JPH05192358A - 顎の位置関係を静的に決める装置 - Google Patents
顎の位置関係を静的に決める装置Info
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- JPH05192358A JPH05192358A JP3194687A JP19468791A JPH05192358A JP H05192358 A JPH05192358 A JP H05192358A JP 3194687 A JP3194687 A JP 3194687A JP 19468791 A JP19468791 A JP 19468791A JP H05192358 A JPH05192358 A JP H05192358A
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- Japan
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- bearing
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C19/00—Dental auxiliary appliances
- A61C19/04—Measuring instruments specially adapted for dentistry
- A61C19/05—Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining occlusion
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C19/00—Dental auxiliary appliances
- A61C19/04—Measuring instruments specially adapted for dentistry
- A61C19/05—Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining occlusion
- A61C19/052—Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining occlusion with tracing appliances
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 口内記録の際に顎の位置関係を速やかにかつ
一層簡単に決めることができるようにする。 【構成】 一方の顎,例えば上顎,に取り付けるため
の,垂直に調節可能な記録ピン(支持ピン)を持つピン
支持体と,その上に組み付けられ,他方の顎,例えば下
顎,に取り付けるための整合クリツプ(固定板片)を持
つ記録板とから成る,記録用器具によつて口内記録の際
に顎の位置関係を静的に決める装置において,ピン支持
体に垂直に拘束された記録ピン11が,求められた顎の
位置関係において整合クリツプ20に固定的に拘束可能
であることを特徴としている。
一層簡単に決めることができるようにする。 【構成】 一方の顎,例えば上顎,に取り付けるため
の,垂直に調節可能な記録ピン(支持ピン)を持つピン
支持体と,その上に組み付けられ,他方の顎,例えば下
顎,に取り付けるための整合クリツプ(固定板片)を持
つ記録板とから成る,記録用器具によつて口内記録の際
に顎の位置関係を静的に決める装置において,ピン支持
体に垂直に拘束された記録ピン11が,求められた顎の
位置関係において整合クリツプ20に固定的に拘束可能
であることを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,一方の顎,例えば上
顎,に取り付けるための,垂直に調節可能な記録ピン
(支持ピン)を持つピン支持体と,その上に組み付けら
れ,他方の顎,例えば下顎,に取り付けるための整合ク
リツプ(固定板片)を持つ記録板とから成る,記録用器
具によつて口内記録の際に顎の位置関係を静的に決める
装置に関する。
顎,に取り付けるための,垂直に調節可能な記録ピン
(支持ピン)を持つピン支持体と,その上に組み付けら
れ,他方の顎,例えば下顎,に取り付けるための整合ク
リツプ(固定板片)を持つ記録板とから成る,記録用器
具によつて口内記録の際に顎の位置関係を静的に決める
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】義歯を製作するために,歯科医は顎印象
を採らなければならずかつこれらの顎印象を顎関節につ
いても相対関係についても位置を決定しなければならな
い。関節と顎との関係(軸関係)を決定するために,本
発明の対象ではない公知技術(顔弓)が利用できる。
を採らなければならずかつこれらの顎印象を顎関節につ
いても相対関係についても位置を決定しなければならな
い。関節と顎との関係(軸関係)を決定するために,本
発明の対象ではない公知技術(顔弓)が利用できる。
【0003】更に上顎と下顎との位置関係(顎の位置関
係)も決定しなければならない。このために,患者によ
る上顎と下顎との特定の所定運動経過によつて,正常な
顎の位置関係を求め得る記録を作ることが重要な機能で
ある記録用器具を使用することは,例えばドイツ連邦共
和国特許出願公開第2825470号明細書から公知で
ある。この場合,記録板(「顎かみ合板」)が下顎には
め込まれ,この記録板は,ピン支持体を介して上顎に固
定された支持ピン又は記録ピンのために役立つ。この支
持ピン配置は上顎と下顎との所定の相対運動の際の所望
の顎位置を記録することができ,これから典型的な矢の
ような構造が生じ,この構造によつて顎の位置関係が決
定可能である。記録板上の支持ピンを調節するために,
移動可能なクリツプ(固定板片)が設けられており,こ
のクリツプは,支持ピンの先端を一時的に保持するため
に,凹所を持つており,この凹所は上述の矢じりのよう
な標識に対する特定の相対関係で配置されている。
係)も決定しなければならない。このために,患者によ
る上顎と下顎との特定の所定運動経過によつて,正常な
顎の位置関係を求め得る記録を作ることが重要な機能で
ある記録用器具を使用することは,例えばドイツ連邦共
和国特許出願公開第2825470号明細書から公知で
ある。この場合,記録板(「顎かみ合板」)が下顎には
め込まれ,この記録板は,ピン支持体を介して上顎に固
定された支持ピン又は記録ピンのために役立つ。この支
持ピン配置は上顎と下顎との所定の相対運動の際の所望
の顎位置を記録することができ,これから典型的な矢の
ような構造が生じ,この構造によつて顎の位置関係が決
定可能である。記録板上の支持ピンを調節するために,
移動可能なクリツプ(固定板片)が設けられており,こ
のクリツプは,支持ピンの先端を一時的に保持するため
に,凹所を持つており,この凹所は上述の矢じりのよう
な標識に対する特定の相対関係で配置されている。
【0004】これらの測定によつて顎の位置関係が求め
られたら,この位置は固定され,例えばピストン噴射器
によつて,硬化可能な材料(型とり石膏)が記録板とピ
ン支持体との間へ入れられる。
られたら,この位置は固定され,例えばピストン噴射器
によつて,硬化可能な材料(型とり石膏)が記録板とピ
ン支持体との間へ入れられる。
【0005】この方法は患者にとつて非常にわずらわし
くかつ歯科医にとつて時間及び材料を費やすものであ
る。更に,型とり材料の硬化期間の間,かみ合位置の保
持がもはや保証されずかつもはや監視できない。
くかつ歯科医にとつて時間及び材料を費やすものであ
る。更に,型とり材料の硬化期間の間,かみ合位置の保
持がもはや保証されずかつもはや監視できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,顎の
位置関係を速やかにかつ一層簡単に決めることができる
ようにすることである。
位置関係を速やかにかつ一層簡単に決めることができる
ようにすることである。
【0007】
【問題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は,ピン支持体に垂直に拘束された記録ピンが,求めら
れた顎の位置関係において整合クリツプに固定的に拘束
可能であることによつて解決される。
は,ピン支持体に垂直に拘束された記録ピンが,求めら
れた顎の位置関係において整合クリツプに固定的に拘束
可能であることによつて解決される。
【0008】本発明により構成された記録用器具はそれ
自体で拘束可能であり,型とり石膏又は同じような材料
による固定をもはや必要としない。正常な顎の位置関係
が求められかつ整合クリツプが記録板上に固定された後
に,整合クリツプと支持ピンとの間の拘束を僅かな手の
操作で行うことができる。
自体で拘束可能であり,型とり石膏又は同じような材料
による固定をもはや必要としない。正常な顎の位置関係
が求められかつ整合クリツプが記録板上に固定された後
に,整合クリツプと支持ピンとの間の拘束を僅かな手の
操作で行うことができる。
【0009】本発明の別の構成では,記録ピンが下端に
おいて球状に記録球の形で構成されておりかつ整合クリ
ツプが臼軸受を持つており,この臼軸受が,臼軸受の開
放の際に記録球が導入可能でありかつ臼軸受の閉鎖の際
にこの臼軸受が記録球を少なくとも部分的に保持するよ
うに構成されている。
おいて球状に記録球の形で構成されておりかつ整合クリ
ツプが臼軸受を持つており,この臼軸受が,臼軸受の開
放の際に記録球が導入可能でありかつ臼軸受の閉鎖の際
にこの臼軸受が記録球を少なくとも部分的に保持するよ
うに構成されている。
【0010】記録球を持つ記録ピンの構成は,記録ピン
を整合クリツプの臼軸受に保持できる,特に簡単な可能
性でありかつ更なる操作の簡単化を可能にする。
を整合クリツプの臼軸受に保持できる,特に簡単な可能
性でありかつ更なる操作の簡単化を可能にする。
【0011】記録ピンの球状構成は,歯科医が,記録用
器具を取り外さずに,垂直寸法を一層簡単に見つけ出す
ことができるようにする。なぜならば支持ピンの球を親
指と人差し指でつかむことができかつ患者の口が少し開
かれただけで支持ピンを所望の高さにねじ止めすること
ができるからである。患者は変化する位置を一層良好に
比較することができ,それは,後に続く記録段階を容易
にしかつ精度を高める。
器具を取り外さずに,垂直寸法を一層簡単に見つけ出す
ことができるようにする。なぜならば支持ピンの球を親
指と人差し指でつかむことができかつ患者の口が少し開
かれただけで支持ピンを所望の高さにねじ止めすること
ができるからである。患者は変化する位置を一層良好に
比較することができ,それは,後に続く記録段階を容易
にしかつ精度を高める。
【0012】更に,記録球を固定するための臼軸受の調
節は外部から難なく可能であり,例えば適切なスパナに
よつて臼軸受の入口断面が調節される。このようなスパ
ナは患者の少し開かれた顎の間に整合クリツプの方へ難
なく導入できかつ拘束を可能にする。
節は外部から難なく可能であり,例えば適切なスパナに
よつて臼軸受の入口断面が調節される。このようなスパ
ナは患者の少し開かれた顎の間に整合クリツプの方へ難
なく導入できかつ拘束を可能にする。
【0013】本発明のそれ以外の構成は,更なる従属請
求項から分かる。
求項から分かる。
【0014】
【実施例】本発明による記録用器具の実施例を図面によ
り詳細に説明する。
り詳細に説明する。
【0015】図1ないし図3は,縮尺に従つた図ではな
く,支持ピン及び整合クリツプの寸法は拡大して示され
ている。
く,支持ピン及び整合クリツプの寸法は拡大して示され
ている。
【0016】図示された実施例では,患者の上顎に(成
形材料51(自動重合体)によつて 印象用トレー50
に保持されて)ピン支持体10,大体において金属板,
があり,このピン支持体に支持ピン又は記録ピン11が
ねじ込み又は取外し可能であるので,支持ピンの長さが
変えられかつ止めナツト11Bによつて拘束される(そ
れは垂直寸法の調節のために必要である)。ねじ軸部1
1Cの下端に記録ピンは記録球11Aを持つており,こ
の記録球により,下顎に(場合によつては成形材料61
によつて印象用トレー60に)配置された記録板30
(整合クリツプ20が無い場合)上に上顎と下顎との特
定の相対運動が記録され,従つて例えば前述の矢形の図
が記録される。この図と,例えば記録板30の着色で認
識可能である患者のかみ合運動(「当たり範囲」)とに
関係して,医学的に最適な顎の位置関係が選ばれ又は決
定されかつ整合クリツプ20は記録板30に対して,前
端に配置された臼軸受21が例えばこの「当たり範囲」
上に位置するように固定される。
形材料51(自動重合体)によつて 印象用トレー50
に保持されて)ピン支持体10,大体において金属板,
があり,このピン支持体に支持ピン又は記録ピン11が
ねじ込み又は取外し可能であるので,支持ピンの長さが
変えられかつ止めナツト11Bによつて拘束される(そ
れは垂直寸法の調節のために必要である)。ねじ軸部1
1Cの下端に記録ピンは記録球11Aを持つており,こ
の記録球により,下顎に(場合によつては成形材料61
によつて印象用トレー60に)配置された記録板30
(整合クリツプ20が無い場合)上に上顎と下顎との特
定の相対運動が記録され,従つて例えば前述の矢形の図
が記録される。この図と,例えば記録板30の着色で認
識可能である患者のかみ合運動(「当たり範囲」)とに
関係して,医学的に最適な顎の位置関係が選ばれ又は決
定されかつ整合クリツプ20は記録板30に対して,前
端に配置された臼軸受21が例えばこの「当たり範囲」
上に位置するように固定される。
【0017】整合クリツプ20の前部(即ち口の開口部
の方に向いていり部分)は,第1の実施例(図2及び図
3)において約90゜の角度にわたつて弧状にかつ弾性
変形可能に形成されておりかつ支持ブロツク20Aへ移
行しており,この支持ブロツクはスリツト22により整
合クリツプ20の他方の面から分離されている。このス
リツト22は整合クリツプ20の外面から臼軸受21ま
で,このスリツト22の幅の変化が臼軸受21の入口断
面の変化を引き起こすように延びている。この効果を得
るために固定ねじ23が設けられており,この固定ねじ
は記録板30の対称軸A−Aに対して平行に支持ブロツ
ク20Aを貫通しかつ整合クリツプ20のねじ孔20C
に係合し,このねじ孔は支持ブロツク20Aの貫通孔2
0Bと一直線をなしている。ねじ23のねじ込みにより
スリツト22は小さくなり,それに応じて臼軸受21の
入口断面も小さくなる。
の方に向いていり部分)は,第1の実施例(図2及び図
3)において約90゜の角度にわたつて弧状にかつ弾性
変形可能に形成されておりかつ支持ブロツク20Aへ移
行しており,この支持ブロツクはスリツト22により整
合クリツプ20の他方の面から分離されている。このス
リツト22は整合クリツプ20の外面から臼軸受21ま
で,このスリツト22の幅の変化が臼軸受21の入口断
面の変化を引き起こすように延びている。この効果を得
るために固定ねじ23が設けられており,この固定ねじ
は記録板30の対称軸A−Aに対して平行に支持ブロツ
ク20Aを貫通しかつ整合クリツプ20のねじ孔20C
に係合し,このねじ孔は支持ブロツク20Aの貫通孔2
0Bと一直線をなしている。ねじ23のねじ込みにより
スリツト22は小さくなり,それに応じて臼軸受21の
入口断面も小さくなる。
【0018】臼軸受21(図3)は,開放位置において
この臼軸受の入口断面,従つて整合クリツプ20の表面
における断面が記録球11Aの最大断面(従つてこの記
録球の赤道断面)より少し大きいように形成されている
ので,両方の顎の閉鎖の際に記録球11Aは障害なしに
臼軸受21の中へその底まで没入することができる。
この臼軸受の入口断面,従つて整合クリツプ20の表面
における断面が記録球11Aの最大断面(従つてこの記
録球の赤道断面)より少し大きいように形成されている
ので,両方の顎の閉鎖の際に記録球11Aは障害なしに
臼軸受21の中へその底まで没入することができる。
【0019】固定ねじ23が締められ,即ちスリツト2
2が縮小されると,臼軸受21の入口断面もそれに応じ
て縮小し,この臼軸受の上縁は記録球11Aの後ろ側を
包囲しかつこれに少なくとも一部係合するので,顎の位
置関係は固定される。この拘束はスパナ40によつて最
も簡単に行うことができ,このスパナを,少し開かれた
口の中へ前方から固定ねじ23の頭部にかぶせることが
でき又ははめ込むことができ,この場合,固定ねじ23
の頭部は例えば六角穴を持つことができかつスパナ40
はレンチとして構成されている(図6)。
2が縮小されると,臼軸受21の入口断面もそれに応じ
て縮小し,この臼軸受の上縁は記録球11Aの後ろ側を
包囲しかつこれに少なくとも一部係合するので,顎の位
置関係は固定される。この拘束はスパナ40によつて最
も簡単に行うことができ,このスパナを,少し開かれた
口の中へ前方から固定ねじ23の頭部にかぶせることが
でき又ははめ込むことができ,この場合,固定ねじ23
の頭部は例えば六角穴を持つことができかつスパナ40
はレンチとして構成されている(図6)。
【0020】図4及び図5は,臼軸受21における記録
球の確実な拘束を達成するための整合クリツプ20の2
つの別の実施例を示している。
球の確実な拘束を達成するための整合クリツプ20の2
つの別の実施例を示している。
【0021】図4によれば,このために2つねじピン2
3A,23Bが設けられており,これらのねじピンは臼
軸受の上側入口断面においてこの臼軸受の壁を貫通して
おり,これらのねじピンは記録球が導入された際にこの
記録球に確実に係合し,こうして臼軸受を「閉鎖」する
ように垂直に配置されている。
3A,23Bが設けられており,これらのねじピンは臼
軸受の上側入口断面においてこの臼軸受の壁を貫通して
おり,これらのねじピンは記録球が導入された際にこの
記録球に確実に係合し,こうして臼軸受を「閉鎖」する
ように垂直に配置されている。
【0022】図5によれば,整合クリツプ20は2つの
部分から構成されており,この場合,分離線B−Bは臼
軸受の中心点を通つて延びている。臼軸受の両側に配置
された2つの固定ねじ23C,23Dによつて両方の臼
軸受半体の間隔が規定され,こうして臼軸受が「開放」
又は「閉鎖」される。
部分から構成されており,この場合,分離線B−Bは臼
軸受の中心点を通つて延びている。臼軸受の両側に配置
された2つの固定ねじ23C,23Dによつて両方の臼
軸受半体の間隔が規定され,こうして臼軸受が「開放」
又は「閉鎖」される。
【0023】部分23A,B,C,Dの操作は,この場
合にも同様にスパナ40(図6)を介して行える。原則
的には,これまで説明された,臼軸受によるはまり合い
支持及び固定を断念して,例えば記録ピンに作用し整合
クリツプの中で案内されるねじピンにより,単に摩擦固
定だけを行うことも可能である。
合にも同様にスパナ40(図6)を介して行える。原則
的には,これまで説明された,臼軸受によるはまり合い
支持及び固定を断念して,例えば記録ピンに作用し整合
クリツプの中で案内されるねじピンにより,単に摩擦固
定だけを行うことも可能である。
【0024】図面には構成部材が概略的にしか示されて
おらず,記録用器具の基本的構造は,記録球11A及び
整合クリツプ20を除いて,従来の技術に一致してお
り,従つてこれ以上説明される必要がない。
おらず,記録用器具の基本的構造は,記録球11A及び
整合クリツプ20を除いて,従来の技術に一致してお
り,従つてこれ以上説明される必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】患者の顎に配置された記録用器具の斜視図であ
る。
る。
【図2】第1の実施例による整合クリツプを持つ記録板
の平面図である。
の平面図である。
【図3】図2のA−A面に沿う縦断面図である。
【図4】整合クリツプの別の実施例の平面図である。
【図5】整合クリツプの更に別の実施例の平面図であ
る。
る。
【図6】口腔内に取り付けられた記録用器具の縦断面図
である。
である。
11 記録ピン 20 整合クリツプ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7108−4C A61C 19/04 H
Claims (9)
- 【請求項1】 ピン支持体に垂直に拘束された記録ピン
(11)が,求められた顎の位置関係において整合クリ
ツプ(20)に固定的に拘束可能であることを特徴とす
る,一方の顎に取り付けるための,垂直に調節可能な記
録ピンを持つピン支持体と,その上に組み付けられ,他
方の顎に取り付けるための整合クリツプを持つ記録板と
から成る,記録用器具によつて口内記録の際に顎の位置
関係を静的に決める装置。 - 【請求項2】 記録ピン(11)が下端において球状に
記録球(11A)の形で構成されておりかつ整合クリツ
プ(20)か臼軸受(21)を持つており,この臼軸受
が,臼軸受(21)の開放の際に記録球(11A)が導
入可能でありかつ臼軸受(21)の閉鎖の際にこの臼軸
受が記録球(11A)を少なくとも部分的に保持するよ
うに構成されていることを特徴とする,請求項1に記載
の装置。 - 【請求項3】 臼軸受(21)の入口断面の調節のため
に垂直スリツト(22)が整合クリツプ(20)の外面
から臼軸受(21)まで延びており,この臼軸受の幅が
固定ねじ(23)によつて調節可能であることを特徴と
する,請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 整合クリツプ(20)の前部が弧状にか
つ弾性変形可能に構成されておりかつ支持ブロツク(2
0A)に移行しており,この支持ブロツクがスリツト
(22)の一方の側を区画しかつ貫通孔(20B)を持
つており,この貫通孔が記録板(30)の対称軸(A−
A)に対してほぼ平行に固定ねじ(23)を貫通してい
ることを特徴とする,請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 固定ねじ(23)が整合クリツプ(2
0)のねじ孔(20C)に係合し,このねじ孔が支持ブ
ロック(20A)の貫通孔(20B)と一直線をなして
いることを特徴とする,請求項3及び4のうち1つに記
載の装置。 - 【請求項6】 スリツト(22)が弾性挿入物(24)
で充填されていることを特徴とする,請求項3ないし5
のうち1つに記載の装置。 - 【請求項7】 臼軸受(21)の入口断面が臼軸受の開
放状態において記録球(11A)の少なくとも最大断面
に一致しかつ臼軸受の閉鎖状態においてこの断面より少
し小さいことを特徴とする,請求項2に記載の装置。 - 【請求項8】 記録球(11A)の拘束のために臼軸受
(21)を閉鎖するために,少なくとも1つのねじピン
(23A,23B)が臼軸受(21)の入口範囲に通さ
れており,このねじピンが記録球(11A)に係合する
ことを特徴とする,請求項2に記載の装置。 - 【請求項9】 記録球(11A)の拘束のために臼軸受
(21)を閉鎖するために,この臼軸受が2つの部分か
ら構成されており,整台クリツプ(20)の前部により
形成された臼軸受(21)の半体が,臼軸受(21)の
側方に通された2つの固定ねじ(23C,23D)を介
して調節可能であることを特徴とする請求項2に記載の
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4014975A DE4014975C1 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | |
DE4014975.7 | 1990-05-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192358A true JPH05192358A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=6406099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3194687A Pending JPH05192358A (ja) | 1990-05-10 | 1991-05-02 | 顎の位置関係を静的に決める装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5188529A (ja) |
EP (1) | EP0455958B1 (ja) |
JP (1) | JPH05192358A (ja) |
DE (1) | DE4014975C1 (ja) |
ES (1) | ES2058960T3 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004201912A (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Tamio Omae | 義歯製作時の咬合採得方法及び咬合調整器具 |
JP2009240514A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Gc Dental Products Corp | ゴシックアーチ描記用キット |
US7955077B2 (en) | 2005-02-01 | 2011-06-07 | Mitsuo Shindo | Occlusion correction instrument and method of use |
Families Citing this family (60)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5427117A (en) * | 1993-09-29 | 1995-06-27 | Thornton; W. Keith | Apparatus for prevention of snoring and improved breathing during sleep |
US5678567A (en) * | 1994-03-25 | 1997-10-21 | Thornton; W. Keith | Apparatus for adjusting a dental device |
US5537994A (en) * | 1994-06-03 | 1996-07-23 | Thornton; W. Keith | Combination face mask and dental device for improved breathing during sleep |
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