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JPH04272226A - 高強力・高弾性率複合繊維 - Google Patents

高強力・高弾性率複合繊維

Info

Publication number
JPH04272226A
JPH04272226A JP5825391A JP5825391A JPH04272226A JP H04272226 A JPH04272226 A JP H04272226A JP 5825391 A JP5825391 A JP 5825391A JP 5825391 A JP5825391 A JP 5825391A JP H04272226 A JPH04272226 A JP H04272226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
polymer
fiber
fibers
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5825391A
Other languages
English (en)
Inventor
Junyo Nakagawa
潤洋 中川
Toru Saneto
徹 実藤
Yukio Sugita
杉田 幸男
Yoshio Kishino
岸野 喜雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP5825391A priority Critical patent/JPH04272226A/ja
Publication of JPH04272226A publication Critical patent/JPH04272226A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Artificial Filaments (AREA)
  • Multicomponent Fibers (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐疲労性、染色性に優
れた高強力・高弾性率繊維に関するものであり、本発明
繊維は一般産業資材用途のみならず、スポーツ、防護衣
料等の分野においても広く用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、溶融液晶ポリマーの研究開発が盛
んとなり、これらのポリマーを溶融紡糸した高強力・高
弾性率繊維が知られている(例えば、特開昭61−17
4408号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の繊維化方法、す
なわち溶融液晶からの紡糸によると従来の汎用合成繊維
に比べ著しく高い強度と弾性率を有する有機繊維を得る
ことができるが、これらの繊維は何ずれもポリマー分子
鎖が繊維軸方向に高度に配向している。一方、繊維軸に
対し直角の断面方向では、弱い分子間力が働くだけで力
学的に弱い繊維構造となる。このように、繊維の強度、
弾性率を上げるため、ポリマー分子鎖の配向度を極度に
向上させると、繊維軸方向にフィブリルが発達する。フ
ィブリル間の相互作用は小さいため、繰返し屈曲変形や
摩擦の負荷がかかるようなところで使用される用途分野
においては耐久性の点で問題となる。
【0004】一方、屈曲性高分子からなるナイロン繊維
、ポリエステル繊維は比較的屈曲変形、摩擦に対して優
れた耐久性を示すが、引張強度、弾性率等の力学的性質
が液晶繊維等と比較すると著しく低い。これらの問題を
解決するため、例えば鞘成分をポリエステル、ナイロン
等の屈曲性高分子とし、芯成分を液晶ポリマーとする複
合繊維も考えられるが、芯成分の液晶性ポリマーは延伸
が実質的に出来ないため、鞘成分ポリマーは、未配向で
実質的に結晶化していない状態であり、本来の性能が発
揮されず、簡単な摩耗で芯鞘の剥離をおこし実用に耐え
ないものであった。
【0005】本発明者らは、延伸することなしに屈曲性
高分子からなる鞘成分を配向結晶化することについて鋭
意研究を進めて本発明を見出したものである。以下、本
発明をさらに詳細にかつ具体的に説明する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は芯成分が光学的
異方性溶融相を形成し得る芳香族ポリエステル、鞘成分
が配向結晶化している屈曲性高分子からなる高強力・高
弾性率複合繊維である。
【0007】本発明に言う異方性溶融相を形成し得る芳
香族ポリエステルとは、芳香族ジオール、芳香族ジカル
ボン酸、芳香族ヒドロキシカルボン酸等より得られるポ
リマーであり、溶融相で光学的異方性(液晶性)を示す
ものである。このような特性はホットステージ上の試料
を窒素雰囲気下で昇温しその透過光を観察することによ
り容易に認定することができる。本発明に用いられる異
方性溶融成分Aは下記に示す反復成分の組合せからなる
ものである。
【0008】
【化1】
【0009】また、上記反復成分に10モル%以下の他
の成分を共重合していてもよい。特に好ましくは、次に
示す(E),(F)の反復構成単位から成る部分が65
重量%以上であるポリマーであり、特に(F)の成分が
5〜45%である芳香族ポリエステルが好ましい。
【0010】
【化2】
【0011】A成分中には、その強力が実質的に低下し
ない範囲で他のポリマーあるいは添加剤等を含んでいて
も良い。本発明に言う屈曲性高分子とは、ポリオレフィ
ン、ポリアミド、ポリエステル、ポリアリレート、ポリ
カーボネイト、ボリフェニレンサイファイド、ポリエス
テルエーテルケトン等の繊維形成能を有するポリマーで
ある。好ましい鞘成分としては、芯成分の紡糸温度で、
分解等がおこらず複合紡糸が可能であるポリマーであり
、芯成分として、[E]と[F]の共重合体を用いた場
合、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレン
サルファイド、ポリエステルエーテルケトン等である。 これらの鞘成分のポリマーには通常使用される添加剤(
顔料、カーボン、熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、螢光
増白剤等)が含まれていてもよい。
【0012】本発明に言う複合繊維の好ましい複合比率
は、芯成分の断面積をA、鞘成分の断面積をBとすると
き、B/(A+B)=0.05〜0.6の範囲である。 面積比は、繊維横断面の顕微鏡写真から求めた芯、鞘部
の面積から求める。ここで面積比が0.05未満では鞘
成分による被覆が十分でなく、一部芯が露出したり、摩
擦、摩耗により容易に鞘成分が剥れたりする場合があり
、逆に0.6を越えると芯成分の比率が減少し、結果と
して強度、弾性率が低下し本発明の主旨からはずれる場
合がある。
【0013】本発明に言う、鞘成分ポリマーが“配向結
晶化している”とは、繊維を平行に並べ広角X線回折を
行ったとき、ハローあるいはリング状の回折パターンで
はなく、明らかに微結晶の配向を示す繊維図を与えるこ
とである。配向結晶性の著しく低い繊維の広角X線回折
像は、散漫な非晶性ハローを示し、配向結晶化の進行に
伴ない非晶性ハローが赤道方向に集中してくる。この様
な異方性の出現は、配向中間相と呼ばれる構造が形成さ
れ、それが発達し配向結晶化構造に移ると考えられる。 本発明に言う配向結晶化をより明確にするには、結晶配
向度の実用的簡便法として、呉,久保等により提案され
ている(工業化学39,929(1939))次のfc
で示すことができる。すなわち、赤道線上に最も強い反
射のデバイ環に沿って測定された強度分布の半価幅Hを
求め、次式より算出する。 fc=(180−H)/180 本発明に言う配向結晶化とは、fcが0.7以上を言う
【0014】配向結晶化した繊維は次の方法によって得
られる。複合繊維を得るには、公知の方法、例えば図1
の装置で紡糸される。断面形状は図2に示す如く、鞘成
分が表面をほぼ覆っている形状であれば良い。紡糸温度
は、芯鞘各成分の融点の高い方より更に10℃以上高い
温度で行うことが好ましい。芯成分は、高配向度を得る
ため吐出時の剪断速度(γ)を103sec−1以上に
することが好ましい。より好ましくは104sec−1
以上である。本発明に言う剪断速度(γ)とは、ノズル
径をr(cm)、単孔当りのポリマー吐出量をQ(cm
3/sec)とするとき γ=4Q/πr3(sec−1) で計算される。
【0015】本発明者らの検討によると芯成分は、紡糸
ドラフト(D)による再配向はほとんどなく、ドラフト
による急激な配向を生ずるのは、屈曲性ポリマーである
鞘成分のみである。本発明による紡糸ドラフト(D)と
は、次式で示される値である。 D=Vt/Vo ただし、Vo:ノズルを出るポリマーの吐出速度(m/
分) Vt:紡糸巻取速度(紡糸速度)(m/分)本発明の繊
維を得るにはD>30とすることが好ましい。更に、本
発明の鞘成分が配向結晶化した複合繊維を得るには、紡
糸速度が重要な因子であり、鞘成分ポリマーの配向結晶
化速度によっても異なるが例えば、ポリエチレンテレフ
タレートの場合はVt>4000m/分、ポリエチレン
ナフタレートはVt>5000m/分、ポリフェニレン
サルファイドはVt>2500m/分である。
【0016】本発明の複合繊維は、紡糸しただけで既に
十分な強度、弾性率を有しているが、弛緩熱処理や緊張
熱処理により性能をさらに向上させることができる。熱
処理は、窒素等の不活性雰囲気や、空気の如き酸素含有
の活性雰囲気中または、減圧下で行うことが可能である
。熱処理雰囲気は露点が−40℃以下の気体が好ましい
。好ましい温度条件としては、鞘成分の融点以下でかつ
、芯成分の融点マイナス40℃以下から順次昇温して行
くパターンが挙げられる。処理時間は、目的の性能によ
り数秒が数十時間行うことが出来る。
【0017】熱の供給は、気体等の媒体を行う場合、加
熱板、赤外ヒーター等による輻射を利用する方法、熱ロ
ーラ、プレート等に接触して行う方法、高周波等を利用
した内部加熱方法等がある。処理は、目的により、緊張
下あるいは無緊張下で行なわれる。処理の形状は、カセ
状、チーズ状、トウ状(例えば金網等にのせて行う)、
あるいはローラ間の連続処理によって行なわれる。繊維
の形態は、フィラメント、カットファイバーいずれも可
能である。緊張熱処理は、芯成分の融点より60℃以上
低い温度で、切断強力の10〜50%の張力で行うこと
が好都合であり、この処理で弾性率および耐疲労性が更
に改善される。
【0018】本発明は、芯成分が溶融液晶ポリマーから
なり、鞘成分が配向結晶化した屈曲性ポリマーからなっ
ているため、高強度、高弾性率、寸法安定性等の性能を
保持し、溶融液晶ポリマーからなる繊維の最大の欠点で
あった表面フィブリル化、耐摩耗性、耐圧縮疲労性、耐
候性等を著しく改良された繊維である。
【0019】本発明繊維を用いた産業上の利用例として
は次の様なものが挙げられる。 1.樹脂補強用(カーボン、ガラス繊維との複合化)に
使用されるもの スキー板、ゴルフクラブやゲートボールのヘッドおよび
シャフト、テニスやバトミントンのラケットフレーム、
ヘルメット、バット、メガネフレーム、プリント基盤、
モーター回転子のスロット、絶縁物、パイプ、高圧容器
、自動車、自動二輪車、二輪車、列車、船、飛行機、宇
宙船等の一次あるいは二次構造体 2.ゴム補強用に使用されるもの タイヤ、ベルト、各種タイミングベルト、ホースのゴム
補強用資材 3.パルプ状で使用されるもの 1)摩耗材(他繊維との混合使用、樹脂の補強)、ブレ
ーキライニング、クラッチフェーシング、軸受け2)そ
の他 パッキン材、ガスケット、濾過材、研磨材4.カットフ
ァイバー、チョップドヤーン状で使用されるもの 紙(絶縁紙、耐熱紙)、スピーカー用振動材、セメント
補強材、樹脂補強材 5.フィラメント、紡績糸ヤーン状で使用されるものコ
ントロールケーブル、ヒーター線芯糸、テンションメン
バー(光ファイバー、ヘッドホーンコード等)、ロープ
、コード、ザイル、命綱、釣糸、延網6.織物あるいは
編物状で使用されるものスクリーン紗、コンベアベルト
、ヨットセール、テント、膜類、防弾チョッキ、安全手
袋、安全ネット、耐熱耐炎服、前掛け等保護具、ゴム補
強用基布、自動車、列車、船、飛行機、宇宙船等の内張
等が挙げられる。
【0020】本発明に言うフィブリル化とは、ヤーンを
100gの張力下で三点のチタンガイドに通し、100
m/minで1時間走行させた時のガイドに付着するフ
ィブリルの量により、多いものを×、全く出ないものを
○、中間を△として評価した。本発明に言う耐疲労性強
力保持率とは、約1500dr(500dr×3本)の
ヤーンを、下撚280T/m、上撚280T/mの双糸
とし、コードをつくり、ゴム中に包埋して行うベルト屈
曲テスト法で25万回処理した後の強力保持率で評価し
た。
【0021】本発明に言う摩耗性とは、試料ヤーンを1
0本引揃え、反転回転体と他端の滑車とに1.5回ヨリ
合せ、8の字状にセットし滑車に3kgの荷重をかけ、
反転回転体でヤーンを往復ヨリ合せ摩耗させ切断までの
回数を求める繊維間摩耗と、1/10g/dの荷重をか
け、直径10cmの丸砥石(回転数:100回/分、接
触角:100度)で切断までの回数で示すグラインダー
摩耗テストの両者で評価した。以下、実施例により本発
明をより具体的に説明するが、本発明は、これにより限
定されるものではない。
【0022】
【実施例】実施例1 芯成分として前記構成単位(E)と(F)が73/27
モル%比である全芳香族ポリエステルポリマーを用いた
。このポリマーの物性は、 ηinh=5.6dl/g Mp    =279℃ である。対数粘度(ηinh)は次のようにして求めた
。試料をペンタフルオロフェノールに0.1重量%溶解
し(60〜80℃)、60℃の恒温槽中でウベローデ型
毛管粘度計(例えば高分子学会編“高分子科学実験法”
東京化学同人P179(1986)東京)で測定する。 溶媒の流下時間は107秒である。 ηinh=[ln(ηrel)]/C また芯ポリマーの融点(Mp)は、メトラー社製TA−
3000DSCで求めた吸熱ピーク温度である。
【0023】鞘成分として[η](フェノールとテトラ
クロロエタンの等量混合溶媒を用い30℃の恒温槽中で
ウッペローデ型粘度計を使用して測定した極限粘度)=
0.72dl/gのポリエチレンテレフタレートを用い
、芯成分と鞘成分の重量比3:1で、図1に示す50ホ
ールの口金より温度310℃で複合紡糸した。ノズル径
は、0.25mmφで、巻取速度4500m/分で25
0デニールのフィラメントを得た。γ=21.7×10
3sec−1、D=111倍、Vt=4500m/分で
あり、得られた繊維性能は 強度(DT)      :9.3g/d伸度(DE)
      :2.3% 弾性率(IM)    :480g/d断面積比   
       :0.25結節強度(KT)  :5.
6g/d ループ強度(LT):7.3g/d であった。このものを平行に並べ厚み約0.5mmの短
冊状の試料をつくり、広角X線回折写真を撮った。鞘成
分のポリエチレンテレフタレートは明らかに配向結晶化
した繊維図を与えており、(−1,1,0)面の方位角
方向の強度分布より測定したfcは0.81であった。
【0024】比較例1 実施例1と同様の芯鞘成分を用い、紡糸ドラフトD=2
5倍、巻取速度3500m/分で行ったこと以外、本質
的に同様の方法で250デニールのフィラメントを得た
。得られた繊維の性能は、 強度(DT)      :8.2g/d伸度(DE)
      :1.9% 弾性率(IM)    :447g/d断面積比   
       :0.25結節強度(KT)  :2.
3g/d ループ強度(LT):4.7g/d であった。このものを実施例1と同様の広角X線回折写
真を撮ったところ、ポリエチレンテレフタレートの回折
は、散漫な非晶性ハローからなるリング状パターンから
なっていた。最大強度を与える2θ=21°の方位角方
向の強度分布より測定したfcは0.52であり、配向
結晶化が十分行なわれていないことがわかった。性能面
では、結節強度、ループ強度が著しく劣っていた。
【0025】実施例2 芯成分として、実施例1と同一の溶融液晶性ポリマーを
用い、鞘成分として[η](パラクロロフェノールとテ
トラクロロエタンの等量混合溶媒を用い30℃の恒温槽
中でウッペローデ型粘度計を使用して測定した極限粘度
)=0.68dl/gのポリエチレンナフタレートを用
い、芯成分と鞘成分の重量比3:1で50ホールの口金
を用い、温度318℃で複合紡糸した。巻取速度630
0m/分で250デニールのフィラメントを得た。紡糸
ドラフトはD=173倍であった。得られた繊維の性能
は、 強度(DT)      :10.2g/d伸度(DE
)      :2.3% 弾性率(IM)    :502g/d断面積比   
       :0.25結節強度(KT)  :6.
2g/d ループ強度(LT):8.7g/d であった。実施例1と同様の方法で広角X線回折を行な
いfcを求めたところ0.93であった。この原糸をネ
ット上に乗せ、上部より加熱されたN2ガスを吹きつけ
る方法で230℃で10時間、270℃で10時間熱処
理した。熱処理後もfcに変化は認められなかった。得
られた繊維の物性を表1に示す。
【0026】比較例2 実施例2と同様の芯鞘成分を用い、巻取速度1000m
/分で行ったこと以外、本質的に同様の方法で250デ
ニールフィラメントを得た。得られた繊維の性能は、強
度(DT)      :8.8g/d伸度(DE) 
     :2.2% 弾性率(IM)    :438g/d断面積比   
       :0.25結節強度(KT)  :3.
2g/d ループ強度(LT):5.9g/d であった。このものの広角X線回折は、鞘成分のポリエ
チレンナフタレートの回折は、リング状のハローをなし
ており、比較例1と同様の方法で求めたfcは0.46
であった。この原糸を実施例2と同様の方法で熱処理を
行った。熱処理中にヤーン間の微膠着がおこり工程中で
鞘成分が剥離し毛羽立つ部分が見られた。この繊維の広
角X線回折では、ポリエチレンテレフタレートの回折は
、リング状をなしており、結晶化はしているが配向はし
ていないと判断される。得られた繊維の性能を表1に示
す。
【0027】
【表1】
【0028】比較例2では、鞘成分が配向結晶化してい
ないため、脆く、かつ膠着部があるため、摩耗等で鞘成
分の剥離をおこすためか、期待された性能が発揮されて
いない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合繊維製造に用いられる紡糸装置の
一例の模式図である。
【図2】本発明の代表的な複合繊維の断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  芯成分が光学的異方性溶融相を形成し
    得る芳香族ポリエステル、鞘成分が配向結晶化している
    屈曲性高分子である複合繊維。
JP5825391A 1991-02-27 1991-02-27 高強力・高弾性率複合繊維 Pending JPH04272226A (ja)

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