JPH05112199A - インフレータブルシートベルト装置 - Google Patents
インフレータブルシートベルト装置Info
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- JPH05112199A JPH05112199A JP3272599A JP27259991A JPH05112199A JP H05112199 A JPH05112199 A JP H05112199A JP 3272599 A JP3272599 A JP 3272599A JP 27259991 A JP27259991 A JP 27259991A JP H05112199 A JPH05112199 A JP H05112199A
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- Air Bags (AREA)
Abstract
けられる場合にも、緊急時にウェビングを確実にかつ迅
速に膨張させる。 【構成】通常時は、肩ベルト2の袋状ベルト2b及びラ
ップベルト3は帯状に保形されるとともに、貫通孔開口
面積制御部材5dが開口面積縮小位置に保持される。し
たがって、両ベルト2b,3の反転やねじれが防止さ
れ、インフレータブルシートベルト装置1は従来の一般
的なシートベルト装置と同様の機能を発揮する。車両衝
突時等の緊急時には、ガスジェネレータ8が作動してガ
スを発生する。発生したガスにより、ラップベルト3が
膨張展開する。更にラップベルト3に侵入したガスによ
り、貫通孔開口面積制御部材5dが開口面積拡大位置に
移動される。したがって、ガスがタング5から先の肩ベ
ルト2の袋状ベルト2bにも容易に侵入するようにな
り、袋状ベルト2b及びラップベルト3は瞬時にかつ確
実に膨張展開する。
Description
に形成されており、通常時は帯状に保形されるととも
に、緊急時にガス発生手段からのガスにより膨張展開す
るウェビングを有するインフレータブルシートベルト装
置に関するものである。
シートベルト装置が付設されていることが多いが、この
シートベルト装置は、車両衝突時などの緊急時におい
て、ウェビングにより乗員を拘束して、車体に衝突する
ことによる負傷等から乗員を保護するようになってい
る。しかしながらこのようなシートベルト装置において
は、乗員を拘束するベルトを構成するウェビングの幅が
それほど大きくないので、乗員はウェビングにより拘束
されたとき比較的大きな荷重を局部的に受けるようにな
る。
形成し、通常時にはこの袋状のウェビングを帯状に保形
して一般的なシートベルトとして機能させ、緊急時にガ
ス発生手段から噴出するガスをこの袋状のウェビングに
導入することによりウェビングを膨張させ、その膨張し
たウェビングにより乗員を受け止めるようにしてエアベ
ルトとして機能させたインフレータブルシートベルト装
置が、例えば特開昭47ー26830号公報や特開昭4
9ー88220号公報等において種々提案されている。
このようなインフレータブルシートベルト装置によれ
ば、ウェビングが乗員の運動エネルギをより広い面積で
受けるようになる。これにより荷重が分散されるので、
乗員が受ける荷重は比較的小さなものとなり、乗員はよ
り一層効果的に保護されるようになる。
トの乗員のために設けられるエアバッグ装置を設けよう
とすると、そのエアバッグ装置をリヤシート前方にある
フロントシートの設けざるを得ないが、エアバッグ装置
をフロントシートに設けた場合、フロントシートが乗員
によって前後方向位置が異なったり、リクライニング位
置が異なるため、エアバッグ装置がリヤシートの乗員を
適正にかつ効果的に保護するようにすることは難しい。
したがって、前述のインフレータブルシートベルト装置
はこのようなリヤシートに対しては特に有効である。
は種々の方式のものがあるが、その中の一つに3点式シ
ートベルト装置がある。この3点式シートベルト装置
は、リトラクタによって巻取られるウェビングをタング
の貫通孔に貫通させることにより、タングをウェビング
に摺動自在に設け、シートベルト装着時にこのタングを
車体床等に連結固定されているバックルに挿入係止する
ことにより、ウェビングを左右両側からと肩から掛けて
乗員を保護するようになっている。
いては、ウェビングがねじれると乗員に対してウェビン
グが正しく適合されないばかりでなく、タングのウェビ
ングに対する円滑な移動が阻害されることがある。した
がって、タングのベルト貫通孔は、ウェビングのねじれ
が生じることのない大きさに設定する必要があるのでそ
の大きさが制限され、それほど大きく設定することはで
きない。
のベルト貫通孔の大きさが制限されると、緊急時にガス
発生手段からのガスが袋状のウェビングに侵入してウェ
ビングが膨張する際、このタングにおいてウェビングの
膨張が抑制される。その結果、侵入したガスはタングか
ら先のウェビング、すなわちウェビングの乗員当接部に
スムーズに流動しなくなり、このウェビングの乗員当接
部が迅速に膨張しない場合が考えられる。したがって、
ウェビングが乗員の運動エネルギによる荷重を分散し
て、乗員の受ける荷重を小さくするエアベルトの機能を
確実にかつ十分に果たすことができない場合が考えられ
る。
たものであって、その目的は、膨張可能なウェビングに
タングが移動可能に設けられる場合にも、緊急時にウェ
ビングが確実にかつ迅速に膨張することのできるインフ
レータブルシートベルト装置を提供することである。
めに、本発明は、乗員当接部の少なくとも一部が袋状に
形成されており、通常時は帯状に保形されるとともに、
緊急時にガス発生手段からのガスにより前記袋状部分が
膨張展開するウェビングを有し、このウェビングに設け
られたタングをバックルに挿入係止することにより乗員
を拘束可能にするインフレータブルシートベルト装置に
おいて、前記タングに前記ウェビングが移動自在に貫通
する貫通孔が設けられると共に、更に前記タングに移動
可能に設けられ、通常時は前記貫通孔の開口面積を帯状
に保形された前記ウェビングが移動可能でかつ前記ウェ
ビングの反転及びねじれを阻止する大きさに設定する開
口面積縮小位置に保持されるとともに、緊急時に前記開
口面積を大きくする開口面積拡大位置に移動する貫通孔
開口面積制御部材とを備えていることを特徴としてい
る。
タブルシートベルト装置においては、通常時にはウェビ
ングが帯状に保形されるとともに、貫通孔開口面積制御
部材がタングの貫通孔の開口面積を小さくする。したが
って、タングの貫通孔においてウェビングの反転及びね
じれが防止され、インフレータブルシートベルト装置は
従来の一般的なシートベルト装置と同様の機能を発揮す
るようになる。
たガスがウェビングの袋状部分に侵入しようとする。こ
のとき、貫通孔開口面積制御部材が開口面積拡大位置に
移動するので、タングの貫通孔の開口面積が大きくな
り、その結果ガスはウェビングの袋状部分に容易に侵入
できるようになる。したがって、ウェビングは瞬時にか
つ確実に膨張展開し、乗員は膨張したウェビングにより
確実に受け止められる。これにより、ウェビングの乗員
受け止め部が広がって乗員の運動エネルギが広い面積で
受け止められるようになるので、荷重が分散され、乗員
は大きな衝撃荷重からより一層確実に保護される。
る。図1は本発明にかかるインフレータブルシートベル
ト装置の一実施例を示す概略全体構成図、図2は図1に
おけるIIーII線に沿う断面図である。図1に示すよう
に、本実施例のインフレータブルシートベルト装置1
は、左右一方の片側(図の例では乗員の右側)から延設
された肩ベルト2と、この肩ベルト2に連続して形成さ
れるラップベルト3と、車体床部等に配設されたバック
ル装置4と、ベルト装着時にバックル装置4に挿入係止
されるタング5と、肩ベルト2を案内する中間ガイド6
とを備えている。
トと同様のノーマルベルト2aと、このノーマルベルト
2aの一端に連結された袋状のベルト2bとから構成さ
れている。ノーマルベルト2aは中間ガイド6に摺動自
在に案内されるようになっており、その他端が車体に固
定されたシートベルトリトラクタ(ELR)7に連結さ
れている。このシートベルトリトラクタ7によりノーマ
ルベルト2aは所定量巻かれている。
ベルト2bと一体に単一部材で袋状に形成されている。
このラップベルト3の端部には、車両衝突時等の緊急必
要時に作動して袋状のベルト3,2b内に導入する反応
ガスを発生するガスジェネレータ(G.G.)8が連結さ
れている。
線で示すように袋状のベルト本体2cを折り畳んで例え
ばカバー2dにより覆うと共にこのカバー2dの両端を
縫製2eすることにより、通常時には帯状に保形されて
いる。このカバー2dは、ガスジェネレータ8からの反
応ガス導入時には縫製部2eが肩ベルト2の膨張力で簡
単に外れて肩ベルト2の膨張を妨げないように設定され
ており、この時には肩ベルト2は二点鎖線で示すように
確実に膨張展開するようになっている。肩ベルト2のノ
ーマルベルト2aと袋状ベルト2bとの連結部及びラッ
プベルト3とガスジェネレータ8との連結部は、それぞ
れ気密状態に保持されている。
3に摺動自在に設けられている。図3に示すようにタン
グ5は本体5aを備えており、この本体5aにはバック
ル装置4に挿入係止される係止部5bが設けられている
と共に、袋状のベルト2b,3が移動自在に貫通する貫
通孔5cが穿設されている。この貫通孔5cの大きさ
は、ベルト2b,3が図2で二点鎖線で示すように十分
に膨張できる程度の大きさに設定されている。
材5dが回動可能にかつ弾性的に取り付けられている。
すなわち、貫通孔開口面積制御部材5dに弾性ワイヤか
らなるスプリング5eの両端が連結されており、このス
プリング5eの中央部が本体5aに穿設された穴5fに
嵌入するようになっている。そして、図4(a)に示す
ように、スプリング5eが穴5fに嵌入されて貫通孔開
口面積制御部材5dが本体5aに取り付けられた状態で
は、貫通孔開口面積制御部材5dはスプリング5eによ
り本体5aに当接する方向に常時付勢されており、通常
時は貫通孔開口面積制御部材5dは本体5aに当接した
状態に保持されている。その場合、貫通孔開口面積制御
部材5dは、本体5aに当接した状態では貫通孔5cの
一部を閉塞して貫通孔5cの開口面積を小さくするよう
な大きさに設定されている。
が通常時本体5aに当接した状態に保持されることによ
り、貫通孔5cの開口面積は通常時には最も小さくなっ
ている。このときの貫通孔5cの開口部分5gの開口面
積は、ベルト2b,3が滑らかに移動することができる
が、ベルト2b,3の反転やねじれが防止できる程度の
大きさに設定されている。
は、ガスジェネレータ8から噴出した反応ガスがベルト
3内に流入して、ベルト3,2bの折り返し部が膨張展
開しようとしたとき、このベルト3,2bの折り返し部
における膨張展開力により貫通孔開口面積制御部材5d
が容易に矢印β方向(図4(b)に図示)に回動すること
のできる大きさに設定されている。
ルト1装置においては、図4(a)に示すように、通常
時は、ベルト2b,3は帯状に保形されていると共に、
貫通孔開口面積制御部材5dが本体5aに当接した状態
に保持されて貫通孔5cの開口面積は最も小さくなって
いる。すなわち、貫通孔開口面積制御部材5dは開口面
積縮小位置に保持されている。
グ5をバックル装置4に挿入係止することにより、ベル
トを装着する。このベルト装着状態では、従来の一般的
なシートベルト装置と同様に、肩ベルト2及びラップベ
ルト3はシートベルトリトラクタ7により巻取り方向に
弱い力で付勢されているが、この弱い力は乗員に圧迫感
を与えないとともに、シートベルトリトラクタ7の巻取
りリールがロックされないので、両ベルト2,3は自由
に引き出すことができる。
速度が作用すると、乗員は慣性力により前方に移動しよ
うとして両ベルト2,3をシートベルトリトラクタ7か
ら引き出そうとする。しかし、このときシートベルトリ
トラクタ7の減速度感知手段が作動して巻取りリールが
ロックされるので、両ベルト2,3の引出しが阻止され
る。したがって、乗員は肩ベルト2及びラップベルト3
により確実に拘束され、乗員の前方移動が防止される。
その場合中間ガイド6により、肩ベルト2は乗員の正し
い位置に当接するようになる。このように、本実施例の
インフレータブルシートベルト装置1は、従来の一般的
なシートベルト装置と同様の乗員拘束機能を発揮する。
が車両に作用する緊急時には、車両に設けられた減速度
感知手段が作動し、ガスジェネレータ8が作動して高圧
のガスを発生する。図4(b)に示すように発生したガ
スは、ガスジェネレータ8とラップベルト3に瞬時に侵
入して、カバー2dを外してラップベルト3を膨張展開
する。更に、ラップベルト3に侵入したガスはこの膨張
展開したベルト部分を介してタング5の貫通孔開口面積
制御部材5dを矢印α方向に押圧するので、この貫通孔
開口面積制御部材5dはスプリング5eの付勢力に抗し
て矢印β方向に回動する。
図4(c)に示すようにタング5の貫通孔5cの開口面
積が大きくなる開口面積拡大位置に移動する。貫通孔開
口面積制御部材5dのこの位置では貫通孔5cの開口面
積が広がるので、ガスがタング5から先の肩ベルト2の
袋状ベルト2b、すなわち乗員当接部にも容易に侵入す
るようになり、この袋状ベルト2bもほぼ瞬時にかつ確
実に膨張展開する。
bにより確実に受け止められる。これにより、袋状ベル
ト2bが広がって乗員の運動エネルギが広い面積で受け
止められるようになるので、荷重が分散され、乗員は大
きな衝撃荷重から確実に保護されるようになる。また、
両ベルト2,3は袋状ベルトが膨張展開することにより
そのゆるみ(スラック)が吸収されるので、ベルトの乗
員拘束性能が向上する。その上、タング5から先の袋状
ベルト2bにガスが容易に侵入するので、ラップベルト
3とガスジェネレータ8との連結部に作用するガスの熱
が低減する。
同様のバックルの斜視図である。なお、前述の実施例と
同じ構成要素には同じ符号を付すことによりその詳細な
説明は省略する。
は、タング5の本体5aに貫通孔開口面積制御部材5d
が軸方向に摺動可能に設けられている。すなわち、貫通
孔開口面積制御部材5dは断面U字形に形成されてい
て、この貫通孔開口面積制御部材5dが本体5aの一部
分5a′に摺動自在に嵌合されている。この貫通孔開口
面積制御部材5dには、本体5aから係止部5b方向に
突出可能な一対の腕部材5h,5iが設けられている。
また、図6に示すように貫通孔開口面積制御部材5dと
本体5aの一部分5a′との間にはスプリング5jが縮
設されており、タング5がバックル装置4と非係合状態
では、図6(a)に示すようにこのスプリング5jの付
勢力により、貫通孔開口面積制御部材5dは貫通孔5の
開口面積が最小となる前述の開口面積縮小位置に保持さ
れる。この貫通孔開口面積制御部材5dの開口面積縮小
位置では、一対の腕部材5h,5iは本体5aから係止
部5b方向に最大に突出した状態となっている。
置4に挿入係止すると、図6(b)に示すようにバック
ル装置4が一対の腕部材5h,5iを押圧するので、貫
通孔開口面積制御部材5dが、スプリング5jの付勢力
に抗して本体5aの一部分5a′の方へ摺動する。この
ため、貫通孔開口面積制御部材5dは開口面積拡大位置
に設定されるので、貫通孔5cの開口面積は最大とな
る。
から発生したガスに関係なく、タング5がバックル装置
4に係合しないときは、貫通孔5cの開口面積は小さく
設定されてウェビングの反転やねじれが防止される。ま
た、タング5がバックル装置4に係合したときは、貫通
孔5cの開口面積は大きく設定されて、ガス発生時にガ
スがなめらかにかつ容易に流動することができるように
なる。本実施例のインフレータブルシートベルト装置1
の他の構成要素は、図示しないが前述の実施例と同じで
ある。
のインフレータブルシートベルト装置によれば、通常時
にはタングの貫通孔の開口面積を小さくして、ウェビン
グの反転及びねじれを確実に防止することができ、従来
の一般的なシートベルト装置と同様の機能を発揮するこ
とができる。
積を大きくして、ガスをウェビングの袋状部分に容易に
侵入できるようにしているので、タングによりウェビン
グが折り返されてもウェビングを瞬時にかつ確実に膨張
展開させることができる。したがって、乗員の運動エネ
ルギが広い面積で受け止められるので、乗員を大きな衝
撃荷重からより一層確実に保護することができる。その
上、ウェビングが膨張展開することによりウェビングの
ゆるみを吸収できるので、インフレータブルシートベル
ト装置の乗員拘束性能が更に一層向上する。
置の一実施例を示す概略全体構成図である。
るタングの斜視図である。
ある。
AーVIA線に沿う断面図である。
(ウェビング)、2b…袋状ベルト、3…ラップベル
ト、4…バックル装置、5…タング、5a…本体、5b
…係止部、5c…貫通孔、5d…貫通孔開口面積制御部
材、5h,5i…腕部材、5j…スプリング、6…中間
ガイド、7…シートベルトリトラクタ、8…ガスジェネ
レータ(ガス発生手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 乗員当接部の少なくとも一部が袋状に形
成されており、通常時は帯状に保形されるとともに、緊
急時にガス発生手段からのガスにより前記袋状部分が膨
張展開するウェビングを有し、このウェビングに設けら
れたタングをバックル装置に挿入係止することにより乗
員を拘束可能にするインフレータブルシートベルト装置
において、 前記タングに前記ウェビングが移動自在に貫通する貫通
孔が設けられると共に、更に前記タングに移動可能に設
けられ、通常時は前記貫通孔の開口面積を帯状に保形さ
れた前記ウェビングが移動可能でかつ前記ウェビングの
反転及びねじれを阻止する大きさに設定する開口面積縮
小位置に保持されるとともに、緊急時に前記開口面積を
大きくする開口面積拡大位置に移動する貫通孔開口面積
制御部材とを備えていることを特徴とするインフレータ
ブルシートベルト装置。 - 【請求項2】 前記貫通孔開口面積制御部材はスプリン
グにより常時開口面積縮小位置方向に付勢されているこ
とを特徴とする請求項1記載のインフレータブルシート
ベルト装置。 - 【請求項3】 前記貫通孔開口面積制御部材は腕部材を
備えており、前記バックル装置との非係合時は、前記貫
通孔開口面積制御部材は前記スプリングにより開口面積
縮小位置に設定されると共に、前記バックル装置との係
合時は、該バックル装置が前記腕部材を押圧することに
より、前記貫通孔開口面積制御部材は開口面積拡大位置
に設定されることを特徴とする請求項1または2記載の
インフレータブルシートベルト装置。
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JP3057114B2 JP3057114B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
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