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JPH04300750A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

Info

Publication number
JPH04300750A
JPH04300750A JP6484991A JP6484991A JPH04300750A JP H04300750 A JPH04300750 A JP H04300750A JP 6484991 A JP6484991 A JP 6484991A JP 6484991 A JP6484991 A JP 6484991A JP H04300750 A JPH04300750 A JP H04300750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shock absorber
boss
mounting groove
steering wheel
boss plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6484991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Sugiyama
友一 杉山
Megumi Morii
森井 恵
Kazuo Inaba
稲葉 和男
Tetsuya Maejima
前嶋 徹也
Atsushi Watanabe
淳 渡辺
Kazuhiro Ono
小野 和廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP6484991A priority Critical patent/JPH04300750A/ja
Publication of JPH04300750A publication Critical patent/JPH04300750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のステアリン
グホイールに係り、特に、ステアリングホイールのボス
プレート上に、衝撃吸収体を備えるものに関する。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のステアリングホイールに
おいては、実開平2−130876号公報に示されるよ
うに、衝撃吸収体の下面に、衝撃吸収体をボスプレート
に取り付けるための複数のねじ孔等の孔部を形成しなけ
ればならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造によると、衝撃吸収体の下面にねじ孔等の複数
の孔部を形成しなければならず、衝撃吸収体の強度を適
正に保持することが困難であり、さらに、衝撃吸収体に
衝撃が加わった場合に、衝撃吸収の初期の段階でこれら
孔部の周囲が圧壊しねじ等が外れ、その結果、衝撃吸収
体がボスプレートから離脱して移動し、十分に衝撃を吸
収できない問題があった。
【0005】また、上記従来の構造によると、衝撃吸収
体に対する孔開け加工が必要であるため、工程数が増加
し、作業効率悪化の原因となっており、また、衝撃吸収
体に直接ねじ孔等の孔部を形成しなければならないため
、種々のステアリングホイールの造型に対応してそれぞ
れ適合するねじ孔を有する衝撃吸収体を用意しなければ
ならず、汎用性に欠けるという問題があった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、衝撃吸収体の下面にねじ孔等の孔部を形成するこ
となく、衝撃吸収体の機能を保持しかつ簡易な構造で汎
用性を有する衝撃吸収体を有するステアリングホイール
を提供することを目的とするものである。
【0007】〔発明の構成〕
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボス部のボス
プレート上に衝撃吸収体を配設したステアリングホイー
ルであって、前記衝撃吸収体は、左右に開口部を有しか
つ下面部に取付溝を形成し、前記取付溝に係合した固定
具によって前記衝撃吸収体を前記ボスプレートに取付け
たものである。
【0009】
【作用】本発明では、衝撃吸収体の下面部に取付溝を形
成したため、衝撃吸収体の下面部にねじ孔等の孔部を形
成する必要がなく、衝撃吸収体の強度を適正に保持する
と同時に、孔部の圧壊がなくなるため、衝撃吸収体をボ
スプレートに強固に取り付けることが可能である。
【0010】また、取付溝に係合する固定具により、衝
撃吸収体をボスプレートに容易に取付け得るため、ねじ
孔等の孔部を形成する作業工程が不要になり、さらに、
衝撃吸収体に直接ねじ孔等の孔部を形成せず固定具の取
付け位置も取付溝に沿って容易に変更できるため、種々
のステアリングホイールの造型に対応する汎用性を有し
得る。
【0011】
【実施例】以下、本発明のステアリングホイールの一実
施例の構成を図面を参照して説明する。
【0012】図4において、1は自動車等のステアリン
グホイールであり、このステアリングホイール1は、環
状のリム部2と、その中心に位置したボス部3と、これ
らのリム部2およびボス部3を連結した複数のスポーク
部4から成るステアリングホイール本体5の上部に、こ
の実施例ではボス部3の上部に、パッド6を設けたもの
である。
【0013】図1は、図4のA−A視断面図であり、図
示しないステアリングシャフトに嵌着されるボス部3の
金属ボス7にボスプレート8が熔接され、このボスプレ
ート8上に衝撃吸収体14が固定されている。そして、
ボス部3の下面及び下側面を覆う樹脂製の下部カバー9
が、金属ボス7の下部に嵌合されたうえボスプレート8
にねじ10にて螺着され、ボス部3の上面及び上側面を
覆う一部に芯材17を内設する軟質樹脂製のパッド6が
、内面から下方に突設された取付けボス12を衝撃吸収
体14のフランジ部22にねじ13にて螺着することに
より固定されている。
【0014】また、この衝撃吸収体14は、図1及び図
2に示すように、例えばアルミニウム等の金属を押し出
し、あるいは鋳造し、あるいは合成樹脂を押し出しある
いは射出して一体成形されており、左右に開口部18を
有し、上面部19とフランジ部22を有する下面部20
とを平面形状とし、前後の側面部21を波状に屈曲した
略筒形状となっており、上方から衝撃が加わった状態で
主に側面部21が変形して衝撃を吸収するようになって
いる。そして、この上面部19の略中央部に、ホーンス
イッチ25を配設するための、左右方向に全長にわたり
両端に解放したスイッチ取付溝24が、このスイッチ取
付溝24の両側に一対の接点取付溝26が、下面部20
には左右方向に全長にわたり両端に解放した一対の取付
溝31が、それぞれ衝撃吸収体14と同時成形されてい
る。
【0015】そして、クランプスプリング15とビス1
6とにて固定具を構成し、複数のクランプスプリング1
5がそれぞれビス16にて取付溝31に係合保持され、
このクランプスプリング15をボスプレート8の挿通孔
11に嵌合することにより、衝撃吸収体14が上記ボス
プレート8の上部に取付けられている。
【0016】すなわち、この各クランプスプリング15
は、図1及び図2に示すように、矩形板状の取付片33
と、この取付片33の両端から折曲した一対の脚片34
とでほぼコの字状に形成されており、この取付片33の
略中央部に形成されたビス挿通孔35に挿通したビス1
6を、上記衝撃吸収体14の下面部20に断面略U字形
状でビス16のねじ径より狭い幅に形成された取付溝3
1に、セルフタッピングしながら螺着することにより、
前記衝撃吸収体14に係合保持されている。
【0017】そして、この各クランプスプリング15の
一対の脚片34の先端部には外方にくの字状に折曲した
係止部37が形成され、この係止部37の先端に端縁部
38を残して、各脚片34上に上下方向の切欠部39が
形成されているとともに、この切欠部39の上部の取付
片33の両端から各係止部37と同方向にくの字状に折
曲した支持片40が一体に形成されており、上記係止部
37を上記ボスプレート8に形成した挿通孔11に挿通
して挿通孔11の縁辺の下部に弾性的に係止するととも
に、上記支持片40を上記挿通孔11の上部に当接する
ことにより、クランプスプリング15の各係止部37と
各支持片40とでボスプレート8を弾性的に挾持し、衝
撃吸収体14が各クランプスプリング15を介してボス
プレート8に固定されることとなる。
【0018】また、衝撃吸収体14の上面部19に形成
されたスイッチ取付溝24は、図1に示すように、内側
面27が外側方向に膨出した断面が一辺を有しない略六
角形状であり、このスイッチ取付溝24に衝撃吸収体1
4とほぼ同長の棒状の絶縁性のグロメット45が開口部
18方あるいは上方から挿入されて嵌合され、また、接
点取付溝26は、上部の開口部の両側が内方へ突出し平
面形状の底部の中央に三角状の突条を突設した形状であ
り、断面略エの字形状の、衝撃吸収体14とほぼ同長の
棒状で導電材料にて形成された接地端子としてのコンタ
クトプレート28が、衝撃吸収体14の開口部18側か
ら挿入して嵌合されている。
【0019】そして、上記グロメット45は、樹脂等の
絶縁性材料にて成形され、可動接片46に圧接される基
板部と、溝部47を介して対向するスイッチ取付溝24
に挿通される前後一対の脚部48とより構成されている
。そして、この基板部は矩形板状に形成され、上面には
所定の間隔をおいて可動接片46を固定するための複数
のビス挿通孔が形成されている。また、この基板部の下
面中央部より突設された一対の脚部48はスイッチ取付
溝24の形状に合わせた断面形状に形成され、この脚部
48の外側面にはスイッチ取付溝24の内側面27に当
接する膨出部が形成されている。そして、この基板部上
に、複数の可動接片46と、図示しないスリップリング
を介してホーン回路の正極側に接続されるホーンコード
とが、ビス49にて固定されている。このビス49は、
ホーンコードの端部の通孔及び可動接片46中央部の通
孔およびビス挿通孔を挿通して、セルフタッピングしな
がらグロメット45の脚部48間の溝部47に螺合され
、このビス49の螺合によりグロメット45の脚部48
間の溝部47を拡開してスイッチ取付溝24の内側面2
7と脚部48の外側面とが圧接され係合されるようにな
っている。
【0020】そして、上記可動接片46は、弾性を有す
る導電性の矩形板状の金属板からなり、グロメット45
に固定される中央部に通孔を有する基部と、この基部の
両側が上側方へ傾斜して屈曲して形成された上下に揺動
可能な腕部50と、腕部50の端部が下方に屈曲された
うえで外方に屈曲されて形成された、コンタクトプレー
ト28との接点となる接触部51とから構成されており
、また、各腕部50の上面にはそれぞれ凹部52が形成
されている。
【0021】そして、ボス部3の上面及び上側面を覆う
、樹脂にて成形されたパッド6の上面に、パッド6の裏
面に形成された環状の薄肉部54によって押圧自在に支
持されたホーンパッド部55が形成されている。また、
このホーンパッド部55の裏面には、可動接片46の腕
部50の凹部52に当接する突部57が下方に向かって
複数突設されている。
【0022】そうして、この状態でホーンパッド部55
を押圧すると、ホーンパッド部55裏面の突部57にて
押圧された可動接片46の腕部50が下方に揺動して接
触部51がコンタクトプレート28に接触し、ホーン回
路の正極側と接地側とが導通されて、ホーン回路が形成
されるようになっている。
【0023】次に、この実施例の作用を説明する。
【0024】衝撃吸収体14の下面部20に取付溝31
を形成し、この取付溝31にクランプスプリング15を
ビス16にて係合保持したため、衝撃吸収体14の下面
部20にねじ孔等の孔部を形成する必要がなく、衝撃吸
収体14の強度を適正に保持すると同時に、孔部の圧壊
がなくなるため、衝撃吸収体14をボスプレート8に強
固に取り付けることが可能となり、乗員の安全を確保す
ることができる。
【0025】そして、取付溝31を左右方向に全長にわ
たって形成したため、衝撃吸収体14と取付溝31とを
同時成形でき、ねじ孔等の孔部を形成する作業工程が不
要となって、生産効率を高めることができる。
【0026】また、クランプスプリング15により、嵌
合によって衝撃吸収体14をボスプレート8に容易に取
付け得るため、生産効率を高めることができる。
【0027】さらに、衝撃吸収体14に直接ねじ孔等の
孔部を形成せず、クランプスプリング15の取付け位置
も取付溝31に沿って容易に変更できるため、衝撃吸収
体14に種々のステアリングホイール1の造型に対応す
る汎用性を有せしめ、生産効率を高めることができる。
【0028】なお、クランプスプリング15を取付溝3
1に固定する場合、図2に示すように、位置決治具60
を用いることによってより容易かつ正確な作業が可能に
なる。 この位置決治具60は、図3に示すように、衝撃吸収体
14の下面部20の形状に対応した矩形板状で、クラン
プスプリング15の位置を決定するための取付孔61が
複数形成されている。そして、この位置決治具60の裏
面62には、位置決治具60の位置を決定するための取
付溝31に嵌合する突条63が複数突設されているが、
この突条63とともにあるいは突条63に変えて、衝撃
吸収体14の下面部20の端部65に対する突設部を設
けることによっても位置決治具60の位置を決定するこ
とができる。
【0029】また、前記実施例では、衝撃吸収体14の
取付溝31に係合する固定具はクランプスプリング15
とビス16にて構成したが、この固定具は一部材のクラ
ンプスプリング15によって構成することもできる。
【0030】すなわち、衝撃吸収体14の取付溝31及
びクランプスプリング15の形状は、本実施例のものに
限定されず、図5に示すように、取付溝31a の底部
を前後に突出させ、断面略T字形状の係合凹部65とし
、図6及び図7に示すように、クランプスプリング15
の取付片33を上方に突設したうえでこの取付溝31a
 の形状に対応して曲折あるいは膨出させて係合部66
,67を形成し、この取付溝31a の係合凹部65に
クランプスプリング15a ,15b の係合部66,
67を弾性変形させつつ挿入して係合し、衝撃吸収体1
4にクランプスプリング15を取付けることもできる。
【0031】また、固定具は、クランプスプリング15
を使用せず、ビス16のみにて構成し、このビス16を
ボスプレート8に形成したビス孔から衝撃吸収体14の
取付溝31に係合することも可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、衝撃吸収体の下面部に
取付溝を形成し、この取付溝に固定具を係合したため、
衝撃吸収体の下面部にねじ孔等の孔部を形成する必要が
なく、衝撃吸収体の強度を適正に保持すると同時に、孔
部の圧壊がなくなるため、衝撃吸収体をボスプレートに
強固に取り付けることが可能となり、乗員の安全を確保
することができる。
【0033】また、取付溝に取付ける固定具により、衝
撃吸収体をボスプレートに容易に取付け得るため、ねじ
孔等の孔部を形成する作業工程が不要になり、生産効率
を高めることができる。さらに、衝撃吸収体に直接ねじ
孔等の孔部を形成せず、固定具の取付け位置も取付溝に
沿って容易に変更できるため、衝撃吸収体に種々のステ
アリングホイールの造型に対応する汎用性を有せしめ、
生産効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステアリングホイールの一実施例を示
す図4のA−A視断面図である。
【図2】同上衝撃吸収体と固定具とを上下を逆転した状
態で取付ける工程を示す分解斜視図である。
【図3】同上位置決め治具の裏面の斜視図である。
【図4】同上ステアリングホイールの平面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す取付溝の側面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例を示すクランプスプリング
の側面図である。
【図7】同上側面図である。
【符号の説明】
1    ステアリングホイール 3    ボス部 8    ボスプレート 14    衝撃吸収体 15    固定具としてのクランプスプリング16 
   固定具としてのビス 18    開口部 20    下面部 31    取付溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ボス部のボスプレート上に衝撃吸収体
    を配設したステアリングホイールであって、前記衝撃吸
    収体は、左右に開口部を有しかつ下面部に取付溝を形成
    し、前記取付溝に係合した固定具によって前記衝撃吸収
    体を前記ボスプレートに取付けた、ことを特徴としたス
    テアリングホイール。
JP6484991A 1991-03-28 1991-03-28 ステアリングホイール Pending JPH04300750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6484991A JPH04300750A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 ステアリングホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6484991A JPH04300750A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 ステアリングホイール

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Publication Number Publication Date
JPH04300750A true JPH04300750A (ja) 1992-10-23

Family

ID=13270063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6484991A Pending JPH04300750A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 ステアリングホイール

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4814810B1 (ja) * 1969-08-14 1973-05-10
JPS5028174B1 (ja) * 1970-09-24 1975-09-12
JPS59180515A (ja) * 1983-03-31 1984-10-13 Toshiba Corp 光フアイバ結合用発光素子
JPS6440269A (en) * 1987-07-25 1989-02-10 Schaudt Mas Gmbh Grindstone head

Patent Citations (4)

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