JPH0481321A - 自動車の外気導入構造 - Google Patents
自動車の外気導入構造Info
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- JPH0481321A JPH0481321A JP19597290A JP19597290A JPH0481321A JP H0481321 A JPH0481321 A JP H0481321A JP 19597290 A JP19597290 A JP 19597290A JP 19597290 A JP19597290 A JP 19597290A JP H0481321 A JPH0481321 A JP H0481321A
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- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 abstract description 6
- 210000003660 reticulum Anatomy 0.000 abstract 5
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車の外気導入構造に関するものである。
(従来の技術)
自動車においては、車室側に車室空調用の外気を導入す
る必要かあり、従来一般には、例えば実開平1−147
715号公報に開示されるように、車体前部に位置する
ボンネットの表面ラインとその後方に位置するフロント
ウィンドの表面ラインとが交差する部位に、走行風を空
調用外気として車室側に導入するための外気導入口を上
方に向けて開口させ、該ボンネット表面ラインに沿って
後方へ流れる走行風を、該ボンネットに対して比較的大
きな交差角をもって立ち上がり走行風に対して一種の縦
壁として存在するフロントウィンドに当ててこれを下方
に偏向させ、外気導入口から車室側に導入するようにし
ている。
る必要かあり、従来一般には、例えば実開平1−147
715号公報に開示されるように、車体前部に位置する
ボンネットの表面ラインとその後方に位置するフロント
ウィンドの表面ラインとが交差する部位に、走行風を空
調用外気として車室側に導入するための外気導入口を上
方に向けて開口させ、該ボンネット表面ラインに沿って
後方へ流れる走行風を、該ボンネットに対して比較的大
きな交差角をもって立ち上がり走行風に対して一種の縦
壁として存在するフロントウィンドに当ててこれを下方
に偏向させ、外気導入口から車室側に導入するようにし
ている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、近年自動車においては、空力特性あるいは美
観性の向上を図る観点から、ボンネットの表面ラインと
フロントウィンドの表面ラインととを略同一傾斜として
これらが相互に連続した一つの曲面を構成するようにボ
ディ設計かなされろ傾向にある。
観性の向上を図る観点から、ボンネットの表面ラインと
フロントウィンドの表面ラインととを略同一傾斜として
これらが相互に連続した一つの曲面を構成するようにボ
ディ設計かなされろ傾向にある。
ところが、このようにボンネット表面ラインとフロント
ウィンド表面ラインとの交差角か小さくなればなるほど
自動車としての空力特性あるいは外観性は向上するが、
その半面、次第に該フロントウィンドか走行風に対して
偏向用の縦壁部として機能しなくなり、場合によっては
外気導入口部分にボンネット側からフロントウィンド側
に直線的に流れる走行風による吸い出し作用が働くこと
も考えられ、結果的に外気導入口からの走行風の導入が
困難になるという新たな問題が発生することとなる。
ウィンド表面ラインとの交差角か小さくなればなるほど
自動車としての空力特性あるいは外観性は向上するが、
その半面、次第に該フロントウィンドか走行風に対して
偏向用の縦壁部として機能しなくなり、場合によっては
外気導入口部分にボンネット側からフロントウィンド側
に直線的に流れる走行風による吸い出し作用が働くこと
も考えられ、結果的に外気導入口からの走行風の導入が
困難になるという新たな問題が発生することとなる。
そこで本発明では、ボンネット表面ラインとフロントウ
ィンド表面ラインとの交差部位に外気導入口を設けた自
動車において、その空力特性及び外観性の向上と、車室
内への外気導入性の確保という相反する要求を同時に解
決し得るようにした自動車の外気導入構造を提案せんと
してなされたものである。
ィンド表面ラインとの交差部位に外気導入口を設けた自
動車において、その空力特性及び外観性の向上と、車室
内への外気導入性の確保という相反する要求を同時に解
決し得るようにした自動車の外気導入構造を提案せんと
してなされたものである。
(課題を解決するための手段)
本発明ではかかる課題を解決するfこめの具体的手段と
して、車体前部に位置するボンネットの表面ラインと該
ボンネットの直後方に位置するフロントウィンドの表面
ラインとが略同一の傾斜角をもつとともに、該交差部の
下方位置に車室側に外気を導入するための外気導入口を
形成してなる自動車において、上記ボンネットに、その
表面を流れる走行風を上記外気導入口の近傍に案内する
走行風案内部を形成するとともに、該走行風案内部の車
体前後方向後端部に対向する位置に、該走行風案内部よ
りも上方に突出し該走行風案内部を流れる走行風を上記
外気導入口側に偏向させ得る如く構成された縦壁部をも
つガイド部材を配置したことを特徴としている。
して、車体前部に位置するボンネットの表面ラインと該
ボンネットの直後方に位置するフロントウィンドの表面
ラインとが略同一の傾斜角をもつとともに、該交差部の
下方位置に車室側に外気を導入するための外気導入口を
形成してなる自動車において、上記ボンネットに、その
表面を流れる走行風を上記外気導入口の近傍に案内する
走行風案内部を形成するとともに、該走行風案内部の車
体前後方向後端部に対向する位置に、該走行風案内部よ
りも上方に突出し該走行風案内部を流れる走行風を上記
外気導入口側に偏向させ得る如く構成された縦壁部をも
つガイド部材を配置したことを特徴としている。
(作用)
本発明ではこのような構成であるから、自動車の走行に
伴ってボンネット上をこれに沿って後方に流れる走行風
は、該ボンネットに設けた走行風案内部からガイド部材
側に案内され、該ガイド部材の縦壁部に衝突することに
よりその下方に位置する外気導入口側に偏向せしめられ
、該外気導入口を介して車室側にスムーズに導入される
ことになる。
伴ってボンネット上をこれに沿って後方に流れる走行風
は、該ボンネットに設けた走行風案内部からガイド部材
側に案内され、該ガイド部材の縦壁部に衝突することに
よりその下方に位置する外気導入口側に偏向せしめられ
、該外気導入口を介して車室側にスムーズに導入される
ことになる。
(発明の効果)
従って、本発明の自動車の外気導入構造によれば、ボン
ネット表面ラインとフロントウィンド表面ラインとの交
差部近傍位置に配置したガイド部材によって走行風が外
気導入口側に偏向されて室内側に導入されるものである
ため、例えボンネット表面ラインとフロントウィンド表
面ラインとが略同一の傾斜角をもつように車体設計がな
されていたとしてもこれには何隻影響されることなく車
室への外気導入が確実に行なわれ、結果的に、ボンネッ
ト表面ラインとフロントウィンド表面ラインとをほぼ直
線状とすることによる車体の空力特性あるいは外観性の
確保と、車室側への外気導入性能の向上という相反する
要求を両立させ得るという効果が得られるものである。
ネット表面ラインとフロントウィンド表面ラインとの交
差部近傍位置に配置したガイド部材によって走行風が外
気導入口側に偏向されて室内側に導入されるものである
ため、例えボンネット表面ラインとフロントウィンド表
面ラインとが略同一の傾斜角をもつように車体設計がな
されていたとしてもこれには何隻影響されることなく車
室への外気導入が確実に行なわれ、結果的に、ボンネッ
ト表面ラインとフロントウィンド表面ラインとをほぼ直
線状とすることによる車体の空力特性あるいは外観性の
確保と、車室側への外気導入性能の向上という相反する
要求を両立させ得るという効果が得られるものである。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を説明
する。
する。
第1実施例
第1図には、本発明の第1実施例7こかかる外気導入構
造を備えた自動車の前部が示されており、同図において
符号lはボンネット、2はフロントウィンドである。そ
して、この実施例の自動車においては、第1図及び第3
図のように、車体の空力特性及び外観性を考慮して、該
ボンネットlとフロントウィンド2とをそれらの表面ラ
インか略同一傾斜となるように車体設計がなされ、該ボ
ンネット1とフロントウィンド2とは滑らかな略画−平
面を形成している。
造を備えた自動車の前部が示されており、同図において
符号lはボンネット、2はフロントウィンドである。そ
して、この実施例の自動車においては、第1図及び第3
図のように、車体の空力特性及び外観性を考慮して、該
ボンネットlとフロントウィンド2とをそれらの表面ラ
インか略同一傾斜となるように車体設計がなされ、該ボ
ンネット1とフロントウィンド2とは滑らかな略画−平
面を形成している。
また、このボンネット1の後端部1bのほぼ中央部には
、第2図及び第3図のように、該後端部lbを所定中の
溝状にしかも後端側に向かうに従って該ボンネットlの
表面1aから次第に深くなるように傾斜状に陥没させて
なる外気案内部3が形成されている。
、第2図及び第3図のように、該後端部lbを所定中の
溝状にしかも後端側に向かうに従って該ボンネットlの
表面1aから次第に深くなるように傾斜状に陥没させて
なる外気案内部3が形成されている。
一方、第2図及び第3図のように、上記フロントウィン
ド2の下端部2aは、カウルボックス8によって支持さ
れるとともに、その上面側にはガニ、ソンユ5が設(す
られている。まに、このプJ−ニッンユ5の上記外気案
内部3の端部の直下方に対応する位置には、外気導入口
6が形成されており、さらにこの外気導入口6のには、
その内部を空気通路とするとともにファン12を備えた
プレナム9が、上記カウルボックス8から下方に延びる
カウルアッパーパネル7に衝合せしめられた状態で取付
られている。そして、このプレナム9は、該カウルアッ
パーパネル7に形成した通風口11を介してダクト10
に接続され、室内側に配置された空調装置(図示省略)
に連通せしめられている。
ド2の下端部2aは、カウルボックス8によって支持さ
れるとともに、その上面側にはガニ、ソンユ5が設(す
られている。まに、このプJ−ニッンユ5の上記外気案
内部3の端部の直下方に対応する位置には、外気導入口
6が形成されており、さらにこの外気導入口6のには、
その内部を空気通路とするとともにファン12を備えた
プレナム9が、上記カウルボックス8から下方に延びる
カウルアッパーパネル7に衝合せしめられた状態で取付
られている。そして、このプレナム9は、該カウルアッ
パーパネル7に形成した通風口11を介してダクト10
に接続され、室内側に配置された空調装置(図示省略)
に連通せしめられている。
従って、外気導入口6からプレナム9内に導入される外
気(走行風)は、ファン12によりダクトlOを介して
空調装置側に供給可能とされる。
気(走行風)は、ファン12によりダクトlOを介して
空調装置側に供給可能とされる。
ところが、上述のようにボンネットlの表面ラインとフ
ロントウィンド2の表面ラインとが略同一傾斜とされて
いることから、例え上記ボンネットlに外気案内部3を
設けたとしても、フロントウィンド2は該走行風に対し
てこれを下方側に偏向させる縦壁部としてはほとんど機
能しないばかりか、場合によっては該外気案内部3から
フロントウィンド2側にそのまま流れる走行風の吸い出
し作用により外気導入口6の近傍が負圧状態となり、そ
の結果、該外気導入口6からの外気導入か困難となるこ
とは既述の通りである。
ロントウィンド2の表面ラインとが略同一傾斜とされて
いることから、例え上記ボンネットlに外気案内部3を
設けたとしても、フロントウィンド2は該走行風に対し
てこれを下方側に偏向させる縦壁部としてはほとんど機
能しないばかりか、場合によっては該外気案内部3から
フロントウィンド2側にそのまま流れる走行風の吸い出
し作用により外気導入口6の近傍が負圧状態となり、そ
の結果、該外気導入口6からの外気導入か困難となるこ
とは既述の通りである。
このため、この実施例においては本発明を適用して、上
記外気導入口6の車体後方寄り位置に上記外気案内部3
の後端部3aに対向するようにして、後述のガイド部材
4を配置している。
記外気導入口6の車体後方寄り位置に上記外気案内部3
の後端部3aに対向するようにして、後述のガイド部材
4を配置している。
ガイド部材4は、上記外気案内部3の巾方向全長をほぼ
カバーし得るような長さの帯状プレート材を略し字状に
折曲して構成されるものであって、その一方の平面部4
a(この平面部4aは特許請求の範囲中の縦壁部に該当
する)を上記外気案内部3の後端部3aに対向させた状
態で、その他方の平面部4bを上記ガーニッシュ5に締
着せしめることによって車体に取り付けられている。そ
して、このガイド部材4は、その取付状態においてその
上端4cか上記外気案内部3の後端部3aよりも上方に
突出してボンネット後端部1bとほぼ同高さとなるよう
にその上下方向寸法が設定される。
カバーし得るような長さの帯状プレート材を略し字状に
折曲して構成されるものであって、その一方の平面部4
a(この平面部4aは特許請求の範囲中の縦壁部に該当
する)を上記外気案内部3の後端部3aに対向させた状
態で、その他方の平面部4bを上記ガーニッシュ5に締
着せしめることによって車体に取り付けられている。そ
して、このガイド部材4は、その取付状態においてその
上端4cか上記外気案内部3の後端部3aよりも上方に
突出してボンネット後端部1bとほぼ同高さとなるよう
にその上下方向寸法が設定される。
このようにしてガイド部材4を設けると、第2図及び第
3図において流線Aで示すように、自動車の走行に伴っ
てボンネットlの表面la上を後方側に流れる走行風は
、外気案内部3によってカイト部材4側にスムーズに案
内される。そして、このガイド部材4側に案内された走
行風は、該ガイド部材4の一方の平面部4aに衝突する
ことによって下方に偏向されスムーズに外気導入口6側
に導入されることとなる。
3図において流線Aで示すように、自動車の走行に伴っ
てボンネットlの表面la上を後方側に流れる走行風は
、外気案内部3によってカイト部材4側にスムーズに案
内される。そして、このガイド部材4側に案内された走
行風は、該ガイド部材4の一方の平面部4aに衝突する
ことによって下方に偏向されスムーズに外気導入口6側
に導入されることとなる。
即ち、この実施例の如くボンネットlに外気案内部3を
形成し且つこれに対向する位置にガイド部材4を配置す
るという簡単な構成によって、ボンネットlの表面ライ
ンとフロントウィンド2の表面ラインとが略同一の傾斜
を有する構成の自動車においても、外気を確実に空調装
置に導入することができるものであり、これにより、自
動車の空力特性及び外観性の向上と外気導入性能の向上
とが同時に実現されるものである。
形成し且つこれに対向する位置にガイド部材4を配置す
るという簡単な構成によって、ボンネットlの表面ライ
ンとフロントウィンド2の表面ラインとが略同一の傾斜
を有する構成の自動車においても、外気を確実に空調装
置に導入することができるものであり、これにより、自
動車の空力特性及び外観性の向上と外気導入性能の向上
とが同時に実現されるものである。
第2実施例
第4図には、本発明の第2実施例にかかる外気導入構造
を備えた自動車の前部が示されている。
を備えた自動車の前部が示されている。
この実施例のものは、上記第1実施例のものがガイド部
材4として専用の部材を設けていたのに対して、該ガイ
ド部材4を上記ガーニッシュ5の一部によって構成した
ものである。
材4として専用の部材を設けていたのに対して、該ガイ
ド部材4を上記ガーニッシュ5の一部によって構成した
ものである。
即ち、第5図及び第6図に示すように、ガーニッシュ5
の上記外気案内部3に対応する部分を略し字状断面を有
する如く上方膨出させて膨出部20を形成し、該膨出部
20をガイド部材4として利用するようにしている。そ
して、この膨出部20の該外気案内部3の後端部3aに
近接して対向する一方の平面部20aには複数の外気入
口21.21、・・を形成する一方、該一方の平面部2
0aの上端に連続してこれから後方に延出する他方の平
面部20bを走行風偏向用の縦壁部として利用できるよ
うにその傾斜角を上記外気案内部3の傾斜に対応して相
対的に設定している。また、膨出部20の内部空間は直
接上記プレナム9に臨ましめられており、ここがそのま
ま外気導入口6として機能する。
の上記外気案内部3に対応する部分を略し字状断面を有
する如く上方膨出させて膨出部20を形成し、該膨出部
20をガイド部材4として利用するようにしている。そ
して、この膨出部20の該外気案内部3の後端部3aに
近接して対向する一方の平面部20aには複数の外気入
口21.21、・・を形成する一方、該一方の平面部2
0aの上端に連続してこれから後方に延出する他方の平
面部20bを走行風偏向用の縦壁部として利用できるよ
うにその傾斜角を上記外気案内部3の傾斜に対応して相
対的に設定している。また、膨出部20の内部空間は直
接上記プレナム9に臨ましめられており、ここがそのま
ま外気導入口6として機能する。
かかる構成とすることによって、ボンネット1に沿って
車体後方に流れる走行風は外気案内部3に案内されて膨
出部20の一方の平面20aに形成した外気入口2+、
21.・・からその内部に導入された後、該膨出部20
の他方の平面部20bにより下方に偏向され、外気導入
口6からプレナム9側に流入せしめられる。これにより
、車室側の空調装置へ外気がスムーズに導入されること
となる。即ち、この実施例においても上記第1実施例の
場合と同様に、車体の空力特性及び外観性を維持しつつ
確実な外気導入が可能となるものである。
車体後方に流れる走行風は外気案内部3に案内されて膨
出部20の一方の平面20aに形成した外気入口2+、
21.・・からその内部に導入された後、該膨出部20
の他方の平面部20bにより下方に偏向され、外気導入
口6からプレナム9側に流入せしめられる。これにより
、車室側の空調装置へ外気がスムーズに導入されること
となる。即ち、この実施例においても上記第1実施例の
場合と同様に、車体の空力特性及び外観性を維持しつつ
確実な外気導入が可能となるものである。
第3実施例
第7図には、本発明の第3実施例にかかる外気導入構造
を備えた自動車の前部が示されている。
を備えた自動車の前部が示されている。
この実施例の外気導入構造は、上記各実施例の場合のよ
うにボンネットlに溝状の外気案内部3を設けることな
く、該ボンネットlの後端部1bの一部をそのまま外気
案内部3として利用するようにしている。そして、この
外気案内部3となるボンネット1の後端部1bに、二つ
の平面部4a、4bをもつ如く略り字断面状に折曲して
なるガイド部材4を、その一方の平面部4aを上記ボン
ネットlより上方に突出させた状態で取り付けて該一方
の平面部4aを特許請求の範囲中に言う縦壁部として機
能させるようにしている。尚、このガイド部材4の他方
の平面部4bには、その下方位置にある外気導入口6に
臨むようにして所定大きさの開口部4cを形成している
。
うにボンネットlに溝状の外気案内部3を設けることな
く、該ボンネットlの後端部1bの一部をそのまま外気
案内部3として利用するようにしている。そして、この
外気案内部3となるボンネット1の後端部1bに、二つ
の平面部4a、4bをもつ如く略り字断面状に折曲して
なるガイド部材4を、その一方の平面部4aを上記ボン
ネットlより上方に突出させた状態で取り付けて該一方
の平面部4aを特許請求の範囲中に言う縦壁部として機
能させるようにしている。尚、このガイド部材4の他方
の平面部4bには、その下方位置にある外気導入口6に
臨むようにして所定大きさの開口部4cを形成している
。
かかる構成とすることによって、ボンネットlに沿って
車体後方側に流れる走行風は、ガイド部材4の一方の平
面部4a(即ち、縦壁部)に衝突することにより下方に
偏向され、その開口部4cから外気導入口6を通って空
調装置側に導入されることとなり、この実施例の場合に
も上記各実施例と同様に、車体の空力特性及び外観性を
維持しっつ確実な外気導入を実現することができるもの
である。
車体後方側に流れる走行風は、ガイド部材4の一方の平
面部4a(即ち、縦壁部)に衝突することにより下方に
偏向され、その開口部4cから外気導入口6を通って空
調装置側に導入されることとなり、この実施例の場合に
も上記各実施例と同様に、車体の空力特性及び外観性を
維持しっつ確実な外気導入を実現することができるもの
である。
第4実施例
第9図には、本発明の第4実施例にかかる外気導入構造
を備えた自動車の前部が示されている。
を備えた自動車の前部が示されている。
この実施例のものは上記第3実施例の場合と同様に、ボ
ンネットlの後端部の一部をそのまま外気案内部3とし
て利用するようにしたものである。
ンネットlの後端部の一部をそのまま外気案内部3とし
て利用するようにしたものである。
しかし、この第3実施例のものは、上記各実施例のよう
にガイド部材4をガーニッシュ5あるいはボンネット1
に設けるのではなく、該ガイド部材4をワイパー装置1
3のワイパーブレード部14に設けた点が上記各実施例
の場合と異なる。
にガイド部材4をガーニッシュ5あるいはボンネット1
に設けるのではなく、該ガイド部材4をワイパー装置1
3のワイパーブレード部14に設けた点が上記各実施例
の場合と異なる。
即ち、ガイド部材4は、湾曲断面をもつ帯状プレートで
構成され、その湾曲面の内側を車体前方に向は且つその
上端がボンネットlの後端部1b(即ち、外気案内部3
)よりも上方に突出するようにして格納状態にあるワイ
パー装置13のワイパーブレード部14に取り付けられ
る。
構成され、その湾曲面の内側を車体前方に向は且つその
上端がボンネットlの後端部1b(即ち、外気案内部3
)よりも上方に突出するようにして格納状態にあるワイ
パー装置13のワイパーブレード部14に取り付けられ
る。
このように構成することにより、ボンネットlに沿って
車体後方側に流れる走行風は、ガイド部材4に衝突する
ことにより下方に偏向され、外気導入口6を通って空調
装置側に導入されることとなる。従って、この実施例の
しのち上記各実施例の場合と同様に、車体の空力特性及
び外観性を維持しつつ確実な外気導入を実現することが
できるものである。
車体後方側に流れる走行風は、ガイド部材4に衝突する
ことにより下方に偏向され、外気導入口6を通って空調
装置側に導入されることとなる。従って、この実施例の
しのち上記各実施例の場合と同様に、車体の空力特性及
び外観性を維持しつつ確実な外気導入を実現することが
できるものである。
尚、このガイド部材4は、上述のように走行風を偏向さ
せる縦壁部として機能する他に、高速走行時にはワイパ
ーブレード部14の浮き上かりを防止する浮き上がり防
止部材としても機能し得るものである。
せる縦壁部として機能する他に、高速走行時にはワイパ
ーブレード部14の浮き上かりを防止する浮き上がり防
止部材としても機能し得るものである。
第1図は本発明の第1実施例にかかる外気導入構造を備
えた自動車の要部斜視図、第2図は第1図の■部拡大図
、第3図は第2図のnl−1縦断面図、第4図は本発明
の第2実施例にががる外気導入構造を備えた自動車の要
部斜視図、第5図は第4図のV部拡大図、第6図は第5
図のVT−Vl縦断面図、第7図は本発明の第3実施例
にかかる外気導入構造を備えfコ自動車の要部斜視図、
第8図は第7図の■−■拡大縦断面図、第9図は本発明
の第4実施例にかかる外気導入構造を備えfこ自動車の
要部斜視図、第1O図は第9図のX−X拡大縦断面図で
ある。 l・・・・ボンネット 2・・・・フロントウィンド 3・・・・外気案内部 4・・・・ガイド部材 5・・・・ガーニッシュ 6・・・・外気導入口 ア・・・・カウルアッパーパネル 8・・・・カウルボックス 9・・・・ブレナム IO・・・ダクト 11・・・通風口
えた自動車の要部斜視図、第2図は第1図の■部拡大図
、第3図は第2図のnl−1縦断面図、第4図は本発明
の第2実施例にががる外気導入構造を備えた自動車の要
部斜視図、第5図は第4図のV部拡大図、第6図は第5
図のVT−Vl縦断面図、第7図は本発明の第3実施例
にかかる外気導入構造を備えfコ自動車の要部斜視図、
第8図は第7図の■−■拡大縦断面図、第9図は本発明
の第4実施例にかかる外気導入構造を備えfこ自動車の
要部斜視図、第1O図は第9図のX−X拡大縦断面図で
ある。 l・・・・ボンネット 2・・・・フロントウィンド 3・・・・外気案内部 4・・・・ガイド部材 5・・・・ガーニッシュ 6・・・・外気導入口 ア・・・・カウルアッパーパネル 8・・・・カウルボックス 9・・・・ブレナム IO・・・ダクト 11・・・通風口
Claims (1)
- 1.車体前部に位置するボンネットの表面ラインと該ボ
ンネットの直後方に位置するフロントウィンドの表面ラ
インとが略同一の傾斜角をもつとともに、該交差部の下
方位置に車室側に外気を導入するための外気導入口を形
成してなる自動車において、上記ボンネットに、その表
面を流れる走行風を上記外気導入口の近傍に案内する走
行風案内部が形成されるとともに、該走行風案内部の車
体前後方向後端部に対向する位置に、該走行風案内部よ
りも上方に突出し該走行風案内部を流れる走行風を上記
外気導入口側に偏向させ得る如く構成された縦壁部をも
つガイド部材が配置されていることを特徴とする自動車
の外気導入構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19597290A JPH0481321A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 自動車の外気導入構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19597290A JPH0481321A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 自動車の外気導入構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0481321A true JPH0481321A (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=16350064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19597290A Pending JPH0481321A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 自動車の外気導入構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0481321A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007190979A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Mitsubishi Motors Corp | デッキガーニッシュの外気導入構造 |
JP2013193636A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Panasonic Corp | 車両の外気導入構造 |
-
1990
- 1990-07-23 JP JP19597290A patent/JPH0481321A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007190979A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Mitsubishi Motors Corp | デッキガーニッシュの外気導入構造 |
JP2013193636A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Panasonic Corp | 車両の外気導入構造 |
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