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JPH04341986A - ハードディスクドライブユニット用ガスケットおよび同ガスケットの製造方法 - Google Patents

ハードディスクドライブユニット用ガスケットおよび同ガスケットの製造方法

Info

Publication number
JPH04341986A
JPH04341986A JP11431191A JP11431191A JPH04341986A JP H04341986 A JPH04341986 A JP H04341986A JP 11431191 A JP11431191 A JP 11431191A JP 11431191 A JP11431191 A JP 11431191A JP H04341986 A JPH04341986 A JP H04341986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core plate
gasket
annular
hard disk
drive unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11431191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kunikane
國兼 貴広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokoku Rubber Industry Co Ltd
Original Assignee
Kokoku Rubber Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokoku Rubber Industry Co Ltd filed Critical Kokoku Rubber Industry Co Ltd
Priority to JP11431191A priority Critical patent/JPH04341986A/ja
Publication of JPH04341986A publication Critical patent/JPH04341986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハードディスクドラ
イブユニット用ガスケットおよび同ガスケトの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、電算機その他の記憶装置のハー
ドディスクドライブユニット(以下HDDという)に使
用している従来のガスケットの一例を示す平面図であり
、形状は装着前の自由な状態を示している。
【0003】従来は、HDD用のガスケットとしての特
別な技術上の対応・対策は殆どされておらず、その製造
方法も他のガスケットと同様な方法が採用されていた。
【0004】即ち、高分子弾性材を環状に成形加硫した
だけの製品が多く、また素材の加工作業の容易さからシ
リコンゴムが使用されたり、またコスト面からポリウレ
タン発泡ゴムが採用されることもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、HDD
に対する小型化要求は強く、そのためHDDに使用する
従来のガスケットは、図5に示すように幅が極端に細く
輪ゴム同然の形状の定まり難い製品となっており、製造
技術上も形状・寸法の正確性は期待し難く、また包装・
運送時に互いに絡まりあう等して組立前の整理・取扱い
に予想外の手数を必要とする。
【0006】そして、HDDの組立は、HDDの下側ケ
ースの所定位置にガスケットを拡げて載せ、次いで上側
ケースで挟み、上下のケースをビス止め等により一体化
する工程によっているが、形の定まり難いガスケットを
規定の状態に挟み込み締め付けることは熟練した人手を
必要とする面倒な作業となっていた。
【0007】また、HDDは、内部のハードディスク、
ヘッド、ヘッドトラッキング機構等を極端な程の清浄さ
に長期間維持することが必要であり、そのためガスケッ
トは完全なシール性能、気密の保持性能が要求される。 またハードディスク表面等を腐食させないためにガスケ
ット材等からの湿気の侵入や発生また酸性ガスの発生は
絶対にあってはならず、この点で従来のシリコンゴム製
のガスケットや、粘着剤を使用したガスケットには問題
があった。またガスケットの清浄さを確保するために、
ガスケットは組立に使用する直前にクリーンルーム内で
洗浄されるが、従来のポリウレタン発泡ゴム製のガスケ
ットはその連続気泡内に洗剤が侵入し残存して長期にわ
たりガスを発生するという問題があった。
【0008】この発明は、上記従来技術の問題点を解消
するために成されたもので、HDDガスケットに必要な
所定の形状・寸法を保持し、組立前の整理そして組立作
業が容易にでき、完全なシール性能、気密の保持性能を
有し、また、ガスの発生、そして洗剤を吸収することの
ないHDD用ガスケットおよび同ガスケットの製造方法
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、この発明に係
るHDD用ガスケットは、一枚の環状をした芯板と、該
芯板の両面に接触一体化した高分子弾性材により形成し
た環状のシール部とより成ることを特徴とする構成によ
って、前記の目的を達成しようとするものである。
【0010】更に、前記シール部弾性材は加硫したゴム
であることを特徴とし、また前記芯板は金属薄板により
形成したものであることを特徴とする構成によって前記
の目的を達成しようとするものである。
【0011】この発明に係るHDD用ガスケットの製造
方法は、一枚の環状をした芯板の両面に環状をした高分
子弾性材のシール部材を当接して加硫接着し前記芯板と
一体に形成することを特徴とする製造方法によって、更
に、複数の貫通孔を有する一枚の環状をした芯板の両面
に環状の高分子弾性材のシール部材を当接して加硫し前
記芯板および両面のシール部材を一体に形成することを
特徴とする製造方法によって、前記の目的を達成しよう
とするものである。
【0012】
【作用】以上の構成により、芯板の両面にあり芯板とも
一体化した高分子弾性材により形成した環状のシール部
は、自由状態にあっても芯板により所定の形状・寸法を
保持し、しかも芯板とシール部弾性材とは一体化されて
おり芯板とシール部弾性材との境界面の気密性が損なわ
れたり高分子弾性材により形成したシール部からガスを
発生することがない。
【0013】更に、前記シール部弾性材は加硫したゴム
であることを特徴とし、また前記芯板は金属薄板により
形成することにより、上記作用が一層顕著となる。
【0014】上記の製造方法により、一枚の環状をした
芯板の両面に環状をした高分子弾性材のシール部材を当
接して加硫接着することによって、粘着剤を使用するこ
となくシール部材と芯板とを、また高分子弾性材のシー
ル部材同志を一体に形成することができ、芯板によりシ
ール部材は所定の形状・寸法を保持し、しかも芯板とシ
ール部との境界面の気密性が完全なHDD用のガスケッ
トを製造することができる。また粘着剤を使用する必要
がなく粘着剤からのガス発生の懸念がない。
【0015】更に、複数の貫通孔を有する一枚の環状を
した芯板の両面に環状の高分子弾性材のシール部材を当
接して加硫することにより、接着剤を使用せずに芯板の
両面のシール部材を芯板と共に強固に一体形成すること
ができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明に係るHDD用ガスケットお
よび同ガスケットの製造方法を実施例により説明する。 図1は、この発明のHDD用ガスケット一実施例の構成
を示す平面図、図2は図1に示すシール部A−Aの拡大
断面図である。図3およびず図4は他の実施例のシール
部拡大断面図である。
【0017】各図を参照して構成と製造方法とを併せて
説明する。1は一枚の環状をした芯板、2は芯板1の両
面に接触一体化した高分子弾性材により形成した環状の
連続したシール部、3は芯板1をシール部2の外周には
み出さして形成したリブ部、4はHDD組立時にビス等
を挿通するためにリブ部3に設けた組立用貫通孔である
【0018】芯板1は、HDDの形状に従った形状に、
薄い板材をプレス裁断・加工したもので、材質はステン
レス鋼板、銅版、銅合金板、或は耐熱性の合成樹脂板等
を選択できる。リブ部3および組立用貫通孔4は必要に
より設けるものであり、無くてもHDD用ガスケットと
しての気密保持性、形状保持性、組立の容易さを損なう
ことはない。
【0019】シール部2を形成する高分子弾性材5は、
ブチルゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴム(
EPDM)等の従来のガスケット用のものが選択でき、
芯板1と粘着でなく硬化接着により一体化できるものが
好ましい。なお、前記した理由により、シリコンゴム、
ポリウレタン発泡ゴムは好ましくない。
【0020】そして、シール部材の高分子弾性材5と芯
板1とを、またシール部材の高分子弾性材5同志を一体
に形成するには粘着剤ではなく接着剤を使用し、または
接着剤も使用せずに、加硫と同時に一体化することが好
ましい。同時一体化より若干コスト的に不利ではあるが
高分子弾性材5を加硫してから芯板1に接着しても良い
【0021】シール部2の断面は、図2に示すように芯
板1の上下両面に高分子弾性材5を接着し、しかも芯板
1の両縁部分を高分子弾性材5から突出させて一体に形
成してある。
【0022】他の実施例のシール部2は、図3の断面図
に示すように、高分子弾性材5の片側から芯板1が突出
し、芯板1のシール部分には複数の貫通孔6を設け、芯
板1の両面の高分子弾性材5を貫通孔6により統合して
一体化した構成となっている。この構成の場合は、芯板
1と高分子弾性材5との接着に接着剤は不要である。ま
た更に、他の実施例のシール部2は図4の断面図に示よ
うに、芯板1を高分子弾性材5で完全に包含して一体化
してあり、芯板1が露出することを避けたいHDDに好
適である。
【0023】上記図2に示す実施例のシール部2は、高
分子弾性材5を略四角形断面とし、その上側面は片側角
部に円弧状断面の突起線部7を形成し、また下側面は両
角部に円弧状断面の突起線部8を形成して所謂リップと
し、確実高度なシール効果を得ている。なお、図3、図
4に示す実施例のシール部断面形状が各々異なっている
ように、シール部の断面形状はHDDの装着面形状等に
より決定されるものであり、図示の形状に限るものでは
ない。
【0024】上記の構成により、芯板1の両面にあり芯
板1とも一体化した高分子弾性材5により形成した環状
のシール部2は、自由状態にあっても芯板1により所定
の形状・寸法を保持し、しかも芯板1とシール部弾性材
5とは一体化されており芯板1とシール部弾性材5との
境界面の気密性が損なわれたり高分子弾性材により形成
したシール部2からガスを発生することがない。
【0025】また上記の製造方法により、一枚の環状を
した芯板1の両面に環状をした高分子弾性材5のシール
部材を当接して加硫接着することによって、粘着剤を使
用することなくシール部材5と芯板1とを、また高分子
弾性材のシール部材5同志を一体としシール部2を形成
することができ、芯板1によりシール部2は所定の形状
・寸法を保持し、しかも芯板1とシール部材5との境界
面の気密性が完全に保持できるHDD用のガスケットを
製造することができる。また粘着剤を使用する必要がな
く粘着剤からのガス発生の懸念がない。
【0026】更に、複数の貫通孔6を有する芯板1の両
面に環状の高分子弾性材のシール部材を当接して加硫す
ることにより、接着剤を使用せずに芯板1の両面のシー
ル部材5を芯板1と共に強固に一体形成することができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、HDDガスケットに必要な所定の形状・寸法を保持し
、組立前の整理そして組立作業が容易にでき、完全なシ
ール性能、気密の保持性能を有し、また、ガスの発生、
そして洗剤を吸収することがなく、HDDの組立の効率
向上と、機械化が可能。また、メインテナンスの容易さ
と、信頼性の向上に寄与できるHDD用ガスケットおよ
び同ガスケットの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】    一実施例の平面図である。
【図2】    一実施例のシール部拡大断面図である
【図3】    他の実施例のシール部拡大断面図であ
る。
【図4】    他の実施例のシール部拡大断面図であ
る。
【図5】    従来のHDD用ガスケットの平面図で
ある。
【符号の説明】
1    芯板 2    シール部 3    リブ部 4    組立用貫通孔 5    シール部弾性材(高分子弾性材)6    
貫通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一枚の環状をした芯板と、該芯板の両
    面に接触一体化した高分子弾性材により形成した環状の
    シール部とより成ることを特徴とするハードディスクド
    ライブユニット用ガスケット。
  2. 【請求項2】  前記シール部弾性材は加硫したゴムで
    あることを特徴とするハードディスクドライブユニット
    用ガスケット。
  3. 【請求項3】  前記芯板は金属薄板により形成したも
    のであることを特徴とするハードディスクドライブユニ
    ット用ガスケット。
  4. 【請求項4】  一枚の環状をした芯板の両面に環状を
    した高分子弾性材のシール部材を当接して加硫接着し前
    記芯板と一体に形成することを特徴とするハードディス
    クドライブユニット用ガスケットの製造方法。
  5. 【請求項5】  複数の貫通孔を有する一枚の環状をし
    た芯板の両面に環状の高分子弾性材のシール部材を当接
    して加硫し前記芯板および両面のシール部材を一体に形
    成することを特徴とするハードディスクドライブユニッ
    ト用ガスケットの製造方法。
JP11431191A 1991-05-20 1991-05-20 ハードディスクドライブユニット用ガスケットおよび同ガスケットの製造方法 Pending JPH04341986A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001226