JPH05138934A - 光プリントヘツドの製造方法 - Google Patents
光プリントヘツドの製造方法Info
- Publication number
- JPH05138934A JPH05138934A JP33130591A JP33130591A JPH05138934A JP H05138934 A JPH05138934 A JP H05138934A JP 33130591 A JP33130591 A JP 33130591A JP 33130591 A JP33130591 A JP 33130591A JP H05138934 A JPH05138934 A JP H05138934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens array
- rod lens
- holder
- core block
- cavity
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- Pending
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- Led Device Packages (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロッドレンズアレイの共役長中心と発光素子
の発光面との相対位置を精度良く、しかも容易に管理す
ることができ、製造時間及び製造コストを削減すること
ができるようにする。 【構成】 ロッドレンズアレイ6配置用の溝孔14を設
け、かつその溝孔14内に矯正治具15aを設けたコア
ブロック11と、溝孔14に対応した位置に矯正治具1
5bを設けたキャビティブロック12とを用い、コアブ
ロック11の溝孔14にロッドレンズアレイ6を設置
し、コアブロック11とキャビティブロック12とがキ
ャビティ室13を構成する際に上下一対の矯正治具15
a、15bでロッドレンズアレイ6を共役長中心17と
基板基準面5bとが一定になるように挟持し、この状態
でキャビティ室13内に樹脂を充填してロッドレンズア
レイ6と一体的にホルダ5を形成する。
の発光面との相対位置を精度良く、しかも容易に管理す
ることができ、製造時間及び製造コストを削減すること
ができるようにする。 【構成】 ロッドレンズアレイ6配置用の溝孔14を設
け、かつその溝孔14内に矯正治具15aを設けたコア
ブロック11と、溝孔14に対応した位置に矯正治具1
5bを設けたキャビティブロック12とを用い、コアブ
ロック11の溝孔14にロッドレンズアレイ6を設置
し、コアブロック11とキャビティブロック12とがキ
ャビティ室13を構成する際に上下一対の矯正治具15
a、15bでロッドレンズアレイ6を共役長中心17と
基板基準面5bとが一定になるように挟持し、この状態
でキャビティ室13内に樹脂を充填してロッドレンズア
レイ6と一体的にホルダ5を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真式プリンタに組
み込まれるLEDプリントヘッド等の光プリントヘッド
の製造方法に関する。
み込まれるLEDプリントヘッド等の光プリントヘッド
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の光プリントヘッドの一つで
あるLEDプリントヘッドを示した断面図であり、図5
は図4におけるII−II線断面図である。図例の如く、基
板1の上面には複数個のLEDアレイチップ2とドライ
バICチップ3とが配設されており、基板1の下面には
放熱板4が取り付けられている。この基板1はホルダ5
に固定されており、ホルダ5のLEDアレイチップ2に
対向する箇所には、LEDアレイチップ2からの光を集
光するためのロッドレンズアレイ6が接着されて取り付
けられている。
あるLEDプリントヘッドを示した断面図であり、図5
は図4におけるII−II線断面図である。図例の如く、基
板1の上面には複数個のLEDアレイチップ2とドライ
バICチップ3とが配設されており、基板1の下面には
放熱板4が取り付けられている。この基板1はホルダ5
に固定されており、ホルダ5のLEDアレイチップ2に
対向する箇所には、LEDアレイチップ2からの光を集
光するためのロッドレンズアレイ6が接着されて取り付
けられている。
【0003】従来、このロッドレンズアレイ6とホルダ
5とを接着するには、まずロッドレンズアレイ6をホル
ダ5の突き当て面5aに合わせて嵌め込み、次いで接着
剤7をホルダ5とロッドレンズアレイ6との隙間に流し
込む方法が用いられていた。そして接着剤7が硬化する
までの間は、ロッドレンズアレイ6の反りを矯正するた
めに上方からロッドレンズアレイ6に真直な板を押し当
てることが行われていた。
5とを接着するには、まずロッドレンズアレイ6をホル
ダ5の突き当て面5aに合わせて嵌め込み、次いで接着
剤7をホルダ5とロッドレンズアレイ6との隙間に流し
込む方法が用いられていた。そして接着剤7が硬化する
までの間は、ロッドレンズアレイ6の反りを矯正するた
めに上方からロッドレンズアレイ6に真直な板を押し当
てることが行われていた。
【0004】上記したLEDプリントヘッド等の光プリ
ントヘッドの製造方法においては、LEDアレイチップ
2等の発光素子の発光面と、ロッドレンズアレイ6の光
軸中心とを精度良く位置決めすることが要求される。こ
の共役長とは、図6に示したようにLED発光面18か
らロッドレンズアレイ6までの距離と、ロッドレンズア
レイ6から結像面19までの距離と、ロッドレンズアレ
イ6の高さhとの和TCであり、ロッドレンズアレイ6
の共役長中心17は共役長TCの1/2に相当する位置
を示している。
ントヘッドの製造方法においては、LEDアレイチップ
2等の発光素子の発光面と、ロッドレンズアレイ6の光
軸中心とを精度良く位置決めすることが要求される。こ
の共役長とは、図6に示したようにLED発光面18か
らロッドレンズアレイ6までの距離と、ロッドレンズア
レイ6から結像面19までの距離と、ロッドレンズアレ
イ6の高さhとの和TCであり、ロッドレンズアレイ6
の共役長中心17は共役長TCの1/2に相当する位置
を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、発光面とロッドレンズアレイ6の共役長中心1
7との相対位置精度を管理するには、ロッドレンズアレ
イ6の高さhにばらつきがあるため、ホルダ5における
基板1の突き当て面、すなわち基板基準面5bとロッド
レンズアレイ6の突き当て面5aとの間の寸法精度及
び、ロッドレンズアレイ6の共役長中心17とホルダ5
に対するロッドレンズアレイ6の突き当て面6aとの間
の寸法精度の二つの要因を管理しなければならなかっ
た。またロッドレンズアレイ6の接着時において、ロッ
ドレンズアレイ6の反りを矯正するためにロッドレンズ
アレイ6に真直な板を上から押し当てる方法も、実際に
は技術的に満足のできるものが得られず、しかもこの方
法ではロッドレンズアレイ6に真直な板を長時間押し当
てる必要があるため、効率が悪いという課題を有してい
た。
例では、発光面とロッドレンズアレイ6の共役長中心1
7との相対位置精度を管理するには、ロッドレンズアレ
イ6の高さhにばらつきがあるため、ホルダ5における
基板1の突き当て面、すなわち基板基準面5bとロッド
レンズアレイ6の突き当て面5aとの間の寸法精度及
び、ロッドレンズアレイ6の共役長中心17とホルダ5
に対するロッドレンズアレイ6の突き当て面6aとの間
の寸法精度の二つの要因を管理しなければならなかっ
た。またロッドレンズアレイ6の接着時において、ロッ
ドレンズアレイ6の反りを矯正するためにロッドレンズ
アレイ6に真直な板を上から押し当てる方法も、実際に
は技術的に満足のできるものが得られず、しかもこの方
法ではロッドレンズアレイ6に真直な板を長時間押し当
てる必要があるため、効率が悪いという課題を有してい
た。
【0006】本発明は上記した課題に鑑みて成されたも
のであり、ロッドレンズアレイの共役長中心と発光素子
の発光面との相対位置を精度良く、しかも容易に管理す
ることができ、製造時間及び製造コストを削減すること
ができる光プリントヘッドの製造方法を提供することを
目的としている。
のであり、ロッドレンズアレイの共役長中心と発光素子
の発光面との相対位置を精度良く、しかも容易に管理す
ることができ、製造時間及び製造コストを削減すること
ができる光プリントヘッドの製造方法を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、基板上に配設された発光素子と、その発光
素子からの光を集光するためのロッドレンズアレイと、
そのロッドレンズアレイと前記基板とを固定するための
ホルダとを備えた光プリントヘッドの製造方法におい
て、前記ホルダは、前記ロッドレンズアレイ設置用の溝
孔を設けかつその溝孔内に矯正治具を設けたコアブロッ
クと、前記溝孔に対応した位置に矯正治具を設けたキャ
ビティブロックとを用いて前記ロッドレンズアレイを一
体的に取り付けるものであって、前記コアブロックの前
記溝孔内に前記ロッドレンズアレイを設置し、前記コア
ブロックと前記キャビティブロックとがキャビティ室を
構成する際に前記ロッドレンズアレイを前記上下一対の
矯正治具で前記ロッドレンズアレイの共役長中心と基板
基準面との距離を一定にするように挟持し、前記キャビ
ティ内に樹脂を充填することで前記ホルダを前記ロッド
レンズアレイと一体的に形成するようにしたものであ
る。
に本発明は、基板上に配設された発光素子と、その発光
素子からの光を集光するためのロッドレンズアレイと、
そのロッドレンズアレイと前記基板とを固定するための
ホルダとを備えた光プリントヘッドの製造方法におい
て、前記ホルダは、前記ロッドレンズアレイ設置用の溝
孔を設けかつその溝孔内に矯正治具を設けたコアブロッ
クと、前記溝孔に対応した位置に矯正治具を設けたキャ
ビティブロックとを用いて前記ロッドレンズアレイを一
体的に取り付けるものであって、前記コアブロックの前
記溝孔内に前記ロッドレンズアレイを設置し、前記コア
ブロックと前記キャビティブロックとがキャビティ室を
構成する際に前記ロッドレンズアレイを前記上下一対の
矯正治具で前記ロッドレンズアレイの共役長中心と基板
基準面との距離を一定にするように挟持し、前記キャビ
ティ内に樹脂を充填することで前記ホルダを前記ロッド
レンズアレイと一体的に形成するようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明の光プリントヘッドの製造方法によれ
ば、ロッドレンズアレイと基板とを固定するためのホル
ダは、前記ロッドレンズアレイ設置用の溝孔を設けかつ
その溝孔内に矯正治具を設けたコアブロックと、前記溝
孔に対応した位置に矯正治具を設けたキャビティブロッ
クとを用いて前記ロッドレンズアレイを一体的に取り付
けるものであって、前記コアブロックの前記溝孔内に前
記ロッドレンズアレイを設置し、前記コアブロックと前
記キャビティブロックとがキャビティ室を構成する際
に、前記ロッドレンズアレイを前記上下一対の矯正治具
で前記ロッドレンズアレイの共役長中心と基板基準面と
の距離を一定にするように挟持し、前記キャビティ内に
樹脂を充填することで前記ホルダを前記ロッドレンズア
レイと一体的に形成するので、前記ロッドレンズアレイ
の共役長中心と前記ホルダにおける基板基準面との距離
が一定であり、かつ前記ロッドレンズアレイが一体とな
ったホルダが得られる。
ば、ロッドレンズアレイと基板とを固定するためのホル
ダは、前記ロッドレンズアレイ設置用の溝孔を設けかつ
その溝孔内に矯正治具を設けたコアブロックと、前記溝
孔に対応した位置に矯正治具を設けたキャビティブロッ
クとを用いて前記ロッドレンズアレイを一体的に取り付
けるものであって、前記コアブロックの前記溝孔内に前
記ロッドレンズアレイを設置し、前記コアブロックと前
記キャビティブロックとがキャビティ室を構成する際
に、前記ロッドレンズアレイを前記上下一対の矯正治具
で前記ロッドレンズアレイの共役長中心と基板基準面と
の距離を一定にするように挟持し、前記キャビティ内に
樹脂を充填することで前記ホルダを前記ロッドレンズア
レイと一体的に形成するので、前記ロッドレンズアレイ
の共役長中心と前記ホルダにおける基板基準面との距離
が一定であり、かつ前記ロッドレンズアレイが一体とな
ったホルダが得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る光プリントヘッドの製造
方法の実施例を図面に基づいて説明する。なお、図にお
いて従来例と同じ構成部品には同じ番号を付して説明を
省略する。
方法の実施例を図面に基づいて説明する。なお、図にお
いて従来例と同じ構成部品には同じ番号を付して説明を
省略する。
【0010】図2は本発明の光プリントヘッドの製造方
法により製造されたLEDプリントヘッドの概略断面図
であり、図3は図2におけるI−I線断面図である。従
来と同様に、基板1の上面にはLEDアレイチップ2及
びドライバICチップ3が配設されており、その下面に
は放熱板4が取り付けられている。この基板1はホルダ
5に固定されており、ホルダ5のLEDアレイチップ2
に対向する箇所には、ロッドレンズアレイ6がホルダ5
にロッドレンズアレイ6の共役長中心17とLED発光
面18との距離がTC/2となるように一体的に取り付
けられている。
法により製造されたLEDプリントヘッドの概略断面図
であり、図3は図2におけるI−I線断面図である。従
来と同様に、基板1の上面にはLEDアレイチップ2及
びドライバICチップ3が配設されており、その下面に
は放熱板4が取り付けられている。この基板1はホルダ
5に固定されており、ホルダ5のLEDアレイチップ2
に対向する箇所には、ロッドレンズアレイ6がホルダ5
にロッドレンズアレイ6の共役長中心17とLED発光
面18との距離がTC/2となるように一体的に取り付
けられている。
【0011】次に、このように構成されたLEDプリン
トヘッドの製造方法を説明する。図1(a)〜(e)は
本実施例に係るLEDプリントヘッドの製造方法を工程
順に示した模式図である。図例の如く本実施例では、L
EDプリントヘッドの製造に際してコアブロック11と
キャビティブロック12とを用いる。コアブロック11
とキャビティブロック12とで構成されるキャビティ室
13は、ホルダ5の形状を形作る部分となっており、上
記コアブロック11の下面には後述する如くロッドレン
ズアレイ6を設置するための溝孔14が形成されてい
る。またコアブロック11の溝孔14内にはロッドレン
ズアレイ6設置用の矯正治具15aが設けられている。
一方、キャビティブロック12には、コアブロック11
の溝孔14に対応した位置にロッドレンズアレイ6設置
用の矯正治具15bが内設されており、これら一対の矯
正治具15a、15bが上記溝孔14に設置されたロッ
ドレンズアレイ6を上下から圧した状態で挟持するよう
になっている。
トヘッドの製造方法を説明する。図1(a)〜(e)は
本実施例に係るLEDプリントヘッドの製造方法を工程
順に示した模式図である。図例の如く本実施例では、L
EDプリントヘッドの製造に際してコアブロック11と
キャビティブロック12とを用いる。コアブロック11
とキャビティブロック12とで構成されるキャビティ室
13は、ホルダ5の形状を形作る部分となっており、上
記コアブロック11の下面には後述する如くロッドレン
ズアレイ6を設置するための溝孔14が形成されてい
る。またコアブロック11の溝孔14内にはロッドレン
ズアレイ6設置用の矯正治具15aが設けられている。
一方、キャビティブロック12には、コアブロック11
の溝孔14に対応した位置にロッドレンズアレイ6設置
用の矯正治具15bが内設されており、これら一対の矯
正治具15a、15bが上記溝孔14に設置されたロッ
ドレンズアレイ6を上下から圧した状態で挟持するよう
になっている。
【0012】このようなコアブロック11及びキャビテ
ィブロック12を用い、まず本実施例では図1(a)に
示したように高さhを測定してその共役長中心17を求
めたロッドレンズアレイ6を、コアブロック11の溝孔
14に設置し、同時にロッドレンズアレイ6の下端に矯
正治具15aを当接させる(図1(b))。次いでキャ
ビティブロック12をコアブロック11に嵌め合わせる
と共に、ロッドレンズアレイ6の上端に矯正治具15b
を圧接させる。これら矯正治具15a、15bによりロ
ッドレンズアレイ6は上下から押さえられた状態で挟持
され、ロッドレンズアレイ6の反りが矯正された状態と
なる。またこのとき矯正治具15a、15bによりロッ
ドレンズアレイ6は、その共役長中心17とホルダ5に
おける基板基準面5bとの距離Cが一定に保たれるよう
に、所定の位置に位置決めされる(図1(c))。その
後、矯正治具15a、15bでロッドレンズアレイ6の
反りを矯正した状態でキャビティ室13に樹脂を充填
し、ホルダ5を成形すると同時にホルダ5と一体にロッ
ドレンズアレイ6を取り付ける(図1(d))。そして
最後にコアブロック11及びキャビティブロック12を
外すと、ロッドレンズアレイ6の光軸中心とホルダ5に
おける基板1の突き当て面5aとの距離Cが一定であ
り、かつロッドレンズアレイ6が精度良く一体成形され
たホルダ5が得られる(図1(e))。
ィブロック12を用い、まず本実施例では図1(a)に
示したように高さhを測定してその共役長中心17を求
めたロッドレンズアレイ6を、コアブロック11の溝孔
14に設置し、同時にロッドレンズアレイ6の下端に矯
正治具15aを当接させる(図1(b))。次いでキャ
ビティブロック12をコアブロック11に嵌め合わせる
と共に、ロッドレンズアレイ6の上端に矯正治具15b
を圧接させる。これら矯正治具15a、15bによりロ
ッドレンズアレイ6は上下から押さえられた状態で挟持
され、ロッドレンズアレイ6の反りが矯正された状態と
なる。またこのとき矯正治具15a、15bによりロッ
ドレンズアレイ6は、その共役長中心17とホルダ5に
おける基板基準面5bとの距離Cが一定に保たれるよう
に、所定の位置に位置決めされる(図1(c))。その
後、矯正治具15a、15bでロッドレンズアレイ6の
反りを矯正した状態でキャビティ室13に樹脂を充填
し、ホルダ5を成形すると同時にホルダ5と一体にロッ
ドレンズアレイ6を取り付ける(図1(d))。そして
最後にコアブロック11及びキャビティブロック12を
外すと、ロッドレンズアレイ6の光軸中心とホルダ5に
おける基板1の突き当て面5aとの距離Cが一定であ
り、かつロッドレンズアレイ6が精度良く一体成形され
たホルダ5が得られる(図1(e))。
【0013】以上述べたように本実施例方法によれば、
ロッドレンズアレイ6の共役長中心17と基板基準面5
bとの相対位置は積極的に設計値に位置決めされ、かつ
矯正治具15a、15bでロッドレンズアレイ6が挟持
されてその反りが矯正された状態で、ロッドレンズアレ
イ6とホルダ5とが一体成形される。従って、LEDア
レイチップ2の発光面とロッドレンズアレイ6の共役長
中心17との相対位置精度の良い、しかも組立バラツキ
の少ないLEDプリントヘッドを容易に製造することが
できる。またロッドレンズアレイ6とホルダ5との接着
工程や、それに要する時間及びホルダ5に対するロッド
レンズアレイ6の突き当て面6a等の加工コストを削減
することができるため、安価なLEDプリントヘッドを
製造することが可能となる。
ロッドレンズアレイ6の共役長中心17と基板基準面5
bとの相対位置は積極的に設計値に位置決めされ、かつ
矯正治具15a、15bでロッドレンズアレイ6が挟持
されてその反りが矯正された状態で、ロッドレンズアレ
イ6とホルダ5とが一体成形される。従って、LEDア
レイチップ2の発光面とロッドレンズアレイ6の共役長
中心17との相対位置精度の良い、しかも組立バラツキ
の少ないLEDプリントヘッドを容易に製造することが
できる。またロッドレンズアレイ6とホルダ5との接着
工程や、それに要する時間及びホルダ5に対するロッド
レンズアレイ6の突き当て面6a等の加工コストを削減
することができるため、安価なLEDプリントヘッドを
製造することが可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光プリ
ントヘッドの製造方法によれば、ロッドレンズアレイの
共役長中心とホルダにおける基板基準面との相対位置が
一定であり、かつ前記ロッドレンズアレイが一体となっ
たホルダを得ることができる。従って組立精度が向上す
ると共に組立バラツキが少なくなり、基板上に形成され
た発光素子の発光面と前記ロッドレンズアレイの共役長
中心との相対位置精度の良い、品質の向上した光プリン
トヘッドを容易に製造することができる。また前記ロッ
ドレンズアレイとホルダとの接着工程が不要であり、そ
の結果製造コスト及び製造時間を削減することができる
ため、安価な光プリントヘッドを製造することが可能と
なる。
ントヘッドの製造方法によれば、ロッドレンズアレイの
共役長中心とホルダにおける基板基準面との相対位置が
一定であり、かつ前記ロッドレンズアレイが一体となっ
たホルダを得ることができる。従って組立精度が向上す
ると共に組立バラツキが少なくなり、基板上に形成され
た発光素子の発光面と前記ロッドレンズアレイの共役長
中心との相対位置精度の良い、品質の向上した光プリン
トヘッドを容易に製造することができる。また前記ロッ
ドレンズアレイとホルダとの接着工程が不要であり、そ
の結果製造コスト及び製造時間を削減することができる
ため、安価な光プリントヘッドを製造することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光プリントヘッドの製造方法の一例を
工程順に示した模式図である。
工程順に示した模式図である。
【図2】本発明方法により製造された光プリントヘッド
の一例を示す断面図である。
の一例を示す断面図である。
【図3】図2におけるI−I線断面図である。
【図4】従来の光プリントヘッドの一例を示した断面図
である。
である。
【図5】図4におけるII−II線断面図である。
【図6】共役長及び共役長中心の説明図である。
1 基板 2 LEDアレイチップ 5 ホルダ 5b 基板基準面 6 ロッドレンズアレイ 11 コアブロック 12 キャビティブロック 13 キャビティ室 14 溝孔 15a、15b 矯正治具 17 共役長中心
Claims (1)
- 【請求項1】 基板上に配設された発光素子と、該発光
素子からの光を集光するためのロッドレンズアレイと、
該ロッドレンズアレイと前記基板とを固定するためのホ
ルダとを備えた光プリントヘッドの製造方法において、 前記ホルダは、前記ロッドレンズアレイ設置用の溝孔を
設けかつその溝孔内に矯正治具を設けたコアブロック
と、前記溝孔に対応した位置に矯正治具を設けたキャビ
ティブロックとを用いて前記ロッドレンズアレイを一体
的に取り付けるものであって、 前記コアブロックの前記溝孔内に前記ロッドレンズアレ
イを設置し、 前記コアブロックと前記キャビティブロックとがキャビ
ティ室を構成する際に前記ロッドレンズアレイを前記上
下一対の矯正治具で前記ロッドレンズアレイの共役長中
心と基板基準面との距離を一定にするように挟持し、 前記キャビティ内に樹脂を充填することで前記ホルダを
前記ロッドレンズアレイと一体的に形成したことを特徴
とする光プリントヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33130591A JPH05138934A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 光プリントヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33130591A JPH05138934A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 光プリントヘツドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05138934A true JPH05138934A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18242205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33130591A Pending JPH05138934A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 光プリントヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05138934A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011000748A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd | 長尺成形品用金型、プリントヘッドの製造方法、プリントヘッドおよび画像形成装置 |
JP2015207922A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-11-19 | 三菱電機株式会社 | 画像読取装置およびその組み立て方法 |
JP2022001871A (ja) * | 2018-10-05 | 2022-01-06 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 光デバイス |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP33130591A patent/JPH05138934A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011000748A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd | 長尺成形品用金型、プリントヘッドの製造方法、プリントヘッドおよび画像形成装置 |
JP2015207922A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-11-19 | 三菱電機株式会社 | 画像読取装置およびその組み立て方法 |
JP2022001871A (ja) * | 2018-10-05 | 2022-01-06 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 光デバイス |
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