JPH04341405A - 板材貯蔵加工システム - Google Patents
板材貯蔵加工システムInfo
- Publication number
- JPH04341405A JPH04341405A JP11453791A JP11453791A JPH04341405A JP H04341405 A JPH04341405 A JP H04341405A JP 11453791 A JP11453791 A JP 11453791A JP 11453791 A JP11453791 A JP 11453791A JP H04341405 A JPH04341405 A JP H04341405A
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- Japan
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- pallet
- stacker crane
- sheet
- plates
- plate
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 61
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 16
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材自動倉庫に係り、
特にタレットパンチプレス装置の如き板材加工装置に対
し被加工物である板材を供給するために板材加工装置に
付随して設けられる板材自動倉庫に関するものである。
特にタレットパンチプレス装置の如き板材加工装置に対
し被加工物である板材を供給するために板材加工装置に
付随して設けられる板材自動倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タレットパンチプレス装置の如き板材加
工装置を含む板材加工システムに於いて、板材加工装置
の長時間連続運転のために、板材加工装置に対し被加工
物である板材を供給する板材自動倉庫を板材加工装置に
付随して設けれることは従来より行われている。
工装置を含む板材加工システムに於いて、板材加工装置
の長時間連続運転のために、板材加工装置に対し被加工
物である板材を供給する板材自動倉庫を板材加工装置に
付随して設けれることは従来より行われている。
【0003】従来の板材自動倉庫は、一般に、板材を積
層載置されたパレットを出入可能に保持するパレット保
持部を複数個有する板材貯蔵棚と、前記板材貯蔵棚に沿
って配置されたレール部材と、前記レール部材に案内さ
れて走行し前記パレット保持部に対するパレットの出入
を行うパレット搬送スタッカクレーンとを有し、パレッ
ト毎、換言すればパレット単位にて板材を板材加工装置
に対し供給するようになっている。
層載置されたパレットを出入可能に保持するパレット保
持部を複数個有する板材貯蔵棚と、前記板材貯蔵棚に沿
って配置されたレール部材と、前記レール部材に案内さ
れて走行し前記パレット保持部に対するパレットの出入
を行うパレット搬送スタッカクレーンとを有し、パレッ
ト毎、換言すればパレット単位にて板材を板材加工装置
に対し供給するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き板材自動倉
庫に於いては、板材の搬入出はパレット単位でしか行う
ことができず、板材自動倉庫に貯蔵された板材を板材加
工装置に供給する場合は、先ずパレット搬送スタッカク
レーンにより板材貯蔵棚のパレット保持部にあるパレッ
トを取出してこれをトラバーサに引渡し、このパレット
をトラバーサによりアイドルコンベアに搬送し、アイド
ルコンベアによりパレットを所定位置に配置し、このパ
レット上の板材をバキュームパット等による一枚取り手
段により一枚ずつ板材加工装置のワークテーブル上に載
置することが行われ、また板材加工装置のワークテーブ
ル上の板材を板材自動倉庫に戻す場合は、上述の供給時
と全く逆の操作が行われる。
庫に於いては、板材の搬入出はパレット単位でしか行う
ことができず、板材自動倉庫に貯蔵された板材を板材加
工装置に供給する場合は、先ずパレット搬送スタッカク
レーンにより板材貯蔵棚のパレット保持部にあるパレッ
トを取出してこれをトラバーサに引渡し、このパレット
をトラバーサによりアイドルコンベアに搬送し、アイド
ルコンベアによりパレットを所定位置に配置し、このパ
レット上の板材をバキュームパット等による一枚取り手
段により一枚ずつ板材加工装置のワークテーブル上に載
置することが行われ、また板材加工装置のワークテーブ
ル上の板材を板材自動倉庫に戻す場合は、上述の供給時
と全く逆の操作が行われる。
【0005】このため、パレット交換に際しては、通常
10分間程度の時間を必要とし、この間、板材加工装置
が休止し、ラインが稼働停止することになる。これは生
産性を低下させる原因になり、特に近年の傾向である多
種少量生産の場合は、同一板材(素材)により連続加工
する加工枚数が少なくなり、パレット交換の頻度が高く
なることから、全生産時間に対しパレット交換時間が占
める割合が高くなり、パレット交換作業、即ち板材交換
作業による生産性の低下が著しいものになる。
10分間程度の時間を必要とし、この間、板材加工装置
が休止し、ラインが稼働停止することになる。これは生
産性を低下させる原因になり、特に近年の傾向である多
種少量生産の場合は、同一板材(素材)により連続加工
する加工枚数が少なくなり、パレット交換の頻度が高く
なることから、全生産時間に対しパレット交換時間が占
める割合が高くなり、パレット交換作業、即ち板材交換
作業による生産性の低下が著しいものになる。
【0006】また上述の如き板材自動倉庫以外に、一枚
取り手段を有し、一枚取り手段により板材を一枚ずつ取
り出して、これを板材加工装置のワークテーブル上に直
接載置するよう構成された板材自動倉庫が知られている
が、しかしこれにあってもパレットをその一枚取り位置
にまで移動させる必要があり、パレット移動中は板材加
工装置が休止し、ラインが稼働停止することは避けられ
ない。
取り手段を有し、一枚取り手段により板材を一枚ずつ取
り出して、これを板材加工装置のワークテーブル上に直
接載置するよう構成された板材自動倉庫が知られている
が、しかしこれにあってもパレットをその一枚取り位置
にまで移動させる必要があり、パレット移動中は板材加
工装置が休止し、ラインが稼働停止することは避けられ
ない。
【0007】本発明は、従来の板材自動倉庫に於ける上
述の如き問題点に着目してなされたものであり、板材加
工装置に対し板材を臨機応変に供給でき、板材交換によ
る板材加工装置の休止時間を低減してこれによる生産性
の低下を低減できる板材自動倉庫を提供することを目的
としている。
述の如き問題点に着目してなされたものであり、板材加
工装置に対し板材を臨機応変に供給でき、板材交換によ
る板材加工装置の休止時間を低減してこれによる生産性
の低下を低減できる板材自動倉庫を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、板材を積層載置されたパレットを出入可能
に保持するパレット保持部を複数個有する板材貯蔵棚と
、前記板材貯蔵棚に沿って配置されたレール部材と、前
記レール部材に案内されて走行し前記パレット保持部に
対するパレットの出入を行うパレット搬送スタッカクレ
ーンと、前記レール部材に案内されて走行し前記パレッ
ト保持部のパレット上の板材を一枚ずつ取り出す一枚取
り手段を備えた一枚取り用スタッカクレーンとを有して
いることを特徴とする板材自動倉庫によって達成される
。
明によれば、板材を積層載置されたパレットを出入可能
に保持するパレット保持部を複数個有する板材貯蔵棚と
、前記板材貯蔵棚に沿って配置されたレール部材と、前
記レール部材に案内されて走行し前記パレット保持部に
対するパレットの出入を行うパレット搬送スタッカクレ
ーンと、前記レール部材に案内されて走行し前記パレッ
ト保持部のパレット上の板材を一枚ずつ取り出す一枚取
り手段を備えた一枚取り用スタッカクレーンとを有して
いることを特徴とする板材自動倉庫によって達成される
。
【0009】
【作用】上述の如き構成によれば、従来よりのパレット
搬送スタッカクレーンによるパレット単位の板材の搬入
出以外に、一枚取り用スタッカクレーンの一枚取り手段
によりパレット保持部のパレット上の板材が一枚ずつ直
接取り出される。
搬送スタッカクレーンによるパレット単位の板材の搬入
出以外に、一枚取り用スタッカクレーンの一枚取り手段
によりパレット保持部のパレット上の板材が一枚ずつ直
接取り出される。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0011】図1、図2は本発明による板材自動倉庫を
タレットパンチプレス装置を含むパンチプレスシステム
に適用した一実施例を示している。パンチプレスシステ
ムは、タレットパンチプレス装置1とこれに付随する板
材自動倉庫3および横送り装置5とを含んでいる。
タレットパンチプレス装置を含むパンチプレスシステム
に適用した一実施例を示している。パンチプレスシステ
ムは、タレットパンチプレス装置1とこれに付随する板
材自動倉庫3および横送り装置5とを含んでいる。
【0012】タレットパンチプレス装置1は、タレツト
ディスク7、キャレッジベース9、キャレッジ11、ワ
ーククランプ手段13、センタテーブル15、サイドテ
ーブル17を有する一般的構造のものである。
ディスク7、キャレッジベース9、キャレッジ11、ワ
ーククランプ手段13、センタテーブル15、サイドテ
ーブル17を有する一般的構造のものである。
【0013】板材自動倉庫3は、二つの板材貯蔵棚19
を互いに平行に有しており、板材貯蔵棚19には各々板
材Wを積層載置されたパレットPを出入可能に保持する
パレット保持部21が上下左右に複数個設けられている
。二つの板材貯蔵棚19間には板材貯蔵棚19の延在方
向に沿って上部レール23と下部レール25とが互いに
平行に設けられている。
を互いに平行に有しており、板材貯蔵棚19には各々板
材Wを積層載置されたパレットPを出入可能に保持する
パレット保持部21が上下左右に複数個設けられている
。二つの板材貯蔵棚19間には板材貯蔵棚19の延在方
向に沿って上部レール23と下部レール25とが互いに
平行に設けられている。
【0014】上部レール23と下部レール25にはパレ
ット搬送スタッカクレーン27が係合しており、パレッ
ト搬送スタッカクレーン27は上部レール23と下部レ
ール25とに案内されて二つの板材貯蔵棚19間をこれ
らの延在方向に沿って板材貯蔵棚19のパレット保持部
21の各々に対応する位置と二つの板材貯蔵棚19間よ
り離れて横送り装置5との間にパレットPの授受を行う
ホームポジションHaとの間に走行するようになってい
る。
ット搬送スタッカクレーン27が係合しており、パレッ
ト搬送スタッカクレーン27は上部レール23と下部レ
ール25とに案内されて二つの板材貯蔵棚19間をこれ
らの延在方向に沿って板材貯蔵棚19のパレット保持部
21の各々に対応する位置と二つの板材貯蔵棚19間よ
り離れて横送り装置5との間にパレットPの授受を行う
ホームポジションHaとの間に走行するようになってい
る。
【0015】パレット搬送スタッカクレーン27は従来
のものと同等のものであってよく、これは、図3、図4
に示されている如く、自走装置29を搭載された走行台
車31を有し、走行台車31には二本のポスト33が立
設され、二本のポスト33間にはローラ35によりキャ
リッジ37が昇降可能に設けられている。キャリッジ3
7にはポスト33に取付られた巻き上げ機39のワイヤ
ー41が係合しており、キャリッジ37は巻き上げ機3
9により昇降駆動されるようになっている。キャリッジ
37には図4で見て左右方向に伸縮可能なフォーク43
が設けられており、フォーク43は伸縮作動によりパレ
ット保持部21に対するパレットPの出入を行い、パレ
ットPのパレット保持部21とキャリッジ37との間の
受渡しを行うようになっている。
のものと同等のものであってよく、これは、図3、図4
に示されている如く、自走装置29を搭載された走行台
車31を有し、走行台車31には二本のポスト33が立
設され、二本のポスト33間にはローラ35によりキャ
リッジ37が昇降可能に設けられている。キャリッジ3
7にはポスト33に取付られた巻き上げ機39のワイヤ
ー41が係合しており、キャリッジ37は巻き上げ機3
9により昇降駆動されるようになっている。キャリッジ
37には図4で見て左右方向に伸縮可能なフォーク43
が設けられており、フォーク43は伸縮作動によりパレ
ット保持部21に対するパレットPの出入を行い、パレ
ットPのパレット保持部21とキャリッジ37との間の
受渡しを行うようになっている。
【0016】横送り装置5は、図1に示されてる如く、
上部レール23と下部レール25の延在方向に直交する
方向に設けられた案内レール45に案内されて往復動す
るトラバーサ47を有し、トラバーサ47は、パレット
搬送スタッカクレーン27のホームポジションHaにて
パレット搬送スタッカクレーン27との間にパレットP
の受渡しを行われ、パレットPをアイドルコンベア49
あるいは51とのパレット受渡しポジションTa、Tb
とホームポジションHaとの間に横送りするようになっ
ている。
上部レール23と下部レール25の延在方向に直交する
方向に設けられた案内レール45に案内されて往復動す
るトラバーサ47を有し、トラバーサ47は、パレット
搬送スタッカクレーン27のホームポジションHaにて
パレット搬送スタッカクレーン27との間にパレットP
の受渡しを行われ、パレットPをアイドルコンベア49
あるいは51とのパレット受渡しポジションTa、Tb
とホームポジションHaとの間に横送りするようになっ
ている。
【0017】アイドルコンベア49と51との間には周
知の構造の一枚取り装置53が設けられており、一枚取
り装置53は、アイドルコンベア49あるいは51より
パレットPを搬入され、このパレットP上の板材Wを一
枚ずつタレットパンチプレス装置1のサイドテーブル1
7上に供給し、またサイドテーブル17上の板材Wをパ
レットP上に搬出するようになっている。
知の構造の一枚取り装置53が設けられており、一枚取
り装置53は、アイドルコンベア49あるいは51より
パレットPを搬入され、このパレットP上の板材Wを一
枚ずつタレットパンチプレス装置1のサイドテーブル1
7上に供給し、またサイドテーブル17上の板材Wをパ
レットP上に搬出するようになっている。
【0018】上部レール23と下部レール25にはパレ
ット搬送スタッカクレーン27に加えて一枚取り用スタ
ッカクレーン55が係合している。一枚取り用スタッカ
クレーン55は上部レール23と下部レール25とに案
内されて二つの板材貯蔵棚19間をこれらの延在方向に
沿って板材貯蔵棚19のパレット保持部21の各々に対
応する位置とパレット搬送スタッカクレーン27との干
渉を避けるためにホームポジションHaとは反対の側に
設けられたホームポジションHbとの間に走行するよう
になっている。
ット搬送スタッカクレーン27に加えて一枚取り用スタ
ッカクレーン55が係合している。一枚取り用スタッカ
クレーン55は上部レール23と下部レール25とに案
内されて二つの板材貯蔵棚19間をこれらの延在方向に
沿って板材貯蔵棚19のパレット保持部21の各々に対
応する位置とパレット搬送スタッカクレーン27との干
渉を避けるためにホームポジションHaとは反対の側に
設けられたホームポジションHbとの間に走行するよう
になっている。
【0019】一枚取り用スタッカクレーン55は、図2
、図5に示されている如く、自走装置57を搭載された
走行台車59を有し、走行台車59には二本のポスト6
1が立設され、二本のポスト61間にはローラ63によ
りキャリッジ65が昇降可能に設けられている。キャリ
ッジ65にはポスト61に取付られた巻き上げ機67の
ワイヤー69が係合しており、キャリッジ65は巻き上
げ機67により昇降駆動されるようになっている。
、図5に示されている如く、自走装置57を搭載された
走行台車59を有し、走行台車59には二本のポスト6
1が立設され、二本のポスト61間にはローラ63によ
りキャリッジ65が昇降可能に設けられている。キャリ
ッジ65にはポスト61に取付られた巻き上げ機67の
ワイヤー69が係合しており、キャリッジ65は巻き上
げ機67により昇降駆動されるようになっている。
【0020】キャリッジ65には図2で見て左右方向に
伸縮可能なパット支持レール71が設けられており、パ
ット支持レール71にはパット支持桟73が固定され、
パット支持桟73にパット支持部材75が流体圧シリン
ダ装置77により上下動可能に設けられている。パット
支持部材75には一枚取り手段として複数個のバキュー
ムパット79が設けられており、バキュームパット79
は、パット支持レール71の伸縮により図2に示されて
いる如くパレット保持部21内に進入し、パレット保持
部21のパレットP上の板材Wの直上に位置して板材W
を一枚ずつ取り出すようになっている。またパット支持
部材75にはパレットP上の板材Wの一枚取りを援助す
るマグネットロータ81とバキュームパット79よりの
板材Wの取り外しを行うエアージェット式エジェクタ8
3とが流体圧シリンダ装置85により上下動可能に設け
られており、更にパット支持部材75には二枚取り異常
検出器87が設けられている。
伸縮可能なパット支持レール71が設けられており、パ
ット支持レール71にはパット支持桟73が固定され、
パット支持桟73にパット支持部材75が流体圧シリン
ダ装置77により上下動可能に設けられている。パット
支持部材75には一枚取り手段として複数個のバキュー
ムパット79が設けられており、バキュームパット79
は、パット支持レール71の伸縮により図2に示されて
いる如くパレット保持部21内に進入し、パレット保持
部21のパレットP上の板材Wの直上に位置して板材W
を一枚ずつ取り出すようになっている。またパット支持
部材75にはパレットP上の板材Wの一枚取りを援助す
るマグネットロータ81とバキュームパット79よりの
板材Wの取り外しを行うエアージェット式エジェクタ8
3とが流体圧シリンダ装置85により上下動可能に設け
られており、更にパット支持部材75には二枚取り異常
検出器87が設けられている。
【0021】板材貯蔵棚19の最下段のパレット保持部
21の一つにはローラコンベア89が配置されており、
ローラコンベア89は一枚取り用スタッカクレーン55
のバキュームパット79により一枚取りされた板材Wを
一枚取り用スタッカクレーン55より受け渡され、これ
をタレットパンチプレス装置1のサイドテーブル17に
隣接して配置された中間テーブル91上へ搬送するよう
になっている。
21の一つにはローラコンベア89が配置されており、
ローラコンベア89は一枚取り用スタッカクレーン55
のバキュームパット79により一枚取りされた板材Wを
一枚取り用スタッカクレーン55より受け渡され、これ
をタレットパンチプレス装置1のサイドテーブル17に
隣接して配置された中間テーブル91上へ搬送するよう
になっている。
【0022】上述の如き構成による板材自動倉庫3に於
いては、一種類の板材による加工枚数が多い場合には、
従来と同様にパレット搬送スタッカクレーン27により
パレット単位にて板材Wの搬出が行われる。この場合に
は、一枚取り用スタッカクレーン55をホームポジショ
ンHbに退避させた状態にてパレット搬送スタッカクレ
ーン27をホームポジションHaより所望の板材Wが貯
蔵されているパレット保持部21の正面位置まで走行さ
せると共に、そのパレット保持部21の高さ位置までキ
ャリッジ37を昇降させ、次にフォーク43をそのパレ
ット保持部21内に対し伸ばして当該パレット保持部2
1のパレットPをすくい上げてキャリッジ37によりパ
レットPごと板材Wを担持する。この状態にてフォーク
43を元の位置に戻し、その後にキャリッジ37を最降
下位置にまで降下させると共に、パレット搬送スタッカ
クレーン27をホームポジションHaまで走行させ、再
びフォーク43を伸ばしてパレットPを横送り装置5の
トラバーサ47上に載せ変える。
いては、一種類の板材による加工枚数が多い場合には、
従来と同様にパレット搬送スタッカクレーン27により
パレット単位にて板材Wの搬出が行われる。この場合に
は、一枚取り用スタッカクレーン55をホームポジショ
ンHbに退避させた状態にてパレット搬送スタッカクレ
ーン27をホームポジションHaより所望の板材Wが貯
蔵されているパレット保持部21の正面位置まで走行さ
せると共に、そのパレット保持部21の高さ位置までキ
ャリッジ37を昇降させ、次にフォーク43をそのパレ
ット保持部21内に対し伸ばして当該パレット保持部2
1のパレットPをすくい上げてキャリッジ37によりパ
レットPごと板材Wを担持する。この状態にてフォーク
43を元の位置に戻し、その後にキャリッジ37を最降
下位置にまで降下させると共に、パレット搬送スタッカ
クレーン27をホームポジションHaまで走行させ、再
びフォーク43を伸ばしてパレットPを横送り装置5の
トラバーサ47上に載せ変える。
【0023】そしてトラバーサ47によりパレットPを
パレット受渡しポジションTa、Tbとホームポジショ
ンHaに横送りし、これをトラバーサ47が内蔵してい
るローラ(図示省略)の駆動によりアイドルコンベア4
9あるいは51上に移す。次に一枚取り装置53にて今
まで使用されていたパレットPを一枚取り装置53より
空きのアイドルコンベア49あるいは51へ退かせ、こ
れが完了すると、アイドルコンベア49あるいは51が
内蔵しているチェーンコンベア(図示省略)によりパレ
ットPを一枚取り装置53へ移動させる。一枚取り装置
53へ移動されたパレットP上に板材Wは一枚取り装置
53により一枚ずつタレットパンチプレス装置1のサイ
ドテーブル17上に供給されるようになる。
パレット受渡しポジションTa、Tbとホームポジショ
ンHaに横送りし、これをトラバーサ47が内蔵してい
るローラ(図示省略)の駆動によりアイドルコンベア4
9あるいは51上に移す。次に一枚取り装置53にて今
まで使用されていたパレットPを一枚取り装置53より
空きのアイドルコンベア49あるいは51へ退かせ、こ
れが完了すると、アイドルコンベア49あるいは51が
内蔵しているチェーンコンベア(図示省略)によりパレ
ットPを一枚取り装置53へ移動させる。一枚取り装置
53へ移動されたパレットP上に板材Wは一枚取り装置
53により一枚ずつタレットパンチプレス装置1のサイ
ドテーブル17上に供給されるようになる。
【0024】これに対し多種少量生産に於ける如く、一
種類の板材による加工枚数が少ない場合には、一枚取り
用スタッカクレーン55により一枚ずつ板材Wの搬出が
行われる。この場合には、パレット搬送スタッカクレー
ン27をホームポジションHaに退避させた状態にて一
枚取り用スタッカクレーン55をホームポジションHb
より所望の板材Wが貯蔵されているパレット保持部21
の正面位置まで走行させると共に、そのパレット保持部
21の高さ位置までキャリッジ65を昇降させ、次にパ
ット支持レール71をそのパレット保持部21内に対し
伸ばしてバキュームパット79を当該パレット保持部2
1のパレットP上の板材Wの直上に位置させる。そして
バキュームパット79を流体圧シリンダ装置77により
板材W上に降下させ、マグネットロータ81による板材
Wの磁気吸着とエアージェット式エジェクタ83による
エアーブローにより最上位の板材Wと二枚目の板材Wと
の引き離しを行ってバキュームパット79により最上位
の一枚の板材Wを吸着し、流体圧シリンダ装置77によ
るパット支持部材75の上昇駆動により板材Wを持ち上
げ、二枚取り異常検出器87により一枚取りを確認する
。
種類の板材による加工枚数が少ない場合には、一枚取り
用スタッカクレーン55により一枚ずつ板材Wの搬出が
行われる。この場合には、パレット搬送スタッカクレー
ン27をホームポジションHaに退避させた状態にて一
枚取り用スタッカクレーン55をホームポジションHb
より所望の板材Wが貯蔵されているパレット保持部21
の正面位置まで走行させると共に、そのパレット保持部
21の高さ位置までキャリッジ65を昇降させ、次にパ
ット支持レール71をそのパレット保持部21内に対し
伸ばしてバキュームパット79を当該パレット保持部2
1のパレットP上の板材Wの直上に位置させる。そして
バキュームパット79を流体圧シリンダ装置77により
板材W上に降下させ、マグネットロータ81による板材
Wの磁気吸着とエアージェット式エジェクタ83による
エアーブローにより最上位の板材Wと二枚目の板材Wと
の引き離しを行ってバキュームパット79により最上位
の一枚の板材Wを吸着し、流体圧シリンダ装置77によ
るパット支持部材75の上昇駆動により板材Wを持ち上
げ、二枚取り異常検出器87により一枚取りを確認する
。
【0025】この確認後にパット支持レール71を元に
戻し、その後にキャリッジ65を最降下位置にまで降下
させると共に、一枚取り用スタッカクレーン55をロー
ラコンベア89が配置されている最下段のパレット保持
部21の正面位置まで走行させる。この位置にてパット
支持レール71を伸ばし、バキュームパット79が吸着
保持している一枚の板材Wをローラコンベア89上に移
動させ、バキュームパット79による板材Wの吸着保持
を開放し、この板材Wをローラコンベア89上に載置さ
せてローラコンベア89を駆動する。これによりローラ
コンベア89上の板材Wは中間テーブル91を経由して
タレットパンチプレス装置1のサイドテーブル17上に
搬送される。
戻し、その後にキャリッジ65を最降下位置にまで降下
させると共に、一枚取り用スタッカクレーン55をロー
ラコンベア89が配置されている最下段のパレット保持
部21の正面位置まで走行させる。この位置にてパット
支持レール71を伸ばし、バキュームパット79が吸着
保持している一枚の板材Wをローラコンベア89上に移
動させ、バキュームパット79による板材Wの吸着保持
を開放し、この板材Wをローラコンベア89上に載置さ
せてローラコンベア89を駆動する。これによりローラ
コンベア89上の板材Wは中間テーブル91を経由して
タレットパンチプレス装置1のサイドテーブル17上に
搬送される。
【0026】尚、一枚取り用スタッカクレーン55はタ
レットパンチプレス装置1に於ける板材Wの加工中に次
に必要な板材Wがあるパレット保持部21まで移動して
上述の作動と同様の作動によりそのパレット保持部21
に貯蔵された板材Wの一枚取りを行い、ローラコンベア
89が配置されている最下段のパレット保持部21の位
置に戻って待機していればよく、これにより加工すべき
板材Wが一枚毎に異なっていてもタレットパンチプレス
装置1は素材交換による休止時間を最小限にして実質的
な連続運転を行える得るようになる。
レットパンチプレス装置1に於ける板材Wの加工中に次
に必要な板材Wがあるパレット保持部21まで移動して
上述の作動と同様の作動によりそのパレット保持部21
に貯蔵された板材Wの一枚取りを行い、ローラコンベア
89が配置されている最下段のパレット保持部21の位
置に戻って待機していればよく、これにより加工すべき
板材Wが一枚毎に異なっていてもタレットパンチプレス
装置1は素材交換による休止時間を最小限にして実質的
な連続運転を行える得るようになる。
【0027】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による板材自動倉庫によれば、従来よりのパレット搬送
スタッカクレーンによるパレット単位の板材の搬入出以
外に、一枚取り用スタッカクレーンの一枚取り手段によ
りパレット保持部のパレット上の板材が一枚ずつ直接取
り出されるから、板材加工装置に対する板材の供給が一
枚単位で臨機応変に行われる得るようになり、これによ
り特に多種少量生産の場合に於いてパレット交換の頻度
が高くなることが回避され、パレット交換作業による生
産性の低下が防止される。
による板材自動倉庫によれば、従来よりのパレット搬送
スタッカクレーンによるパレット単位の板材の搬入出以
外に、一枚取り用スタッカクレーンの一枚取り手段によ
りパレット保持部のパレット上の板材が一枚ずつ直接取
り出されるから、板材加工装置に対する板材の供給が一
枚単位で臨機応変に行われる得るようになり、これによ
り特に多種少量生産の場合に於いてパレット交換の頻度
が高くなることが回避され、パレット交換作業による生
産性の低下が防止される。
【図1】本発明による板材自動倉庫をタレットパンチプ
レス装置を含むパンチプレスシステムに適用した一実施
例を示す平面図である。
レス装置を含むパンチプレスシステムに適用した一実施
例を示す平面図である。
【図2】本発明による板材自動倉庫をタレットパンチプ
レス装置を含むパンチプレスシステムに適用した一実施
例を示す側面図である。
レス装置を含むパンチプレスシステムに適用した一実施
例を示す側面図である。
【図3】本発明による板材自動倉庫に用いられるパレッ
ト搬送スタッカクレーンの一実施例を示す正面図である
。
ト搬送スタッカクレーンの一実施例を示す正面図である
。
【図4】本発明による板材自動倉庫に用いられるパレッ
ト搬送スタッカクレーンの一実施例を示す側面図である
。
ト搬送スタッカクレーンの一実施例を示す側面図である
。
【図5】本発明による板材自動倉庫に用いられる一枚取
り用スタッカクレーンの一実施例を示す側面図である。
り用スタッカクレーンの一実施例を示す側面図である。
1 タレットパンチプレス装置
3 板材自動倉庫
5 横送り装置
19 板材貯蔵棚
21 パレット保持部
23 上部レール
25 下部レール
27 パレット搬送スタッカクレーン37 キャリ
ッジ 39 巻き上げ機 43 フォーク 47 トラバーサ 55 一枚取り用スタッカクレーン 65 キャリッジ 67 巻き上げ機 71 パット支持レール 79 バキュームパット 89 ローラコンベア
ッジ 39 巻き上げ機 43 フォーク 47 トラバーサ 55 一枚取り用スタッカクレーン 65 キャリッジ 67 巻き上げ機 71 パット支持レール 79 バキュームパット 89 ローラコンベア
Claims (1)
- 【請求項1】 板材を積層載置されたパレットを出入
可能に保持するパレット保持部を複数個有する板材貯蔵
棚と、前記板材貯蔵棚に沿って配置されたレール部材と
、前記レール部材に案内されて走行し前記パレット保持
部に対するパレットの出入を行うパレット搬送スタッカ
クレーンと、前記レール部材に案内されて走行し前記パ
レット保持部のパレット上の板材を一枚ずつ取り出す一
枚取り手段を備えた一枚取り用スタッカクレーンとを有
していることを特徴とする板材自動倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3114537A JP2783920B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 板材貯蔵加工システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3114537A JP2783920B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 板材貯蔵加工システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04341405A true JPH04341405A (ja) | 1992-11-27 |
JP2783920B2 JP2783920B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=14640245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3114537A Expired - Fee Related JP2783920B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 板材貯蔵加工システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2783920B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013177235A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-09 | Amada Co Ltd | 棚装置におけるワークの1枚取り方法及び棚装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5276080U (ja) * | 1975-12-05 | 1977-06-07 | ||
JPS61192602A (ja) * | 1985-02-19 | 1986-08-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | アクセサ制御方式 |
JPS6426613U (ja) * | 1987-08-07 | 1989-02-15 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP3114537A patent/JP2783920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5276080U (ja) * | 1975-12-05 | 1977-06-07 | ||
JPS61192602A (ja) * | 1985-02-19 | 1986-08-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | アクセサ制御方式 |
JPS6426613U (ja) * | 1987-08-07 | 1989-02-15 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013177235A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-09 | Amada Co Ltd | 棚装置におけるワークの1枚取り方法及び棚装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2783920B2 (ja) | 1998-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |