JPH04344779A - Muse/ntscコンバータ - Google Patents
Muse/ntscコンバータInfo
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- JPH04344779A JPH04344779A JP3117437A JP11743791A JPH04344779A JP H04344779 A JPH04344779 A JP H04344779A JP 3117437 A JP3117437 A JP 3117437A JP 11743791 A JP11743791 A JP 11743791A JP H04344779 A JPH04344779 A JP H04344779A
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- comb filter
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- television signal
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- GMVPRGQOIOIIMI-DWKJAMRDSA-N prostaglandin E1 Chemical compound CCCCC[C@H](O)\C=C\[C@H]1[C@H](O)CC(=O)[C@@H]1CCCCCCC(O)=O GMVPRGQOIOIIMI-DWKJAMRDSA-N 0.000 title claims description 16
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Landscapes
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号の受
信装置に係り、更に詳しくは、高品位テレビジョン信号
を標準テレビジョン方式の映像信号に変換する信号処理
装置に関する。
信装置に係り、更に詳しくは、高品位テレビジョン信号
を標準テレビジョン方式の映像信号に変換する信号処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョンの大型化に伴い、表
示画像の高画質化が求められている。こうした要求に対
し、各種の高品位テレビジョン方式の検討が進められて
いる。日本においては、NHKの開発した高品位テレビ
ジョン信号の伝送方式であるMUSE(Multipl
e Sub−Nyquist Sampling
Encoding)方式が代表的であり、以下、これ
を例として説明を加える。
示画像の高画質化が求められている。こうした要求に対
し、各種の高品位テレビジョン方式の検討が進められて
いる。日本においては、NHKの開発した高品位テレビ
ジョン信号の伝送方式であるMUSE(Multipl
e Sub−Nyquist Sampling
Encoding)方式が代表的であり、以下、これ
を例として説明を加える。
【0003】MUSE方式は、資料「NHK技術研究誌
昭62 第39巻 第2号 通巻第172号
p18〜p53」に記載されており、その特徴とし
ては、走査線数1125本、フレーム周波数が30Hz
のインタレース信号、画面のアスペクト比が16:9で
、現行方式よりワイドなものとなっている。また、この
MUSE方式は、動画では1水平周期毎に1画素おきに
画素を間引き、また、静止画では2フレームで1巡する
ように1画素おきに画素を間引く多重サブサンプル帯域
圧縮方式を用い、静止画伝送帯域24MHz、動画伝送
帯域16MHzの信号を8MHzまで帯域圧縮して伝送
するものある。このような、高品位テレビジョン信号を
標準テレビジョン信号に変換する方式については、「和
泉他 ”MUSE−525本コンバータの開発”
テレビジョン学会誌,VOL.44,NO.6pp70
5−712 (1990)」で報告されている。
昭62 第39巻 第2号 通巻第172号
p18〜p53」に記載されており、その特徴とし
ては、走査線数1125本、フレーム周波数が30Hz
のインタレース信号、画面のアスペクト比が16:9で
、現行方式よりワイドなものとなっている。また、この
MUSE方式は、動画では1水平周期毎に1画素おきに
画素を間引き、また、静止画では2フレームで1巡する
ように1画素おきに画素を間引く多重サブサンプル帯域
圧縮方式を用い、静止画伝送帯域24MHz、動画伝送
帯域16MHzの信号を8MHzまで帯域圧縮して伝送
するものある。このような、高品位テレビジョン信号を
標準テレビジョン信号に変換する方式については、「和
泉他 ”MUSE−525本コンバータの開発”
テレビジョン学会誌,VOL.44,NO.6pp70
5−712 (1990)」で報告されている。
【0004】この報告で述べられているMUSE−52
5本コンバータの大きな特徴は、静止画信号処理行なわ
ずに動画処理を中心としたフィールド内内挿処理を行な
って標準テレビジョン信号を得ているところにある。
5本コンバータの大きな特徴は、静止画信号処理行なわ
ずに動画処理を中心としたフィールド内内挿処理を行な
って標準テレビジョン信号を得ているところにある。
【0005】フィールド内内挿処理では、MUSE信号
に対して2次元のフィルタ処理を行ない走査速度を変換
して標準テレビジョン信号を作成する。
に対して2次元のフィルタ処理を行ない走査速度を変換
して標準テレビジョン信号を作成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の高品位テレビジ
ョン信号再生を考慮したMUSE/NTSCコンバータ
においては、動画処理を中心としたフィールド内内挿処
理を行なって標準テレビジョン信号を得ているため、静
止画領域では、帯域圧縮方法の違いから、折り返し妨害
が発生してしまうという問題点があった。
ョン信号再生を考慮したMUSE/NTSCコンバータ
においては、動画処理を中心としたフィールド内内挿処
理を行なって標準テレビジョン信号を得ているため、静
止画領域では、帯域圧縮方法の違いから、折り返し妨害
が発生してしまうという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、上記問題点を解消し、高
品位テレビジョン信号を標準テレビジョン方式に変換可
能とする高画質のテレビジョン信号処理装置を提供する
ことにある。
品位テレビジョン信号を標準テレビジョン方式に変換可
能とする高画質のテレビジョン信号処理装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、高品位テレビジョン信号(1125/30)
に対してフィールド内の信号処理を施すことにより、少
なくとも標準テレビジョン信号の走査方式に沿った第1
のテレビジョン信号(525/30−A)と、標準テレ
ビジョン信号であって前記第1のテレビジョン信号とは
インタレース構造にある第2のテレビジョン信号(52
5/30−B)とを同時に出力するダウンコンバート手
段と、前記ダウンコンバート手段より出力する2つの標
準テレビジョン信号を用いてフィールドくし形フィルタ
処理を行なうフィールドくし形フィルタ手段と、前記フ
ィールドくし形フィルタ手段の出力信号を用いてフレー
ムくし形フィルタ処理を行なうフレームくし形フィルタ
手段と、前記フレームくし形フィルタ手段の出力信号と
上記ダウンコンバート手段より出力する標準テレビジョ
ン信号の少なくとも一方とを画像の動きに応じて混合す
る混合手段とを備える。
発明では、高品位テレビジョン信号(1125/30)
に対してフィールド内の信号処理を施すことにより、少
なくとも標準テレビジョン信号の走査方式に沿った第1
のテレビジョン信号(525/30−A)と、標準テレ
ビジョン信号であって前記第1のテレビジョン信号とは
インタレース構造にある第2のテレビジョン信号(52
5/30−B)とを同時に出力するダウンコンバート手
段と、前記ダウンコンバート手段より出力する2つの標
準テレビジョン信号を用いてフィールドくし形フィルタ
処理を行なうフィールドくし形フィルタ手段と、前記フ
ィールドくし形フィルタ手段の出力信号を用いてフレー
ムくし形フィルタ処理を行なうフレームくし形フィルタ
手段と、前記フレームくし形フィルタ手段の出力信号と
上記ダウンコンバート手段より出力する標準テレビジョ
ン信号の少なくとも一方とを画像の動きに応じて混合す
る混合手段とを備える。
【0009】また、上記目的達成のため、本発明の他の
一例では、上記ダウンコンバート手段より出力する標準
テレビジョン信号の一方を用いてフレームくし形フィル
タ処理を行なうフレームくし形フィルタ手段と、上記ダ
ウンコンバート手段より出力する他方の標準テレビジョ
ン信号を1フィールド遅延する遅延手段と、前記遅延手
段の出力信号と上記フレームくし形フィルタ手段の出力
信号とを加算平均する加算手段と、前記加算手段の出力
信号と上記フレームくし形フィルタ手段の入力信号とを
画像の動きに応じて混合する混合手段とを備える。
一例では、上記ダウンコンバート手段より出力する標準
テレビジョン信号の一方を用いてフレームくし形フィル
タ処理を行なうフレームくし形フィルタ手段と、上記ダ
ウンコンバート手段より出力する他方の標準テレビジョ
ン信号を1フィールド遅延する遅延手段と、前記遅延手
段の出力信号と上記フレームくし形フィルタ手段の出力
信号とを加算平均する加算手段と、前記加算手段の出力
信号と上記フレームくし形フィルタ手段の入力信号とを
画像の動きに応じて混合する混合手段とを備える。
【0010】上記目的達成のため、本発明のさらに他の
一例では、上記ダウンコンバート手段より出力するテレ
ビジョン信号の少なくとも一方を入力し1フレーム(5
25ライン)遅延可能なメモリを用いてフレームくし形
フィルタ処理及び、入力信号に対する1フィールド遅延
出力を得るフレームくし形フィルタ手段と、前記フレー
ムくし形フィルタ手段から出力する1フィールド遅延出
力に対してラインくし形フィルタ処理を行なうラインく
し形フィルタ手段と、前記ラインくし形フィルタ手段の
出力信号と上記フレームくし形フィルタ手段のフレーム
くし形フィルタ処理を施した出力信号とを加算平均する
加算手段と、前記加算手段の出力信号と上記ダウンコン
バート手段の出力信号とを画像の動きに応じて混合する
混合手段とを備える。
一例では、上記ダウンコンバート手段より出力するテレ
ビジョン信号の少なくとも一方を入力し1フレーム(5
25ライン)遅延可能なメモリを用いてフレームくし形
フィルタ処理及び、入力信号に対する1フィールド遅延
出力を得るフレームくし形フィルタ手段と、前記フレー
ムくし形フィルタ手段から出力する1フィールド遅延出
力に対してラインくし形フィルタ処理を行なうラインく
し形フィルタ手段と、前記ラインくし形フィルタ手段の
出力信号と上記フレームくし形フィルタ手段のフレーム
くし形フィルタ処理を施した出力信号とを加算平均する
加算手段と、前記加算手段の出力信号と上記ダウンコン
バート手段の出力信号とを画像の動きに応じて混合する
混合手段とを備える。
【0011】
【作用】MUSE方式の高品位テレビジョン信号に、フ
ィールド内内挿処理を行なって標準テレビジョン方式の
映像信号にダウンコンバートすることにより、動画領域
の再生画像には、基本的に画質劣化の要因となる妨害成
分は混入しない良好な画像が得られる。一方、上記と同
様にダウンコンバートされた標準テレビジョン信号に対
し、フレームおよびフィールド相関を利用した高画質化
処理(時間周波数方向のくし形フィルタ処理)を行うこ
とにより、MUSEエンコード処理における静止画領域
での時間周波数方向のオフセットサブサンプリングによ
る折り返し成分を抑圧した良好な再生画像を得る。上記
信号処理を行なった動画領域および静止画領域の映像信
号は、上記混合手段により映像信号の動きに応じて適応
的に混合して出力される。このようにして、高画質な再
生画像を得ることが可能になる。
ィールド内内挿処理を行なって標準テレビジョン方式の
映像信号にダウンコンバートすることにより、動画領域
の再生画像には、基本的に画質劣化の要因となる妨害成
分は混入しない良好な画像が得られる。一方、上記と同
様にダウンコンバートされた標準テレビジョン信号に対
し、フレームおよびフィールド相関を利用した高画質化
処理(時間周波数方向のくし形フィルタ処理)を行うこ
とにより、MUSEエンコード処理における静止画領域
での時間周波数方向のオフセットサブサンプリングによ
る折り返し成分を抑圧した良好な再生画像を得る。上記
信号処理を行なった動画領域および静止画領域の映像信
号は、上記混合手段により映像信号の動きに応じて適応
的に混合して出力される。このようにして、高画質な再
生画像を得ることが可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する
。なお、本実施例の説明にあたっては、現行標準テレビ
ジョン信号として走査線数525本、フレーム周波数3
0Hz、飛び越し走査の信号(以下、525/30と記
す)であるNTSC信号と、高品位テレビジョン信号と
して走査線数1125本、フレーム周波数30Hz、飛
び越し走査の信号(以下、1125/30と記す)信号
であるMUSE信号を例にとって説明する。
。なお、本実施例の説明にあたっては、現行標準テレビ
ジョン信号として走査線数525本、フレーム周波数3
0Hz、飛び越し走査の信号(以下、525/30と記
す)であるNTSC信号と、高品位テレビジョン信号と
して走査線数1125本、フレーム周波数30Hz、飛
び越し走査の信号(以下、1125/30と記す)信号
であるMUSE信号を例にとって説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。図1において、101はMUSE信号の入力
端子、102はダウンコンバータ、103はフィールド
内挿処理回路、104,105は速度変換処理回路、1
06,107は端子、108はフィールドくし形フィル
タ処理回路、109は入力信号を262H期間遅延する
フィールドメモリ、110は加算器、111はフレーム
くし形フィルタ処理回路、112は入力信号を525H
期間遅延するフレームメモリ、113は加算器、114
は動き検出回路、115は混合処理回路、116は出力
端子である。
図である。図1において、101はMUSE信号の入力
端子、102はダウンコンバータ、103はフィールド
内挿処理回路、104,105は速度変換処理回路、1
06,107は端子、108はフィールドくし形フィル
タ処理回路、109は入力信号を262H期間遅延する
フィールドメモリ、110は加算器、111はフレーム
くし形フィルタ処理回路、112は入力信号を525H
期間遅延するフレームメモリ、113は加算器、114
は動き検出回路、115は混合処理回路、116は出力
端子である。
【0014】入力端子101より入力したMUSE信号
は、フィールド内挿処理回路103にてフィールド内の
2次元フィルタ処理を施し、1125/30の映像信号
から、走査線数525本、フレーム周波数60Hzのノ
ンインターレース走査(以下525/60と記す)の映
像信号と画面の垂直方向における走査線の重心位置が一
致した映像信号を作成して速度変換処理回路104,1
05に出力する。
は、フィールド内挿処理回路103にてフィールド内の
2次元フィルタ処理を施し、1125/30の映像信号
から、走査線数525本、フレーム周波数60Hzのノ
ンインターレース走査(以下525/60と記す)の映
像信号と画面の垂直方向における走査線の重心位置が一
致した映像信号を作成して速度変換処理回路104,1
05に出力する。
【0015】速度変換処理回路104では525/60
の映像信号に対し、例えば、フィールド毎に交互に走査
線の偶数ライン/奇数ラインを間引いた、525/30
のインタレース走査(以下、525/30−Aと記す)
の映像信号を作成し、端子106に出力する。
の映像信号に対し、例えば、フィールド毎に交互に走査
線の偶数ライン/奇数ラインを間引いた、525/30
のインタレース走査(以下、525/30−Aと記す)
の映像信号を作成し、端子106に出力する。
【0016】一方、速度変換処理回路105では、速度
変換処理回路104とは逆に、例えば、フィールド毎に
交互に走査線の奇数ライン/偶数ラインを間引いた、5
25/30ののインタレース走査(以下、525/30
−Bと記す)の映像信号が作成され端子107に出力す
る。上記速度変換処理前後における映像信号の様子を図
2に示す。
変換処理回路104とは逆に、例えば、フィールド毎に
交互に走査線の奇数ライン/偶数ラインを間引いた、5
25/30ののインタレース走査(以下、525/30
−Bと記す)の映像信号が作成され端子107に出力す
る。上記速度変換処理前後における映像信号の様子を図
2に示す。
【0017】図2において横軸は時間軸、縦軸は画面の
垂直方向を示す。図2は、出力端子106,107に得
られる525/30−A(しろ丸)および525/30
−B(三角)信号の走査線構造(走査線の断面図)を示
した図である。同図に示す様に速度変換処理回路104
,105の入力信号重心位置は互いにノンインターレー
スの走査線構造を持つ。また、同図の525/30−A
信号を示すしろ丸印と、525/30−Bを示す三角印
から上記速度変換処理回路104,105の出力信号が
それぞれインターレース走査の走査線構造を持ち、しか
も、その位相関係は1フィールド毎に交互に反転する関
係にある。
垂直方向を示す。図2は、出力端子106,107に得
られる525/30−A(しろ丸)および525/30
−B(三角)信号の走査線構造(走査線の断面図)を示
した図である。同図に示す様に速度変換処理回路104
,105の入力信号重心位置は互いにノンインターレー
スの走査線構造を持つ。また、同図の525/30−A
信号を示すしろ丸印と、525/30−Bを示す三角印
から上記速度変換処理回路104,105の出力信号が
それぞれインターレース走査の走査線構造を持ち、しか
も、その位相関係は1フィールド毎に交互に反転する関
係にある。
【0018】従来例にて述べたMUSE−525本コン
バータが出力する映像信号は、前記525/30−Aあ
るいは525/30−Bに相当する映像信号となる。
バータが出力する映像信号は、前記525/30−Aあ
るいは525/30−Bに相当する映像信号となる。
【0019】ここで、前述したように、MUSE信号で
は、静止画伝送時、時間周波数方向のオフセットサブサ
ンプリングにより帯域圧縮を行なっている。一方、フィ
ールド内挿処理回路103は、MUSE信号に対してフ
ィールド内の2次元フィルタ処理のみによるデコード処
理を行なっている。通常、フィールド内の2次元フィル
タ処理では、水平周波数および垂直周波数方向には通過
帯域制限を行なうものの、時間周波数方向には何ら帯域
制限を行なわない。したがって、MUSE信号の静止画
伝送時、上記の様なフィールド内挿処理を行ない速度変
換して端子106、107に得られる525/30−A
または525/30−Bの様な映像信号には、時間周波
数方向のオフセットサブサンプリングによる折り返し信
号成分が含まれ、画面上にフリッカ状の妨害となって現
れる。そこで本発明のシステムでは、初めに時間周波数
30Hz付近に存在する折り返し成分を除去し、その後
時間周波数15Hz,45Hz付近に存在する折り返し
成分を除去する。
は、静止画伝送時、時間周波数方向のオフセットサブサ
ンプリングにより帯域圧縮を行なっている。一方、フィ
ールド内挿処理回路103は、MUSE信号に対してフ
ィールド内の2次元フィルタ処理のみによるデコード処
理を行なっている。通常、フィールド内の2次元フィル
タ処理では、水平周波数および垂直周波数方向には通過
帯域制限を行なうものの、時間周波数方向には何ら帯域
制限を行なわない。したがって、MUSE信号の静止画
伝送時、上記の様なフィールド内挿処理を行ない速度変
換して端子106、107に得られる525/30−A
または525/30−Bの様な映像信号には、時間周波
数方向のオフセットサブサンプリングによる折り返し信
号成分が含まれ、画面上にフリッカ状の妨害となって現
れる。そこで本発明のシステムでは、初めに時間周波数
30Hz付近に存在する折り返し成分を除去し、その後
時間周波数15Hz,45Hz付近に存在する折り返し
成分を除去する。
【0020】すなわち、フィールドくし形フィルタ処理
回路108は上記ダウンコンバータ102から出力する
映像信号に含まれる静止画領域の折り返し信号成分のう
ち時間周波数30Hz付近に存在する折り返し成分を除
去する。このフィールドくし形フィルタの処理原理を図
3と、図2を用いて説明する。
回路108は上記ダウンコンバータ102から出力する
映像信号に含まれる静止画領域の折り返し信号成分のう
ち時間周波数30Hz付近に存在する折り返し成分を除
去する。このフィールドくし形フィルタの処理原理を図
3と、図2を用いて説明する。
【0021】フィールドメモリ109には端子107よ
り図2の三角印Bに相当する映像信 では、前記映像信号と1フィールド(1/60Hz)s
ec 間離れた上記端子106から得る図2のAに相当
する映像信号とが加算平均されてフィールドくし形フ
り図2の三角印Bに相当する映像信 では、前記映像信号と1フィールド(1/60Hz)s
ec 間離れた上記端子106から得る図2のAに相当
する映像信号とが加算平均されてフィールドくし形フ
【
0022】図3(1)はこのフィールドくし形フィルタ
の通過帯域を表す周波数特性である。フィールドくし形
フィルタは、斜線で示す時間周波数30Hz付近の領域
が非通過領域であり、それ以外が通過領域となる。この
様にして、フィールドくし形フィルタ処理回路108で
は静止画時の映像信号に含まれる時間周波数30Hz付
近の折り返し成分およびノイズ成分を除去することが可
能となる。
0022】図3(1)はこのフィールドくし形フィルタ
の通過帯域を表す周波数特性である。フィールドくし形
フィルタは、斜線で示す時間周波数30Hz付近の領域
が非通過領域であり、それ以外が通過領域となる。この
様にして、フィールドくし形フィルタ処理回路108で
は静止画時の映像信号に含まれる時間周波数30Hz付
近の折り返し成分およびノイズ成分を除去することが可
能となる。
【0023】一方、フレームくし形フィルタ処理回路1
11は上記フィールドくし形フィルタ処理回路108か
ら出力する映像信号に含まれる静止画領域の折り返し信
号成分のうち時間周波数15Hz,45Hz付近に存在
する折り返し成分を除去する。このフレームくし形フィ
ルタの処理及び動作について上記同様に説明する。
11は上記フィールドくし形フィルタ処理回路108か
ら出力する映像信号に含まれる静止画領域の折り返し信
号成分のうち時間周波数15Hz,45Hz付近に存在
する折り返し成分を除去する。このフレームくし形フィ
ルタの処理及び動作について上記同様に説明する。
【0024】フレームメモリ112には、上記フィール
ドくし形フィルタ処理を施した映像 力される。加算器113では、1フレーム(1/30H
z)sec 間離れた上記フレームメモリ112の入力
信号と出力信号とが加算平均されてフレームくし形フ
ドくし形フィルタ処理を施した映像 力される。加算器113では、1フレーム(1/30H
z)sec 間離れた上記フレームメモリ112の入力
信号と出力信号とが加算平均されてフレームくし形フ
【
0025】図3(2)はこのフレームくし形フィルタの
通過帯域を表す周波数特性である。フレームくし形フィ
ルタは、斜線で示す時間周波数15Hzおよび45Hz
付近の領域が非通過領域であり、それ以外が通過領域と
なるフィルタである。この様にして、フレームくし形フ
ィルタ処理回路111では静止画時の映像信号に含まれ
る時間周波数15Hzおよび45Hz付近の折り返し成
分およびノイズ成分を除去することが可能となる。
0025】図3(2)はこのフレームくし形フィルタの
通過帯域を表す周波数特性である。フレームくし形フィ
ルタは、斜線で示す時間周波数15Hzおよび45Hz
付近の領域が非通過領域であり、それ以外が通過領域と
なるフィルタである。この様にして、フレームくし形フ
ィルタ処理回路111では静止画時の映像信号に含まれ
る時間周波数15Hzおよび45Hz付近の折り返し成
分およびノイズ成分を除去することが可能となる。
【0026】以上の時間周波数方向のくし形フィルタ処
理回路(フィールドおよびフレーム)により、時間周波
数方向の折り返し信号成分が除去された静止画領域の映
像信号と、速度変換処理回路104から得られる時間周
波数方向の折り返し信号成分の無い動画領域の映像信号
とを、混合処理回路115にて、動き検出回路114か
ら得る動き検出信号にしたがい適応的に混合出力する。 以上の動作により、525/30の映像信号として、折
り返し妨害の無い高画質な再生画像を得ることができる
。
理回路(フィールドおよびフレーム)により、時間周波
数方向の折り返し信号成分が除去された静止画領域の映
像信号と、速度変換処理回路104から得られる時間周
波数方向の折り返し信号成分の無い動画領域の映像信号
とを、混合処理回路115にて、動き検出回路114か
ら得る動き検出信号にしたがい適応的に混合出力する。 以上の動作により、525/30の映像信号として、折
り返し妨害の無い高画質な再生画像を得ることができる
。
【0027】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上述の構成に限るものではない。以下、本
発明の他の実施例について説明する。
が、本発明は上述の構成に限るものではない。以下、本
発明の他の実施例について説明する。
【0028】図4は、本発明の他の一実施例を示すブロ
ック図である。図4において、上記図1と同一の符号を
記したものは同一の動作をするものとする。本一実施例
と図1に示すシステムの違いは、フレームくし形フィル
タ処理回路111の挿入位置にある。同図において50
1は入力信号を262H期間遅延するフィールドメモリ
、502は加算器である。
ック図である。図4において、上記図1と同一の符号を
記したものは同一の動作をするものとする。本一実施例
と図1に示すシステムの違いは、フレームくし形フィル
タ処理回路111の挿入位置にある。同図において50
1は入力信号を262H期間遅延するフィールドメモリ
、502は加算器である。
【0029】次に図4の回路動作について、図5および
、前述した図2を用いて説明する。フィールドメモリ5
01は端子107の映像信号を262H遅延して図2の は、図1の一実施例にて述べたと同じフレームくし形フ
ィルタ処理を行なって加算器502に出力する。加算器
502では、このフレームくし形フィルタ処理後の映像
信号と上記フィールドメモリ501の出力信号とを加算
平均して、例えば図2の各映像信号に対して相当の映像
信号を得る。
、前述した図2を用いて説明する。フィールドメモリ5
01は端子107の映像信号を262H遅延して図2の は、図1の一実施例にて述べたと同じフレームくし形フ
ィルタ処理を行なって加算器502に出力する。加算器
502では、このフレームくし形フィルタ処理後の映像
信号と上記フィールドメモリ501の出力信号とを加算
平均して、例えば図2の各映像信号に対して相当の映像
信号を得る。
【0030】図4においては、上述の様にフィールド単
位のサンプリング周波数にて、2次のLPF処理を行な
っており、周波数特性は図5の様になっている。
位のサンプリング周波数にて、2次のLPF処理を行な
っており、周波数特性は図5の様になっている。
【0031】図5において、斜線で示す領域が非通過領
域であり、それ以外が通過領域となる。同図の処理は、
時間周波数30HzをNULLとし、時間周波数15H
zおよび45Hzに対しては1/2に通過帯域制限を行
なっている。このため、上記図1に示す一実施例に比べ
、時間周波数方向15Hzおよび45Hz付近の折り返
し成分抑圧効果が半減する。
域であり、それ以外が通過領域となる。同図の処理は、
時間周波数30HzをNULLとし、時間周波数15H
zおよび45Hzに対しては1/2に通過帯域制限を行
なっている。このため、上記図1に示す一実施例に比べ
、時間周波数方向15Hzおよび45Hz付近の折り返
し成分抑圧効果が半減する。
【0032】しかし、図1に示す一実施例と比べると、
動き検出回路114がフィールドくし形フィルタ処理の
前にあり、フレーム間の動き検出信号の重心位置は、図
2のBが存在する第(M−1)フィールドの位置にある
。一方、図1の一実施例では、フィールドくし形フィル
タ処理後に画像の動き検出を行なっている為に、動き検
出信号の重心位置が第(M−1)フィールドと第(M−
2)フィールドの中間の位置にある。これに対し、図4
に示す構成によれば、動き検出信号の重心位置がより到
来信号に近づくため、より画像の動きに合った動き適応
処理を行なうことが可能になる。
動き検出回路114がフィールドくし形フィルタ処理の
前にあり、フレーム間の動き検出信号の重心位置は、図
2のBが存在する第(M−1)フィールドの位置にある
。一方、図1の一実施例では、フィールドくし形フィル
タ処理後に画像の動き検出を行なっている為に、動き検
出信号の重心位置が第(M−1)フィールドと第(M−
2)フィールドの中間の位置にある。これに対し、図4
に示す構成によれば、動き検出信号の重心位置がより到
来信号に近づくため、より画像の動きに合った動き適応
処理を行なうことが可能になる。
【0033】図6は、本発明の他の一実施例を示すブロ
ック図である。図6において、上記図1と同一の符号を
記したものは同一の動作をするものとする。本実施例は
、図4の一実施例に比べ、時間周波数方向のくし形フィ
ルタ処理に用いられるメモリの容量を大幅に削減可能と
する効果が得られる。
ック図である。図6において、上記図1と同一の符号を
記したものは同一の動作をするものとする。本実施例は
、図4の一実施例に比べ、時間周波数方向のくし形フィ
ルタ処理に用いられるメモリの容量を大幅に削減可能と
する効果が得られる。
【0034】図6において701はフレームくし形フィ
ルタ処理回路、702,703はフィールドメモリ、7
04,707,708は加算器、705はラインくし形
フィルタ処理回路、706は入力信号を1H期間遅延す
るラインメモリである。
ルタ処理回路、702,703はフィールドメモリ、7
04,707,708は加算器、705はラインくし形
フィルタ処理回路、706は入力信号を1H期間遅延す
るラインメモリである。
【0035】次に図6の回路動作について、前述した図
2,図5を用いて説明する。フィールドメモリ702は
端子106の映像信号(図2のA)を262H遅延して
図2 。加算器704は前記映像信号と上記端子106に得る
映像信号とを加算平均してフィールドくし形フィルタ処
理を行ない加算器708に出力する。また、ラインメモ
リ706および加算器707で構成されるラインくし形
フィルタ処理回路705では上記フィールドメモリ70
2が出力する映像信号と、これを1H遅延した映像信号
とを加算平均して、例えば図2の 位置の映像信号を加算器708に出力する。加算器70
8では、前記映像信号と上記加算器704の出力信号と
を加算平均し、例えば図2の各映像信号に対してに相当
する映像信号を得る。
2,図5を用いて説明する。フィールドメモリ702は
端子106の映像信号(図2のA)を262H遅延して
図2 。加算器704は前記映像信号と上記端子106に得る
映像信号とを加算平均してフィールドくし形フィルタ処
理を行ない加算器708に出力する。また、ラインメモ
リ706および加算器707で構成されるラインくし形
フィルタ処理回路705では上記フィールドメモリ70
2が出力する映像信号と、これを1H遅延した映像信号
とを加算平均して、例えば図2の 位置の映像信号を加算器708に出力する。加算器70
8では、前記映像信号と上記加算器704の出力信号と
を加算平均し、例えば図2の各映像信号に対してに相当
する映像信号を得る。
【0036】
わち、図6に示す構成においては、ラインくし形フィル
タ705により垂直方向のLPF処理を行なうために、
垂直解像度が若干減少するものの、時間周波数方向に対
しては図4の一実施例と同様のLPF処理を行なってお
り、同様の折り返し成分抑圧効果が期待できる。さらに
、本一実施例では、図4の一実施例に比べて、時間周波
数方向のくし形フィルタ処理に用いるメモリ容量を2/
3とすることが可能になる。また、同図においては、少
なくともダウンコンバータ102が端子106に出力す
る映像信号のみを用いた構成にて実現することが可能な
為、図1,図4に示す構成と比べ、ダウンコンバータ1
02にて用いる速度変換処理回路105の回路を削減す
ることが可能となる。
タ705により垂直方向のLPF処理を行なうために、
垂直解像度が若干減少するものの、時間周波数方向に対
しては図4の一実施例と同様のLPF処理を行なってお
り、同様の折り返し成分抑圧効果が期待できる。さらに
、本一実施例では、図4の一実施例に比べて、時間周波
数方向のくし形フィルタ処理に用いるメモリ容量を2/
3とすることが可能になる。また、同図においては、少
なくともダウンコンバータ102が端子106に出力す
る映像信号のみを用いた構成にて実現することが可能な
為、図1,図4に示す構成と比べ、ダウンコンバータ1
02にて用いる速度変換処理回路105の回路を削減す
ることが可能となる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、多重サブサンプリング
帯域圧縮で伝送される高品位テレビジョン信号を、標準
テレビジョン方式に変換する装置において、エンコーダ
にて行なう時間周波数方向のオフセットサブサンプリン
グ処理により発生する映像信号の静止画領域での折り返
し妨害を抑圧でき、高画質な再生画像を得ることが可能
となる。
帯域圧縮で伝送される高品位テレビジョン信号を、標準
テレビジョン方式に変換する装置において、エンコーダ
にて行なう時間周波数方向のオフセットサブサンプリン
グ処理により発生する映像信号の静止画領域での折り返
し妨害を抑圧でき、高画質な再生画像を得ることが可能
となる。
【図1】本発明の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の原理を説明する説明図であり、走査線
構造を垂直−時間平面からみた図である。
構造を垂直−時間平面からみた図である。
【図3】本発明の時間周波数方向のくし形フィルタを説
明する説明図であり、(1)はフィールドくし形フィル
タの周波数特性、(2)はフレームくし形フィルタの周
波数特性を示す図である。
明する説明図であり、(1)はフィールドくし形フィル
タの周波数特性、(2)はフレームくし形フィルタの周
波数特性を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図5】本発明の時間周波数方向のくし形フィルタを説
明する説明図であり、時間周波数方向121型のフィル
タの周波数特性を示す図である。
明する説明図であり、時間周波数方向121型のフィル
タの周波数特性を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す構成図である。
101…入力端子、
102…ダウンコンバータ、
103…フィールド内挿処理回路、
104,105…速度変換処理回路、
106,107…端子、
108…フィールドくし形フィルタ処理回路、109…
フィールドメモリ、 110…加算器、 111…フレームくし形フィルタ処理回路、112…フ
レームメモリ、 113…加算器、 114…動き検出回路、 115…混合処理回路、 116…出力端子、 501…フィールドメモリ、 502…加算器、 701…フレームくし形フィルタ処理回路、702,7
03…フィールドメモリ、 704…加算器、 705…ラインくし形フィルタ、 706…ラインメモリ、 707,708…加算器。
フィールドメモリ、 110…加算器、 111…フレームくし形フィルタ処理回路、112…フ
レームメモリ、 113…加算器、 114…動き検出回路、 115…混合処理回路、 116…出力端子、 501…フィールドメモリ、 502…加算器、 701…フレームくし形フィルタ処理回路、702,7
03…フィールドメモリ、 704…加算器、 705…ラインくし形フィルタ、 706…ラインメモリ、 707,708…加算器。
Claims (4)
- 【請求項1】高品位テレビジョン信号を標準テレビジョ
ン信号に変換する装置において、高品位テレビジョン信
号(1125/30)に対してフィールド内の信号処理
を施すことにより、少なくとも標準テレビジョン信号の
走査方式に沿った第1のテレビジョン信号(525/3
0−A)と、標準テレビジョン信号であって前記第1の
テレビジョン信号とはインタレース構造にある第2のテ
レビジョン信号(525/30−B)とを同時に出力す
るダウンコンバート手段と、前記ダウンコンバート手段
より出力する2つの標準テレビジョン信号を用いてフィ
ールドくし形フィルタ処理を行なうフィールドくし形フ
ィルタ手段と、前記フィールドくし形フィルタ手段の出
力信号を用いてフレームくし形フィルタ処理を行なうフ
レームくし形フィルタ手段と、前記フレームくし形フィ
ルタ手段の出力信号と上記ダウンコンバート手段より出
力する標準テレビジョン信号の少なくとも一方とを画像
の動きに応じて混合する混合手段とを備えて成ることを
特徴とするMUSE/NTSCコンバータ。 - 【請求項2】高品位テレビジョン信号を標準テレビジョ
ン信号に変換する装置において、高品位テレビジョン信
号(1125/30)に対してフィールド内の信号処理
を施すことにより、少なくとも標準テレビジョン信号の
走査方式に沿った第1のテレビジョン信号(525/3
0−A)と、標準テレビジョン信号であって前記第1の
テレビジョン信号とはインタレース構造にある第2のテ
レビジョン信号(525/30−B)とを同時に出力す
るダウンコンバート手段と、前記ダウンコンバート手段
より出力する標準テレビジョン信号の一方を用いてフレ
ームくし形フィルタ処理を行なうフレームくし形フィル
タ手段と、上記ダウンコンバート手段より出力する他方
の標準テレビジョン信号を1フィールド遅延する遅延手
段と、前記遅延手段の出力信号と上記フレームくし形フ
ィルタ手段の出力信号とを加算平均する加算手段と、前
記加算手段の出力信号と上記フレームくし形フィルタ手
段の入力信号または上記遅延手段の出力信号とを画像の
動きに応じて混合する混合手段とを備えて成ることを特
徴とするMUSE/NTSCコンバータ。 - 【請求項3】高品位テレビジョン信号を標準テレビジョ
ン信号に変換する装置において、高品位テレビジョン信
号に対してフィールド内の信号処理を施すことにより、
少なくとも標準テレビジョン方式(525/30)のテ
レビジョン信号を出力するダウンコンバート手段と、前
記ダウンコンバート手段より出力するテレビジョン信号
を入力し1フレーム(525ライン)遅延可能なメモリ
を用いてフレームくし形フィルタ処理及び、入力信号に
対する1フィールド遅延出力を得るフレームくし形フィ
ルタ手段と、前記フレームくし形フィルタ手段から出力
する1フィールド遅延出力に対してラインくし形フィル
タ処理を行なうラインくし形フィルタ手段と、前記ライ
ンくし形フィルタ手段の出力信号と上記フレームくし形
フィルタ手段のフレームくし形フィルタ処理を施した出
力信号とを加算平均する加算手段と、前記加算手段の出
力信号と上記ダウンコンバート手段の出力信号とを画像
の動きに応じて混合する混合手段とを備えて成ることを
特徴とするMUSE/NTSCコンバータ。 - 【請求項4】請求項1,2または3に記載のMUSE/
NTSCコンバータにおいて、上記フレームくし形フィ
ルタ手段は、少なくとも入力信号を1フレーム遅延する
フレームメモリと、前記フレームメモリの入力信号と出
力信号とを加算平均する加算器とを内蔵し、上記フレー
ムメモリの入力信号と出力信号とを用いて少なくとも1
フレーム間差信号を基に検出した画像の動き検出信号を
時間方向と水平・垂直の空間方向に拡大する時空間フィ
ルタ手段を備え、前記時空間フィルタ手段から出力する
動き検出信号を上記混合手段の制御信号とすることを特
徴とするMUSE/NTSCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117437A JPH04344779A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | Muse/ntscコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117437A JPH04344779A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | Muse/ntscコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344779A true JPH04344779A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=14711630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3117437A Pending JPH04344779A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | Muse/ntscコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04344779A (ja) |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3117437A patent/JPH04344779A/ja active Pending
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