JPH04311415A - ヒンジ蓋付きパック製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、蓋付パック、特に長手
方向のエッジが曲面または斜面に形成された蓋付パック
製造装置に係わり、蓋付パックは、パックトラック上を
通ってパック側壁の一部を形成する外側タブ（横タブ、
蓋の横タブ）に横方向から糊を塗布する接着ユニットに
供給され、水平に向けられた横タブ及び蓋の横タブはガ
イドにより支持される。

【０００２】

【従来技術の問題点】タバコ等の蓋付パックは、通常箱
部分と蓋部分の側壁が互いに糊付けされた横タブまたは
蓋の横タブにより形成されている。通常、横タブは箱の
前壁に接続され、蓋の横タブは蓋の前壁に接続されてい
る。糊が外側タブと蓋の横タブの内側に塗布される。

【０００３】糊を横タブ及び蓋の横タブの内面に下側か
ら塗布するために、これらのタブは、水平に向けられた
状態で維持され、ほぼ完全に折り曲げられ、すでに充填
された蓋付パックが折り曲げタ−ンテ−ブルまたは他の
折り曲げ手段から離れる。折り曲げタ−ンテ−ブルは、
放射方向の直線状のパックトラックに繋がっている。こ
のパックトラックでは、ほぼ水平に向けられた横タブ及
び蓋の横タブの下側に糊が塗布される（米国特許第４，
０８４，３９３号）。

【０００４】もし、各横タブが先の折り曲げ工程中に予
め折り曲げられたり、予め整形されたりすると、横タブ
及び／又は蓋の横タブを接着位置で位置決めするのが困
難になる。この横タブの先行整形は、縦エッジ部を湾曲
形成したり、面取りした蓋付パック（米国特許第４，７
０８，７０４号）に主に見られる。予備整形により横タ
ブに傾斜部ができ、この部分が糊付けに不適当となる。

【０００５】本発明の目的は、蓋付パックの横方向に突
出する横タブ及び蓋の横タブに糊を完全に塗布できる蓋
付パックの製造装置を提供することにある。

【０００６】

【発明の概要】この目的を達成するために、本発明に係
わる装置は、据付ガイドレ−ルがパックトラックの横ガ
イドとして作用し、各パックトラックは、横タブと蓋の
横タブの支承面として作用する上部支持面を形成し、横
タブの横エッジ用の横ガイドリブを有している。

【０００７】従って、本発明に係わる装置は、パックト
ラックに沿って配置され、横タブと蓋の横タブの横ガイ
ドとして作用する据付ガイドレ−ルを有している。この
ガイドレ−ルは、支承面として作用し、横タブと蓋の横
タブをほぼ水平位置に維持する上部支持面を有し、横タ
ブと蓋の横タブに糊ロ−ラにより下方から公知の方法で
糊を塗布することができる。本発明に係わるガイドレ−
ルは、さらにパックトラックの横方向を規制する横ガイ
ドリブを有している。これらのガイドリブは、横タブと
蓋の横タブの部分が横方向に移動しないようにパックを
固定する。

【０００８】本発明のさらなる特徴として、パックトラ
ック上で蓋付パックの正確な位置を確保するために上部
ガイドが設けられている。この上部ガイドは、好ましく
はパックの長手方向のほぼ中央部の上方に延出している
。この帯び状の上部ガイドは、接着ユニットの上方に延
出している。

【０００９】本発明のさらなる特徴として、突出した横
タブと蓋の横タブの上部中央ガイドが、少なくとも接着
ユニットに対向するパックトラックの領域に設けられて
いる。よって、前記タブはその全ての側部がガイドされ
、極めて正確な位置を維持しながら接着ユニットを通過
する。

【００１０】本発明のさらなる特徴は、パックトラック
の構造と、パックトラック上の接着ユニットの配置にあ
る。

【００１１】

【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する図面には、蝶番い式の蓋を備えたパック１
０を製造したり、充填したりするパッケ−ジング装置の
要部が示されている。この形式のパックは、特にタバコ
容器として知られている。蓋付パック１０は、通常箱１
１と蓋１２とを有している。これらの蓋付パック１０の
各側壁は折曲げタブを有し、これらは互いに先端が整合
されて接着されている。内側タブと蓋側タブは、箱部分
１１の裏壁と蓋の裏壁に接続されている。これらの内側
タブは、折曲げタ−ンテ−ブル１３の領域で、所定のパ
ック位置（タバコブロック１４からなるパック内容物に
当接する位置）に折込まれる。外側タブ１５及び蓋側タ
ブ１６は、各々箱の前壁１７及び蓋の前壁１８に接続さ
れる。これらのタブ１５、１６とすでに折曲げられた内
側タブとを接着するために、それらが水平方向に向く位
置、特に箱の前壁１７及び蓋の前壁１８の平面上に配置
されながら、糊が外側タブ１５及び１６の底側に供給さ
れる。次に、タブ１５及び１６が折り重ねられる。

【００１２】本実施例では、折曲げ用タ−ンテ−ブル１
３は、米国特許第４，０８４，３９３号に示すように構
成されている。ほぼ完成された蓋付パック１０は、放射
方向に折曲げタ−ンテ−ブル１３から離れ、折曲げタ−
ンテ−ブル１３に続く直線状のパックトラック１９に直
接導入される。

【００１３】糊はパックトラック１９において、接着ユ
ニット２０により横タブ１５及び蓋の横タブ１６に塗布
される。接着ユニット２０は、本実施例では糊容器２２
に挿入される横方向糊ディスク２１を有している。回転
駆動する糊ディスク２１は、横タブ１５の内面及び蓋の
横タブ１６に下側から糊を塗布する。これらの糊ディス
ク２１の上方には、対向ディクク４７が設けられ、この
対向ディスク２７は回転し、水平に配置された横タブ１
５及び蓋の横タブ１６の上側に接触する。

【００１４】パックトラック１９は２つの支持レ−ル３
２、２４を有し、その上には蓋付パック１０が搬送中に
摺動状態で載置される。支持レ−ル２３、２４は、互い
に離間配置されているので、中央の縦スリット２５が形
成されている。チェ−ンコンベアの押圧部材２６がこの
スリットを通過する。押圧部材２６は、蓋付パック１０
の裏側、つまり底面の部分に係合し、蓋付パック１０を
パックトラック１９に沿って搬送する。

【００１５】糊を塗布するために横タブ１５及び蓋の横
タブ１６は、パックトラック１９内の所定位置に可能な
限り正確に配置され、そして、最も重要なのは水平に位
置決めすることである。横タブ１５と蓋の横タブ１６が
予め形成された蓋付パック１０の場合、特に円形または
傾斜した縦エッジ２７及び対応した予め形成された横タ
ブ（米国特許特許第４，７５３，３８３号及び第４，７
５３，３８４号）を有するパックの場合は、適用が困難
である。

【００１６】この位置を固定するために、横タブ１５及
び蓋の横タブ１６用の横ガイドがパックトラック１９に
設けられている。図示した実施例では、横ガイドレ−ル
２８、２９が蓋付パック１０の移動通路の近傍に直接設
けられている。本実施例では、これらのガイドレ−ル２
８、２９は、支持レ−ル２３、２４と共にパックトラッ
ク１９の断面形状を構成している。ガイドレ−ル２８、
２９は、蓋付パック１０の正確な横ガイドを形成するよ
うに配置されている。しかしながら、特に重要な部分は
、ガイドレ−ル２８、２９の上部支持面３０である。 これらの支持面３０は、水平に配置された横タブ１５及
び蓋の横タブ１６と接触し、支持するように作用する。 従って、支持面３０は、蓋付パック１０の前側と同じ平
面上に延出する。横タブ１５、１６は、搬送中に支持面
３０上をスライドする。

【００１７】さらに、ガイドレ−ル２８、２９には、横
タブ１５及び蓋の横タブ１６用の横ガイドが設けられて
いる。本実施例では、横ガイドリブ３１はガイドレ−ル
２８、２９の上側に設けられている。横タブ１５及び蓋
の横タブ１６の横エッジは、これらのガイドリブ３１に
よりガイドされる。

【００１８】パックトラック１９において、蓋付パック
１０をさらに正確に位置決めするために、横タブ１５及
び蓋の横タブ１６用の上部ガイドが、接着ユニット２０
に対向する位置に設けられている。この上部ガイドは、
ロッド状の細長ガイド部材３２、３３を有し、このガイ
ド部材はガイドレ−ル２８、２９の上方に延出し、固定
されている。ガイド部材３２、３３は、ガイドレ−ル２
８、２９に対して内側に僅かに位置がずれており、蓋付
パック１０の縁部上に延出している。ガイド部材３２、
３３は、屈曲支持片３４を介してパックトラック１９の
支持レ−ル２３、２４に接続されている。

【００１９】さらなる上部ガイドがパックトラック１９
の中央部に設けられている。ガイドウエブ３５が蓋付パ
ック１０の移動通路上に延出し、パックの好ましくない
上方の移動が防止される。このガイドウエブ３５は、横
支持部材３６に取付けられ、ガイドウエブ３５は、パッ
クがパックトラック１９を搬送される際に、重力により
蓋付パック１０の上側を押さえる。ガイドウエブ３５は
、支持部材３６から取外すことができ、これはその上部
に固着されていないことを意味している。また、横支持
ア−ム３７には小穴３８とピン３９が設けられ、ピン３
９は支持部材３６の上側に配置され、各小穴３８に自由
に挿入されている。

【００２０】ガイドウエブ３５は、接着ユニット２０を
越えて延出している。接着ユニットの部分では、中央デ
ィスク４７の軸４１を通すように溝４０が形成されてい
る。横ガイドすなわちガイドレ−ル２８、２９は、接着
ユニット２０に対して直接延出し、横タブ１５及び蓋の
横タブ１６は、接着ユニット２０内における糊ディスク
２１と対向ディスク４７との間に、それらの正確な相対
位置を変更することなく導入される。ガイドレ−ル２８
、２９の端部には、最大の糊付け量または支持通路を確
定する斜面４３が設けられている（図３参照）。

【００２１】横タブ１５及び蓋の横タブ１６の上部ガイ
ド、すなわちガイド部材３２、３３は、また接着ユニッ
ト２０に延出または直接内部に延出している。この目的
のためにガイド部材３２、３３には、反対向きの斜面４
４が設けられている。

【００２２】接着ユニット２０では、ガイドレ−ル２８
、２９は幅の狭い側壁４５、４６に繋がっている。その
結果、糊ディスク２１を側壁４５、４６の横に隣接して
駆動することができる。ここで、側壁４５、４６は、蓋
付パック１０の横ガイドとしてのみ作用する。

【００２３】糊を塗布した後に、横タブ１５及び蓋の横
タブ１６は、すでに折り曲げられた内側タブを覆って通
常の方法で折り曲げられ、つまり直立状態に折り曲げら
れる。この折り曲げ工程は、公知の折曲げ機構により行
われる。その後、完成されたパックは、例えば乾燥タ−
ンテ−ブル（図示せず）にパックを搬送する中間タ−ン
テ−ブル４２に投入される。

【図面の簡単な説明】

【図１】折り曲げタ−ンテ−ブルに続くパックトラック
を有するパッケ−ジング装置の一部を示す概略平面図で
ある。

【図２】パックトラックを拡大して示す部分平面図であ
る。

【図３】図２の詳細な側面図である。

【図４】図２のＩＶ−ＩＶ線に沿ったパックトラックの
断面図である。

【図５】図２のＶ−Ｖ線に沿ったパックトラックの断面
図である。

【図６】図２のＶＩ−ＶＩ線に沿ったパックトラックの
断面図である。

【符号の説明】

１０…蓋付パック、１１…箱、１２…蓋、１５…横タブ
、１６…蓋の横タブ、１７，１８…前壁、１９…パック
トラック、２０…接着ユニット、２８，２９…ガイドレ
−ル、３１…ガイドリブ、３５…ガイドウエブ。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　パックをパックトラック（１９）上を
   通って、パックの側壁の部分を形成する横方向に伸びた
   横タブ１５と蓋の横タブ１６からなる外側タブに糊付け
   する接着ユニット（２０）へ供給可能であり、水平に置
   かれた前記横タブ（１５）及び蓋の横タブ（１６）がガ
   イドにより支持されている、特に湾曲形成または面取り
   された縦エッジを有する蓋付パック（１０）の製造装置
   において、据付ガイドレ−ル（２８，２９）は、前記パ
   ックトラック（１９）の横ガイドとして作用し、各パッ
   クトラックは、上部支持面（３０）を形成し、前記横タ
   ブ（１５）と蓋の横タブ（１６）を支承する支承面とし
   て作用し、前記横タブと蓋の横タブの横エッジをガイド
   する横ガイドリブ（３１）を有してることを特徴とする
   蓋付パック製造装置。
2. 【請求項２】　　前記ガイドレ−ル（２８，２９）は、
   前記パックトラック（１９）に沿って前記接着ユニット
   （２０）まで直接延出していることを特徴とする請求項
   １に記載の蓋付パック製造装置。
3. 【請求項３】　　上部ガイドとして作用する細長ロッド
   状ガイド部材（３２，３３）を有し、この上部ガイドは
   、少なくとも前記パックトラック（１９）の部分に沿っ
   て、前記横タブ（１５）と蓋の横タブ（１６）から僅か
   に離間して、前記横タブ（１５）と蓋の横タブ（１６）
   の上方に配置されていることを特徴とする請求項１また
   は２に記載の蓋付パック製造装置。
4. 【請求項４】　　前記ガイド部材（３２，３３）は、前
   記ガイドレ−ル（２８，２９）に対して僅かに位置をず
   らして配置され、それらは箱の前壁（１７）及び蓋の前
   壁（１８）の部分を覆っていることを特徴とする請求項
   １から３のいずれか１項に記載の蓋付パック製造装置。
5. 【請求項５】　　前記ガイド部材（３２，３３）は、前
   記接着ユニット（２０）の直前部分にだけ配置されてい
   ることを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記
   載の蓋付パック製造装置。
6. 【請求項６】　　前記ガイド部材（３２，３３）におけ
   る前記接着ユニット（２０）に対向する各端部には、前
   記接着ユニット（２０）の輪郭に対応する斜面が設けら
   れ、前記接着ユニット（２０）の糊ディスク２１と対向
   ディスク４７からなるディクスの部分に前記カイド部材
   （３２，３３）が直接延出していることを特徴とする請
   求項１から５のいずれか１項に記載の蓋付パック製造装
   置。
7. 【請求項７】　　パックをパックトラック（１９）上を
   通って、箱の前壁（１７）に接続された横に伸びた横タ
   ブ（１５）と、蓋の前壁（１８）に接続された横に伸び
   た蓋の横タブ（１６）に糊付けする接着ユニット（２０
   ）へ供給可能であり、前記横タブ（１５）と蓋の横タブ
   （１６）はパックの側壁を形成し、前記前壁（１７，１
   ８）は上方に向けられている、特に湾曲形成または面取
   りされた縦エッジを有する蓋付パック（１０）の製造装
   置において、前記箱の前壁（１７）と前記蓋の前壁（１
   ８）は、上部ガイドとして作用するガイドウエブ（３５
   ）により前記パックトラック（１９）に沿って支持され
   ている蓋付パック製造装置。
8. 【請求項８】　　前記ガイドウエブ（３５）は接着ユニ
   ット（２０）を越えて延出し、接着ユニット（２０）の
   部分に溝（４０）が設けられている請求項７に記載の蓋
   付パック製造装置。
9. 【請求項９】　　前記ガイドウエブ（３５）は、前記蓋
   付パック（１０）を越えて、その中央上部に延出してい
   る請求項７または８に記載の蓋付パック製造装置。
10. 【請求項１０】　　前記ガイドウエブ（３５）は、前記
    パックトラック（１９）に隣接して設けられた横支持部
    材（３６）に装着され、前記蓋付パック（１０）の搬送
    中にパックの上面に重力により支承される請求項７から
    ９のいずれか１項に記載の蓋付パック製造装置。
11. 【請求項１１】　　前記接着ユニット（２０）の部分で
    、前記蓋付パック（１０）をガイドする横ガイドとして
    作用する側壁（４５，４６）を有し、前記側壁（４５，
    ４６）は、前記ガイドレ−ル（２８，２９）の延長であ
    り、前記ガイドレ−ル（２８，２９）より極めて狭い幅
    を有し、各側壁（４５，４６）は、一方では糊ディスク
    （２１）の間の領域、他方では横タブ（１５）と蓋の横
    タブ（１６）との間の領域に配置されている請求項１か
    ら１０のいずれか１項に記載の蓋付パック製造装置。