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JPH04501265A - ラジオ標識粒状組成物 - Google Patents

ラジオ標識粒状組成物

Info

Publication number
JPH04501265A
JPH04501265A JP1511758A JP51175889A JPH04501265A JP H04501265 A JPH04501265 A JP H04501265A JP 1511758 A JP1511758 A JP 1511758A JP 51175889 A JP51175889 A JP 51175889A JP H04501265 A JPH04501265 A JP H04501265A
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JP
Japan
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composition
kit
particulate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1511758A
Other languages
English (en)
Inventor
パネック,カレル・ジャン
Original Assignee
マリンクロッド・インコーポレイテッド
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Filing date
Publication date
Application filed by マリンクロッド・インコーポレイテッド filed Critical マリンクロッド・インコーポレイテッド
Publication of JPH04501265A publication Critical patent/JPH04501265A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 孟ytFiyj速園或惣 本発明は金属−放射性核種−標識粒状組成物であって、肺シンチグラフィーある いは呼吸器系疾病の放射線療法用の乾燥エーロゾル形状において使用し得るもの 、またその組成物の調製方法ならびにその方法を実施するためのキットに関する 。発明は更に、放射線診断の肺検査、特に粘液繊毛(mucociliary  )移送系について放射線診断を行う方法に関する。
放射線標識エーロゾルは既に15年程肺シンチグラフィーに関して、通常は肺換 気の研究について用いられて来たし、そして肺の異常を検出、かつ局限するため に使用されて来た。この目的に関してエーロゾル粒子の沈着を肺胞内、延いては 肺胞に生じさせることが望ましい、この目的のために開発された噴霧器であって 、平均直径0.8μmを有するエーロゾル粒子を発生するものがJ。
Nucl、 Med、 1g (1,977年)、第1082−1085頁中に コトラッパ・シー・ニス(Kotrappa c、s、 )によって記載されて いる。改良されたエーロゾル発生器−吸入器であって、それにより一層小さい粒 度分布を有する乾燥エーロゾル粒子を生成し得るものが欧州特許出願第8520 0830.9号の主題となっている。
本発明は特にラジオ標識された粒状組成物に関し、これは霧化した後に粘液繊毛 移送系の、従って粘液繊毛移送系の不満足な機能に関連する気管支疾病の検査に 関して使用することができる。気管支の非呼吸パートには、吸入粒子であって、 毒性または伝染性原因物質を包含する可能性があり、またアレルギー性または発 癌性作用を有する可能性あるものに対して非常に有効なバリヤが存在する。この バリヤは粘液層であって、馴做鏡的に小さな繊毛により定常的な流れにおいて口 の方向に移送されるものである。この移送は粘液繊毛移送と称する。妨げられる ことの無い粘液繊毛移送に関する条件は正常の、調整された繊毛運動および正常 な粘液生成である。粘液繊毛移送の不満足な機能は慢性の気管支疾病の役割を演 する可能性がある。従って、粘液繊毛移送を測定することについての簡単かつ信 頼性ある方法は非常な重要性を有している。実際に世界人口の可成りの部分は気 管支疾病を患っており、そしてこれらのCARA−患者にとっては申し分のない 診断方法が医学的処置を進め得る以前に不可欠のものである。しかしながら、粘 液繊毛移送を測定するための十分な定量的方法はこれまでは成し遂げられなかっ た。過去には、数多くの侵入または半侵入法が用いられたが、これは医学的手術 という短所に加えてそれ自体がまた粘液繊毛移送そのものに望ましくない影響を 及ぼすので、得られた結果には信頼性が認められない。
本発明の目的はラジオ標識粒状組成物を提供することであり、これは霧化の後節 シンチグラフィーのために使用することができ、そして特に粘液繊毛移送の検査 を意図するものである。粘液繊毛移送検査に関して適切であるべき組成物の粒子 は様々な要件を満たさねばならない、すなわち、それらは次のようなものである 。(1)肺を経由する移送の間、粒子の寸法が変化するべきではない、このこと は粒子が蒸発に起因して一層小さくなってはいけないばかりではなく、またそれ らが、たとえばその粒子による活発な水の吸収の結果、成長してもいけないこと を意味する。(2)霧化の後、エーロゾル粒子は粒度において小さな分布を有し て選択的検討を可能とせねばならない、(3)粒子は容易なラジオ標識を許容し 、またその放射性「標識」は十分に安定であるべきである。すなわち、霧化、呼 吸および引き続く肺検査の間粒子から離れるべきではない、(4)検査すべき肺 組織に到達可能であるために1粒子は適切な空気力学的形状、好ましくは球形を 有さねばならない、(5)粒子の基本的な物質は十分に安定であって、所望の肺 検査を可能とするものであるべきであり、また肺組織に対して完全に不活性であ るべきでおる。すなわち、それは肺が十分に耐え得べきものであって、それによ って粘液繊毛移送すら影響を受けないものとする。
この目的は金属−放射性核種をもって標識された粒状組成物により達成可能であ り、そして本発明によれば、それはベースであるシリカゲル、他の珪酸系物質ま たは非膨潤性ポリマーを伴い、その表面において有機リガンドが共有結合してい るラジオ標識粒状体を含んで成り、ここにおいてそれらリガンドはチオール−、 アミノ−、アルキルアミノ−、オキシム−、ジチオカルバメート−、ザンテート −、チオセミカルバゾン−またはジチオセミカルバゾン基あるいはそれらの組み 合わせを含んで構成されることによって特徴づけられている。シリカゲルに加え て、他の珪酸系物質もベース物質として使用可能であり、たとえばそれらはガラ ス、珪酸アルミニウムまたはその他の珪酸塩である。適切な非膨潤性ポリマーは 高度に架橋した高分子化合物であうで、ポリスチレン、ジビニルベンゼンポリカ ーボネート、ポリアミドおよびポリフルオロアルカンから選択される。シリカゲ ル、多孔質ガラスまたはその他の多孔質珪酸塩は好ましいベース物質である。こ れらのベース物質は創意に富んだ目的に適した空気力学的形状および寸法におい て、かつ意図する用途に関し所望の粒度における望ましい小さな分布において入 手可能である。更に、これらの物質は十分に安定であって、また肺組織に対して 完全に不活性であることが判明している。しかしながら、更に上述の要件(3) :すなわち、容易なラジオ標識を許容し、かつ標識の後、意図した用途に関し十 分に安定であることを満たす物質を見出すことは困難である。残念ながら、容易 に入手可能であり、かつ原則として所望用途に適当であるあらゆるタイプの粒状 物質は、そのようなものとして使用することができない、それはそれら物質が所 望の放射性核種によって標識することが出来ないか、あるいは標識することが困 難だからである。
上述の粒状物質はそれらの表面において、処理の後、それらが金属−放射性核種 によって容易に標識し得るような方法によって簡単に処理可能であることが判明 した。シリカ粒状体または別の珪酸系物質粒状体において、その表面処理は該粒 状体を有機化合物で処理することによる簡単な方法において行うことができ、そ れらの有機化合物はチオール−、アミノ−、アルキルアミノ−、オキシム−、ジ チオカルバメート−、ザンテート−、チオセミカルバゾン−またはジチオセミカ ルバゾン基を包含している。この目的のための適切な薬剤の例はアルコキシシラ ンであり、これはこの種のグループ、たとえばメルカプトプロピルトリメトキシ シラン、N−(2−アミノエチル−3−アミノプロピル)トリメトキシシラン等 を包含する。場合により、基本的な基、たとえばチオール−、アミノ−、アルキ ルアミノ−またはオキシム基を備えたこれらの粒状体を別な処理において粒状体 であって、それらの表面におけるジチオカルバメート−、ザンテート−、チオセ ミカルバゾン−またはジチオセミ力ルノ〈シン基とのリガンドを含んで成るもの に変換してもよい、高分子物質の表面処理は原則として二つの方法において行う ことができる。すなわち、それは(1)オリゴマーのモノマーを前処理し、引き 続いて(更に)重合または架橋を行う方法、または(2)既に架橋したポリマー を処理する方法である。後に述べた方法によれば、ベンゼン環を含んで成るポリ マーを、たとえばフリーデル−クラフッ条件下で無水酢酸によって処理し、その 後、導入したアセチル基を引き続く反応において、チオール−、アミノ基等との リガンドに変換してもよい、この後者の方法に関して適切な出発ポリマーはたと えば、高度に架橋したマクロ細孔の非膨潤性ポリ(ジビニルベンゼン)樹脂であ って、この場合そのベンゼン環が容易にアセチル化され得るものである。導入さ れたアセチル基はたとえ(f、引き続く酸化およびダブルエステル化において他 の官能基に簡単に変換することができ、この場合に高分子樹脂が得られ、これは へキシルチオグリコレート基とりガンデート(I igandated )され 、すなわちこの場合ベンゼン環はC02(C)!z)aOcOO(2sH−基を 含んティる。
本発明による組成物を粘液繊毛移送の検査に向けようとする際には、肺胞内のエ ーロゾル粒子の沈着を可能な限り回避すべきである。肺胞の活性は放射能を放散 させ過ぎる結果、信頼性ある情報を少なくし、そして肺胞に対し望ましくない放 射負担をもたらすことになる。従って、吸入エーロゾル粒状体の粒度ならびに粒 度分布に関しては厳格な要件を課する必要がある。平均直径1乃至20μL好ま しくは2乃至10umを有する粒状体が、粘液繊毛移送を検査するために最も適 当であることが判明している。それはそれらの粒状体が次に上部気管支に選択的 に到達し得るが、肺胞に浸透することは不可能だからである。
肺シンチグラフィーのために予定された粒状組成物を標識するのに適した金属− 放射性核種はTc−99+o、Pb−203、Ga−67、Ga−68、As− 72、In−111、In−113mおよびRu−97である。テクネチウム− 99mが好ましく、それはその輻射特性および入手可能性の故である。
本発明による粒状組成物は、もしそれが適切な放射線源を含んでいれば治療上使 用することも可能、すなわち呼吸器系であって、その種の粒状組成物が到達可能 であるものの疾病に関して用いることができる。以下の放射性核種は治療上効果 のある組成物として適切である。すなわち、それらはRe−186、Re−18 8、Cu−67、Pb−212、B1−212、As−77、Y−90、Ag− 111およびPd−109である。
本発明は更に、組成物の調製方法に係り、これは金属−放射性核種の塩またはキ レートとシリカゲルまたは他の珪酸系物質ベース上の粒状物質との錯体−生成反 応によるものであり、この場合核粒状体はそれらの表面におり)て上記したよう に変性されるものとする。金属−放射性核種用の適切なキレート化剤は以下に述 べる。
金属−放射性核種の半減期は大抵短いので、使用準備の整った標識組成物をユー ザーの裁量に委ねることは多くの場合不可能である。このような場合、ユーザー が診療所または臨床実験室において放射性核種との標識反応を行わせることにな る。従って、様々な反応成分がキットにおいてユーザーに対し供給される。ユー ザーによって遂行されるべき操作は、供給されたキ・yトから得られる補助手段 によりユーザーをして放射性標識組成物を調製可能とするために骨の折れる分離 または精製を要することのな、い、出来るだけ簡単なものであるべきである。標 識効率または標識歩留りもまた重要な役割を果たす。
本発明はまた、キットに関し、これは(1)上に定義した粒状物質であって、乾 燥状態にあってもよい、場合によりこれに対し1種類以上の補助的物質、たとえ ば安定剤および分散剤が添加されているものと、(2)金属−放射性核種の塩ま たはキレートから成る溶液と5基合により(3)使用に関するインストラクショ ンであって、(1)と(2)とを反応させるための処方箋を包含するものとを含 んで構成される。適切な安定剤の例には、アスコルビン酸、ゲンチシン酸または これらの酸の塩類があり、適切な分散剤の例には非イオン性表面活性物質、たと えばポリオキシアルキル化合物等がある。更に、その他の補助的物質、たとえば 充填剤を添加してもよく、それらにはたとえば、グルコース、ラクトース、マン ニトール、イノシトール等がある。
標識反応において、金属−放射性核種はキレートの形態において粒状物質に対し 提供されるのが好ましい、所望の錯体−生成反応を生じさせるために、放射性核 種は比較的弱いキレート化剤と結合させるのが好ましく、たとえばそれらはピロ ホスフェート、ホスホネート、ポリホスホネート、オキシネート、カルボキシレ ート、ヒドロキシカルボキシレート、アミノカルボキシレート、エノラートまた はそれらの混合物である。放射性核種のための適切なキレート化剤の例には、8 −ヒドロキシキノリンまたはそれらの誘導体、ジカルボン酸、ポリカルボン酸ま たはヒドロキシカルボン酸、たとえば修酸、マロン酸、こはく酸、マレイン酸、 0−フタル酸、りんご酸、乳酸、酒石酸、くえん酸、アスコルビン酸、サリチル 酸またはこれら酸の誘導体、ピロホスフェートまたはポリホスホネート、たとえ ばメチレンジホスホネート、ヒドロキシエチレンジホスホネートまたはヒドロキ シメチレンジホスホネート、またはエノラート、たとえばβ−ジケトンに関連し て、たとえばアセチルアセトン、フロイルアセトン、テノイル−アセトン、ベン ゾイルアセトン、ジベンゾイルメタン、トロボロンまたはこれらジケトンの誘導 体がある。特に、8−ヒドロキシ−キノリン、くえん酸、酒石酸、アスコルビン 酸、グルコヘプトン酸またはそれらの誘導体、あるいはアセチルアセトンがキレ ートとして好ましい、それは放射性核種、たとえばインジウム−111または鉛 −203と適切な媒質、好ましくは緩衝1ヒ水溶液中のこれらキレート化剤の1 種類とから成るキレートは生理的pHにおいて表面変性粒状物質と容易に反応す ること、そして所望の放射性核種錯体はリガンド交換によって高収率および純度 において生成されることが判明しているからである。供給されるキットはまた、 構成成分(1)と、場合により使用されるインストラクションとから構成しても よいのに対し、限られた貯蔵寿命を有する金属−放射性核種(2)の溶液はユー ザーに対し別に供給してもよい。
本発明の好ましい実施態様においてテクネチウム−99m−標識粒状組成物を調 製するために、そのキットは(1)上に定義された粒状物質であって、乾燥状態 にあってもよい、場合によりこれに対し1種類以上の補助物質、たとえば安定剤 および分散剤が添加されているものと、場合により(2)塩またはキレートの形 態における還元テクネチウム−99+aの溶液と(1)とを反応させるための処 方箋による使用のインストラクションとを含んで構成されればよい。
塩またはキレートの形態における還元テクネチウム−99m溶液はユーザーに対 し別個に供給されてもよいし、あるいはユーザーに入手可能であるモリブデン− テクネチウム発生器からのパーテクネテートを手に入れ、そして溶液を、場合に よりキレート化剤の存在下で還元することによりユーザーによって簡単に調製し てもよい、Tc−99m用のキレート化剤として前述したキレート化剤の1種を 使用すればよい、同様なキットは、使用について適合させたインストラクション と共にRe−188−標識放射線療法組成物の調製に関して利用可能である。
別の好ましい実施態様において、テクネチウム−99m−標識組成物を調製する ためのキットは下記の構成成分を含んで成る。すなわち、それらは(1)上に定 義された粒状物質であって、乾燥状態にあってもよい、場合によりこれに対し1 種類以上の補助物質、たとえば安定剤および分散剤が添加されているものと、( 2)上記のキレート化剤および還元剤と、場合により(3)パーテクネテート溶 液の形態におけるテクネチウム−9911またはパーレネート溶液の形態におけ るレニウム−188と成分(1)および(2)とを反応させるための処方箋によ る使用のインストラクションとである。この組成物はパーテクネテートまたはパ ーレネートを還元するための還元剤を包含すべきである。それらに適合性がある ならば、上記成分(1)および(2〉を場合により混ぜ合わせてもよい、この種 の単一成分キットであって、この場合混ぜ合わせた成分が好ましくは凍結乾燥さ れているものはユーザーによる簡単な方法において放射性核種溶液と反応させる のに非常に適している。
パーテクネテートまたはバーレネートに関して、標識反応に影響を及ぼさない還 元剤、たとえばジチオナイト、ホルムアミジン、スルフィン酸、ジスルフィン酸 ジアミンメタンまたは適切な還元金属、たとえば5n(n)、Cu(I)、Fe (n)等の錯体を使用することが好ましい、キットの構成成分(1)は懸濁液と して供給されてもよいが、好ましくは乾燥状態、たとえば凍結乾燥状態において 存在するものとする。
本発明は更に、放射線診断法による肺検査、特に粘液繊毛移送系についての検査 を行う方法に関し、その方法は放射性−標識粒状組成物を、たとえば欧州特許出 願第85200830.9号中に記載されるエーロゾル発生器によって霧化する 工程と、溢血動物、特にヒトをして体重70kg当たり1乃至2.000MBq 、好ましくは50乃至1,000MBqの量をもって得られた乾燥エーロゾルを 吸入させる工程と、その動物から放射される放射能を、たとえばガンマカメラに よって記録する工程とを含んで成る。
本発明はまた、溢血動物に対し放射線療法処置、特に呼吸器系の成る種の疾病に ついての処置を施すための方法に関し、その方法はこの目的に適した放射性核種 により標識した粒状組成物を霧化する工程と、該動物をして得られた乾燥エーロ ゾルを肺腫瘍を制御するのに有効である量をもって吸入させる工程とを含んで構 成される。
さて、本発明を具体的な実施例に関連して、一層詳細に説明するものとする。
夾旌剋−上 末 チオール基を備えるシリカゲル粒 体の調INの塩化水素酸約5−をアセト ニトリル中のメルカプトプロピルトリメトキシシランの10%v / v溶液約 100−に添加する。均質化の後、得られた反応混合物を、乾燥し、酸で予備洗 浄したシリカゲル粒状体(BakerbondLR’100.5μm)約50g 上に直ちに注ぎ、それによりスラリーを生成させる。緩慢な攪拌下で反応を室温 において10分分間性させる9次いで、このスラリーをガラスフィルターを介し て濾過し、そしてアセトニトリルで3回(50−75d)洗浄し、その後得られ た生成物を真空下室温で一部中乾燥する。得られた粒状生成物はよう素滴定を利 用して遊離の5)I−基の含有量について分析する。結果は生成物がg当たりS H約14±1mgを含むことを示している。
同様な方法において、直径10μmを有するシリカゲル粒状体(LiChros pher”’Si 100.1(ltcm )に末端チオール基を供給する。
対応する方法において、リガンドを含有する化学的に結合された111)(2基 をシリカゲル粒状体の表面に対し、該シリカゲルを0.1%酢酸水溶液中のN− (2−アミノエチル−3−アミノプロピル)トリメトキシシランの10%溶液で 処理することによって結合させる。
犬旌医−1 (モリブデン−テクネチウム発生器からの)生理的食塩溶液中のTc−99mパ ーテクネテートの溶液10祿を、凍結乾燥状態でグルヘプトン酸カルシウムおよ び塩化錫(■)(還元剤)を含んで成る市販のグルコヘプトネート・キットに添 加することによってTc−99mグルコヘプトネート溶液を得る。インキュベー ション時間は15分間、放射能は0.7−1.1 GBqである。
末端チオール基によって変性され、かつ実施例工により得られたシリカゲル粒状 体の放射性標識は次のように行われる。上記Tc−99mグルコヘプトネート溶 液(70−110MBq) 1.0dを変性シリカゲル゛粒状体5mgに対し添 加する。沸騰水浴(T= 100℃)に対する約15分間のインキュベーション の後、反応混合物を04ガラスフイルターを介して濾過し、そして生理的食塩溶 液で洗浄する。その放射能の測定から、標識は完全、すなわち98%を超えると 考えられる。同様な標識効率は反応混合物の、たとえば電磁攪拌機による注意深 い攪拌によって室温で達成することができる。5μ鳳および10μ讃の変性シリ カゲル粒状体は同一の方法において標識できる。
因力溌[−叫 末端チオール基により変性され、かつ実施例工によって得られた5)tmおよび 10μmのシリカゲル粒状体を、還元剤と1.ての亜ニチオン酸ナトリウムの存 在下、Mo−Tc発生器からのTc−99mパーテクネテー1−によ・)で直接 5!1!!理する。凛庵は窒素の存在下5他の点では実施例Hに記載しlごのと 同一反応条件においで行われ、その標識効率は96%を超える。
得らハた放射性−標識組成物は乾燥エーロゾルに霧化することが出来、(1゜て 患者により吸入された後、肺シンチグラフ検査に関して使用することができる。
天!峨−X。
水喧区肘む乾ビシ叶佳1量1え擾ン艮左グル粒状体Ω醒懸濁液は、水75城中の シリカゲルであって、末端アミノ基により変性され、かつ実施例■により得られ たちの15gから成っている。攪拌しながら、]、N水酸化ナトリウム溶液19 .0d、イソプロパツール19.0−および二硫化炭素15−を順次添加する0 反応混合物を室温で15分間攪拌し、次いでm細な焼結ガラスフィルターを介し て濾過する。湿潤濾過ケークをインプロパツール75−で3回洗浄し2、そし7 て真空中、室温で乾燥する。ジチオカルバメ−■・基で変性した乾燥シリカゲル は窒素下、冷凍室内で貯蔵する。
遊離ジチオカルバメート基の濃度はよう素滴定ならびにCu(II)についての 収着容量の測定によって決定される0両方法からジチオカルバメート基の濃度は 約0.9−0.5 mM/乾燥物質gと考えられる。
末端ザンテート基で変性されたシリカゲルは相当する方法で調製される。出発原 料として純粋な未変性シリカゲルが用いられ、これらは順次ベンゼン、イソプロ パツール、二硫化炭素および水酸化テトラメチルアンモニウムのメタノール性溶 液で処理される。
寒旅倒二N、 実施例■に記載したのと略同−であるが、今回は室温における注意深い攪拌を伴 う方法において、直径5μ鳳および10μmを有し、かつ実施例■に記載される ように変性されt−、シリカゲル粒状体を標識する。ラジオメータの測定は、こ の標識が%%を超える効率をもって行われたことを示している。
太旌例−■ に皮聾g皿講た江なン力Σル狡吠俸治に宸作櫟々な媒質中でTc−99mにより 標識されたシリカゲル粒状体の安定性は以下のように測定される。
選択インキュベーション媒質: (1)水中0.9%NaCl溶液、 (2)水中0.09%NaC!溶液、 (3)蒸留水、 (4)水中50%エタノール溶液、および(5)生理的食塩溶液1〇−中に溶解 1.た、実施例■中に記載されたグルコヘブトネ−1・・キットの不活性溶液。
下記の実験を上述の名・インキュベーション媒質について行う、実施例工により 末端チオール基で変性されたシリカゲル粒状体25■を含むそれぞれ21本のチ ューブから成る1セツトを実施例■に記−]7たようにTc−99mグルコヘプ トネートにより標識する。次に、標識したシリカゲル粒状体を濾過により分離し 、選択されたインキュベーション媒質1−で洗浄し、そして同一媒質1ml中に 再懸濁させる。これらの試料は室温で玉5時間放置(インキュベーション時間) し、この期間中、それらは注意深く時々攪拌するものとする。試料の各セラ1へ は15−30分の時間間隔をもって三つ組において分析し、標識%、すなわち上 記イ〉′キュベージ3フ時間の後、シリカゲルに対し依然として結合しているT e−99mの放射能を測定する。平均標識%を次表中に記録する。
次表中の結果から、Te−99mは標識シリカゲル粒状体に強固に結合しており 、そI7て3.5時間のインキュベーション時間中に、試験されたインキュベー ション媒質の一つは結合に達しないが、あるいは殆ど達していないらのと考えら れる。この時間は、診断検査について予想される略最大時間である。安定↑1に おける差異は5μ履および10μmシリカゲル粒状体に関してz2められない。
国際調査報告

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. シリカゲル、他の珪酸系物質および非膨潤性ポリマーから成る群から選択 されるベース物質上の放射性標識粒状体を含んで成り、ここにおいて有機リガン ドがベース物質の表面において共有結合しており、その有機リガンドはチオール ー、アミノ−、アルキルアミノ−、オキシムー、ジチオカルバメートー、ザンテ ートー、チオセミカルバゾン−またはジチオセミカルバゾン基あるいはそれらの 組み合わせから成る群から選択される、肺シンチグラフィー用の乾燥エーロゾル として使用すべき金属−放射性核種−標識粒状組成物。
  2. 2. 前記組成物が粘液繊毛移送の検査において使用される請求項1による組成 物。
  3. 3. 前記組成物が放射線療法のために使用される請求項1による組成物。
  4. 4. ベース物質がガラス、珪酸塩または高度に架橋したポリマーから成る群か ら選択される請求項1による組成物。
  5. 5. ベース物質が、ポリスチレン、ジビニルベンゼン、ポリカーボネート、ポ リアミドおよびポリフルオロアルカンから成る群から選択される高度に架橋した ポリマーである請求項4による組成物。
  6. 6. ベース物質がシリカゲル、多孔質ガラスおよび多孔質珪酸塩から成る群か ら選択される請求項4による組成物。
  7. 7. 放射性標識粒状体が平均直径1μm乃至20μmを有する請求項1による 組成物。
  8. 8. 放射性標識粒状体が平均直径2μm乃至10μmを有する請求項7による 組成物。
  9. 9. 組成物がテクネチウム−99mをもってラジオ標識されている請求項1に よる組成物。
  10. 10. 肺シンチグラフィー用の乾燥エーロゾルとして使用すべき金属−放射性 核種−標識粒状組成物であって、シリカゲル、他の珪酸系物質および非膨潤性ポ リマーから成る群から選択されるベース物質上の放射性標識粒状体を含んで成り 、ここにおいて有機リガンドはベース物質の表面において共有結合しており、そ の有機リガンドがチオールー、アミノ−、アルキルアミノ−、オキシムー、ジチ オカルバメートー、ザンテートー、チオセミカルバゾン−またはジチオセミカル バゾン基あるいはそれらの組み合わせから成る群から選択されるものを調製する 方法において、少なくとも1種類の金属−放射性核種の塩またはキレートを前記 共有結合有機リガンドを有する前記ベース物質上の粒状物質と反応させる工程を 含んで構成される方法。
  11. 11. シリカゲル、他の珪酸系物質および非膨潤性ポリマーから成る群から選 択されるベース物質上の粒状物質であって、ここにおいて有機リガンドはベース 物質の表面において共有結合しており、その有機リガンドがチオールー、アミノ −、アルキルアミノ−、オキシムー、ジチオカルバメートー、ザンテートー、チ オセミカルバゾン−またはジチオセミカルバゾン基あるいはそれらの組み合わせ から成る群から選択されるものと、少なくとも1種類の金属−放射性核種の塩ま たはキレートから成る溶液とを含んで構成される、金属−放射性核種−標識粒状 組成物を調製するに際して使用するためのキット。
  12. 12. 粒状物質が乾燥状態にある請求項11によるキット。
  13. 13. 安定剤および分散剤から成る群から選択される少なくとも1種類の物質 が粒状物質に対し添加される請求項11によるキット。
  14. 14. キットが更に、前記粒状物質を前記溶液と反応させるための処方箋によ る使用のインストラクションを包含する請求項11によるキット。
  15. 15. キットはシリカゲル、他の珪酸系物質および非膨潤性ポリマーから成る 群から選択されるベース物質上の粒状物質であって、ここにおいて有機リガンド はベース物質の表面において共有結合しており、その有機リガンドがチオールー 、アミノ−、アルキルアミノ−、オキシムー、ジチオカルバメートー、ザンテー トー、チオセミカルバゾン−またはジチオセミカルバゾン基あるいはそれらの組 み合わせから成る群から選択されるものを含んで成り、それは少なくとも1種類 の塩またはキレートの形態における還元テクネチウム−99mまたはレニウム− 188から成る溶液と反応させることができる、テクネチウム−99mまたはレ ニウム−188をもって標識された粒状組成物を調製するに際して使用するため のキット。
  16. 16. 粒状物質が乾燥状態にある請求項15によるキット。
  17. 17. 安定剤および分散剤から成る群から選択される少なくとも1種類の物質 が粒状物質に対し添加される請求項15によるキット。
  18. 18. キットが更に、前記粒状物質を前記溶液と反応させるための処方箋によ る使用のインストラクションを包含する請求項15によるキット。
  19. 19. キットはシリカゲル、他の珪酸系物質および非膨潤性ポリマーから成る 群から選択されるベース物質上の粒状物質であって、ここにおいて有機リガンド はベース物質の表面において共有結合しており、その有機リガンドがチオールー 、アミノ−、アルキルアミノ−、オキシムー、ジチオカルバメートー、ザンテー トー、チオセミカルバゾン−またはジチオセミカルバゾン基あるいはそれらの組 み合わせから成る群から選択されるものと、キレート化剤と、 還元剤とを含んで成り、 それはパーテクネテート溶液の形態におけるテクネチウム−99mまたはパーレ ネート溶液の形態におけるレニウム−188と反応させることができる、テクネ チウム−99mまたはレニウム−188をもって標識された粒状組成物を調製す るに際して使用するためのキット。
  20. 20. 粒状物質が乾燥状態にある請求項19によるキット。
  21. 21. 安定剤および分散剤から成る群から選択される少なくとも1種類の物質 が粒状物質に対し添加される請求項19によるキット。
  22. 22. キットが更に、前記粒状物質を前記パーテクネテート溶液または前記パ ーレネート溶液と反応させるための処方箋による使用のインストラクションを包 含する請求項19によるキット。
  23. 23. 前記粒状物質、前記キレート化剤および前記還元剤が混ぜ合わされる請 求項19によるキット。
  24. 24. 前記還元剤が、ジチオナイト、ホルムアミジン、スルフィン酸、ジスル フィン酸ジアミンメタンから成る群から選択される非金属性還元剤である請求項 19によるキット。
  25. 25. 前記還元剤が還元金属の錯体である請求項19に承るキット。
  26. 26. 金属−放射性核種−標識粒状組成物を霧化する工程であって、この場合 該組成物はシリカゲル、他の珪酸系物質および非膨潤性ポリマーから成る群がら 選択されるベース物質上の放射性標識粒状体であって、ここにおいて有機リガン ドはベース物質の表面において共有結合しており、その有機リガンドがチオール ー、アミノ−、アルキルアミノ−、オキシムー、ジチオカルバメートー、ザンテ ートー、チオセミカルバゾン−またはジチオセミカルバゾン基あるいはそれらの 組み合わせから成る群から選択されて乾燥エーロゾルを生成するものを含んで成 るものと、 前記乾燥エーロゾルを温血動物に対し、体重70kg当たり1乃至2,000M Bgの量をもって吸入させることにより投与する工程と、前記動物によって放射 される放射線の輻射を記録する工程とを含んで構成される放射線診断の肺検査を 行うための方法。
  27. 27. 検査が粘液繊毛移送系に関するものである請求項26による方法。
  28. 28. 乾燥エーロゾルが体重70kg当たり50乃至1,000MBgの量を もって吸入される請求項26による方法。
  29. 29. 金属−放射性核種−標識粒状組成物を霧化する工程であって、この場合 該組成物はシリカゲル、他の珪酸系物質および非膨潤性ポリマーから成る群がら 選択されるベース物質上の放射性標識粒状体であって、ここにおいて有機リガン ドはベース物質の表面において共有結合しており、その有機リガンドがチオール ー、アミノ−、アルキルアミノ−、オキシムー、ジチオカルバメートー、ザンテ ートー、チオセミカルバゾン−またはジチオセミカルバゾン基あるいはそれらの 組み合わせから成る群から選択されて乾燥エーロゾルを生成するものを含んで成 るものと、 前記乾燥エーロゾルを温血動物に対し、肺腫瘍を制御するために有効である量を もって吸入させることにより投与する工程とを含んで構成される温血動物に対し 放射線療法処置を施す方法。
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