JPH0474824A - 焼付硬化性と加工性に優れた熱延鋼板の製造方法 - Google Patents
焼付硬化性と加工性に優れた熱延鋼板の製造方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
鋼板であって、成形加工に供するまでは比較的低強度で
加工しやすく、加工後焼付塗装処理によって著しく高強
度化する熱延鋼板の製造法に関する。
比較的安価な構造材料として、自動車をはじめとする各
種の産業機器に広く使用されている、そして、その用途
上プレス加工で成形される部材が多く、従って、熱延鋼
板には優れた加工性が要求されることが多い。一方、構
造部材としては高強度であることも要求されるが、高強
度と優れた加工性とを両立させることは、通常困難であ
る。
く、加工の後に適当な熱処理によって高強度化する材料
が種々開発されてきた。冷延鋼板においては、加工する
前は軟質で加工が容易であり、加工後の焼付塗装時に硬
化して降伏強さが上昇する、いわゆる焼付硬化型高強度
鋼板がすでに実用化されている。最近では焼付硬化型の
熱延鋼板についての検討も進められており、これに関す
る特許も出願されている。
化型高強度熱延鋼板を製造する方法として、Nを多く含
んだ特定化学成分の綱を、熱間圧延後急冷する方法が開
示されている。この方法は、固溶Nの歪時効を利用して
焼付硬化性を得るものである。
変動を抑えるために巻取り温度を350℃を超え600
℃以下と規定しているため、Nの多くはAENあるいは
鉄窒化物として存在し、焼付塗装時の歪時効による強度
上昇に働かず、高々7 kgf/++Im”の引張強さ
の上昇しか示さない。
例えば特開昭55−44551号公報にはNを多く含ん
だ特定化学成分の綱をオーステナイト(r)低温域で熱
間圧延を終了する複合&[I織#iI板の製造方法が開
示されている。しかしながら、Nの焼付硬化能を利用し
ようとする場合、T低温域での熱延ではINの析出が促
進されかえって不利であり、従来の熱延綱板に対する引
張強さの上昇は8 kgf/mm”程度にすぎない。
による材質変動を最小限に抑え、加工後の焼付塗装処理
により疲労特性の改善に有効な弓張強さが大幅に上昇す
る熱延鋼板の製造方法を提供することにある。
で加工熱処理することにより上記目的が達成されること
を見いだした。すなわち、C量を0.02〜0.13%
と低く抑えることにより巻取り温度むらによる材質の変
動を抑制し、また、Nをo、oos。
上げ温度を850〜950℃、巻取り温度を350’C
以下とすることにより多量の固iNを鋼中に存在させ、
金属組織をフェライトとマルテンサイトを主体とした複
合組織とすることにより優れた加工性と高い焼付硬化性
を付与できることを見いだした。
て、その要旨は下記■および■の熱延綱板の製造方法に
ある6なお、鋼中の化学成分の「%」は重量%を意味す
る。
以下、Mn : 0.6〜2.5%、sol、^z:o
、xo%以下、N:0.0080〜0.0250%を含
有し、残部はFeおよび不可避不純物からなる鋼、また
は更にCa : 0.0002〜0.01%、zr:0
.01〜0.10%、希土類元素: 0.002〜0.
10%およびCr : 3.0%以下のうちの1種以上
を含む鋼に、鋳造後直接あるいは1100℃以上に再加
熱した後、850〜950’Cで仕上圧延を終了する熱
間圧延を施し、次いで、15℃/s以上の冷却速度で3
50℃以下まで冷却した後巻取ることを特徴とする焼付
硬化性と加工性に優れた熱延綱板の製造方法。
以下、Mn : 0.6〜2,5%、sol.Al :
0.10%以下、N:0.0080〜0.0250%
を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなる鋼、
または更にCa : 0.0002〜0.01%、Zr
:0.01〜0.10%、希土類元素: 0.002〜
0.10%およびCr : 3.0%以下のうちの1種
以上を含む鋼に、鋳造後直接あるいは1100″C以上
に再加熱した後、850〜950℃で仕上圧延を終了す
る熱間圧延を施し、次イテ、15℃/s以上の冷却速度
テロoo〜7oo′cまで冷却した後1〜15秒間空冷
を行い、さらに、15℃/S以上の冷却速度で350℃
以下まで冷却した後巻取ることを特徴とする焼付硬化性
と加工性に優れた熱延鋼板の製造方法。
する。
(以下、単に複合組織という)中の低温変態生成物の体
積率を増大させ、鋼板の強度を高める働きがあるが、そ
の含有量が0.02%未満では前記作用による所望の効
果が得られず、一方、0.13%を超えて含有させると
溶接性が劣化し、巻取り温度むらによるマルテンサイト
の体積率や硬度の変動に起因する材質変動が顕著になる
とともに、熱延ままでの強度が高く、焼付塗装時にマル
テンサイトが軟化することもあって強度上昇量が低下す
る傾向がある。したがってその含有量を0.02〜0.
13%と定めた。なお、好ましい範囲は0.02〜0.
10%である。
しい元素である。しかし、必要以上に添加すると溶接性
が劣化するので、その含有量を2.0%以下と定めた。
織を得るために不可欠の元素である。その含有量が0.
6%未満では必要な強度が得られないばかりか複合組織
を得ることが困難であり、また、2.5%を超えて含有
させると溶接性が劣化するので、その含有量を0.6〜
2,5%と定めた。
に必要であるが、多量に添加してもINとして析出し、
固溶Nを減少させるので、その上限価をsol、八lで
0.10%と定めた。 0.08%以下とするのが好ま
しく、0.01%以下とするのが特に好ましい。
時効を引き起こし引張強さの上昇に大きく寄与する。引
張強さを10kgf/am”以上上昇させるためには0
.0080%以上のNを含有させることが必要であるが
、0.0250%を超えて含有させてもその効果が飽和
してしまうのでその含有量を0.0080〜0.025
0%とした。 0.0100〜0.0250%とするの
が特に好ましい。
を調整して冷間加工性を改善する作用を有する。
%未満、Zr : 0.01%未満および希土類元素:
0.002%未満では前記の作用による所望の効果が
得られず、方、Ca : 0.01%、Zr : 0.
10%および希土類元素=0.10%を超えて含有させ
ると、逆に鋼中の介在物が多くなりすぎて冷間加工性が
劣化することから、それぞれの含有量をCa : 0.
0002〜0.01%、Zr : 0.01〜0.10
%、希土類元素: 0.002〜0.10%とした。
を生成しやすくする働きがあるが、3.0%を超えて含
有させると焼入れ性は優れるが延性が劣化するため3.
0%以下とした。
延鋼板においては、不純物として含有されるPとSの上
限を抑えることが重要である。
溶接性を確保するためには0.05%以下とするべきで
ある。
物元素であり、加工性を確保するためにその含有量を0
.05%以下に抑えるのがよい。
られてくる、いわゆる直送スラブを用いてもよいし、−
旦冷却されたスラブを再加熱して用いてもよい、ただし
、再加熱圧延の場合は、仕上圧延温度を前記の範囲内に
するため、および八lNや鉄窒化物を完全に固溶させる
ために、再加熱温度は1100”C以上とする。
とすることが重要である。仕上温度がAr3点以上であ
っても、850℃未満であるとマルテンサイトがバンド
(帯)状に生成し加工性が劣化するとともに、AlNあ
るいは鉄窒化物が生成して固溶Nが減少し、焼付硬化性
が低下する。また、950℃を超える仕上温度で熱間圧
延を終了すると、オーステナイト粒が粗大となってフェ
ライト核生成位置であるオーステナイト粒界面積が減少
するためフェライトの生成量が減って加工性が劣化する
。なお、特に好ましい仕上温度は900〜950℃であ
る。
の冷却過程でフェライトと未変態オーステナイトの分離
が進み、350℃以下で巻取るまでに未変態オーステナ
イトの大部分がマルテンサイトに変態する。
場合でも、フェライトとマルテンサイトを主体とする金
属組織(複合組織)を有する鋼板は、フェライトとパー
ライトあるいはフェライトとへイナイトを主体とする金
属組織、あるいはベイナイト単相の金属組織のmFiよ
りも焼付硬化性が高い、そのメカニズムは必ずしも明ら
かではないが、フェライトとマルテンサイトを主体とす
る複合組織を有する鋼板に変形を加えた場合、軟質なフ
ェライトに導入される転位が多く、それがNにより固定
されてフェライトが著しく強化されるため、引張強さが
大きく上昇するものと思われる。しかも、フェライトと
マルテンサイトを主体とする複合組織を有する鋼板にお
いては、スキンパス後常温で長時間放置しておいでもプ
レス時に問題となる降伏伸びの発生が抑制される。
℃を超えると、未変態オーステナイトがマルテンサイト
に変態する前にパーライトあるいはへイナイトに変態し
てしまい、フェライトとマルテンサイトを主体とする複
合組織が得られず、焼付硬化性が低下する。フェライト
およびマルテンサイトの体積率はそれぞれ60%以上お
よび8%以上であることが必要である。
熱間圧延後巻き取りまでの冷却を連続して行う方法であ
る。
後の冷却過程を2段に分け、第1段の冷却では15℃八
以上の冷却速度で600〜700”Cまで冷却した後1
〜15秒間空冷し、次いで、15℃/s以上の冷却速度
で350℃以下まで冷却(第2段の冷却)した後巻き取
る方法である。これによって、フェライトと未変態オー
ステナイトとの分離がさらに促進され、フェライトが軟
質化するため加工性が向上する。なお、空冷時の冷却速
度は、板厚にもよるが0.5〜b (実施例) 第1表に示す化学組成の鋼を50kg真空溶解炉で溶製
し、熱間鍛造により60m1厚スラブを製造し、110
0〜1250℃で加熱した後熱間圧延を行うか、または
鋳型で60+n+厚のスラブを製造しそのまま直接熱間
圧延を行い、3sII厚の熱延鋼板とした。製造条件を
第2表に示す。
、そのまま(熱延まま)の状態で、および8%引張り予
歪を与えた後170℃×20分の熱処理を行って加工後
の焼付塗装処理に相当する処理を施した後、引張試験を
行った。
5%クリアランス打ち抜き穴の穴拡げ試験も実施した。
びマルテンサイト体積率を求めた。金属組織の定量は、
まずナイタル腐食により、フェライトおよびマルテンサ
イトと、ヘイナイトおよびパーライトを分離し、さらに
、400℃×20分の熱処理によりマルテンサイト中に
炭化物を析出させた後、再度ナイタル腐食によりフェラ
イトとマルテンサイトを分離して測定した。なお、定量
においては、画像処理解析を行った。
例1〜5と10〜23では、引張強さ(TS) x伸び
(EL) > 1800、引張強さ(TS)X穴拡げ率
>1800で、強度と延性のバランスがよく、高い加工
性を有し、しかも、加工後の焼付塗装相当処理による引
張強さの増加(ΔTS)が10kgf/mm”以上とい
う高い値を示した。
は、焼付硬化性が劣り、穴拡げ性が著しく低い、熱間圧
延後の冷却速度の遅い比較例7、冷却終了温度が高い比
較例8および冷却途中の空冷時間の長い比較例9では、
マルテンサイトが生じず、加工後の焼付塗装相当処理に
よる引張強さの増加が小さい。N添加量が本発明範囲よ
り少ない比較例24も、加工後の焼付塗装相当処理によ
る引張強さの増加が小さい。Cの高い比較例25におい
ては、引張試験片採取位置による強度のばらつきが大き
く、引張強さの増加量も小さかった。
工後の焼付塗装処理により著しく高強度化する熱延綱板
を製造することができる。この銅板は自動車、その他各
種の産業機器に広く使用できるもので、工業的に極めて
有用である。
Claims (2)
- (1)重量%で、C:0.02〜0.13%、Si:2
.0%以下、Mn:0.6〜2.5%、sol.Al:
0.10%以下、N:0.0080〜0.0250%を
含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなる鋼、ま
たは更にCa:0.0002〜0.01%、Zr:0.
01〜0.10%、希土類元素:0.002〜0.10
%およびCr:3.0%以下のうちの1種以上を含む鋼
に、鋳造後直接あるいは1100℃以上に再加熱した後
、850〜950℃で仕上圧延を終了する熱間圧延を施
し、次いで、15℃/s以上の冷却速度で350℃以下
まで冷却した後巻取ることを特徴とする焼付硬化性と加
工性に優れた熱延鋼板の製造方法。 - (2)重量%で、C:0.02〜0.13%、Si:2
.0%以下、Mn:0.6〜2.5%、sol.Al:
0.10%以下、N:0.0080〜0.0250%を
含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなる鋼、ま
たは更にCa:0.0002〜0.01%、Zr:0.
01〜0.10%、希土類元素:0.002〜0.10
%およびCr:3.0%以下のうちの1種以上を含む鋼
に、鋳造後直接あるいは1100℃以上に再加熱した後
、850〜950℃で仕上圧延を終了する熱間圧延を施
し、次いで、15℃/s以上の冷却速度で600〜70
0℃まで冷却した後1〜15秒間空冷を行い、更に、1
5℃/s以上の冷却速度で350℃以下まで冷却した後
巻取ることを特徴とする焼付硬化性と加工性に優れた熱
延綱板の製造方法。
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JP2191405A JPH0823048B2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 焼付硬化性と加工性に優れた熱延鋼板の製造方法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0474824A true JPH0474824A (ja) | 1992-03-10 |
JPH0823048B2 JPH0823048B2 (ja) | 1996-03-06 |
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JP2191405A Expired - Lifetime JPH0823048B2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 焼付硬化性と加工性に優れた熱延鋼板の製造方法 |
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JP (1) | JPH0823048B2 (ja) |
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