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JPH0516300Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0516300Y2
JPH0516300Y2 JP12566387U JP12566387U JPH0516300Y2 JP H0516300 Y2 JPH0516300 Y2 JP H0516300Y2 JP 12566387 U JP12566387 U JP 12566387U JP 12566387 U JP12566387 U JP 12566387U JP H0516300 Y2 JPH0516300 Y2 JP H0516300Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
water inlet
main body
port
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12566387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6431157U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12566387U priority Critical patent/JPH0516300Y2/ja
Publication of JPS6431157U publication Critical patent/JPS6431157U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0516300Y2 publication Critical patent/JPH0516300Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、屋内消火栓やスプリンクラー等のた
めにビル内に送水する受口を少くとも2口(双
口)以上備えた複口送水口に関するものである。
(従来の技術) この種の送水口は、ビルの壁に埋設された埋込
型送水口と、ビルの壁に隣接して地中から立設さ
れる自立型(スタンド型)送水口とがあり、特に
近年におけるビルの高層化に供つて多数の設置を
必要とするようになつている。
従来の送水口は、自立型送水口の場合には例え
ば第8図および第9図のように、底面が、開口し
て送水出口を形成する短尺の筒状体の周囲に所定
角度で複数の各送水入口(図面では120度の角度
で2ヶ所すなわち双口)102がV字状に突設さ
れた送水口本体101を有し、各送水入口部分の
送水口本体内には各々弁構造部(図示せず)を設
けると共に、各送水入口部分には給水ホース10
3が接続される連結構造部104が設けられてい
る。
そして前記した自立型送水口は、建物の壁10
5の近傍のコンクリート地盤106中に予め埋設
させた送水配管107と基端側が接続されている
自立スタンド108の先端側に連結され、送水時
にはキヤツプ109を取外した状態の連結構造部
104に前記給水ホース103を接続して流入し
た水圧で弁構造部を開放させるものである。
また、埋込型送水口の場合には例えば第10図
および第11図のように、横長の方形状で背面側
の中央に突設する送水出口110を有すると共
に、前面側に各送水入口が横に並設されて内部で
Y字状の流路111を形成するようにした送水口
本体112を有し、該送水口本体内の各送水入口
部分には前記自立型と同様に水圧で開放する弁構
造部(図示せず)が装着されている。前記送水口
本体112は、予め壁105内に埋設されている
送水配管103に対して、当該送水口本体を回転
させながら送水出口110側の内ネジを介して螺
着させて壁105内に埋設すると共に、該送水口
本体112の送水入口の前面側には通口を有する
取付パネル114を介して連結構造部115を装
着し、壁105面より突設された各連結構造部1
15にはキヤツプ116が被着される。そして送
水時にはキヤツプ116を取外した状態にして、
給水ホース103が接続される。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した従来形の送水口の場合
には、次のような問題点があつた。
埋込型と自立型とが共用できず、各々別々に
製作されるのでコスト高となる。
埋込型を壁内に設置するに際し、壁内の送水
配管に対して送水口本体を回転させながら送水
出口側に螺合させるが、回転中心となる送水出
口側が横長の本体中央にあるために大きな回転
スペースが必要であり、このために隣接する他
の送水口や建物の角部との間隔を大きくしなけ
ればならない。従つて、多数の双口送水口を並
設するのに長い設置面積を必要としたり建物の
角部には設置できない等の制限を受けると共
に、火災等の緊急時に複数の送水口に対して短
時間でホースの取付けを行うことが困難にな
る。尚、前記埋込型を縦長に設置すると双口の
一方側に残水が発生する。
埋込型では本体内にY字状の流路を構成する
ために、送水出口が送水入口側とは反対側の本
体から突設されているので奥行が大きくなり、
薄い壁には設置できないと共に、各送水入口側
からの水流が合流する送水出口側で干渉して水
圧を低下させる。
自立型では、各送水入口側が例えば約120度
の角度でV字状に突出するので、設置時の回転
スペースが前記埋込型の場合と同様に大きく必
要であり、壁に近接させて設置できなかつたり
建物の角部に設置できない等の制限を受ける。
自立型では、多数の双口送水口を並設した場
合に、隣接する送水口との間で各ホースが交差
したり、同じ双口送水口でもホースを接続する
際に作業者は左右に位置を変更しなければなら
ない等で作業上の支障となる。
そこで本考案では、前記した各種の問題点を改
善しうる複口送水口の提供を目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の要旨は、底面側が開口する縦長筒状の
送水口本体を有し、該底面側の開口が送水配管と
接続される送水出口を形成すると共に、前記送水
口本体の一方側面には同一方向へ平行状に開口さ
れる複数の各送水入口が上下に並設され、該送水
入口には給水ホースが着脱される連結構造部と、
常時は閉鎖され給水圧によつて流路を開放する弁
構造部が装着されて成る複口送水口である。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。複口送水口(本実施例では双口すなわち送水
出口が2個ある)の主要部を構成し、埋込型と自
立型に共用できる共通ユニツト1は、第1図のよ
うに底面側が開口する縦長円筒状の送水口本体2
を有している。該送水口本体2は開口部が送水出
口3を形成し、当該開口部の内周面にはメネジ4
が刻設されていると共に、外周には環状溝5が設
けられている。前記送水口本体2の一方側面に
は、該送水口本体2の長手方向に沿つた軸線方向
と直交する態様で、各送水入口6,7が所定間隔
で配設されており、当該送水入口6,7部分には
内方に環状弁座8,9を突設した円筒状の弁座金
具10,11が螺着されている。該弁座金具1
0,11の一方は送水口本体2内に突設し、の中
間筒部には通口12,13が各々穿設されている
と共に、先端側にはフランジ付円板状のバネ受け
板14,15が螺着されている。また送水口本体
2内に突設した弁座金具10,11内には、一端
が前記バネ受け板14,15に摺動可能に嵌合
し、他端には前記環状弁座8,9に当接しうるシ
ートパツキング16,17が被着された弁体金具
18,19が収容され、該弁体金具18,19は
前記バネ受け板14,15に一端を係止されたコ
イルバネ20,21によつて常時はシートパツキ
ング16,17が環状弁座8,9に当接するよう
に付勢し、弁構造部が構成されている。
従つて、前記弁構造部は常時は各送水入口6,
7は閉鎖状態にあり、外部からコイルバネ20,
21の付勢力以上の水圧で給水されるとシートパ
ツキング16,17および弁体金具18,19は
後退して環状弁座8,9から離れて開放状態とな
り、各送水入口6,7から流入した水流22は前
記通口12,13を通つて送水出口3側へ流出さ
れるように作動する。
尚、前記送水口本体2における各送水入口6,
7間には仕切板23が突設され、該仕切板23に
よつて前記通口12,13から内向きに流入した
各水流が相互に干渉して水圧を低下させないよう
に遮断している。
以上の構成による共通ユニツト1は、前記した
埋込型と自立型の双方に共用されて、複口送水口
の主要部を構成するが、該共通ユニツト1に装着
される連結構造部の構成は埋込型と自立型とでは
多少異るので、次に連結構造部の構成を説明す
る。
まず第2図で示す自立型では、前記した各送水
入口6の口縁に突設された弁座金具10の端部内
周面には外ネジを有する環状の接続管24が螺着
され、該接続管24の先端フランジ部分には内周
面にシートパツキング25が圧入されて外周面に
ハンドルが突設されたホース受け金具26の一端
側が係止されており、該ホース受け金具26の他
端側の内周面には後述する給水ホースの先端に設
けられた連結金具と螺合する取付ネジ27が刻設
されて連結構造部が構成されている。
尚、送水時以外は前記ホース受け金具26には
取付ネジ27を介してキヤツプ28が被着され、
該キヤツプ28に設けられた鎖止め29と送水口
本体2側に設けられた後述する鎖止めの間を鎖で
繋着して当該キヤツプ28の脱落を防止してい
る。また、埋込型の連結構造部は前記自立型の場
合とほぼ同様の構成であるが、共通ユニツト1を
壁内に埋設すると共に、壁外に突設される連結構
造部との間に取付パネルを介在させて取着するた
めの部品を必要とする。すなわち第3図のよう
に、送水口本体2から外部へ突設された弁座金具
10と接続管24との間に中継管30と締着管3
1とが介在されている。該中継管30は一端側の
外周が前記弁座金具10の内周に螺合すると共
に、他端側の内周が前記接続管24の外周に螺合
され、当該中継管30の他端側外周に締着管31
の内周が螺合するように構成されている。そし
て、締着管31の締付けによつて弁座金具10と
締着管31の間に取付パネル32を挟着させるも
のである。尚、その他の構成は前記自立型の場合
と同様のために説明を省略すると共に、同一物は
同一符号で表示する。
次に、前記構成による自立型および埋込型の複
口送水口を設置する実施例を説明する。第4図お
よび第5図は自立型の実施例を示し、前記した共
通ユニツト1に第2図のように自立型用の連結構
造部材を装着した状態又は、建物により接近させ
て設置する場合には共通ユニツト1だけを、建物
の壁33の近傍のコンクリート地盤34中に予め
埋設させた送水配管35と基端側が接続されてい
る自立スタンド36の先端側に連結させる。その
後に連結構造部を予め取外したものには連結構造
部を再度装着し、送水時には前記キヤツプ28を
取外して代りに給水ホース37を装着する。
第6図および第7図は埋込型の実施例を示し、
複口(双口)を有する3組の送水口を横に並設さ
せたものである。前記した共通ユニツト1を3組
用意し、予め壁32内に埋設されている送水配管
38の接合端部に対して、当該共通ユニツト1を
回転させながら送水出口3側を螺着させ、壁33
から突設した弁座金具10,11の先端に取付パ
ネル32を嵌合した後、前記埋込型用の連結構造
部を取付けて締結管31の締付けによつて一体に
接続される。そして、送水時には前記キヤツプ2
8を取外して代りに給水ホース37を装着する。
(考案の効果) 前記した実施例でも明らかなとおり、本考案の
複口送水口では、少くとも連結構造部以外の部分
と連結構造部の大半が自立型と埋込型の双方に共
用することができるので部品の製造や組立および
部品の管理が容易となり、コスト低減を計ること
ができる。また、突出部分がほとんどない縦長円
筒状にした本体は自立型および埋込型のいずれの
場合にも、回転させて送水配管に接続する際に余
分なスペースを必要としないので、従来型のよう
に設置場所の制限を受けずに所望な場所に設置で
きる。しかも、給水ホースが接続される連結構造
部が近接した上下に同一方向で設けられているの
で給水ホースの装着作業を短時間で行うことがで
きると共に、当該給水ホースの交差もない。更に
は、各送水入口から流入した水流が送水口本体で
相互に干渉しにくい流路の構成であつて、水圧の
低下等も少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による複口送水口の要
部を構成する共通ユニツトの縦断面図、第2図は
同ユニツトとその送水入口に接続される自立型の
連結構造部の要部縦断面図、第3図は同じく埋込
型の要部縦断面図、第4図は本考案の自立型の複
口送水口の設置状態を示す正面図、第5図は同平
面図、第6図は本考案の埋込型の複口送水口の設
置状態を示す側面図、第7図は同正面図、第8図
は従来例による自立型の複口送水口の設置状態を
示す正面図、第9図は同平面図、第10図は従来
例による埋込型の複口送水口の設置状態を示す平
面図、第11図は同正面図である。 符号の説明、1……共通ユニツト、2……送水
口本体、3……送水出口、4……メネジ、5……
環状溝、6,7……送水入口、8,9……環状弁
座、10,11……弁座金具、12,13……通
口、14,15……バネ受け板、16,17,2
5……シートパツキング、18,19……弁体金
具、20,21……コイルバネ、22……水流、
23……仕切板、24……接続管、26……ホー
ス受け金具、27……取付ネジ、28……キヤツ
プ、29……鎖止め、30……中継管、31……
締着管、32……取付パネル、33……壁、34
……コンクリート地盤、35,38……送水配
管、36……自立スタンド、37……給水ホー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部側が開口する縦長筒状の送水口本体を有
    し、該底部側の開口が送水配管と接続される送水
    出口を形成すると共に、前記送水口本体の一方側
    面には同一方向へ平行状に開口される複数の各送
    水入口が上下に並設され、該送水入口には給水ホ
    ースが着脱される連結構造部と、常時は閉鎖され
    給水圧によつて流路を開放する弁構造部が装着さ
    れてなる複口送水口。
JP12566387U 1987-08-20 1987-08-20 Expired - Lifetime JPH0516300Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12566387U JPH0516300Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12566387U JPH0516300Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6431157U JPS6431157U (ja) 1989-02-27
JPH0516300Y2 true JPH0516300Y2 (ja) 1993-04-28

Family

ID=31376466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12566387U Expired - Lifetime JPH0516300Y2 (ja) 1987-08-20 1987-08-20

Country Status (1)

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JP (1) JPH0516300Y2 (ja)

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JPS6431157U (ja) 1989-02-27

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