JPH0468149B2 - - Google Patents
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- JPH0468149B2 JPH0468149B2 JP2227469A JP22746990A JPH0468149B2 JP H0468149 B2 JPH0468149 B2 JP H0468149B2 JP 2227469 A JP2227469 A JP 2227469A JP 22746990 A JP22746990 A JP 22746990A JP H0468149 B2 JPH0468149 B2 JP H0468149B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- cylinder
- cleaning cloth
- gear
- printing press
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 113
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 53
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、枚葉紙印刷機のシリンダ洗浄装置に
係り、特に、洗浄布の巻取り機構の能動的駆動源
を不要にする構造に関するものである。
係り、特に、洗浄布の巻取り機構の能動的駆動源
を不要にする構造に関するものである。
[従来の技術]
枚葉紙印刷機には、圧胴等のシリンダの外周面
にインク等が付着し印刷用紙を汚すことを防止す
るために、印刷と印刷との間に、シリンダの外周
面を洗浄するシリンダ洗浄装置が備えられてい
る。シリンダ洗浄装置には、洗浄布を用いる形式
のものがある。この洗浄布は、シリンダの外周面
を十分に洗浄するために、所定量ずつ巻取られ、
洗浄布の新しく清浄な部分がシリンダに圧接され
るようになつていた。
にインク等が付着し印刷用紙を汚すことを防止す
るために、印刷と印刷との間に、シリンダの外周
面を洗浄するシリンダ洗浄装置が備えられてい
る。シリンダ洗浄装置には、洗浄布を用いる形式
のものがある。この洗浄布は、シリンダの外周面
を十分に洗浄するために、所定量ずつ巻取られ、
洗浄布の新しく清浄な部分がシリンダに圧接され
るようになつていた。
従来のシリンダ洗浄装置においては、例えば、
特開昭55−148164号公報に記載のように、エアシ
リンダ等を用いた能動的駆動源により洗浄布の巻
取り機構を駆動していた。
特開昭55−148164号公報に記載のように、エアシ
リンダ等を用いた能動的駆動源により洗浄布の巻
取り機構を駆動していた。
[発明が解決しようとする問題点]
上記従来の印刷機のシリンダ洗浄装置において
は、洗浄布の巻取り機構を駆動するために、エア
シリンダ等の能動的駆動源を用いていたために、
例えば、エアシリンダや関連する部品点数が多く
なり、これらを設置するスペースが必要である。
は、洗浄布の巻取り機構を駆動するために、エア
シリンダ等の能動的駆動源を用いていたために、
例えば、エアシリンダや関連する部品点数が多く
なり、これらを設置するスペースが必要である。
また、印刷機本体に着脱可能なシリンダ洗浄装
置に取付けられたエアシリンダにエアを供給する
ために印刷機本体からシリンダ洗浄装置にまたが
つてパイプ等を引き回さなければならない欠点が
あつた。
置に取付けられたエアシリンダにエアを供給する
ために印刷機本体からシリンダ洗浄装置にまたが
つてパイプ等を引き回さなければならない欠点が
あつた。
さらに、前記エアシリンダをシリンダの回転位
相に同期して作動させる制御装置を設ける必要も
あり、装置全体が複雑となる問題があつた。
相に同期して作動させる制御装置を設ける必要も
あり、装置全体が複雑となる問題があつた。
本発明の目的は、洗浄布巻取り機構専用の能動
的駆動源が不要で、部品点数が少なくて済み、設
置スペースを大幅に節約できる枚葉紙印刷機のシ
リンダ洗浄装置を提供することである。
的駆動源が不要で、部品点数が少なくて済み、設
置スペースを大幅に節約できる枚葉紙印刷機のシ
リンダ洗浄装置を提供することである。
[課題を解決するための手段]
上記目的は、洗浄布を使用するシリンダ洗浄装
置の洗浄布がシリンダ外周に圧接−離間される動
作を洗浄布巻取り機構の駆動力に変換する手段を
備えることにより達成される。
置の洗浄布がシリンダ外周に圧接−離間される動
作を洗浄布巻取り機構の駆動力に変換する手段を
備えることにより達成される。
すなわち、本発明は、上記目的を達成するため
に、例えば枚葉紙等のシート状部材の端部をつか
むために外周面よりも突出した爪を有し回転する
シリンダの爪を回避すべく外周面から一端離脱
し、洗浄布を所定量巻取り、爪が通過した後に外
周面に洗浄布を圧接し、シリンダの汚れを洗浄す
る洗浄ユニツトを含む枚葉紙印刷機のシリンダ洗
浄装置において、洗浄ユニツトのシリンダ外周面
からの離脱動作または洗浄布圧接位置への復帰動
作を洗浄布の巻取り手段の駆動力に変換する手段
を備えた枚葉紙印刷機のシリンダ洗浄装置を提案
するものである。
に、例えば枚葉紙等のシート状部材の端部をつか
むために外周面よりも突出した爪を有し回転する
シリンダの爪を回避すべく外周面から一端離脱
し、洗浄布を所定量巻取り、爪が通過した後に外
周面に洗浄布を圧接し、シリンダの汚れを洗浄す
る洗浄ユニツトを含む枚葉紙印刷機のシリンダ洗
浄装置において、洗浄ユニツトのシリンダ外周面
からの離脱動作または洗浄布圧接位置への復帰動
作を洗浄布の巻取り手段の駆動力に変換する手段
を備えた枚葉紙印刷機のシリンダ洗浄装置を提案
するものである。
具体的には、前記洗浄布の洗浄端がシリンダ周
面に対して圧接・離間するように前記洗浄ユニツ
トを揺動自動に支持するとともに、シリンダの回
転によりこの洗浄ユニツトを揺動させるカム装置
を設け、前記洗浄ユニツトにおける洗浄布巻取り
ロールにワンウエイクラツチを介してギアを連結
し、このギアと噛合し洗浄ユニツトの揺動により
前記ギアを回転させるセグメントギアを印刷機の
フレーム側に固定したものである。
面に対して圧接・離間するように前記洗浄ユニツ
トを揺動自動に支持するとともに、シリンダの回
転によりこの洗浄ユニツトを揺動させるカム装置
を設け、前記洗浄ユニツトにおける洗浄布巻取り
ロールにワンウエイクラツチを介してギアを連結
し、このギアと噛合し洗浄ユニツトの揺動により
前記ギアを回転させるセグメントギアを印刷機の
フレーム側に固定したものである。
[作用]
本発明においては、シリンダの回転によりカム
装置を介して洗浄ユニツトを揺動させ、この揺動
により洗浄布をシリンダ周面に圧接・離間させる
とともに、揺動によるギアとセグメントギアとの
噛合いで洗浄布が巻取られる。
装置を介して洗浄ユニツトを揺動させ、この揺動
により洗浄布をシリンダ周面に圧接・離間させる
とともに、揺動によるギアとセグメントギアとの
噛合いで洗浄布が巻取られる。
[実施例]
次に、図面を参照して、本発明の実施例を説明
する。
する。
第1図は本発明による圧胴自動洗浄装置の一実
施例を洗浄動作中の洗浄ユニツト圧接状態で示す
図、第2図は第1図装置の洗浄動作中の爪部回避
状態を示す図である。
施例を洗浄動作中の洗浄ユニツト圧接状態で示す
図、第2図は第1図装置の洗浄動作中の爪部回避
状態を示す図である。
これらの図において、2は洗浄ユニツトとして
の圧胴洗浄装置8のサイドプレート、3は中間
胴、4は洗浄対象シリンダとしての圧胴、4aは
圧胴凹部、6aは圧胴の凹部前縁4b付近で爪軸
6bに固定されこの爪軸6bを中心に回動可能で
圧胴4の表面との間に枚葉紙の端を挟んで固定す
る爪、10aは洗浄布20を圧胴4の外周面に圧
接する圧接ブレード前枠、10bは圧接ブレード
後枠、12は圧接ブレード10に挟まれて洗浄布
20を前記外周面に圧接するパツド、14は洗浄
布供給ロール、16は洗浄布巻取ロール、18は
洗浄布のガイド棒である。
の圧胴洗浄装置8のサイドプレート、3は中間
胴、4は洗浄対象シリンダとしての圧胴、4aは
圧胴凹部、6aは圧胴の凹部前縁4b付近で爪軸
6bに固定されこの爪軸6bを中心に回動可能で
圧胴4の表面との間に枚葉紙の端を挟んで固定す
る爪、10aは洗浄布20を圧胴4の外周面に圧
接する圧接ブレード前枠、10bは圧接ブレード
後枠、12は圧接ブレード10に挟まれて洗浄布
20を前記外周面に圧接するパツド、14は洗浄
布供給ロール、16は洗浄布巻取ロール、18は
洗浄布のガイド棒である。
24は圧胴洗浄装置8の揺動自在に支持する回
転軸で、その両端が図示してない印刷機本体フレ
ームに軸承されている。26は印刷機本体フレー
ムに軸承された回転軸36に取付けられており圧
胴洗浄装置8を回転軸24の回りに回動させるレ
バー、30はピン28よりレバー26に取付けら
れ後述のカム50に当接しレバー26を爪6aの
位置に応じて回動させるカムころ、34はピン3
2によりレバー26に連結されピン38を介して
レバー26の動きを圧胴洗浄装置8のサイドプレ
ート2に伝達するリンク、40は頭部44をピン
48によりレバー26の一端に連結されロツド4
2の周りにはめらればね受け46により圧縮状態
に維持されるばね、50はボルト52により前記
中間胴3に固定され前記カムころ30がそのカム
山部50aまたはカム谷部50bに当接するカム
である。
転軸で、その両端が図示してない印刷機本体フレ
ームに軸承されている。26は印刷機本体フレー
ムに軸承された回転軸36に取付けられており圧
胴洗浄装置8を回転軸24の回りに回動させるレ
バー、30はピン28よりレバー26に取付けら
れ後述のカム50に当接しレバー26を爪6aの
位置に応じて回動させるカムころ、34はピン3
2によりレバー26に連結されピン38を介して
レバー26の動きを圧胴洗浄装置8のサイドプレ
ート2に伝達するリンク、40は頭部44をピン
48によりレバー26の一端に連結されロツド4
2の周りにはめらればね受け46により圧縮状態
に維持されるばね、50はボルト52により前記
中間胴3に固定され前記カムころ30がそのカム
山部50aまたはカム谷部50bに当接するカム
である。
74は印刷機本体フレームにボルト84および
ブラケツト86により一端を取付けらる圧胴洗浄
装置8を洗浄位置と非洗浄位置間で大きく移動さ
せるエアシリンダ、76はそのロツド、78はロ
ツド頭部、80は洗浄位置でレバー26の爪6を
回避する動作をじやましないようにするための長
孔、82はレバー26に植えられ前記長孔80内
を摺動するピンである。
ブラケツト86により一端を取付けらる圧胴洗浄
装置8を洗浄位置と非洗浄位置間で大きく移動さ
せるエアシリンダ、76はそのロツド、78はロ
ツド頭部、80は洗浄位置でレバー26の爪6を
回避する動作をじやましないようにするための長
孔、82はレバー26に植えられ前記長孔80内
を摺動するピンである。
本発明においては、圧胴洗浄装置8が爪6を回
避するために圧胴4の外周面から一端離脱し爪6
の通過後に洗浄布を圧胴4に圧接する位置に復帰
する動作を利用して洗浄布巻取りロール16が洗
浄布20を所定量巻取ることができるようにする
ため、第2図の中央下部に示すように、洗浄布巻
き取りロール16の軸の先端にワンウエイクラツ
チ60を介してギア58を設けてある。一方、印
刷機本体フレームには、前記ギア58に噛み合う
セグネントギア62をボルト64および66によ
り取付けてある。
避するために圧胴4の外周面から一端離脱し爪6
の通過後に洗浄布を圧胴4に圧接する位置に復帰
する動作を利用して洗浄布巻取りロール16が洗
浄布20を所定量巻取ることができるようにする
ため、第2図の中央下部に示すように、洗浄布巻
き取りロール16の軸の先端にワンウエイクラツ
チ60を介してギア58を設けてある。一方、印
刷機本体フレームには、前記ギア58に噛み合う
セグネントギア62をボルト64および66によ
り取付けてある。
このように構成された本発明実施例の動作を説
明する。
明する。
まもなく圧胴凹部4aが圧接ブレード10の真
下に到達する状態を示す第1図において、レバー
26の一端に取付けられたカムころ30がカム5
0のカム谷部50bに載つているが、まだカム山
部50aには達していないので、圧胴洗浄装置8
は、回転時24を中心とする回動域で最も時計回
り方向にあり、洗浄布巻取りロール16の中心は
点Aの位置にある。この状態では、圧接ブレード
10と圧接パツド12が洗浄布20を圧胴4の外
周面に押し付けこの外周面を洗浄している。
下に到達する状態を示す第1図において、レバー
26の一端に取付けられたカムころ30がカム5
0のカム谷部50bに載つているが、まだカム山
部50aには達していないので、圧胴洗浄装置8
は、回転時24を中心とする回動域で最も時計回
り方向にあり、洗浄布巻取りロール16の中心は
点Aの位置にある。この状態では、圧接ブレード
10と圧接パツド12が洗浄布20を圧胴4の外
周面に押し付けこの外周面を洗浄している。
圧胴4が回転し、やがて圧胴凹部4aが圧接ブ
レード10の真下に来るころには、レバー26上
のカムころ30が中間胴3に取付けられたカム5
0のカム山部50aに乗り上げ、レバー26を時
計方向に回動させる。それにつれて、圧胴洗浄装
置8は、リンク34を介して、回転軸24を中心
に反時計方向に回動され、洗浄布巻取りロール1
6の中心は点Bの位置まで移動する。その間に、
セグメントギア62と噛み合つているギア58が
時計方向に回転する。この回転は、ワンウエイク
ラツチ60を介して洗浄布巻き取りロール16に
伝えられ、洗浄布20を所定量だけ巻取る。第2
図はその状態を示している。なお、エアシリンダ
74のロツド頭部78の長孔80に挿入されてい
るピン82は、洗浄布巻取りロール16が点Aか
ら点Bまで移動する範囲では、長孔80の中を移
動するだけなので、エアシリンダ74は、圧胴洗
浄装置8が爪6を回避する動作および洗浄位置へ
の復帰動作になんら悪影響を与えない。
レード10の真下に来るころには、レバー26上
のカムころ30が中間胴3に取付けられたカム5
0のカム山部50aに乗り上げ、レバー26を時
計方向に回動させる。それにつれて、圧胴洗浄装
置8は、リンク34を介して、回転軸24を中心
に反時計方向に回動され、洗浄布巻取りロール1
6の中心は点Bの位置まで移動する。その間に、
セグメントギア62と噛み合つているギア58が
時計方向に回転する。この回転は、ワンウエイク
ラツチ60を介して洗浄布巻き取りロール16に
伝えられ、洗浄布20を所定量だけ巻取る。第2
図はその状態を示している。なお、エアシリンダ
74のロツド頭部78の長孔80に挿入されてい
るピン82は、洗浄布巻取りロール16が点Aか
ら点Bまで移動する範囲では、長孔80の中を移
動するだけなので、エアシリンダ74は、圧胴洗
浄装置8が爪6を回避する動作および洗浄位置へ
の復帰動作になんら悪影響を与えない。
第2図の状態に至つた圧胴洗浄装置8は、中間
胴3および圧胴4が回転し、レバー26の一端に
取付けられたカムころ30がカム50のカム山部
50aを通り過ぎると、圧縮ばね40の力により
レバー26が反時計方向に回動するので、回転軸
24を中心にして時計方向に回動され、洗浄布巻
取りロール16の中心が点Aの位置に達するまで
戻る。その過程で、セグメントギア62と噛み合
つているギア58が反時計方向に回転するが、ワ
ンウエイクラツチ60の働きで、その回転は洗浄
布巻取りロール16には伝達されない。したがつ
て、洗浄布20は巻取られた状態を保つことにな
り、常に洗浄布20の清浄な部分で圧胴4の外周
面を洗浄できることになる。
胴3および圧胴4が回転し、レバー26の一端に
取付けられたカムころ30がカム50のカム山部
50aを通り過ぎると、圧縮ばね40の力により
レバー26が反時計方向に回動するので、回転軸
24を中心にして時計方向に回動され、洗浄布巻
取りロール16の中心が点Aの位置に達するまで
戻る。その過程で、セグメントギア62と噛み合
つているギア58が反時計方向に回転するが、ワ
ンウエイクラツチ60の働きで、その回転は洗浄
布巻取りロール16には伝達されない。したがつ
て、洗浄布20は巻取られた状態を保つことにな
り、常に洗浄布20の清浄な部分で圧胴4の外周
面を洗浄できることになる。
このように、本実施例においては、圧胴洗浄装
置のシリンダ外周面からの離脱動作または洗浄布
圧接位置への復帰動作を洗浄布の巻取りロールの
駆動力に変換する機構を備えているので、洗浄布
の巻取り専用のエアシリンダ等の動力源を設ける
必要がなく、圧胴洗浄装置の構成が簡略化される
とともに、コンパクトになり、コストダウンにも
つながる。
置のシリンダ外周面からの離脱動作または洗浄布
圧接位置への復帰動作を洗浄布の巻取りロールの
駆動力に変換する機構を備えているので、洗浄布
の巻取り専用のエアシリンダ等の動力源を設ける
必要がなく、圧胴洗浄装置の構成が簡略化される
とともに、コンパクトになり、コストダウンにも
つながる。
また、以上の実施例では、圧胴洗浄装置8が爪
6を回避する動作により洗浄布20を巻取る方式
を説明したが、洗浄布を使用し、シリンダ外周に
対して洗浄布を圧接−離間させ、しかも、洗浄作
用で汚れた洗浄布の部分を移送する構造のシリン
ダ洗浄装置であれば、圧胴等の他のシリンダの洗
浄装置にも本発明を適用できる。
6を回避する動作により洗浄布20を巻取る方式
を説明したが、洗浄布を使用し、シリンダ外周に
対して洗浄布を圧接−離間させ、しかも、洗浄作
用で汚れた洗浄布の部分を移送する構造のシリン
ダ洗浄装置であれば、圧胴等の他のシリンダの洗
浄装置にも本発明を適用できる。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、洗浄ユニツトを揺動自在に支持し、シリンダ
の回転によりカム装置を介してこの洗浄ユニツト
を揺動させ、この揺動により洗浄布をシリンダ周
面に圧接・離間させるとともに、揺動によるギア
とセグメントギアとの噛合いで洗浄布が巻取られ
るから、洗浄布を巻取るための専用の動力源を設
ける必要がなく、したがつて、洗浄装置の構成が
簡素化されるとともに、小型化されコスト低減が
はかれる。
ば、洗浄ユニツトを揺動自在に支持し、シリンダ
の回転によりカム装置を介してこの洗浄ユニツト
を揺動させ、この揺動により洗浄布をシリンダ周
面に圧接・離間させるとともに、揺動によるギア
とセグメントギアとの噛合いで洗浄布が巻取られ
るから、洗浄布を巻取るための専用の動力源を設
ける必要がなく、したがつて、洗浄装置の構成が
簡素化されるとともに、小型化されコスト低減が
はかれる。
第1図は本発明によるシリンダ自動洗浄装置の
一実施例を洗浄動作中の洗浄ユニツト圧接状態で
示す図、第2図は第1図装置の洗浄動作中の爪部
回避状態を示す図である。 2……サイドプレート、3……中間胴、4……
圧胴、4a……圧胴凹部、4b……凹部前縁、6
a……爪、6b……爪軸、8……圧胴洗浄装置、
10……圧接ブレード、12……圧接パツド、1
4……洗浄布供給ロール、16……洗浄布巻取ロ
ール、18……ガイド棒、20……洗浄布、24
……圧胴洗浄装置回転軸、26……レバー、2
8,32,38,48……ピン、30……カムこ
ろ、34……リンク、36……レバー回転軸、4
0……ばね、42……ロツド、44……ロツド頭
部、46……ばね受け、50……カム、50a…
…カム山部、50b……カム谷部、52……ボル
ト、58……ギア、60……ワンウエイクラツ
チ、62……セグメントギア、74……エアシリ
ンダ、76……ロツド、78……ロツド頭部、8
0……長孔、82……ピン、84……ボルト、8
6……ブラケツト。
一実施例を洗浄動作中の洗浄ユニツト圧接状態で
示す図、第2図は第1図装置の洗浄動作中の爪部
回避状態を示す図である。 2……サイドプレート、3……中間胴、4……
圧胴、4a……圧胴凹部、4b……凹部前縁、6
a……爪、6b……爪軸、8……圧胴洗浄装置、
10……圧接ブレード、12……圧接パツド、1
4……洗浄布供給ロール、16……洗浄布巻取ロ
ール、18……ガイド棒、20……洗浄布、24
……圧胴洗浄装置回転軸、26……レバー、2
8,32,38,48……ピン、30……カムこ
ろ、34……リンク、36……レバー回転軸、4
0……ばね、42……ロツド、44……ロツド頭
部、46……ばね受け、50……カム、50a…
…カム山部、50b……カム谷部、52……ボル
ト、58……ギア、60……ワンウエイクラツ
チ、62……セグメントギア、74……エアシリ
ンダ、76……ロツド、78……ロツド頭部、8
0……長孔、82……ピン、84……ボルト、8
6……ブラケツト。
Claims (1)
- 1 枚葉紙等のシート状部材の端部をつかむため
に外周面より突出した爪を有する回転するシリン
ダの外周面を洗浄する装置であつて、前記爪を回
避するために外周面から一旦離間するとともに洗
浄布を所定量巻取り、前記爪が通過した後に前記
外周面に洗浄布を圧接させる洗浄ユニツトを備え
た印刷機のシリンダ洗浄装置において、前記洗浄
布の洗浄端がシリンダ周面に対して圧接・離間す
るように前記洗浄ユニツトを揺動自在に支持する
とともに、シリンダの回転によりこの洗浄ユニツ
トを揺動させるカム装置を設け、前記洗浄ユニツ
トにおける洗浄布巻取りロールにワンウエイクラ
ツチを介してギヤを連結し、このギヤと噛合し洗
浄ユニツトの揺動により前記ギアを回転させるセ
グメントギアを印刷機のフレーム側に固定したこ
とを特徴とする印刷機のシリンダ洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22746990A JPH03114748A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22746990A JPH03114748A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13852089A Division JPH032039A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03114748A JPH03114748A (ja) | 1991-05-15 |
JPH0468149B2 true JPH0468149B2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=16861371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22746990A Granted JPH03114748A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03114748A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2571050Y2 (ja) * | 1991-06-04 | 1998-05-13 | 株式会社小森コーポレーション | 印刷機の圧胴洗浄装置 |
DE4209642A1 (de) * | 1992-03-25 | 1993-09-30 | Heidelberger Druckmasch Ag | Vorrichtung zur wahlweisen Reinigung mehrerer Zylinder |
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- 1990-08-29 JP JP22746990A patent/JPH03114748A/ja active Granted
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JPH03114748A (ja) | 1991-05-15 |
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