JPH04294912A - 拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置 - Google Patents
拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置Info
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- JPH04294912A JPH04294912A JP8102491A JP8102491A JPH04294912A JP H04294912 A JPH04294912 A JP H04294912A JP 8102491 A JP8102491 A JP 8102491A JP 8102491 A JP8102491 A JP 8102491A JP H04294912 A JPH04294912 A JP H04294912A
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- Japan
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 14
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/0018—Drills for enlarging a hole
- B23B51/0027—Drills for enlarging a hole by tool swivelling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート躯体(壁
、天井、床等)に拡開アンカーを固着する際、予め取付
穴の内奥をアンダーカットする削成装置に関する。
、天井、床等)に拡開アンカーを固着する際、予め取付
穴の内奥をアンダーカットする削成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート躯体に設けた取付穴
に拡開アンカーを固着する際、該アンカーの拡開を容易
に行なわせると共に、高い引抜き強度(保持力)を得る
ために、予め前記取付穴の内奥を円錐台形状にアンダー
カットすることは知られている(例えば、特開平1−1
50008号公報参照)。
に拡開アンカーを固着する際、該アンカーの拡開を容易
に行なわせると共に、高い引抜き強度(保持力)を得る
ために、予め前記取付穴の内奥を円錐台形状にアンダー
カットすることは知られている(例えば、特開平1−1
50008号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなア
ンダーカットは前記取付穴の内奥所定位置に正確に設け
なければ、所期の目的を十分に達成することはできない
のであるが、現在、このアンダーカットの施工に用いら
れている削成装置はいずれも不完全で、しかも作業能率
が低いという問題点があった。
ンダーカットは前記取付穴の内奥所定位置に正確に設け
なければ、所期の目的を十分に達成することはできない
のであるが、現在、このアンダーカットの施工に用いら
れている削成装置はいずれも不完全で、しかも作業能率
が低いという問題点があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、このような取付穴のアンダーカットが正確に、しかも
きわめて容易に、かつ能率良く加工できる拡開アンカー
の取付穴の内奥をアンダーカットする削成装置を提供す
ることを目的としている。
、このような取付穴のアンダーカットが正確に、しかも
きわめて容易に、かつ能率良く加工できる拡開アンカー
の取付穴の内奥をアンダーカットする削成装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の削成装置は、ソケット部を形成する有底筒
状体の底部後側に、電動回転工具に連結する軸部を設け
た装置本体と、前記ソケット部に軸方向のみ摺動可能に
嵌挿され、かつ前記ソケット部に内装されたばね手段に
よって押し出し勝手に付勢されているカッターホルダと
、前記カッターホルダの前部に設けた受座より突出し、
かつ前記カッターホルダと同軸状に設けた案内軸と、前
記カッターホルダの後端から前記案内軸の前端まで貫通
すると共に、前記カッターホルダの軸線に対して傾斜し
たカッター取付孔と、前記カッター取付孔に摺動自在に
挿通し、かつ前端部にカッターを装着した支持棒と、一
端が前記支持棒の後端部に枢着連結され、他端が前記装
置本体に枢着連結されている連結アームとを備え、前記
案内軸をコンクリート躯体に設けた取付穴に挿入し、前
記受座を前記取付穴の入口端面に当接した姿勢で前記装
置本体を前記ばね手段に抗して前記受座側へ押動すると
、これに連動して前記支持棒が前記連結アームを介して
前記カッター取付孔に沿って押し出され、前記カッター
が前記カッター取付孔の前端開口から半径方向に突出す
るように構成されている。
に、本発明の削成装置は、ソケット部を形成する有底筒
状体の底部後側に、電動回転工具に連結する軸部を設け
た装置本体と、前記ソケット部に軸方向のみ摺動可能に
嵌挿され、かつ前記ソケット部に内装されたばね手段に
よって押し出し勝手に付勢されているカッターホルダと
、前記カッターホルダの前部に設けた受座より突出し、
かつ前記カッターホルダと同軸状に設けた案内軸と、前
記カッターホルダの後端から前記案内軸の前端まで貫通
すると共に、前記カッターホルダの軸線に対して傾斜し
たカッター取付孔と、前記カッター取付孔に摺動自在に
挿通し、かつ前端部にカッターを装着した支持棒と、一
端が前記支持棒の後端部に枢着連結され、他端が前記装
置本体に枢着連結されている連結アームとを備え、前記
案内軸をコンクリート躯体に設けた取付穴に挿入し、前
記受座を前記取付穴の入口端面に当接した姿勢で前記装
置本体を前記ばね手段に抗して前記受座側へ押動すると
、これに連動して前記支持棒が前記連結アームを介して
前記カッター取付孔に沿って押し出され、前記カッター
が前記カッター取付孔の前端開口から半径方向に突出す
るように構成されている。
【0006】削成作業中に前記カッターホルダの回転動
作を円滑にするため、前記受座にスラスト軸受を組み付
けることが好ましい。
作を円滑にするため、前記受座にスラスト軸受を組み付
けることが好ましい。
【0007】
【作用】上記構成により、前記装置本体の軸部を電動回
転工具に連結し、前記案内軸をコンクリート躯体に設け
た取付穴に挿入すると、前記受座が前記取付穴の端面に
当接して位置決めされる。次に、前記装置本体を前記ば
ね手段に抗して前記受座側へ押動すると、これに連動し
て前記支持棒が前記連結アームを介して前記カッター取
付孔に沿って押し出され、その前端に装着した前記カッ
ターが前記カッター取付孔の前端開口から半径方向に突
出する。この姿勢で前記装置本体を電動回転工具により
回転させ乍ら、コンクリ−ト躯体側へ押動すると、これ
に連動して回転運動する前記カッターが前記取付穴の壁
面を削り拡げ、円錐台形状のアンダーカット部を削成す
る。
転工具に連結し、前記案内軸をコンクリート躯体に設け
た取付穴に挿入すると、前記受座が前記取付穴の端面に
当接して位置決めされる。次に、前記装置本体を前記ば
ね手段に抗して前記受座側へ押動すると、これに連動し
て前記支持棒が前記連結アームを介して前記カッター取
付孔に沿って押し出され、その前端に装着した前記カッ
ターが前記カッター取付孔の前端開口から半径方向に突
出する。この姿勢で前記装置本体を電動回転工具により
回転させ乍ら、コンクリ−ト躯体側へ押動すると、これ
に連動して回転運動する前記カッターが前記取付穴の壁
面を削り拡げ、円錐台形状のアンダーカット部を削成す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1は本発明に係る削成装置の縦断正面図
を示し、図2は同使用状態を示している。装置本体1は
、ソケット部3を形成する有底筒状体2と、該有底筒状
体2の底部後側に連設した軸部4とを有し、軸部4を電
動回転工具(図2参照)に連結して装置本体1に回転力
を付与するようになっている。ソケット部3は横断面形
状が六角形の穴に形成されている。
を示し、図2は同使用状態を示している。装置本体1は
、ソケット部3を形成する有底筒状体2と、該有底筒状
体2の底部後側に連設した軸部4とを有し、軸部4を電
動回転工具(図2参照)に連結して装置本体1に回転力
を付与するようになっている。ソケット部3は横断面形
状が六角形の穴に形成されている。
【0010】カッターホルダ6は、ソケット部3に軸方
向のみ摺動自在に嵌挿される六角柱状に形成され、その
外周部に設けた軸方向に延びる係合溝7に、装置本体1
の有底筒状体2に螺着した止めピン8を係合させること
によって、係合溝7の範囲内で軸方向に摺動可能となっ
ており、かつソケット部3に内装したスプリング9によ
って押し出し勝手に付勢されている。なお、係合孔7と
止めピン8はカッターホルダ6の外周部に120度ずつ
位相をずらせた3箇所に設けて、装置本体1に対するカ
ッターホルダ6の軸方向への移動がスムーズに行なわれ
るようにしてある。また、カッターホルダ6の前端部に
は受座となるフランジ部10が設けられ、該フランジ部
10より突出し、かつカッターホルダ6と同軸状に設け
た案内軸11が、カッターホルダ6と一体に形成されて
いる。案内軸11は後述するコンクリート躯体31に設
けた取付穴32(図2参照)の径より若干小さい外径を
有し、長さは取付穴32内奥のアンダーカットする位置
に対応して設定されている。
向のみ摺動自在に嵌挿される六角柱状に形成され、その
外周部に設けた軸方向に延びる係合溝7に、装置本体1
の有底筒状体2に螺着した止めピン8を係合させること
によって、係合溝7の範囲内で軸方向に摺動可能となっ
ており、かつソケット部3に内装したスプリング9によ
って押し出し勝手に付勢されている。なお、係合孔7と
止めピン8はカッターホルダ6の外周部に120度ずつ
位相をずらせた3箇所に設けて、装置本体1に対するカ
ッターホルダ6の軸方向への移動がスムーズに行なわれ
るようにしてある。また、カッターホルダ6の前端部に
は受座となるフランジ部10が設けられ、該フランジ部
10より突出し、かつカッターホルダ6と同軸状に設け
た案内軸11が、カッターホルダ6と一体に形成されて
いる。案内軸11は後述するコンクリート躯体31に設
けた取付穴32(図2参照)の径より若干小さい外径を
有し、長さは取付穴32内奥のアンダーカットする位置
に対応して設定されている。
【0011】また、カッターホルダ6には、軸線に対し
て傾斜し、その後端から案内軸11の前端まで貫通して
延びるカッター取付孔12が穿設されている。該カッタ
ー取付孔12は、後述するカッター支持棒21を回り止
め状態に保持するために、後半部分のホルダ6側では断
面形状が四角形の角穴12aに形成され、一方、前半部
分の案内軸11側では角孔12aより小径の円孔12b
に形成されると共に、その前端開口12cは、案内軸1
1の前端面から側面にわたって延びている。
て傾斜し、その後端から案内軸11の前端まで貫通して
延びるカッター取付孔12が穿設されている。該カッタ
ー取付孔12は、後述するカッター支持棒21を回り止
め状態に保持するために、後半部分のホルダ6側では断
面形状が四角形の角穴12aに形成され、一方、前半部
分の案内軸11側では角孔12aより小径の円孔12b
に形成されると共に、その前端開口12cは、案内軸1
1の前端面から側面にわたって延びている。
【0012】カッターホルダ6の受座であるフランジ部
10にはスラスト軸受13が組み付けられている。該ス
ラスト軸受13は、案内軸11の基端部に回転自在に嵌
挿した軸受ケース14と、その内側底部に固装したリテ
ーナ15と、該リテーナ15とフランジ部10との間に
介装して放射状に配列したコロ16とからなり、軸受ケ
ース14をスナップリング17を介してフランジ部10
に係止保持させた構造であって、後述する削成作業中に
おけるカッターホルダ6の回転抵抗を少なくするために
設けられている。なお、図示のように、軸受ケ−ス14
に案内軸11の基端部に被嵌する案内スリーブ18を設
けておけば、使用回転時における案内軸11の磨耗を有
効に防ぐことができるばかりでなく、スラスト軸受13
を円滑に回転させることができる。
10にはスラスト軸受13が組み付けられている。該ス
ラスト軸受13は、案内軸11の基端部に回転自在に嵌
挿した軸受ケース14と、その内側底部に固装したリテ
ーナ15と、該リテーナ15とフランジ部10との間に
介装して放射状に配列したコロ16とからなり、軸受ケ
ース14をスナップリング17を介してフランジ部10
に係止保持させた構造であって、後述する削成作業中に
おけるカッターホルダ6の回転抵抗を少なくするために
設けられている。なお、図示のように、軸受ケ−ス14
に案内軸11の基端部に被嵌する案内スリーブ18を設
けておけば、使用回転時における案内軸11の磨耗を有
効に防ぐことができるばかりでなく、スラスト軸受13
を円滑に回転させることができる。
【0013】カッターの支持棒21は、前端部分に超硬
チップからなる板状のカッター22が装着されていて、
該カッター22の下端縁22aと、側縁23bが切刃と
して働く。一方、支持棒21の後端部分にはカッター取
付孔12の角孔12aに合致嵌合する角軸部23が一体
に設けられている。該支持棒21は、角軸部23を角孔
12bに嵌挿して回り止めされた状態で位置決めし、前
端のカッター22が円孔12bの前端開口12cから突
出可能な状態にしてカッターホルダ6に組み付けられる
。一方、支持棒21の角軸部23の後端には連結アーム
24の一端がピン25を介して枢着連結されている。 該連結アーム24の他端は有底筒状体2の底部に設けた
透孔26内に位置し、ピン27を介して有底筒状体2に
枢着連結されている。すなわち、支持棒21は連結アー
ム24を介して有底筒状体2に連結されていて、図1に
示すように、常態においてはカッター22が前端開口2
2cから突出しないようになっている。
チップからなる板状のカッター22が装着されていて、
該カッター22の下端縁22aと、側縁23bが切刃と
して働く。一方、支持棒21の後端部分にはカッター取
付孔12の角孔12aに合致嵌合する角軸部23が一体
に設けられている。該支持棒21は、角軸部23を角孔
12bに嵌挿して回り止めされた状態で位置決めし、前
端のカッター22が円孔12bの前端開口12cから突
出可能な状態にしてカッターホルダ6に組み付けられる
。一方、支持棒21の角軸部23の後端には連結アーム
24の一端がピン25を介して枢着連結されている。 該連結アーム24の他端は有底筒状体2の底部に設けた
透孔26内に位置し、ピン27を介して有底筒状体2に
枢着連結されている。すなわち、支持棒21は連結アー
ム24を介して有底筒状体2に連結されていて、図1に
示すように、常態においてはカッター22が前端開口2
2cから突出しないようになっている。
【0014】上記構成からなる削成装置は、図2のよう
にして使用する。
にして使用する。
【0015】まず、装置本体1の軸部4を電動回転工具
30に連結して、コンクリート躯体31に予めドリル加
工した取付穴32に案内軸11を挿入し、スラスト軸受
13の軸受ケース14を取付穴32の入口端面33に当
接支持させることにより、案内軸11の前端を取付穴3
2内奥のアンダーカットすべき箇所に正確に位置決めす
る。
30に連結して、コンクリート躯体31に予めドリル加
工した取付穴32に案内軸11を挿入し、スラスト軸受
13の軸受ケース14を取付穴32の入口端面33に当
接支持させることにより、案内軸11の前端を取付穴3
2内奥のアンダーカットすべき箇所に正確に位置決めす
る。
【0016】次に、電動回転工具30により装置本体1
を回転させながらスプリング9に抗してスラスト軸受1
3側に押動すると、これに連動して支持棒21が連結ア
ーム24を介して突き出され、前端のカッター22が取
付孔12の前端開口20cから半径方向並びに軸方向に
突出する。このようにカッター22が突出した状態にお
いて電動回転工具30により装置本体1を回転させ乍ら
、コンクリ−ト躯体31側へ押動すると、カッターホル
ダ6を介して案内軸11が回転せしめられ、案内軸11
の軸線の周りに回転運動するカッター22が取付穴32
の壁面32aを削り拡げ、円錐台形状のアンダーカット
部34を削成する。このとき、カッターホルダ6と入口
端面33との間にスラスト軸受13が介在しているので
、案内軸11の回転が円滑に行なわれる。
を回転させながらスプリング9に抗してスラスト軸受1
3側に押動すると、これに連動して支持棒21が連結ア
ーム24を介して突き出され、前端のカッター22が取
付孔12の前端開口20cから半径方向並びに軸方向に
突出する。このようにカッター22が突出した状態にお
いて電動回転工具30により装置本体1を回転させ乍ら
、コンクリ−ト躯体31側へ押動すると、カッターホル
ダ6を介して案内軸11が回転せしめられ、案内軸11
の軸線の周りに回転運動するカッター22が取付穴32
の壁面32aを削り拡げ、円錐台形状のアンダーカット
部34を削成する。このとき、カッターホルダ6と入口
端面33との間にスラスト軸受13が介在しているので
、案内軸11の回転が円滑に行なわれる。
【0017】カッター22の突出長さは装置本体1の押
動距離に比例するので、削成加工の初期においては、カ
ッター22の突出量を小さくしておき、徐々に突出量を
増して行くと、切削抵抗が非常に小さくて、容易かつ迅
速に正確なアンダーカット部34を削成加工できる。
動距離に比例するので、削成加工の初期においては、カ
ッター22の突出量を小さくしておき、徐々に突出量を
増して行くと、切削抵抗が非常に小さくて、容易かつ迅
速に正確なアンダーカット部34を削成加工できる。
【0018】所定のアンダーカット部34が加工された
のち、装置本体1の押圧作用を解除すると、スプリング
9によってカッターホルダ6が押し戻され、相対的に支
持棒21が連結アーム24を介して装置本体1側に引き
戻される。その結果、カッター22が前端開口22Cよ
り内側に後退するので、案内軸11を取付穴32から抜
き出して、施工が完了する。
のち、装置本体1の押圧作用を解除すると、スプリング
9によってカッターホルダ6が押し戻され、相対的に支
持棒21が連結アーム24を介して装置本体1側に引き
戻される。その結果、カッター22が前端開口22Cよ
り内側に後退するので、案内軸11を取付穴32から抜
き出して、施工が完了する。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているか
ら、コンクリート躯体に設けた取付穴の内奥所定位置に
正確なアンダーカット部をきわめて容易に、かつ能率よ
く加工できる。
ら、コンクリート躯体に設けた取付穴の内奥所定位置に
正確なアンダーカット部をきわめて容易に、かつ能率よ
く加工できる。
【0020】また、本発明装置は電動回転工具によって
装置本体に回転力を付与するだけで施工できるので、電
動ハンマードリルなどで軸方向の打撃力と回転力を付与
しなければならない従来装置に比べて、極めて静粛に削
成作業が行なえる。このことは既設の建築物に施工する
場合に特に有利である。
装置本体に回転力を付与するだけで施工できるので、電
動ハンマードリルなどで軸方向の打撃力と回転力を付与
しなければならない従来装置に比べて、極めて静粛に削
成作業が行なえる。このことは既設の建築物に施工する
場合に特に有利である。
【図1】本発明に係る削成装置の一部縦断正面図である
。
。
【図2】同使用状態を示す一部縦断正面図である。
1 装置本体
2 有底筒状体
3 ソケット部
4 軸部
6 カッターホルダ
9 スプリング
10 フランジ部(受座)
11 案内軸
12 カッター取付孔
12c 前端開口
13 スラスト軸受
21 支持棒
22 カッター
24 連結アーム
30 電動回転工具
31 コンクリート躯体
32 取付穴
34 アンダーカット部
Claims (3)
- 【請求項1】 ソケット部を形成する有底筒状体の底
部後側に、電動回転工具に連結する軸部を設けた装置本
体と、前記ソケット部に軸方向のみ摺動可能に嵌挿され
、かつ前記ソケット部に内装されたばね手段によって押
し出し勝手に付勢されているカッターホルダと、前記カ
ッターホルダの前部に設けた受座より突出し、かつ前記
カッターホルダと同軸状に設けた案内軸と、前記カッタ
ーホルダの後端から前記案内軸の前端まで貫通すると共
に、前記カッターホルダの軸線に対して傾斜したカッタ
ー取付孔と、前記カッター取付孔に摺動自在に挿通し、
かつ前端部にカッターを装着した支持棒と、一端が前記
支持棒の後端部に枢着連結され、他端が前記装置本体に
枢着連結されている連結アームとを備え、前記案内軸を
コンクリート躯体に設けた取付穴に挿入し、前記受座を
前記取付穴の入口端面に当接した姿勢で前記装置本体を
前記ばね手段に抗して前記受座側へ押動すると、これに
連動して前記支持棒が前記連結アームを介して前記カッ
ター取付孔に沿って押し出され、前記カッターが前記カ
ッター取付孔の前端開口から半径方向に突出するように
構成されている拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカ
ットする削成装置。 - 【請求項2】 前記受座にスラスト軸受が組み付けら
れている請求項1記載の拡開アンカーの取付穴内奥をア
ンダーカットする削成装置。 - 【請求項3】 前記本体のソケット部及び前記カッタ
ーホルダの横断面形状が六角形である請求項1又は2項
記載の拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする
削成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8102491A JPH04294912A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8102491A JPH04294912A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04294912A true JPH04294912A (ja) | 1992-10-19 |
Family
ID=13734912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8102491A Pending JPH04294912A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04294912A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019159740A1 (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社ミヤナガ | 拡径孔部の穿孔装置 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP8102491A patent/JPH04294912A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019159740A1 (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社ミヤナガ | 拡径孔部の穿孔装置 |
JP2019136981A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社ミヤナガ | 拡径孔部の穿孔装置 |
CN111372741A (zh) * | 2018-02-14 | 2020-07-03 | 株式会社宫永 | 扩径孔部的穿孔装置 |
CN111372741B (zh) * | 2018-02-14 | 2022-05-31 | 株式会社宫永 | 扩径孔部的穿孔装置 |
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