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JPH05162780A - 製剤ディスペンサ内の圧力を維持する方法及び装置 - Google Patents

製剤ディスペンサ内の圧力を維持する方法及び装置

Info

Publication number
JPH05162780A
JPH05162780A JP3091799A JP9179991A JPH05162780A JP H05162780 A JPH05162780 A JP H05162780A JP 3091799 A JP3091799 A JP 3091799A JP 9179991 A JP9179991 A JP 9179991A JP H05162780 A JPH05162780 A JP H05162780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
formulation
gas
bag
reactant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3091799A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael J Moran
ジェイ.モラン マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CCL Industries Inc
Original Assignee
CCL Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/470,911 external-priority patent/US5035351A/en
Application filed by CCL Industries Inc filed Critical CCL Industries Inc
Publication of JPH05162780A publication Critical patent/JPH05162780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/60Contents and propellant separated
    • B65D83/62Contents and propellant separated by membrane, bag, or the like
    • B65D83/625Contents and propellant separated by membrane, bag, or the like the propellant being generated by a chemical or electrochemical reaction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 ディスペンサは、製剤バッグ202ならび
に、製剤バッグとディスペンサの壁203の間の空間に
より作り出されたチャンバ204内に送り出し圧力を生
成するためのシステムを含んでいる。製剤バッグに製剤
を充てんするという行為により初期送出し圧力が打ち立
てられる。チャンバ内の圧力調節器208が、各スプレ
ーダウン後に送り出し圧力を再度打ち立てる。 【効果】 バッグ構成内の製品は、使用後にディスペン
サ内に残る製剤の量の減少という点で、吐出を改善して
いる。同様に、送り出しシステム内の出発圧力を決める
のはバッグシステム内のほとんどの製品の場合のように
加圧ガスではなく充てん材であることから、約70%以
上の缶充てんを可能にするという点で、既知のバッグシ
ステム内の製品に比べ利点を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製剤を送り出し、製剤
ディスペンサ内の圧力を維持するための方法及び装置に
関する。特に、送り出し容器内の圧力が製剤の送り出し
により減少した時点で、圧力調節システムがディスペン
サ内の圧力を自動的に再生成し製剤を送り出すために充
分な圧力を再度打ち立てる。さらに、本発明は、ディス
ペンサ内に製剤収納バッグと圧力調節システムが配置さ
れ、圧力調節システムはバッグ内への製剤の充てんによ
り活化されることを特徴とする独自の方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、イソブタン等の炭化水素又はデュ
ポン社が製造しているフレオン(FREON)冷媒等の
過フッ化炭化水素又はその他の推進剤手段を用いている
又は用いていた従来のエーロゾルタイプのディスペンサ
に代わる物を提供すべくさまざまな努力が行なわれてき
た。さらに、地球のオゾン層の保護を含む環境問題が、
このような従来のエーロゾルタイプのディスペンサの使
用に対し制限を加えてきた。これらの問題並びにコス
ト、廃棄物及び引火性といったものを含むその他のさま
ざまな考慮事項が、さまざまな流動性ある物質の製剤を
送り出すための代替的手段を見い出すことを目的とした
多大な研究及び開発活動を促してきた。
【0003】容器の中に配置された製剤収納用バッグを
使用する製剤ディスペンサーを提供すること、及びバッ
グに圧力を加えるためバッグの外の容器内に圧力生成機
構を配設することは、すでに知られている。かくして送
り出し圧力は圧力生成機構により規定される。同様に、
送り出し圧力が中で生成されるようなエンクロージャ又
はバッグ内の圧力維持システムを具備することも知られ
ている。これらのシステムにおいては、製剤は圧力生成
用バッグの外側にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらのシステムは両
方共欠点を有している。製剤が1つのバッグ内に入って
いるような態様では、液化ガスが使用されるのでないか
ぎり製剤を送り出した時点で容器内に初期送り出し圧力
をほぼ再生成するような制御された圧力調節は含まれて
いない。既知の圧力生成バッグは製剤送り出し効率すな
わち圧力生成バッグによって容器内に捕獲されているた
めに残留してしまう製剤の量に関し制限を有している。
両方のシステムは同様に、初期送り出し圧力を提供する
ためディスペンサを活化させるのに追加の段階を必要と
するという欠点ももっている。さらに、望ましい初期圧
力に送り出し圧力を設定する上での問題もある。その
上、このような圧力生成バッグのための圧力維持システ
ムにおいては、大ざっぱに言うと、1つの反応物質の第
2の反応物質への定期的放出が圧力生成バッグ内の圧力
を維持する一方で、このバッグ内の送り出し圧力は経時
的に測定した場合複数のピークと谷部を示す。従って圧
力は送り出しプロセス中つねにほぼ一定の圧力値に調節
されているわけではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧力生成チャ
ンバ内で生成される圧力を介して圧力下に製剤を維持す
るような先行技術に基づく送り出しシステムの欠点を克
服するものである。本発明は、ディスペンサ内の圧力を
ほぼ一定に維持する改良型圧力調節システムを用い、製
剤の最後の部分が送り出されるように閉鎖されたバッグ
の中に含まれている製剤をとり囲むか又は製剤内に配置
された圧力生成バッグ又は膨張式パウチ内に改良型圧力
調節システムを設置することによって、これらの欠点を
克服する。
【0006】本発明は同様に、独自の製剤収納バッグつ
まり「製剤バッグ」形態ならびに、送り出し容器が充て
んされるにつれて圧力調節システムと相互作用するよう
この製剤バッグを利用する方法も提供する。本発明の一
実施態様においては、製剤バッグと圧力調節システムの
間の関係は、製剤バッグに製剤が充てんされた時点で製
剤を送り出すための初期圧力が設定されるというもので
ある。さらに、一定の与えられた容器のための初期圧力
は製剤充てん量によって決定される。
【0007】容器内に配置された圧力調節機構は、製剤
が製剤バッグ内に導入されるまで活化されない。従っ
て、圧力調節機構及び製剤バッグを含む閉鎖されたディ
スペンサは、圧力調節システムに損傷を与えたり製剤バ
ッグの無菌性を損なったりすることなく、専用ディスペ
ンサ生産組立て部域から転送し異なる充てん場所に移動
させることが可能である。
【0008】本発明は同様に、製剤ディスペンサ内の圧
力を再生成するための独自のシステムも提供している。
このシステムは先行技術に基づく既知のものほど複雑で
はない。さらに、このシステムは、製剤が容器から送り
出された後に再生成される圧力は製剤ディスペンサの初
期のつまり出発圧力とほぼ等しいものになるという高レ
ベルの保証を提供してくれる。
【0009】さらに、本発明に従うと、この圧力調節シ
ステムは、製剤送り出し圧力の損失又は製剤送り出しの
中断を防ぎながら製剤ディスペンサの方向性の制約なく
製剤を送り出せるように構成することができる。本発明
のもう1つの実施態様に従うと、圧力調節機構は圧力生
成バッグ内に配置されている。圧力生成バッグ内に初期
圧力が打ち立てられた後、この圧力は、圧力生成バッグ
が露出される容器から製剤が送り出されるにつれて、再
生成される。
【0010】本発明の第1の実施態様に基づく、圧力を
生成しこの圧力をほぼ制御するための装置は、製剤保持
チャンバを含み、さらには第1の反応物質が中に配置さ
れたガス生成チャンバを含んでいる。この装置は同様
に、ガス生成チャンバ内に配置されしかも少なくとも一
部分に透過性ある開口部を有する壁つき構造を含むエン
クロージャも含んでいる。さらにこの装置は、エンクロ
ージャ内に配置された第2の反応物質及びエンクロージ
ャ内に配置された第1のガスを含み、この第2の反応物
質は第1のガス及び透過性開口部の間に配置されてい
る。第1及び第2の反応物質は、その組合せによる生成
物が結果としてガスを生成するように選択される。この
実施態様に基づく装置においては、透過性開口部のサイ
ズは、圧力平衡において(つまり第2のエンクロージャ
内の圧力がこのエンクロージャをとり囲むガス生成チャ
ンバ内の圧力とほぼ等しい所で)、第2の反応物質の表
面張力が、透過性開口部を通ってエンクロージャをとり
囲むガス生成チャンバ内への反応物質の流れを阻止する
ようなものである。
【0011】本発明の方法に従うと、製剤送り出し容器
内で圧力は、アパーチャを含む中空体の中に第1の反応
物質を配置することにより制御される。この中空体はガ
ス生成チャンバ内にも配置される。中空体の中の初期圧
力よりも大きい起動圧力がガス生成チャンバ内で生成さ
れ、かくして圧力平衡が打ち立てられるまでガスがアパ
ーチャを通して中空体の中に入ることになる。平衡点に
おいて、中空体内及びガス生成チャンバ内の圧力はほぼ
等しい。ガス生成チャンバ内の圧力が平衡圧力以下に降
下した時点で、第2の反応物質は中空体から外に押し出
される(つまり中空体から放出される)。(中空体から
押し出された)第2の反応物質と(ガス生成チャンバ内
に配置された)第1の反応物質との反応の生成物として
形成されたガスにより、ガス生成チャンバ内には、補償
圧力が作り出される。
【0012】本発明のもう1つの実施態様に従うと、ガ
ス生成チャンバ内の圧力を調節又は制御するためのシス
テムは、第1の反応物質並びに、プラスチックで作られ
ていてもよくかつ中空の部分を有している管状体を含む
圧力調節機構を含んでいる。第2の反応物質及びガス
は、中空部分の中に配置され、管状体のいずれかの端部
には一方向にのみ流れるようにする逆止弁が配置されて
いる。一方の(第1の)逆止弁は、管状体をとり囲む圧
力が中空部分内のガスの圧力を上回る場合に管状体の片
端がガスを収容できるように配置されており、もう一方
の(第2の)逆止弁は、中空部分内の圧力が管状体をと
り囲む圧力を上回った場合第2の反応物質をガス生成チ
ャンバ内に放出することができる。これら2つの逆止弁
は両方共一方向弁である。従って、いかなるガスも反応
物質も第1の逆止弁から漏出せず、又いかなるガスも液
体も第2の逆止弁を通して中空部分内に進入しない。
【0013】本発明のさらにもう1つの実施態様による
と、圧力を調節するためのシステムは、中空部分と中実
ステム部分とを伴うプラスチック製の1つの管状体を含
んでいる。液体反応物質及びガスは、管の中空部分に配
置されている。管の中空部分には1個又は複数の穴が具
備され、かくして管の内部領域と管が中に配置されてい
る部域の間に透過性のアクセスが提供される。アパーチ
ャのサイズ及び液体反応物質のタイプは、透過性穴にお
ける液体反応物質の表面張力が、圧力平衡が存在する時
点で、つまり管内の圧力が管の外部圧力と等しい時点
で、管をとり囲む領域内に液体反応物質が流れ込むのを
阻止するように、選択される。例えば、管内の反応物質
がクエン酸の50%溶液である場合、約0.3mmのア
パーチャが満足のいく結果を与えることになる。
【0014】本発明のさらにもう1つの実施態様による
と、中空部分は、ディスペンサの方向性の如何に関わら
ずこの中空部分内に配置された反応物質がつねに透過性
の開口部と同様に中空部材内に封じ込められているガス
の間にあることを保証するための分離用手段を含んでい
てもよい。この分離用手段は、膜、好ましくは球形をし
た可動シール又は強磁性流体といった障壁液体を含んで
いてもい。
【0015】本発明のさらにもう1つの実施態様による
と、管状体には、管状体の内部とガス生成チャンバの間
の圧力平衡をほぼ維持するために、液体反応物質及びガ
スが通過する1個又は複数の貫通開口部をもつ結合され
たエラストマフィルムで被覆された一方の端部ならびに
閉鎖されたもう一方の端部が具備されていてもよい。
【0016】本発明のさらにもう1つの実施態様に従う
と、製剤保持チャンバには、容器内に配置された製剤バ
ッグが含まれており、この製剤バッグはガス生成チャン
バ内に置かれている。容器システムのための初期送り出
し圧力は、製剤バッグを充てんする行為によって打ちた
てられる。
【0017】本発明のさらにもう1つの実施態様に従う
と、ガス生成チャンバは、ディスペンサ容器内に置かれ
た圧力生成バッグ又は膨張式パウチを構成し、圧力生成
バッグの外壁は容器内の製剤に対し圧力を加える。初期
送り出し圧力は、圧力生成バッグ内の圧力生成機構を活
化させることにより打ち立てられる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明に基づく送り出しシステムの
構成を示している。製剤保持チャンバは、容器の壁20
3内に配置されたガセット付き底面を有する製剤バッグ
202である。製剤バッグ202の外部及び容器壁20
3により閉ざされている部域により、ガス生成チャンバ
204が構成される。重炭酸ナトリウム等の第1の反応
物質207がガス生成チャンバ204内の容器の底面に
配置され、圧力調節機構208も同様にガス生成チャン
バ内に配置される。この圧力調節機構208には、上部
空間内のガス及びクエン酸等の液体反応物質であること
も考えられる第2の反応物質209が含まれている。一
実施例においては、圧力調節機構は、いずれかの端部に
配置された逆止弁210を有する中空管である。第2の
反応物質209が第1の反応物質207と組み合わさる
と、ガス生成チャンバ204内にガスが生成される。圧
力調節機構システム208は、管の外側の圧力が管の内
側の圧力を上回ったとき、圧力平衡が打ち立てられるま
で管内にガスが入るように設計されている。上部空き高
は、管の内側の圧力が管の外側の圧力を上回った場合、
上部空間内のガスが管からガス生成チャンバ204内に
第2の液体反応物質209を押し入れ第1の反応物質2
07と反応させるように具備されている。かくして、ガ
ス生成チャンバ内にガスが生成され、管の内側の圧力と
管をとり囲む圧力の間の圧力平衡が再度打ち立てられ
る。ガス生成チャンバ204内で生成された圧力は、製
剤バッグ202を圧力下に置き、かくしてバッグ202
内に配置された製剤をも圧力下に置く。従って、弁20
1が製剤を送り出すべく活化されると、製剤はガス生成
チャンバ内で生成された圧力の下で容器から送り出され
る。
【0019】好ましくは第1の反応物質として重炭酸ナ
トリウム、第2の反応物質としてクエン酸が用いられる
ものの、その他の反応物質を用いることも可能である。
同様に、反応物質の溶液及びスラリーを用いることも可
能であり、望ましい場合には反応物質を相互に交換する
ことも可能である。
【0020】以下に、圧力調節機構システム208につ
いて詳述する。ただし、管は、製剤バッグ内に配置され
た製剤全てを送り出す間中ほぼ一定の送り出し圧力を維
持すべく第1の反応物質207と反応するような形で設
計されている。送り出しシステムの初期圧力は、製剤バ
ッグが充てんされた時点で設定される。製剤がバッグ内
に入るにつれて、バッグの体積は膨張し、かくしてガス
生成チャンバの体積が減少するとともにこのチャンバ内
の圧力が増大することになる。チャンバの圧力増加は反
対に圧力調節機構208内のガス圧の増大という結果を
もたらす。製剤バッグに製剤が充てんされたとき、ガス
生成チャンバ204内には特定の圧力が設定されている
ことになり、この機構の内部圧力と外部圧力の間の平衡
が打ち立てられるにつれて圧力調節機構208内でも一
定の圧力が設定されることになる。初期圧力は、一定の
与えられた缶サイズに関連した製剤充てん量に従って決
定される。このとき、ガス生成チャンバ内の圧力が製剤
の排出ならびに付随するガス生成チャンバの体積膨張の
ために降下する場合にはつねに、圧力調節機構は、第1
の反応物質207と混合しガス生成チャンバ内に当初装
荷された圧力を再度打ち立てるべく圧力を再生成するよ
うに、第2の液体反応物質209を幾分か排出させる。
従って、製剤バッグを充てんする行為は圧力調節システ
ムを活化し、それを送り出し圧力まで装荷する。圧力調
節システムはさらに、容器から製剤を送り出す間の送り
出し圧力を制御する。
【0021】図1及び図2に示されているように、製剤
バッグはガセット付き端部211を有し、容器のサイズ
に応じて予め定められた長さである。さらに限定的にい
うと、製剤バッグ202は、バッグ内の製剤の存在がガ
セット211のベース213を、ドーム形でありうる容
器200の底面212と接触させることになるような長
さを有する。このガセットは、製剤がバッグ内にあると
き弁201とバッグの間のシール上の不当な力を防止す
るのに役立つ。さらに、ガセットは一定の与えられた缶
サイズに対するバッグ充てん容量を改善する。好ましく
は、ガセット211の高さ(バッグの底面とガセットの
内側シールとの間の距離)は、容器の直径の約2分の1
にわたり延びている。
【0022】図2に示されているように、好ましくは、
製剤バッグの側壁に沿ってフィンシール215が配置さ
れている。バッグの上面又は底面から離してフィンシー
ルを設置することにより、一定の与えられた缶サイズに
対してより多くの製剤をバッグ内に入れることができ
る。その上、バッグの底面のフィンシールを削除するこ
とにより、底面をガセット付きにし結果として上述の利
点を得ることができる。
【0023】図3(A)及び(B)はそれぞれ、インサ
ートが圧力調節機構を含んでいるような送り出し容器の
ためのインサートの製造方法を示している。図3(A)
は製剤バッグ308及び圧力調節機構208を図示して
いる。圧力調節機構を製剤バッグ308の一方の側縁部
に沿って置くことができ、図3(B)に示されているよ
うに手段309(例えば接着性のスポット又はテープ)
によって最初拘束されている管状構造を製造するよう図
示されているような方向301にバッグを巻き上げるこ
とができる。かくしてインサート310は送り出し容器
組立てラインに沿ってディスペンサ容器内に容易に挿入
されうる。
【0024】挿入ステーションを通過してディスペンサ
容器が導かれ、次にインサートはディスペンサの中に置
かれ、その後このディスペンサを密封することができ
る。その後、製剤が弁306を通して製剤バッグ308
内に注入される。充てん作業において弁306を通して
バッグ308内に製剤を置くことにより、バッグがより
多くの製剤を収容すべく膨張するように、拘束手段30
9が解放されることになる。上述のように、バッグの充
てんの結果、圧力維持システムが活化される。
【0025】インサートを構成するにあたっては、圧力
調節機構は、製剤バッグの側縁部に沿って配置されるこ
とに制眼されているわけではない。バッグは同様に機構
のまわりに巻き上げられる必要もない。その代りにこの
機構は、アコーデオン様の形状に圧縮されることになる
バッグの一部分にとりつけられてもよい。さらに、バッ
グと圧力調節機構とをディスペンサ内に別々に挿入する
ことも可能であり、これらは相互にとりつけられる必要
はない。このような状況の下では、圧力調節機構はディ
スク形で、バッグを挿入する前に容器の底面内に挿入さ
れることが可能である。このような構成は図9に示さ
れ、以下でより詳しく記述される。
【0026】製剤バッグが充てんされるまで圧力調節シ
ステムが活化されないという事実は、数多くの出荷オプ
ションを可能にする。第1に、製剤が入って完成した製
剤ディスペンサを出荷することができ、この形で送り出
し圧力はすでに決定されている。もう1つのオプション
は、圧力調節システムを設置した状態で、ただし製剤無
しで、容器を出荷することである。製剤を後で付加した
時点で、送り出し圧力が設定される。もう1つの代替案
は、図3(A)及び(B)のインサートであるバッグ/
圧力調節機構を出荷することである。このインサートは
この場合、後で容器内に入れることができる。もう1つ
の代替案としては、圧力調節機構を別々に出荷すること
ができる。
【0027】本発明の変形実施態様は、圧力生成バッグ
の内部に圧力調節機構が置かれた状態で、圧力生成チャ
ンバとして圧力生成バッグを用いる。
【0028】図10は、送り出すべき製剤を含む標準的
な容器の形態を図示している。ガス生成チャンバは、容
器又はエーロゾルディスペンサ1000の中に挿入され
ている膨張可能なパウチ1001である。圧力調節機構
1002及び第1の反応物質1003がこの膨張式パウ
チ1001の中に配置されている。圧力調節部材につい
ては、図4〜図8に関連して、さらに詳細に記述する。
【0029】一般に、膨張式パウチ1001は、組立て
プロセス中に容器内に挿入される。このパウチは、パウ
チ1001内に初期圧力を生成させる予備活化プロセス
を受ける。製剤ディスペンサ内に出発圧力平衡を生成す
るためのスタータとして作用するような活性化剤又は炸
薬を具備することが好ましい。図示されている圧力調節
機構には、中空部分1002Aと中実ステム部分100
2Bを有する管部材が含まれている。ガス及び液体反応
物質が中空部分1002内に配置されている。パウチが
初期つまり第1の圧力まで予備活化されると、この第1
の圧力は一般に中空部分1002A内のガスの圧力を上
回る。管1002内の透過性開口部1005のため、膨
張性パウチ1001からのガスは開口部1005に浸透
し中空管部材1002Aの内側と外側の間に圧力平衡を
打ち立てる。このとき製剤1004を容器内に配置する
ことができる。最終的圧力平衡(例えば0.345MP
a(50psi))に達した時点で、これは、初期の予
め定められた送り出し圧力に一致する。容器から製剤が
送り出されると、膨張式パウチ又はバッグ1001内の
圧力は減少する。この時点ではもはや、中空部材100
2A内の圧力とパウチ1001内の圧力の間には平衡は
ない。管1002A内の圧力はパウチ1001内の圧力
よりも高い。従って、圧力差のために、管内のガスはア
パーチャ又は開口部1005における液体反応物質の表
面張力に打ち克ち、液体反応物質を中空管1002Aか
らパウチ100内へと押し出す。この液体反応物質は溶
液1002と混合してパウチ内に圧力を再生成する。
【0030】パウチ内に圧力が生成されるにつれて、パ
ウチは初期送り出し圧力に近づく。ガス生成は、缶内の
圧力が管内の圧力以上になるまで続く。反応物質の混合
ひいてはガス生成は瞬間的なものではないため、幾分か
の超過は起こり得る。しかしながら開口部のサイズを適
切に選択し、化学反応物質を適切に選択することにより
(これら全てについて以下に記述する)、圧力をほぼ初
期送り出し圧力まで戻すことが可能である。従って、送
り出しが行なわれる毎に、本発明に基づく装置は、製剤
内の圧力再生成をひき起こし、製剤ディスペンサ内の圧
力を初期又は出発送り出し圧力まで戻すことになる。以
下の記述には、出発又は初期送り出し圧力を再生成する
ため本発明に従って用いることのできる装置の例が含ま
れている。
【0031】圧力調節機構の数多くの実施態様の詳細に
ついてここで、図4〜図8を参考にして記述する。図4
(A)は、本発明の送り出しシステム内で用いられるべ
き圧力調節機構の第1の実施例を示している。この圧力
調節機構400は、管404の端部に配置された逆止弁
401及び401′(これらは一方向弁である)をもつ
中空管状部材404を含んでいる。逆止弁401は、ガ
スがこの弁の側壁に沿って中空管404内に入り、中空
管チャンバ403の上部空間又はガス部分の中に入るこ
とができるように方向づけされている。これは、上述の
とおり、圧力調節機構400の外側の圧力が圧力調節機
構内の圧力を上回った時点で起こり、圧力平衡状態が打
ち立てられるまで続き、この時点では圧力生成システム
400内へのガスの流入は全く無い。
【0032】もう1つの逆止弁401′は、管404の
内部圧力が管の外部圧力を上回ったとき、上部空間内の
ガスが液体反応物質を管から押し出すように、中空管内
で方向づけされている。しかしながら、弁401′を通
していかなる反応物質もガスも管内に入ることができな
い。これら2つの1方向弁401及び401′は、送り
出し容器の圧力生成チャンバと合わさって圧力調節シス
テムを構成する管、上部空間ガスおよび反応物質と共
に、真の圧力フィードバックシステムを構成する。特
に、圧力調節システムが、ガス生成チャンバ内の初期圧
力を打ち立てる製剤バッグの充てんによりひとたび装荷
されると、圧力調節管はガス生成チャンバと圧力平衡を
打ち立てた時点でその初期圧力状態に達する。製剤が送
り出されると、ガス生成チャンバ内の圧力は体積の膨張
のために減少し、圧力変化の結果上部空間内のガスは液
体反応物質402を管からガス生成チャンバ内に押しや
り、送り出しチャンバ内で第1の反応物質と結合させ
る。2つの反応物質は結合してガスを生成し、ガス生成
チャンバ内のガス圧力は増大する。管から放出される液
体反応物質流量は適切な調節により、ガス生成チャンバ
内のガス生成を制御し圧力維持システムの初期圧力を再
度打ち立てることが可能である。ガス生成の制御は、2
つの反応物質の濃度や逆止弁のジュロメータヒステリン
ス特性に影響を及ぼす逆止弁形状等の数多くの要因によ
って左右される。従ってガス生成チャンバは初期圧力を
回復することになり、製剤バッグ内の製剤は、幾分かの
製剤が送り出された後でも当初充てんされたときとほぼ
同じ圧力下にある。この作業は、全ての製剤がバッグか
ら送り出されるまで続く。
【0033】上述の形態の圧力調節機構は、直立位置と
の関係において広範囲の送り出し容器方向性にわたって
作動できる。しかしながら、ガス403と液体402の
間に低摩擦の気密性ある可動シール405を含み入れる
ことにより、装置は性能の劣化無く、考えられるあらゆ
る方向性で作動できるようになる。
【0034】図4(B)は、図4(A)の逆止弁と同じ
結果を達成するため異なる技術を用いるもう1つの圧力
調節機構を示している。図4(B)の配置において、逆
止弁は薄いフィルム形態で置き換えられている。特に、
弁401は、管の第1の端部上に配置された第1のエラ
ストマフィルム401A及びこの第1のエラストマフィ
ルムの上に配置された第1の半剛性フィルム401Bに
よって置換される。第1の半剛性フィルム及び第1のエ
ラストマフィルムには1個又は複数の穴が貫通してい
る。休止時において、エラストマフィルム内の穴は、フ
ィルムの弾性及び穴の穿孔性によって閉じられている。
弁401′を置換する管の第2の端部には、この端部上
の半剛性フィルム401′Bならびに半剛性フィルム上
の第2のエラストマフィルム401′Aがある。これら
2枚のフィルムを通して1個又は複数の穴があけられて
おり、同じ休止時の状態が結果として得られている。
【0035】半剛性フィルムは、結びつけられたエラス
トマフィルムが加えられた圧力の結果として動くことの
できる方向を規定する。第1の端部において、第1の半
剛性フィルムは、ガス生成チャンバ内の圧力が管内の圧
力を上回る圧力差に対して第1のエラストマフィルムが
応答性をもち得るようにしている。この条件下で、第1
の半剛性フィルム及び第1のエラストマフィルムの穴は
開放され、圧力平衡が打ち立てられるまでガスは管内に
入る。しかしながら、管内の圧力が管外の圧力を上回っ
た場合、第1の半剛性フィルムは、第1のエラストマフ
ィルムの動きを防ぎ、従ってこのエラストマフィルム内
の貫通穴の開口を防ぐような裏当てとして作用する。従
って、この形態は逆止弁401に相応する。
【0036】第2の半剛性フィルム及び第2のエラスト
マフィルムは、弁401′の機能を果たすのに同じ原理
を用いる。特に、管内の圧力がガス生成チャンバ内の圧
力より大きい場合、第2のエラストマフィルムは外方へ
膨張し、貫通孔を開き、かくして反応物質402はガス
生成チャンバ内に放出される。管外の圧力が管内の圧力
を上回ったとき、第2の半剛性フィルムは第2のエラス
トマフィルムの動きを妨げ、かくしてこのフィルム内の
貫通穴の開口を防ぐ。
【0037】要約すると、図4(B)の半剛性/エラス
トマフィルムの構成は、図4(A)の逆止弁401及び
401′と類似している。第1実施例の各実施態様につ
いて、ガス及び液体反応物質の間の可動プラグは、45
℃の融点をもつ鉱油で作られたグリースプラグであって
よい。
【0038】上部空間と液体反応物質との比率が重要で
あるということが見極められた。同様に、上部空間と液
体反応物質との比率は、缶のエアスペースと製剤充てん
との比率に相関されるべきであることも確認された。例
えば、1本の缶内の全体積が295ccとする。このよ
うな缶内の70%の製剤充てんは、約200ccであ
る。このような実施態様において、合計約8.5ccの
体積をもつ圧力調節機構が圧力調節のために有効である
ことがわかった。この体積のうち、好ましくは2ccか
ら4ccの上部空間で適当な圧力調節が達成される。こ
のような圧力調節機構においては、4.5ccが液体反
応物質で3ccが上部空間ガスで1ccが可動プラグ用
である場合に、最適な結果が達成される。一般に、上部
空間と液体反応物質との比率は、缶内のエアスペースと
製剤充てんとの比率にほぼ等しくなるべきであるという
ことがわかっている。
【0039】図5は、本発明に基づく装置内の圧力調節
機構208のもう1つの実施例を示している。この実施
例には、1個又は複数の透過性開口部つまりアパーチャ
513を含む中空部分511を有する管状構造が含まれ
ている。開口部の数は、中空部分511内に配置された
第2の反応物質512の速度によって異なり、標準的に
は1〜4個である。機構508のこの部分にはガスも配
置されている。第2の反応物質512及びアパーチャの
サイズは、管外の圧力が管の中空部分の内部圧力に等し
い圧力平衡において、液体が垂直平面との関係における
管の方向性の如何に関わらず管から外に流出しないよう
に、選択される。アパーチャ513が、圧力調節機構5
08が挿入されるガス生成チャンバ内に配置された第1
の反応物質より上にとどまるように、ステム部分12が
具備されている。第1の反応物質からアパーチャを離隔
させることによって、そのような圧力条件が存在する場
合に圧力生成チャンバから管内へ液体が流入することが
妨げられ、管外の圧力が管内の圧力を上回った場合にガ
スが管内に流入することだけが可能となる。第2の反応
物質512及びガスは、ガスが(中空部分へとアパーチ
ャに浸透するにつれて)第2の反応物質を通してろ過し
圧力平衡に近づくように選択される。管の中空部分は、
7〜12ミリメートルの内径を有していてよい。管の壁
は、例えばポリエチレン又はポリプロピレンといった経
済的なあらゆる非反応性物質で構成されていてよい。ア
パーチャ又は透過性開口部として1個〜4個の穴を具備
してよく、各々の穴は標準的な反応物質について約0.
3ミリメートルの直径を有している。第2の反応物質5
12は、クエン酸の50%溶液で構成されていてよい。
【0040】上述のように、製剤バッグを充てんすると
いう行為により、例えば0.345MPa(50psi
g)といった出発圧力平衡が製剤ディスペンサ内に作り
出される。製剤を送り出すために製剤ディスペンサが活
化されると、標準的に、ガス生成チャンバ内で例えば
0.310MPa(45psig)といった低圧まで
「スプレーダウン」が起こる。この時点で、中空管部材
内部のガスは約0.345MPa(50psig)の圧
力下にあり、これは約0.310MPa(45psi
g)というガス生成チャンバ内の圧力を上回る。従って
圧力平衡を再度打ち立てようとして、管内のガスはその
圧力を管内の第2の反応物質512に加える。圧力差
は、アパーチャ又は透過性開口部513に関し、反応物
質の表面張力に打ち克っている。第2の反応物質512
は、ガス生成チャンバ内の第1の反応物質内に計量供給
される。2つの反応物質の混合時点で、ガスが形成さ
れ、かくして、新しい平衡が中空管内に打ち立てられた
時標準的に0.331MPa(48psig)〜0.3
59MPa(52psig)までの圧力をガス生成チャ
ンバ内に再度生成する。従って、ガス生成チャンバ内に
送り出し圧力が再度打ち立てられる。充分な液体反応物
質が中空管部材内に提供されるかぎり、この圧力調節シ
ステムは、送り出しが行なわれる毎に、全ての製剤が製
剤パウチから送り出されるまで、初期送り出し圧力をほ
ぼ再度打ち立てることができることになる。
【0041】図6は、管のアパーチャが薄いフィルムの
技術によって置換えられているような、図5の実施例の
もう1つの配置を示している。特に、管の上端は半剛性
フィルム601により密封されている。このシールは、
例えばヒートシールされても、超音波溶接されても、或
いは又レーザ溶接されてもよい。しかし、その他のシー
ルも同様に使用可能である。管の底面は、1個又は複数
の貫通穴を伴う接着されたエラストマフィルム602で
カバーされている。エラストマは、風船を作るのに用い
られるようなゴム材料であってよい。材料を穴あけする
のに針状装置が用いられる場合(穴をカットしたり焼い
たりするのでなく)、この穴は針が除去されると閉じて
しまう。この実施例は、図5の実施例と同じ要領で作用
し、さらに開口部を通しての液体613又はガス603
の通過をより高レベルまで制御することができるという
利点も有している。ゴムの硬さ、ゴムの厚み及び穴あけ
針のサイズは、装置に組み込まれるヒステリシスの量を
制御する要因である。その結果、膜が液体又はガスを通
すのに充分伸びる前に膜を通しての或る程度の圧力差が
必要となる。伸びていない条件の下では、穴は閉じる。
このやり方によって、装置はは、衝撃及び振動ならびに
温度サイクルに対してさほど敏感でなくなる。
【0042】図5及び図6の構成は、水平から90度の
方向づけから、水平から約5度の方向づけに至るまで作
動可能である。しかし、送り出し中に逆転すべく容器が
さかさまになっている場合、管のガスは透過性開口部と
接触し、液体反応物質は、アパーチャから外れて管の端
部に配置されることになる。このような場合、管内の圧
力が管外の圧力を上回ったとき、スプレーダウンにおい
てと同様に、管内のガスは、圧力平衡を打ち立てようと
して透過性開口部から外に浸み出す。いかなる液体反応
物質も管から外に押し出されない。その結果、装置は、
初期又は出発送り出し圧力を再度生成することができな
い可能性がある。
【0043】ディスペンサが「スプレーダウン」中にさ
まざまな方向性に移動されうるという可能性を補償する
目的で、図4(A),(B)、図7及び図8の配置は、
容器の方向性の如何に関わらず透過性開口部とガスが直
接接触するのを妨げるような、基本形態に対する変形態
様である第3実施例を示している。
【0044】図4(A)及び(B)においては、オプシ
ョンであることを示すべく破線で球形プラグが示されて
いる。このプラグは、管の内部円周に沿ってしっかりと
はめ込まれているものの移動できるような形で設計され
ている。従ってこのプラグはつねに、第2の反応物質を
放出する管の端部すなわち逆止弁401′及び端部42
0の貫通穴と接触するべく方向づけされた形に第2の反
応物質を維持する。
【0045】図7は、容器のあらゆる方向性において液
体を送り出すための手段を含むもう1つの圧力調節機構
を示している。この実施例においては、強磁性流体71
2といった適当な表面張力又は磁気特性をもつ非混和性
液が第1の液体反応物質713の上部に付加される。そ
の結果第2の反応物質は、管の方向性の如何にかかわら
ずつねに管の同じ端部に保たれる。このときガスは反応
物質液及び非混和性液を通して泡立ち、液体の上面の気
泡と合流して、ガス生成チャンバ内の圧力が中空管内の
圧力より大きいときディスペンサの方向性の如何にかか
わらず圧力平衡を打ち立てる。ガス及び非混和性液は、
容器内の管の方向性及び容器の方向性の如何に関わら
ず、管内の圧力がガス生成チャンバの圧力を上回ったと
きアパーチャ又は透過性開口部を通して第2の反応物質
を押し出すためこの反応物質に対して圧力を与える。
【0046】図8は、容器の自由な動作を可能にすると
いう同じ効果を生み出すことのできるような、システム
の変更のためのさらにもう1つの形態を示している。こ
の実施例に従うと、管は、第2の反応物質の表面張力の
効果を最大限にするべく図8に示された断面を備えて形
成されている。第2の反応物質の表面張力を最大にする
ことによって、この断面構成は反応物質を管の片端に保
つ傾向をもつ。しかしながら、この構成はそれでもなお
反応物質及び管を通って大きな気泡の部分内へと小さい
気泡が通過できるようにしている。その結果、大きな気
泡の部分は、容器の方向性の如何に関わらず、第2の反
応物質によりアパーチャ又は透過性開口部から離隔され
た状態にとどまる。
【0047】図9は、本発明に基づくもう1つの圧力調
節機構を含むもう1つの送り出し容器の形態である第4
実施例を示す。容器900は製剤バッグ904及び圧力
調節機構902を含んでいる。さらに、空間903はガ
ス生成チャンバを構成する。この形態において、圧力調
節機構902は容器の底面に配置され、ディスク形をし
ている。このディスクは、エラストマフィルム膜902
3で分離された2つのチャンバ9021及び9022に
分割される。逆止弁901及び901′は、上述の逆止
弁401及び401′と同じやり方で作動する。しか
し、この配置においては、膜9023は球形プラグ40
5に置換している。特に、チャンバ2021内の圧力が
ガス生成チャンバ内の圧力を上回る場合、膜は第2の反
応物質906に対して力を加え、かくして弁901を通
してガス生成チャンバ内に反応物質を放出する。このと
き、前述の実施例の場合と同様に、第2の反応物質は第
1の反応物質と結合してガスを生成し、かくしてガス生
成チャンバ内の圧力を圧力平衡に近づくよう調整する。
同様に、チャンバ9021内の圧力がガス生成チャンバ
内の圧力よりも低い場合、ガスは弁901を介してこの
チャンバ内に押し込まれ圧力平衡を打ち立てる。従っ
て、この構成は、機構のディスク形状及び膜の使用によ
り図4(A)及び(B)の構成と異なるものの、作動は
これらの図に示した機構の作動と類似している。
【0048】本発明は、容器から製剤を送り出すための
独自の構成を提供する。1つの実施例においては、製剤
は製剤バッグから送り出され、初期送り出し圧力が再度
打ち立てられうるように、圧力調節機構が製剤ディスペ
ンサ内の圧力を再度生成する。もう1つの構成では、圧
力調節機構は、容器内に置かれた製剤に圧力を加える圧
力生成バッグ内に設置される。これらの構成は、システ
ムの圧力を調節するための単純かつ信頼性の高い構造を
提供している。
【0049】当業者であれば、本発明の装置において異
なる反応物質溶液を用いることができるということは理
解できるはずである。さらに、アパーチャサイズ及び穴
サイズは、圧力調節機構内で用いられるべき反応物質の
表面張力又は粘度に基づいて調整可能である。さらに、
気泡のサイズ及び管自体のサイズは、製剤送り出し環境
におけるその用途に応じて変化しうる。
【0050】
【発明の効果】本発明に基づく送り出しシステムには数
多くの利点がある。本発明におけるバッグ構成内の製品
は、使用後にディスペンサ内に残る製剤の量の減少とい
う点で、吐出を改善している。本発明は同様に、送り出
しシステム内の出発圧力を決めるのはバッグシステム内
のほとんどの製品の場合のように加圧ガスではなく充て
ん材であることから、約70%以上の缶充てんを可能に
するという点で、既知のバッグシステム内の製品に比べ
利点を有する。このようなシステムのほとんどにおいて
(例えば)、出発圧力は、最終圧力を0.345MPa
(50psig)とするためにほぼ1.172MPa
(170psig)という高いものでなくてはならな
い。圧力調節システムが高い出発圧力の必要を無くして
いる本発明の送り出しシステムでは、これは不要であ
る。低い出発圧力が実現された場合、バッグシステム内
の従来の製品内に用いられたものよりも薄い缶壁を使用
することが可能となる。
【0051】本発明に基づく送り出しシステムは同様に
次のような利点を提供する。このシステムは、製剤バッ
グ内の製剤充てん量及び与えられた缶のサイズ及び製剤
バッグのサイズに応じて、出発圧力を選択する可能性を
提供する。本発明の送り出しシステムは、製剤の送り出
しにおける広い圧力範囲のために設計された特殊なユニ
ットに比べ安価でかつ詰りを起こしにくい市販のアクチ
ュエータ又は弁を用いることができる。
【0052】本発明に基づく独特の送りだしシステムの
以上のような及びその他の利点は、明細書ならびに添付
の図面に与えられている本発明の説明に基づき、当業者
には明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に従った送り出しシステムを
示す。
【図2】本発明に基づく送り出しシステム内で用いられ
るべき製剤バッグを示す。
【図3】本発明に従った送り出しシステムを提供するた
め送り出し容器内に入れるべきインサートの製剤段階を
示す。
【図4】本発明に従った送り出しシステムを提供するた
め送り出し容器内に挿入されうる圧力調節機構として異
なる弁形態を有する管状部材の一実施例の2つの配置を
示す。
【図5】本発明の装置内の管状部材のもう1つの実施例
の第1の配置の側面断面図である。
【図6】本発明の装置内の管状部材のもう1つの実施例
の第2の配置の側面断面図である。
【図7】本発明の装置内の管状部材のもう1つの実施例
の第3の配置の側面断面図である。
【図8】本発明の装置内の管状部材のいくつかの実施例
について使用可能な幾何形状の断面図である。
【図9】容器の底面に配置された圧力調節機構を示すも
う1つの送り出し容器システムの図である。
【図10】製剤を収容した標準的な送り出し容器の断面
図である。
【符号の説明】
200,900…容器 201,306…弁 202,308,904…製剤バッグ 203…容器壁 204…ガス生成チャンバ 207…第1の反応物質 208,400,1002,508,902…圧力調節
機構 209…第2の反応物質 210,401,401′…逆止弁 211…ガセット付き端部 212…容器底面 213…ベース 309…拘束手段 402…液体反応物質 403…中空管チャンバ 404…中空管状部材 511…中空部分 512…第2の反応物質 513…アパーチャ 401′ B, 601…半剛性フィルム 401′ A, 602,9023…エラストマフィル
ム 712…強磁性流体 903…空間 9021,9022…チャンバ 9023…膜 1000…エーロゾルディスペンサ 1001…膨張式パウチ 1002…管 1002A…中空部分 1002B…中実ステム部分 1004…製剤 1005…透過性開口部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス生成チャンバと、 このガス生成チャンバ内に配置された第1の反応物質
    と、 製剤保持チャンバと、 前記ガス生成チャンバ及び前記製剤保持チャンバを格納
    する容器と、 第1の反応物質を含む前記ガス生成チャンバ内へ挿入す
    るための圧力調節機構、とを具備した製剤送り出しシス
    テムであって、 前記圧力調節機構は、第1の端部及び第2の端部を有す
    る中空管状部材、前記中空管状部材内に配置された第2
    の反応物質、前記中空管状部材内に配置されたガス、前
    記中空管状部材内で初期圧力を有効化するための装入用
    機構、及び、前記中空管状部材内の圧力がこの中空管状
    部材の外部の圧力を超えた場合に前記中空管状部材から
    前記第2の反応物質を放出する出口、を含む製剤送り出
    しシステム。
  2. 【請求項2】 前記装入用機構には、前記中空管状部材
    の第1の端部に配置されこの部材の外部圧力が内部圧力
    を上回った場合にのみガスがこの部材内に入ることがで
    きるようにする第1の一方向弁が含まれていることを特
    徴とする、請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記管状部材の前記第2の端部に配置さ
    れこの部材の内部圧力が外部圧力を上回った場合にのみ
    ガスがこの部材内に入ることができるようにする第2の
    一方向弁が含まれていることを特徴とする、請求項2記
    載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の一方向弁には前記中
    空管状部材の前記第1及び第2の端部にそれぞれ配置さ
    れたエラストマプラグが含まれていることを特徴とす
    る、請求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1の一方向弁には、複数の貫通穴
    をもつ複数のフィルムが含まれ、第1のエラストマフィ
    ルムが前記管の第1の端部の上に配置され、半剛性フィ
    ルムが前記第1のエラストマフィルムの上に配置されて
    いることを特徴とする、請求項3記戴のシステム。
  6. 【請求項6】 前記第2の一方向弁には、各々第2の貫
    通穴セットをもつ第2の複数のフィルムが含まれ、第2
    の半剛性フィルムが前記部材の前記第2の端部の上に配
    置され、第2のエラストマフィルムが前記第2の半剛性
    フィルムの上に配置されていることを特徴とする、請求
    項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記第2の一方向弁には各々1組の貫通
    穴を有する複数のフィルムが含まれ、第1の半剛性フィ
    ルムが前記部材の前記第2の端部上に配置され、第1の
    エラストマフィルムが前記第1の半剛性フィルムの上に
    配置されていることを特徴とする、請求項3記載のシス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記部材の前記第1の端部はガス及び前
    記第2の反応物質を通さないように密封され、前記装入
    用機構及び前記出口は両方共前記管状部材の前記第2の
    端部に沿って複数のアパーチャを含んでいることを特徴
    とする、請求項1記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記アパーチャは、前記管状部材の構成
    体の中に形成されていることを特徴とする、請求項8記
    載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記アパーチャは、前記管状部材の前
    記第2の端部上にエラストマフィルム内の貫通穴として
    形成されていることを特徴とする、請求項9記載のシス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記第2の反応物質を前記機構の方向
    性の変化に関わらず前記管状部材の前記第2の端部と接
    触状態に維持するための手段をさらに含む、請求項1記
    載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記維持用手段は前記第2の反応物質
    と前記ガスの間に配置された非混和性液体を含むことを
    特徴とする、請求項11記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記維持用手段には、前記第2の反応
    物質と前記ガスの間に前記部材の内側円周に沿って延び
    る複数の突出部分が含まれ、かくしてこの突出部分に沿
    っての前記第2の反応物質の表面張力は前記第2の反応
    物質が前記部材内で前記ガスと相互に位置交換するのを
    防いでいることを特徴とする、請求項11記載のシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 維持用手段には、前記ガスと前記第2
    の反応物質との間に可動シールを提供する前記部材内に
    配置された球形プラグが含まれていることを特徴とす
    る、請求項11記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記製剤保持チャンバには前記容器内
    に配置された製剤バッグが含まれ、前記ガス生成チャン
    バには前記製剤バッグと前記容器の側壁の間の空間が含
    まれていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれ
    か1つに記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記中空管状部材内の前記初期圧力は
    システムのための初期送り出し圧力を打ち立てることを
    特徴とする、請求項15記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記中空管状部材内の前記初期圧力
    は、前記製剤バッグ内の一定量の製剤によって打ち立て
    られることを特徴とする、請求項16記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記ガス生成チャンバは前記容器内に
    挿入された膨張式パウチを含み、前記製剤保持チャンバ
    は、前記膨張式パウチと前記容器の側壁の間に空間を含
    んでいることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか
    1つに記載のシステム。
  19. 【請求項19】 製剤バッグを提供する段階と、 前記製剤バッグの側縁部に沿って圧力調節機構を配置す
    る段階と、 前記圧力調節機構のまわりに第1の方向に前記製剤バッ
    グを巻き上げる段階と、 シールが前記製剤バッグ内に生成された圧力に対し応答
    性をもちこの製剤バッグを解放してこのバッグが展開で
    きるようにするような形で、前記圧力調節機構のまわり
    に巻き上げられた状態でこの製剤バッグを密封する段
    階、とを具備する圧力調節式送り出し容器のためのイン
    サートを形成する方法。
  20. 【請求項20】 容器を提供する段階と、 第1の反応物質を前記容器内に挿入する段階と、 圧力調節機構、この圧力調節機構のまわりに巻き上げら
    れた製剤バッグ、この製剤バッグを前記圧力調節機構の
    まわりに巻き上げられた状態に維持する圧力応答性タ
    グ、及びこの製剤バッグに連結された送り出し用弁を含
    む特殊インサート組体を前記容器内に挿入する段階と、 前記送り出し弁の一部分が前記容器の外側に突出できる
    ようにしながら前記容器を密封する段階、とを含む圧力
    調節式送り出しシステムの組立て方法。
  21. 【請求項21】 前記圧力調節機構内の圧力を初期設定
    する段階及び前記製剤バッグに製剤を導入することによ
    って前記圧力応答性タグを解放する段階がさらに含まれ
    ることを特徴とする、請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記製剤は前記送り出し弁を介して前
    記製剤バッグ内に導入されることを特徴とする、請求項
    21記載の方法。
JP3091799A 1990-01-26 1991-01-28 製剤ディスペンサ内の圧力を維持する方法及び装置 Pending JPH05162780A (ja)

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