JPH04254302A - 機能修正用角形チップ抵抗器およびそのトリミング方法 - Google Patents
機能修正用角形チップ抵抗器およびそのトリミング方法Info
- Publication number
- JPH04254302A JPH04254302A JP3009640A JP964091A JPH04254302A JP H04254302 A JPH04254302 A JP H04254302A JP 3009640 A JP3009640 A JP 3009640A JP 964091 A JP964091 A JP 964091A JP H04254302 A JPH04254302 A JP H04254302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trimming
- resistance value
- electrode layer
- chip resistor
- rectangular chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009966 trimming Methods 0.000 title claims abstract description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 claims description 26
- 238000012986 modification Methods 0.000 claims description 26
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 21
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 7
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 5
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- 238000009713 electroplating Methods 0.000 description 3
- KJTLSVCANCCWHF-UHFFFAOYSA-N Ruthenium Chemical compound [Ru] KJTLSVCANCCWHF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910020816 Sn Pb Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910020922 Sn-Pb Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910008783 Sn—Pb Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910052707 ruthenium Inorganic materials 0.000 description 2
- WOCIAKWEIIZHES-UHFFFAOYSA-N ruthenium(iv) oxide Chemical compound O=[Ru]=O WOCIAKWEIIZHES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000005388 borosilicate glass Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高密度配線回路に用いら
れ、回路に実装後、抵抗値をレーザートリミングにより
修正することにより回路動作を修正する、機能修正用角
形チップ抵抗器およびそのトリミング方法に関するもの
である。
れ、回路に実装後、抵抗値をレーザートリミングにより
修正することにより回路動作を修正する、機能修正用角
形チップ抵抗器およびそのトリミング方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の軽薄短小化に対する要
求がますます増大していく中、回路基板の配線密度を高
めるため、抵抗素子には非常に小型な抵抗器が多く用い
られるようになってきた。また、近年の高密度化はチッ
プボリュームまでおよび、チップボリュームの置き換え
として機能修正用角形チップ抵抗器が多く用いられるよ
うになってきている。
求がますます増大していく中、回路基板の配線密度を高
めるため、抵抗素子には非常に小型な抵抗器が多く用い
られるようになってきた。また、近年の高密度化はチッ
プボリュームまでおよび、チップボリュームの置き換え
として機能修正用角形チップ抵抗器が多く用いられるよ
うになってきている。
【0003】従来の厚膜タイプの機能修正用角形チップ
抵抗器の構造の一例を、図4(a)に示す。
抵抗器の構造の一例を、図4(a)に示す。
【0004】従来の機能修正用角形チップ抵抗器は96
アルミナ基板20上に形成された一対の厚膜電極による
上面電極層21と、前記上面電極層21と接続するよう
に形成されたルテニウム系厚膜抵抗による抵抗層22と
、抵抗層を覆うガラス層24と、上面電極層21の一部
と重なる端面電極層23とからなっており、露出電極面
には半田付け性を確保するためにNiめっき層25と半
田めっき層26を電解めっきにより形成している。
アルミナ基板20上に形成された一対の厚膜電極による
上面電極層21と、前記上面電極層21と接続するよう
に形成されたルテニウム系厚膜抵抗による抵抗層22と
、抵抗層を覆うガラス層24と、上面電極層21の一部
と重なる端面電極層23とからなっており、露出電極面
には半田付け性を確保するためにNiめっき層25と半
田めっき層26を電解めっきにより形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この機能修正用角形チ
ップ抵抗器は回路実装後にレーザートリミングを行うが
、このときのトリミング寸法と抵抗値の関係は一般に図
4(b)のように表せる。
ップ抵抗器は回路実装後にレーザートリミングを行うが
、このときのトリミング寸法と抵抗値の関係は一般に図
4(b)のように表せる。
【0006】トリミング寸法が大きくなり、抵抗体の残
り幅が少なくなると抵抗値の上昇が急になり、最後には
断線に至ってしまう。このとき、目標とする抵抗値を超
えた場合、トリミングにより抵抗値を下げることができ
ないので、再度修正を行う場合はプリント基板に実装し
た機能修正用角形チップ抵抗器を取り替える必要があり
、従来の半固定ボリュームに比べ扱いにくいという課題
があった。
り幅が少なくなると抵抗値の上昇が急になり、最後には
断線に至ってしまう。このとき、目標とする抵抗値を超
えた場合、トリミングにより抵抗値を下げることができ
ないので、再度修正を行う場合はプリント基板に実装し
た機能修正用角形チップ抵抗器を取り替える必要があり
、従来の半固定ボリュームに比べ扱いにくいという課題
があった。
【0007】本発明は、このような課題を解決するもの
で、目標とする抵抗値を超えても、機能修正用角形チッ
プ抵抗器をプリント基板から取り外すことなく、抵抗値
を一旦下げ、再度レーザートリミングを行うことを可能
とする機能修正用角形チップ抵抗器を提供することを目
的とする。
で、目標とする抵抗値を超えても、機能修正用角形チッ
プ抵抗器をプリント基板から取り外すことなく、抵抗値
を一旦下げ、再度レーザートリミングを行うことを可能
とする機能修正用角形チップ抵抗器を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、角板形の絶縁性の焼結基板と、前記焼結
基板上の少なくとも一方の面上の、相対向する2対以上
の電極部と、前記電極部全てに電気的に接続する抵抗層
を有した抵抗器において、回路に接続した最端部の電極
間の前記抵抗層側からトリミングを開始し、目標とする
抵抗値を超えた場合、トリミングを開始した側の電極部
と隣接する電極部間を電気的に接続し、一旦回路に接続
した電極間の抵抗値を下げ、その後再トリミングを行う
ことを特徴とするものである。
に、本発明は、角板形の絶縁性の焼結基板と、前記焼結
基板上の少なくとも一方の面上の、相対向する2対以上
の電極部と、前記電極部全てに電気的に接続する抵抗層
を有した抵抗器において、回路に接続した最端部の電極
間の前記抵抗層側からトリミングを開始し、目標とする
抵抗値を超えた場合、トリミングを開始した側の電極部
と隣接する電極部間を電気的に接続し、一旦回路に接続
した電極間の抵抗値を下げ、その後再トリミングを行う
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、目標とする抵抗値を超えた場
合、トリミングを開始した側の電極部と隣接する電極部
間を電気的に接続し、一旦回路に接続した電極間の抵抗
値を下げ、その後再トリミングを行うことができるので
、目標とする抵抗値を超えても、機能修正用角形チップ
抵抗器をプリント基板から取り外すことなく、抵抗値の
手直しを行い、再度レーザートリミングを行うことを可
能とする機能修正用角形チップ抵抗器を提供できるもの
である。
合、トリミングを開始した側の電極部と隣接する電極部
間を電気的に接続し、一旦回路に接続した電極間の抵抗
値を下げ、その後再トリミングを行うことができるので
、目標とする抵抗値を超えても、機能修正用角形チップ
抵抗器をプリント基板から取り外すことなく、抵抗値の
手直しを行い、再度レーザートリミングを行うことを可
能とする機能修正用角形チップ抵抗器を提供できるもの
である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例の機能修正用角形チ
ップ抵抗器について、図1(a),(b)を用いて説明
する。
ップ抵抗器について、図1(a),(b)を用いて説明
する。
【0011】図1(a)は本発明の一実施例を示す表面
からみた斜視図であり、図1(b)は同実施例を示す裏
面からみた斜視図である。
からみた斜視図であり、図1(b)は同実施例を示す裏
面からみた斜視図である。
【0012】図1(a),(b)において、本実施例の
機能修正用角形チップ抵抗器は、96アルミナ基板10
と、前記96アルミナ基板10の表面の長辺側に相対向
するように形成されそれぞれ隣り合って設けられた銀系
厚膜の一対の第1上面電極層1と、一対の第2上面電極
層2、一対の第3上面電極層3と、これに対応するよう
に形成された前記96アルミナ基板10の裏面上の第1
裏面電極層13、第2裏面電極層14、第3裏面電極層
15と、前記第1上面電極層1、第2上面電極層2およ
び前記第3上面電極層3の一部に重なるルテニウム系厚
膜の抵抗層5と、前記抵抗層5を完全に覆うガラス層6
と、前記第1上面電極層1と前記第1裏面電極層13、
前記第2上面電極層2と前記第2裏面電極層14、前記
第3上面電極層2と前記第3上面電極層15とを電気的
に接続する銀系厚膜の端面電極層16より構成される。 なお、露出電極面には半田付け性を向上させるために、
Niめっき層とSn−Pbめっき層を電解めっきにより
施している。
機能修正用角形チップ抵抗器は、96アルミナ基板10
と、前記96アルミナ基板10の表面の長辺側に相対向
するように形成されそれぞれ隣り合って設けられた銀系
厚膜の一対の第1上面電極層1と、一対の第2上面電極
層2、一対の第3上面電極層3と、これに対応するよう
に形成された前記96アルミナ基板10の裏面上の第1
裏面電極層13、第2裏面電極層14、第3裏面電極層
15と、前記第1上面電極層1、第2上面電極層2およ
び前記第3上面電極層3の一部に重なるルテニウム系厚
膜の抵抗層5と、前記抵抗層5を完全に覆うガラス層6
と、前記第1上面電極層1と前記第1裏面電極層13、
前記第2上面電極層2と前記第2裏面電極層14、前記
第3上面電極層2と前記第3上面電極層15とを電気的
に接続する銀系厚膜の端面電極層16より構成される。 なお、露出電極面には半田付け性を向上させるために、
Niめっき層とSn−Pbめっき層を電解めっきにより
施している。
【0013】次に、本実施例の製造方法について説明す
る。まず、耐熱性および絶縁性に優れた96アルミナ基
板10を受け入れる。このアルミナ基板10には短冊状
および個片状に分割するために、分割のための溝(グリ
ーンシート時に金型成形)が形成され、更に端面電極層
16を形成するべき透孔が形成されている。次に、前記
96アルミナ基板10の表面に第1上面電極層1および
第2上面電極層2および第3上面電極層3を形成する厚
膜銀ペーストをスクリーン印刷・乾燥し、更に、前記9
6アルミナ基板10の裏面に第1裏面電極層13および
第2裏面電極層14および第3裏面電極層15を形成す
る厚膜銀ペーストをスクリーン印刷・乾燥した。このと
きそれぞれの印刷では印刷時に透孔への吸引を行ってい
るので、端面電極層16を形成するための厚膜銀系ペー
ストも同時にスルーホール印刷乾燥されている。更にそ
の後ベルト式連続焼成炉によって850℃の温度で、ピ
ーク時間6分、IN−OUT45分のプロファイルによ
って焼成し、第1上面電極層1,第2上面電極層2,第
3上面電極層3,第1裏面電極層13,第2裏面電極層
14および第3裏面電極層15を同時に形成した。これ
により第1上面電極層1と第1裏面電極層13が、また
、第2上面電極層2と第2裏面電極層14が、更に、第
3上面電極層3と第3裏面電極層15が端面電極層16
により電気的に接続されることになる。
る。まず、耐熱性および絶縁性に優れた96アルミナ基
板10を受け入れる。このアルミナ基板10には短冊状
および個片状に分割するために、分割のための溝(グリ
ーンシート時に金型成形)が形成され、更に端面電極層
16を形成するべき透孔が形成されている。次に、前記
96アルミナ基板10の表面に第1上面電極層1および
第2上面電極層2および第3上面電極層3を形成する厚
膜銀ペーストをスクリーン印刷・乾燥し、更に、前記9
6アルミナ基板10の裏面に第1裏面電極層13および
第2裏面電極層14および第3裏面電極層15を形成す
る厚膜銀ペーストをスクリーン印刷・乾燥した。このと
きそれぞれの印刷では印刷時に透孔への吸引を行ってい
るので、端面電極層16を形成するための厚膜銀系ペー
ストも同時にスルーホール印刷乾燥されている。更にそ
の後ベルト式連続焼成炉によって850℃の温度で、ピ
ーク時間6分、IN−OUT45分のプロファイルによ
って焼成し、第1上面電極層1,第2上面電極層2,第
3上面電極層3,第1裏面電極層13,第2裏面電極層
14および第3裏面電極層15を同時に形成した。これ
により第1上面電極層1と第1裏面電極層13が、また
、第2上面電極層2と第2裏面電極層14が、更に、第
3上面電極層3と第3裏面電極層15が端面電極層16
により電気的に接続されることになる。
【0014】次に、第1上面電極層1と第2上面電極層
2と第3上面電極層3の一部に重なるように、RuO2
を主成分とする厚膜抵抗ペーストをスクリーン印刷・乾
燥し、ベルト式連続焼成炉により850℃の温度でピー
ク時間6分、IN−OUT時間45分のプロファイルに
よって焼成し、抵抗層5を形成した。続いて、前記抵抗
層5を完全に覆うように、ホウケイ酸鉛系ガラスペース
ト(透明)をスクリーン印刷・乾燥し、ベルト式連続焼
成炉によって590℃の温度で、ピーク時間6分、IN
−OUT50分の焼成プロファイルによって焼成し、ガ
ラス層6を形成した。次に96アルミナ基板1を短冊状
に分割し、短冊状アルミナ基板を得た。次に、電極めっ
きの準備工程として、短冊上アルミナ基板を個片状に分
割し、個片状アルミナ基板を得た。そして最後に、露出
している電極面の半田付け時の電極喰われの防止および
半田付けの信頼性の確保のため、電解めっきによってN
iめっき層とSn−Pbのめっき層を形成した。
2と第3上面電極層3の一部に重なるように、RuO2
を主成分とする厚膜抵抗ペーストをスクリーン印刷・乾
燥し、ベルト式連続焼成炉により850℃の温度でピー
ク時間6分、IN−OUT時間45分のプロファイルに
よって焼成し、抵抗層5を形成した。続いて、前記抵抗
層5を完全に覆うように、ホウケイ酸鉛系ガラスペース
ト(透明)をスクリーン印刷・乾燥し、ベルト式連続焼
成炉によって590℃の温度で、ピーク時間6分、IN
−OUT50分の焼成プロファイルによって焼成し、ガ
ラス層6を形成した。次に96アルミナ基板1を短冊状
に分割し、短冊状アルミナ基板を得た。次に、電極めっ
きの準備工程として、短冊上アルミナ基板を個片状に分
割し、個片状アルミナ基板を得た。そして最後に、露出
している電極面の半田付け時の電極喰われの防止および
半田付けの信頼性の確保のため、電解めっきによってN
iめっき層とSn−Pbのめっき層を形成した。
【0015】以上の工程により、本発明の実施例による
機能修正用角形チップ抵抗器を試作した。
機能修正用角形チップ抵抗器を試作した。
【0016】この本実施例の機能修正用角形チップ抵抗
器を第1上面電極層1,第1裏面電極層13を介してプ
リント基板に実装し、実際にトリミングおよび手直しを
行った時の上面図を図3(a),(b),(c)に示す
。また、このときの第1上面電極層1間の抵抗値の上昇
および第1,2,3上面電極を半田付けショートによる
手直しによる抵抗値の減少を図2に示す。図3(a)に
示すように、トリミング後に手直しを行うと、図2のI
の部分のように抵抗値がトリミングにより上昇し、手直
しにより減少することが分かる。これと同様に、図3(
b)の状況における抵抗値は図2のII、図3(c)の
状況における抵抗値は図2のIIIとなった。
器を第1上面電極層1,第1裏面電極層13を介してプ
リント基板に実装し、実際にトリミングおよび手直しを
行った時の上面図を図3(a),(b),(c)に示す
。また、このときの第1上面電極層1間の抵抗値の上昇
および第1,2,3上面電極を半田付けショートによる
手直しによる抵抗値の減少を図2に示す。図3(a)に
示すように、トリミング後に手直しを行うと、図2のI
の部分のように抵抗値がトリミングにより上昇し、手直
しにより減少することが分かる。これと同様に、図3(
b)の状況における抵抗値は図2のII、図3(c)の
状況における抵抗値は図2のIIIとなった。
【0017】このことにより、本実施例は従来の機能修
正用角形チップ抵抗器にはない、目的とする抵抗値を超
えた場合に抵抗値を一旦下げ、再トリミングが可能であ
るという優れた特徴をもつことが分かる。
正用角形チップ抵抗器にはない、目的とする抵抗値を超
えた場合に抵抗値を一旦下げ、再トリミングが可能であ
るという優れた特徴をもつことが分かる。
【0018】なお、実施例において手直し作業は部品上
の端子を半田付けショートにて行ったが、これは別の手
段(導電樹脂ペーストの自動塗布硬化)を用いても良い
。
の端子を半田付けショートにて行ったが、これは別の手
段(導電樹脂ペーストの自動塗布硬化)を用いても良い
。
【0019】また、抵抗値手直しは、部品を実装してい
るプリント基板上のランド上などで行っても良く、電気
的に接続されれば良い。
るプリント基板上のランド上などで行っても良く、電気
的に接続されれば良い。
【0020】また、実施例では上面電極と裏面電極とを
電気的に接続したが、本発明の機能を持たせる上で特に
必要ではない。
電気的に接続したが、本発明の機能を持たせる上で特に
必要ではない。
【0021】更に、本実施例では上面電極は3対用い、
横に並べるように配置したが、これは2対以上であれば
4対,5対でも良く、配置も必ずしも横に並べる必要も
ない(但し、横に並べるとトリミング寸法が短くなる。 )。
横に並べるように配置したが、これは2対以上であれば
4対,5対でも良く、配置も必ずしも横に並べる必要も
ない(但し、横に並べるとトリミング寸法が短くなる。 )。
【0022】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の機能修正用角形チップ抵抗器は角板形の絶縁性の焼結
基板と、前記焼結基板上の少なくとも一方の面上の、相
対向する2対以上の電極部と、前記電極部全てに電気的
に接続する抵抗層を有した抵抗器において、回路に接続
した最端部の電極間の前記抵抗層側からトリミングを開
始し、目標とする抵抗値を超えた場合、トリミングを開
始した側の電極部と隣接する電極部間を電気的に接続し
、一旦回路に接続した電極間の抵抗値を下げ、その後再
トリミングを行うことを特徴とするように構成されてい
るもので、目標とする抵抗値を超えた場合、トリミング
を開始した側の電極部と隣接する電極部間を電気的に接
続し、一旦回路に接続した電極間の抵抗値を下げ、その
後再トリミングを行うことができる。従って目標とする
抵抗値を超えても、機能修正用角形チップ抵抗器をプリ
ント基板から取り外すことなく、抵抗値の手直しを行い
、再度レーザートリミングを行うことを可能とする機能
修正用角形チップ抵抗器を提供できるといった優れた効
果を有する。
の機能修正用角形チップ抵抗器は角板形の絶縁性の焼結
基板と、前記焼結基板上の少なくとも一方の面上の、相
対向する2対以上の電極部と、前記電極部全てに電気的
に接続する抵抗層を有した抵抗器において、回路に接続
した最端部の電極間の前記抵抗層側からトリミングを開
始し、目標とする抵抗値を超えた場合、トリミングを開
始した側の電極部と隣接する電極部間を電気的に接続し
、一旦回路に接続した電極間の抵抗値を下げ、その後再
トリミングを行うことを特徴とするように構成されてい
るもので、目標とする抵抗値を超えた場合、トリミング
を開始した側の電極部と隣接する電極部間を電気的に接
続し、一旦回路に接続した電極間の抵抗値を下げ、その
後再トリミングを行うことができる。従って目標とする
抵抗値を超えても、機能修正用角形チップ抵抗器をプリ
ント基板から取り外すことなく、抵抗値の手直しを行い
、再度レーザートリミングを行うことを可能とする機能
修正用角形チップ抵抗器を提供できるといった優れた効
果を有する。
【図1】(a)は本発明の一実施例の機能修正用角形チ
ップ抵抗器の上面部の構造を示す斜視図(b)は本発明
の一実施例の機能修正用角形チップ抵抗器の裏面部の構
造を示す斜視図
ップ抵抗器の上面部の構造を示す斜視図(b)は本発明
の一実施例の機能修正用角形チップ抵抗器の裏面部の構
造を示す斜視図
【図2】同実施例の機能修正用角形チップ抵抗器をプリ
ント基板に実装し、レーザートリミング,手直しを行っ
たときの抵抗値の増減を示す説明図
ント基板に実装し、レーザートリミング,手直しを行っ
たときの抵抗値の増減を示す説明図
【図3】(a),(b),(c)はそれぞれ実施例の機
能修正用角形チップ抵抗器をプリント基板に実装し、レ
ーザートリミング,手直しを行ったときの状態を示す上
面図
能修正用角形チップ抵抗器をプリント基板に実装し、レ
ーザートリミング,手直しを行ったときの状態を示す上
面図
【図4】(a)は従来の機能修正用角形チップ抵抗器の
構造を示す断面図 (b)は従来の機能修正用角形チップ抵抗器のトリミン
グ寸法と抵抗値の上昇を表す説明図
構造を示す断面図 (b)は従来の機能修正用角形チップ抵抗器のトリミン
グ寸法と抵抗値の上昇を表す説明図
1 第1上面電極層
2 第2上面電極層
3 第3上面電極層
5 抵抗層
6 ガラス層
10 96アルミナ基板
13 第1裏面電極層
14 第2裏面電極層
15 第3裏面電極層
16 端面電極層
Claims (3)
- 【請求項1】角板形の絶縁性の焼結基板と、前記焼結基
板上の少なくとも一方の面上の、相対向する2対以上の
電極部と、前記電極部全てに電気的に接続する抵抗層を
有した抵抗器において、回路に接続した最端部の電極間
の前記抵抗層側からトリミングを開始し、目標とする抵
抗値を超えた場合、トリミングを開始した側の電極部と
隣接する電極部間を電気的に接続し、一旦回路に接続し
た電極間の抵抗値を下げ、その後再トリミングを行うこ
とを特徴とする機能修正用角形チップ抵抗器のトリミン
グ方法。 - 【請求項2】トリミングを開始した側の電極部と隣接す
る電極部間は半田によりブリッジさせることにより電気
的に接続する請求項1記載の機能修正用角形チップ抵抗
器のトリミング方法。 - 【請求項3】角板形の絶縁性の焼結基板と、前記焼結基
板上の少なくとも一方の面上の、相対向する2対以上の
電極部と、前記電極部全てに電気的に接続する抵抗層を
有した機能修正用角形チップ抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009640A JPH04254302A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 機能修正用角形チップ抵抗器およびそのトリミング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3009640A JPH04254302A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 機能修正用角形チップ抵抗器およびそのトリミング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04254302A true JPH04254302A (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=11725825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3009640A Pending JPH04254302A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 機能修正用角形チップ抵抗器およびそのトリミング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04254302A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05308001A (ja) * | 1991-04-12 | 1993-11-19 | Beltone Electron Corp | 正確な低電力抵抗部材 |
US5943764A (en) * | 1994-05-27 | 1999-08-31 | Littelfuse, Inc. | Method of manufacturing a surface-mounted fuse device |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP3009640A patent/JPH04254302A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05308001A (ja) * | 1991-04-12 | 1993-11-19 | Beltone Electron Corp | 正確な低電力抵抗部材 |
US5943764A (en) * | 1994-05-27 | 1999-08-31 | Littelfuse, Inc. | Method of manufacturing a surface-mounted fuse device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04254302A (ja) | 機能修正用角形チップ抵抗器およびそのトリミング方法 | |
JPH04214601A (ja) | 機能修正用角形チップ抵抗器およびその製造方法 | |
JP3231370B2 (ja) | 角形チップ抵抗器の製造方法 | |
JP3370685B2 (ja) | 角形チップ抵抗器の製造方法 | |
JP3111823B2 (ja) | 回路検査端子付き角形チップ抵抗器 | |
JP2780408B2 (ja) | 角板型チップ抵抗器 | |
JP2867711B2 (ja) | 機能修正用角形チップ抵抗器およびその製造方法およびそのトリミング方法 | |
JP3116579B2 (ja) | 角形チップ抵抗器およびその製造方法 | |
JP2839262B2 (ja) | チップ抵抗器とその製造方法 | |
JPH0963805A (ja) | 角形チップ抵抗器 | |
JPH09246006A (ja) | 角形チップ抵抗器およびその製造方法 | |
JP2757524B2 (ja) | 角形チップ抵抗器の製造方法 | |
JPH09330801A (ja) | 抵抗器およびその製造方法 | |
JPH05144602A (ja) | 角形チツプ抵抗器 | |
JPH0555003A (ja) | 機能修正用角形チツプ抵抗器およびその製造方法 | |
JPH11273901A (ja) | チップ型抵抗器の構造 | |
JPH03263301A (ja) | 角板型チップ抵抗器およびその製造方法 | |
JP3063333B2 (ja) | 角形チップ抵抗器 | |
JPH05152101A (ja) | 角形チツプ抵抗器およびその製造方法およびそのテーピング部品連 | |
JPH0653004A (ja) | 角形チップ抵抗器およびその製造方法 | |
JPH04223301A (ja) | 角形チップ抵抗器 | |
JPH0430502A (ja) | 角形チップ部品 | |
JPH09330802A (ja) | 抵抗器およびその製造方法 | |
JPH07211509A (ja) | チップ抵抗器とその製造方法 | |
JPH04282801A (ja) | 角形チップ抵抗器およびその製造方法 |