JPH04220305A - 漆化粧板 - Google Patents
漆化粧板Info
- Publication number
- JPH04220305A JPH04220305A JP40472990A JP40472990A JPH04220305A JP H04220305 A JPH04220305 A JP H04220305A JP 40472990 A JP40472990 A JP 40472990A JP 40472990 A JP40472990 A JP 40472990A JP H04220305 A JPH04220305 A JP H04220305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lacquer
- japanese
- fabric
- japanese lacquer
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004922 lacquer Substances 0.000 title claims abstract description 76
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 37
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 claims description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 abstract description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 5
- 238000002156 mixing Methods 0.000 abstract description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract 2
- 241000208202 Linaceae Species 0.000 abstract 1
- 235000004431 Linum usitatissimum Nutrition 0.000 abstract 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 abstract 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract 1
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 abstract 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 20
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 16
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 12
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 10
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 7
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 239000011094 fiberboard Substances 0.000 description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- RMTXUPIIESNLPW-UHFFFAOYSA-N 1,2-dihydroxy-3-(pentadeca-8,11-dienyl)benzene Natural products CCCC=CCC=CCCCCCCCC1=CC=CC(O)=C1O RMTXUPIIESNLPW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QARRXYBJLBIVAK-UEMSJJPVSA-N 3-[(8e,11e)-pentadeca-8,11-dienyl]benzene-1,2-diol;3-[(8e,11e)-pentadeca-8,11,14-trienyl]benzene-1,2-diol;3-[(8e,11e,13e)-pentadeca-8,11,13-trienyl]benzene-1,2-diol;3-[(e)-pentadec-8-enyl]benzene-1,2-diol;3-pentadecylbenzene-1,2-diol Chemical group CCCCCCCCCCCCCCCC1=CC=CC(O)=C1O.CCCCCC\C=C\CCCCCCCC1=CC=CC(O)=C1O.CCC\C=C\C\C=C\CCCCCCCC1=CC=CC(O)=C1O.C\C=C\C=C\C\C=C\CCCCCCCC1=CC=CC(O)=C1O.OC1=CC=CC(CCCCCCC\C=C\C\C=C\CC=C)=C1O QARRXYBJLBIVAK-UEMSJJPVSA-N 0.000 description 1
- IYROWZYPEIMDDN-UHFFFAOYSA-N 3-n-pentadec-8,11,13-trienyl catechol Natural products CC=CC=CCC=CCCCCCCCC1=CC=CC(O)=C1O IYROWZYPEIMDDN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 235000012766 Cannabis sativa ssp. sativa var. sativa Nutrition 0.000 description 1
- 235000012765 Cannabis sativa ssp. sativa var. spontanea Nutrition 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 235000009120 camo Nutrition 0.000 description 1
- 235000005607 chanvre indien Nutrition 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 210000003298 dental enamel Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000011389 fruit/vegetable juice Nutrition 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000011487 hemp Substances 0.000 description 1
- 239000002075 main ingredient Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- DQTMTQZSOJMZSF-UHFFFAOYSA-N urushiol Natural products CCCCCCCCCCCCCCCC1=CC=CC(O)=C1O DQTMTQZSOJMZSF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、漆化粧板に関するも
のである。さらに詳しくは、この発明は、家具扉、天板
等として有用な、生産性に優れた漆化粧板に関するもの
である。
のである。さらに詳しくは、この発明は、家具扉、天板
等として有用な、生産性に優れた漆化粧板に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、家具、食器、その他の木質製
品として、耐久性に優れ、深い質感のある漆製品が数多
く知られている。これらの漆製品は、木質材の表面に漆
塗装を施したものであり、その漆塗装のための方法とし
ては、下地仕上げ塗り、中塗り、さらには上塗りという
手順を40工程以上費す伝統工芸的な漆塗りの方法が知
られている。
品として、耐久性に優れ、深い質感のある漆製品が数多
く知られている。これらの漆製品は、木質材の表面に漆
塗装を施したものであり、その漆塗装のための方法とし
ては、下地仕上げ塗り、中塗り、さらには上塗りという
手順を40工程以上費す伝統工芸的な漆塗りの方法が知
られている。
【0003】また、溜塗り漆として、色漆の上に透明漆
を塗る方法も知られている。このように漆塗りには色付
け、あるいは透明漆塗りとして多様な手法があり、これ
らの漆塗りによって、何回も塗り重ねられた塗膜の持つ
半透明性による深い質感が得られ、また、時間的経過に
よる鏡面の変化もないという特徴が得られる。
を塗る方法も知られている。このように漆塗りには色付
け、あるいは透明漆塗りとして多様な手法があり、これ
らの漆塗りによって、何回も塗り重ねられた塗膜の持つ
半透明性による深い質感が得られ、また、時間的経過に
よる鏡面の変化もないという特徴が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】漆塗製品は、その優れ
た塗膜性能によって木質製品に質感と高級感とを与える
が、一方で、その塗装のための工程は全て人手による作
業となり、しかも工程数が多く、優れた品質を維持しつ
つ、生産性を向上させ、コスト低減を図ることは極めて
困難であった。
た塗膜性能によって木質製品に質感と高級感とを与える
が、一方で、その塗装のための工程は全て人手による作
業となり、しかも工程数が多く、優れた品質を維持しつ
つ、生産性を向上させ、コスト低減を図ることは極めて
困難であった。
【0005】このため、漆塗りを多様な木質製品に広く
普及させることは難しく、工業的規模において漆製品を
製造することは困難であった。この発明は、以上の通り
の事情に鑑みてなされたものであり、従来の漆塗り方法
の欠点を改善し、塗装工程を簡略化し、しかも質感と高
級感のある高品質で外観意匠性に優れた漆化粧板を低コ
ストで提供することを目的としている。
普及させることは難しく、工業的規模において漆製品を
製造することは困難であった。この発明は、以上の通り
の事情に鑑みてなされたものであり、従来の漆塗り方法
の欠点を改善し、塗装工程を簡略化し、しかも質感と高
級感のある高品質で外観意匠性に優れた漆化粧板を低コ
ストで提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、漆フィルムと織物、またはさら
に樹脂含浸紙を基材に貼着して端面エッジ仕上げしてな
ることを特徴とする漆化粧板を提供する。また、この発
明は、エッジ材によって、または漆塗りによって端面エ
ッジ仕上げしてなることを好ましい態様としてもいる。
を解決するものとして、漆フィルムと織物、またはさら
に樹脂含浸紙を基材に貼着して端面エッジ仕上げしてな
ることを特徴とする漆化粧板を提供する。また、この発
明は、エッジ材によって、または漆塗りによって端面エ
ッジ仕上げしてなることを好ましい態様としてもいる。
【0007】この化粧板の基材については、もちろんそ
の種類に限定はなく、ムク材、合板、集成材、パーティ
クルボード等の適宜なものを用いることができる。また
、漆フイルムについても、従来より知られている漆、あ
るいはこれをウレタン、ポリエステル等の樹脂と配合し
てフイルム成形した任意のものを使用することができ、
これに積層する織物についても麻織物等の適宜なものを
用いることができる。この織物は、漆表面にその形状が
あらわれるため、細かで、ソフトな質感のある凹凸外観
を形成する。
の種類に限定はなく、ムク材、合板、集成材、パーティ
クルボード等の適宜なものを用いることができる。また
、漆フイルムについても、従来より知られている漆、あ
るいはこれをウレタン、ポリエステル等の樹脂と配合し
てフイルム成形した任意のものを使用することができ、
これに積層する織物についても麻織物等の適宜なものを
用いることができる。この織物は、漆表面にその形状が
あらわれるため、細かで、ソフトな質感のある凹凸外観
を形成する。
【0008】さらに必要な場合には、この漆フイルムと
織物に樹脂含浸紙を積層して基材に貼着してもよい。こ
の樹脂含浸紙には着色しておいてもよく、漆フイルムと
同系色に着色して使用する場合には色あせをより効果的
に防止することができる。紙としては、和紙、その他の
適宜なものが使用でき、ウレタン、ポリエステル樹脂等
を含浸し、積層使用することができる。
織物に樹脂含浸紙を積層して基材に貼着してもよい。こ
の樹脂含浸紙には着色しておいてもよく、漆フイルムと
同系色に着色して使用する場合には色あせをより効果的
に防止することができる。紙としては、和紙、その他の
適宜なものが使用でき、ウレタン、ポリエステル樹脂等
を含浸し、積層使用することができる。
【0009】これらの漆フイルム、織物、さらには樹脂
含浸紙の基材への貼着は、基材表面に対して、樹脂含浸
紙、織物、そして漆フイルムの順に順次配設してもよい
し、あるいはこれらの積層品をシートとして貼着一体化
するようにしてもよい。これらの貼着には、ウレタン系
、ポリエステル系等の接着剤を用い、真空プレス、平板
プレス等によって一体化することができる。この貼着は
、基材の表裏面をくるむように行ってもよい。こうする
ことによって、基材の全周面が漆化粧されることになる
。
含浸紙の基材への貼着は、基材表面に対して、樹脂含浸
紙、織物、そして漆フイルムの順に順次配設してもよい
し、あるいはこれらの積層品をシートとして貼着一体化
するようにしてもよい。これらの貼着には、ウレタン系
、ポリエステル系等の接着剤を用い、真空プレス、平板
プレス等によって一体化することができる。この貼着は
、基材の表裏面をくるむように行ってもよい。こうする
ことによって、基材の全周面が漆化粧されることになる
。
【0010】次いでこの発明の漆化粧板の場合には、基
材端面をエッジ仕上げする。このエッジ仕上げは、別体
としてのエッジ材を取り付けるか、あるいは端面を漆塗
りするなどの手段により行うことができる。このエッジ
仕上げによって、より簡単に、生産性よく漆化粧板を製
造することが可能となる。
材端面をエッジ仕上げする。このエッジ仕上げは、別体
としてのエッジ材を取り付けるか、あるいは端面を漆塗
りするなどの手段により行うことができる。このエッジ
仕上げによって、より簡単に、生産性よく漆化粧板を製
造することが可能となる。
【0011】以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発
明の漆化粧板について説明する。
明の漆化粧板について説明する。
【0012】
【実施例】添付した図面に沿って説明すると、図1およ
び図2は各々この発明の漆化粧板(1)を例示したもの
である。この漆化粧板(1)は、ムク材、集成材、パー
ティクルボード等の基材(2)に、漆フイルム、織物、
さらには樹脂含浸紙を貼込んだものからなっている。こ
れらの漆フイルム等の貼着層(3)については、基材の
表裏面および側端面をくるみ込み、適当な箇所に接続部
(4)を設けて形成することができる。もちろん部分的
貼着も可能である。
び図2は各々この発明の漆化粧板(1)を例示したもの
である。この漆化粧板(1)は、ムク材、集成材、パー
ティクルボード等の基材(2)に、漆フイルム、織物、
さらには樹脂含浸紙を貼込んだものからなっている。こ
れらの漆フイルム等の貼着層(3)については、基材の
表裏面および側端面をくるみ込み、適当な箇所に接続部
(4)を設けて形成することができる。もちろん部分的
貼着も可能である。
【0013】この貼着層(3)についてさらに詳しく示
したものが図3である。この例では、たとえばMDF(
中密度ファイバーボード)からなる基材(2)に、樹脂
含浸紙(5)としてのダップと、織物(6)としての麻
織物、そして漆フイルム(7)とを順次貼着している。 これらは各々貼着してもよいし、あらかじめ積層シート
としてから貼着してもよい。ダップを用いるため、ポス
トフォーム加工によって製造してもいる。
したものが図3である。この例では、たとえばMDF(
中密度ファイバーボード)からなる基材(2)に、樹脂
含浸紙(5)としてのダップと、織物(6)としての麻
織物、そして漆フイルム(7)とを順次貼着している。 これらは各々貼着してもよいし、あらかじめ積層シート
としてから貼着してもよい。ダップを用いるため、ポス
トフォーム加工によって製造してもいる。
【0014】このような構造においては、基材(2)へ
の貼着層(3)の配設はしっかりと密着したものとなり
、また着色ダップの使用によって漆の色あせが防止され
、麻織物の形状が、細かでソフトな質感のある外観を実
現する。また、漆フイルム(7)の使用によって、漆面
の持つ優れた質感を簡便な工程で工業的規模とコストで
実現する。
の貼着層(3)の配設はしっかりと密着したものとなり
、また着色ダップの使用によって漆の色あせが防止され
、麻織物の形状が、細かでソフトな質感のある外観を実
現する。また、漆フイルム(7)の使用によって、漆面
の持つ優れた質感を簡便な工程で工業的規模とコストで
実現する。
【0015】次いで、基材(2)の端面には、図4に例
示したようにエッジ材(8)を貼着等によって取り付け
てエッジ仕上げする。この仕上げによって扉材としての
漆化粧板製品が完成される。その際のエッジ材(8)と
しては各種のものが使用でき、たとえばムク材、集成材
等の木質材や、金属や樹脂等を用いることができる。漆
化粧板の用途に応じてこれらのエッジ材を選択すればよ
い。木質材を用いる場合には、塗装しておいてもよいし
、さらには漆塗りしておいてもよい。このようなエッジ
材(8)の使用によって漆化粧板製品の製造はさらにま
た容易となる。
示したようにエッジ材(8)を貼着等によって取り付け
てエッジ仕上げする。この仕上げによって扉材としての
漆化粧板製品が完成される。その際のエッジ材(8)と
しては各種のものが使用でき、たとえばムク材、集成材
等の木質材や、金属や樹脂等を用いることができる。漆
化粧板の用途に応じてこれらのエッジ材を選択すればよ
い。木質材を用いる場合には、塗装しておいてもよいし
、さらには漆塗りしておいてもよい。このようなエッジ
材(8)の使用によって漆化粧板製品の製造はさらにま
た容易となる。
【0016】また、エッジ処理については、図5に例示
したように、基材(2)の端面部に漆塗り(9)するよ
うにしてもよい。この場合には、漆フイルムを用いた貼
着層とさらに同質の感じからなる端面エッジ処理が可能
となる。この漆塗り(9)層は、基材(2)の端面部に
対してまずウレタンシーラー処理し、エナメルまたはク
リアー塗装し、さらに漆塗りして形成することもできる
。これによって、光沢のある漆塗膜が得られる。
したように、基材(2)の端面部に漆塗り(9)するよ
うにしてもよい。この場合には、漆フイルムを用いた貼
着層とさらに同質の感じからなる端面エッジ処理が可能
となる。この漆塗り(9)層は、基材(2)の端面部に
対してまずウレタンシーラー処理し、エナメルまたはク
リアー塗装し、さらに漆塗りして形成することもできる
。これによって、光沢のある漆塗膜が得られる。
【0017】漆フイルムおよびこの漆塗りに用いる漆に
ついては、これまでにも広く用いられてきているものと
することができ、採取した漆汁を40℃程度に加熱して
水分を除去した製漆などを適宜に使用することができる
。ウルシオールを主成分とする天然ワニスとしての漆は
、半透明の質感のある漆フイルムおよび塗膜を形成する
。
ついては、これまでにも広く用いられてきているものと
することができ、採取した漆汁を40℃程度に加熱して
水分を除去した製漆などを適宜に使用することができる
。ウルシオールを主成分とする天然ワニスとしての漆は
、半透明の質感のある漆フイルムおよび塗膜を形成する
。
【0018】実際、この発明の漆化粧板として、厚さ1
0mmの中密度ファイバーボード(MDF)を基材とし
、これに暗褐色の着色樹脂含浸紙を接着剤を用いて真空
プレスによって貼着し、さらに麻織物および漆フイルム
(暗褐色)を貼着して製造したところ、耐候性に優れ、
経時的な色あせのない優れた品質の漆布摺り板が得られ
た。
0mmの中密度ファイバーボード(MDF)を基材とし
、これに暗褐色の着色樹脂含浸紙を接着剤を用いて真空
プレスによって貼着し、さらに麻織物および漆フイルム
(暗褐色)を貼着して製造したところ、耐候性に優れ、
経時的な色あせのない優れた品質の漆布摺り板が得られ
た。
【0019】以上の通りの漆布摺り板によって、色あせ
がなく、意匠性に優れ、高品質で、深い質感のある漆化
粧板を得ることができる。この化粧板は家具用の扉、あ
るいはテーブルやこたつ板の天板等として極めて有用で
ある。
がなく、意匠性に優れ、高品質で、深い質感のある漆化
粧板を得ることができる。この化粧板は家具用の扉、あ
るいはテーブルやこたつ板の天板等として極めて有用で
ある。
【0020】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明した通
り、従来よりもはるかに簡便な工程により、生産コスト
を抑えつつ、色あせがなく、深い質感と高級感のある、
外観意匠性に優れた漆化粧板が得られる。
り、従来よりもはるかに簡便な工程により、生産コスト
を抑えつつ、色あせがなく、深い質感と高級感のある、
外観意匠性に優れた漆化粧板が得られる。
【図1】この発明の漆化粧板の基材への貼着層形成を示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図2】同様に、貼着層形成を示した斜視図である。
【図3】漆フイルム等の貼着について例示した部分断面
図である。
図である。
【図4】エッジ材の取付けについて例示した一部切欠き
斜視図である。
斜視図である。
【図5】漆塗りによるエッジ仕上げを例示した断面斜視
図である。
図である。
1 漆化粧板
2 基材
3 貼着層
4 接続部
5 樹脂含浸紙
6 織物
7 漆フイルム
8 エッジ材
9 漆塗り
Claims (3)
- 【請求項1】漆フィルムと織物、またはさらに樹脂含浸
紙を基材に貼着して端面エッジ仕上げしてなることを特
徴とする漆化粧板。 - 【請求項2】エッジ材により端面エッジ仕上げしてなる
請求項1の漆化粧板。 - 【請求項3】漆塗りにより端面エッジ仕上げしてなる請
求項1の漆化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40472990A JP2828177B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 漆化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40472990A JP2828177B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 漆化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04220305A true JPH04220305A (ja) | 1992-08-11 |
JP2828177B2 JP2828177B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=18514387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40472990A Expired - Fee Related JP2828177B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 漆化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2828177B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635582U (ja) * | 1992-10-08 | 1994-05-13 | 段谷産業株式会社 | 化粧パネル |
KR20010070600A (ko) * | 2001-05-26 | 2001-07-27 | 김형준 | 옻 성분을 함유하는 폴리올레핀 복합 수지 및 그 제조 방법 |
KR20020090040A (ko) * | 2001-05-26 | 2002-11-30 | 아천주식회사 | 옻 성분을 함유하는 엔지니어링 복합 수지 및 그 제조 방법 |
KR100620874B1 (ko) * | 2004-04-23 | 2006-09-14 | 주식회사 에이에스씨 | 항균, 방취, 탈취 및 원적외선 방사 능력이 우수한 기능성신발안창 |
KR20060115285A (ko) * | 2005-05-04 | 2006-11-08 | 김영극 | 참 옻 진액이 혼합된 합성폴리에틸렌옥사이드분말을 함유하는 복합플라스틱 및 그 제조방법 |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP40472990A patent/JP2828177B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635582U (ja) * | 1992-10-08 | 1994-05-13 | 段谷産業株式会社 | 化粧パネル |
KR20010070600A (ko) * | 2001-05-26 | 2001-07-27 | 김형준 | 옻 성분을 함유하는 폴리올레핀 복합 수지 및 그 제조 방법 |
KR20020090040A (ko) * | 2001-05-26 | 2002-11-30 | 아천주식회사 | 옻 성분을 함유하는 엔지니어링 복합 수지 및 그 제조 방법 |
KR100620874B1 (ko) * | 2004-04-23 | 2006-09-14 | 주식회사 에이에스씨 | 항균, 방취, 탈취 및 원적외선 방사 능력이 우수한 기능성신발안창 |
KR20060115285A (ko) * | 2005-05-04 | 2006-11-08 | 김영극 | 참 옻 진액이 혼합된 합성폴리에틸렌옥사이드분말을 함유하는 복합플라스틱 및 그 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2828177B2 (ja) | 1998-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5264062A (en) | Production method for composite molded article | |
JP2661432B2 (ja) | 複合成形品の製法 | |
JP2004508988A (ja) | 木材複合物を選択的にコーティングするための方法およびコーティングされた木材複合物 | |
JPH04220305A (ja) | 漆化粧板 | |
US20080176089A1 (en) | Wallpaper type decoration panel having decoration pattern of unevenness form | |
JPH0592537A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
JPH04161400A (ja) | 漆布摺り板 | |
EP2383110B1 (en) | Decorative embossed sheets for covering panels, particularly for the furniture industry, and related production method | |
JPH04105999A (ja) | 漆化粧板 | |
JPH07101029A (ja) | 化粧単板シートの製造方法 | |
JPH06226943A (ja) | 家具に使用する化粧板の製造方法 | |
JPH04105998A (ja) | 漆塗り枠 | |
JPS58193150A (ja) | 合成樹脂化粧板の製造方法 | |
JPH0383601A (ja) | カラー単板積層品 | |
JPH02233202A (ja) | 造作材等用化粧突板の加工方法 | |
JPH05124167A (ja) | 化粧材の製造方法 | |
JPS60165241A (ja) | 不織布コ−テイング突板の製造方法 | |
JPH04279345A (ja) | 突板化粧シートの製造方法 | |
KR100461011B1 (ko) | 인조무늬목 패널 및 그 제조방법 | |
JPH05116250A (ja) | 高い意匠性を有する化粧部材及びその製造方法 | |
JP2557546Y2 (ja) | 木製素材 | |
SU1729825A1 (ru) | Способ получени декоративного материала | |
JP2558382Y2 (ja) | 化粧単板シート | |
JPS5847347B2 (ja) | 化粧合板の製法 | |
JPS60104329A (ja) | シ−ト状銘木薄単板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |