JPH0422914Y2 - - Google Patents
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- JPH0422914Y2 JPH0422914Y2 JP6594387U JP6594387U JPH0422914Y2 JP H0422914 Y2 JPH0422914 Y2 JP H0422914Y2 JP 6594387 U JP6594387 U JP 6594387U JP 6594387 U JP6594387 U JP 6594387U JP H0422914 Y2 JPH0422914 Y2 JP H0422914Y2
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- JP
- Japan
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- positioning
- gripping
- slide table
- axis direction
- assembled
- Prior art date
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Automatic Assembly (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、固定位置に位置決めされた被組付物
に対して、水平面内での移動が可能であつて被組
付物に組付けるべき部品が所定位置に配置される
被位置決め体を位置決め調心するための位置決め
調心装置に関する。
に対して、水平面内での移動が可能であつて被組
付物に組付けるべき部品が所定位置に配置される
被位置決め体を位置決め調心するための位置決め
調心装置に関する。
(2) 従来の技術
従来、かかる装置はたとえば特開昭61−169377
号公報により公知である。
号公報により公知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点
ところで、上記従来のものでは、被位置決め体
としてのリフターテーブルに固設したブラケツト
に、センターをフローテイング支持し、被組付物
にセンターを係合させたときのセンターのフロー
テイング量を検出してリフターテーブルの位置決
め調心を図るようにしており、たとえばリフター
テーブル上に載せた単一の車載部品を高精度に位
置決め調心して車体に組付けることが可能であ
る。ところが、リフターテーブル上に散在して載
せた複数の部品を車体に組付けるような場合に
は、部品の組付時にリフターテーブルがフローテ
イング状態となつていないので、それらの部品を
全て高精度に組付けることは困難である。
としてのリフターテーブルに固設したブラケツト
に、センターをフローテイング支持し、被組付物
にセンターを係合させたときのセンターのフロー
テイング量を検出してリフターテーブルの位置決
め調心を図るようにしており、たとえばリフター
テーブル上に載せた単一の車載部品を高精度に位
置決め調心して車体に組付けることが可能であ
る。ところが、リフターテーブル上に散在して載
せた複数の部品を車体に組付けるような場合に
は、部品の組付時にリフターテーブルがフローテ
イング状態となつていないので、それらの部品を
全て高精度に組付けることは困難である。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、被位置決め体に配置した複数の部品を高精
度にかつ容易に被組付物に組付け得るようにした
位置決め調心装置を提供することを目的とする。
あり、被位置決め体に配置した複数の部品を高精
度にかつ容易に被組付物に組付け得るようにした
位置決め調心装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本考案によれば、被位置決め体に設けられたガ
イド部を把持し得る把持部材と、該把持部材に関
してガイド部と反対側に配置される押圧部材とが
水平面内での移動を可能としたスライドテーブル
に同軸に枢支され、該スライドテーブルには押圧
部材に連結される把持駆動手段が配設され、押圧
部材には前記ガイド部を把持する側に把持部材を
付勢する付勢手段が設けられ、前記スライドテー
ブルには位置決め駆動手段が連結される。
イド部を把持し得る把持部材と、該把持部材に関
してガイド部と反対側に配置される押圧部材とが
水平面内での移動を可能としたスライドテーブル
に同軸に枢支され、該スライドテーブルには押圧
部材に連結される把持駆動手段が配設され、押圧
部材には前記ガイド部を把持する側に把持部材を
付勢する付勢手段が設けられ、前記スライドテー
ブルには位置決め駆動手段が連結される。
(2) 作用
上記構成によれば、被位置決め体のガイド部は
把持駆動手段の作動により押圧部材を介して把持
部材を駆動することにより把持され、その状態で
スライドテーブルを水平面内で移動せしめること
により載置台が所定の位置に位置決めされる。し
かも部品組付時には前記把持駆動手段を不作動状
態とすることにより把持部材は押圧部材に設けた
付勢手段によりガイド部すなわち被位置決め体を
水平面内でフローテイング支持した状態となり、
複数の部品を高精度にかつ容易に被組付物に組付
けることが可能となる。
把持駆動手段の作動により押圧部材を介して把持
部材を駆動することにより把持され、その状態で
スライドテーブルを水平面内で移動せしめること
により載置台が所定の位置に位置決めされる。し
かも部品組付時には前記把持駆動手段を不作動状
態とすることにより把持部材は押圧部材に設けた
付勢手段によりガイド部すなわち被位置決め体を
水平面内でフローテイング支持した状態となり、
複数の部品を高精度にかつ容易に被組付物に組付
けることが可能となる。
(3) 実施例
以下、図面により本考案を車載部品の車体への
組付装置に適用したときの一実施例について説明
すると、先ず第1図において、被組付物としての
車体1は、図示しない搬送装置で所定の位置まで
搬送されて来て位置決め支持される。その所定位
置には、前記車体1の後部下方に位置すべく昇降
台2が昇降可能に配置されており、該昇降台2上
に水平面内での移動を可能として支承された被位
置決め体としての載置台3上には、車体1に組付
けるべき複数の部品たとえばボルト等を載置した
パレツト4が位置決め配置される。しかして昇降
台2を上昇せしめ、車体1に対して載置台3およ
びパレツト4を位置決め調心した後に、パレツト
4上の各部品が図示しない組付具により車体1に
組付けられる。
組付装置に適用したときの一実施例について説明
すると、先ず第1図において、被組付物としての
車体1は、図示しない搬送装置で所定の位置まで
搬送されて来て位置決め支持される。その所定位
置には、前記車体1の後部下方に位置すべく昇降
台2が昇降可能に配置されており、該昇降台2上
に水平面内での移動を可能として支承された被位
置決め体としての載置台3上には、車体1に組付
けるべき複数の部品たとえばボルト等を載置した
パレツト4が位置決め配置される。しかして昇降
台2を上昇せしめ、車体1に対して載置台3およ
びパレツト4を位置決め調心した後に、パレツト
4上の各部品が図示しない組付具により車体1に
組付けられる。
第2図を併せて参照して、昇降台2を除く床面
上には、車体1の搬送方向5に直交するX軸方向
に延びる一対のレール6a,6bがパレツト4を
載置台3上にもたらすべく敷設されており、それ
らのレール6a,6bに連なるべく、昇降台2に
はX軸方向に延びる一対のレール7a,7bが昇
降可能に配置される。すなわち昇降台2には、レ
ール7aを支承する複数の支柱8aと、レール7
bを支承する複数の支柱8bとが、図示しない駆
動源により同期して昇降されるべく配設されてお
り、両レール7a,7bは、昇降台2が下限位置
にある状態で、レール6a,6bに連なる位置と
パレツト4を載置台3上に支承する位置との間で
昇降可能である。
上には、車体1の搬送方向5に直交するX軸方向
に延びる一対のレール6a,6bがパレツト4を
載置台3上にもたらすべく敷設されており、それ
らのレール6a,6bに連なるべく、昇降台2に
はX軸方向に延びる一対のレール7a,7bが昇
降可能に配置される。すなわち昇降台2には、レ
ール7aを支承する複数の支柱8aと、レール7
bを支承する複数の支柱8bとが、図示しない駆
動源により同期して昇降されるべく配設されてお
り、両レール7a,7bは、昇降台2が下限位置
にある状態で、レール6a,6bに連なる位置と
パレツト4を載置台3上に支承する位置との間で
昇降可能である。
前記X軸方向と直交する水平なY軸方向に沿う
パレツト4の一側にはレール6a,7a上を転動
し得る複数の車輪8aが軸支され、他側にはレー
ル6b,7b上を転動し得る複数の車輪8bが軸
支される。このパレツト4上の所定位置には車体
1の後方下部に組付けられるべき複数の部品(図
示せず)が散在して載置される。
パレツト4の一側にはレール6a,7a上を転動
し得る複数の車輪8aが軸支され、他側にはレー
ル6b,7b上を転動し得る複数の車輪8bが軸
支される。このパレツト4上の所定位置には車体
1の後方下部に組付けられるべき複数の部品(図
示せず)が散在して載置される。
載置台3は、略「日」字形の平面形状を有する
ものであり、前記X軸方向に沿う載置台3の両端
部には、Y軸方向に間隔をあけて複数のローラ
9,9…がそれぞれ軸支される。これらのローラ
9,9…は、部品組付け完了後にパレツト4をY
軸方向に搬出するためのものである。
ものであり、前記X軸方向に沿う載置台3の両端
部には、Y軸方向に間隔をあけて複数のローラ
9,9…がそれぞれ軸支される。これらのローラ
9,9…は、部品組付け完了後にパレツト4をY
軸方向に搬出するためのものである。
昇降台2上には、複数のボール10が何れの方
向にも転動可能にして配設されており、これらの
ボール10上に載置台3上が載置される。したが
つて載置台3は、水平面内で何れの方向にも移動
可能として昇降台2上に支承されることになる。
向にも転動可能にして配設されており、これらの
ボール10上に載置台3上が載置される。したが
つて載置台3は、水平面内で何れの方向にも移動
可能として昇降台2上に支承されることになる。
載置台3の下部には上下に延びる軸線を有する
シリンダ11が取付けられており、このシリンダ
11により伸縮駆動される位置決めピン12が、
パレツト4に設けた位置決め穴13に嵌合可能に
して配置される。
シリンダ11が取付けられており、このシリンダ
11により伸縮駆動される位置決めピン12が、
パレツト4に設けた位置決め穴13に嵌合可能に
して配置される。
載置台3のX軸方向に沿う位置決め調心を果た
すための位置決め調心装置14と、Y軸方向に沿
う位置決め調心を果たすための位置決め調心装置
15とが昇降台2に設けられ、載置台3には位置
決め調心装置14に対応するガイド部としてのガ
イドローラ16と、位置決め調心装置15に対応
するガイド部としてのガイドローラ17とが鉛直
軸線まわりに回転自在にして支承される。すなわ
ち載置台3のY軸方向に沿う一端部には支持枠1
8が一体に設けられ、ガイドローラ17はその支
持枠18に支承される。またY軸方向に沿う載置
台3の他端部中央には、ガイドローラ16が支承
される。
すための位置決め調心装置14と、Y軸方向に沿
う位置決め調心を果たすための位置決め調心装置
15とが昇降台2に設けられ、載置台3には位置
決め調心装置14に対応するガイド部としてのガ
イドローラ16と、位置決め調心装置15に対応
するガイド部としてのガイドローラ17とが鉛直
軸線まわりに回転自在にして支承される。すなわ
ち載置台3のY軸方向に沿う一端部には支持枠1
8が一体に設けられ、ガイドローラ17はその支
持枠18に支承される。またY軸方向に沿う載置
台3の他端部中央には、ガイドローラ16が支承
される。
第3図、第4図、第5図および第6図におい
て、位置決め調心装置14は、昇降台2に固設さ
れた支持板18上でX軸方向に移動可能なスライ
ドテーブル19と、ガイドローラ16を両側から
把持すべくスライドテーブル19に回動自在に支
承された一対の把持部材20,20と、各把持部
材20,20に関してガイドローラ16と反対側
に配置されるとともに各把持部材20,20と同
軸にしてスライドテーブル19に回動自在に支承
される一対の押圧部材21,21と、各押圧部材
21,21を同期して駆動すべくスライドテーブ
ル19に設けられる把持駆動手段22と、把持部
材20,20をガイドローラ16側に付勢すべく
各押圧部材21,21の先端に設けられる付勢手
段としてのアクチユエータ23,23と、スライ
ドテーブル19をX軸方向に駆動するための位置
決め駆動手段24とを備える。
て、位置決め調心装置14は、昇降台2に固設さ
れた支持板18上でX軸方向に移動可能なスライ
ドテーブル19と、ガイドローラ16を両側から
把持すべくスライドテーブル19に回動自在に支
承された一対の把持部材20,20と、各把持部
材20,20に関してガイドローラ16と反対側
に配置されるとともに各把持部材20,20と同
軸にしてスライドテーブル19に回動自在に支承
される一対の押圧部材21,21と、各押圧部材
21,21を同期して駆動すべくスライドテーブ
ル19に設けられる把持駆動手段22と、把持部
材20,20をガイドローラ16側に付勢すべく
各押圧部材21,21の先端に設けられる付勢手
段としてのアクチユエータ23,23と、スライ
ドテーブル19をX軸方向に駆動するための位置
決め駆動手段24とを備える。
支持板18上には、X軸方向に間隔をあけて対
向する一対の側板25,26が立設されており、
両側板25,26間にはX軸方向に延びる一対の
ガイドロツド27,27が水平に架設される。ス
ライドテーブル19の下部には一対の案内部2
8,28が固設されており、両ガイドロツド2
7,27はそれらの案内部28,28に移動自在
にしてそれぞれ挿通される。これによりスライド
テーブル19は両ガイドロツド27,27により
案内されてX軸方向に移動可能となる。
向する一対の側板25,26が立設されており、
両側板25,26間にはX軸方向に延びる一対の
ガイドロツド27,27が水平に架設される。ス
ライドテーブル19の下部には一対の案内部2
8,28が固設されており、両ガイドロツド2
7,27はそれらの案内部28,28に移動自在
にしてそれぞれ挿通される。これによりスライド
テーブル19は両ガイドロツド27,27により
案内されてX軸方向に移動可能となる。
スライドテーブル19上のガイドローラ16寄
りの部分には、ガイドローラ16の軸線を通つて
Y軸方向に延びる中心線Cを挟む両側に支持部材
29,29が固着されており、把持部材20,2
0の基端はそれらの支持部材29,29に立設し
た支軸30,30によつて回動自在に支承され
る。しかも各把持部材20,20は、その横断面
形状をガイドローラ16とは反対側に開放した略
「コ」字形に形成されており、各把持部材20,
20にガイドローラ16とは反対側から嵌合した
押圧部材21,21の中間部が支軸30により回
動自在に支承される。
りの部分には、ガイドローラ16の軸線を通つて
Y軸方向に延びる中心線Cを挟む両側に支持部材
29,29が固着されており、把持部材20,2
0の基端はそれらの支持部材29,29に立設し
た支軸30,30によつて回動自在に支承され
る。しかも各把持部材20,20は、その横断面
形状をガイドローラ16とは反対側に開放した略
「コ」字形に形成されており、各把持部材20,
20にガイドローラ16とは反対側から嵌合した
押圧部材21,21の中間部が支軸30により回
動自在に支承される。
各押圧部材21,21の先端に設けたアクチユ
エータ23,23は、先端を球状にした押圧片3
1を空気圧により把持部材20,20側に突出付
勢するものであり、これにより把持部材20,2
0はガイドローラ16を把持する側に回動付勢さ
れる。
エータ23,23は、先端を球状にした押圧片3
1を空気圧により把持部材20,20側に突出付
勢するものであり、これにより把持部材20,2
0はガイドローラ16を把持する側に回動付勢さ
れる。
把持駆動手段22は、Y軸方向に沿う軸線を有
してスライドテーブル19に支持されたシリンダ
32と、そのシリンダ32におけるピストンロツ
ド32aの先端に連結された連結部材33と、連
結部材33の先端および押圧部材21,21の基
端間を連結する一対のリンク34,34とを備え
る。シリンダ32は、ガイドローラ16とは離隔
したスライドテーブル19の端部に支持ピン35
を介して支持される。また両リンク34,34の
一端は連結ピン36を介して連結部材33の先端
に共通に連結され、両リンク34,34の他端は
連結ピン37,37を介して押圧部材21,21
の基端に連結される。したがつてシリンダ32を
伸長作動せしめると、押圧部材21,21はそれ
らの基端を相互に近接させる方向すなわちそれら
の先端をガイドローラ16から離反させる方向に
回動される。またシリンダ32を収縮作動せしめ
ると、押圧部材21,21はそれらの先端を相互
に近接させる方向すなわちアクチユエータ23,
23を介して把持部材20,20でガイドローラ
16を把持する方向に回動駆動される。
してスライドテーブル19に支持されたシリンダ
32と、そのシリンダ32におけるピストンロツ
ド32aの先端に連結された連結部材33と、連
結部材33の先端および押圧部材21,21の基
端間を連結する一対のリンク34,34とを備え
る。シリンダ32は、ガイドローラ16とは離隔
したスライドテーブル19の端部に支持ピン35
を介して支持される。また両リンク34,34の
一端は連結ピン36を介して連結部材33の先端
に共通に連結され、両リンク34,34の他端は
連結ピン37,37を介して押圧部材21,21
の基端に連結される。したがつてシリンダ32を
伸長作動せしめると、押圧部材21,21はそれ
らの基端を相互に近接させる方向すなわちそれら
の先端をガイドローラ16から離反させる方向に
回動される。またシリンダ32を収縮作動せしめ
ると、押圧部材21,21はそれらの先端を相互
に近接させる方向すなわちアクチユエータ23,
23を介して把持部材20,20でガイドローラ
16を把持する方向に回動駆動される。
ところで、スライドテーブル19上には前記中
心線Cに沿つて延びるキー38が配設されてお
り、このキー38によりX軸方向の位置を定めら
れる規制部材39,40がスライドテーブル19
上に固着される。一方の規制部材39は、両押圧
部材21,21の基端部に当接し得るものであ
り、この規制部材39により両押圧部材21,2
1の基端間の最小間隔すなわち先端間の最大間隔
が規定される。また他方の規制部材40は、両把
持部材20,20に当接し得るものであり、この
規制部材40により両把持部材20,20間の最
小間隔が規定される。
心線Cに沿つて延びるキー38が配設されてお
り、このキー38によりX軸方向の位置を定めら
れる規制部材39,40がスライドテーブル19
上に固着される。一方の規制部材39は、両押圧
部材21,21の基端部に当接し得るものであ
り、この規制部材39により両押圧部材21,2
1の基端間の最小間隔すなわち先端間の最大間隔
が規定される。また他方の規制部材40は、両把
持部材20,20に当接し得るものであり、この
規制部材40により両把持部材20,20間の最
小間隔が規定される。
位置決め駆動手段24は、X軸方向に延びる軸
線を有して支持板18に固定支持されるサーボモ
ータ41と、X軸方向に延びる軸線を有して側板
25に固定されるナツト部材42と、該ナツト部
材42に螺合されるとともに一端がスライドテー
ブル19に回転自在に連結されるボールスクリユ
ウ軸43と、サーボモータ41の回転動力をボー
ルスクリユウ軸43に伝達する歯車列44とを有
する。
線を有して支持板18に固定支持されるサーボモ
ータ41と、X軸方向に延びる軸線を有して側板
25に固定されるナツト部材42と、該ナツト部
材42に螺合されるとともに一端がスライドテー
ブル19に回転自在に連結されるボールスクリユ
ウ軸43と、サーボモータ41の回転動力をボー
ルスクリユウ軸43に伝達する歯車列44とを有
する。
支持板18の側部には歯車列44を収納した歯
車箱45が固着されており、サーボモータ41
は、該歯車箱45に固定される。歯車列44は、
サーボモータ41の出力軸41aに固設される歯
車46と、ボールスクリユウ軸43にスプライン
結合される歯車47と、両歯車46,47に螺合
する歯車48とから成り、サーボモータ41の回
転動力が歯車列44を介してボールスクリユウ軸
43に伝達される。しかもボールスクリユウ軸4
3の中間部は側板25に固定されたナツト部材4
2に螺合されており、ボールスクリユウ軸43の
一端はスラスト軸受49,49を介して、スライ
ドテーブル19に設けた連結部50に連結され
る。したがつてボールスクリユウ軸43は、回転
駆動されることにより螺進または螺退し、それに
応じてスライドテーブル19がX軸方向に移動す
る。
車箱45が固着されており、サーボモータ41
は、該歯車箱45に固定される。歯車列44は、
サーボモータ41の出力軸41aに固設される歯
車46と、ボールスクリユウ軸43にスプライン
結合される歯車47と、両歯車46,47に螺合
する歯車48とから成り、サーボモータ41の回
転動力が歯車列44を介してボールスクリユウ軸
43に伝達される。しかもボールスクリユウ軸4
3の中間部は側板25に固定されたナツト部材4
2に螺合されており、ボールスクリユウ軸43の
一端はスラスト軸受49,49を介して、スライ
ドテーブル19に設けた連結部50に連結され
る。したがつてボールスクリユウ軸43は、回転
駆動されることにより螺進または螺退し、それに
応じてスライドテーブル19がX軸方向に移動す
る。
位置決め調心装置15は、上記位置決め調心装
置14と基本的に同一の構成を有するものであ
り、詳細な説明を省略するが、この位置決め調心
装置15により載置台3のY軸方向の沿う位置決
め調心がなされる。
置14と基本的に同一の構成を有するものであ
り、詳細な説明を省略するが、この位置決め調心
装置15により載置台3のY軸方向の沿う位置決
め調心がなされる。
次にこの実施例の作用について説明すると、車
体1に部品を組付けるべくパレツト4がレール7
a,7bにより所定位置まで搬送されて来た時
に、位置決めピン12を位置決め穴13に嵌合し
て載置台3とパレツト4との位置決めがなされ、
次いで両位置決め調心装置14,15により載置
台3およびパレツト4の車体1に対する位置決め
調心がなされる。
体1に部品を組付けるべくパレツト4がレール7
a,7bにより所定位置まで搬送されて来た時
に、位置決めピン12を位置決め穴13に嵌合し
て載置台3とパレツト4との位置決めがなされ、
次いで両位置決め調心装置14,15により載置
台3およびパレツト4の車体1に対する位置決め
調心がなされる。
すなわち、一方の位置決め調心装置14に関し
ては、昇降台2の上昇作動の途中でシリンダ32
を収縮作動せしめて両押圧部材21,21を回動
駆動し、両把持部材20,20によりガイドロー
ラ16を強固に把持した状態で、サーボモータ4
1の作動によりスライドテーブル19をX軸方向
に駆動し、パレツト4および載置台3をX軸方向
にほぼ位置決めする。
ては、昇降台2の上昇作動の途中でシリンダ32
を収縮作動せしめて両押圧部材21,21を回動
駆動し、両把持部材20,20によりガイドロー
ラ16を強固に把持した状態で、サーボモータ4
1の作動によりスライドテーブル19をX軸方向
に駆動し、パレツト4および載置台3をX軸方向
にほぼ位置決めする。
この位置決めが完了した時点でシリンダ32は
伸長作動し、押圧部材21,21は元の位置まで
戻る。このとき、押圧部材21,21の先端のア
クチユエータ23,23はガイドローラ16を把
持する側に両把持部材20,20を付勢してい
る。したがつてガイドローラ16すなわち載置台
3およびパレツト4は、水平面内でのわずかな移
動を許容したフローテイング状態で支持されてお
り、複数の部品を車体1に組付けるときに所定値
以上の力がパレツト4に加わると、パレツト4は
水平面内での或る範囲で移動可能であり、複数の
部品を高精度に車体1に組付けることが可能であ
る。
伸長作動し、押圧部材21,21は元の位置まで
戻る。このとき、押圧部材21,21の先端のア
クチユエータ23,23はガイドローラ16を把
持する側に両把持部材20,20を付勢してい
る。したがつてガイドローラ16すなわち載置台
3およびパレツト4は、水平面内でのわずかな移
動を許容したフローテイング状態で支持されてお
り、複数の部品を車体1に組付けるときに所定値
以上の力がパレツト4に加わると、パレツト4は
水平面内での或る範囲で移動可能であり、複数の
部品を高精度に車体1に組付けることが可能であ
る。
また位置決め調心装置15では、上述の位置決
め調子装置14と同様にしてY軸方向の位置決め
調心がなされる。
め調子装置14と同様にしてY軸方向の位置決め
調心がなされる。
以上の実施例は、車載部品を車体に組付ける組
付装置に関するものであるが、本考案はそのよう
な組付装置に限ることなく、被組付物に部品を組
付けるときの位置決め調心装置として広く実施さ
れ得るものである。
付装置に関するものであるが、本考案はそのよう
な組付装置に限ることなく、被組付物に部品を組
付けるときの位置決め調心装置として広く実施さ
れ得るものである。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、被位置決め体に
設けられたガイド部を把持し得る把持部材と、該
把持部材に関してガイド部と反対側に配置される
押圧部材とが、水平面内での移動を可能としたス
ライドテーブルに同軸に枢支され、該スライドテ
ーブルには押圧部材に連結される把持駆動手段が
配設され、押圧部材には前記ガイド部を把持する
側に把持部材を付勢する付勢手段が設けられ、前
記スライドテーブルには位置決め駆動手段が連結
されるので、被位置決め体は位置決め後にフロー
テイング状態で支持されることになり、複数の部
品が被位置決め体上に散在していても、それらの
部品を容易にかつ高精度に被組付物に組付けるこ
とができる。
設けられたガイド部を把持し得る把持部材と、該
把持部材に関してガイド部と反対側に配置される
押圧部材とが、水平面内での移動を可能としたス
ライドテーブルに同軸に枢支され、該スライドテ
ーブルには押圧部材に連結される把持駆動手段が
配設され、押圧部材には前記ガイド部を把持する
側に把持部材を付勢する付勢手段が設けられ、前
記スライドテーブルには位置決め駆動手段が連結
されるので、被位置決め体は位置決め後にフロー
テイング状態で支持されることになり、複数の部
品が被位置決め体上に散在していても、それらの
部品を容易にかつ高精度に被組付物に組付けるこ
とができる。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体正面図、第2図は第1図の−線に
沿う簡略化した平面図、第3図は第2図の部拡
大図、第4図は第3図の矢視図、第5図は第3
図の−線切断端面図、第6図は第5図の−
線断面図である。 1……被組付物としての車体、3……被位置決
め体としての載置台、14,15……位置決め調
心装置、16,17……ガイド部としてのガイド
ローラ、19……スライドテーブル、20……把
持部材、21……押圧部材、22……把持駆動手
段、23……付勢手段としてのアクチユエータ、
24……位置決め駆動手段。
1図は全体正面図、第2図は第1図の−線に
沿う簡略化した平面図、第3図は第2図の部拡
大図、第4図は第3図の矢視図、第5図は第3
図の−線切断端面図、第6図は第5図の−
線断面図である。 1……被組付物としての車体、3……被位置決
め体としての載置台、14,15……位置決め調
心装置、16,17……ガイド部としてのガイド
ローラ、19……スライドテーブル、20……把
持部材、21……押圧部材、22……把持駆動手
段、23……付勢手段としてのアクチユエータ、
24……位置決め駆動手段。
Claims (1)
- 固定位置に位置決めされた被組付物に対して、
水平面内での移動が可能であつて、被組付物に組
付けるべき部品が所定位置に配置される被位置決
め体を位置決め調心するための位置決め調心装置
において、被位置決め体に設けられたガイド部を
把持し得る把持部材と、該把持部材に関してガイ
ド部と反対側に配置される押圧部材とが水平面内
での移動を可能としたスライドテーブルに同軸に
枢支され、該スライドテーブルには押圧部材に連
結される把持駆動手段が配設され、押圧部材には
前記ガイド部を把持する側に把持部材を付勢する
付勢手段が設けられ、前記スライドテーブルには
位置決め駆動手段が連結されることを特徴とする
位置決め調心装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6594387U JPH0422914Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6594387U JPH0422914Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63172538U JPS63172538U (ja) | 1988-11-09 |
JPH0422914Y2 true JPH0422914Y2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=30903484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6594387U Expired JPH0422914Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422914Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4290927T1 (de) * | 1991-04-01 | 1994-01-13 | Fanuc Robotics North America | Verfahren und System zur flexiblen Montage von Baugruppen |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP6594387U patent/JPH0422914Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63172538U (ja) | 1988-11-09 |
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