JPH04308678A - 雷サージ保護装置 - Google Patents
雷サージ保護装置Info
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- JPH04308678A JPH04308678A JP3072923A JP7292391A JPH04308678A JP H04308678 A JPH04308678 A JP H04308678A JP 3072923 A JP3072923 A JP 3072923A JP 7292391 A JP7292391 A JP 7292391A JP H04308678 A JPH04308678 A JP H04308678A
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- 230000001012 protector Effects 0.000 title abstract 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 33
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 claims abstract description 20
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 4
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000011787 zinc oxide Substances 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H9/00—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
- H02H9/04—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage
- H02H9/042—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage comprising means to limit the absorbed power or indicate damaged over-voltage protection device
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/02—Details
- H02H3/04—Details with warning or supervision in addition to disconnection, e.g. for indicating that protective apparatus has functioned
- H02H3/048—Checking overvoltage diverters
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保護すべき電気回路の
入力端に雷サージ吸収手段としてバリスタを接続した雷
サージ保護装置に関する。
入力端に雷サージ吸収手段としてバリスタを接続した雷
サージ保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】系統電源に接続された電気回路を雷サー
ジから保護するための保護装置として避雷器などの保護
装置が用いられる。この種の保護装置には、サージ吸収
素子として、気中の放電を利用した保護ギャップや、酸
化亜鉛形のバリスタ(非直線抵抗素子)などが用いられ
ている。
ジから保護するための保護装置として避雷器などの保護
装置が用いられる。この種の保護装置には、サージ吸収
素子として、気中の放電を利用した保護ギャップや、酸
化亜鉛形のバリスタ(非直線抵抗素子)などが用いられ
ている。
【0003】このような保護装置の小形化や低コスト化
、さらにはインパルス応答性などを考慮すると、サージ
吸収素子としてはバリスタを用いた方が有利であり、現
にバリスタが多く用いられている。しかし、主として低
コスト化の観点から、一般的にはバリスタの破損や劣化
などを検出する装置を備えていないため、たとえバリス
タに破損や劣化などが進行しつつあっても、その寿命の
時期を知ることができないばかりでなく、交換を必要と
する程度の破損や劣化が現実に生じてしまった場合であ
っても、それを知ることができないため、破損や劣化が
生じた後に雷サージが誘導された場合、その雷サージは
そのまま電気回路に印加されてしまいかねない。そのよ
うな事態に至ると、雷サージ保護装置を設けているにも
かかわらず、電気回路内の機器を雷サージから保護する
ことができず、それらに損傷を生じさせてしまうことに
なる。
、さらにはインパルス応答性などを考慮すると、サージ
吸収素子としてはバリスタを用いた方が有利であり、現
にバリスタが多く用いられている。しかし、主として低
コスト化の観点から、一般的にはバリスタの破損や劣化
などを検出する装置を備えていないため、たとえバリス
タに破損や劣化などが進行しつつあっても、その寿命の
時期を知ることができないばかりでなく、交換を必要と
する程度の破損や劣化が現実に生じてしまった場合であ
っても、それを知ることができないため、破損や劣化が
生じた後に雷サージが誘導された場合、その雷サージは
そのまま電気回路に印加されてしまいかねない。そのよ
うな事態に至ると、雷サージ保護装置を設けているにも
かかわらず、電気回路内の機器を雷サージから保護する
ことができず、それらに損傷を生じさせてしまうことに
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、バリスタの
劣化を検知し、的確な交換時期を知り得る手段を備えた
雷サージ保護装置を提供することを目的とする。
劣化を検知し、的確な交換時期を知り得る手段を備えた
雷サージ保護装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の雷サージ保護装置は、保護すべき電気回路
の入力端に雷サージ吸収手段として接続されたバリスタ
と、このバリスタの端子電圧を検出する電圧検出手段と
、この電圧検出手段によって検出された電圧を予め定め
られたしきい値電圧と比較し、前者が後者を上回ったと
きサージ検出信号を出力する比較手段と、この比較手段
からのサージ検出信号の発生回数をカウントし、そのカ
ウント値が予め定められた寿命限界に達したときバリス
タの寿命限界を知らせる劣化検出信号を出力するカウン
タとを備えたものである。
に、本発明の雷サージ保護装置は、保護すべき電気回路
の入力端に雷サージ吸収手段として接続されたバリスタ
と、このバリスタの端子電圧を検出する電圧検出手段と
、この電圧検出手段によって検出された電圧を予め定め
られたしきい値電圧と比較し、前者が後者を上回ったと
きサージ検出信号を出力する比較手段と、この比較手段
からのサージ検出信号の発生回数をカウントし、そのカ
ウント値が予め定められた寿命限界に達したときバリス
タの寿命限界を知らせる劣化検出信号を出力するカウン
タとを備えたものである。
【0006】
【作用】バリスタには使用材料の相違などにより種々の
特性のものがあるが、たとえば図4に示すような電圧対
電流特性を持っている。図4において、回路の定格電圧
は特性線の立上がり当初の部分に相当している。雷サー
ジによる大きな電流I0 がバリスタに流れると、その
電流に対応する電圧V0 がバリスタ両端に生ずる。ま
た、図5に示すようなサージ電流とサージ波尾長(図6
)の関係によるサージ寿命特性がある。
特性のものがあるが、たとえば図4に示すような電圧対
電流特性を持っている。図4において、回路の定格電圧
は特性線の立上がり当初の部分に相当している。雷サー
ジによる大きな電流I0 がバリスタに流れると、その
電流に対応する電圧V0 がバリスタ両端に生ずる。ま
た、図5に示すようなサージ電流とサージ波尾長(図6
)の関係によるサージ寿命特性がある。
【0007】図5に示されているサージ寿命特性から、
実際に流れたサージ電流の値とそのサージ電流の波尾長
に基づいて、バリスタの余寿命を決定することができる
。この原理に基づき、実際に印加された雷サージによる
バリスタ電圧を検知し、それをしきい値たとえばバリス
タ動作領域にある制限電圧Vs と比較し、前者が後者
を上回った回数をカウントし、そのカウントが図5から
定められる所定値つまり寿命限界に達したときバリスタ
の寿命が到来したものと推定して劣化検出信号を発する
。なお、バリスタの劣化状態を検出の容易なバリスタ両
端の電圧に基づいて判断することにより、検出端の機器
構成を容易にすることができる。
実際に流れたサージ電流の値とそのサージ電流の波尾長
に基づいて、バリスタの余寿命を決定することができる
。この原理に基づき、実際に印加された雷サージによる
バリスタ電圧を検知し、それをしきい値たとえばバリス
タ動作領域にある制限電圧Vs と比較し、前者が後者
を上回った回数をカウントし、そのカウントが図5から
定められる所定値つまり寿命限界に達したときバリスタ
の寿命が到来したものと推定して劣化検出信号を発する
。なお、バリスタの劣化状態を検出の容易なバリスタ両
端の電圧に基づいて判断することにより、検出端の機器
構成を容易にすることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例に従って構成され
た雷サージ保護装置を示すブロック図である。
た雷サージ保護装置を示すブロック図である。
【0010】図1の雷サージ保護装置は商用電源1、こ
の商用電源1に接続されている電力系統1a、および電
力系統1aに接続された雷サージ吸収装置2を備えてい
る。雷サージ吸収装置2は各相ごとに電力系統1aとア
ースとの間に接続された酸化亜鉛形の非直線抵抗素子(
バリスタ)3を備えている。
の商用電源1に接続されている電力系統1a、および電
力系統1aに接続された雷サージ吸収装置2を備えてい
る。雷サージ吸収装置2は各相ごとに電力系統1aとア
ースとの間に接続された酸化亜鉛形の非直線抵抗素子(
バリスタ)3を備えている。
【0011】バリスタ3の電圧対電流特性は図4に示す
通りであり、誘導雷サージインパルスによりバリスタ3
に電流I0 が流れると、それに見合った電圧V0 が
バリスタ3の両端に発生する。図5はバリスタ3のサー
ジ寿命特性を示しており、バリスタ3に印加されるサー
ジ電流と波尾長(図6)を規定することにより、バリス
タ3の余寿命、すなわち、今後、何回の雷サージインパ
ルスの印加に耐えられるかという寿命限界を示している
。図6は、雷サージインパルス(電流)の標準波形を示
しており、eは規約波頭長、fは規約波尾長、gは波高
値をそれぞれ示している。
通りであり、誘導雷サージインパルスによりバリスタ3
に電流I0 が流れると、それに見合った電圧V0 が
バリスタ3の両端に発生する。図5はバリスタ3のサー
ジ寿命特性を示しており、バリスタ3に印加されるサー
ジ電流と波尾長(図6)を規定することにより、バリス
タ3の余寿命、すなわち、今後、何回の雷サージインパ
ルスの印加に耐えられるかという寿命限界を示している
。図6は、雷サージインパルス(電流)の標準波形を示
しており、eは規約波頭長、fは規約波尾長、gは波高
値をそれぞれ示している。
【0012】図1において、バリスタ3の両端電圧が各
相ごとに電圧検出器4によって検出され、その検出信号
aは比較器5の比較入力端子に導入される。比較器5の
基準入力端子にはバリスタ3の制限電圧V0 (図5参
照)に相当する基準電圧信号bが導入される。比較器5
は信号a,bを各相別々に比較し、a≧bとなった時、
すなわちバリスタ電圧が制限電圧V0 以上になった時
、サージ検出信号cを出力する。このサージ検出信号c
はカウンタ6によって各相別々にカウントされる。カウ
ンタ6のカウント内容が、図4,6,5に従って予め設
定された寿命限界に達した時、カウンタ6はバリスタの
寿命限界を知らせる劣化検出信号dを出力する。
相ごとに電圧検出器4によって検出され、その検出信号
aは比較器5の比較入力端子に導入される。比較器5の
基準入力端子にはバリスタ3の制限電圧V0 (図5参
照)に相当する基準電圧信号bが導入される。比較器5
は信号a,bを各相別々に比較し、a≧bとなった時、
すなわちバリスタ電圧が制限電圧V0 以上になった時
、サージ検出信号cを出力する。このサージ検出信号c
はカウンタ6によって各相別々にカウントされる。カウ
ンタ6のカウント内容が、図4,6,5に従って予め設
定された寿命限界に達した時、カウンタ6はバリスタの
寿命限界を知らせる劣化検出信号dを出力する。
【0013】比較的小エネルギーの雷サージインパルス
が電力系統1aに誘導されると、雷サージ保護装置2内
のバリスタ3に雷サージ電流が流れる。このサージ電流
が図5で規定したサージ電流I0 を超えると、バリス
タ3の両端に現われる電圧は制限電圧V0 を上回り、
電圧検出器4の検出信号aは基準電圧信号bに達する。 これにより比較器5からサージ検出信号cが出力され、
それはカウンタ6によってカウントされる。カウンタ6
はサージ検出信号cをカウントし、1カウントだけカウ
ントアップする。この繰り返しにより、3相のうちのい
ずれかの相のカウンタが寿命限界に達すると、バリスタ
3が劣化したものと判断し、バリスタ劣化検出信号dが
出力される。この劣化検出信号dは、たとえば図示して
いない表示装置に表示したり警報を鳴らしたりするのに
用いられる。
が電力系統1aに誘導されると、雷サージ保護装置2内
のバリスタ3に雷サージ電流が流れる。このサージ電流
が図5で規定したサージ電流I0 を超えると、バリス
タ3の両端に現われる電圧は制限電圧V0 を上回り、
電圧検出器4の検出信号aは基準電圧信号bに達する。 これにより比較器5からサージ検出信号cが出力され、
それはカウンタ6によってカウントされる。カウンタ6
はサージ検出信号cをカウントし、1カウントだけカウ
ントアップする。この繰り返しにより、3相のうちのい
ずれかの相のカウンタが寿命限界に達すると、バリスタ
3が劣化したものと判断し、バリスタ劣化検出信号dが
出力される。この劣化検出信号dは、たとえば図示して
いない表示装置に表示したり警報を鳴らしたりするのに
用いられる。
【0014】上記実施例によれば、誘導雷のような比較
的小エネルギーの雷サージが何回か印加されることによ
りバリスタ3が劣化したとしても、その劣化を定量的に
検出することができ、雷サージ保護装置ないしバリスタ
の交換時期を適切に知らせることができる。
的小エネルギーの雷サージが何回か印加されることによ
りバリスタ3が劣化したとしても、その劣化を定量的に
検出することができ、雷サージ保護装置ないしバリスタ
の交換時期を適切に知らせることができる。
【0015】図2は本発明の他の実施例を示すものであ
る。図中、図1と同じ符号のものは同じ部材を示してお
り、その説明は省略する。この実施例においては、比較
器5とカウンタ6との間に、各相別にANDゲート8が
設けられている。ANDゲート8においては、比較器5
からのサージ検出信号cがゲート制御信号として用いら
れ、サージ検出信号cによりANDゲート8のゲートが
開かれている間、クロック発生器7によって発生された
クロックパルスhがANDゲート8を通ってカウンタ9
に入力されカウントされる。カウンタ9はカスケード接
続の2段の単位カウンタからなっている。カウンタ9内
において、前段のカウンタは雷サージインパルス(電流
)が制限電圧V0 に対応する電流I0以上の値になっ
ており、したがって、サージ検出信号cが発生されてい
る間、ANDゲート8を介してクロックパルスhが入力
されるカウントアップし続け、そのカウント内容が例え
ば20μs相当の時間に対応する値になる毎に出力パル
スを発生して後段のカウンタをカウントアップさせる。 後段のカウンタの出力はカウンタ9の出力信号すなわち
バリスタ劣化検出信号dとなる。
る。図中、図1と同じ符号のものは同じ部材を示してお
り、その説明は省略する。この実施例においては、比較
器5とカウンタ6との間に、各相別にANDゲート8が
設けられている。ANDゲート8においては、比較器5
からのサージ検出信号cがゲート制御信号として用いら
れ、サージ検出信号cによりANDゲート8のゲートが
開かれている間、クロック発生器7によって発生された
クロックパルスhがANDゲート8を通ってカウンタ9
に入力されカウントされる。カウンタ9はカスケード接
続の2段の単位カウンタからなっている。カウンタ9内
において、前段のカウンタは雷サージインパルス(電流
)が制限電圧V0 に対応する電流I0以上の値になっ
ており、したがって、サージ検出信号cが発生されてい
る間、ANDゲート8を介してクロックパルスhが入力
されるカウントアップし続け、そのカウント内容が例え
ば20μs相当の時間に対応する値になる毎に出力パル
スを発生して後段のカウンタをカウントアップさせる。 後段のカウンタの出力はカウンタ9の出力信号すなわち
バリスタ劣化検出信号dとなる。
【0016】この実施例においては、印加された雷サー
ジインパルス(電流)の波尾長fが長く、したがって1
回あたりのエネルギー量が大きい場合、そのエネルギー
の大きさを加味することができる。すなわち、図3に示
すように、サージ検出信号cが出力されるところまでは
図1の実施例と同じである。電力系統1aに誘導雷によ
るサージインパルス電流が流れたとすると、サージ電流
が図5で規定したサージ電流I0 を上回っている間は
、サージ検出信号cは連続的に出力されている。この期
間にANDゲート8を介してカウンタ9に入力されるク
ロックパルスhがカウンタ9の前段カウンタでカウント
される。前段カウンタは、上記の具体例の場合、20μ
sごとに出力パルスを出す。したがって、この実施例は
、波尾長fが40μsに満たない場合は図1の実施例と
なんら変わりが無い。カウンタ6の後段カウンタのカウ
ント内容がすでに述べた寿命限界に達した時、バリスタ
劣化検出信号dが出力される。
ジインパルス(電流)の波尾長fが長く、したがって1
回あたりのエネルギー量が大きい場合、そのエネルギー
の大きさを加味することができる。すなわち、図3に示
すように、サージ検出信号cが出力されるところまでは
図1の実施例と同じである。電力系統1aに誘導雷によ
るサージインパルス電流が流れたとすると、サージ電流
が図5で規定したサージ電流I0 を上回っている間は
、サージ検出信号cは連続的に出力されている。この期
間にANDゲート8を介してカウンタ9に入力されるク
ロックパルスhがカウンタ9の前段カウンタでカウント
される。前段カウンタは、上記の具体例の場合、20μ
sごとに出力パルスを出す。したがって、この実施例は
、波尾長fが40μsに満たない場合は図1の実施例と
なんら変わりが無い。カウンタ6の後段カウンタのカウ
ント内容がすでに述べた寿命限界に達した時、バリスタ
劣化検出信号dが出力される。
【0017】図2の実施例によれば、サージ電流の大き
さおよび波形の違いにかかわらず、図5で規定したサー
ジ電流I0 を上回る間は所定時間ごとにカウントアッ
プし続けるので、結局、図5の特性のサージ電流とサー
ジ波尾長の関係を表す直線群を上方修正、つまり寿命限
界をより小さい値に修正することになるため、さらに高
精度の劣化検出を行うことができる。
さおよび波形の違いにかかわらず、図5で規定したサー
ジ電流I0 を上回る間は所定時間ごとにカウントアッ
プし続けるので、結局、図5の特性のサージ電流とサー
ジ波尾長の関係を表す直線群を上方修正、つまり寿命限
界をより小さい値に修正することになるため、さらに高
精度の劣化検出を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、雷サージ吸収手段とし
て設けられたバリスタの劣化を定量的に、しかも高精度
で検出することができる。したがって、劣化したバリス
タの交換時期を保守員に対して適切なタイミングをもっ
て知らせることができ、機器損傷などの事態を招く前に
迅速な対応を予防的に行うことができる。さらに、バリ
スタ交換の際の不要な作業を無くすことができ、保守作
業の軽減を計ることができる。
て設けられたバリスタの劣化を定量的に、しかも高精度
で検出することができる。したがって、劣化したバリス
タの交換時期を保守員に対して適切なタイミングをもっ
て知らせることができ、機器損傷などの事態を招く前に
迅速な対応を予防的に行うことができる。さらに、バリ
スタ交換の際の不要な作業を無くすことができ、保守作
業の軽減を計ることができる。
【図1】本発明の一実施例による雷サージ保護装置のブ
ロック図。
ロック図。
【図2】本発明の他の実施例による雷サージ保護装置の
ブロック図。
ブロック図。
【図3】図2の実施例による雷サージ保護装置における
カウンタの動作を説明するためのタイムチャート。
カウンタの動作を説明するためのタイムチャート。
【図4】雷サージ保護装置に用いるバリスタの電圧対電
流特性を示す特性図。
流特性を示す特性図。
【図5】図4のバリスタのサージ寿命特性を示す特性図
。
。
【図6】雷サージ電流のインパルス標準波形を示す図。
1 商用電源
1a 電力系統
2 雷サージ吸収装置
3 バリスタ(非直線抵抗素子)
4 電圧検出器
5 比較器
6 カウンタ
7 クロック発生器
8 ANDゲート
9 カウンタ
Claims (2)
- 【請求項1】保護すべき電気回路の入力端に雷サージ吸
収手段として接続されたバリスタと、このバリスタの端
子電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段に
よって検出された電圧を予め定められたしきい値電圧と
比較し、前者が後者を上回ったときサージ検出信号を出
力する比較手段と、この比較手段からのサージ検出信号
の発生回数をカウントし、そのカウント値が予め定めら
れた寿命限界に達したとき前記バリスタの寿命限界を知
らせる劣化検出信号を出力するカウンタとを備えた雷サ
ージ保護装置。 - 【請求項2】前記カウンタは、前記電圧検出手段によっ
て検出された電圧が前記予め定められたしきい値電圧を
上回っている時間を監視して所定時間経過する毎にカウ
ントアップする手段と、そのカウントアップの程度に応
じて前記寿命限界をより小さい値に修正する手段とを含
んでいる請求項1に記載の雷サージ保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3072923A JPH04308678A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 雷サージ保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3072923A JPH04308678A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 雷サージ保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04308678A true JPH04308678A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=13503362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3072923A Pending JPH04308678A (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 雷サージ保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04308678A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2727806A1 (fr) * | 1994-12-05 | 1996-06-07 | Soule Sa | Dispositif de protection a l'encontre de surtensions transitoires a base de varistances et deconnecteurs thermiques |
JP2009165275A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | 系統連系パワーコンディショナ |
JP2014228298A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | Necプラットフォームズ株式会社 | バリスタ寿命検出装置、方法及びプログラム |
CN104880603A (zh) * | 2015-06-01 | 2015-09-02 | 安徽禄讯电子科技有限公司 | 一种过电压吸收及智能计数装置 |
EP3218979A4 (en) * | 2014-10-09 | 2017-12-13 | Siemens Canada Limited | Varistor failure detector and method |
JP2019033661A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-28 | フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド | 分散型制御システム構成要素のサージ保護のための方法及び装置 |
WO2021001359A1 (en) * | 2019-07-03 | 2021-01-07 | Signify Holding B.V. | Transient surge monitoring |
JP2021101407A (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-08 | 耕二 早川 | サージカウンタ |
EP3944439A1 (fr) * | 2020-07-21 | 2022-01-26 | Schneider Electric Industries SAS | Procédé de diagnostic d'un dispositif de protection, tel qu'un parafoudre, et dispositif de protection pour la mise en oeuvre d'un tel procédé |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP3072923A patent/JPH04308678A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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