JPH04298315A - フェルール成形金型 - Google Patents
フェルール成形金型Info
- Publication number
- JPH04298315A JPH04298315A JP6362491A JP6362491A JPH04298315A JP H04298315 A JPH04298315 A JP H04298315A JP 6362491 A JP6362491 A JP 6362491A JP 6362491 A JP6362491 A JP 6362491A JP H04298315 A JPH04298315 A JP H04298315A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- product
- ring
- mold
- centripetal
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- Pending
Links
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Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ用コネクタ
に使用されるフェルールを成形するフェルール成形金型
に関するものである。
に使用されるフェルールを成形するフェルール成形金型
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信網を形成するためには、
光ファイバを相互に接続する光ファイバ用コネクタが必
要となる。この光ファイバ用コネクタに使用するフェル
ールは、将来の需要増に対応して大量に生産できる方法
が検討提案されている。そのひとつとして熱可塑性有機
高分子材料による射出成形がある。しかしながら、熱可
塑性有機高分子材料による射出成形品は熱可塑性有機高
分子の熱膨張係数が大きいため成形時の金型温度により
収縮に差が生じる傾向があることは周知である。一方、
フェルールは光ファイバの中心を軸心として光ファイバ
用コネクタの円筒棒内に内挿保持されるもので、光ファ
イバの軸合わせ接続が正確に行われるためにはフェルー
ルの外周面が真円であることが要求される。一般に、フ
ェルールとして市場で所望されるフェルールの真円度は
3.0μm以下程度が要求され、円筒度についても同様
である。
光ファイバを相互に接続する光ファイバ用コネクタが必
要となる。この光ファイバ用コネクタに使用するフェル
ールは、将来の需要増に対応して大量に生産できる方法
が検討提案されている。そのひとつとして熱可塑性有機
高分子材料による射出成形がある。しかしながら、熱可
塑性有機高分子材料による射出成形品は熱可塑性有機高
分子の熱膨張係数が大きいため成形時の金型温度により
収縮に差が生じる傾向があることは周知である。一方、
フェルールは光ファイバの中心を軸心として光ファイバ
用コネクタの円筒棒内に内挿保持されるもので、光ファ
イバの軸合わせ接続が正確に行われるためにはフェルー
ルの外周面が真円であることが要求される。一般に、フ
ェルールとして市場で所望されるフェルールの真円度は
3.0μm以下程度が要求され、円筒度についても同様
である。
【0003】従来におけるフェルール成形用金型として
は、図4および図5に示すものがあった。なお、これら
の図では材料が流れる内部空間のみを示している。すな
わち、図4ではスプルー50より製品部51へ向けて直
線状のランナー52が設けられ、1点ゲート53で製品
部51に達するように構成している。また、図5では半
円状のランナー54を経由して2点ゲート55,55で
製品部51に達するように構成している。
は、図4および図5に示すものがあった。なお、これら
の図では材料が流れる内部空間のみを示している。すな
わち、図4ではスプルー50より製品部51へ向けて直
線状のランナー52が設けられ、1点ゲート53で製品
部51に達するように構成している。また、図5では半
円状のランナー54を経由して2点ゲート55,55で
製品部51に達するように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すような一般
に採用されているランナー形状のフェルール成形金型の
温度分布を見ると、図6のグラフのようになる。すなわ
ち、このグラフから理解できるように製品部51の周辺
の金型温度について大きな不均一が発生している。この
ように、金型の各部の温度に不均一が生じると、製品冷
却の不均一が生じて製品の収縮に方向性が発生すること
があり、この場合の真円度は5〜15μm程度とするの
が限界であった。一方、所望されるフェルールの真円度
は上記のように3.0μm以下程度であり、このような
μm単位の精度が要求される製品の射出成形における金
型の温度の不均一の発生は大きな問題であった。このた
め、所望の寸法、形状のものを得るのは困難であり、良
好な真円度を持つ製品を得ることは困難であった。
に採用されているランナー形状のフェルール成形金型の
温度分布を見ると、図6のグラフのようになる。すなわ
ち、このグラフから理解できるように製品部51の周辺
の金型温度について大きな不均一が発生している。この
ように、金型の各部の温度に不均一が生じると、製品冷
却の不均一が生じて製品の収縮に方向性が発生すること
があり、この場合の真円度は5〜15μm程度とするの
が限界であった。一方、所望されるフェルールの真円度
は上記のように3.0μm以下程度であり、このような
μm単位の精度が要求される製品の射出成形における金
型の温度の不均一の発生は大きな問題であった。このた
め、所望の寸法、形状のものを得るのは困難であり、良
好な真円度を持つ製品を得ることは困難であった。
【0005】したがって、この発明の目的は、内部温度
分布の均一化を図ることにより、射出成形後の冷却時の
不均一な方向性のある収縮の発生を低減し、真円度の良
好なフェルールを得ることができるフェルール成形金型
を提供することである。
分布の均一化を図ることにより、射出成形後の冷却時の
不均一な方向性のある収縮の発生を低減し、真円度の良
好なフェルールを得ることができるフェルール成形金型
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のフェルール成
形金型は、ランナーが、製品部を取り囲むリング状部と
、このリング状部から製品部に延びる求心部とからなり
、スプルーより射出される樹脂が、リング状部を経由し
て求心部からゲートに達し製品部に流入するようにした
ことを特徴とするものである。
形金型は、ランナーが、製品部を取り囲むリング状部と
、このリング状部から製品部に延びる求心部とからなり
、スプルーより射出される樹脂が、リング状部を経由し
て求心部からゲートに達し製品部に流入するようにした
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、ランナーをリング状
部と求心部で構成し、リング状部で製品部を取り囲むよ
うにしたので、射出成形後において製品部周辺の金型温
度が均一化し、不均一な方向性のある収縮の発生が低減
される。これにより、良好な真円度を持つ製品を得るこ
とができる。
部と求心部で構成し、リング状部で製品部を取り囲むよ
うにしたので、射出成形後において製品部周辺の金型温
度が均一化し、不均一な方向性のある収縮の発生が低減
される。これにより、良好な真円度を持つ製品を得るこ
とができる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例のフェルール成形金型を
図1ないし図3に基づいて説明する。このフェルール成
形金型は射出成形に用いられるもので、図1は射出され
る熱可塑性有機高分子材料等の樹脂が流れる内部空間を
示している。すなわち、図3に示すようなフェルールと
なる製品部1を取り囲むようにリング状のランナー2が
形成してある。具体的には、このランナー2は、製品部
1を取り囲むリング状部2aと、このリング状部2aの
対向位置からゲート3,3を介して製品部1に延びる求
心部2b,2bとからなる。4はスプルーで、ランナー
2の外側に連設される。
図1ないし図3に基づいて説明する。このフェルール成
形金型は射出成形に用いられるもので、図1は射出され
る熱可塑性有機高分子材料等の樹脂が流れる内部空間を
示している。すなわち、図3に示すようなフェルールと
なる製品部1を取り囲むようにリング状のランナー2が
形成してある。具体的には、このランナー2は、製品部
1を取り囲むリング状部2aと、このリング状部2aの
対向位置からゲート3,3を介して製品部1に延びる求
心部2b,2bとからなる。4はスプルーで、ランナー
2の外側に連設される。
【0009】つぎに、上記のように構成したフェルール
成形金型の射出成形時における樹脂の流れについて説明
する。すなわち、スプルー4より射出された樹脂が、リ
ング状部2aを経由して内径方向に延びる求心部2bに
流入する。そして、この求心部2bからゲート3に達し
製品部1に流入する。図2は射出成形後の金型温度分布
を示している。同図のグラフにおいて、縦軸は温度、横
軸はグラフの下に示したフェルール成形金型の各部所に
おける対応位置を示している。これによると、製品部1
の周辺の金型温度について均一な温度分布になっている
ことがわかる。これは、ランナー2をリング状にして製
品部1を取り囲むようにしたので、製品部1の周辺にお
いて金型が一様に温められるためと考えられる。
成形金型の射出成形時における樹脂の流れについて説明
する。すなわち、スプルー4より射出された樹脂が、リ
ング状部2aを経由して内径方向に延びる求心部2bに
流入する。そして、この求心部2bからゲート3に達し
製品部1に流入する。図2は射出成形後の金型温度分布
を示している。同図のグラフにおいて、縦軸は温度、横
軸はグラフの下に示したフェルール成形金型の各部所に
おける対応位置を示している。これによると、製品部1
の周辺の金型温度について均一な温度分布になっている
ことがわかる。これは、ランナー2をリング状にして製
品部1を取り囲むようにしたので、製品部1の周辺にお
いて金型が一様に温められるためと考えられる。
【0010】このように、製品部1の周辺の金型の内部
温度を均一化したことにより、その製品冷却時において
も均一に冷却され、製品の収縮に方向性が生じることは
なく、真円度の良好なフェルールを得ることができる。 なお、3点以上のゲート3を設け、ランナー2の求心部
2bをそれに対応するように形成してもよい。
温度を均一化したことにより、その製品冷却時において
も均一に冷却され、製品の収縮に方向性が生じることは
なく、真円度の良好なフェルールを得ることができる。 なお、3点以上のゲート3を設け、ランナー2の求心部
2bをそれに対応するように形成してもよい。
【0011】
【発明の効果】この発明のフェルール成形金型によれば
、ランナーをリング状部と求心部で構成し、リング状部
で製品部を取り囲むようにしたので、射出成形後におい
て製品部周辺の金型温度が均一化し、不均一な方向性の
ある収縮の発生が低減される。これにより、良好な真円
度を持つ製品を得ることができ、需要増に対応した安価
で、高品位なフェルールを提供することができる。
、ランナーをリング状部と求心部で構成し、リング状部
で製品部を取り囲むようにしたので、射出成形後におい
て製品部周辺の金型温度が均一化し、不均一な方向性の
ある収縮の発生が低減される。これにより、良好な真円
度を持つ製品を得ることができ、需要増に対応した安価
で、高品位なフェルールを提供することができる。
【図1】この発明の一実施例のフェルール成形金型の内
部空間を示す斜視図である。
部空間を示す斜視図である。
【図2】このフェルール成形金型における各部所の温度
分布を示す説明図である。
分布を示す説明図である。
【図3】フェルールの斜視図である。
【図4】従来例のフェルール成形金型の内部空間を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】別の従来例のフェルール成形金型の内部空間を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】図5のフェルール成形金型における各部所の温
度分布を示す説明図である。
度分布を示す説明図である。
1 製品部
2 ランナー
2a リング状部
2b 求心部
3 ゲート
4 スプルー
Claims (1)
- 【請求項1】 ランナーが、製品部を取り囲むリング
状部と、このリング状部から前記製品部に延びる求心部
とからなり、スプルーより射出される樹脂が、前記リン
グ状部を経由して前記求心部からゲートに達し前記製品
部に流入するようにしたことを特徴とするフェルール成
形金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6362491A JPH04298315A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | フェルール成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6362491A JPH04298315A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | フェルール成形金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04298315A true JPH04298315A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13234674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6362491A Pending JPH04298315A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | フェルール成形金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04298315A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5482451A (en) * | 1992-12-03 | 1996-01-09 | E. I. Du Pont De Nemours | Apparatus for the preparation of optical ferrules |
US5587116A (en) * | 1992-12-03 | 1996-12-24 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for injection molding optical ferrules |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP6362491A patent/JPH04298315A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5482451A (en) * | 1992-12-03 | 1996-01-09 | E. I. Du Pont De Nemours | Apparatus for the preparation of optical ferrules |
US5568581A (en) * | 1992-12-03 | 1996-10-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Injection molded optical ferrules and apparatus and processes for the preparation thereof |
US5587116A (en) * | 1992-12-03 | 1996-12-24 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for injection molding optical ferrules |
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