JPH04298350A - 凹凸模様を有する耐傷性化粧シートの製造方法 - Google Patents
凹凸模様を有する耐傷性化粧シートの製造方法Info
- Publication number
- JPH04298350A JPH04298350A JP3087767A JP8776791A JPH04298350A JP H04298350 A JPH04298350 A JP H04298350A JP 3087767 A JP3087767 A JP 3087767A JP 8776791 A JP8776791 A JP 8776791A JP H04298350 A JPH04298350 A JP H04298350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- sheet
- uneven pattern
- curable resin
- decorative sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は凹凸模様を有する意匠性
の高い化粧シートの製造方法に関するものであり、更に
詳しくは壁紙、天井等の建築内装材、家具、収納棚、キ
ャビネット等に使用される上記化粧シートに関するもの
である。
の高い化粧シートの製造方法に関するものであり、更に
詳しくは壁紙、天井等の建築内装材、家具、収納棚、キ
ャビネット等に使用される上記化粧シートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧シートの表面に凹凸模様を施
したシートとして熱可塑性シートに金属エンボス版で凹
凸模様を施した化粧シートが使用されている。これらの
化粧シートは表面層が熱可塑性シートであるため傷に対
する耐性、すなわち耐傷性、耐摩耗性等に欠けるという
欠点がある。これらを改善するために熱可塑性シートに
凹凸模様を施した後、その上に紫外線硬化性樹脂層を設
け、これに紫外線を照射することにより表面の耐傷性、
及び耐摩耗性を向上させたものがある。
したシートとして熱可塑性シートに金属エンボス版で凹
凸模様を施した化粧シートが使用されている。これらの
化粧シートは表面層が熱可塑性シートであるため傷に対
する耐性、すなわち耐傷性、耐摩耗性等に欠けるという
欠点がある。これらを改善するために熱可塑性シートに
凹凸模様を施した後、その上に紫外線硬化性樹脂層を設
け、これに紫外線を照射することにより表面の耐傷性、
及び耐摩耗性を向上させたものがある。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかし、この方法では凹凸模
様の凹部の深い部分にまで上層の紫外線硬化樹脂が入り
こめないこと等から得られた化粧シートの凹凸模様は尖
鋭性に劣るものとなる。
様の凹部の深い部分にまで上層の紫外線硬化樹脂が入り
こめないこと等から得られた化粧シートの凹凸模様は尖
鋭性に劣るものとなる。
【0004】これらの欠点を改善するためにいくつかの
提案がなされている。例えば熱可塑性シートの表面に、
重合抑制剤を含んだ硬化速度の遅い紫外線硬化性樹脂層
を設け、未塗工面にこれより硬化速度の速い紫外線硬化
樹脂層を設けることで、硬化速度の差により硬化後の厚
みの変化を期待した所謂ケミカルエンボス法がある。し
かしこの方法では硬化速度の速い部分は耐傷性、及び耐
摩耗性を有するものの、硬化速度の遅い部分は耐傷性、
耐摩耗性に劣りシート全体としての耐傷性及び耐摩耗性
は不十分であった。
提案がなされている。例えば熱可塑性シートの表面に、
重合抑制剤を含んだ硬化速度の遅い紫外線硬化性樹脂層
を設け、未塗工面にこれより硬化速度の速い紫外線硬化
樹脂層を設けることで、硬化速度の差により硬化後の厚
みの変化を期待した所謂ケミカルエンボス法がある。し
かしこの方法では硬化速度の速い部分は耐傷性、及び耐
摩耗性を有するものの、硬化速度の遅い部分は耐傷性、
耐摩耗性に劣りシート全体としての耐傷性及び耐摩耗性
は不十分であった。
【0005】従って、本発明の目的は凹凸模様を有する
化粧シートであって、表面の耐傷性、及び耐摩耗性に優
れかつ凹凸模様の尖鋭な意匠性の高い化粧シートの製造
方法を提供することにある。
化粧シートであって、表面の耐傷性、及び耐摩耗性に優
れかつ凹凸模様の尖鋭な意匠性の高い化粧シートの製造
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題に
鑑みて鋭意研究の結果、本発明の上記目的は、成形性の
良い熱可塑性シートの表面に紫外線硬化性樹脂層を設け
、紫外線を照射して該樹脂層を半硬化させ、この状態で
上記樹脂層の表面に凹凸模様を施した後さらに該樹脂層
に紫外線を照射し完全に硬化させることを特徴とする凹
凸模様を有する耐傷性化粧シートの製造方法により達成
されることを見出した。
鑑みて鋭意研究の結果、本発明の上記目的は、成形性の
良い熱可塑性シートの表面に紫外線硬化性樹脂層を設け
、紫外線を照射して該樹脂層を半硬化させ、この状態で
上記樹脂層の表面に凹凸模様を施した後さらに該樹脂層
に紫外線を照射し完全に硬化させることを特徴とする凹
凸模様を有する耐傷性化粧シートの製造方法により達成
されることを見出した。
【0007】本発明において紫外線硬化性樹脂層が設け
られる熱可塑性シートはその表面に単に絵柄が印刷され
た刷りっぱなしであっても、また、ワイピング処理を施
したものであっても良い。さらに紫外線硬化樹脂層を施
し該樹脂層を半硬化させたシートを上地とし、それとは
別に絵柄を印刷された熱可塑性シートを下地としこの上
地と下地を積層し凹凸模様を付けながらこれらのシート
を圧着させ、その後に半硬化であった紫外線硬化樹脂層
を完全に硬化させるダブリング方式としても良い。
られる熱可塑性シートはその表面に単に絵柄が印刷され
た刷りっぱなしであっても、また、ワイピング処理を施
したものであっても良い。さらに紫外線硬化樹脂層を施
し該樹脂層を半硬化させたシートを上地とし、それとは
別に絵柄を印刷された熱可塑性シートを下地としこの上
地と下地を積層し凹凸模様を付けながらこれらのシート
を圧着させ、その後に半硬化であった紫外線硬化樹脂層
を完全に硬化させるダブリング方式としても良い。
【0008】以下、本発明を添付図面に従って詳述する
。
。
【0009】図1は本発明の製造方法の1実施例の概略
工程断面図である。
工程断面図である。
【0010】図1においてAは絵柄2の印刷された熱可
塑性シート1の断面図である。ただし絵柄は必ずしも施
されている必要はない。基材となる熱可塑性シート1は
例えばセロファン、アセテート、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート、ポリアミド等からなる成形性の
良い熱可塑性樹脂からできているものが用いられる。熱
可塑性シートの厚みに関しては特に規定されるものでは
なく適宜決定しうる。絵柄2は公知の種々の方法で、ま
た公知の種々の材料で施すことができる。
塑性シート1の断面図である。ただし絵柄は必ずしも施
されている必要はない。基材となる熱可塑性シート1は
例えばセロファン、アセテート、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート、ポリアミド等からなる成形性の
良い熱可塑性樹脂からできているものが用いられる。熱
可塑性シートの厚みに関しては特に規定されるものでは
なく適宜決定しうる。絵柄2は公知の種々の方法で、ま
た公知の種々の材料で施すことができる。
【0011】Bは絵柄2の印刷された熱可塑性シート1
の上に紫外線硬化性樹脂層3aを設けた未硬化状態のシ
ートの断面を示す。この場合の紫外線硬化性樹脂層を形
成する樹脂組成物としてはエポキシアクリレート、ウレ
タンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート、ポリエステルアクリレート、ビニ
ルアクリレート、ポリエン、シリコン等の光重合性オリ
ゴマーと、単官能アクリレート、多官能アクリレート、
酢酸ビニルに代表されるビニル型モノマー等の反応性希
釈モノマーと、ベンゾイン系化合物、アセトフェノン系
化合物、チオキサントン系化合物等の重合開始剤と場合
によってはこれら重合開始剤の開始反応を助けるアミン
系、キノン系等の重合開始助剤とが混合された樹脂組成
物を用いることができる。また使用目的等に応じて熱重
合禁止剤、充填剤、接着付与剤等を添加することも可能
である。一般的には既に市販されている紫外線硬化性樹
脂を用いればよい。
の上に紫外線硬化性樹脂層3aを設けた未硬化状態のシ
ートの断面を示す。この場合の紫外線硬化性樹脂層を形
成する樹脂組成物としてはエポキシアクリレート、ウレ
タンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート、ポリエステルアクリレート、ビニ
ルアクリレート、ポリエン、シリコン等の光重合性オリ
ゴマーと、単官能アクリレート、多官能アクリレート、
酢酸ビニルに代表されるビニル型モノマー等の反応性希
釈モノマーと、ベンゾイン系化合物、アセトフェノン系
化合物、チオキサントン系化合物等の重合開始剤と場合
によってはこれら重合開始剤の開始反応を助けるアミン
系、キノン系等の重合開始助剤とが混合された樹脂組成
物を用いることができる。また使用目的等に応じて熱重
合禁止剤、充填剤、接着付与剤等を添加することも可能
である。一般的には既に市販されている紫外線硬化性樹
脂を用いればよい。
【0012】Cは紫外線が照射されているシートの断面
である。紫外線照射ランプ4は従来公知の種々のランプ
、例えば、高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハ
ライドランプ等が使用できる。
である。紫外線照射ランプ4は従来公知の種々のランプ
、例えば、高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハ
ライドランプ等が使用できる。
【0013】この時紫外線硬化樹脂を半硬化に留めるた
めに、重合反応率は96〜97%にすることが望ましい
。96%未満では未硬化の状態で樹脂がエンボス版のほ
うに付着し取られたり、また97%をこえると硬化が進
みすぎておりエンボスを施した時に亀裂が生じたりエン
ボスの入りが浅かったりするなどの問題が生じる場合が
ある。あらかじめ使用する装置及び樹脂条件と重合反応
率の関係を赤外分光分析等で決定しておけば紫外線照射
条件により上記重合反応率を推定することができる。
めに、重合反応率は96〜97%にすることが望ましい
。96%未満では未硬化の状態で樹脂がエンボス版のほ
うに付着し取られたり、また97%をこえると硬化が進
みすぎておりエンボスを施した時に亀裂が生じたりエン
ボスの入りが浅かったりするなどの問題が生じる場合が
ある。あらかじめ使用する装置及び樹脂条件と重合反応
率の関係を赤外分光分析等で決定しておけば紫外線照射
条件により上記重合反応率を推定することができる。
【0014】Dは半硬化された紫外線硬化性樹脂層3b
にエンボス版6により凹凸模様5をほどこした状態であ
る。ここで凹凸模様はエンボス版の柄を変えることによ
り任意に選択できる。
にエンボス版6により凹凸模様5をほどこした状態であ
る。ここで凹凸模様はエンボス版の柄を変えることによ
り任意に選択できる。
【0015】Eは半硬化状態の紫外線硬化性樹脂層3b
に凹凸模様5をつけたシートにさらに紫外線照射装置4
により紫外線を照射し紫外線硬化樹脂を完全に硬化させ
た状態を示している。
に凹凸模様5をつけたシートにさらに紫外線照射装置4
により紫外線を照射し紫外線硬化樹脂を完全に硬化させ
た状態を示している。
【0016】Fは表面に凹凸模様5を有する完全に硬化
された紫外線硬化樹脂層3cを施された最終的な凹凸模
様を有する耐傷性、耐摩耗性化粧シートの断面である。
された紫外線硬化樹脂層3cを施された最終的な凹凸模
様を有する耐傷性、耐摩耗性化粧シートの断面である。
【0017】
【実施例】以下に本発明の具体的な実施例を示す。
【0018】実施例1
厚さ0.08mmの透明なポリプロピレンシート上にア
クリル系塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂インキを用
いて木目印刷を施し、その上にエポキシアクリレートを
主成分とする紫外線硬化性樹脂をフローコーターにより
5〜30μm塗布した。その後高圧水銀ランプ(120
w/cm)で1〜3秒間紫外線を照射し樹脂層を重合反
応率96%の半硬化状態にし、この樹脂層表面に木材組
織感のある木目導管エンボスを施しさらに最終的に高圧
水銀ランプ(120w/cm)で5〜10秒間紫外線を
照射させて完全に紫外線硬化樹脂層を硬化させ導管エン
ボスの施された化粧シートを作成した。得られた化粧シ
ートは、未コート又は紫外線樹脂層を設けた塩化ビニル
シートからなる従来品に対して凹凸模様の尖鋭な耐傷性
及び耐摩耗性の双方に優れかつこれらすべてを満足する
化粧シートであった。
クリル系塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂インキを用
いて木目印刷を施し、その上にエポキシアクリレートを
主成分とする紫外線硬化性樹脂をフローコーターにより
5〜30μm塗布した。その後高圧水銀ランプ(120
w/cm)で1〜3秒間紫外線を照射し樹脂層を重合反
応率96%の半硬化状態にし、この樹脂層表面に木材組
織感のある木目導管エンボスを施しさらに最終的に高圧
水銀ランプ(120w/cm)で5〜10秒間紫外線を
照射させて完全に紫外線硬化樹脂層を硬化させ導管エン
ボスの施された化粧シートを作成した。得られた化粧シ
ートは、未コート又は紫外線樹脂層を設けた塩化ビニル
シートからなる従来品に対して凹凸模様の尖鋭な耐傷性
及び耐摩耗性の双方に優れかつこれらすべてを満足する
化粧シートであった。
【0019】実施例2
厚さ0.1mmの着色塩化ビニルシートにアクリル系塩
酢ビインキを用いて絵柄を印刷しこれをダブリング用下
地とした。これとは別に厚さ0.1mmの透明な塩化ビ
ニルシートにウレタンアクリレートを主成分とする紫外
線硬化性樹脂をグラビアコーターで5〜15μm塗布し
た。その後高圧水銀ランプ(120w/cm)で紫外線
を1〜3秒照射し紫外線硬化性樹脂層を重合反応率97
%の半硬化状態としこれをダブリング用上地とした。次
にこれら上地と下地を重ね合わせ木目の導管エンボスロ
ールにより上記紫外線硬化樹脂層に凹凸模様を施すとと
もに上地と下地を圧着させさらに半硬化状態の紫外線硬
化樹脂層に高圧水銀ランプ(120w/cm)で5〜1
0秒紫外線を照射し紫外線硬化性樹脂層を完全に硬化さ
せ木目導管の凹凸模様を有する化粧シートを作成した。 得られたシートは実施例1と同様従来品に比べて凹凸模
様の尖鋭なさらに量感のある耐傷性及び耐摩耗性のいず
れにも優れた化粧シートであった。
酢ビインキを用いて絵柄を印刷しこれをダブリング用下
地とした。これとは別に厚さ0.1mmの透明な塩化ビ
ニルシートにウレタンアクリレートを主成分とする紫外
線硬化性樹脂をグラビアコーターで5〜15μm塗布し
た。その後高圧水銀ランプ(120w/cm)で紫外線
を1〜3秒照射し紫外線硬化性樹脂層を重合反応率97
%の半硬化状態としこれをダブリング用上地とした。次
にこれら上地と下地を重ね合わせ木目の導管エンボスロ
ールにより上記紫外線硬化樹脂層に凹凸模様を施すとと
もに上地と下地を圧着させさらに半硬化状態の紫外線硬
化樹脂層に高圧水銀ランプ(120w/cm)で5〜1
0秒紫外線を照射し紫外線硬化性樹脂層を完全に硬化さ
せ木目導管の凹凸模様を有する化粧シートを作成した。 得られたシートは実施例1と同様従来品に比べて凹凸模
様の尖鋭なさらに量感のある耐傷性及び耐摩耗性のいず
れにも優れた化粧シートであった。
【0020】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば凹凸模様を有
する化粧シートであって、表面の耐傷性及び耐摩耗性に
優れ、かつ凹凸模様の尖鋭な意匠性の高い化粧シートが
得られる。
する化粧シートであって、表面の耐傷性及び耐摩耗性に
優れ、かつ凹凸模様の尖鋭な意匠性の高い化粧シートが
得られる。
【図1】本発明の製造方法の1実施例の概略工程フロー
断面図であり、Aは絵柄の印刷された熱可塑性シートの
断面であり、Bは絵柄の印刷された熱可塑性シートの上
に紫外線硬化性樹脂層を設けた未硬化状態のシートの断
面を示し、Cは紫外線が照射されているシートBの断面
であり、Dは半硬化された紫外線硬化性樹脂層にエンボ
ス版により凹凸模様をほどこした状態であり、Eは、半
硬化状態の紫外線硬化性樹脂層に凹凸模様をつけたシー
トにさらに紫外線照射装置により紫外線を照射し紫外線
硬化樹脂を完全に硬化させた状態を示し、また、Fは、
表面に凹凸模様を有する完全に硬化された紫外線硬化樹
脂層を施された最終的な凹凸模様を有する耐傷性、耐摩
耗性化粧シートの断面である。
断面図であり、Aは絵柄の印刷された熱可塑性シートの
断面であり、Bは絵柄の印刷された熱可塑性シートの上
に紫外線硬化性樹脂層を設けた未硬化状態のシートの断
面を示し、Cは紫外線が照射されているシートBの断面
であり、Dは半硬化された紫外線硬化性樹脂層にエンボ
ス版により凹凸模様をほどこした状態であり、Eは、半
硬化状態の紫外線硬化性樹脂層に凹凸模様をつけたシー
トにさらに紫外線照射装置により紫外線を照射し紫外線
硬化樹脂を完全に硬化させた状態を示し、また、Fは、
表面に凹凸模様を有する完全に硬化された紫外線硬化樹
脂層を施された最終的な凹凸模様を有する耐傷性、耐摩
耗性化粧シートの断面である。
1 熱可塑性シート
2 印刷絵柄層
3a 未硬化紫外線硬化性樹脂層
3b 半硬化紫外線硬化性樹脂層
3c 完全硬化紫外線硬化性樹脂層
4 紫外線照射装置
5 凹凸模様
6 エンボスロール
Claims (2)
- 【請求項1】 成形性の良い熱可塑性シートの表面に
紫外線硬化性樹脂層を設け、紫外線を照射して該樹脂層
を半硬化させ、この状態で上記樹脂層の表面に凹凸模様
を施した後さらに該樹脂層に紫外線を照射し完全に硬化
させることを特徴とする凹凸模様を有する耐傷性化粧シ
ートの製造方法。 - 【請求項2】 凹凸模様を施す前の紫外線硬化樹脂層
の半硬化を樹脂組成物の重合反応が96〜97%進行し
た状態迄紫外線を照射して行なうことを特徴とする請求
項1記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087767A JPH04298350A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 凹凸模様を有する耐傷性化粧シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087767A JPH04298350A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 凹凸模様を有する耐傷性化粧シートの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04298350A true JPH04298350A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13924119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3087767A Pending JPH04298350A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 凹凸模様を有する耐傷性化粧シートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04298350A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008052665A3 (de) * | 2006-10-31 | 2008-10-16 | Bayer Materialscience Ag | Bedruckte, verformbare folien |
JP2009137028A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Daiken Corp | 凹凸模様を有する化粧板の製造方法 |
JP2014151626A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Hikari Kinzoku Kogyosho:Kk | 樹脂成形品の製造方法 |
JP2017154389A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート、及び化粧シートの製造方法 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP3087767A patent/JPH04298350A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008052665A3 (de) * | 2006-10-31 | 2008-10-16 | Bayer Materialscience Ag | Bedruckte, verformbare folien |
JP2009137028A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Daiken Corp | 凹凸模様を有する化粧板の製造方法 |
JP2014151626A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Hikari Kinzoku Kogyosho:Kk | 樹脂成形品の製造方法 |
JP2017154389A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート、及び化粧シートの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11320804A (ja) | 同調エンボス化粧シート及びその製造方法 | |
JPH03503138A (ja) | 平担な基体にコーティングを施すためのラミナインプレッサ | |
JP2006068947A (ja) | 化粧材およびその製造方法 | |
JPS6059878B2 (ja) | 転写絵付方法 | |
JPH04298350A (ja) | 凹凸模様を有する耐傷性化粧シートの製造方法 | |
JP2002187135A (ja) | 樹脂成形型の製造方法およびその樹脂成形型を用いた樹脂成形品 | |
JP2604691B2 (ja) | 艶消フイルムの製造方法 | |
JPH07156596A (ja) | 転写シート及びこれを用いた凹凸模様を有する化粧材 | |
JPH04299139A (ja) | 耐スクラッチ性エンボス化粧シートの製造方法 | |
JP2888344B2 (ja) | 立体模様の形成方法及び立体模様形成体 | |
JPS6078667A (ja) | 離型性フイルムによる硬化膜の製造法 | |
JPH0142748B2 (ja) | ||
JP2780034B2 (ja) | 凹凸模様の付与方法 | |
JPH0134778B2 (ja) | ||
JPS63159098A (ja) | 筆記用シ−ト材料およびその製造方法 | |
JPH07276568A (ja) | 鏡面光沢化粧シ−ト | |
JPH08238739A (ja) | 化粧シート | |
JPH05115833A (ja) | 凹凸模様を有するシートの製造方法 | |
JPS6078665A (ja) | 紫外線硬化膜積層体の製造法 | |
JPH05162256A (ja) | 化粧シートの製造方法 | |
JPH0146188B2 (ja) | ||
JP3048071B2 (ja) | 成形積層用ハードコートシート及び成形体の製造方法 | |
JPH0263824A (ja) | 鏡面転写材とその転写成型品の製造方法 | |
JPH0142747B2 (ja) | ||
JPH106696A (ja) | 柱状基材への絵柄転写方法 |