JPH05146391A - 食器洗い機 - Google Patents
食器洗い機Info
- Publication number
- JPH05146391A JPH05146391A JP31682091A JP31682091A JPH05146391A JP H05146391 A JPH05146391 A JP H05146391A JP 31682091 A JP31682091 A JP 31682091A JP 31682091 A JP31682091 A JP 31682091A JP H05146391 A JPH05146391 A JP H05146391A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- water
- cleaning
- motor
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】洗浄時に、まず、ヒータをオンしながら洗浄モ
ータをローパワーで運転して(5) 、洗浄室内の内壁に強
く当たらない程度に水を噴射することにより、洗浄室内
の水を軽く掻き回しながらヒータにより効率よく水を温
める。所定温度に達した後は、洗浄モータをハイパワー
で運転する(7) 。 【効果】ローパワーでの運転時(5) では、ヒータをオン
しながら洗浄室内の水を掻き回すので、水温を速やかに
高めるという効果と、湯気による蒸らし効果が主として
期待できる。またこの時には騒音は殆ど発生しない。ハ
イパワー運転時(7) には、十分高温となった洗浄水を噴
射できるので、洗浄効果が高くなり、かつ大きな騒音の
発生する時間を短くすることができる。
ータをローパワーで運転して(5) 、洗浄室内の内壁に強
く当たらない程度に水を噴射することにより、洗浄室内
の水を軽く掻き回しながらヒータにより効率よく水を温
める。所定温度に達した後は、洗浄モータをハイパワー
で運転する(7) 。 【効果】ローパワーでの運転時(5) では、ヒータをオン
しながら洗浄室内の水を掻き回すので、水温を速やかに
高めるという効果と、湯気による蒸らし効果が主として
期待できる。またこの時には騒音は殆ど発生しない。ハ
イパワー運転時(7) には、十分高温となった洗浄水を噴
射できるので、洗浄効果が高くなり、かつ大きな騒音の
発生する時間を短くすることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄モータに駆動され
るポンプによって洗浄水を食器に噴射して洗浄する食器
洗い機に関するものである。
るポンプによって洗浄水を食器に噴射して洗浄する食器
洗い機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
食器洗い機は、食器洗浄時においては、洗浄水を温める
ヒータをオンすると同時に、洗浄モータをハイパワーで
運転している。このため、アームノズルから洗浄水がい
きおいよく噴射されるので、洗浄室の内壁をたたく大き
な音が洗浄中にわたって聞こえてきて、長時間騒音とな
る。
食器洗い機は、食器洗浄時においては、洗浄水を温める
ヒータをオンすると同時に、洗浄モータをハイパワーで
運転している。このため、アームノズルから洗浄水がい
きおいよく噴射されるので、洗浄室の内壁をたたく大き
な音が洗浄中にわたって聞こえてきて、長時間騒音とな
る。
【０００３】例えば夕食後の時間に洗浄を行う場合であ
れば、だんらんの時間にキッチンから騒音が長時間聞こ
えてくることになる。また、夕食後洗浄室内に収容され
た食器に間欠予洗いを行って、食器に付着した汚れに冷
水を浸透させてその汚れが落ちやすい状態にしておき
（特開平１−178226号公報参照）、食器洗浄時間を深夜
電力帯に入る時間に設定するような場合には、深夜にな
って騒音が長時間聞こえてくることになり好ましくな
い。
れば、だんらんの時間にキッチンから騒音が長時間聞こ
えてくることになる。また、夕食後洗浄室内に収容され
た食器に間欠予洗いを行って、食器に付着した汚れに冷
水を浸透させてその汚れが落ちやすい状態にしておき
（特開平１−178226号公報参照）、食器洗浄時間を深夜
電力帯に入る時間に設定するような場合には、深夜にな
って騒音が長時間聞こえてくることになり好ましくな
い。
【０００４】そこで、本発明の目的は、洗浄効果を下げ
ないで、洗浄中騒音が続く時間をできるだけ短縮するこ
とのできる食器洗い機を提供することである。
ないで、洗浄中騒音が続く時間をできるだけ短縮するこ
とのできる食器洗い機を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの請求項１記載の食器洗い機は、洗浄時に、制御手段
により、ヒータをオンしながら洗浄モータをローパワー
で運転し、水温が所定温度に達すると引続き洗浄モータ
をハイパワーで運転するという制御を行うものである。
めの請求項１記載の食器洗い機は、洗浄時に、制御手段
により、ヒータをオンしながら洗浄モータをローパワー
で運転し、水温が所定温度に達すると引続き洗浄モータ
をハイパワーで運転するという制御を行うものである。
【０００６】請求項２記載の食器洗い機は、前記洗浄が
終わった後、熱湯すすぎ時においても、ヒータをオンし
ながら洗浄モータをローパワーで運転し、水温が所定温
度に達すると引続き洗浄モータをハイパワーで運転する
ものである。
終わった後、熱湯すすぎ時においても、ヒータをオンし
ながら洗浄モータをローパワーで運転し、水温が所定温
度に達すると引続き洗浄モータをハイパワーで運転する
ものである。
【０００７】
【作用】前記請求項１の構成によれば、洗浄時に、ま
ず、ヒータをオンしながら洗浄モータをローパワーで運
転して、洗浄室内の内壁に強く当たらない程度に水を噴
射する。このため洗浄室内の水を掻き回しながらヒータ
により効率よく速やかに水を温めることができる。
ず、ヒータをオンしながら洗浄モータをローパワーで運
転して、洗浄室内の内壁に強く当たらない程度に水を噴
射する。このため洗浄室内の水を掻き回しながらヒータ
により効率よく速やかに水を温めることができる。
【０００８】所定温度に達した後は、洗浄モータをハイ
パワーで短時間運転して、温まった水を勢いよく噴射す
るので、汚れを速やかに落とすことができる。請求項２
の構成においても、主として水温上昇に使う工程と、勢
いよくすすぎを行う工程とを分けているので、短いハイ
パワー運転時間で効率よくすすぎが行える。
パワーで短時間運転して、温まった水を勢いよく噴射す
るので、汚れを速やかに落とすことができる。請求項２
の構成においても、主として水温上昇に使う工程と、勢
いよくすすぎを行う工程とを分けているので、短いハイ
パワー運転時間で効率よくすすぎが行える。
【０００９】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図２は、食器洗い乾燥機の断面図であり、金属
製の機枠２の中に樹脂成形品である洗浄兼乾燥室（以下
「洗浄室」という）１が収納されている。機枠２の前面
部分（図の左側）には開閉する扉３と、扉３の下方に位
置され電装部品５を備えたコントロールパネル４が設け
られている。
明する。図２は、食器洗い乾燥機の断面図であり、金属
製の機枠２の中に樹脂成形品である洗浄兼乾燥室（以下
「洗浄室」という）１が収納されている。機枠２の前面
部分（図の左側）には開閉する扉３と、扉３の下方に位
置され電装部品５を備えたコントロールパネル４が設け
られている。
【００１０】８は、洗浄モータ７によって駆動されるポ
ンプであり、このポンプ８によって洗浄水が循環される
とともにアームノズル６の噴出孔９から洗浄水が噴射さ
れる。１０は、給水口１１を通して注ぎ込まれた水をポ
ンプ８に送り循環させる循環経路である。さらに１２
は、アームノズル６の基部に固定されたシーズヒータで
あり、このシーズヒータ１２は洗浄時には循環水を加熱
し、食器の乾燥時には室内空気を加熱するものである。
２２は洗浄水の温度を測定する水温計である。
ンプであり、このポンプ８によって洗浄水が循環される
とともにアームノズル６の噴出孔９から洗浄水が噴射さ
れる。１０は、給水口１１を通して注ぎ込まれた水をポ
ンプ８に送り循環させる循環経路である。さらに１２
は、アームノズル６の基部に固定されたシーズヒータで
あり、このシーズヒータ１２は洗浄時には循環水を加熱
し、食器の乾燥時には室内空気を加熱するものである。
２２は洗浄水の温度を測定する水温計である。
【００１１】ファンモータ１３及び両面ファン１４は、
乾燥時に洗浄室１の中の空気の循環と外気との連通をさ
せることにより、除湿と熱交換とをさせるものである。
１５は線材を屈曲加工して構成した食器の載置棚で、四
隅にコマを取付け格子状の棚に食器皿１６等を着脱自在
に載せている。図６は、電装部品５の一部を構成するマ
イクロコンピュータ２１及びその周辺部品のブロック図
であり、マイクロコンピュータ２１には、洗浄水の温度
を測定する水温計２２が接続され、洗浄モータ７、シー
ズヒータ１２、ファンモータ１３などが、ドライバ回路
（図示せず）を介して接続されている。
乾燥時に洗浄室１の中の空気の循環と外気との連通をさ
せることにより、除湿と熱交換とをさせるものである。
１５は線材を屈曲加工して構成した食器の載置棚で、四
隅にコマを取付け格子状の棚に食器皿１６等を着脱自在
に載せている。図６は、電装部品５の一部を構成するマ
イクロコンピュータ２１及びその周辺部品のブロック図
であり、マイクロコンピュータ２１には、洗浄水の温度
を測定する水温計２２が接続され、洗浄モータ７、シー
ズヒータ１２、ファンモータ１３などが、ドライバ回路
（図示せず）を介して接続されている。
【００１２】次に、マイクロコンピュータ２１の制御に
かかる、洗浄及び乾燥の各工程の概要を説明する。扉３
を開放し、載置棚１５に食器等を収納し洗浄室１内に入
れる。そして、コントロールパネル４を操作して間欠予
備洗い工程及びそれに続く本洗い工程を選択する。
かかる、洗浄及び乾燥の各工程の概要を説明する。扉３
を開放し、載置棚１５に食器等を収納し洗浄室１内に入
れる。そして、コントロールパネル４を操作して間欠予
備洗い工程及びそれに続く本洗い工程を選択する。
【００１３】間欠予備洗いは、例えば夕食後食器を直ち
に本洗いしないで深夜電力帯の時間まで水をかけて湿ら
せておき、深夜の安い電力で本洗いしたい場合などに設
定する工程である。本洗いは、洗浄水の加熱、洗浄モー
タ７の回転、すすぎ及び熱湯すすぎの各工程からなる。
に本洗いしないで深夜電力帯の時間まで水をかけて湿ら
せておき、深夜の安い電力で本洗いしたい場合などに設
定する工程である。本洗いは、洗浄水の加熱、洗浄モー
タ７の回転、すすぎ及び熱湯すすぎの各工程からなる。
【００１４】これらの工程を図１を用いて説明する。間
欠予備洗い工程は、 (1) シーズヒータ１２オフの状態で洗浄モータ７の８．
５秒オン−１．５秒オフを２サイクル繰り返す工程 (2) 静止工程 (3) 洗浄モータ７の３．５秒オン−１．５秒オフを２サ
イクル繰り返す工程 (4) 静止工程 からなる。前記(1) の工程及び(2) の工程はそれぞれ１
回、前記(3) の工程及び(4) の工程はそれぞれ５回繰り
返される。１回あたり３０分をかけるので、合計３時間
かかって間欠予備洗いを終了する。
欠予備洗い工程は、 (1) シーズヒータ１２オフの状態で洗浄モータ７の８．
５秒オン−１．５秒オフを２サイクル繰り返す工程 (2) 静止工程 (3) 洗浄モータ７の３．５秒オン−１．５秒オフを２サ
イクル繰り返す工程 (4) 静止工程 からなる。前記(1) の工程及び(2) の工程はそれぞれ１
回、前記(3) の工程及び(4) の工程はそれぞれ５回繰り
返される。１回あたり３０分をかけるので、合計３時間
かかって間欠予備洗いを終了する。
【００１５】洗い工程では、 (5) 水の温度が６０℃に達するまでローパワーで洗浄モ
ータ７の０．５秒オン−０．５秒オフを多サイクル繰り
返す断続運転工程 (6) ２秒停止する工程 (7) フルパワーで洗浄モータ７の２８．５秒オン−１．
５オフのサイクルを１０分間続ける連続運転工程 からなる。
ータ７の０．５秒オン−０．５秒オフを多サイクル繰り
返す断続運転工程 (6) ２秒停止する工程 (7) フルパワーで洗浄モータ７の２８．５秒オン−１．
５オフのサイクルを１０分間続ける連続運転工程 からなる。
【００１６】すすぎ工程は給水してすすぎを３回行う工
程である。熱湯すすぎ工程は、 (8) 給水された水の温度が６０℃に達するまでローパワ
ーで洗浄モータ７の０．５秒オン−０．５秒オフを多サ
イクル繰り返す断続運転工程 (9) ２秒停止する工程 (10)水の温度が７１℃に達するまでフルパワーで洗浄モ
ータ７の２８．５秒オン−１．５オフのサイクルを１０
分間続ける連続運転工程 からなる。
程である。熱湯すすぎ工程は、 (8) 給水された水の温度が６０℃に達するまでローパワ
ーで洗浄モータ７の０．５秒オン−０．５秒オフを多サ
イクル繰り返す断続運転工程 (9) ２秒停止する工程 (10)水の温度が７１℃に達するまでフルパワーで洗浄モ
ータ７の２８．５秒オン−１．５オフのサイクルを１０
分間続ける連続運転工程 からなる。
【００１７】以上の各工程をフローチャート（図３〜
５）を用いて更に詳細に説明する。まず、スタートキー
を操作すると水が循環経路１０に給水される（ステップ
Ｓ１、図３参照）。フロート（図示せず）の働きによ
り、所定水位（図２参照）までくると給水が停止され
る。カウンタＡ，Ｂ及びタイマーＣ（マイクロコンピュ
ータ２１に内蔵）をそれぞれ７，２，及び３０分に設定
する（ステップＳ２）。そして、前記(1) の「シーズヒ
ータ１２オフの状態で洗浄モータ７の８．５秒オン−
１．５秒オフ」を１サイクル行い（ステップＳ３）、終
わるとカウンタＢを１つ減らし（ステップＳ４）カウン
タＢをチェックする（ステップＳ５）。カウンタＢが０
でなければ、ステップＳ６に進み、カウンタＡをチェッ
クする。カウンタＡが７であれば、ステップＳ３に戻り
前記(1) の動作をもう一度行う。ステップＳ５において
カウンタＢが０になっていれば、前記(2) の静止工程に
入る（ステップＳ８）。静止工程は、タイマーＣが３０
分をカウントするまで続ける（ステップＳ９）。３０分
経過するとカウンタＡを１つ減らし（ステップＳ１
０）、カウンタＡが０かどうかをチェックし（ステップ
Ｓ１１）、０でなければカウンタＢを２、タイマーＣを
３０分とおき（ステップＳ１２）ステップＳ４に戻る。
ステップＳ４に戻るとカウンタＢを１つ減らし、カウン
タＢが０でなければ、ステップＳ６に進み、カウンタＡ
をチェックする。カウンタＡが７でなければ、ステップ
Ｓ７に進み前記(3) の「３．５秒オン−１．５秒オフ」
を１サイクル行う。そしてステップＳ４に戻り、カウン
タＢを１つ減らす。ステップＳ５でカウンタＢが０とな
れば、ステップＳ８の静止状態に入る。この静止状態は
図１の(4) に対応する。３０分が経過するとカウンタＡ
を１つ減らし（ステップＳ１０）、カウンタＡが０かど
うかをチェックする（ステップＳ１１）。カウンタＡが
０でなければ、ステップＳ１２以下を繰り返す。カウン
タＡが０となるのは(3) と(4) の工程をそれぞれ５回繰
り返した後となる。
５）を用いて更に詳細に説明する。まず、スタートキー
を操作すると水が循環経路１０に給水される（ステップ
Ｓ１、図３参照）。フロート（図示せず）の働きによ
り、所定水位（図２参照）までくると給水が停止され
る。カウンタＡ，Ｂ及びタイマーＣ（マイクロコンピュ
ータ２１に内蔵）をそれぞれ７，２，及び３０分に設定
する（ステップＳ２）。そして、前記(1) の「シーズヒ
ータ１２オフの状態で洗浄モータ７の８．５秒オン−
１．５秒オフ」を１サイクル行い（ステップＳ３）、終
わるとカウンタＢを１つ減らし（ステップＳ４）カウン
タＢをチェックする（ステップＳ５）。カウンタＢが０
でなければ、ステップＳ６に進み、カウンタＡをチェッ
クする。カウンタＡが７であれば、ステップＳ３に戻り
前記(1) の動作をもう一度行う。ステップＳ５において
カウンタＢが０になっていれば、前記(2) の静止工程に
入る（ステップＳ８）。静止工程は、タイマーＣが３０
分をカウントするまで続ける（ステップＳ９）。３０分
経過するとカウンタＡを１つ減らし（ステップＳ１
０）、カウンタＡが０かどうかをチェックし（ステップ
Ｓ１１）、０でなければカウンタＢを２、タイマーＣを
３０分とおき（ステップＳ１２）ステップＳ４に戻る。
ステップＳ４に戻るとカウンタＢを１つ減らし、カウン
タＢが０でなければ、ステップＳ６に進み、カウンタＡ
をチェックする。カウンタＡが７でなければ、ステップ
Ｓ７に進み前記(3) の「３．５秒オン−１．５秒オフ」
を１サイクル行う。そしてステップＳ４に戻り、カウン
タＢを１つ減らす。ステップＳ５でカウンタＢが０とな
れば、ステップＳ８の静止状態に入る。この静止状態は
図１の(4) に対応する。３０分が経過するとカウンタＡ
を１つ減らし（ステップＳ１０）、カウンタＡが０かど
うかをチェックする（ステップＳ１１）。カウンタＡが
０でなければ、ステップＳ１２以下を繰り返す。カウン
タＡが０となるのは(3) と(4) の工程をそれぞれ５回繰
り返した後となる。
【００１８】次に、洗い工程に入る（図４参照）。ま
ず、(5) の「ローパワーで洗浄モータ７の０．５秒オン
−０．５秒オフ」の断続運転を行い（ステップＳ２
１）、ヒータ１２をオンし（ステップＳ２２）、水温が
６０℃となるまで、ステップＳ２１の(5) の工程を繰り
返す。水温が６０℃となれば（ステップＳ２３）、ヒー
タ１２をオフし（ステップＳ２４）、２秒間静止する
（ステップＳ２５）。２秒間静止は前記(6) の工程にあ
たる。そしてＣカウンタを１０分とおき（ステップＳ２
６）、(7) の「フルパワーで洗浄モータ７の２８．５秒
オン−１．５オフのサイクル」を続ける（ステップＳ２
７）。１０分経過すると（ステップＳ２８）、排水し
（ステップＳ２９）、すすぎを３回行う（ステップＳ３
０−３２）。
ず、(5) の「ローパワーで洗浄モータ７の０．５秒オン
−０．５秒オフ」の断続運転を行い（ステップＳ２
１）、ヒータ１２をオンし（ステップＳ２２）、水温が
６０℃となるまで、ステップＳ２１の(5) の工程を繰り
返す。水温が６０℃となれば（ステップＳ２３）、ヒー
タ１２をオフし（ステップＳ２４）、２秒間静止する
（ステップＳ２５）。２秒間静止は前記(6) の工程にあ
たる。そしてＣカウンタを１０分とおき（ステップＳ２
６）、(7) の「フルパワーで洗浄モータ７の２８．５秒
オン−１．５オフのサイクル」を続ける（ステップＳ２
７）。１０分経過すると（ステップＳ２８）、排水し
（ステップＳ２９）、すすぎを３回行う（ステップＳ３
０−３２）。
【００１９】ここで数値例を挙げると、従来の洗浄で
は、(5) の工程がなく、(7) の工程だけを１６−１７分
行い、この間に水温を２０℃から６０℃まで上げてい
る。この実施例では、(5) の工程をｔA ＝１３分、(7)
の工程を１０分行うので、合計では２３分となり長くな
るが、ハイパワー運転時間は１０分と、従来よりも短く
なっている。
は、(5) の工程がなく、(7) の工程だけを１６−１７分
行い、この間に水温を２０℃から６０℃まで上げてい
る。この実施例では、(5) の工程をｔA ＝１３分、(7)
の工程を１０分行うので、合計では２３分となり長くな
るが、ハイパワー運転時間は１０分と、従来よりも短く
なっている。
【００２０】次に、熱湯すすぎの工程に入る（図５参
照）。先ず給水をし（ステップＳ４１）、前記(8) の
「ローパワーで洗浄モータ７の０．５秒オン−０．５秒
オフ」を行い（ステップＳ４２）、ヒータ１２をオンし
（ステップＳ４３）、水温が６０℃となるまで、ステッ
プＳ４２の(5) の工程を繰り返す。水温が６０℃となれ
ば（ステップＳ４４）、２秒間静止する（ステップＳ４
５）。２秒間静止は前記(9) の工程にあたる。そのま
ま、前記(10)の「フルパワーで洗浄モータ７の２８．５
秒オン−１．５オフ」のサイクルを、水の温度が７１℃
に達するまで続ける。７１℃に達すると、ヒータ１２を
オフし（ステップＳ４８）、Ｃカウンタを２分とおき
（ステップＳ４９）、(10)の「フルパワーで洗浄モータ
７の２８．５秒オン−１．５オフのサイクル」を続ける
（ステップＳ５０）。１０分経過すると（ステップＳ５
１）、排水する（ステップＳ５２）。
照）。先ず給水をし（ステップＳ４１）、前記(8) の
「ローパワーで洗浄モータ７の０．５秒オン−０．５秒
オフ」を行い（ステップＳ４２）、ヒータ１２をオンし
（ステップＳ４３）、水温が６０℃となるまで、ステッ
プＳ４２の(5) の工程を繰り返す。水温が６０℃となれ
ば（ステップＳ４４）、２秒間静止する（ステップＳ４
５）。２秒間静止は前記(9) の工程にあたる。そのま
ま、前記(10)の「フルパワーで洗浄モータ７の２８．５
秒オン−１．５オフ」のサイクルを、水の温度が７１℃
に達するまで続ける。７１℃に達すると、ヒータ１２を
オフし（ステップＳ４８）、Ｃカウンタを２分とおき
（ステップＳ４９）、(10)の「フルパワーで洗浄モータ
７の２８．５秒オン−１．５オフのサイクル」を続ける
（ステップＳ５０）。１０分経過すると（ステップＳ５
１）、排水する（ステップＳ５２）。
【００２１】最後の排水作業が終了すると、ヒータ１２
及び両面ファン１４が作動する。ヒータ１２は室内空気
を加熱して温風とし、両面ファン１４は温風を循環させ
るとともに外部空気を導入して食器類を速やかに乾燥さ
せる。以上のように、実施例によれば、洗浄時にまず、
(5) の「ローパワーで洗浄モータ７の０．５秒オン−
０．５秒オフ」を多数回行うことにより、洗浄室内の水
を軽く掻き回しながらヒータにより水を温めることがで
きる。所定温度（６０℃）に達した後は、温まった水に
より(7) の「フルパワーで洗浄モータ７の２８．５秒オ
ン−１．５オフのサイクル」を続けるので、短時間で十
分な洗浄効果をあげることができる。
及び両面ファン１４が作動する。ヒータ１２は室内空気
を加熱して温風とし、両面ファン１４は温風を循環させ
るとともに外部空気を導入して食器類を速やかに乾燥さ
せる。以上のように、実施例によれば、洗浄時にまず、
(5) の「ローパワーで洗浄モータ７の０．５秒オン−
０．５秒オフ」を多数回行うことにより、洗浄室内の水
を軽く掻き回しながらヒータにより水を温めることがで
きる。所定温度（６０℃）に達した後は、温まった水に
より(7) の「フルパワーで洗浄モータ７の２８．５秒オ
ン−１．５オフのサイクル」を続けるので、短時間で十
分な洗浄効果をあげることができる。
【００２２】なお、本発明は、以上の実施例に限定され
るものではない。例えば、フローチャート（図３）の間
欠予備洗い工程を省略してもよい。その他本発明の要旨
を変更しない範囲で種々の変更を施すことが可能であ
る。
るものではない。例えば、フローチャート（図３）の間
欠予備洗い工程を省略してもよい。その他本発明の要旨
を変更しない範囲で種々の変更を施すことが可能であ
る。
【００２３】
【発明の効果】以上のように請求項１の食器洗い機によ
れば、洗浄時に、まず、ヒータをオンしながら洗浄モー
タをローパワーで運転して、洗浄室内の内壁に強く当た
らない程度に水を噴射することにより、洗浄室内の水を
軽く掻き回しながらヒータにより効率よく水を温めるこ
とができる。所定温度に達した後は、洗浄モータをハイ
パワーで運転する。
れば、洗浄時に、まず、ヒータをオンしながら洗浄モー
タをローパワーで運転して、洗浄室内の内壁に強く当た
らない程度に水を噴射することにより、洗浄室内の水を
軽く掻き回しながらヒータにより効率よく水を温めるこ
とができる。所定温度に達した後は、洗浄モータをハイ
パワーで運転する。
【００２４】したがって、ローパワーで運転時では、ヒ
ータをオンしながら洗浄室内の水を掻き回すので、水温
を速やかに高めるという効果と、湯気による蒸らし効果
が主として期待できる。またこの時には大きな騒音は発
生しない。ハイパワー運転時には、十分高温となった洗
浄水を噴射できるので、洗浄効果が高く、短時間の運転
で済ませることができる。
ータをオンしながら洗浄室内の水を掻き回すので、水温
を速やかに高めるという効果と、湯気による蒸らし効果
が主として期待できる。またこの時には大きな騒音は発
生しない。ハイパワー運転時には、十分高温となった洗
浄水を噴射できるので、洗浄効果が高く、短時間の運転
で済ませることができる。
【００２５】よって、大きな騒音の発生する時間は、従
来のものより短くすることができ、かつ洗浄効果も下げ
ることのない食器洗い機を実現することができる。また
請求項２の発明によれば、制御手段は、前記洗浄が終わ
った後、熱湯すすぎ時においても、同様の制御を行うの
で、大きな騒音の発生する時間を従来のものより短くす
ることができ、かつ十分なすすぎの効果も得られる。
来のものより短くすることができ、かつ洗浄効果も下げ
ることのない食器洗い機を実現することができる。また
請求項２の発明によれば、制御手段は、前記洗浄が終わ
った後、熱湯すすぎ時においても、同様の制御を行うの
で、大きな騒音の発生する時間を従来のものより短くす
ることができ、かつ十分なすすぎの効果も得られる。
【図１】食器洗い乾燥機による洗浄工程図である。
【図２】食器洗い乾燥機の内部構造を示す断面図であ
る。
る。
【図３】洗浄工程を説明するフローチャートである。
【図４】洗浄工程を説明するフローチャート（図３の続
き）である。
き）である。
【図５】洗浄工程を説明するフローチャート（図４の続
き）である。
き）である。
【図６】マイクロコンピュータ及びその周辺部品の接続
状態を示すブロック図である。
状態を示すブロック図である。
１ 洗浄室 ７ 洗浄モータ ８ ポンプ １２ ヒータ ２１ マイクロコンピュータ ２２ 水温計
Claims (2)
- 【請求項１】洗浄モータに駆動されるポンプによって洗
浄水を食器に噴射して洗浄する食器洗い機において、 洗浄水を温めるヒータと、水温測定手段と、洗浄モータ
の運転時間及びパワーを制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、洗浄時に、ヒータをオンしながら、洗
浄水が洗浄室内の内壁に強く当たらない程度に洗浄モー
タをローパワーで運転し、水温が所定温度に達すると引
続き洗浄モータをハイパワーで運転するものであること
を特徴とする食器洗い機。 - 【請求項２】制御手段は、前記洗浄が終わった後、熱湯
すすぎ時においても、ヒータをオンしながら洗浄モータ
をローパワーで運転し、水温が所定温度に達すると引続
き洗浄モータをハイパワーで運転するものである請求項
１記載の食器洗い機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31682091A JPH05146391A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 食器洗い機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31682091A JPH05146391A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 食器洗い機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05146391A true JPH05146391A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18081283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31682091A Pending JPH05146391A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 食器洗い機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05146391A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19845338B4 (de) * | 1998-10-02 | 2007-02-08 | AEG Hausgeräte GmbH | Verfahren zum Betreiben einer Geschirrspülmaschine |
| JP2012080967A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 洗浄機 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4839594U (ja) * | 1971-09-13 | 1973-05-17 | ||
| JPS50103863A (ja) * | 1974-01-28 | 1975-08-16 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP31682091A patent/JPH05146391A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4839594U (ja) * | 1971-09-13 | 1973-05-17 | ||
| JPS50103863A (ja) * | 1974-01-28 | 1975-08-16 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19845338B4 (de) * | 1998-10-02 | 2007-02-08 | AEG Hausgeräte GmbH | Verfahren zum Betreiben einer Geschirrspülmaschine |
| DE19845338C5 (de) * | 1998-10-02 | 2012-12-13 | Electrolux Rothenburg Gmbh Factory And Development | Verfahren zum Betreiben einer Geschirrspülmaschine |
| JP2012080967A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 洗浄機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20100023171A (ko) | 식기세척기의 제어방법 | |
| US8506721B2 (en) | Dish washer and controlling method thereof | |
| KR19980063877A (ko) | 식기세정기 및 식기의 세정방법 | |
| KR101396999B1 (ko) | 식기세척기의 제어방법 | |
| JPH05146391A (ja) | 食器洗い機 | |
| KR100724839B1 (ko) | 식기 세척기 | |
| KR101268743B1 (ko) | 식기세척기의 건조 제어장치 및 방법 | |
| JPS63311924A (ja) | 食器洗浄機 | |
| JP3339550B2 (ja) | 食器洗い機 | |
| JP3451812B2 (ja) | 食器洗い機 | |
| JP3985573B2 (ja) | 食器洗い機 | |
| JP4102616B2 (ja) | 食器洗い機 | |
| EP2156780A2 (en) | Dishwasher and controlling method of the same | |
| JP2986489B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
| JP2001087203A (ja) | 食器洗浄機 | |
| JP2002177190A (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
| JP2523719B2 (ja) | 食器洗い機 | |
| KR100198579B1 (ko) | 식기세척기의 식기보관장치 및 그 방법 | |
| JP2003070713A (ja) | 食器洗い機 | |
| JPH067282A (ja) | 食器洗浄機 | |
| JPH11178777A (ja) | 食器洗浄乾燥機 | |
| JPH06133913A (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
| JP2002320585A (ja) | 食器洗い機または食器乾燥機 | |
| JPH01236030A (ja) | 食器洗浄機 | |
| JPS6021733A (ja) | 食器洗浄機 |