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JPH04307980A - 気体レーザ装置 - Google Patents

気体レーザ装置

Info

Publication number
JPH04307980A
JPH04307980A JP9983291A JP9983291A JPH04307980A JP H04307980 A JPH04307980 A JP H04307980A JP 9983291 A JP9983291 A JP 9983291A JP 9983291 A JP9983291 A JP 9983291A JP H04307980 A JPH04307980 A JP H04307980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
discharge
gas
microwave
discharge space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9983291A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Morohashi
諸橋 信孝
Kenji Yoshizawa
憲治 吉沢
Junichi Nishimae
順一 西前
Shigenori Yagi
重典 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9983291A priority Critical patent/JPH04307980A/ja
Publication of JPH04307980A publication Critical patent/JPH04307980A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロ波放電によ
りレーザ気体にプラズマを発生させてレーザ励起を行う
マイクロ波励起方式の気体レーザ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、例えば特開昭64−6
9073号報に示された従来のマイク波放電によりレー
ザ気体にプラズマを発生させてレーザ励起を行うマイク
ロ波励起方式の気体レーザ装置に関するものであり、図
において、1はマイクロ波を出力するマイクロ波発振器
で、マグネトロンによって構成されている。2はこのマ
イクロ波発振器からのマイクロ波を導くための導波管、
3はこの導波管の幅を広げるホーン導波管、4はこのホ
ーン導波管の拡開口に取り付けられたマイクロ波結合窓
である。
【0003】5はこのマイクロ波結合窓に続く空洞壁、
6はこの空洞壁の中央部に設けられたリッジ、7は例え
ば炭酸ガスレーザ気体等のレーザ気体が封入される放電
空間8の一部を構成し、上記導波管2、ホーン導波管3
、マイクロ波結合窓4及び空洞壁5に導かれたマイクロ
波の上記放電空間8への入射窓として作用する誘電体で
、例えば、アルミナ等によって構成されているものであ
る。9は上記放電空間8の一部を構成し、上記誘電体7
と対向して設けられた導電体壁で、上記空洞壁に対向し
た平坦なH面が使用されている。
【0004】10、11は上記放電空間8に対して設け
られ、マイクロ波を反射するレーザ気体を通過する一対
の第1及び第2の通気性部材で、例えば、金属製のハニ
カム構造体が用いられている。12はこれら第1及び第
2の通気性部材を介して上記放電空間8内のレーザ気体
を、マイクロ波による放電方向と直交する方向に循環さ
せるための循環手段で、上記第1の通気性部材10に一
端が連結された第1の送気管12aと、上記第2の通気
性部材11に一端が連結された第2の送気管12bと、
これら第1及び第2の送気管12a、12bの他端が連
結されたブロア12cとによって構成されているもので
ある。
【0005】13は上記レーザ気体の気体流方向及び上
記放電方向と直交する光軸の両端側それぞれにおける上
記放電空間8に対て設けられた反射ミラーである。なお
、上記空洞壁5、リッジ6、誘電体7、導電体壁9、第
1及び第2の通気性部材10、11及び循環手段12は
、マイクロ波回路の一種であるリッジ導波管型のマイク
ロ波空洞構造をもつレーザヘッド部を構成しているもの
である。
【0006】次に、このように構成された気体レーザ装
置の動作について説明する。マイクロ波発振器1で発生
したマイクロ波は、導波管2を伝搬してホーン導波管3
で拡げられ、マイクロ総合窓4でインピーダンスを整合
せれて効率よくレーザヘッド部14に結合される。この
レーザヘッド部14はリッジ空洞状になっており、マイ
クロ波はそのリッジ6付近に集中して非常に強いマイク
ロ波電磁界により放電空間8に封入されたレーザ気体が
放電破壊してプラズマを発生させ、レーザ媒質が励起さ
れる。
【0007】ここで、ブロア12cを作動させて第1及
び第2の送気管12a,12b並びに第1及び第2の通
気性部材10、11を介して放電空間8内のレーザ気体
を循環させて、放電プラズマを冷却させるとともに、レ
ーザ気体の圧力等の放電条件を適切に選択することによ
ってレーザ発振条件を得て、光軸の両端に対抗して設け
られた反射ミラー13とでレーザ共振器を形成すること
によってレーザ発振光を得ているものである。なお、第
1及び第2の通気性部材10、11により、放電空間8
内のマイクロ波モードは影響されることなく、ブロア1
2cによるレーザ気体の強制循環が行われるものである
【0008】また、放電管を利用した従来の気体レーザ
装置として図8及び図9に示すものが知られている。図
8及び図9は特開昭63−110683号公報に示され
ているものであり、図において15、16はそれぞれ端
部に設けられた第1及び第2の気体流入ブロック、17
はこれら第1及び第2の気体流入ブロックの中央部に設
けられた気体流出ブロック、18はこれら第1及び第2
の気体流入ブロック15、16及びに気体流出ブロック
17のそれぞれの間に架設された放電管で、上記第1及
び第2の気体流入ブロック15、16に位置する部分に
レーザ気体の気体流入口が、上記気体流出ブロック17
に位置する部分にレーザ気体の気体流出口がそれぞれ形
成されているとともに、2本の平行な部分及び折り返し
部は有した光軸19を形成するようにされている。
【0009】12は上記放電管18内のレーザ気体を循
環させるための循環手段で、上記放電管18の2つの気
体流入口に2つの一端が連結された第1の送気管12a
と、上記放電管18の流出口に一端が連結された第2の
送気管12bと、これら第1及び第2の送気管12a,
12bの他端が連結されたブロア12cと、上記第1の
送気管12aの他端と上記ブロア12cとの間に設けら
れた第1の熱交換器12dと、上記第2の送気管12b
の他端と上記ブロア12cとの間に設けられた第2の熱
交換器12eとによって構成されるのもである
【001
0】20は上記光軸19の一端側である上記第1の気体
流入ブロック15の一側に設けられた全反射ミラー、2
1は上記光軸19の他端側である上記第1の気体流入ブ
ロック15の他側に設けられた部分透過ミラー、22、
23は上記光軸19の折り返し部である上記第2の気体
流入ブロック16における上記放電管18の屈曲部に設
けられた第1及び第2の折り返しミラーである。
【0011】次に、このように構成された気体レーザ装
置の動作について説明する。レーザ気体はブロア12c
により第1の熱交換器12d及び第1の送気管12aを
介して放電管18の2つの気体流入口から放電管18内
に流入され、放電管18の流出口から第2の送気管12
bを通り、第2の熱交換器12eにて冷却されて戻る。 放電管18内では、レーザ気体は放電作用を受け、励起
されたレーザ気体の気体分子が全反射ミラー20、第1
及び第2の折り返しミラー22、23並びに部分反射ミ
ラー21により誘電放出を起こし、レーザ光を部分反射
ミラー21から放出するものである。
【0012】ところで、レーザ光は光軸19に沿って僧
幅され、光軸19内の全てが循環する気体の流路である
ために気体の停滞部分がなくなり、気体がレーザ光によ
って加熱されることなく、時間的なレーザ光の減哀が生
じずにレーザ光が得られるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図6及び図
7にて示した従来のマイクロ波励起方式の気体レーザ装
置にあっては、レーザ出力を調整するときにマイクロ波
発振器1からマイクロ波のパルス周波数を変化させてレ
ーザ励起用の投入エネルギーを制御しているものである
が、レーザの連続出力及び高繰り返し出力を得るために
マイクロ波のパルス周波数を増大させて行くと、マイク
ロ波放電時に生じた荷電粒子がレーザ気体流で流されて
放電領域より充分に遠方に流し去られる前に次にのマイ
クロ波が到達してしまい、放電領域下流域の荷電粒子の
存在のために低インピーダンスとなった領域でも放電が
生じることになる。その結果、マイクロ波のパルス周波
数を増大させると放電領域が変化し、入力に対して所定
のレーザ出力が得られ難いという問題点を有していた。 また、図8及び図9にて示した従来の放電管方式の気体
レーザ装置にあっては、放電管18の放電作用によって
レーザ出力を増幅させているため、放電管18への投入
電力が限られているため、レーザ出力を増大させるには
放電管18の全長を長くしなければならず、装置として
大型化してしまうという問題点を有していた。この発明
は、上記した点に鑑みてなされたものであり、マイクロ
波励起方式のものにおいて、マイクロ波の周波数の変化
にかかわらず、所定のレーザ出力が得られる気体レーザ
装置を得ることを目的としているものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる気体レ
ーザ装置にあっては、マイクロ波を出力するマイクロ波
発振器からのマイクロ波を導くための導波管と、レーザ
気体が封入される放電空間の一部を構成し、導波管に導
かれたマイクロ波の放電空間への入射窓となる誘電体と
、放電空間の一部を構成し、誘電体と対向して設けられ
た導電体壁と、放電空間に対して設けられ、マイクロ波
を反射するレーザ気体を通過する一対の第1及び第2の
通気性部材と、これら第1及び第2の通気性部材を介し
て放電空間内のレーザ気体を、マイクロ波による放電方
向と直交する方向に循環させるための循環手段と、レー
ザ気体の気体流方向及び放電方向と直交する光軸の端部
側における放電空間に対して設けられた全反射ミラーと
、光軸の端部側における放電空間に対して設けられた部
分透過ミラーと、光軸の折り返し部側における放電空間
に対して設けられ、全反射ミラー及び部分透過ミラーと
によってレーザ光路を形成する折り返しミラーとを設け
たものである。
【0015】
【作用】この発明にあっては、全反射ミラー、部分透過
ミラー及び折り返しミラーが、マイクロ波放電領域の全
域にわたってレーザ光路を形成し、マイクロ波の周波数
の変化によるマイクロ波放電領域の変化にかかわらず、
常に所定のレーザ出力を出力せしめる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例であるマイクロ波
放電によりレーザ気体にプラズマを発生させてレーザ励
起を行うマイクロ波方式の気体レーザ装置を図1ないし
図5に基づき説明すると、図において、1a〜1dはマ
イクロ波を出力するマイクロ波発振器で、マグネトロン
によって構成されているとともに、放熱用フィン24が
設けられている。2a〜2dはこのマイクロ波発振器か
らのマイクロ波を導くための導波管、4はこの導波管の
開口部に設けられたマイクロ波結合窓である。
【0017】5はこのマイクロ波結合窓に続く空洞壁、
6はこの空洞壁の中央部に設けられたリッジ、7は例え
ば炭酸ガスレーザ気体等のレーザ気体が封入される放電
空間8の一部を構成し、上記導波管2a〜2d、マイク
ロ波結合窓4及び空洞壁5に導かれたレーザ気体が封入
される放電空間8の一部を構成し、上記導波管2a〜2
dに導かれたマイクロ波の上記放電空間8への入射窓と
なる誘電体で、例えば、アルミナ等によって構成されて
いるものである。25は上記放電空間の一部を構成し、
上記誘電体7及び上記リッジ6と対向して設けられた導
電体壁、26はこの導電体壁における上記リッジ6の対
向突出面に取り付けられた誘電体板で、上記リッジ6と
の間に放電プラズ27aが、リッジ6からずれたレーザ
気体の気体流下流側に位置する放電プラズ27bが形成
されるものである。
【0018】10、11は上記放電空間8に対してその
側面に設けられ、マイクロ波をはんしゃするレーザ気体
を通過する一対の第1及び第2の通気性部材で、例えば
、金属製のハニカム構造体が用いられている。12はこ
れら第1及び第2の通気性部材10、11を介して上記
放電空間8内のレーザ気体を、マイクロ波による放電方
向、つまり上記リッジ6と上記誘電体板26とを結ぶ方
向と直交する方向に循環させるための循環手段で、上記
第1の通気性部材10から上記放電空間8へレーザ気体
を送る連通部12aと、上記第2の通気性部材11に連
結された送気管12bと、上記連通部12a内に配置さ
れたブロア12cと、送気管12bと連結され、高温に
なったレーザ気体を冷却する熱交換器12dとによって
構成されているものである。
【0019】28は上記レーザ気体の気体流方向、つま
り第1及び第2の通気性部材10、11を結ぶ方向及び
上記マイクロ波による放電方向と直交する光軸31の端
部側における上記放電空間8に対して設けられた全反射
ミラー、29は上記光軸31の端部側における上記放電
空間8に対して設けられた部分透過ミラー、30は上記
光軸31の折り返し部側における上記放電空間8に対し
て設けられ、上記全反射ミラー28及び部分透過ミラー
29とによってレーザ光路を作成する折り返えしミラー
である。
【0020】なお、上記空洞壁5、リッジ6、誘電体7
、導電体壁25、誘電体板26、第1及び第2通気性部
材10、11及び循環手段12は、マイクロ波回路の一
種であるリッジ導波管型のマイクロ波空洞構造をもつレ
ーザヘッド部14を構成しているものである。
【0021】次に、このように構成された気体レーザ装
置の動作について説明する。マイクロ波発振器1a〜1
dで発生したマイクロ波は、導波管2a〜2dを伝搬し
てマイクロ結合窓4でインピーダンスを整合されて効率
よくレーザヘッド部14に結合される。このレーザヘッ
ド部14はリッジ空洞状になっており、マイクロ波はそ
のリッジ6付近に集中して非常に強いマイクロ波電磁界
を発生させる。この強いマイクロ波電磁界により放電空
間8に封入されたレーザ気体が放電破壊してプラズマを
発生させ、レーザ媒質が励起される。
【0022】ここで、ブロア12cを作動させて連通部
12aから第1の通気性部材10を介して放置空間8内
のレーザ気体による放電プラズマを吹き飛ばし、放電空
間8に新しいレーザ気体を送りこみ、この新しいレーザ
気体が送り込まれるとマイクロ波が発生し、同様に放電
プラズマが発生してレーザ媒質が励起されるものである
。レーザ媒質が励起され、レーザ発振条件が得られると
、光軸31の端部に設けられた全反射ミラー28及び部
分透過ミラー29並びに光軸31の折り返し部に設けら
れた折り返しミラー30とでレーザ共振器を形成するこ
とによってレーザ発振光を部分透過ミラー29から得て
いるものである。なお、第1及び第2の通気性部材10
、11により、放電空間8内のマイクロ波モードは影響
されることなく、ブロア12cによるレーザ気体の強制
循環が行われているものである。
【0023】この時、放電空間8においてマイクロ放電
が行われており、マイクロ波の入射はプラズマの一方の
面からのみ、つまり誘電体7からのみ行われているので
、プラズマを内導体とする同軸モードのマイクロ波モー
ドが支配的となる現象が発生することがなく、所期のマ
イクロ波モードによる放電が行われているものである。
【0024】また、このようにリッジ空洞によるものに
おいては、誘電体7とプラズマとの境界に垂直な電界成
分を有するマイクロ波モードを形成するものであり、上
記のように構成されたものにあっても、誘電体7と導電
体壁25及び誘電体板26とが対向しているため、誘電
体壁25に体しても垂直な電界成分を有し、プラズマを
貫く電界が生じているものである。しかも、誘電性を有
するプラズマが発生しても、そのプラズマより数桁導電
率の高い導電体壁25に入射マイクロ波の終端電流が流
れ、導電体壁25の表面に対して垂直にされ、発生され
たプラズマを貫通する電界が維持されることになる。従
って、マイクロ波がプラズマ中に浸透してプラズマを貫
く電流が流れ、この電流連続性からプラズマの深さ方向
に、空間的に一様な放電プラズマが発生しているもので
ある。
【0025】さらに、誘電体7中を自由に伝搬するマイ
クロ波は、誘電体7とプラズマとの境界から均一にプラ
ズマ中に侵入し、マイクロ波放電が無電極放電であるた
め、本質的にアーク放電にならず、しかも、誘電体7が
容量性の分布バラストとして作用し、プラズマの横方向
についても空間的に一様な放電プラズマが発生している
ものである。従って、プラズマの深さ方向及び横方向に
、空間的に非常に均一な放電プラズマが発生し、放電全
体をレーゾの励起に適当な状態にすることが容易になっ
ているものである。
【0026】また、レーザ気体はブロア12cによって
強制的に循環され、熱交換器12dにより効率的に冷却
されるため、レーザ気体として炭酸ガスレーザ気体を用
いた場合に特に問題となる。レーザ気体の温度上昇によ
るレーザ出力の飽和をも防止できるものである。
【0027】さらに、レーザ出力を増大させるために、
また、レーザの連続出力及び高繰返し出力を得るために
マイクロ波のパルス周波数を増大させて行くと、マイク
ロ波放電時に生じた荷電粒子がレーザ気体流で流されて
放電領域(放電プラズマ27a)より充分に遠方に流し
去られる前に次のマイクロ波が到達して、リッジ6付近
に比べて弱い電界である部分においても荷電粒子の存在
のために低インピーダンスとなってその領域でも新たな
放電プラズマ27bが生じることになり、レーザ媒質が
励起されるが、レーザ光路が全反射ミラー28、部分透
過ミラー29及び折り返しミラー30によって折り返し
構成にしているので、リッジ6からずれた位置に存在す
る放電プラズマ27bによって励起されたレーザ媒質も
レーザの光軸31が通っているため、エネルギーを無駄
にすることなく、レーザの発振出力が得られ、マイクロ
波のパルス周波数を増大させることによって放電領域が
変化しても、入力に対して所定のレーザ出力が得られる
ものである。
【0028】
【発明の効果】この発明は、以上に述べたように、マイ
クメロ波放電によりレーザ気体にプラズマを発生させて
レーザ励起を行うマイクロ波起方式の気体レーザ装置に
おいて、レーザ気体の気体流れ方向及び放電方向と直行
する光軸の端部側における放電空間に対して設けられた
全反射ミラーと、光軸の端部側における放電空間に対し
て設けられた部分透過ミラー、光軸の折り返し部側にお
ける放電空間に対して設けられ、全反射ミラー及び部分
透過ミラーとによってレーザ光路を形成する折り返しミ
ラーとを設けたものとしたので、レーザ出力の増減をマ
イクロ波のパルス周波数を変化させて行っても、このマ
イクロ波の周波数の変化による放電領域の変化にかかわ
らず、マイクロ波の励起エルネギーを損することなく、
所定の出力が得られるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】この発明の一実施例を示す正面図。
【図3】この発明の一実施例を示す平面図。
【図4】図1及び図3のA−A断面図。
【図5】この発明の一実施例におけるレーザ気体の下流
方向への折り返し共振器を示すための斜視図。
【図6】従来のマイクロ波放電によりレーザ気体にプラ
ズマを発生させてレーザ励起を行うマイクロ波励起方式
の気体レーザ装置を示す断面図。
【図7】図6に示した気体レーザ装置における概略斜視
構成図。
【図8】従来の放電管方式の気体レーザ装置を示す平面
図。
【図9】図8に示した気体レーザ装置における正面図。
【符号の説明】
1a〜1d  マイクロ波発振器 2a〜2d  導波管 7          誘電体 8          放電空間 10、11  第1及び第2の通気性部材12    
    循環手段 14        レーザヘッド部 25        導電体壁 28        全反射ミラー 29        部分透過ミラー 30        折り返しミラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マイクロ波を出力するマイクロ波発振
    器、このマイクロ波発振器からのマイクロ波を導くため
    の導波管、レーザ気体が封入される放電空間の一部を構
    成し、上記導波管に導かれたマイクロ波の上記放電空間
    への入射窓となる誘導体、上記放電空間の一部を構成し
    、上記誘導体と対向して設けられた導電体壁、上記放電
    空間に対して設けられ、マイクロ波を反射するレーザ気
    体を通過する一対の第1及び第2の通気性部材、これら
    第1及び第2の通気性部材を介して上記放電空間内のレ
    ーザ気体を、マイクロ波による放電方向と直交する方向
    に循環させるための循環手段、上記レーザ気体の気体流
    方向及び上記放電方向と直交する光軸の端部側における
    上記放電空間に対して設けられた全反射ミラー、上記光
    軸の折り返し部側における上記放電空間に対して設けら
    れ、上記全反射ミラー及び部分透過ミラーとによってレ
    ーザ光路を形成する折り返しミラーを備えた気体レーザ
    装置。
JP9983291A 1991-04-05 1991-04-05 気体レーザ装置 Pending JPH04307980A (ja)

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