JPH05141893A - 熱交換器のタンク構造 - Google Patents
熱交換器のタンク構造Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0219—Arrangements for sealing end plates into casing or header box; Header box sub-elements
- F28F9/0224—Header boxes formed by sealing end plates into covers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
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- F28F9/0202—Header boxes having their inner space divided by partitions
- F28F9/0204—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions
- F28F9/0209—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions having only transversal partitions
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 タンクの長手方向中央に仕切り部を挟んで、
一対の箱状部が一体的に並列されたものにおいて、その
タンク本体の周縁部と仕切り部とを、チューブプレート
に同時に且つ確実にろう付け固定することのできるタン
ク構造を提供する。 【構成】 タンク本体3の裾部及びチューブプレート4
の周縁部に、夫々環状のフランジ部5を形成し、タンク
本体3及びチューブプレート4の夫々のフランジ部5の
縁部に、両フランジ部が接触したとき、断面が互いにV
字状に離反するように実質的に環状のリブ6を夫々一体
的に折り曲げ形成する。そして、タンク本体をチューブ
プレートに押圧状態でそれらの接触部間を互いにろう付
け固定したものである。
一対の箱状部が一体的に並列されたものにおいて、その
タンク本体の周縁部と仕切り部とを、チューブプレート
に同時に且つ確実にろう付け固定することのできるタン
ク構造を提供する。 【構成】 タンク本体3の裾部及びチューブプレート4
の周縁部に、夫々環状のフランジ部5を形成し、タンク
本体3及びチューブプレート4の夫々のフランジ部5の
縁部に、両フランジ部が接触したとき、断面が互いにV
字状に離反するように実質的に環状のリブ6を夫々一体
的に折り曲げ形成する。そして、タンク本体をチューブ
プレートに押圧状態でそれらの接触部間を互いにろう付
け固定したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカーヒータその他に用い
られる熱交換器であって、タンクに流入した熱交換媒体
がコアをUターンして流通する2パス型のタンク構造に
関する。
られる熱交換器であって、タンクに流入した熱交換媒体
がコアをUターンして流通する2パス型のタンク構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】チューブ及びフィンからなるコアの両端
に夫々タンクを配置すると共に、一方のタンクのみの中
央に仕切り部を設けた熱交換器のタンク構造が、例えば
実開昭50−1955号公報記載の考案その他として知
られている。このタンク構造は金属板を塑性変形させ、
断面V字状の仕切り部を挟んで一対の箱状部が長手方向
に一体的に並列された細長いタンク本体を有する。この
タンク本体の裾部は、チューブプレート周縁に形成され
た断面U字状の嵌着溝に嵌入し、その嵌入部が一体的に
ろう付け固定される。そしてタンク本体の中央部に形成
されたV字状の仕切り部と、チューブプレートの内面間
に弾性パッキンを介して両者が液密に圧接されるもので
ある。
に夫々タンクを配置すると共に、一方のタンクのみの中
央に仕切り部を設けた熱交換器のタンク構造が、例えば
実開昭50−1955号公報記載の考案その他として知
られている。このタンク構造は金属板を塑性変形させ、
断面V字状の仕切り部を挟んで一対の箱状部が長手方向
に一体的に並列された細長いタンク本体を有する。この
タンク本体の裾部は、チューブプレート周縁に形成され
た断面U字状の嵌着溝に嵌入し、その嵌入部が一体的に
ろう付け固定される。そしてタンク本体の中央部に形成
されたV字状の仕切り部と、チューブプレートの内面間
に弾性パッキンを介して両者が液密に圧接されるもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のタンク構造は弾
性パッキンを必要とし、部品点数が多くなる欠点があ
る。なお、タンク本体の裾部がチューブプレート周縁の
環状溝に嵌入するタンク構造においては、その仕切り部
とチューブプレートとの間の隙間を均一に維持すること
が極めて困難であるため、それらの間を一体的にろう付
け又はハンダ付け固定した場合には、その仕切り部の端
縁とチューブプレートとの一部に隙間が生じ、その隙間
から熱交換媒体がバイパスされてしまう欠点があった。
これは、タンク本体の裾部がチューブプレートの溝部に
嵌入する際、すべての裾部が均一に嵌入し難いこと等に
起因する。
性パッキンを必要とし、部品点数が多くなる欠点があ
る。なお、タンク本体の裾部がチューブプレート周縁の
環状溝に嵌入するタンク構造においては、その仕切り部
とチューブプレートとの間の隙間を均一に維持すること
が極めて困難であるため、それらの間を一体的にろう付
け又はハンダ付け固定した場合には、その仕切り部の端
縁とチューブプレートとの一部に隙間が生じ、その隙間
から熱交換媒体がバイパスされてしまう欠点があった。
これは、タンク本体の裾部がチューブプレートの溝部に
嵌入する際、すべての裾部が均一に嵌入し難いこと等に
起因する。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は各種実
験の結果、タンク本体の周縁部とチューブプレートの周
縁部とを均一に接触させると共に、そのV字状又はU字
状の仕切り部も同時にチューブプレートに均一に接触す
ることができるタンク構造を見出した。そしてその要旨
とするところは、断面U字状又はV字状の仕切り部1を
挟んで、夫々一端が独立して開口する一対の箱状部2,
2が長手方向に一体的に並列された、金属板の成形体か
らなる細長いタンク本体3を有する。そしてそのタンク
本体3の裾部及び仕切り部1が、チューブプレート4の
周縁部及び中央部に接合されてなる熱交換器のタンク構
造において、タンク本体3の裾部及びチューブプレート
4の周縁部に夫々一平面上で環状のフランジ部5,5が
形成される。そして、タンク本体3及びチューブプレー
ト4の夫々のフランジ部5の縁部に、実質的に環状のリ
ブ6が折り曲げ形成され、それにより両フランジ部が互
いに接触したとき、それらの断面がV字状に離反するよ
うに構成される。そして、タンク本体3をチューブプレ
ート4に押圧状態で、それらの接触部間が互いにろう付
けされたことを特徴とする。
験の結果、タンク本体の周縁部とチューブプレートの周
縁部とを均一に接触させると共に、そのV字状又はU字
状の仕切り部も同時にチューブプレートに均一に接触す
ることができるタンク構造を見出した。そしてその要旨
とするところは、断面U字状又はV字状の仕切り部1を
挟んで、夫々一端が独立して開口する一対の箱状部2,
2が長手方向に一体的に並列された、金属板の成形体か
らなる細長いタンク本体3を有する。そしてそのタンク
本体3の裾部及び仕切り部1が、チューブプレート4の
周縁部及び中央部に接合されてなる熱交換器のタンク構
造において、タンク本体3の裾部及びチューブプレート
4の周縁部に夫々一平面上で環状のフランジ部5,5が
形成される。そして、タンク本体3及びチューブプレー
ト4の夫々のフランジ部5の縁部に、実質的に環状のリ
ブ6が折り曲げ形成され、それにより両フランジ部が互
いに接触したとき、それらの断面がV字状に離反するよ
うに構成される。そして、タンク本体3をチューブプレ
ート4に押圧状態で、それらの接触部間が互いにろう付
けされたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明のタンク構造によればろう付けの際に、
チューブプレート4及びタンク本体3の夫々のフランジ
部5の周縁に補強用のリブ6が折り曲げ形成されている
ため、その周縁部が不均一に干渉することがないと共
に、タンク本体3とチューブプレート4とを押圧したと
き、互いのフランジ部5どうしが一平面上で接触する。
そして、仕切り部1の先端縁がチューブプレート4内面
に接触し、係る状態でろう付け固定される。そのため、
ろう付け面を均一に維持し、完全なる液密構造が形成さ
れる。
チューブプレート4及びタンク本体3の夫々のフランジ
部5の周縁に補強用のリブ6が折り曲げ形成されている
ため、その周縁部が不均一に干渉することがないと共
に、タンク本体3とチューブプレート4とを押圧したと
き、互いのフランジ部5どうしが一平面上で接触する。
そして、仕切り部1の先端縁がチューブプレート4内面
に接触し、係る状態でろう付け固定される。そのため、
ろう付け面を均一に維持し、完全なる液密構造が形成さ
れる。
【0006】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例につき説
明する。図1は本発明のタンク構造の長手方向に平行な
縦断面図であって、タンク本体3とチューブプレートと
を接合する前の状態を示す。図2はタンク本体3の仕切
り部1とチューブプレート4とのろう付け状態を示し、
図3は本発明のタンク構造の幅方向に平行な断面におけ
るろう付け構造を示す。又、図4は本タンク構造の分解
斜視説明図である。本発明の熱交換器のタンク構造は、
図1及び図4に示す如く上部側のタンクのみが、断面U
字状又はV字状の仕切り部1を挟んで、夫々独立して開
口する一対の箱状部2,2の長手方向に一体的に並列さ
れたタンク本体3と、それが接合されるチューブプレー
ト4とからなる。タンク本体3の仕切り部1先端部は、
隣り合うチューブ8の間隔よりも狭く形成され、仕切り
部1の上部は段付き状に形成されている。又、一対の箱
状部2の略中央部には、パイプ部11が突設される。
明する。図1は本発明のタンク構造の長手方向に平行な
縦断面図であって、タンク本体3とチューブプレートと
を接合する前の状態を示す。図2はタンク本体3の仕切
り部1とチューブプレート4とのろう付け状態を示し、
図3は本発明のタンク構造の幅方向に平行な断面におけ
るろう付け構造を示す。又、図4は本タンク構造の分解
斜視説明図である。本発明の熱交換器のタンク構造は、
図1及び図4に示す如く上部側のタンクのみが、断面U
字状又はV字状の仕切り部1を挟んで、夫々独立して開
口する一対の箱状部2,2の長手方向に一体的に並列さ
れたタンク本体3と、それが接合されるチューブプレー
ト4とからなる。タンク本体3の仕切り部1先端部は、
隣り合うチューブ8の間隔よりも狭く形成され、仕切り
部1の上部は段付き状に形成されている。又、一対の箱
状部2の略中央部には、パイプ部11が突設される。
【0007】次に、タンク本体3の全周縁には幅の狭い
フランジ部5が形成され、そのフランジ部5の周縁に実
質的に環状のリブ6が外面側に折り曲げ形成されてい
る。又、タンク本体3の長手方向両端中央には、位置決
め用の欠切部14が形成されている。なおこの実施例で
は、フランジ部5の下面と仕切り部1の下面とは、同一
平面上に形成される。このタンク本体3はプレス機械に
より一体的に形成されるため、タンク本体3及び仕切り
部1のコーナー部はすべて断面が小さなRに形成され
る。又、タンク本体3は少なくともその内面にろう材が
クラッドされたアルミニューム材料を用いる。次にチュ
ーブプレート4は、その内外面にろう材が被覆されたア
ルミニューム板からなり、多数のチューブ挿通孔を有
し、そのチューブ挿通孔が僅かにバーリング加工される
と共に、その周縁部にフランジ部5が形成される。さら
に、その長手方向両端の中央には爪部15が立ち上げら
れ、それがタンク本体3の欠切部14に整合する。
フランジ部5が形成され、そのフランジ部5の周縁に実
質的に環状のリブ6が外面側に折り曲げ形成されてい
る。又、タンク本体3の長手方向両端中央には、位置決
め用の欠切部14が形成されている。なおこの実施例で
は、フランジ部5の下面と仕切り部1の下面とは、同一
平面上に形成される。このタンク本体3はプレス機械に
より一体的に形成されるため、タンク本体3及び仕切り
部1のコーナー部はすべて断面が小さなRに形成され
る。又、タンク本体3は少なくともその内面にろう材が
クラッドされたアルミニューム材料を用いる。次にチュ
ーブプレート4は、その内外面にろう材が被覆されたア
ルミニューム板からなり、多数のチューブ挿通孔を有
し、そのチューブ挿通孔が僅かにバーリング加工される
と共に、その周縁部にフランジ部5が形成される。さら
に、その長手方向両端の中央には爪部15が立ち上げら
れ、それがタンク本体3の欠切部14に整合する。
【0008】チューブプレート4におけるフランジ部5
は、この実施例ではチューブプレート4の基準面と同一
に形成されているが、その基準面よりも上方又は下方に
段付きに形成されたものであっても良い。そして、この
フランジ部5の周縁にリブ6がタンクに対して外側に折
り曲げ形成されている。チューブプレート4及びタンク
本体3における夫々のリブ6は補強の効果を有し、フラ
ンジ部5の平面を一平面上に維持する効果がある。この
ようにしてなる一対のチューブプレート4のチューブ挿
通孔に、夫々チューブ8の両端部が挿通されると共に、
各チューブ間にコルゲートフィン9が圧入される。さら
に、チューブ列の両側に、サイドメンバー13が配置され
る。そして上下一対のチューブプレート4に、上部側の
タンク本体3及び下部タンク本体7が配置され、それら
の両側の爪部15が欠切部14に整合し位置決めされると共
に、外周を押圧治具12により締結固定する。
は、この実施例ではチューブプレート4の基準面と同一
に形成されているが、その基準面よりも上方又は下方に
段付きに形成されたものであっても良い。そして、この
フランジ部5の周縁にリブ6がタンクに対して外側に折
り曲げ形成されている。チューブプレート4及びタンク
本体3における夫々のリブ6は補強の効果を有し、フラ
ンジ部5の平面を一平面上に維持する効果がある。この
ようにしてなる一対のチューブプレート4のチューブ挿
通孔に、夫々チューブ8の両端部が挿通されると共に、
各チューブ間にコルゲートフィン9が圧入される。さら
に、チューブ列の両側に、サイドメンバー13が配置され
る。そして上下一対のチューブプレート4に、上部側の
タンク本体3及び下部タンク本体7が配置され、それら
の両側の爪部15が欠切部14に整合し位置決めされると共
に、外周を押圧治具12により締結固定する。
【0009】このとき、チューブプレート4とタンク本
体3とは互いに圧接され、夫々のフランジ部5及び仕切
り部1とチューブプレート4内面とが接触する。係る状
態で全体が高温の真空炉に挿入され、各部品の表面に被
覆されたろう材が溶融し、次いでそれが固化して各部品
の接触部間が一体的にろう付け固定される。そのろう付
け状態を示したのが、図2及び図3である。これらの図
から明らかなように、仕切り部1とチューブプレート4
との接触部の両脇は、僅かにRに形成されているため、
中央部が確実にチューブプレート4に接触し、且つその
接触部の外周にろう材10のフィレットが確実に保持され
る。同様に図3の如く、フランジ部5の両側もチューブ
プレート4から離反しているため、フランジ部5中央部
が確実にチューブプレート4内面に接触し、その部分が
ろう付けされる共に、フランジ部5両側にはろう材10の
フィレットが確実に形成される。このようにして、信頼
性の高い液密構造が構成される。
体3とは互いに圧接され、夫々のフランジ部5及び仕切
り部1とチューブプレート4内面とが接触する。係る状
態で全体が高温の真空炉に挿入され、各部品の表面に被
覆されたろう材が溶融し、次いでそれが固化して各部品
の接触部間が一体的にろう付け固定される。そのろう付
け状態を示したのが、図2及び図3である。これらの図
から明らかなように、仕切り部1とチューブプレート4
との接触部の両脇は、僅かにRに形成されているため、
中央部が確実にチューブプレート4に接触し、且つその
接触部の外周にろう材10のフィレットが確実に保持され
る。同様に図3の如く、フランジ部5の両側もチューブ
プレート4から離反しているため、フランジ部5中央部
が確実にチューブプレート4内面に接触し、その部分が
ろう付けされる共に、フランジ部5両側にはろう材10の
フィレットが確実に形成される。このようにして、信頼
性の高い液密構造が構成される。
【0010】
【発明の効果】本発明の熱交換器のタンク構造は、タン
ク本体3とチューブプレート4とが加圧状態でろう付け
又はハンダ付け固定されるものであって、その接触部に
環状のフランジ部5が形成され且つ、その縁部に互いに
接合面から断面がV字状に離反する補強用のリブ6が一
体的に折り曲げ形成されているから、ろう付けの際にチ
ューブプレート4及びフランジ部5の縁部が互いに干渉
することなく確実に同一平面上で全周を接触させること
ができる。又、仕切り部1は断面U字状又はV字状に形
成され、同時にその仕切り部1がチューブプレート4に
接触する。そして、各接触部間がろう付け固定されるこ
とにより、接合部に完全な液密構造が形成される。しか
も、それらフランジ部の両縁にハンダのフィレットが形
成され、周縁部の機密構造が確実に形成される。それと
共に、仕切り部1とチューブプレート4との間において
も、同様のフィレットが図2の如く形成され、信頼性の
高いタンク構造となる。これは、周縁に形成されたリブ
付きフランジ部5及び中央部の仕切り部1の存在のた
め、ろう付け時に均一な平面を維持できるからである。
ク本体3とチューブプレート4とが加圧状態でろう付け
又はハンダ付け固定されるものであって、その接触部に
環状のフランジ部5が形成され且つ、その縁部に互いに
接合面から断面がV字状に離反する補強用のリブ6が一
体的に折り曲げ形成されているから、ろう付けの際にチ
ューブプレート4及びフランジ部5の縁部が互いに干渉
することなく確実に同一平面上で全周を接触させること
ができる。又、仕切り部1は断面U字状又はV字状に形
成され、同時にその仕切り部1がチューブプレート4に
接触する。そして、各接触部間がろう付け固定されるこ
とにより、接合部に完全な液密構造が形成される。しか
も、それらフランジ部の両縁にハンダのフィレットが形
成され、周縁部の機密構造が確実に形成される。それと
共に、仕切り部1とチューブプレート4との間において
も、同様のフィレットが図2の如く形成され、信頼性の
高いタンク構造となる。これは、周縁に形成されたリブ
付きフランジ部5及び中央部の仕切り部1の存在のた
め、ろう付け時に均一な平面を維持できるからである。
【図1】本発明のタンク構造の長手方向に平行な縦断面
図であって、タンク本体とチューブプレートとを接合す
る前の状態を示す。
図であって、タンク本体とチューブプレートとを接合す
る前の状態を示す。
【図2】本発明のタンク本体の仕切り部とチューブプレ
ートとのろう付け状態を示す縦断面図。
ートとのろう付け状態を示す縦断面図。
【図3】本発明のタンク構造の幅方向に平行な断面にお
けるろう付け状態を示す。
けるろう付け状態を示す。
【図4】本発明のタンク構造の分解斜視説明図。
1 仕切り部 2 箱状部 3 タンク本体 4 チューブプレート 5 フランジ部 6 リブ 7 下部タンク本体 8 チューブ 9 コルゲートフィン 10 ろう材 11 パイプ部 12 押圧治具 13 サイドメンバー 14 欠切部 15 爪部
Claims (1)
- 【請求項1】 断面U字状又はV字状の仕切り部(1)
を挟んで、夫々一端が独立して開口する一対の箱状部
(2)(2)が長手方向に一体的に並列された、金属板
の成形体からなる細長いタンク本体(3)と、その本体
(3)の裾部及び前記仕切り部(1)がチューブプレー
ト(4)の周縁部および中央部に接合されてなる熱交換
器のタンク構造において、前記本体(3)の前記裾部及
び前記チューブプレート(4)の前記周縁部に夫々一平
面上で環状のフランジ部(5)(5)が形成され、前記
本体(3)及び前記チューブプレート(4)の夫々の前
記フランジ部(5)の縁部に、前記両フランジ部が互い
に接触したとき、それらの断面をV字状に離反するよう
に実質的に環状のリブ(6)が一体的に折り曲げ形成さ
れ、前記タンク本体(3)を前記チューブプレート
(4)に押圧状態でそれらの接触部間が互いにろう付け
されたことを特徴とする熱交換器のタンク構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33150891A JPH05141893A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 熱交換器のタンク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33150891A JPH05141893A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 熱交換器のタンク構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05141893A true JPH05141893A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18244430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33150891A Pending JPH05141893A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 熱交換器のタンク構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05141893A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0840083A3 (en) * | 1996-10-30 | 1998-10-14 | Ford Motor Company | A baffle for a heat exchanger |
JP2008309353A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Showa Denko Kk | 熱交換器 |
KR101104276B1 (ko) * | 2005-03-23 | 2012-01-13 | 한라공조주식회사 | 열교환기 |
JP4869530B2 (ja) * | 1999-12-29 | 2012-02-08 | ヴァレオ クリマチザション | 熱交換器 |
WO2014001366A1 (fr) * | 2012-06-27 | 2014-01-03 | Valeo Systemes Thermiques | Echangeur de chaleur, notamment refroidisseur d'air de suralimentation de moteur de véhicule automobile |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP33150891A patent/JPH05141893A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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