JPH05185122A - クロスロール圧延機のロールクロス装置 - Google Patents
クロスロール圧延機のロールクロス装置Info
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- JPH05185122A JPH05185122A JP4172184A JP17218492A JPH05185122A JP H05185122 A JPH05185122 A JP H05185122A JP 4172184 A JP4172184 A JP 4172184A JP 17218492 A JP17218492 A JP 17218492A JP H05185122 A JPH05185122 A JP H05185122A
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- cross
- crosshead
- housing
- wedge
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
- B21B13/023—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally the axis of the rolls being other than perpendicular to the direction of movement of the product, e.g. cross-rolling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/14—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves by passing between rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の小型化及び低廉化を図ると共にパラレ
ルロール圧延機からクロスロール圧延機への容易な改造
を可能としたクロスロール圧延機のロールクロス装置を
提供する。 【構成】 上下のロールチョック25,26とハウジン
グ10の内側面に介装した上クロスヘッド1及び下クロ
スヘッド2の互いに逆方向のパスライン方向への移動に
よって上ロール23と下ロール24とをクロスさせるク
ロスロール圧延機において、上下のクロスヘッド1,2
の外側面に勾配部1a,2aを形成する一方、この各勾
配部1a,2aとそれぞれ摺動する勾配部3a,3bを
有する上下のウェッジ3を上下のクロスヘッド1,2と
ハウジング10の内側面、あるいはハウジング19に固
設されたガイドブロック13との間に昇降自在に介装す
る。
ルロール圧延機からクロスロール圧延機への容易な改造
を可能としたクロスロール圧延機のロールクロス装置を
提供する。 【構成】 上下のロールチョック25,26とハウジン
グ10の内側面に介装した上クロスヘッド1及び下クロ
スヘッド2の互いに逆方向のパスライン方向への移動に
よって上ロール23と下ロール24とをクロスさせるク
ロスロール圧延機において、上下のクロスヘッド1,2
の外側面に勾配部1a,2aを形成する一方、この各勾
配部1a,2aとそれぞれ摺動する勾配部3a,3bを
有する上下のウェッジ3を上下のクロスヘッド1,2と
ハウジング10の内側面、あるいはハウジング19に固
設されたガイドブロック13との間に昇降自在に介装す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロスロール圧延機の上
圧延ロールと下圧延ロールを互いに水平方向にクロスさ
せるロールクロス装置に関する。
圧延ロールと下圧延ロールを互いに水平方向にクロスさ
せるロールクロス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来のクロスロール圧延機の要部
を表す一部切欠側面視、図8にそのロールクロス装置の
概念を表す斜視を示す。
を表す一部切欠側面視、図8にそのロールクロス装置の
概念を表す斜視を示す。
【0003】図7及び図8に示すように、従来のクロス
ロール圧延機において、ハウジング20の上部に配置さ
れた各モータ51により、ベベルギア34を介してそれ
ぞれの軸35を図8に示す矢印方向に回転し、各ウォー
ム減速機31を介してナット33に螺合されたスクリュ
シャフト32を回転することで、ガイド36に嵌装され
た上クロスヘッド29と下クロスヘッド30とをパスラ
イン方向の互いに逆方向に移動させることができるよう
になっている。
ロール圧延機において、ハウジング20の上部に配置さ
れた各モータ51により、ベベルギア34を介してそれ
ぞれの軸35を図8に示す矢印方向に回転し、各ウォー
ム減速機31を介してナット33に螺合されたスクリュ
シャフト32を回転することで、ガイド36に嵌装され
た上クロスヘッド29と下クロスヘッド30とをパスラ
イン方向の互いに逆方向に移動させることができるよう
になっている。
【0004】そして、この上クロスヘッド29及び下ク
ロスヘッド30の移動によって上ワークロールチョック
25及び上バックアップロールチョック27と、下ワー
クロールチョック26及び下バックアップロールチョッ
ク28とを、上ワークロール21及び下ワークロール2
2のロール軸方向中央部を中心に互いに逆方向に回動
し、上ワークロール21及び上バックアップロール23
と、下ワークロール22及び下バックアップロール24
とをクロスさせることができる。なお、圧延中は、この
クロス角度の調節及び上下各ワークロール21,22の
ベンディングによって圧延材Sの板形状を調整する。
ロスヘッド30の移動によって上ワークロールチョック
25及び上バックアップロールチョック27と、下ワー
クロールチョック26及び下バックアップロールチョッ
ク28とを、上ワークロール21及び下ワークロール2
2のロール軸方向中央部を中心に互いに逆方向に回動
し、上ワークロール21及び上バックアップロール23
と、下ワークロール22及び下バックアップロール24
とをクロスさせることができる。なお、圧延中は、この
クロス角度の調節及び上下各ワークロール21,22の
ベンディングによって圧延材Sの板形状を調整する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクロス
ロール圧延機のロールクロス装置にあっては、次のよう
な問題点がある。即ち、 (1) 長い上クロスヘッド29及び下クロスヘッド3
0を2本のスクリュシャフト32でそれぞれ2点支持す
るため、上下のクロスヘッド29,30が大型化してそ
のパスライン方向の厚さが大きくなり、ハウジング20
のウインド幅(両内側面の間隔)を広くするか、または
ガイド36の無いタイプではハウジング20の内側面の
上下のクロスヘッド嵌装用の溝を深くする必要があり、
ハウジング20の強度及び剛性が低下するためにハウジ
ング20が大型化してしまう。 (2) 上下のクロスヘッド29,30に作用する荷重
が直接スクリュシャフト32及びナット33にかかるの
で、大寸法のスクリュシャフト32及びナット33を必
要とし、ウォーム減速機31等のロールクロス駆動系も
大型になってしまう。 (3) スクリュシャフト32、ナット33及びウォー
ム減速機31が1スタンドあたりそれぞれ16セットと
多くなり、装置が複雑で高価になってしまう。 (4) 既設のパラレルロール圧延機を板形状制御能力
の高いクロスロール圧延機に改造する場合、ハウジング
20の加工を必要とするので、その改造さ儀容が大掛か
りになってしまう。
ロール圧延機のロールクロス装置にあっては、次のよう
な問題点がある。即ち、 (1) 長い上クロスヘッド29及び下クロスヘッド3
0を2本のスクリュシャフト32でそれぞれ2点支持す
るため、上下のクロスヘッド29,30が大型化してそ
のパスライン方向の厚さが大きくなり、ハウジング20
のウインド幅(両内側面の間隔)を広くするか、または
ガイド36の無いタイプではハウジング20の内側面の
上下のクロスヘッド嵌装用の溝を深くする必要があり、
ハウジング20の強度及び剛性が低下するためにハウジ
ング20が大型化してしまう。 (2) 上下のクロスヘッド29,30に作用する荷重
が直接スクリュシャフト32及びナット33にかかるの
で、大寸法のスクリュシャフト32及びナット33を必
要とし、ウォーム減速機31等のロールクロス駆動系も
大型になってしまう。 (3) スクリュシャフト32、ナット33及びウォー
ム減速機31が1スタンドあたりそれぞれ16セットと
多くなり、装置が複雑で高価になってしまう。 (4) 既設のパラレルロール圧延機を板形状制御能力
の高いクロスロール圧延機に改造する場合、ハウジング
20の加工を必要とするので、その改造さ儀容が大掛か
りになってしまう。
【0006】本発明は上述した問題を解決するものであ
って、装置の小型化及び低廉化を図ると共にパラレルロ
ール圧延機からクロスロール圧延機への容易な改造を可
能としたクロスロール圧延機のロールクロス装置を提供
することを目的とする。
って、装置の小型化及び低廉化を図ると共にパラレルロ
ール圧延機からクロスロール圧延機への容易な改造を可
能としたクロスロール圧延機のロールクロス装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のクロスロール圧延機のロールクロス装置
は、上下のロールチョックとハウジングの内側面に介装
した上クロスヘッド及び下クロスヘッドの互いに逆方向
のパスライン方向への移動によって上ロールと下ロール
とをクロスさせるクロスロール圧延機において、前記上
クロスヘッド及び下クロスヘッドのハウジング内側面方
向の側面に勾配部を形成する一方、該上クロスヘッド及
び下クロスヘッドの各勾配部とそれぞれ摺動する勾配部
を有する上ウェッジ及び下ウェッジを該上下のクロスヘ
ッドと前記ハウジングの内側面との間に昇降自在に介装
したことを特徴とするものである。
めの本発明のクロスロール圧延機のロールクロス装置
は、上下のロールチョックとハウジングの内側面に介装
した上クロスヘッド及び下クロスヘッドの互いに逆方向
のパスライン方向への移動によって上ロールと下ロール
とをクロスさせるクロスロール圧延機において、前記上
クロスヘッド及び下クロスヘッドのハウジング内側面方
向の側面に勾配部を形成する一方、該上クロスヘッド及
び下クロスヘッドの各勾配部とそれぞれ摺動する勾配部
を有する上ウェッジ及び下ウェッジを該上下のクロスヘ
ッドと前記ハウジングの内側面との間に昇降自在に介装
したことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明のクロスロール圧延機のロー
ルクロス装置は、上下のロールチョックとハウジングの
内側面に介装した上クロスヘッド及び下クロスヘッドの
互いに逆方向のパスライン方向への移動によって上ロー
ルと下ロールとをクロスさせるクロスロール圧延機にお
いて、前記ハウジングの外側面にガイドブロックを固設
し、前記上クロスヘッド及び下クロスヘッドの側面に勾
配部を形成すると共に該上クロスヘッド及び下クロスヘ
ッドを前記ガイドブロック内でパスライン方向へ移動自
在に支持する一方、前記上クロスヘッド及び下クロスヘ
ッドの各勾配部とそれぞれ摺動する勾配部を有する上ウ
ェッジ及び下ウェッジを該上下のクロスヘッドと前記ガ
イドブロックとの間に昇降自在に介装したことを特徴と
するものである。
ルクロス装置は、上下のロールチョックとハウジングの
内側面に介装した上クロスヘッド及び下クロスヘッドの
互いに逆方向のパスライン方向への移動によって上ロー
ルと下ロールとをクロスさせるクロスロール圧延機にお
いて、前記ハウジングの外側面にガイドブロックを固設
し、前記上クロスヘッド及び下クロスヘッドの側面に勾
配部を形成すると共に該上クロスヘッド及び下クロスヘ
ッドを前記ガイドブロック内でパスライン方向へ移動自
在に支持する一方、前記上クロスヘッド及び下クロスヘ
ッドの各勾配部とそれぞれ摺動する勾配部を有する上ウ
ェッジ及び下ウェッジを該上下のクロスヘッドと前記ガ
イドブロックとの間に昇降自在に介装したことを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】圧延機の圧延に際し、それぞれのウェッジをハ
ウジング内側面に沿って上昇あるいは下降してその勾配
部を上クロスヘッド及び下クロスヘッドの勾配部と摺動
させることで、上クロスヘッドと下クロスヘッドとを互
いに逆方向のパスライン方向に移動させる。すると、上
ロールチョックと下ロールチョックとが互いに逆方向に
回動して上ロールと下ロールとは所要のクロス角度でク
ロスする。
ウジング内側面に沿って上昇あるいは下降してその勾配
部を上クロスヘッド及び下クロスヘッドの勾配部と摺動
させることで、上クロスヘッドと下クロスヘッドとを互
いに逆方向のパスライン方向に移動させる。すると、上
ロールチョックと下ロールチョックとが互いに逆方向に
回動して上ロールと下ロールとは所要のクロス角度でク
ロスする。
【0010】また、圧延機の圧延に際し、それぞれのウ
ェッジをガイドブロックにガイドされながら上昇あるい
は下降してその勾配部を上クロスヘッド及び下クロスヘ
ッドの勾配部と摺動させることで、上クロスヘッドと下
クロスヘッドとを互いに逆方向のパスライン方向に移動
させる。すると、上ロールチョックと下ロールチョック
とが互いに逆方向に回動して上ロールと下ロールとは所
要のクロス角度でクロスする。
ェッジをガイドブロックにガイドされながら上昇あるい
は下降してその勾配部を上クロスヘッド及び下クロスヘ
ッドの勾配部と摺動させることで、上クロスヘッドと下
クロスヘッドとを互いに逆方向のパスライン方向に移動
させる。すると、上ロールチョックと下ロールチョック
とが互いに逆方向に回動して上ロールと下ロールとは所
要のクロス角度でクロスする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1に本発明の第1実施例に係るクロスロ
ール圧延機のロールクロス装置を表すクロスロール圧延
機の一部切欠側面視、図2に図1のII−II断面を示す。
なお、従来と同様の機能を有する部材には同一の符号を
付して重複する説明は省略する。
ール圧延機のロールクロス装置を表すクロスロール圧延
機の一部切欠側面視、図2に図1のII−II断面を示す。
なお、従来と同様の機能を有する部材には同一の符号を
付して重複する説明は省略する。
【0013】図1及び図2に示すように、本実施例のク
ロスロール圧延機において、1は上クロスヘッド、2は
下クロスヘッドであり、この上下のクロスヘッド1,2
の外側面には多段の勾配部1a,2aがそれぞれ形成さ
れ、この勾配部1a,2aは上クロスヘッド1と下クロ
スヘッド2とで上下でその勾配角度が逆方向になってお
り、この上下のクロスヘッド1,2はパスラインのあた
りで互いに摺動自在に支持されている。そして、上クロ
スヘッド1は上ワークロールチョック25及び上バック
アップロールチョック27の両側面と摺動するように装
設されると共に、下クロスヘッド2は下ワークロールチ
ョック26及び下バックアップロールチョック28の両
側面と摺動するように装設され、それぞれ上ガイド11
及び下ガイド12によって上下方向に移動しないように
なっている。
ロスロール圧延機において、1は上クロスヘッド、2は
下クロスヘッドであり、この上下のクロスヘッド1,2
の外側面には多段の勾配部1a,2aがそれぞれ形成さ
れ、この勾配部1a,2aは上クロスヘッド1と下クロ
スヘッド2とで上下でその勾配角度が逆方向になってお
り、この上下のクロスヘッド1,2はパスラインのあた
りで互いに摺動自在に支持されている。そして、上クロ
スヘッド1は上ワークロールチョック25及び上バック
アップロールチョック27の両側面と摺動するように装
設されると共に、下クロスヘッド2は下ワークロールチ
ョック26及び下バックアップロールチョック28の両
側面と摺動するように装設され、それぞれ上ガイド11
及び下ガイド12によって上下方向に移動しないように
なっている。
【0014】ハウジング10の内側面と上下のクロスヘ
ッド1,2との間には上下一体のウェッジ3が介装され
ており、この各ウェッジ3の上下のクロスヘッド1,2
と対向する面には勾配部3a,3bが形成され、この勾
配部3a,3bは上下のクロスヘッド1,2の勾配部1
a,2aと同様に上下でその勾配が逆方向になってい
る。そして、この勾配部3a,3bは上クロスヘッド1
及び下クロスヘッド2の勾配部1a,2aと摺動自在で
あって、ウェッジ3の下部がサイドガイド8によってガ
イドされる一方、このウェッジ3の上端はウォーム減速
機6のスクリュシャフト4の下端と連結され、このスク
リュシャフト4はハウジング10に埋設されたナット5
と螺合している。なお、図中7は両ウォーム減速機6の
駆動用モータである。
ッド1,2との間には上下一体のウェッジ3が介装され
ており、この各ウェッジ3の上下のクロスヘッド1,2
と対向する面には勾配部3a,3bが形成され、この勾
配部3a,3bは上下のクロスヘッド1,2の勾配部1
a,2aと同様に上下でその勾配が逆方向になってい
る。そして、この勾配部3a,3bは上クロスヘッド1
及び下クロスヘッド2の勾配部1a,2aと摺動自在で
あって、ウェッジ3の下部がサイドガイド8によってガ
イドされる一方、このウェッジ3の上端はウォーム減速
機6のスクリュシャフト4の下端と連結され、このスク
リュシャフト4はハウジング10に埋設されたナット5
と螺合している。なお、図中7は両ウォーム減速機6の
駆動用モータである。
【0015】また、図中、21は上ワークロール、22
は下ワークロール、23は上バックアップロール、24
は下バックアップロールであり、従来と同様に、上下の
ワークロールチョック25,26、上下のバックアップ
ロールチョック27,28によってそれぞれ支持されて
いる。
は下ワークロール、23は上バックアップロール、24
は下バックアップロールであり、従来と同様に、上下の
ワークロールチョック25,26、上下のバックアップ
ロールチョック27,28によってそれぞれ支持されて
いる。
【0016】次に、本装置の作用について説明する。図
1及び図2に示すように、駆動用モータ7によって各ウ
ォーム減速機6を介してそれぞれのスクリュシャフト4
を回転駆動する。この回転によって作業側Wの入側A及
び駆動側Dの出側Bの各ウェッジ3が下降すると共に、
作業側Wの出側B及び駆動側Dの入側Aの各ウェッジ3
が上昇してその勾配部3a,3bと上下のクロスヘッド
1,2の勾配部1a,2aとが摺動する。すると、上ク
ロスヘッド1と下クロスヘッド2とは互いに逆方向のパ
スライン方向に移動する。
1及び図2に示すように、駆動用モータ7によって各ウ
ォーム減速機6を介してそれぞれのスクリュシャフト4
を回転駆動する。この回転によって作業側Wの入側A及
び駆動側Dの出側Bの各ウェッジ3が下降すると共に、
作業側Wの出側B及び駆動側Dの入側Aの各ウェッジ3
が上昇してその勾配部3a,3bと上下のクロスヘッド
1,2の勾配部1a,2aとが摺動する。すると、上ク
ロスヘッド1と下クロスヘッド2とは互いに逆方向のパ
スライン方向に移動する。
【0017】この上下のクロスヘッド1,2の移動によ
って上ワークロールチョック25及び上バックアップロ
ールチョック27、下ワークロールチョック26及び下
バックアップロールチョック28は上ワークロール21
及び下ワークロール22をこのロール軸方向中央部を中
心に互いに逆方向に回動し、上ワークロール21及び上
バックアップロール23と、下ワークロール22及び下
バックアップロール24とをそれぞれクロスさせる。
って上ワークロールチョック25及び上バックアップロ
ールチョック27、下ワークロールチョック26及び下
バックアップロールチョック28は上ワークロール21
及び下ワークロール22をこのロール軸方向中央部を中
心に互いに逆方向に回動し、上ワークロール21及び上
バックアップロール23と、下ワークロール22及び下
バックアップロール24とをそれぞれクロスさせる。
【0018】圧延中はこのクロス角度の調節及び上下の
ワークロール21,22のベンディングによって圧延材
Sの板形状を調整する。なお、ウェッジ3を上昇させる
駆動源には油圧シリンダを用いてもよい。
ワークロール21,22のベンディングによって圧延材
Sの板形状を調整する。なお、ウェッジ3を上昇させる
駆動源には油圧シリンダを用いてもよい。
【0019】本実施例によれば、上下のクロスヘッド
1,2に作用する荷重はウェッジ3を介してウォーム減
速機6に伝達されるので、ウォーム減速機6、スクリュ
シャフト4及びナット5を小型化することができる。ま
た、ウォーム減速機6が1スタンドあたりそれぞれ4セ
ットと少なくすることができる。
1,2に作用する荷重はウェッジ3を介してウォーム減
速機6に伝達されるので、ウォーム減速機6、スクリュ
シャフト4及びナット5を小型化することができる。ま
た、ウォーム減速機6が1スタンドあたりそれぞれ4セ
ットと少なくすることができる。
【0020】図3に本発明の第2実施例に係るクロスロ
ール圧延機のロールクロス装置を表すクロスロール圧延
機の一部切欠側面視、図4に図3のIV−IV断面を示す。
なお、前述した実施例と同様の機能を有する部材には同
一の符号を付して重複する説明は省略する。
ール圧延機のロールクロス装置を表すクロスロール圧延
機の一部切欠側面視、図4に図3のIV−IV断面を示す。
なお、前述した実施例と同様の機能を有する部材には同
一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0021】図3及び図4に示すように、1は上クロス
ヘッド、2は下クロスヘッドであり、この上下のクロス
ヘッド1,2の外側面には多段の勾配部1a,2aがそ
れぞれ形成され、この勾配部1a,2aは上クロスヘッ
ド1と下クロスヘッド2とで上下でその勾配が逆方向に
なっており、この上下のクロスヘッド1,2はパスライ
ンのあたりで互いに摺動自在に支持されている。また、
ハウジング19の外側面には駆動側D及び作業側Wにお
いて入側Aと出側Bにガイドブロック13がそれぞれ固
設されており、各ガイドブロック13には上クロスヘッ
ド1及び下クロスヘッド2がそれぞれ収容され、この上
クロスヘッド1は上ワークロールチョック17及び上バ
ックアップロールチョック27の両側面と摺動し、下ク
ロスヘッド2は下ワークロールチョック18及び下バッ
クアップロールチョック28の両側面と摺動するように
なっている。
ヘッド、2は下クロスヘッドであり、この上下のクロス
ヘッド1,2の外側面には多段の勾配部1a,2aがそ
れぞれ形成され、この勾配部1a,2aは上クロスヘッ
ド1と下クロスヘッド2とで上下でその勾配が逆方向に
なっており、この上下のクロスヘッド1,2はパスライ
ンのあたりで互いに摺動自在に支持されている。また、
ハウジング19の外側面には駆動側D及び作業側Wにお
いて入側Aと出側Bにガイドブロック13がそれぞれ固
設されており、各ガイドブロック13には上クロスヘッ
ド1及び下クロスヘッド2がそれぞれ収容され、この上
クロスヘッド1は上ワークロールチョック17及び上バ
ックアップロールチョック27の両側面と摺動し、下ク
ロスヘッド2は下ワークロールチョック18及び下バッ
クアップロールチョック28の両側面と摺動するように
なっている。
【0022】ガイドブロック13の内側面と上下のクロ
スヘッド1,2との間には上下一体のウェッジ3が介装
されており、この各ウェッジ3の上下のクロスヘッド
1,2と対向する面には勾配部3a,3bが形成され、
この勾配部3a,3bは上下でその勾配角度が逆方向に
なっている。そして、この勾配部3a,3bは上クロス
ヘッド1及び下クロスヘッド2の勾配部1a,2aと摺
動自在となっている。ハウジング19の上部には駆動用
モータ7が設置され、このモータ7はベベルギア16a
及び駆動側D及び作業側Wの各ベベルギア16b、ベベ
ルギア16cを介して入側Aのスクリュジャッキ14に
駆動連結され、更に、連結軸15によって出側Bのスク
リュジャッキ14に駆動連結されている。そして、各ス
クリュジャッキ14の駆動軸が各ウェッジ3の上端部に
連結されている。
スヘッド1,2との間には上下一体のウェッジ3が介装
されており、この各ウェッジ3の上下のクロスヘッド
1,2と対向する面には勾配部3a,3bが形成され、
この勾配部3a,3bは上下でその勾配角度が逆方向に
なっている。そして、この勾配部3a,3bは上クロス
ヘッド1及び下クロスヘッド2の勾配部1a,2aと摺
動自在となっている。ハウジング19の上部には駆動用
モータ7が設置され、このモータ7はベベルギア16a
及び駆動側D及び作業側Wの各ベベルギア16b、ベベ
ルギア16cを介して入側Aのスクリュジャッキ14に
駆動連結され、更に、連結軸15によって出側Bのスク
リュジャッキ14に駆動連結されている。そして、各ス
クリュジャッキ14の駆動軸が各ウェッジ3の上端部に
連結されている。
【0023】次に、本装置の作用について説明する。図
3及び図4に示すように、駆動用モータ7によって各ベ
ベルギア16a,16b,16cを介してそれぞれのス
クリュシャッキ14を回転駆動して駆動軸を軸方向に移
動する。この移動によって作業側Wの入側A及び駆動側
Dの出側Bの各ウェッジ3がガイドブロック13に沿っ
て下降すると共に、作業側Wの出側B及び駆動側Dの入
側Aの各ウェッジ3が上昇してその勾配部3a,3bと
上下のクロスヘッド1,2の勾配部1a,2aとが摺動
する。すると、上クロスヘッド1と下クロスヘッド2と
は互いに逆方向のパスライン方向に移動する。
3及び図4に示すように、駆動用モータ7によって各ベ
ベルギア16a,16b,16cを介してそれぞれのス
クリュシャッキ14を回転駆動して駆動軸を軸方向に移
動する。この移動によって作業側Wの入側A及び駆動側
Dの出側Bの各ウェッジ3がガイドブロック13に沿っ
て下降すると共に、作業側Wの出側B及び駆動側Dの入
側Aの各ウェッジ3が上昇してその勾配部3a,3bと
上下のクロスヘッド1,2の勾配部1a,2aとが摺動
する。すると、上クロスヘッド1と下クロスヘッド2と
は互いに逆方向のパスライン方向に移動する。
【0024】この上下のクロスヘッド1,2の移動によ
って上ワークロールチョック25及び上バックアップロ
ールチョック27、下ワークロールチョック26及び下
バックアップロールチョック28は上ワークロール21
及び下ワークロール22をこのロール軸方向中央部を中
心に互いに逆方向に回動し、上ワークロール21及び上
バックアップロール23と、下ワークロール22及び下
バックアップロール24とを圧延機(ハウジング19)
の中心Cから所要のクロス角度θでクロスさせる。
って上ワークロールチョック25及び上バックアップロ
ールチョック27、下ワークロールチョック26及び下
バックアップロールチョック28は上ワークロール21
及び下ワークロール22をこのロール軸方向中央部を中
心に互いに逆方向に回動し、上ワークロール21及び上
バックアップロール23と、下ワークロール22及び下
バックアップロール24とを圧延機(ハウジング19)
の中心Cから所要のクロス角度θでクロスさせる。
【0025】本実施例によれば、駆動用モータ7の駆動
力を3つのベベルギア16a,16b,16cを介して
各スクリュジャッキ14に伝達するようにしたので、上
下のクロスヘッド1,2を移動するモータ7は1つとな
り、このモータ制御が容易となると共に、作業側W及び
駆動側Dの各クロスヘッド1,2を完全に同調させて移
動することができ、上下のワークロール21,22及び
上下のバックアップロール23,24を円滑、且つ、正
確にクロスさせることができる。
力を3つのベベルギア16a,16b,16cを介して
各スクリュジャッキ14に伝達するようにしたので、上
下のクロスヘッド1,2を移動するモータ7は1つとな
り、このモータ制御が容易となると共に、作業側W及び
駆動側Dの各クロスヘッド1,2を完全に同調させて移
動することができ、上下のワークロール21,22及び
上下のバックアップロール23,24を円滑、且つ、正
確にクロスさせることができる。
【0026】なお、上述した各実施例では、上ワークロ
ール21及び上バックアップロール23、下ワークロー
ル22及び下バックアップロール24をそれぞれ一緒に
移動させるペアクロスロール圧延機として説明したが、
本発明のクロスロール圧延機のロールクロス装置はこれ
に限定されるものではなく、上ワークロール21及び下
ワークロール22のみを移動させるクロスロール圧延機
にも適用することができるものである。
ール21及び上バックアップロール23、下ワークロー
ル22及び下バックアップロール24をそれぞれ一緒に
移動させるペアクロスロール圧延機として説明したが、
本発明のクロスロール圧延機のロールクロス装置はこれ
に限定されるものではなく、上ワークロール21及び下
ワークロール22のみを移動させるクロスロール圧延機
にも適用することができるものである。
【0027】図5に本発明の第3実施例に係るクロスロ
ール圧延機のロールクロス装置を表す要部水平断面を示
す。なお、前述した実施例と同様の機能を有する部材に
は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
ール圧延機のロールクロス装置を表す要部水平断面を示
す。なお、前述した実施例と同様の機能を有する部材に
は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0028】図5に示すように、1は上クロスヘッド、
2は下クロスヘッドであり、この上クロスヘッド1の外
側面には駆動側Dにおいて多段の勾配部1aが形成さ
れ、下クロスヘッド2の外側面には作業側Wにおいて多
段の勾配部2aが形成されており、この上下のクロスヘ
ッド1,2はパスラインのあたりで互いに摺動自在に支
持されている。また、ハウジング19の外側面には駆動
側Dにおいてガイドブロック13aが固設され、このガ
イドブロック13aには上クロスヘッド1が収容され、
この上クロスヘッド1は上ワークロールチョック17及
び上バックアップロールチョック27の両側面と摺動す
るようになっている。また、ガイドブロック13aは下
ワークロールチョック18及び下バックアップロールチ
ョック28の両側面と摺動するようになっている。一
方、作業側Wにおいてガイドブロック13bが固設さ
れ、このガイドブロック13bは上ワークロールチョッ
ク17及び上バックアップロールチョック27の両側面
と摺動するようになっている。また、ガイドブロック1
3bには下クロスヘッド2が収容され、この下クロスヘ
ッド2は下ワークロールチョック18及び下バックアッ
プロールチョック28の両側面と摺動するようになって
いる。
2は下クロスヘッドであり、この上クロスヘッド1の外
側面には駆動側Dにおいて多段の勾配部1aが形成さ
れ、下クロスヘッド2の外側面には作業側Wにおいて多
段の勾配部2aが形成されており、この上下のクロスヘ
ッド1,2はパスラインのあたりで互いに摺動自在に支
持されている。また、ハウジング19の外側面には駆動
側Dにおいてガイドブロック13aが固設され、このガ
イドブロック13aには上クロスヘッド1が収容され、
この上クロスヘッド1は上ワークロールチョック17及
び上バックアップロールチョック27の両側面と摺動す
るようになっている。また、ガイドブロック13aは下
ワークロールチョック18及び下バックアップロールチ
ョック28の両側面と摺動するようになっている。一
方、作業側Wにおいてガイドブロック13bが固設さ
れ、このガイドブロック13bは上ワークロールチョッ
ク17及び上バックアップロールチョック27の両側面
と摺動するようになっている。また、ガイドブロック1
3bには下クロスヘッド2が収容され、この下クロスヘ
ッド2は下ワークロールチョック18及び下バックアッ
プロールチョック28の両側面と摺動するようになって
いる。
【0029】ガイドブロック13aの内側面と上下のク
ロスヘッド1,2との間には上下一体のウェッジ3が介
装されており、この各ウェッジ3の上クロスヘッド1と
対向する面には勾配部3aが形成され、勾配部3aは勾
配部1aと摺動自在となっている。一方、ガイドブロッ
ク13b内には上下一体のウェッジ3が介装されてお
り、この各ウェッジ3の下クロスヘッド2と対向する面
には勾配部3bが形成され、勾配部3bは勾配部2aと
摺動自在となっている。なお、各ウェッジ3は、図示し
ないが前述した第2実施例と同様に駆動用モータによっ
て昇降することができるようになっている。
ロスヘッド1,2との間には上下一体のウェッジ3が介
装されており、この各ウェッジ3の上クロスヘッド1と
対向する面には勾配部3aが形成され、勾配部3aは勾
配部1aと摺動自在となっている。一方、ガイドブロッ
ク13b内には上下一体のウェッジ3が介装されてお
り、この各ウェッジ3の下クロスヘッド2と対向する面
には勾配部3bが形成され、勾配部3bは勾配部2aと
摺動自在となっている。なお、各ウェッジ3は、図示し
ないが前述した第2実施例と同様に駆動用モータによっ
て昇降することができるようになっている。
【0030】而して、図5に示すように、駆動用モータ
によって作業側Wの入側A及び駆動側Dの出側Bの各ウ
ェッジ3が下降すると共に作業側Wの出側B及び駆動側
Dの入側Aの各ウェッジ3が上昇してその勾配部3a,
3bと上下のクロスヘッド1,2の勾配部1a,2aと
が摺動すると、上クロスヘッド1と下クロスヘッド2と
は互いに逆方向のパスライン方向に移動する。この上下
のクロスヘッド1,2の移動によって上ワークロールチ
ョック25と下ワークロールチョック26は上ワークロ
ール21及び下ワークロール22をこのロール軸方向中
央部を中心に互いに逆方向に回動し、上ワークロール2
1と下ワークロール22とを圧延機の中心Cから所要の
クロス角度θでクロスさせる。
によって作業側Wの入側A及び駆動側Dの出側Bの各ウ
ェッジ3が下降すると共に作業側Wの出側B及び駆動側
Dの入側Aの各ウェッジ3が上昇してその勾配部3a,
3bと上下のクロスヘッド1,2の勾配部1a,2aと
が摺動すると、上クロスヘッド1と下クロスヘッド2と
は互いに逆方向のパスライン方向に移動する。この上下
のクロスヘッド1,2の移動によって上ワークロールチ
ョック25と下ワークロールチョック26は上ワークロ
ール21及び下ワークロール22をこのロール軸方向中
央部を中心に互いに逆方向に回動し、上ワークロール2
1と下ワークロール22とを圧延機の中心Cから所要の
クロス角度θでクロスさせる。
【0031】この場合、本実施例のロールクロス装置に
あっては、上下のクロスロール21,22の一方側の支
持を定点支持としている。図6に前述した実施例におけ
るロールクロス配置状態を表す概略説明を示す。前述し
た第1及び第2実施例のロールクロス装置にあっては、
図6(a)に示すように、上クロスロール及び下クロス
ロールの両端部を移動させることで、ハウジングの中心
Cからそれぞれ逆方向に所要のクロス角度θ1 だけ移動
させてロールをクロスさせる。このときクロスポイント
Oはパスライン中心Pとハウジングの中心の交点にあ
る。一方、前述した第3実施例のロールクロス装置にあ
っては、図6(b)に示すように、上クロスロール及び
下クロスロールの一方の端部を移動させることで、ハウ
ジングの中心Cからそれぞれ逆方向に所要のクロス角度
θ2 だけ移動させてロールをクロスさせる。このときク
ロスポイントOはパスライン中心P上を移行する。
あっては、上下のクロスロール21,22の一方側の支
持を定点支持としている。図6に前述した実施例におけ
るロールクロス配置状態を表す概略説明を示す。前述し
た第1及び第2実施例のロールクロス装置にあっては、
図6(a)に示すように、上クロスロール及び下クロス
ロールの両端部を移動させることで、ハウジングの中心
Cからそれぞれ逆方向に所要のクロス角度θ1 だけ移動
させてロールをクロスさせる。このときクロスポイント
Oはパスライン中心Pとハウジングの中心の交点にあ
る。一方、前述した第3実施例のロールクロス装置にあ
っては、図6(b)に示すように、上クロスロール及び
下クロスロールの一方の端部を移動させることで、ハウ
ジングの中心Cからそれぞれ逆方向に所要のクロス角度
θ2 だけ移動させてロールをクロスさせる。このときク
ロスポイントOはパスライン中心P上を移行する。
【0032】
【発明の効果】以上、実施例をあげて詳細に説明したよ
うに本発明のクロスロール圧延機のロールクロス装置に
よれば、上クロスヘッド及び下クロスヘッドのハウジン
グ内側面方向の側面に勾配部を形成する一方、その上ク
ロスヘッド及び下クロスヘッドの各勾配部とそれぞれ摺
動する勾配部を有する上ウェッジ及び下ウェッジを上下
のクロスヘッドとハウジングの内側面との間に昇降自在
に介装したので、上下のクロスヘッドに作用する荷重は
ウェッジを介してハウジングの内側面で分散して支持さ
れることとなり、ロールチョックとハウジングの内側面
との間隔(上,下両クロスヘッドとウェッジのパスライ
ン方向厚さの和)は小さくてよく、ハウジングのウイン
ド幅(両内側面の間隔)も小さくなってハウジングの上
部横梁も薄くすることが可能になり、ハウジングを小型
化することができる。また、上下のクロスヘッドに作用
する荷重はウェッジを介してロールクロス装置の駆動系
に伝達されるので、この駆動系の部材を小さくすること
ができる。
うに本発明のクロスロール圧延機のロールクロス装置に
よれば、上クロスヘッド及び下クロスヘッドのハウジン
グ内側面方向の側面に勾配部を形成する一方、その上ク
ロスヘッド及び下クロスヘッドの各勾配部とそれぞれ摺
動する勾配部を有する上ウェッジ及び下ウェッジを上下
のクロスヘッドとハウジングの内側面との間に昇降自在
に介装したので、上下のクロスヘッドに作用する荷重は
ウェッジを介してハウジングの内側面で分散して支持さ
れることとなり、ロールチョックとハウジングの内側面
との間隔(上,下両クロスヘッドとウェッジのパスライ
ン方向厚さの和)は小さくてよく、ハウジングのウイン
ド幅(両内側面の間隔)も小さくなってハウジングの上
部横梁も薄くすることが可能になり、ハウジングを小型
化することができる。また、上下のクロスヘッドに作用
する荷重はウェッジを介してロールクロス装置の駆動系
に伝達されるので、この駆動系の部材を小さくすること
ができる。
【0033】また、ハウジングの外側面にガイドブロッ
クを固設して上クロスヘッド及び下クロスヘッドの側面
に勾配部を形成すると共に上クロスヘッド及び下クロス
ヘッドをガイドブロック内でパスライン方向へ移動自在
に支持する一方、上クロスヘッド及び下クロスヘッドの
各勾配部とそれぞれ摺動する勾配部を有する上ウェッジ
及び下ウェッジを上下のクロスヘッドとガイドブロック
との間に昇降自在に介装したので、上下のクロスヘッド
に作用する荷重はウェッジを介してガイドブロックで上
下に分散して支持されることとなり、このガイドブロッ
クを小型化することができる。また、ガイドブロックが
ハウジングの外側面に設けたパラレルロール圧延機を圧
延材の板形状制御能力の高いクロスロール圧延機に容易
に改造することができる。
クを固設して上クロスヘッド及び下クロスヘッドの側面
に勾配部を形成すると共に上クロスヘッド及び下クロス
ヘッドをガイドブロック内でパスライン方向へ移動自在
に支持する一方、上クロスヘッド及び下クロスヘッドの
各勾配部とそれぞれ摺動する勾配部を有する上ウェッジ
及び下ウェッジを上下のクロスヘッドとガイドブロック
との間に昇降自在に介装したので、上下のクロスヘッド
に作用する荷重はウェッジを介してガイドブロックで上
下に分散して支持されることとなり、このガイドブロッ
クを小型化することができる。また、ガイドブロックが
ハウジングの外側面に設けたパラレルロール圧延機を圧
延材の板形状制御能力の高いクロスロール圧延機に容易
に改造することができる。
【0034】更に、ウェッジを上下一体に構成して上ク
ロスヘッドと上ウェッジ及び下クロスヘッドと下ウェッ
ジにそれぞれ対向して形成された各勾配部が上下で互い
に逆方向の勾配角をもって形成されたので、この上下一
体のウェッジを同時に昇降させることによって上下のク
ロスロールを完全に同調して移動させることができ、上
下のロールの作動ずれを防止してロールクロス位置の精
度を安定、且つ、正確に設定させることができる。
ロスヘッドと上ウェッジ及び下クロスヘッドと下ウェッ
ジにそれぞれ対向して形成された各勾配部が上下で互い
に逆方向の勾配角をもって形成されたので、この上下一
体のウェッジを同時に昇降させることによって上下のク
ロスロールを完全に同調して移動させることができ、上
下のロールの作動ずれを防止してロールクロス位置の精
度を安定、且つ、正確に設定させることができる。
【図1】本発明の第1実施例に係るクロスロール圧延機
のロールクロス装置を表すクロスロール圧延機の一部切
欠側面図である。
のロールクロス装置を表すクロスロール圧延機の一部切
欠側面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係るクロスロール圧延機
のロールクロス装置を表すクロスロール圧延機の一部切
欠側面図である。
のロールクロス装置を表すクロスロール圧延機の一部切
欠側面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係るクロスロール圧延機
のロールクロス装置を表す要部水平断面図である。
のロールクロス装置を表す要部水平断面図である。
【図6】本発明のロールクロス装置におけるロールクロ
ス配置状態を表す概略説明図である。
ス配置状態を表す概略説明図である。
【図7】従来のクロスロール圧延機の要部を示す一部切
欠側面図である。
欠側面図である。
【図8】従来のロールクロス装置の概念を示す斜視図で
ある。
ある。
1 上クロスヘッド 1a 勾配部 2 下クロスヘッド 2a 勾配部 3 ウェッジ 3a,3b 勾配部 4 スクリュシャフト 5 ナット 6 ウォーム減速機 7 駆動用モータ 10,19 ハウジング 13,13a,13b ガイドブロック 14 スクリュシャッキ 16a,16b,16c ベベルギア 17,25 上ワークロールチョック 18,26下ワークロールチョック 21 上ワークロール 22 下ワークロール 23 上バックアップロール 24 下バックアップロール 27 上バックアップロールチョック 28 下バックアップロールチョック S 圧延材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日浦 正 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 三登 良紀 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内
Claims (3)
- 【請求項1】 上下のロールチョックとハウジングの内
側面に介装した上クロスヘッド及び下クロスヘッドの互
いに逆方向のパスライン方向への移動によって上ロール
と下ロールとをクロスさせるクロスロール圧延機におい
て、前記上クロスヘッド及び下クロスヘッドのハウジン
グ内側面方向の側面に勾配部を形成する一方、該上クロ
スヘッド及び下クロスヘッドの各勾配部とそれぞれ摺動
する勾配部を有する上ウェッジ及び下ウェッジを該上下
のクロスヘッドと前記ハウジングの内側面との間に昇降
自在に介装したことを特徴とするクロスロール圧延機の
ロールクロス装置。 - 【請求項2】 上下のロールチョックとハウジングの内
側面に介装した上クロスヘッド及び下クロスヘッドの互
いに逆方向のパスライン方向への移動によって上ロール
と下ロールとをクロスさせるクロスロール圧延機におい
て、前記ハウジングの外側面にガイドブロックを固設
し、前記上クロスヘッド及び下クロスヘッドの側面に勾
配部を形成すると共に該上クロスヘッド及び下クロスヘ
ッドを前記ガイドブロック内でパスライン方向へ移動自
在に支持する一方、前記上クロスヘッド及び下クロスヘ
ッドの各勾配部とそれぞれ摺動する勾配部を有する上ウ
ェッジ及び下ウェッジを該上下のクロスヘッドと前記ガ
イドブロックとの間に昇降自在に介装したことを特徴と
するクロスロール圧延機のロールクロス装置。 - 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載のクロスロー
ル圧延機のロールクロス装置において、ウェッジを上下
一体に構成して上クロスヘッドと上ウェッジ及び下クロ
スヘッドと下ウェッジにそれぞれ対向して形成された各
勾配部が上下で互いに逆方向の勾配角をもって形成され
たことを特徴とするクロスロール圧延機のロールクロス
装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4172184A JP2862439B2 (ja) | 1991-07-30 | 1992-06-30 | クロスロール圧延機のロールクロス装置 |
EP92112289A EP0525552B1 (en) | 1991-07-30 | 1992-07-17 | Roll crossing apparatus for cross-rolling mill |
DE69202636T DE69202636T2 (de) | 1991-07-30 | 1992-07-17 | Walzenkreuzvorrichtung für ein Schrägwalzwerk. |
KR1019920013572A KR960000398B1 (ko) | 1991-07-30 | 1992-07-29 | 크로스를 압연기의 롤크로스장치 |
BR929202929A BR9202929A (pt) | 1991-07-30 | 1992-07-29 | Aparelho de cruzamento de cilindro em uma usina de laminacao transversal |
US07/922,464 US5291770A (en) | 1991-07-30 | 1992-07-30 | Roll crossing apparatus for cross-rolling mill |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-190358 | 1991-07-30 | ||
JP19035891 | 1991-07-30 | ||
JP4172184A JP2862439B2 (ja) | 1991-07-30 | 1992-06-30 | クロスロール圧延機のロールクロス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05185122A true JPH05185122A (ja) | 1993-07-27 |
JP2862439B2 JP2862439B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=26494632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4172184A Expired - Lifetime JP2862439B2 (ja) | 1991-07-30 | 1992-06-30 | クロスロール圧延機のロールクロス装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5291770A (ja) |
EP (1) | EP0525552B1 (ja) |
JP (1) | JP2862439B2 (ja) |
KR (1) | KR960000398B1 (ja) |
BR (1) | BR9202929A (ja) |
DE (1) | DE69202636T2 (ja) |
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JP2011098365A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | クラスター式多段圧延機 |
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CN1042802C (zh) * | 1994-04-02 | 1999-04-07 | 鞍山钢铁公司 | 辊组交叉轧制的四辊轧机 |
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DE19512929C1 (de) * | 1995-03-30 | 1996-05-15 | Mannesmann Ag | Walzgerüst mit Stütz-und Arbeitszwalzen zum Walzen von Blechen und Bändern |
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DE19622305C1 (de) * | 1996-05-20 | 1997-08-21 | Mannesmann Ag | Walzgerüst mit Stütz- und Arbeitswalzen |
IT1288929B1 (it) * | 1996-06-24 | 1998-09-25 | Danieli Off Mecc | Dispositivo per la movimentazione incrociata dei cilindri di laminazione |
IT1288933B1 (it) * | 1996-06-25 | 1998-09-25 | Danieli Off Mecc | Dispositivo per la movimentazione incrociata dei cilindri di laminazione |
IT1293773B1 (it) * | 1997-07-24 | 1999-03-10 | Demag Italimpianti Spa | Gabbia di laminazione a rulli incrociati, con assetto variabile. |
US5839313A (en) * | 1998-02-18 | 1998-11-24 | Danieli United, A Division Of Danieli Corporation | Rolling mill with intermediate crossed rolls background |
DE19840538A1 (de) | 1998-08-28 | 2000-03-09 | Mannesmann Ag | Walzgerüst mit gekreuzten Stütz- und/oder Arbeitswalzen |
US6776340B2 (en) * | 1999-07-23 | 2004-08-17 | Tri Star Technologies, A General Partnership | Duplicate laser marking discrete consumable articles |
DE102007058729A1 (de) * | 2007-08-07 | 2009-02-19 | Sms Demag Ag | Walzvorrichtung mit Verstellvorrichtung |
DE102008009902A1 (de) * | 2008-02-19 | 2009-08-27 | Sms Demag Ag | Walzvorrichtung, insbesondere Schubwalzengerüst |
CN103143568B (zh) * | 2013-02-27 | 2015-02-04 | 常州宝菱重工机械有限公司 | Pc轧机轧辊在线交叉机构 |
IT201900000713A1 (it) * | 2019-01-17 | 2020-07-17 | Danieli Off Mecc | Sistema di bending e shifting per gabbie di laminazione |
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