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JPH05122053A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH05122053A
JPH05122053A JP3285070A JP28507091A JPH05122053A JP H05122053 A JPH05122053 A JP H05122053A JP 3285070 A JP3285070 A JP 3285070A JP 28507091 A JP28507091 A JP 28507091A JP H05122053 A JPH05122053 A JP H05122053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transistor
drive system
signal potential
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3285070A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Takagi
治 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3285070A priority Critical patent/JPH05122053A/ja
Publication of JPH05122053A publication Critical patent/JPH05122053A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は半導体集積回路装置に関し、異種電
源間の信号レベルを変換する信号電位変換回路を高電圧
駆動電源と接地線との間に接続することなく、その回路
構成を工夫して簡略化し、その低電力消費化を図るこ
と、その高集積化を図ること、及び、その信頼度や品質
の向上を図ることを目的とする。 【構成】 低電圧駆動系トランジスタ回路11と高電圧
駆動系トランジスタ回路13との間に接続された信号電
位変換回路12を具備し、前記低電圧駆動系トランジス
タ回路11が第1の電源線VCC1に接続され、前記高電
圧駆動系トランジスタ回路13が第2の電源線VCC2に
接続され、前記信号電位変換回路12が第2の電源線V
CC2に接続され、前記信号電位変換回路12の第1の入
力部in1が前記低電圧駆動系トランジスタ回路11の入
力部inに接続され、前記信号電位変換回路12の第2
の入力部in2が前記低電圧駆動系トランジスタ回路11
の出力部outに接続され、前記信号電位変換回路12の
出力部outが前記高電圧駆動系トランジスタ回路13の
入力部inに接続されることを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔目次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図7) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,2) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図3,4) (2)第2の実施例の説明(図5,6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
関するものであり、更に詳しく言えば、異種電源間の信
号レベル変換をするレベルシフタ内蔵型の集積回路装置
の改善に関するものである。
【0003】近年、半導体集積回路(以下LSIとい
う)装置の高性能化及び高機能化が図られ、一方、その
低消費電力化が図られている。また、ノート型,ブック
型パソコン等のバッテリー駆動携帯機器では、その小型
化,軽量化,低電圧駆動化及びその電力省力化の要求が
ある。
【0004】これによれば、それ等の携帯機器の電力省
力化を少しでも図るために、後から開発された低消費型
の低電圧駆動系のCMOSゲートアレイ等が従前から搭
載されている高電圧駆動系の周辺回路に接続される場合
がある。
【0005】このような場合に、異なった電源電圧間の
インターフェース回路用LSI装置として、低電圧駆動
系の信号レベルを高電圧駆動系の信号レベルに変換する
レベルシフタが用いられ、その信号レベル変換に係る誤
動作を防止している。
【0006】しかし、レベルシフタが高電圧駆動電源と
接地線との間に接続されている。このため、レベルシフ
タを構成するドライバ回路やインバータ回路において、
論理反転時に貫通電流が流れ、その低消費電力化の妨げ
となったり、当該LSI装置の動作周波数の高速化によ
り、レベルシフタのレシオ(周波数応答)設計が複雑と
なる。
【0007】さらに、レベルシフタの性能を向上すべ
く、そのトランジスタを大きくすると当該LSI装置の
高集積化の妨げとなったり、また、異種電源間のインタ
ーフェース回路用LSI装置として、その信頼度や品質
が低下しかねない。
【0008】そこで、レベルシフタを高電圧駆動電源と
接地線との間に接続することなく、その回路構成を工夫
して簡略化し、その低電力消費化を図ること、その高集
積化を図ること、及び、その信頼度や品質の向上を図る
ことができる半導体集積回路装置が望まれている。
【0009】
【従来の技術】図7(a),(b)は、従来例に係る半
導体集積回路装置の説明図である。図7(a)は、その
構成図を示している。
【0010】例えば、携帯機器に内蔵される半導体集積
回路装置は、3〔V〕駆動系のCMOSゲートアレイ1
と5〔V〕駆動系の周辺回路3とが接続されて成る。こ
れは、ノート型,ブック型パソコン等の携帯機器の電力
省力化を少しでも図るために、後から開発された低消費
型の3〔V〕駆動系のCMOSゲートアレイ1が従前か
ら搭載されている5〔V〕駆動系の周辺回路3に接続さ
れる場合である。
【0011】このような場合に、3〔V〕駆動系の信号
レベルを5〔V〕駆動系の信号レベルに変換するレベル
変換回路2が,例えば、CMOSゲートアレイ1に設け
られる。
【0012】図7(b)は、従来例に係るレベル変換回
路の構成図である。図7(b)において、レベル変換回
路は3〔V〕駆動系出力回路1A,レベルシフタ2A及
び5〔V〕駆動系出力回路2Bから成る。
【0013】ここで、レベルシフタ2Aは電源線VCC2
(=5〔V〕)と接地線GNDとの間に接続されたトラン
ジスタTP12 とトランジスタTN12 から成るドライバ回
路221 と、電源線VCC2と接地線GNDとの間に接続され
たトランジスタTP13 とトランジスタTN13 から成るイ
ンバータ回路222 から構成される。
【0014】当該レベルシフタ2Aの機能は、電源線V
CC1(=3〔V〕)と接地線GNDとの間に接続された3
〔V〕駆動系出力回路1Aの出力「0」又は「1」をド
ライバ回路221 とインバータ回路222 とにより反転増幅
し、その5〔V〕駆動系出力「0」又は「1」を電源線
VCC2(=5〔V〕)と接地線GNDとの間に接続された
トランジスタTP14 とトランジスタTN14 から成る5
〔V〕駆動系出力回路2Bに出力するものである。
【0015】これにより、3〔V〕駆動系のX点の論理
を変えることなく、その信号レベルを5〔V〕駆動系の
出力Y点の信号レベルとして変換することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例によ
れば、異なった電源電圧(3/5〔V〕)間のインター
フェース回路用LSI装置として、図7(b)に示すよ
うな3〔V〕駆動系の信号レベルを5〔V〕駆動系の信
号レベルに変換するレベル変換回路2が用いられ、その
信号レベル変換に係る誤動作を防止している。
【0017】しかし、次のような問題を生ずる。 レベルシフタ2Aのドライバ回路221 やインバータ
回路222 において、3〔V〕駆動系出力回路1Aの出力
「0」→「1」の反転時やその出力「1」→「0」の反
転時に、電源線VCC2(=5〔V〕)から接地線GNDと
の間に、該トランジスタTP12 ,トランジスタTN12や
トランジスタTP13 ,トランジスタTN13 のソース・ド
レインを介して貫通電流が流れる。このため、LSI装
置の低消費電力化を図ることができない。
【0018】 また、データ処理装置の高速動作の要
求からLSI装置の動作周波数の高速化が図られると、
レベルシフタ2Aのドライバ回路221 やインバータ回路
222のレシオ(周波数応答)設計が複雑となる。
【0019】 さらに、レベルシフタ(以下信号電位
変換回路ともいう)2Aのドライバ回路221 やインバー
タ回路222 が電源線VCC2(=5〔V〕)と接地線GND
との間に接続されることから、それを構成するトランジ
スタTP12 ,トランジスタTN12 ,トランジスタTP13
及びトランジスタTN13 の設計仕様を5〔V〕駆動系出
力回路2Bを構成するトランジスタTP14 とトランジス
タTN14 の設計仕様と同等に形成しなくてはならない。
【0020】このため、該トランジスタTP12 ,トラン
ジスタTN12 ,トランジスタTN12,トランジスタTP13
及びトランジスタTN13 が大きくなり、当該LSI装
置の高集積化の妨げとなる。
【0021】これにより、異種電源間のインターフェー
ス回路用LSI装置として、その信頼度や品質の向上の
妨げとなるという問題がある。本発明は、かかる従来例
の問題点に鑑みて創作されたものであり、異種電源間の
信号レベルを変換する信号電位変換回路を高電圧駆動電
源と接地線との間に接続することなく、その回路構成を
工夫し、その低電力消費化を図ること、その高集積化を
図ること、及び、その信頼度や品質の向上を図ることが
可能となる半導体集積回路装置の提供を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1(a),(b)は、
本発明に係る半導体集積回路装置の原理図(その1)で
あり、図2は、本発明に係る半導体集積回路装置の原理
図(その2)をそれぞれ示している。
【0023】本発明の第1の半導体集積回路装置は図1
(a)に示すように、低電圧駆動系トランジスタ回路1
1と高電圧駆動系トランジスタ回路13との間に接続さ
れた信号電位変換回路12を具備し、前記低電圧駆動系
トランジスタ回路11が第1の電源線VCC1に接続さ
れ、前記高電圧駆動系トランジスタ回路13が第2の電
源線VCC2に接続され、前記信号電位変換回路12が第
2の電源線VCC2に接続され、前記信号電位変換回路1
2の第1の入力部in1が前記低電圧駆動系トランジスタ
回路11の入力部inに接続され、前記信号電位変換回
路12の第2の入力部in2が前記低電圧駆動系トランジ
スタ回路11の出力部outに接続され、前記信号電位変
換回路12の出力部outが前記高電圧駆動系トランジス
タ回路13の入力部inに接続されること特徴とする。
【0024】なお、前記第1の半導体集積回路装置にお
いて、前記信号電位変換回路12が図2に示すように第
1,第2のトランジスタTP,TNから成り、前記第1
のトランジスタTPのソースSが第2の電源線VCC2に
接続され、前記第1のトランジスタTPのゲートGが前
記第2のトランジスタTNのゲートGに接続されて第1
の入力部in1に延在され、前記第1のトランジスタTP
のドレインDが前記第2のトランジスタTNのドレイン
Dに接続されて出力部outに延在され、前記第2のトラ
ンジスタTNのソースSが第2の入力部in2に延在され
ることを特徴とする。
【0025】また、前記第1の半導体集積回路装置にお
いて、前記第1のトランジスタTPがp型の電界効果ト
ランジスタから成り、前記第2のトランジスタTNがn
型の電界効果トランジスタから成ることを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の第2の半導体集積回路装
置は図1(b)に示すように、低電圧駆動系トランジス
タ回路11と高電圧駆動系トランジスタ回路13との間
に接続された第1,第2の信号電位変換回路12A,12B
を具備し、前記低電圧駆動系トランジスタ回路11が第
1の電源線VCC1に接続され、前記高電圧駆動系トラン
ジスタ回路13が第2の電源線VCC2に接続され、前記
第1の信号電位変換回路12Aが第2の電源線VCC2に接
続され、前記第1の信号電位変換回路12Aの第1の入力
部in1が前記第2の信号電位変換回路12Bの第1の入力
部in1に接続されて前記低電圧駆動系トランジスタ回路
11の入力部inに接続され、前記第1の信号電位変換
回路12Aの第2の入力部in2が前記第2の信号電位変換
回路12Bの第2の入力部in2に接続されて前記低電圧駆
動系トランジスタ回路11の出力部outに接続され、前
記第2の信号電位変換回路12Aの出力部outが前記高電
圧駆動系トランジスタ回路13の第1の入力部in1に接
続され、前記第2の信号電位変換回路12Bが第2の電源
線VCC2に接続され、前記第2の信号電位変換回路12B
の出力部outが前記高電圧駆動系トランジスタ回路13
の第2の入力部in2に接続されること特徴とする。
【0027】なお、前記第2の半導体集積回路装置にお
いて、前記第1,第2の信号電位変換回路12A,12Bが
本発明の第1の半導体集積回路装置の信号電位変換回路
12から成ることを特徴とし、上記目的を達成する。
【0028】
【作用】本発明の第1の半導体集積回路装置によれば、
図1(a)に示すように、低電圧駆動系トランジスタ回
路11と高電圧駆動系トランジスタ回路13との間に接
続された信号電位変換回路12が具備され、該信号電位
変換回路12が第2の電源線VCC2に接続されるものの
接地線GNDに接続されない。
【0029】このため、信号電位変換回路12をスイッ
チング素子として機能させることが可能となる。例え
ば、低電圧駆動系トランジスタ回路11の入力部inに
「L」(ロー)レベルが入力されると、信号電位変換回
路12の第1の入力部in1が「L」レベル,その第2の
入力部in2が「H」(ハイ)レベルに移行する。
【0030】このことから、例えば、信号電位変換回路
12の第1のトランジスタ(p型電界効果トランジス
タ)TPが「ON」動作をし、第2のトランジスタ(n
型電界効果トランジスタ)TNが「OFF」動作をする。
【0031】この際に、低電圧駆動系トランジスタ回路
11の出力部outに、第1の電源線VCC1に係る出力
「H」レベルが第2のトランジスタTNによって阻止さ
れ、これに変わって、第1のトランジスタTPの「O
N」動作により第2の電源線VCC2に係る高電圧駆動系
の「H」レベルが高電圧駆動系トランジスタ回路13の
入力部inに供給される。
【0032】また、論理が反転して、低電圧駆動系トラ
ンジスタ回路11の入力部inに「H」レベルが入力さ
れると、信号電位変換回路12の第1の入力部in1が
「H」レベル,その第2の入力部in2が「L」レベルに
成ることから、信号電位変換回路12の第1のトランジ
スタTPが「OFF」動作をし、第2のトランジスタTN
が「ON」動作をする。
【0033】この際に、低電圧駆動系トランジスタ回路
11の出力部outに、第1の電源線VCC1に係る出力
「L」レベルが第2のトランジスタTNによって伝導さ
れ、また、第1のトランジスタTPの「OFF」動作によ
り第2の電源線VCC2に係る高電圧駆動系の「H」レベ
ルが阻止され、該高電圧駆動系のトランジスタ回路13
の入力部inに「L」レベルが供給される。
【0034】これにより、信号電位変換回路12におい
て、論理反転時に電源線VCC2から接地線GNDに、従来
例のような第1,第2のトランジスタTP,TNのソー
ス・ドレインを介して流れていた貫通電流が極力抑制さ
れ、LSI装置の低消費電力化を図ることが可能とな
る。
【0035】また、LSI装置の動作周波数の高速化が
図られた場合であっても、従来例に比べて信号変位変換
回路12のレシオ(周波数応答)設計の簡略化を図るこ
とが可能となり、データ処理装置の高速動作に寄与する
ことが可能となる。
【0036】さらに、信号電位変換回路12が第2の電
源線VCC2のみに接続されることから、それ等を構成す
る第1,第2のトランジスタTP,TNの設計仕様を高
電圧駆動系のトランジスタ回路13の設計仕様と同等に
形成しなくても良い。
【0037】このため、信号電位変換回路12の縮小化
が図られ、そのLSI装置の高集積化を図ることが可能
となる。このことで、異種電源間において、信号レベル
を変換する高信頼度かつ高品質のインターフェース回路
用LSI装置の提供をすることが可能となる。
【0038】さらに、本発明の第2の半導体集積回路装
置によれば、図1(b)に示すように、低電圧駆動系ト
ランジスタ回路11と高電圧駆動系トランジスタ回路1
3との間に接続された第1,第2の信号電位変換回路12
A,12Bが具備され、該第1,第2の信号電位変換回路
12A,12Bが本発明の第1の半導体集積回路装置の信号
電位変換回路12から成っている。
【0039】このため、第1,第2の信号電位変換回路
12A,12Bを第1の半導体集積回路装置と同様に、スイ
ッチング素子として機能させることが可能となる。例え
ば、低電圧駆動系トランジスタ回路11の入力部inに
「L」レベルが入力されると、第1,第2の信号電位変
換回路12A,12Bの第1の入力部in1が「L」レベル,
その第2の入力部in2が「H」レベルにそれぞれ移行す
る。
【0040】このことから、例えば、第1,第2の信号
電位変換回路12A,12Bの第1のトランジスタTPがそ
れぞれ「ON」動作をし、第2のトランジスタTNがそ
れぞれ「OFF」動作をする。
【0041】この際に、低電圧駆動系トランジスタ回路
11の出力部outに、第1の電源線VCC1に係る出力
「H」レベルが第1,第2の信号電位変換回路12A,12
Bの第2のトランジスタTNによってそれぞれ阻止さ
れ、これに変わって、両回路12A,12Bの第1のトラン
ジスタTPのそれぞれ「ON」動作により第2の電源線
VCC2に係る高電圧駆動系の「H」レベルが高電圧駆動
系トランジスタ回路13の入力部inに供給される。
【0042】また、論理が反転して、低電圧駆動系トラ
ンジスタ回路11の入力部inに「H」レベルが入力さ
れると、第1,第2の信号電位変換回路12A,12Bの第
1の入力部in1が「H」レベル,その第2の入力部in2
が「L」レベルに成ることから、両回路12A,12Bの第
1のトランジスタTPがそれぞれ「OFF」動作をし、第
2のトランジスタTNがそれぞれ「ON」動作をする。
【0043】この際に、低電圧駆動系トランジスタ回路
11の出力部outに、第1の電源線VCC1に係る出力
「L」レベルが第2のトランジスタTNによって伝導さ
れると、第1のトランジスタTPの「OFF」動作により
第2の電源線VCC2に係る高電圧駆動系の「H」レベル
が阻止され、該高電圧駆動系のトランジスタ回路13の
第1,第2の入力部in1,in2に「L」レベルがそれぞ
れ供給される。
【0044】これにより、本発明の第1の半導体集積回
路装置と同様に、従来例のような貫通電流が極力抑制さ
れ、LSI装置の低消費電力化を図ること、両回路12
A,12Bのレシオ設計の簡略化を図ることが可能とな
り、データ処理装置の高速動作に寄与することが可能と
なる。
【0045】また、本発明の第1の半導体集積回路装置
と同様に、従来例に比べて第1,第2の信号電位変換回
路12A,12Bの縮小化が図られ、そのLSI装置の高集
積化を図ることが可能となる。
【0046】このことで、本発明の第1の半導体集積回
路装置と同様に、高信頼度かつ高品質のインターフェー
ス回路用LSI装置の提供をすることが可能となる。な
お、本発明の第1の半導体集積回路装置の信号電位変換
回路12に比べて、第2の半導体集積回路装置の信号電
位変換回路12A,12Bによれば、バランスの採れた信号
変換動作を行うことが可能となる。
【0047】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図3〜6は、本発明の実施例に係る半
導体集積回路装置の説明図である。
【0048】(1)第1の実施例の説明 図3,4は、本発明の第1の実施例に係る半導体集積回
路装置の説明図であり、図3はその構成図,図4はその
動作説明図をそれぞれ示している。
【0049】例えば、ノート型,ブック型パソコン等の
携帯機器に内蔵可能なレベルシフタ付LSI装置は図3
において、3〔V〕駆動系の出力回路21,レベルシフ
タ22及び5〔V〕駆動系の出力回路23から成る。
【0050】すなわち、3〔V〕駆動系の出力回路21
は低電圧駆動系トランジスタ回路11の一実施例であ
り、第1の電源線VCC1の一例となる電圧3〔V〕の電
源線に接続され、該3〔V〕の電圧により駆動されるC
MOSゲートアレイ等の出力部分である。例えば、3
〔V〕駆動系の出力回路21は電源線VCC1(=3
〔V〕)と接地線GNDとの間に接続されたトランジスタ
TP11 とトランジスタTN11 から成るインバータ回路か
ら成る。
【0051】レベルシフタ22は信号電位変換回路12
の一実施例であり、3〔V〕駆動系出力回路21の出力
「0」又は「1」を5〔V〕駆動系出力「0」又は
「1」に変換し、それを5〔V〕駆動系の出力回路23
に出力するものである。また、レベルシフタ22は3
〔V〕駆動系の出力回路21と5〔V〕駆動系の出力回
路23との間に接続される。
【0052】例えば、レベルシフタ22はp型の電界効
果トランジスタから成る第1のトランジスタTPと、n
型の電界効果トランジスタから成る第2のトランジスタ
TNにより構成される。また、第1のトランジスタTP
のソースSが第2の電源線VCC2に接続される。
【0053】また、第1のトランジスタTPのゲートG
が第2のトランジスタTNのゲートGに接続されて3
〔V〕駆動系の出力回路21のトランジスタTP11 ,ト
ランジスタTN11 の共通ゲートGに接続されて入力部i
nに延在される。さらに、第1のトランジスタTPのド
レインDが第2のトランジスタTNのドレインDに接続
されて5〔V〕駆動系の出力回路23のトランジスタT
P14 ,トランジスタTN14 の共通ゲートGに接続され
る。
【0054】なお、第2のトランジスタTNのソースS
が3〔V〕駆動系の出力回路21のトランジスタTP11
,トランジスタTN11 の共通ドレインDに接続され
る。また、5〔V〕駆動系の出力回路23は高電圧駆動
系トランジスタ回路13の一実施例であり、第2の電源
線VCC2の一例となる電圧5〔V〕の電源線に接続さ
れ、該5〔V〕の電圧により駆動される周辺回路等の入
力部に接続される。
【0055】例えば、5〔V〕駆動系の出力回路23は
電源線VCC2(=5〔V〕)と接地線GNDとの間に接続
されたトランジスタTP14 とトランジスタTN14 から成
るインバータ回路から成る。
【0056】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る半導体集積回路装置によれば、図3に示すように3
〔V〕駆動系の出力回路21と5〔V〕駆動系の出力回
路23との間に接続されたレベルシフタ22が具備さ
れ、該レベルシフタ22が第2の電源線VCC2に接続さ
れるものの接地線GNDに接続されていない。
【0057】このため、レベルシフタ22をスイッチン
グ素子として機能させることが可能となる。例えば、図
4(a)において、3〔V〕駆動系の出力回路21の入
力部inにX=「L」レベルが入力されると、レベルシ
フタ22の第1の入力部in1が「L」レベル,その第2
の入力部in2が「H」レベルに移行する。
【0058】このことから、例えば、レベルシフタ22
の第1のトランジスタTPが「ON」動作をし、第2の
トランジスタTNが「OFF」動作をする。この際に、3
〔V〕駆動系の出力回路21のトランジスタTP11 の
「ON」動による第1の電源線VCC1=3〔V〕の出力
「H」レベルが第2のトランジスタTNによって阻止さ
れ、これに変わって、第1のトランジスタTPの「O
N」動作により第2の電源線VCC2に係る5〔V〕駆動
系の「H」レベルが5〔V〕駆動系の出力回路23の共
通ゲートG(入力部in)に供給される。
【0059】これにより、5〔V〕駆動系の出力回路2
3の出力部outにY=「L」レベルが出力される。ま
た、論理が反転して、図4(b)に示すように3〔V〕
駆動系の出力回路21の入力部inに「H」レベルが入
力されると、レベルシフタ22の第1の入力部in1が
「H」レベル,その第2の入力部in2が「L」レベルに
成ることから、該レベルシフタ22の第1のトランジス
タTPが「OFF」動作をし、第2のトランジスタTNが
「ON」動作をする。
【0060】この際に、3〔V〕駆動系の出力回路21
のトランジスタTN11 の「ON」動による接地線GND=
0〔V〕の出力「L」レベルが第2のトランジスタTN
によって伝導され、また、第1のトランジスタTPの
「OFF」動作により第2の電源線VCC2に係る5〔V〕
駆動系の「H」レベルが阻止され、該出力「L」レベル
が5〔V〕駆動系の出力回路23の共通ゲートG(入力
部in)に供給される。
【0061】これにより、5〔V〕駆動系の出力回路2
3の出力部outにY=「H」レベルが出力される。この
ことで、レベルシフタ22において、論理反転時に電源
線VCC2から接地線GNDに、従来例のような第1,第2
のトランジスタTP,TNのソース・ドレインを介して
流れていた貫通電流が極力抑制され、当該LSI装置の
低消費電力化を図ることが可能となる。
【0062】また、LSI装置の動作周波数の高速化が
図られた場合であっても、従来例に比べてレベルシフタ
22のレシオ設計の簡略化を図ることが可能となり、デ
ータ処理装置の高速動作に寄与することが可能となる。
【0063】さらに、レベルシフタ22が接地線GNDに
は直接接続されず、第2の電源線VCC2のみに接続され
ることから、それ等を構成する第1,第2のトランジス
タTP,TNの設計仕様を5〔V〕駆動系の出力回路2
3の設計仕様と同等に形成しなくても良い。
【0064】このため、レベルシフタ22の縮小化が図
られ、そのLSI装置の高集積化を図ることが可能とな
る。このことから異種電源間において、信号レベルを変
換する高信頼度かつ高品質のインターフェース回路用L
SI装置の提供をすることが可能となる。
【0065】(2)第2の実施例の説明 図5,6は、本発明の第2の実施例に係る半導体集積回
路装置の説明図であり、図5はその構成図,図6はその
動作説明図をそれぞれ示している。
【0066】図5において、第1の実施例と異なるのは
第2の実施例では、レベルシフタ22が2つ設けられ、
5〔V〕駆動系の出力回路23のゲートGを個別に制御
するものである。
【0067】すなわち、第1のレベルシフタ22Aは第1
の信号電位変換回路12Aの一実施例であり、3〔V〕駆
動系出力回路21の出力「0」又は「1」を5〔V〕駆
動系出力「0」又は「1」に変換し、それを5〔V〕駆
動系の出力回路23の第1の入力部in1に出力するもの
である。
【0068】例えば、第1のレベルシフタ22Aはp型の
電界効果トランジスタから成る第1のトランジスタTP1
と、n型の電界効果トランジスタから成る第2のトラン
ジスタTN1とにより構成される。また、第1のトランジ
スタTP1のソースSが第2の電源線VCC2に接続され
る。
【0069】また、第1のトランジスタTP1のゲートG
が第2のトランジスタTN1のゲートGに接続され、か
つ、第2のレベルシフタ22Bの第3のトランジスタTP2
のゲートGと第4のトランジスタTN2のゲートGとに接
続されて3〔V〕駆動系の出力回路21のトランジスタ
TP11,トランジスタTN11 の共通ゲートGに接続さ
れ、その入力部inに延在される。
【0070】さらに、第1のトランジスタTP1のドレイ
ンDが第2のトランジスタTN1のドレインDに接続され
て5〔V〕駆動系の出力回路23のトランジスタTP14
のゲートG(第1の入力部in1)に接続される。
【0071】また、第2のレベルシフタ22Bは第2の信
号電位変換回路12Bの一実施例であり、3〔V〕駆動系
出力回路21の出力「0」又は「1」を5〔V〕駆動系
出力「0」又は「1」に変換し、それを5〔V〕駆動系
の出力回路23の第2の入力部in2に出力するものであ
る。
【0072】例えば、第2のレベルシフタ22Bはp型の
電界効果トランジスタから成る第3のトランジスタTP2
と、n型の電界効果トランジスタから成る第4のトラン
ジスタTN2とにより構成される。また、第3のトランジ
スタTP2のソースSが第2の電源線VCC2に接続され
る。
【0073】また、第3のトランジスタTP2のドレイン
Dが第4のトランジスタTN2のドレインDに接続されて
5〔V〕駆動系の出力回路23のトランジスタTN14 の
ゲートG(第2の入力部in2)に接続される。
【0074】その他の構成は、第1の実施例と同様であ
るため説明を省略する。このようにして本発明の第2の
実施例に係る半導体集積回路装置によれば、図5に示す
ように、3〔V〕駆動系の出力回路21と5〔V〕駆動
系の出力回路23との間に接続された第1,第2のレベ
ルシフタ22A,22Bが具備され、該第1,第2のレベル
シフタ22A,22Bが本発明の第1の実施例に係るレベル
シフタ22から成っている。
【0075】このため、第1,第2のレベルシフタ22
A,22Bを第1の実施例と同様に、スイッチング素子と
して機能させることが可能となる。例えば、図6(a)
に示すように、3〔V〕駆動系の出力回路21の入力部
inにX=「L」レベルが入力されると、第1,第2の
レベルシフタ22A,22Bの第1の入力部in1が「L」レ
ベル,その第2の入力部in2が「H」レベルにそれぞれ
移行する。
【0076】このことから、例えば、第1,第2のレベ
ルシフタ22A,22Bの第1, 第3のトランジスタTP1,
TP2がそれぞれ「ON」動作をし、第2,第4のトラン
ジスタTN1,TN2がそれぞれ「OFF」動作をする。
【0077】この際に、3〔V〕駆動系の出力回路21
のトランジスタTP11 の「ON」動による第1の電源線
VCC1=3〔V〕の出力「H」レベルが第2,第4のト
ランジスタTN1,TN2によって阻止され、これに変わっ
て、第1,第3のトランジスタTP1,TP2の「ON」動
作により、第2の電源線VCC2=電圧5〔V〕の「H」
レベルが5〔V〕駆動系の出力回路23のトランジスタ
TP14 ,TN14 の各ゲートG(第1,第2の入力部in
1,in2)に供給される。
【0078】これにより、5〔V〕駆動系の出力回路2
3の出力部outにY=「L」レベルが出力される。ま
た、論理が反転して、図6(b)に示すように、3
〔V〕駆動系の出力回路21の入力部inに「H」レベ
ルが入力されると、第1,第2のレベルシフタ22A,22
Bの第1の入力部in1が「H」レベル,その第2の入力
部in2が「L」レベルに成ることから、両回路22A,22
Bの第1,第3のトランジスタTP1,TP2がそれぞれ
「OFF」動作をし、第2,第4のトランジスタTN1,T
N2がそれぞれ「ON」動作をする。
【0079】この際に、3〔V〕駆動系の出力回路21
のトランジスタTN11 の「ON」動作に係る接地線GND
=0〔V〕による「L」レベルが第2,第4のトランジ
スタTN1,TN2によって伝導されると、第1,第3のト
ランジスタTP1,TP2の「OFF」動作により第2の電源
線VCC2に係る電圧5〔V〕の「H」レベルが阻止さ
れ、該5〔V〕駆動系の出力回路23のトランジスタT
P14 ,TN14 の各ゲートG(第1,第2の入力部in1,
in2)に「L」レベルがそれぞれ供給される。
【0080】これにより、本発明の第1の実施例と同様
に、従来例のような貫通電流が極力抑制され、LSI装
置の低消費電力化を図ること、両回路22A,22Bのレシ
オ設計の簡略化を図ることが可能となり、データ処理装
置の高速動作に寄与することが可能となる。
【0081】また、本発明の第1の実施例と同様に、従
来例に比べて第1,第2のレベルシフタ22A,22Bの縮
小化が図られ、そのLSI装置の高集積化を図ることが
可能となる。
【0082】このことで、本発明の第1の実施例と同様
に、高信頼度かつ高品質のインターフェース回路用LS
I装置の提供をすることが可能となる。なお、本発明の
第1の実施例のレベルシフタ22に比べて、第2の実施
例のレベルシフタ22A,22Bによれば、トランジスタT
P1,TP2,TN1及びTN2のサイズをTP1>TP2,TN1>
TN2に設計することにより、そのサイズの大小関係から
得られる信号遅延機能を応用し、トランジスタTP14 ,
TN14 のON−OFF時間を異質にし、電源線VCC,接地
線GND間の貫通電流を抑制すると共に、出力リンキング
ノイズを低減させることができ、バランスの採れた信号
変換動作を行うことが可能となる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の半
導体集積回路装置によれば低電圧駆動系トランジスタ回
路と高電圧駆動系トランジスタ回路との間に接続された
信号電位変換回路が具備され、該信号電位変換回路が高
電圧駆動系の電源線に接続されるものの接地線に直接接
続されない。
【0084】このため、信号電位変換回路をスイッチン
グ素子として機能させることが可能となる。このこと
で、論理反転時に従来例のような高電圧駆動系の電源線
から接地線に流れていた貫通電流を極力抑制することが
でき、半導体集積回路装置の低消費電力化を図ることが
可能となる。
【0085】また、LSI装置の動作周波数の高速化が
図られた場合であっても、従来例に比べて信号変位変換
回路の周波数応答設計の簡略化を図ることが可能とな
り、データ処理装置の高速動作を実現することが可能と
なる。
【0086】さらに、信号電位変換回路を高電圧駆動系
の設計仕様と同等に形成しなくても良い。このため、信
号電位変換回路の縮小化が図られ、そのLSI装置の高
集積化を図ることが可能となる。
【0087】さらに、本発明の第2の半導体集積回路装
置によれば、低電圧駆動系トランジスタ回路と高電圧駆
動系トランジスタ回路との間に接続された第1,第2の
信号電位変換回路が具備され、該第1,第2の信号電位
変換回路が本発明の第1の半導体集積回路装置の信号電
位変換回路から成っている。
【0088】このため、第1,第2の信号電位変換回路
を第1の半導体集積回路装置に比べて、バランス良いス
イッチング素子として機能させることが可能となる。こ
のことで、貫通電流の抑制効果、LSI装置の低消費電
力化、その周波数応答設計の簡略化及びその高集積化に
加えて該信号電位変換回路の信頼性の向上を図ることが
可能となる。
【0089】これにより、高信頼度かつ高品質のインタ
ーフェース回路用LSI装置の提供に寄与するところが
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体集積回路装置の原理図(そ
の1)である。
【図2】本発明に係る半導体集積回路装置の原理図(そ
の2)である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路装
置の構成図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るレベルシフタの動
作説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路装
置の構成図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係るレベルシフタの動
作説明図である。
【図7】従来例に係る半導体集積回路装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
11…低電圧駆動系トランジスタ回路、 12…信号電位変換回路、 13…高電圧駆動系トランジスタ回路、 12A,12B…第1,第2の信号電位変換回路、 VCC1…第1の電源線、 VCC2…第2の電源線、 GND…接地線、 in,in1,in1…入力部,第1,第2の入力部、 out…出力部、 TP…第1のトランジスタ(p型電界効果トランジス
タ)、 TN…第2のトランジスタ(n型電界効果トランジス
タ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低電圧駆動系トランジスタ回路(11)
    と高電圧駆動系トランジスタ回路(13)との間に接続
    された信号電位変換回路(12)を具備し、前記低電圧
    駆動系トランジスタ回路(11)が第1の電源線(VCC
    1)に接続され、前記高電圧駆動系トランジスタ回路
    (13)が第2の電源線(VCC2)に接続され、 前記信号電位変換回路(12)が第2の電源線(VCC
    2)に接続され、前記信号電位変換回路(12)の第1
    の入力部(in1)が前記低電圧駆動系トランジスタ回路
    (11)の入力部(in)に接続され、前記信号電位変
    換回路(12)の第2の入力部(in2)が前記低電圧駆
    動系トランジスタ回路(11)の出力部(out)に接続
    され、前記信号電位変換回路(12)の出力部(out)
    が前記高電圧駆動系トランジスタ回路(13)の入力部
    (in)に接続されること特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記信号電位変換回路(12)が第1,第2のト
    ランジスタ(TP,TN)から成り、前記第1のトラン
    ジスタ(TP)のソース(S)が第2の電源線(VCC
    2)に接続され、前記第1のトランジスタ(TP)のゲ
    ート(G)が前記第2のトランジスタ(TN)のゲート
    (G)に接続されて第1の入力部(in1)に延在され、
    前記第1のトランジスタ(TP)のドレイン(D)が前
    記第2のトランジスタ(TN)のドレイン(D)に接続
    されて出力部(out)に延在され、 前記第2のトランジスタ(TN)のソース(S)が第2
    の入力部(in2)に延在されることを特徴とする半導体
    集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第1のトランジスタ(TP)がp型の電界効
    果トランジスタから成り、前記第2のトランジスタ(T
    N)がn型の電界効果トランジスタから成ることを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 低電圧駆動系トランジスタ回路(11)
    と高電圧駆動系トランジスタ回路(13)との間に接続
    された第1,第2の信号電位変換回路(12A,12B)を
    具備し、前記低電圧駆動系トランジスタ回路(11)が
    第1の電源線(VCC1)に接続され、前記高電圧駆動系
    トランジスタ回路(13)が第2の電源線(VCC2)に
    接続され、 前記第1の信号電位変換回路(12A)が第2の電源線
    (VCC2)に接続され、前記第1の信号電位変換回路
    (12A)の第1の入力部(in1)が前記第2の信号電位
    変換回路(12B)の第1の入力部(in1)に接続されて
    前記低電圧駆動系トランジスタ回路(11)の入力部
    (in)に接続され、 前記第1の信号電位変換回路(12A)の第2の入力部
    (in2)が前記第2の信号電位変換回路(12B)の第2
    の入力部(in2)に接続されて前記低電圧駆動系トラン
    ジスタ回路(11)の出力部(out)に接続され、 前記第2の信号電位変換回路(12A)の出力部(out)
    が前記高電圧駆動系トランジスタ回路(13)の第1の
    入力部(in1)に接続され、 前記第2の信号電位変換回路(12B)が第2の電源線
    (VCC2)に接続され、前記第2の信号電位変換回路
    (12B)の出力部(out)が前記高電圧駆動系トランジ
    スタ回路(13)の第2の入力部(in2)に接続される
    こと特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第1,第2の信号電位変換回路(12A,12
    B)が請求項2記載の信号電位変換回路(12)から成
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
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