JPH05190329A - 音声電力増幅器の冷却ファン制御装置 - Google Patents
音声電力増幅器の冷却ファン制御装置Info
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- JPH05190329A JPH05190329A JP286792A JP286792A JPH05190329A JP H05190329 A JPH05190329 A JP H05190329A JP 286792 A JP286792 A JP 286792A JP 286792 A JP286792 A JP 286792A JP H05190329 A JPH05190329 A JP H05190329A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却ファンの騒音が急激に増大するのを防止
するとともに、温度変動を最小限に抑えて各部品の寿命
を延ばし、さらに冷却ファンの不必要な回転をなくして
その寿命を延ばす。 【構成】 音声電力増幅器1の音声電力増幅部2から検
出した温度を電圧に変換する温度−電圧変換器3と、温
度−電圧変換器3の出力電圧の変化に応じて冷却ファン
15の回転数を連続的に変化させる冷却ファン連続変速
制御器6とを設け、音声電力増幅部2の温度上昇または
下降に従って冷却ファン15の回転数を連続的に増加ま
たは減少させる。
するとともに、温度変動を最小限に抑えて各部品の寿命
を延ばし、さらに冷却ファンの不必要な回転をなくして
その寿命を延ばす。 【構成】 音声電力増幅器1の音声電力増幅部2から検
出した温度を電圧に変換する温度−電圧変換器3と、温
度−電圧変換器3の出力電圧の変化に応じて冷却ファン
15の回転数を連続的に変化させる冷却ファン連続変速
制御器6とを設け、音声電力増幅部2の温度上昇または
下降に従って冷却ファン15の回転数を連続的に増加ま
たは減少させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホール、ライブハウ
ス、スタジオ等で音声信号の増幅に使用する音声電力増
幅器に備えられた冷却ファン制御装置に関する。
ス、スタジオ等で音声信号の増幅に使用する音声電力増
幅器に備えられた冷却ファン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の音声電力増幅器の冷却ファ
ン制御装置の構成を示している。図4において、61は
音声電力増幅器本体であり、62は音声電力増幅部であ
る。63は温度−電圧変換器であり、バイアス電源64
と温度検出器65とで構成され、温度検出器65は音声
電力増幅部62の放熱板に取り付けられている。66は
冷却ファン制御用基準電圧電源であり、67は冷却ファ
ン制御用電圧比較器であり、68は冷却ファン制御器で
あり、69は冷却ファンである。
ン制御装置の構成を示している。図4において、61は
音声電力増幅器本体であり、62は音声電力増幅部であ
る。63は温度−電圧変換器であり、バイアス電源64
と温度検出器65とで構成され、温度検出器65は音声
電力増幅部62の放熱板に取り付けられている。66は
冷却ファン制御用基準電圧電源であり、67は冷却ファ
ン制御用電圧比較器であり、68は冷却ファン制御器で
あり、69は冷却ファンである。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
音声電力増幅部62が音声信号を増幅すると、音声電力
増幅部62は発熱して温度が上昇する。拡声の音量が小
さい場合には、音声電力増幅部62は発熱量が少ないた
め、冷却ファン69から通常の低速回転で送られる風に
より冷却されて、温度の上昇が抑えられている。
音声電力増幅部62が音声信号を増幅すると、音声電力
増幅部62は発熱して温度が上昇する。拡声の音量が小
さい場合には、音声電力増幅部62は発熱量が少ないた
め、冷却ファン69から通常の低速回転で送られる風に
より冷却されて、温度の上昇が抑えられている。
【0004】拡声の音量を大きくすると、音声電力増幅
部62の発熱量が大きくなり、温度が徐々に上昇する。
この温度の上昇に伴なって温度検出器65の内部抵抗値
が増加して、バイアス電源64により温度−電圧変換器
63の出力電圧が増大する。この温度−電圧変換器63
の出力電圧が予め設定してある冷却ファン制御用基準電
圧電源66の電圧を超えると、これを冷却ファン制御用
電圧比較器67が検知して、冷却ファン制御器68が動
作し、冷却ファン69を高速回転する。これにより、冷
却ファン69から送られる風量が増大し、音声電力増幅
部62の温度上昇が抑えられる。
部62の発熱量が大きくなり、温度が徐々に上昇する。
この温度の上昇に伴なって温度検出器65の内部抵抗値
が増加して、バイアス電源64により温度−電圧変換器
63の出力電圧が増大する。この温度−電圧変換器63
の出力電圧が予め設定してある冷却ファン制御用基準電
圧電源66の電圧を超えると、これを冷却ファン制御用
電圧比較器67が検知して、冷却ファン制御器68が動
作し、冷却ファン69を高速回転する。これにより、冷
却ファン69から送られる風量が増大し、音声電力増幅
部62の温度上昇が抑えられる。
【0005】ここで、拡声の音量を絞る等の操作を行な
うと、音声電力増幅部62の発熱量が減少するため、温
度が下降する。その結果、温度−電圧変換器63の出力
電圧が冷却ファン制御用基準電圧電源66の電圧より低
くなったときには、冷却ファン制御用電圧比較器67が
これを検知し、冷却ファン制御器68の制御動作によ
り、冷却ファン69が当初の状態に戻り、通常の低速回
転になる。
うと、音声電力増幅部62の発熱量が減少するため、温
度が下降する。その結果、温度−電圧変換器63の出力
電圧が冷却ファン制御用基準電圧電源66の電圧より低
くなったときには、冷却ファン制御用電圧比較器67が
これを検知し、冷却ファン制御器68の制御動作によ
り、冷却ファン69が当初の状態に戻り、通常の低速回
転になる。
【0006】このように、上記従来の音声電力増幅器の
冷却ファン制御装置では、音声電力増幅部62の温度が
上昇して予め定めた温度以上になると、冷却ファン69
を通常の低速回転から高速回転に切り換えてその送風量
を増加するので、音声電力増幅部62の温度上昇を抑え
ることができる。
冷却ファン制御装置では、音声電力増幅部62の温度が
上昇して予め定めた温度以上になると、冷却ファン69
を通常の低速回転から高速回転に切り換えてその送風量
を増加するので、音声電力増幅部62の温度上昇を抑え
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声電力増幅器の冷却ファン制御装置では、音声電
力増幅部の温度が上昇して予め設定してある温度を超え
ると、即座に冷却ファンを高速回転するため、冷却ファ
ンの騒音が急激に増大するという問題があった。さら
に、冷却ファンの回転が低速と高速の2速度のみである
ため、電力増幅部の温度変動が大きく各部品に与える熱
ストレスが増大し寿命に影響があり、冷却ファン自体も
温度上昇時は常に高速回転になっているため軸受けの寿
命が短くなるという問題があった。また、音声電力増幅
器の電源トランスの温度が上昇しても、冷却ファンを制
御することができないという問題があった。
来の音声電力増幅器の冷却ファン制御装置では、音声電
力増幅部の温度が上昇して予め設定してある温度を超え
ると、即座に冷却ファンを高速回転するため、冷却ファ
ンの騒音が急激に増大するという問題があった。さら
に、冷却ファンの回転が低速と高速の2速度のみである
ため、電力増幅部の温度変動が大きく各部品に与える熱
ストレスが増大し寿命に影響があり、冷却ファン自体も
温度上昇時は常に高速回転になっているため軸受けの寿
命が短くなるという問題があった。また、音声電力増幅
器の電源トランスの温度が上昇しても、冷却ファンを制
御することができないという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、冷却ファンの回転数を音声電力増幅部の
温度上昇に応じて連続的に制御することにより、冷却フ
ァンの騒音が急激に増大するのを防止するとともに、音
声電力増幅部の温度変動を最小限に抑えて各部の寿命を
延ばし、さらに冷却ファンの不必要な回転をなくしてそ
の寿命を延ばすことのできる優れた音声電力増幅器の冷
却ファン制御装置を提供することを目的とする。
るものであり、冷却ファンの回転数を音声電力増幅部の
温度上昇に応じて連続的に制御することにより、冷却フ
ァンの騒音が急激に増大するのを防止するとともに、音
声電力増幅部の温度変動を最小限に抑えて各部の寿命を
延ばし、さらに冷却ファンの不必要な回転をなくしてそ
の寿命を延ばすことのできる優れた音声電力増幅器の冷
却ファン制御装置を提供することを目的とする。
【0009】そして他の目的は、電源トランスの内部温
度の上昇に応じて冷却ファンの回転数を連続的に制御す
ることにより、電源トランスを同様に冷却して温度の上
昇を抑えることのできる優れた音声電力増幅器の冷却フ
ァン制御装置を提供することである。
度の上昇に応じて冷却ファンの回転数を連続的に制御す
ることにより、電源トランスを同様に冷却して温度の上
昇を抑えることのできる優れた音声電力増幅器の冷却フ
ァン制御装置を提供することである。
【0010】さらに他の目的は、音声電力増幅部の温度
上昇と、電源トランスの内部温度上昇との両方を監視し
て冷却ファンの回転数をそれぞれの温度の上昇に応じて
連続的に制御することにより、それぞれの温度の上昇を
抑えるとともに、冷却ファンを音声電力増幅部冷却用お
よび電源トランス冷却用として共用化することのできる
優れた音声電力増幅器の冷却ファン制御装置を提供する
ことである。
上昇と、電源トランスの内部温度上昇との両方を監視し
て冷却ファンの回転数をそれぞれの温度の上昇に応じて
連続的に制御することにより、それぞれの温度の上昇を
抑えるとともに、冷却ファンを音声電力増幅部冷却用お
よび電源トランス冷却用として共用化することのできる
優れた音声電力増幅器の冷却ファン制御装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、音声電力増幅器の音声電力増幅部から検
出した温度を電圧に変換する温度−電圧変換器と、温度
−電圧変換器の出力電圧の変化に応じて冷却ファンの回
転数を連続的に変化させる冷却ファン連続変速制御器と
を設け、音声電力増幅部の温度の上昇または下降に従っ
て、冷却ファンの回転数を連続的に増加または減少させ
るようにしたものである。
成するために、音声電力増幅器の音声電力増幅部から検
出した温度を電圧に変換する温度−電圧変換器と、温度
−電圧変換器の出力電圧の変化に応じて冷却ファンの回
転数を連続的に変化させる冷却ファン連続変速制御器と
を設け、音声電力増幅部の温度の上昇または下降に従っ
て、冷却ファンの回転数を連続的に増加または減少させ
るようにしたものである。
【0012】本発明はまた、音声電力増幅器の電源トラ
ンスから検出した温度を電圧に変換する温度−電圧変換
器と、温度−電圧変換器の出力電圧の変化に応じて冷却
ファンの回転数を連続的に変化させる冷却ファン連続変
速制御器とを設け、電源トランスの温度の上昇または下
降に従って、冷却ファンの回転数を連続的に増加または
減少させるようにしたものである。
ンスから検出した温度を電圧に変換する温度−電圧変換
器と、温度−電圧変換器の出力電圧の変化に応じて冷却
ファンの回転数を連続的に変化させる冷却ファン連続変
速制御器とを設け、電源トランスの温度の上昇または下
降に従って、冷却ファンの回転数を連続的に増加または
減少させるようにしたものである。
【0013】本発明はさらにまた、音声電力増幅器の音
声電力増幅部から検出した温度を電圧に変換する音声電
力増幅部用温度−電圧変換器と、電源トランスから検出
した温度を電圧に変換する電源トランス用温度−電圧変
換器と、音声電力増幅部用温度−電圧変換器または電源
トランス用温度−電圧変換器のいずれか高い方の出力電
圧を選択する電圧比較部と、電圧比較部の出力電圧の変
化に応じて冷却ファンの回転数を連続的に変化させる冷
却ファン連続変速制御器とを設け、音声電力増幅部の温
度の上昇または下降と、電源トランスの温度の上昇また
は下降に従って、冷却ファンの回転数を連続的に増加ま
たは減少させるようにしたものである。
声電力増幅部から検出した温度を電圧に変換する音声電
力増幅部用温度−電圧変換器と、電源トランスから検出
した温度を電圧に変換する電源トランス用温度−電圧変
換器と、音声電力増幅部用温度−電圧変換器または電源
トランス用温度−電圧変換器のいずれか高い方の出力電
圧を選択する電圧比較部と、電圧比較部の出力電圧の変
化に応じて冷却ファンの回転数を連続的に変化させる冷
却ファン連続変速制御器とを設け、音声電力増幅部の温
度の上昇または下降と、電源トランスの温度の上昇また
は下降に従って、冷却ファンの回転数を連続的に増加ま
たは減少させるようにしたものである。
【0014】
【作用】したがって本発明によれば、音声電力増幅部の
温度の上昇または下降に応じて温度−電圧変換器の出力
電圧が変化し、この出力電圧の変化に従って冷却ファン
連続変速制御器が冷却ファンの回転数を連続的に増加ま
たは減少させるので、より適切な冷却効果が得られる。
温度の上昇または下降に応じて温度−電圧変換器の出力
電圧が変化し、この出力電圧の変化に従って冷却ファン
連続変速制御器が冷却ファンの回転数を連続的に増加ま
たは減少させるので、より適切な冷却効果が得られる。
【0015】また、本発明によれば、電源トランスの温
度の上昇または下降に応じて温度−電圧変換器の出力電
圧が変化し、この出力電圧の変化に従って冷却ファン連
続変速制御器が冷却ファンの回転数を連続的に増加また
は減少させるので、より適切な冷却効果が得られる。
度の上昇または下降に応じて温度−電圧変換器の出力電
圧が変化し、この出力電圧の変化に従って冷却ファン連
続変速制御器が冷却ファンの回転数を連続的に増加また
は減少させるので、より適切な冷却効果が得られる。
【0016】また、本発明によれば、音声電力増幅部の
温度の上昇または下降に応じて音声電力増幅部用温度−
電圧変換器の出力電圧が変化し、電源トランスの温度の
上昇または下降に応じて電源トランス用温度−電圧変換
器の出力電圧が変化し、これらの出力電圧のうち電圧比
較部が高い方の出力電圧を選択し、その選択した出力電
圧の変化に従って、冷却ファン連続変速制御器が冷却フ
ァンの回転数を連続的に増加または減少させるので、よ
り適切な冷却効果が得られる。
温度の上昇または下降に応じて音声電力増幅部用温度−
電圧変換器の出力電圧が変化し、電源トランスの温度の
上昇または下降に応じて電源トランス用温度−電圧変換
器の出力電圧が変化し、これらの出力電圧のうち電圧比
較部が高い方の出力電圧を選択し、その選択した出力電
圧の変化に従って、冷却ファン連続変速制御器が冷却フ
ァンの回転数を連続的に増加または減少させるので、よ
り適切な冷却効果が得られる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示すも
のである。図1において、1は音声電力増幅器本体であ
り、2は音声電力増幅部である。3は温度−電圧変換器
であり、バイアス電源4と温度検出器5とで構成され、
温度検出器5は音声電力増幅部2の放熱板に取り付けら
れている。6は冷却ファン連続変速制御器であり、バイ
アス電源7と、オープンコレクタ型コンパレータ8と、
変速点設定抵抗9,10と、フィードバック抵抗11
と、定電圧ダイオード12,13とで構成されている。
14はファン駆動用トランジスタであり、15は冷却フ
ァンである。
のである。図1において、1は音声電力増幅器本体であ
り、2は音声電力増幅部である。3は温度−電圧変換器
であり、バイアス電源4と温度検出器5とで構成され、
温度検出器5は音声電力増幅部2の放熱板に取り付けら
れている。6は冷却ファン連続変速制御器であり、バイ
アス電源7と、オープンコレクタ型コンパレータ8と、
変速点設定抵抗9,10と、フィードバック抵抗11
と、定電圧ダイオード12,13とで構成されている。
14はファン駆動用トランジスタであり、15は冷却フ
ァンである。
【0018】次に上記実施例の動作について説明する。
音声電力増幅部2が音声信号を増幅すると、音声電力増
幅部2は発熱して温度が上昇する。拡声の音量が小さい
場合には、音声電力増幅部2の発熱量が少ないため、温
度検出器5の内部抵抗値は小さく、温度−電圧変換器3
の出力電圧は低い。この温度−電圧変換器3の出力電圧
が、冷却ファン連続変速制御器6内の変速点設定抵抗
9,10により決定される変速点電圧以下であれば、コ
ンパレータ8の出力はLowとなり、定電圧ダイオード
13が短絡状態となるため、定電圧ダイオード12のツ
ェナ電圧のみが冷却ファン連続変速制御器6の出力とな
り、これがファン駆動用トランジスタ14で電流増幅さ
れて冷却ファン15を駆動する。したがって、音声電力
増幅部2の発熱量が少なく温度が低い場合には、冷却フ
ァン15は低速回転し、この低速回転の冷却ファン15
から送られる風が音声電力増幅部2に当たり、音声電力
増幅部2の温度の上昇を抑える。
音声電力増幅部2が音声信号を増幅すると、音声電力増
幅部2は発熱して温度が上昇する。拡声の音量が小さい
場合には、音声電力増幅部2の発熱量が少ないため、温
度検出器5の内部抵抗値は小さく、温度−電圧変換器3
の出力電圧は低い。この温度−電圧変換器3の出力電圧
が、冷却ファン連続変速制御器6内の変速点設定抵抗
9,10により決定される変速点電圧以下であれば、コ
ンパレータ8の出力はLowとなり、定電圧ダイオード
13が短絡状態となるため、定電圧ダイオード12のツ
ェナ電圧のみが冷却ファン連続変速制御器6の出力とな
り、これがファン駆動用トランジスタ14で電流増幅さ
れて冷却ファン15を駆動する。したがって、音声電力
増幅部2の発熱量が少なく温度が低い場合には、冷却フ
ァン15は低速回転し、この低速回転の冷却ファン15
から送られる風が音声電力増幅部2に当たり、音声電力
増幅部2の温度の上昇を抑える。
【0019】拡声の音量を次第に大きくすると、音声電
力増幅部2の発熱量が大きくなり、温度が徐々に上昇し
ていく。この温度上昇に伴なって温度検出器5の内部抵
抗値が増加し、バイアス電源4により温度−電圧変換器
3の出力電圧が増大する。この温度−電圧変換器3の出
力電圧が冷却ファン連続変速制御器6内の変速点設定抵
抗9、10により決定される変速点電圧を超えると、コ
ンパレータ8が動作する。一般的に、コンパレータの動
作は出力が瞬時に反転状態になるが、フィードバック抵
抗11によりコンパレータ8の出力は、温度−電圧変換
器3の出力電圧に応じて一定の電圧に保持され、冷却フ
ァン連続変速制御器6の出力となり、これがファン駆動
用トランジスタ14で電流増幅されて冷却ファン15を
駆動する。したがって、音声電力増幅部2の温度の上昇
にともない冷却ファン15の印加電圧が連続的に増加す
ることにより、冷却ファン15の回転数を連続的に増加
して音声電力増幅部2の温度の上昇を抑える。
力増幅部2の発熱量が大きくなり、温度が徐々に上昇し
ていく。この温度上昇に伴なって温度検出器5の内部抵
抗値が増加し、バイアス電源4により温度−電圧変換器
3の出力電圧が増大する。この温度−電圧変換器3の出
力電圧が冷却ファン連続変速制御器6内の変速点設定抵
抗9、10により決定される変速点電圧を超えると、コ
ンパレータ8が動作する。一般的に、コンパレータの動
作は出力が瞬時に反転状態になるが、フィードバック抵
抗11によりコンパレータ8の出力は、温度−電圧変換
器3の出力電圧に応じて一定の電圧に保持され、冷却フ
ァン連続変速制御器6の出力となり、これがファン駆動
用トランジスタ14で電流増幅されて冷却ファン15を
駆動する。したがって、音声電力増幅部2の温度の上昇
にともない冷却ファン15の印加電圧が連続的に増加す
ることにより、冷却ファン15の回転数を連続的に増加
して音声電力増幅部2の温度の上昇を抑える。
【0020】ここで、拡声の音量を絞る等の操作を行な
うと、音声電力増幅部2の発熱量の減少により温度が下
降する。この温度下降に伴なって温度−電圧変換器3の
出力電圧が低下していくと、冷却ファン連続変速制御器
6の出力電圧が連続的に減少し、冷却ファン15の回転
数が連続的に減少する。
うと、音声電力増幅部2の発熱量の減少により温度が下
降する。この温度下降に伴なって温度−電圧変換器3の
出力電圧が低下していくと、冷却ファン連続変速制御器
6の出力電圧が連続的に減少し、冷却ファン15の回転
数が連続的に減少する。
【0021】また、拡声の音量を大きくしたままの場合
には、電力増幅部2の温度上昇→冷却ファン15の回転
数が連続的に増加→電力増幅部2の温度下降→冷却ファ
ン15の回転数が連続的に減少のサイクルで音声電力増
幅部2を冷却することにより、音声電力増幅部2の温度
をほぼ一定に保ち、また冷却ファン15の回転数を急激
に変化させることがない。
には、電力増幅部2の温度上昇→冷却ファン15の回転
数が連続的に増加→電力増幅部2の温度下降→冷却ファ
ン15の回転数が連続的に減少のサイクルで音声電力増
幅部2を冷却することにより、音声電力増幅部2の温度
をほぼ一定に保ち、また冷却ファン15の回転数を急激
に変化させることがない。
【0022】また、拡声の音量をさらに大きくすると、
音声電力増幅部2の温度が一層上昇し、温度−電圧変換
器3の出力電圧は一層上昇していくが、冷却ファン15
の最大印加電圧を超えないように、定電圧ダイオード1
3があり、定電圧ダイオード12,13の合計電圧以上
にはならないようになっている。
音声電力増幅部2の温度が一層上昇し、温度−電圧変換
器3の出力電圧は一層上昇していくが、冷却ファン15
の最大印加電圧を超えないように、定電圧ダイオード1
3があり、定電圧ダイオード12,13の合計電圧以上
にはならないようになっている。
【0023】このように、上記第1の実施例によれば、
音声電力増幅部2の温度上昇、下降に従って冷却ファン
15の回転数を連続的に増大、減少させるようにしたこ
とにより、冷却ファン15の騒音が急激に増大するのを
防止することができ、また音声電力増幅部2の温度をほ
ぼ一定に保つことができるので、各部品の寿命を延ばす
ことができ、さらに冷却ファン15が不必要な高速回転
にならないため、冷却ファン15の寿命を延ばすことが
できる。
音声電力増幅部2の温度上昇、下降に従って冷却ファン
15の回転数を連続的に増大、減少させるようにしたこ
とにより、冷却ファン15の騒音が急激に増大するのを
防止することができ、また音声電力増幅部2の温度をほ
ぼ一定に保つことができるので、各部品の寿命を延ばす
ことができ、さらに冷却ファン15が不必要な高速回転
にならないため、冷却ファン15の寿命を延ばすことが
できる。
【0024】図2は本発明の第2の実施例の構成を示す
ものである。図2において、21は音声電力増幅器本体
であり、22は電源トランスである。23は温度−電圧
変換器であり、バイアス電源24と温度検出器25とで
構成され、温度検出器25が電源トランス22に取り付
けられている。26は冷却ファン連続変速制御器であ
り、バイアス電源27と、オープンコレクタ型コンパレ
ータ28と、変速点設定抵抗29,30と、フィードバ
ック抵抗31と、定電圧ダイオード32,33とにより
構成されている。34はファン駆動用トランジスタであ
り、35は冷却ファンである。
ものである。図2において、21は音声電力増幅器本体
であり、22は電源トランスである。23は温度−電圧
変換器であり、バイアス電源24と温度検出器25とで
構成され、温度検出器25が電源トランス22に取り付
けられている。26は冷却ファン連続変速制御器であ
り、バイアス電源27と、オープンコレクタ型コンパレ
ータ28と、変速点設定抵抗29,30と、フィードバ
ック抵抗31と、定電圧ダイオード32,33とにより
構成されている。34はファン駆動用トランジスタであ
り、35は冷却ファンである。
【0025】次に上記第2の実施例の動作について説明
する。音声電力増幅器21が音声信号を増幅すると、電
源トランス22が発熱して温度が上昇する。拡声の音量
が小さい場合には、電源トランス22の発熱量が少ない
ため、温度検出器25の内部抵抗値は小さく、温度−電
圧変換器23の出力電圧は低い。この温度−電圧変換器
23の出力電圧が、上記第1の実施例と同様に、変速点
電圧以下であれば、冷却ファン連続変速制御器26の制
御により冷却ファン35は低速回転し、この低速回転の
冷却ファン35から送られる風により、電源トランス2
2を冷却して温度の上昇を抑える。
する。音声電力増幅器21が音声信号を増幅すると、電
源トランス22が発熱して温度が上昇する。拡声の音量
が小さい場合には、電源トランス22の発熱量が少ない
ため、温度検出器25の内部抵抗値は小さく、温度−電
圧変換器23の出力電圧は低い。この温度−電圧変換器
23の出力電圧が、上記第1の実施例と同様に、変速点
電圧以下であれば、冷却ファン連続変速制御器26の制
御により冷却ファン35は低速回転し、この低速回転の
冷却ファン35から送られる風により、電源トランス2
2を冷却して温度の上昇を抑える。
【0026】拡声の音量を次第に大きくすると、電源ト
ランス22の発熱量が大きくなり、温度が上昇してい
く。この温度上昇に伴なって温度検出器25の内部抵抗
値が増加し、バイアス電源24により温度−電圧変換器
23の出力電圧が増大する。この温度−電圧変換器23
の出力電圧が、上記第1の実施例と同様に、変速点電圧
を超えると、冷却ファン連続変速制御器26の制御によ
り冷却ファン35の回転数を連続的に増加して、電源ト
ランス22の温度の上昇を抑える。
ランス22の発熱量が大きくなり、温度が上昇してい
く。この温度上昇に伴なって温度検出器25の内部抵抗
値が増加し、バイアス電源24により温度−電圧変換器
23の出力電圧が増大する。この温度−電圧変換器23
の出力電圧が、上記第1の実施例と同様に、変速点電圧
を超えると、冷却ファン連続変速制御器26の制御によ
り冷却ファン35の回転数を連続的に増加して、電源ト
ランス22の温度の上昇を抑える。
【0027】ここで、拡声の音量を絞る等の操作を行な
うと、電源トランス22の発熱量の減少により温度が下
降する。この温度下降に伴なって温度−電圧変換器23
の出力電圧が低下していくと、冷却ファン連続変速制御
器26の出力電圧が連続的に減少し、冷却ファン35の
回転数を連続的に減少する。
うと、電源トランス22の発熱量の減少により温度が下
降する。この温度下降に伴なって温度−電圧変換器23
の出力電圧が低下していくと、冷却ファン連続変速制御
器26の出力電圧が連続的に減少し、冷却ファン35の
回転数を連続的に減少する。
【0028】また、拡声の音量を大きくしたままの場合
には、上記第1の実施例と同様に、冷却ファン連続変速
制御器26の制御により、電源トランス22の温度の上
昇、下降に応じて冷却ファン35の回転数を増加または
減少させて電源トランス22の温度をほぼ一定に保ち、
また冷却ファン35の回転数を急激に変化させることが
ない。
には、上記第1の実施例と同様に、冷却ファン連続変速
制御器26の制御により、電源トランス22の温度の上
昇、下降に応じて冷却ファン35の回転数を増加または
減少させて電源トランス22の温度をほぼ一定に保ち、
また冷却ファン35の回転数を急激に変化させることが
ない。
【0029】また、拡声の音量をさらに大きくしたとき
には、上記第1の実施例と同様に、温度−電圧変換器2
3の出力電圧が冷却ファン35の最大印加電圧を超えな
いように、定電圧ダイオード32,33の合計電圧以上
にならないようになっている。
には、上記第1の実施例と同様に、温度−電圧変換器2
3の出力電圧が冷却ファン35の最大印加電圧を超えな
いように、定電圧ダイオード32,33の合計電圧以上
にならないようになっている。
【0030】このように、上記第2の実施例によれば、
電源トランス22の温度上昇、下降に従って冷却ファン
35の回転数を連続的に増大、減少させるようにしたこ
とにより、冷却ファン35の騒音が急激に増大するのを
防止することができ、電源トランス22の温度をほぼ一
定に保つことができるので、各部品の寿命を延ばすこと
ができ、さらに冷却ファン35が不必要な高速回転にな
らないため、冷却ファン35の寿命を延ばすことができ
る。
電源トランス22の温度上昇、下降に従って冷却ファン
35の回転数を連続的に増大、減少させるようにしたこ
とにより、冷却ファン35の騒音が急激に増大するのを
防止することができ、電源トランス22の温度をほぼ一
定に保つことができるので、各部品の寿命を延ばすこと
ができ、さらに冷却ファン35が不必要な高速回転にな
らないため、冷却ファン35の寿命を延ばすことができ
る。
【0031】図3は本発明の第3の実施例の構成を示す
ものである。図3において、41は音声電力増幅器本体
であり、42は音声電力増幅部、43は電源トランスで
ある。44は音声電力増幅部用温度−電圧変換器であ
り、45は電源トランス用温度−電圧変換器であり、い
ずれも上記各実施例に示す温度−電圧変換器3,23と
同一の構成を有している。46は電圧比較部であり、ダ
イオード47,48で構成されている。49は冷却ファ
ン連続変速制御器であり、上記各実施例に示す冷却ファ
ン連続変速制御器6,26と同一の構成を有している。
50はファン駆動用トランジスタであり、51は冷却フ
ァンである。
ものである。図3において、41は音声電力増幅器本体
であり、42は音声電力増幅部、43は電源トランスで
ある。44は音声電力増幅部用温度−電圧変換器であ
り、45は電源トランス用温度−電圧変換器であり、い
ずれも上記各実施例に示す温度−電圧変換器3,23と
同一の構成を有している。46は電圧比較部であり、ダ
イオード47,48で構成されている。49は冷却ファ
ン連続変速制御器であり、上記各実施例に示す冷却ファ
ン連続変速制御器6,26と同一の構成を有している。
50はファン駆動用トランジスタであり、51は冷却フ
ァンである。
【0032】次に上記第3の実施例の動作について説明
する。音声電力増幅器41の音声信号の増幅により、音
声電力増幅部42または電源トランス43が発熱する
と、上記第1の実施例および第2の実施例と同様に、音
声電力増幅部用温度−電圧変換器44または電源トラン
ス用温度−電圧変換器45の出力電圧が増大する。電圧
比較部46では電圧の高い方を選択し、音声電力増幅部
用温度−電圧変換器44または電源トランス用温度−電
圧変換器45のいずれか高い方の電圧を出力する。この
出力電圧が、上記各実施例と同様に、変速点電圧を超え
ると、冷却ファン連続変速制御器49の制御により冷却
ファン51の回転数を連続的に増加して音声電力増幅部
42および電源トランス43の両方を冷却し、その温度
の上昇を抑える。
する。音声電力増幅器41の音声信号の増幅により、音
声電力増幅部42または電源トランス43が発熱する
と、上記第1の実施例および第2の実施例と同様に、音
声電力増幅部用温度−電圧変換器44または電源トラン
ス用温度−電圧変換器45の出力電圧が増大する。電圧
比較部46では電圧の高い方を選択し、音声電力増幅部
用温度−電圧変換器44または電源トランス用温度−電
圧変換器45のいずれか高い方の電圧を出力する。この
出力電圧が、上記各実施例と同様に、変速点電圧を超え
ると、冷却ファン連続変速制御器49の制御により冷却
ファン51の回転数を連続的に増加して音声電力増幅部
42および電源トランス43の両方を冷却し、その温度
の上昇を抑える。
【0033】このように、上記第3の実施例によれば、
音声電力増幅部42または電源トランス43のいずれか
温度の高い方に従って、冷却ファン51の回転数を連続
的に増加または減少させるようにしたことにより、前記
各実施例と同様な効果を得ることができるうえ、冷却フ
ァン51を電力増幅部用と電源トランス用として共用化
することができる。
音声電力増幅部42または電源トランス43のいずれか
温度の高い方に従って、冷却ファン51の回転数を連続
的に増加または減少させるようにしたことにより、前記
各実施例と同様な効果を得ることができるうえ、冷却フ
ァン51を電力増幅部用と電源トランス用として共用化
することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記第1の実施例から明らかな
ように、音声電力増幅器の音声電力増幅部から検出した
温度を電圧に変換する温度−電圧変換器と、温度−電圧
変換器の出力電圧の変化に応じて冷却ファンの回転数を
連続的に変化させる冷却ファン連続変速制御器とを設
け、音声電力増幅部の温度上昇または下降に従って冷却
ファンの回転数を連続的に増加または減少させるように
したので、冷却ファンの騒音が急激に増大するのを防止
することができ、また音声電力増幅部の温度をほぼ一定
に保つことができるので、各部品の寿命を延ばすことが
でき、さらに冷却ファンが不必要な高速回転にならない
ため、冷却ファンの寿命を延ばすことができるという効
果を有する。
ように、音声電力増幅器の音声電力増幅部から検出した
温度を電圧に変換する温度−電圧変換器と、温度−電圧
変換器の出力電圧の変化に応じて冷却ファンの回転数を
連続的に変化させる冷却ファン連続変速制御器とを設
け、音声電力増幅部の温度上昇または下降に従って冷却
ファンの回転数を連続的に増加または減少させるように
したので、冷却ファンの騒音が急激に増大するのを防止
することができ、また音声電力増幅部の温度をほぼ一定
に保つことができるので、各部品の寿命を延ばすことが
でき、さらに冷却ファンが不必要な高速回転にならない
ため、冷却ファンの寿命を延ばすことができるという効
果を有する。
【0035】本発明はまた上記第2の実施例から明らか
なように、音声電力増幅器の電源トランスから検出した
温度を電圧に変換する温度−電圧変換器と、温度−電圧
変換器の出力電圧の変化に応じて冷却ファンの回転数を
連続的に変化させるファン連続変速制御器とを設け、電
源トランスの温度上昇または下降に従って冷却ファンの
回転数を連続的に増加または減少させるようにしたの
で、電源トランスの温度の上昇に応じて冷却ファンの回
転数を制御することができ、しかも、上記音声電力増幅
部の場合と同様に、冷却ファンの騒音が急激に増大する
のを防止することができ、また電源トランスの温度をほ
ぼ一定に保つことができるので、各部品の寿命を延ばす
ことができ、さらに冷却ファンが不必要な高速回転にな
らないため、冷却ファンの寿命を延ばすことができると
いう効果を有する。
なように、音声電力増幅器の電源トランスから検出した
温度を電圧に変換する温度−電圧変換器と、温度−電圧
変換器の出力電圧の変化に応じて冷却ファンの回転数を
連続的に変化させるファン連続変速制御器とを設け、電
源トランスの温度上昇または下降に従って冷却ファンの
回転数を連続的に増加または減少させるようにしたの
で、電源トランスの温度の上昇に応じて冷却ファンの回
転数を制御することができ、しかも、上記音声電力増幅
部の場合と同様に、冷却ファンの騒音が急激に増大する
のを防止することができ、また電源トランスの温度をほ
ぼ一定に保つことができるので、各部品の寿命を延ばす
ことができ、さらに冷却ファンが不必要な高速回転にな
らないため、冷却ファンの寿命を延ばすことができると
いう効果を有する。
【0036】本発明はまた上記第3の実施例から明らか
なように、音声電力増幅器の電力増幅部から検出した温
度を電圧に変換する音声電力増幅部用温度−電圧変換器
と、電源トランスから検出した温度を電圧に変換する電
源トランス用温度−電圧変換器と、音声電力増幅部用温
度−電圧変換器または電源トランス用温度−電圧変換器
のいずれか高い方の出力電圧を選択する電圧比較部と、
電圧比較部の出力電圧の変化に応じて冷却ファンの回転
数を連続的に変化させる冷却ファン連続変速制御器とを
設け、音声電力増幅部の温度上昇または下降と、電源ト
ランスの温度上昇または下降に従って冷却ファンの回転
数を連続的に増加または減少させるようにしたので、上
記各効果に加え、冷却ファンを電力増幅部冷却用と電源
トランス冷却用として共用化することができるという効
果を有する。
なように、音声電力増幅器の電力増幅部から検出した温
度を電圧に変換する音声電力増幅部用温度−電圧変換器
と、電源トランスから検出した温度を電圧に変換する電
源トランス用温度−電圧変換器と、音声電力増幅部用温
度−電圧変換器または電源トランス用温度−電圧変換器
のいずれか高い方の出力電圧を選択する電圧比較部と、
電圧比較部の出力電圧の変化に応じて冷却ファンの回転
数を連続的に変化させる冷却ファン連続変速制御器とを
設け、音声電力増幅部の温度上昇または下降と、電源ト
ランスの温度上昇または下降に従って冷却ファンの回転
数を連続的に増加または減少させるようにしたので、上
記各効果に加え、冷却ファンを電力増幅部冷却用と電源
トランス冷却用として共用化することができるという効
果を有する。
【図1】本発明の第1の実施例における冷却ファン制御
装置の概略ブロック図
装置の概略ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における冷却ファン制御
装置の概略ブロック図
装置の概略ブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における冷却ファン制御
装置の概略ブロック図
装置の概略ブロック図
【図4】従来の冷却ファン制御装置の概略ブロック図
1 音声電力増幅器本体 2 音声電力増幅部 3 温度−電圧変換器 4 バイアス電源 5 温度検出器 6 冷却ファン連続変速制御器 7 バイアス電源 8 オープンコレクタ型コンパレータ 9,10 変速点設定抵抗 11 フィードバック抵抗 12,13 定電圧ダイオード 14 ファン駆動用トランジスタ 15 冷却ファン 21 音声電力増幅器本体 22 電源トランス 23 温度−電圧変換器 24 バイアス電源 25 温度検出器 26 冷却ファン連続変速制御器 27 バイアス電源 28 オープンコレクタ型コンパレータ 29,30 変速点設定抵抗 31 フィードバック抵抗 32,33 定電圧ダイオード 34 ファン駆動用トランジスタ 35 冷却ファン 41 音声電力増幅器本体 42 音声電力増幅部 43 電源トランス 44 音声電力増幅部用温度−電圧変換器 45 電源トランス用温度−電圧変換器 46 電圧比較部 47,48 ダイオード 49 冷却ファン連続変速制御器 50 ファン駆動用トランジスタ 51 冷却ファン
Claims (3)
- 【請求項1】 音声電力増幅器の音声電力増幅部から検
出した温度を電圧に変換する温度−電圧変換器と、前記
温度−電圧変換器の出力電圧の変化に応じて冷却ファン
の回転数を連続的に変化させる冷却ファン連続変速制御
器とを備えた音声電力増幅器の冷却ファン制御装置。 - 【請求項2】 音声電力増幅器の電源トランスから検出
した温度を電圧に変換する温度−電圧変換器と、前記温
度−電圧変換器の出力電圧の変化に応じて冷却ファンの
回転数を連続的に変化させる冷却ファン連続変速制御器
とを備えた音声電力増幅器の冷却ファン制御装置。 - 【請求項3】 音声電力増幅器の音声電力増幅部から検
出した温度を電圧に変換する音声電力増幅部用温度−電
圧変換器と、電源トランスから検出した温度を電圧に変
換する電源トランス用温度−電圧変換器と、前記音声電
力増幅部用温度−電圧変換器または前記電源トランス用
温度−電圧変換器のいずれか高い方の出力電圧を選択す
る電圧比較部と、前記電圧比較部の出力電圧の変化に応
じて冷却ファンの回転数を連続的に変化させる冷却ファ
ン連続変速制御器とを備えた音声電力増幅器の冷却ファ
ン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP286792A JPH05190329A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 音声電力増幅器の冷却ファン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP286792A JPH05190329A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 音声電力増幅器の冷却ファン制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05190329A true JPH05190329A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11541314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP286792A Pending JPH05190329A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 音声電力増幅器の冷却ファン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05190329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6781258B2 (en) | 2000-12-22 | 2004-08-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Cooling device of electronic apparatus |
JP2006301263A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Nec Viewtechnology Ltd | プロジェクタおよびその制御方法 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP286792A patent/JPH05190329A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6781258B2 (en) | 2000-12-22 | 2004-08-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Cooling device of electronic apparatus |
JP2006301263A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Nec Viewtechnology Ltd | プロジェクタおよびその制御方法 |
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