる。
板31の孔31aに押し込むとともに、保持部材35の
他端の各頭部35bをそれぞれ上側基板32の孔32a
に押し込むと、各頭部35a、35bがそれぞれ各孔3
1a、32aに嵌合され、各上側基板32は下側基板3
1に対向保持される。また、上側基板32を下側基板3
1から取り外す際には、下側基板31と上側基板32と
を互いに引き離すことで、各頭部35a、35bと各孔
31a、32aとの嵌合が外され、容易に上側基板32
を下側基板31から取り外すことができる。
【0025】本実施例では、1枚の下側基板31に、2
枚の上側基板32が対向配置される場合の例について説
明したが、上側基板32の枚数は3枚以上であってもよ
い。その場合、保持部材35の他端部は、上側基板32
の枚数に応じて必要な数に分岐される。
枚の上側基板32が対向配置される場合の例について説
明したが、上側基板32の枚数は3枚以上であってもよ
い。その場合、保持部材35の他端部は、上側基板32
の枚数に応じて必要な数に分岐される。
【0026】
【発明の効果】本発明の、プリント基板の保持機構は以
上説明したとおり構成されているので、以下に記載する
効果を奏する。
上説明したとおり構成されているので、以下に記載する
効果を奏する。
【0027】請求項1に記載の発明においては、一方の
プリント基板のコネクタに、弾性部材からなる頭部を有
する突起を設けるとともに、他方のプリント基板側に、
前記頭部が強嵌合する孔を設けることで、一方のプリン
ト基板への他方のプリント基板の着脱が、工具を用いず
にワンタッチで行われ、前記着脱作業の効率を向上させ
ることができる。また、突起および孔は小さいものとす
ることができるので、従来のスペーサによる保持の場合
に比較して、各プリント基板の有効使用スペースを大き
くすることができる。
プリント基板のコネクタに、弾性部材からなる頭部を有
する突起を設けるとともに、他方のプリント基板側に、
前記頭部が強嵌合する孔を設けることで、一方のプリン
ト基板への他方のプリント基板の着脱が、工具を用いず
にワンタッチで行われ、前記着脱作業の効率を向上させ
ることができる。また、突起および孔は小さいものとす
ることができるので、従来のスペーサによる保持の場合
に比較して、各プリント基板の有効使用スペースを大き
くすることができる。
【0028】請求項2に記載の発明においても、一方の
プリント基板のコネクタに係合爪を設けるとともに、他
方のプリント基板のコネクタに前記係合爪と係合する係
合突起を設けることで、請求項1に記載の発明と同様の
効果を奏する。
プリント基板のコネクタに係合爪を設けるとともに、他
方のプリント基板のコネクタに前記係合爪と係合する係
合突起を設けることで、請求項1に記載の発明と同様の
効果を奏する。
【0029】請求項3に記載の発明においては、一方の
プリント基板のコネクタにレバーを設けるだけでよいの
で、保持機構をより簡単な構成とすることができる。
プリント基板のコネクタにレバーを設けるだけでよいの
で、保持機構をより簡単な構成とすることができる。
【0030】請求項4に記載の発明においては、保持部
材の他端部が複数に分岐しているので、1枚のプリント
基板に対して複数枚のプリント基板を対向配置させるこ
とができる。
材の他端部が複数に分岐しているので、1枚のプリント
基板に対して複数枚のプリント基板を対向配置させるこ
とができる。
【図1】本発明のプリント基板の保持機構の第1実施例
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図2】本発明のプリント基板の保持機構の第2実施例
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図3】本発明のプリント基板の保持機構の第3実施例
を示す図であり、同図(A)は、その正面図、同図
(B)は、その側面図である。
を示す図であり、同図(A)は、その正面図、同図
(B)は、その側面図である。
【図4】本発明のプリント基板の保持機構の第4実施例
の一部を破断した正面図である。
の一部を破断した正面図である。
【図5】従来のプリント基板の保持機構の要部斜視図で
ある。
ある。
1、11、21、31 下側基板 2、12、22、32 上側基板 3、13、23 雄コネクタ 4、14、24 雌コネクタ 5 突起 5a、35a 頭部 6、31a、32a 孔 15 ラッチ機構 16 係合爪 17 係合突起 25 レバー 25a 当接部 25b 係合部 25c 斜面部 35 保持部材
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも1対のコネクタを介して互い
に対向配置される2枚のプリント基板の保持機構におい
て、 前記コネクタのうち、一方のプリント基板に実装された
コネクタの側端部に、弾性部材からなる頭部を有する突
起が設けられ、 他方のプリント基板、あるいは前記他方のプリント基板
に実装された、前記一方のプリント基板に実装されたコ
ネクタと対をなすコネクタの、前記突起と対向する部位
には、前記突起の頭部が着脱自在に強嵌合される孔が形
成されていることを特徴とする、プリント基板の保持機
構。 - 【請求項2】 少なくとも1対のコネクタを介して互い
に対向配置される2枚のプリント基板の保持機構におい
て、 前記コネクタのうち、一方のプリント基板に実装された
コネクタの側端部に係合爪が設けられ、 前記コネクタのうち、他方のプリント基板に実装され
た、前記一方のプリント基板に実装されたコネクタと対
をなすコネクタの、前記係合爪と対向する部位には、前
記係合爪に係合される係合突起が設けられていることを
特徴とする、プリント基板の保持機構。 - 【請求項3】 少なくとも1対のコネクタを介して互い
に対向配置される2枚のプリント基板の保持機構におい
て、 前記コネクタのうち、一方のプリント基板に実装された
コネクタの側端部に、他方のプリント基板の縁部に係合
する係合部を有する、弾性部材からなるレバーが設けら
れていることを特徴とする、プリント基板の保持機構。 - 【請求項4】 1枚のプリント基板に対向して複数枚の
プリント基板が配置される、プリント基板の保持機構に
おいて、 一端に、弾性部材からなる頭部が設けられているととも
に、他端部が前記複数枚のプリント基板に対応して分岐
され、前記他端部の各先端にもそれぞれ前記頭部と同様
の頭部が設けられた保持部材を有し、 前記各プリント基板には、前記保持部材の各頭部がそれ
ぞれ強嵌合される孔が形成されていることを特徴とす
る、プリント基板の保持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016620A JPH05218669A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | プリント基板の保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4016620A JPH05218669A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | プリント基板の保持機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05218669A true JPH05218669A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11921386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4016620A Pending JPH05218669A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | プリント基板の保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05218669A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7108521B2 (en) | 2003-10-21 | 2006-09-19 | Fujitsu Ten Limited | Pressfit terminal and connection structure |
US7249957B2 (en) | 2003-10-21 | 2007-07-31 | Fujitsu Ten Limited | Connector fixing structure |
US7280908B2 (en) | 2004-04-12 | 2007-10-09 | Fujitsu Ten Limited | Vehicle controller and vehicle control method |
JP2008010592A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Nec Access Technica Ltd | 基板の連結構造 |
WO2012144238A1 (ja) | 2011-04-19 | 2012-10-26 | 株式会社 豊田自動織機 | 配線基板 |
JP2014013730A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Nsk Ltd | 中継コネクタ付き回路基板、電子制御ユニット、電動パワーステアリング装置及び車両 |
KR101512907B1 (ko) * | 2013-12-04 | 2015-04-16 | 엘에스산전 주식회사 | 전기 자동차용 전기 기기 |
WO2021033678A1 (ja) * | 2019-08-21 | 2021-02-25 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電動駆動装置及び電動駆動装置の組立方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016620A patent/JPH05218669A/ja active Pending
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